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【カープ情報】2018.04.19 広島対ヤクルト 公式戦6回戦 岡田4回で降板するも、ベンチ入り選手総動員で延長戦を戦い抜き、下水流のサヨナラタイムリーで勝利

2018年4月19日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦6回戦の試合結果

ヤクルト 200 200 000 000|4
広  島 000 003 001 001|5

勝 今村 1勝0敗
負 風張 1勝1敗
S -

【本塁打】なし

昨シーズンは、ブキャナンに対し相性の良かったエルドレッドがスタメン復帰し、やはり安部、西川の同時起用はなかった。

そしてカープ先発岡田の立ち上がりは、山田を3球三振、奥村には四球と、調子の判断がしにくい。
ただ、カットボールの制球は安定しており、バレンティンにはストレートとカットボールの組み合わせで追い込んだ。
まだ緩いカーブを使っておらず、緩急を使ってもいい場面で、最後は高めのストレートで押して空振り三振を奪った。
青木に対しても、インコースへカット気味のストレートを投げ込んでおり、狙ったコースから大きく外れるような不安定さはない。
それでも決めに行ったインコースのストレートがやや真ん中寄りに入ると、逆方向へ弾き返されレフト前ヒット。
1アウト1、2塁で雄平に対し、緩いカーブを使ったがボールになったことで、ストレートとカットボールのどちから、読まれやすくなった。

そして、雄平には高めのシュート回転のストレートを捉えられ、右中間突破の2点タイムリー二塁打で先制を許す。
さらに、坂口の高く弾んだ投ゴロを岡田が一塁悪送球。
エルドレッドが弾く間に坂口が一塁を駆け抜けてセーフとなり、ここで早くもリクエスト。
もちろん、アウトの判定になればそれでいいし、そうでなくても、球数が嵩み、自身のエラーでピンチが続いている。
一息入れる意味でも、これは監督の親心。
結果は変わらずセーフだったが、気持ちを切り替えられたように、広岡をストレートで空振り三振に打ち取って、後続は断った。

決して調子は悪くはないが、ヤクルト打線の粘りながら失投を仕留めるバッティングが今日は嵌った。
4回に広岡のタイムリーで1点を追加されるが、これはストレートの逆球を捉えられている。
長い時間守備に就くことが多く、岡田もマウンドで我慢の時間帯が続く。

1アウト1、3塁で、ブキャナンはセーフティスクイズもあり得る様な送りバントを狙ってくるが、2球ファールで追い込む。
そしてスリーバントは、三塁ランナーがスタートを切る、通常のスクイズ。
岡田の正面にボールが転がってくるが、グラブトスを狙ったプレーは、グラブの中にボールが納まらず、フィールダースチョイスで4点目が入った。

この0-2からのストライクゾーンへの投球は、リードを許している展開がゆえに、気持ちの余裕が持てなかった。
その隙をヤクルトに突かれた格好。

岡田は大崩をしたわけではないが、4回で90球以上を投げさせられ、今日はヤクルトの粘りに屈した。

さて、カープの攻撃はと言うと、5回まででヒット2本。
四球やエラーでランナーが出ても単発で、チャンスを作らせてもらえなかったが、ようやく6回裏に反撃開始。
先頭の田中が低めのチェンジアップを上手く溜めてセンター前ヒットを放つと、菊池の打席ではエンドランを仕掛けながら、カウントを整える。
ファールで粘り、最後もエンドランを仕掛け、何とかバットに当ててショート前にゴロを転がすと、広岡が後ろ体重のまま送球したことでハーフバウンドとなる悪送球でオールセーフ。
丸が四球を選んでノーアウト満塁とし、松山は引っ掛けた当たりの打球となったが、しぶとく一二塁間を破る2点タイムリーヒット。

さらにバティスタはインコース低めのストレートに詰まったが、センター方向へ押し込んで、青木の前で弾むタイムリーヒット。

エルドレッド、安部と倒れ、2アウトとなったところで磯村に代わって鈴木が代打起用される。
アウトコースのスライダーを引っ張った打球は、三遊間の真ん中へ転がり、サードが捕球できずに内野安打。
2アウト満塁で、代打會澤が起用されるが、アウトコースへのカーブ、おそらく頭になかった球種で空振り三振に倒れ、同点には追い付けなかった。

7回は一岡が無失点で抑えるが、8回の中田はコントロールが定まらない。
先頭の雄平に四球を与え、坂口の送りバントは(リクエスト要求があったが)二塁フォースアウト。
広岡に対しても、ストライクとボールがはっきりとしており、内容は良くない。
高めのボール球を振ってくれて空振り三振となったが、前回登板辺りから特にコントロールの乱れは続いている。
中村悠に投手強襲の内野安打を打たれ、2アウト1、2塁のピンチで代打川端を迎える。
ここでもストレートを引っ掛けたり、抜けたりで安定しない。
最後まで逆球が行ってしまったが、結果オーライのアウトコースのストレートで空振り三振。

1点ビハインドの9回表はアドゥワが登板。
先頭の山田にストレートの四球を与えてしまうが、そろそろ一軍にも慣れてきて、内容だけでなく結果を考えがちなタイミングではある。
本塁打警戒でコントロールを乱し、続く奥村の送りバントを二塁へ送球するもフィルダースチョイス。
1点をやりたくないという気持ちが出過ぎている。
これは勉強の日だと覚悟を決めた。
バレンティンはフルカウントからのアウトコースへの僅かに動くストレートで空振り三振を奪う。
しかし青木にはストライクが入らず四球となって、1アウト満塁。
雄平のボテボテの当たりは、前進守備の菊池が前進そしてショートバウンドで捕球し、本塁送球でフォースアウト。
これはスーパープレー。
そして荒木を投ゴロに打ち取って、正直なところアドゥワの初失点からの次回に繋げる内容を示してくれればいいと思っていたピンチを、無失点で切り抜けた。

本来であれば、最終回の攻撃を前に長い守備に就くのは、攻撃のリズムを作りにくい。
それでも菊池の守備、そしてアドゥワの粘りの投球を目の当たりにすると、アドゥワにプロ初勝利をプレゼントしてもらいたくなる。

そして9回裏はヤクルトの守護神カラシティーとの対戦。
先頭はアドゥワの代打西川で、粘ったものの最後は高目から沈んでくるチェンジアップで見逃し三振。
會澤は低めのフォークで空振り三振。
2アウトから田中がストレートを素直に弾き返してセンター前ヒット。
菊池の打席で、田中が二盗を決め、最後のチャンスを作るが、その間に菊池は追い込まれた。
ただ、その二盗で外野は前進守備を敷くことになり、菊池はアウトコース低めのフォークに喰らいつき、右中間突破のタイムリー三塁打を放って、土壇場で同点に追い付く。
2アウト3塁で丸を迎えるところで、申告敬遠も考えられたが、ヤクルトバッテリーは丸との勝負を選択。
2球で追い込まれたが、そこから際どいボールを4球連続で見極め、四球を選んで2アウト1、3塁で松山。
しかし、高めのストレートを打ち上げてセンターフライに倒れ、今季初の延長戦突入となった。

延長戦の投手リレーは、ホームチームのセオリー通り、まずは中崎が10回表のマウンドに上がり、三者凡退に打ち取るが、カラシティーは打席に立った。
ということは10回裏はカラシティーが回跨ぎのマウンドとなる。

カープとしては、バティスタ、エルドレッドと続く打線で、一発出ればサヨナラということになる。
先頭のバティスタはフルカウントまで粘ったがショートゴロ。
エルドレッドは初球を打ち上げてショートフライ。
ただ、カラシティーの球数は30球を超えており、2アウトからでもランナーが出れば、十分チャンスになる。
安部は逆方向へライナーを飛ばしていくものの、ショートライナーで無得点。

11回表はジャクソンが登板。
そして先頭の山田にストレートの四球。
これは長い11回表になりそうだ。
西浦に送りバントを決められて、1アウト2塁で、バレンティンに代わって守備についている田代との対戦。
ストレート2球で追い込んだが、3球目が大失投。
高めのストレートを叩かれてライト頭上を襲う大飛球となる。
このイニングからライトの守備についていた堂林が何とかフェンス手前で追い付き、ライトフライに打ち取るが、山田はタッチアップで3塁へ進む。
そして2アウト3塁で青木との勝負。
2球で追い込んだが、そこからが苦労させられた。
スライダーがワンバウンドとなるリスクもあり、全球ストレート勝負しか出来なかったようにも思えたが、最後はややシュート気味のアウトコースのストレートでレフトハーフライナーに打ち取り、無失点で切り抜けた。

11回裏は秋吉との対戦。
先頭の下水流は空振り三振に倒れるが、1アウトから會澤はアウトコース高めに浮いたスライダーを引っ張り込んでレフト線への二塁打を放つ。
代走野間を起用し、田中は申告敬遠。
菊池は低めのスライダーを上手く打ったものの、レフトライナーで2アウト。
丸を申告敬遠し、2アウト満塁で、途中から守備に入っている堂林との勝負。
その堂林は2球で追い込まれ、0-2からのアウトコースの際どいストレートは2球続けて見極めた。
しかし最後は緩い当たりのゴロとなり、秋吉が良い動きで処理して投ゴロに倒れ無得点。

12回表のマウンドには今村が上がり、キャッチャーは石原。
ベンチ入りで残った選手は美間1人となり、総力戦。
先頭の雄平には追い込みながら四球を与えるが、呉での試合と同じ様にフォークが左打者のアウトコースにシュート気味に抜けている。
前回は1人投げた後は何とか修正できたが、この試合ではどうなるかというところ。

続く荒木には送りバントを決められ、1アウト2塁で広岡との対戦。
ストレートが決まらず苦しいピッチングになったが、フルカウントからスライダーでレフトフライに打ち取って2アウト。

中村悠はストレート2球で追い込み、ようやくストレートの制球がよくなって来た。
右打者にはフォークも決まっており、ストレート、スライダー、フォークどの球種で勝負するか、というところでストレート勝負を選択するも、ボテボテの内野安打で繋がれた。
2アウト1、3塁で山崎との勝負では、山崎が1球待って中村悠の二盗を決めさせた。
この打席では左打者に対してもフォークが決まるようになり、フォークで追い込んでからの勝負では、インコース低めのスライダーを選択し、緩い当たりのセカンドゴロに打ち取って、これでカープの負けはなくなった。

12回裏は風張との対戦。
バティスタが高めの変化球を捉え損なってセカンドフライ。
そしてベンチ入り最後の選手、美間が代打で起用されるが、ストレートで空振り三振。
安部はインコースへ食い込み気味に曲がってくるフォークを逆方向へ弾き返し、レフト線への二塁打でサヨナラのチャンスを迎える。
今日は2アウトからの出塁が目立つ。
そして下水流は初球で勝負を決めた。
高めに浮いたスライダーを捉えると、右中間突破のサヨナラタイムリーヒット。

勝ちと負けとでは大違い。
引き分けと勝ちでも大違い。
投手陣の奮闘に、野手陣が応えた、これがチーム一丸の勝利だ。





【カープ情報】2018.04.18 広島対ヤクルト 公式戦5回戦 中村祐復帰即勝利、二盗の成否が勝敗を分け、リクエスト成功も大きな意味を持つ

2018年4月18日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦5回戦の試合結果

ヤクルト 000 010 010|2
広  島 002 000 10×|3

勝 中村祐 1勝0敗
負 ハフ 0勝2敗
S 中崎 0勝0敗7S

【本塁打】広岡1号、山田4号

今日から鈴木が一軍復帰してきたが、スタメンには名を連ねなかった。
まだ、ハフとは2度目の対戦となるが、前回は中盤に1イニング3本塁打で5得点だったものの、5回まではノーヒットピッチングをされていた。
その試合でハフから本塁打を放っているエルドレッドはスタメンを外れ、ノーヒットだった下水流と美間はスタメン起用されている。
2度目の対戦での対応力というのも見極められる試合になりそう。

そしてカープ先発は、オープン戦で負傷し、ようやく一軍登録された中村祐。
先頭の山田には、ストライク先行のピッチングで、最後はキレのあるスライダーで空振り三振を奪った。
また、2番の西浦に対してはスピードを落として、僅かに動かしてくるストレートで空振り三振を奪う。
バレンティンにはカーブを使い、最後は球速を上げたストレートで空振り三振を奪い、3者連続三振で立ち上がった。

カープ初回の攻撃では先頭の田中がショートゴロに倒れるものの、ファールで粘り、スイングも力強く、昨日の死球の影響はあるには違いないが、そんな様子は感じさせない。
菊池も同じく粘るものの、フルカウントの末にショートゴロ。
丸は低めのストレートに詰まってセカンドゴロに倒れ、内野ゴロ3つで三者凡退。
低めに制球されている投球が、結果として表れている。

中村祐の昨年の課題は、対左打者へのピッチングだったが、この日も右打者と比べると、粘られるケースが多く、球数の増加に繋がった。
それでもコントロールミスが少なく、芯に当たる打球は飛ばさせない。

3回を無失点で投げ終えると、カープはハフを捉えに掛かる。
先頭の美間が四球を選び、會澤が詰まりながらセンター前に落とすと、美間は好走で3塁を陥れる。
ノーアウト1、3塁で中村祐の打席となるが、中村祐のバッティングは定評がある。
1塁ランナーを送るバントを狙うわけでもなく、セーフティスクイズを狙うでもない。
ヤクルトバッテリーにとって、普通に打ってくるというのは、もっとも確率の低い作戦と考えていたのではないだろうか。
追い込まれてからの真ん中付近のストレートを捉えて、センター前タイムリーヒットで1点先制。

さらに田中が四球を選んで、ノーアウト満塁とチャンスが続く。
菊池は外野フライでもという意識があったのか、インコース高めを振っていくが、カットボールが食い込んできて詰まらされて内野フライ。
この2試合当たりが止まっている丸も追い込まれたが、アウトコース低めのカットボールをすくい上げてレフトへの犠牲フライで1点追加。
松山はボテボテのセカンドゴロに打ち取られるが、山田がボールをこぼして、再び満塁のチャンス。
ここで1本出れば、試合の主導権を握ることが出来る、というところではあったがバティスタは初球の難しいカットボールを捉えきれず、ショートフライで2点止まり。

リードを奪った直後の4回表、中村祐は先頭の西浦に粘られ、10球目は変化球が抜けて死球となってしまう。
比較的得意としている右打者である西浦のこの粘りは、狙い球を絞ってきたと見るべきだろう。
嫌な形でランナーを出したことになり、バレンティンに対しては3-0と珍しくボール先行。
ただ、簡単に四球を出すことなく、際どいコースでストライクが取れるのが今日の中村祐。
アウトコース低めのストレートでサードゴロ併殺打に打ち取り、自力で局面を打開して見せた。

5回表には広岡に高めに浮いたスライダーを捉えられ、レフトスタンドへ本塁打を浴びて1点を返される。
ただ、ソロホームランならば気にすることはない。
がっかりしたような表情だったのは、これが今日の初安打だったからだろう。

6回表には、1アウトから山田に対し、変化球が抜け始めたような感じの四球を与えてしまい、先程の打席で粘られた西浦との対戦。
山田もスタートの構えを何度もみせ、牽制球も多くなっている。
根負けせず、コースに投げ切ってショートゴロに打ち取り、1塁のみアウト。
バレンティンに対してもアウトコースギリギリのスライダーでカウントを稼ぐと、バレンティンはイライラした仕草を隠せない。
最後は高めの釣り球で空振り三振を奪い、神経を使わされた6回表を無失点で切り抜けた。

しかし7回表の投球では、再び粘られるケースが続く。
雄平に対しては10球粘られ、最後はフルカウントから甘くなった高めのストレートを逆方向へ弾き返される。
高々と上がった打球はフェンス手前で松山が追い付いてレフトフライになったものの、やや不用意な1球だった。
坂口には追い込んでからのストレートが逆球になり、レフト前ヒット。

100球を超え、ややコントロールミスが増えてきた。

2アウト1塁で、前の打席で本塁打の広岡との対戦となるが、結果はどうあれこの打者まで。
その広岡に対しても、ストレートが高めに抜け、大きな当たりのファールを打たれるなど、最後の踏ん張りどころを迎えている。
そして今度は狙ってインコース高めに投げ込んで、詰まらせてショートフライに打ち取り、見事7回1失点ピッチングでマウンドを降りる。

7回裏の攻撃は、代わった秋吉との対戦。
2アウト後、中村祐の代打エルドレッドは、2球続けての胸元へのボールで、2球目が腕をかすめる死球。
代走安部は、田中の打席で0-2のカウントから二盗を狙うが、ヤクルトバッテリーはウエスト。
ところがこの二塁送球が逸れ、広岡のグラブを弾いてコースが変わる。
カバーに入っていたセンター青木も捕れない方向に送球が転がっていき、安部は一気に本塁生還。
こんな形で1点が入るとは思いもしなかった。

さて、8回表はジャクソンが登板。
昨日はジャクソン交代のタイミングで、捕手も石原に交代したが、今日は會澤のまま。

1アウトで川端のセンター返しの打球に田中が追い付き、一塁送球するもセーフの判定。
ここでリクエストにより、検証が行われると一転してアウト、ショートゴロになる。
これがアウトかセーフかでは大きな違いがある。

直後の山田に初球のストレートをレフトスタンドに放り込まれただけに、余計大きな意味を持つプレーとなった。
ただ、今日はバッティングの内容の良い西浦に、追い込んでからのボール気味のスライダーを拾われてレフト前ヒット。
2アウト1塁でバレンティンを迎えることとなってしまった。

しかし、バレンティンの打席で、一発出れば逆転という状況にもかかわらず、西浦が二盗を狙って、會澤が刺した。
もちろん、ジャクソンのクイックに隙があり、スタートが切れるなら盗塁を狙え、というのは新任コーチの教えもあるだろう。

カープが二盗を狙って1点に繋がったのと、ヤクルトが二盗を狙って盗塁死というのも、当然ながら大きな違いではある。

1点リードのまま9回表のマウンドには中崎が上がり、ここで捕手は石原に交代。
しかも、今日はバティスタが最後までファーストの守備に就いた。

そしてバレンティン、青木、雄平のクリーンアップとの対戦となる。
バレンティンにはアウトコースのストレートを右方向へ弾き返され、右中間フェンス直撃の二塁打を浴び、いきなりのピンチ。

青木には3-0のカウントになってしまうが、1球ストレートでストライクを取り、3-1からのアウトコース低めのストレートでショートゴロ。
進塁も許さない、良い形での1アウトが取れた。

雄平に対しての投球は、インコースにはコントロール良く投げ込めているが、とにかく慎重に攻めているためにフルカウントになる。
そして最後はアウトコースへのカットボールで空振り三振を奪った。
最後は2アウト2塁で坂口をインコースで詰まらせてショートゴロに打ち取り、今日も逃げ切り成功。

今日の試合に関しては、中村祐の好投に尽きる。
7回1失点、被安打2という内容は、課題の左打者への投球に、緩急を使った成果が現れたということだろう。

また、二盗の成否が得点に関係したり、内野安打のセーフアウトの判定が大きな違いを生んだり、昨年までのプロ野球であれば違った結末が生まれていたかもしれないと考えると、1つのプレーが勝敗を分ける、というのは肝に銘じておかなくてはならないだろう。





【カープ情報】2018.04.17 広島対ヤクルト 公式戦4回戦 バティスタ復帰で打線に厚み、リリーフ陣の無失点リレーで逃げ切り

2018年4月17日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦4回戦の試合結果

ヤクルト 200 200 000|4
広  島 220 111 00×|7

勝 薮田 2勝0敗
負 原 0勝3敗
S 中崎 0勝0敗6S

【本塁打】松山2号、山田3号

セ・リーグ各チームとの対戦が一回りし、ヤクルトと2度目の3連戦を迎えるところで、九里が初先発、そしてバティスタが今季初スタメンとなった。
バティスタについては、相手投手の右左をあまり問わずに起用できるメリットがあり、当然ではあるが打線強化に繋がってくる。
ただし、一軍では初めてファーストでのスタメンというところまでは予想できなかった。

これについては2つ考えられる。
1つ目が近日中に一軍復帰が予想される鈴木と、松山、バティスタを同時にスタメン起用するオプションとして機能するかどうかのテストとして。
2つ目が、サード西川、ファースト安部という、対右投手で採用してきたスタメンに、現時点では見切りを付けつつあるということ。

この1試合だけで評価が決まるわけではないが、今後どうなっていくか楽しみではある。

そしてカープ先発九里の立ち上がりは、山田に初球の甘いカットボールを右中間に運ばれ、ノーアウト2塁で始まった。
西浦の送りバントは、九里が処理しようとするところに、バティスタがチャージをかけて無難に処理。
1アウト3塁で、バレンティンにはインコースを見せておいて、アウトコースで勝負に行ったが全て大きく外れて四球。
1アウト1、3塁で青木に対してもインコースを攻めたが、やや甘く入ったストレートを打ち返され、センターへの犠牲フライで1点を失う。
さらに雄平には逆球をレフト前に運ばれ、再び得点圏にランナーを背負い、川端四球で満塁、そして坂口には押し出し四球。
シュート以外の球種はほぼストライクが入らず、非常に苦しいピッチングとなった。

カープの初回の攻撃では、ヤクルト先発原樹里もコントロールが定まらないところを捉え、松山がアウトコース高めのシュートを逆方向へ弾き返し、レフトスタンドへのツーランで同点に追い付く。

地方球場の慣れないマウンドのために、コントロールが定まらなかったと言ってしまえばそれまでではあるが、両投手共に初回から失点を重ね、5回を投げきることが出来なかった。

ヤクルトが5回で2桁安打を記録し、カープは4イニングまでで5得点。
先発投手が早めにマウンドを降り、しかも打ち合い。
どちらのチームのリリーフが先に試合を立て直すかで、終盤の展開が大きく変わる。
別の言い方をすれば、最後まで打ち続けたほうが勝つ。

まず4回途中で同点に追い付かれて九里がマウンドを降り、薮田が状況によってはロングの可能性も残しつつ登板。
ピンチを広げるものの無失点で抑え、直後のカープの攻撃で田中の大根切りでのライト前タイムリーヒットで1点勝ち越し。

すると5回表、先頭の坂口に対し、非常に速いテンポで投球する薮田に対し、坂口はタイムをかけて間を取る。
投げ急いでいるときの薮田は、ボールが続くと修正が利かなくなることが続いており、じっくりと投げられる間を取ってくれたのは助かった。
坂口にはレフト前ヒット、中村には送りバントの構えからフルカウントとなり、最後はバスターエンドランが内野安打。
ノーアウト1、2塁となったが、ピンチバンターの山崎に対しても、ランナーが貯まっていることでじっくりと投げることが出来ており、ストレートで捕邪飛に打ち取る。
前の打席で、低めのシュートを上手くすくい上げて本塁打を放っている山田は、高めのカットボールで打ち上げさせ、セカンドフライ。
そして西浦をアウトコースのストレートでショートゴロに打ち取ってピンチを脱する。

5回裏は代わった中尾との対戦となる。
先頭の松山がセンター前ヒットを放ち、バティスタはストレートの四球でノーアウト1、2塁。
バティスタの四球は、相手投手の警戒が強いが故の四球という感じで、やはりスタメンに名前があると相手に与えるプレッシャーは大きいのだろう。
そして會澤の猛打賞となるレフト前タイムーヒットで1点追加し、2点差に広がるが、まだこの点差で試合が決まるような流れには思えない。

わずか1点でも返されると、途端にムードが変わりかねない状況で、カープは6回から継投策。
6回表に一岡が登板したということは、6回一岡、7回今村、8回ジャクソン、9回中崎とスラスラと名前は挙がる。
それで抑えられるかというとまた別の話にはなるが、少なくともリードを広げて少しでもリリーフ陣へのプレッシャーを緩和していきたい。

その6回表の守備では、1アウトから青木のサード右への打球を安部が好捕し、反撃の隙を与えない。
追加点を奪いつつ、逃げ切り体勢にも入り、堅い守備で支える。
次の1点をカープが奪えれば、試合の流れを掴んだと言っていいだろう。

ところが、6回裏の先頭田中が右手の甲付近に死球を受け、一旦ベンチに下がる。
少し嫌な箇所の死球で心配されたが、ランナーとして戻ってきて一安心。
菊池は送りバントの構えも見せるが、ストライクを見送って追い込まれ、ヒッティングに切り替えるとエンドランが決まってノーアウト1、3塁。
ここで2打席凡退の丸の打席だが、今日は甘いボールを捉え切れていない。
ここまで厳しいコースをヒットにしてきた打者にとって、甘すぎて捉えられない様に感じるのは錯覚なのだろうか。
この打席でも追い込まれてからの低めの変化球を引っ掛けてセカンドゴロとなり、3塁ランナー田中は三本間で狭殺。
松山はストレートの四球で1アウト満塁となり、打席には安部。
追い込まれてから、何とか当てた高く弾んだ打球は投手が捕球し、本塁送球するが体勢が崩れていたためか、山なりの緩い送球。
フォースプレーであったが、その分だけ僅かなタイミングで本塁生還が早く、フィルダースチョイスで1点追加。

投手が風張に代わり、ここで一本出れば試合の流れを決定付けるという打席で力んでしまったのか、バティスタは初球の高めのボール球に詰まってサードフライ。
野間もショートゴロに倒れ、1点どまりというのはちょっともったいない攻めだった。

さて、地方球場に強いイメージがない投手として、今村の名前も挙がってくる。
先頭の川端はショートフライに打ち取るが、スライダーの抜け球がたまたま良いコースに決まった。
続く坂口、中村にもやや抜け気味の投球が続き連続四球。
そして代打鵜久森を迎えるが、ここでもスライダーが大きく抜けてしまうが、振ってくれた。
ボール先行となるところが、一転追い込むことが出来たことになり、最後は低めのフォークでショートゴロ併殺打。
田中の送球も、右手への死球の影響は感じさせなかった。

8回表のマウンドにジャクソンが上がり、そのタイミングで捕手も石原に交代し、万全の策で挑む。
先頭の山田を3球連続スライダーで空振り三振を奪い、西浦も初球のスライダーでショートゴロ。
ただ、バレンティンを迎えるところで雨脚が強まり、ここでコントロールが乱れて2アウトから四球でランナーが出る。
青木の一二塁間への打球はライト前に抜けていき、野間が弾く間に2、3塁となった。
しかし、ここでジャクソンが踏ん張って、雄平をインコースのストレートで空振り三振に打ち取った。

さて、ここで気になったのは、8回表ではあってもバティスタがファーストを守り続けていること。
すでにエルドレッドが代打で起用され、ベンチに退いており、ファーストの守備に就くことが出来るのは美間と岩本。
あとはレフトの守備固めに就いている堂林をファースト、レフトに下水流という選手起用もあり得る。
内野の複数ポジションが守れる美間は残しておきたいところで、岩本を守備固めで起用する選択肢もなくはない。
が、序盤から打ち合いの試合展開で、投手は早めに継ぎ込んでいるが、野手は比較的まだ余裕がある。
となると、バティスタのファースト守備は、ある程度目処が立ったという判断が下されているのだろうか。

そして9回のマウンドに中崎が上がり、ここで流石にファーストはバティスタから美間に交代。

先日の試合では、先頭の亀井の巧打からピンチを広げてしまった中崎だったが、今日は先頭の川端に対してコントロールミスもなくレフトファールフライに打ち取り、坂口のショートゴロは田中が遠投でアウトにし、代打大村は内外にスライダーを投げ分けて、最後はインコースへのストレートで見逃し三振。
まあ、心配はしていなかったが、見事三者凡退で逃げ切り成功。

今日の試合は収穫も多い。
薮田が1回1/3ではあったが無四球、それも投球の中で立て直した場面もあり、結果的に2勝目となった。
バティスタのファースト守備は無難にこなした。
一岡、今村、ジャクソン、中崎の無失点リレー。

バティスタの復帰により、田中、菊池、丸、鈴木、松山、バティスタ、安部、會澤というジグザグ打線が組める可能性が出てきた。
バティスタとエルドレッドが交互にスタメンとなっても、スタメン守備への影響が少ないし、バティスタがレフトで出場すれば、バティスタ、エルドレッドの同時出場も可能。
安部もサードに専念できれば、好影響もあるだろう。





【カープ情報】2018.04.15 広島対巨人 公式戦3回戦 大瀬良と磯村共に変化球に課題は残すもストレートには威力、最終回にピンチを迎えるも何とか逃げ切り

2018年4月15日に行われた、広島対巨人の公式戦3回戦の試合結果

広島 100 010 300|5
巨人 110 000 002|4

勝 大瀬良 2勝1敗
負 上原 0勝2敗
S 中崎 0勝0敗5S

【本塁打】亀井1号、菊池2号、3号

カープ初回の攻撃では、先頭の田中がアウトコース高めのストレートを、コースに逆らわず逆方向へ打ち返すと、レフトオーバーの二塁打となり、いきなりチャンス。
菊池はバスターエンドランなどもチラつかせながら、最終的には送りバントを決めて1アウト3塁。
巨人は前進守備を敷かず、1点は仕方がないというシフトを敷いたが、低めの際どいコースでも丸は手を出さずに四球を選ぶ。
1アウト1、塁と場面が変わり、開幕から悪くはないが良くもない、という松山だったが、追い込まれたからのストレートが高く浮いた。
田中と同じ様な高さのボールを、同じ様にコースに逆らわないバッティングを見せると、左中間突破のタイムリー二塁打となる。
1塁ランナーの丸も本塁を狙っていったが、まったく無駄のない中継プレーに阻まれて本塁憤死。

複数得点のチャンスを逃し、さらにエルドレッドが四球を選んでチャンスが残ったものの安部が空振り三振に倒れ、試合が始まったばかりということもあり、この1点は試合展開に影響は与えない。

そしてカープ先発の大瀬良の立ち上がりは、先頭の坂本は初球のど真ん中のストレートでセンターフライに打ち取るものの、当たりは悪くなかった。
これで慎重になったのか、吉川尚にはボール先行から四球を与えてしまう。
雨でノーゲームになったオープン戦で、大瀬良から本塁打を放っているゲレーロに対し、1塁ランナー吉川尚の足も気になるところ。
そのゲレーロにはストレート2球で追い込んだが、決めに行ったスライダーがワンバウンドとなり、磯村が僅かに弾く間に吉川尚は2塁へ進み、さらにワンバウンドのカーブも弾く間に3塁に進まれた。
磯村はワンバウンドを弾くケースが多いというのは、当然情報として伝わっているのだろう。
ゲレーロにはどうも集中力を欠いたような四球を与えることになってしまい、1アウト1、3塁でマギーを迎える。
変化球のコントロールが定まっていない状態ではあったが、マギーは1-0から高めに浮いたカットボールを捉えきれずにライトへ犠牲フライ。
これは昨日同様助かった。
続く岡本はアウトコースのストレートで見逃し三振に打ち取り、1点ずつを取り合って初回を終えた。

文字通り振り出しに戻ったという展開で、ここからまた試合が始まるという捉え方でいいと思う。

ただ、初回の投球を引きずった方が、不利になる試合展開には違いない。
2回の攻撃では、1アウトから磯村がレフト前ヒットを放ち、大瀬良は送りバントを狙う場面。
ここで大瀬良は1球で送りバントを決めたが、田中は今度は高めのストレートを打ち上げてしまってショートフライ。
1打席目では打ち返していたボールを、2打席目では捉えられなかったというのは、あまり良い傾向ではない。

そして2回の大瀬良は、先頭の亀井に対し真ん中低めのストレートを左中間スタンドへ放り込まれて、1点ビハインドに変わる。
ボール気味の低さのボールで、スタンドに届くとは思わなかった。

さらに2アウトから野上に対し四球。
まったくバットを振ってこない打者に対し、全球ストレートを投げても制球できていないのは、傷口を広げることに繋がる。
続く坂本は低めのボール気味のストレートでショートゴロに打ち取って1点で留めはしたが、試合の流れが変わりかねない四球は早めにケアしておいてもらいたい。

3回の攻撃は丸がヒットを打って出塁するが、松山、エルドレッドが倒れて無得点。

野上については、初球に高めのボールが多く、そのボールを初球からしっかり捉えていこうとしているのは伝わってくるが、その1球目のスイングで捉えることが出来ないために、淡白な攻撃に映ってしまう。
4回は安部が初球の高めのスライダーを打ち上げて、力のないセンターフライ。
下水流は1ストライク後のアウトコースのストレートをライト前に運んでいったが、磯村は1-0からファーストストライクの高めのストレートでショートゴロ併殺打。
ストライク先行だが甘い、しかし甘いボールを捉えられない、というパターンは終盤までズルズルいってしまう可能性を秘めている。
さらに相手に追加点を奪われればその可能性は高まる。

そして4回裏の大瀬良は、先頭の亀井に対し大きく外れるボールが続いて四球を与える。
とてもスタートを切るようなランナーではない亀井を気にしてしまい、中井に対しても投げにくそう。
中井にはアウトコースのストレートを捉えられ、セカンド右へ鋭い打球を飛ばされるが、菊池の好守備で併殺打。
これはムードを一変させるようなプレーで、続く小林をスライダーで当たり損ないの投ゴロに打ち取って無失点。

5回表の先頭大瀬良が、喰らい付いて粘って四球を選ぶような姿勢が見られれば、さらに反撃ムードも高まってくるが、コントロールに関しては野上の信頼度は高い。
失投はなく大瀬良は空振り三振。
田中は一転ボールを見ていく姿勢だったが、巨人バッテリーも3巡目で配球を変えてきた。
初球からチェンジアップを使い、ストレートをアウトコース低めに見せておいて、最後はインコースへのカットボールで空振り三振。

ただ、2アウトから菊池がアウトコースのストレートをライトスタンドへ放り込んだ。
先程の好守備の流れを、自身の一発で生かした。

同点に追いついた直後の5回裏、大瀬良のピッチングは、野上、坂本に対し逆球、抜け球が多いまま。
野上には逆球の変化球がストライクゾーンに決まって見逃し三振、坂本には抜けたカットボールを高々と打ち上げられフェンスギリギリのレフトフライ。
吉川尚には狙い通りのコントロールで、最後はインコースへのカットボールで空振り三振を奪ったが、内容が良いとは言えず、大瀬良の交代のタイミングは悩ましいところ。

さらに拙い攻撃が6回表にあった。
先頭のエルドレッドがセンターにライナー性の打球を放つと、前進してきた中井が打球の伸びを見誤ってバンザイ後逸。
これが二塁打となり、安部もライト前ヒットで続いてノーアウト1、3塁。
カープとしてはもらったチャンスは絶対にものにしておかなくてはいけない。
しかし、下水流はアウトコースに大きく外れていくスライダーに手を出して空振り三振、磯村の代打岩本はセカンドゴロ併殺打に倒れ無得点。

相手のエラーに近いプレー、ボール球を振って三振、チャンスで併殺打、そして大瀬良続投でも捕手交代。
流れが大きく変わってもおかしくないプレーが続き、6回裏の大瀬良は1アウトからマギーに四球を与える。

続く岡本の初球は、石原が飛び上がって捕球する大きく抜けたボールとなり、前のイニングからのコントロールの乱れが修正できていない。
岡本へはインコースにやや甘く入ったが、詰まってサードハーフライナーに打ち取る。
亀井にも抜け球がいってしまい、ストレート以外の球種で打ち取るのは難しくなりつつある。
信頼できるのはストレートということで、石原の選択通りインコースのストレートで詰まらせてセカンドゴロに打ち取って、後はリリーフ勝負に持ち込んだ。

7回表は日本復帰後初となる上原との対戦。
大瀬良の代打メヒアはフルカウントの末に空振り三振、田中は1球で投ゴロに倒れ、動かしてくるボールを捉えきれないのかと思いきや、菊池は高めに抜けたフォークを捉えるとレフトへ高々と舞い上がり、2打席連続の本塁打で勝ち越し成功。

丸が四球を選び、松山は4打席全てランナーを置いた状況で打席が回ってきた。
そしてここでも高めのストレートを逆方向へ打ち返し、レフトフェンス直撃のタイムリー二塁打で追加点。
松山に代走野間を起用すると、エルドレッドはアウトコースのボール気味のストレートをバットの先で拾うと、左中間突破のタイムリー二塁打でさらにもう1点。
上原はここで降板となったが、甘いボールが多かったなという印象。

3点リードを奪って、7回裏からは勝ちパターンの投手リレーが叶った。
まずは今村がマウンドに上がり、先頭の中井に対しては追い込んでからのフォークが甘くなったがセカンドライナー。
失投はこれだけで、立岡はインコースのストレートでセカンドゴロ、代打大城には低めにフォークが決まり、目付けを下にしたところで高めのストレートで空振り三振を奪って三者凡退。

8回裏はジャクソンが登板。
来日1年目は東京ドームを苦手としているかのように失点を重ねてしまったこともあったが、今日のジャクソンは坂本、吉川尚まではストレートの球威、コントロールは文句なし。
スライダーの制球がアバウトで、2アウトからゲレーロにスライダーをレフト前に運ばれてしまうと、マギーにはストレートもスライダーもストライクが入らなくなり、四球で2アウト1、2塁。
ここで岡本はボールになるスライダーを振ってくれたことで、石原は攻めやすくなった。
全球スライダーで勝負し、バットに一度も当たることなく空振り三振に打ち取り無失点。

9回表は得点には至らなかったが、じっくりと攻め続け、巨人にリズム良く9回裏の攻撃に向かわせない。

そして9回裏は中崎が登板。
先頭の亀井は、追い込みながら、曲打ちのようなインコース低めのストレートをすくい上げた打球がセンターの前で弾む。
中井にも追い込みながら、決め球のストレートが逆球でアウトコースにいってしまい、ライト前ヒットでノーアウト1、2塁。
ここで代打阿部を迎えることになる。
ボールが先行し、なかなか投手有利のカウントにすることが出来ず、フルカウントから粘られ四球を与えてノーアウト満塁。
大城に対しては、ようやくストライク先行で0-2と追い込み、最後は得意のアウトコースのボールゾーンから曲げてくるスライダーで見逃し三振。
1アウトを奪ったがここから上位打線に向かい、坂本との対戦。
アウトコースのストレートを軽打でライト前に運ばれ、2点タイムリーヒットで1点差に迫られる。
なお、1アウト1、3塁で吉川尚の代打長野との対戦となる。
ここでカープの内野陣は、前進守備を敷かない。
長野に対してもやはりボール先行のピッチングとなり、フルカウントとなってから前進守備に切り替えた。
しかし四球で1アウト満塁で、ゲレーロを迎えることになる。

中崎の投球数は30球に迫っており、一旦間を空けたいところだが、最後の踏ん張りどころで中崎の集中力も高まっている。
アウトコースギリギリを狙い続け、間違っても長打にならないような投球をしているが、最後の最後にインコースへシュートを投げ切って投ゴロで本塁のみフォースアウト。
2アウト満塁でマギーの打席に変わり、今度は打つと同時にランナーはスタートを切る。
出来ればバットに当てさせたくない場面ではあったが、最後まで石原が中崎のコントロールを信頼し、アウトコースギリギリを攻め続け、バットに当てるのが精一杯のファーストライナーに打ち取って、なんとか1点差で逃げ切った。

右打者のアウトコース、それもまず長打にはなりにくいというコースを攻め続け、満塁となってから迎えた坂本、長野、ゲレーロ、マギーの4人の右打者に対し、長野には最悪塁を埋めてもという攻め方で四球。
その他の3人の打者には、コントロールミスが1球もなく、3打数1安打での2失点は、1点でも上回っていれば勝ちと、石原が腹を括ったリードに、中崎が応えた結果。

亀井のヒット、坂本のタイムリーは流石の技術だったなとは実感させられたが。





【カープ情報】2018.04.14 広島対巨人 公式戦2回戦 ジョンソン無四球投球で2勝目、美間を始めとした好守を引き出す

2018年4月14日に行われた、広島対巨人の公式戦2回戦の試合結果

広島 003 000 000|3
巨人 000 100 100|2

勝 ジョンソン 2勝1敗
負 田口 0勝1敗
S 中崎 0勝0敗4S

【本塁打】丸5号、ゲレーロ1号

巨人先発の田口に対しては、昨日の菅野同様、そうそう打てるボールは来ないということで決め打ち、早打ちの傾向があるのがカープ打線。
過去の対戦では田中とエルドレッドが比較的相性が良いが、最も相性の良いのが鈴木誠也。
不在の影響を感じさせることない、各打者のバッティングに期待したいところで、ここのところ良い働きが続いている堂林に代わって下水流がスタメン、そして安部に代わって昨日プロ初ヒットを放った美間がスタメン起用された。

そして田口の姿を一目見て、胸板の厚さが増しているのが分かる。
従来のスライダーのキレに加え、これでストレートの球速も上がっているのであれば、非常に厄介。

先頭の田中は初球を打ち上げて遊邪飛に倒れる。
菊池はインコース低めのストレートで見逃し三振に倒れ、丸はアウトコースへのカーブで空振り三振。
三者凡退に倒れたが、ストレートの最速は140キロに満たず、あまり腕が振れていない様に見えた。

そしてカープ先発ジョンソンのピッチングは、坂本、吉川尚、ゲレーロを全て内野ゴロに打ち取って三者凡退。
坂本に対してはボールが高めに浮くケースもあったが、吉川尚、ゲレーロにはストレートもカットボールも低めに決まった。
少なくとも、突然崩れた前回登板を引きずる様な立ち上がりではなかった。

2回の攻撃では、松山がインコース高めのストレートに詰まってライトフライ、エルドレッドは真ん中低めのストレートを捉え、良い角度で打球は上がったがややバットの先で、フェンス手前で失速しセンターフライ。
もうボール1個高くなってくると、捉えられそうな球威。
2アウトから、下水流は高めに浮いたスライダーを捉えてレフト前ヒットを放つが、美間はインコースへのストレートでショートゴロ、無得点に終わる。

3回の攻撃は、石原倒れて1アウト後、ジョンソンが真ん中付近のスライダーを捉えてセンター前ヒット。
やはり今日の田口のスライダーは、左打者のバットが届かないほどアウトコースに逃げていくほどのキレはない。

1打席目は初球で打ち取られてしまった田中は、2打席目はじっくり構えて、ボール先行からのストレートをセンター前に運んで1アウト1、2塁。
菊池は倒れてしまうが、丸はスライダーの制球が乱れてボール先行となり、仕方なく投じたようなストレートを捉えた。
インコースを狙ったが真ん中付近へ甘く入り、やはり140キロに満たない、置きに来たようなストレートを、タイミングばっちりで強振すると、打った瞬間に分かる、ライトスタンドへのスリーランを放って3点先制。

昨年までであればボールゾーンからストライクゾーンに曲がってくるはずのスライダーが、そのままボールゾーンに外れてくれることで、有利なカウントで勝負することが出来る。
さらにストレートの球速が上がらないことで、多めに使ってくるチェンジアップにも対応しやすくなっている。

ただ、4回表の攻撃で、先頭エルドレッドのライト前ヒット、下水流の四球でノーアウト1、2塁のチャンスを作ると、そこから田口の投球フォームに躍動感が出てきた。
球速こそ140キロには届いていないが、腕が触れるようになった事で、ボールになる変化球にも手が出てしまった。
美間が低めのスライダーで空振り三振、石原も追い込まれてからの低めのスライダーでショートゴロ併殺打。

少し流れが変わりそうな田口の投球になった。

すると4回裏、先頭の吉川尚がカーブを引き付けて逆方向へ弾き返す上手いバッティング。
レフト前ヒットでノーアウトのランナーを許すと、ゲレーロはインコースのカットボールが高めに入ったところを引っ張り、サード強襲のレフト前ヒット。
吉川尚が一気に三塁を陥れて、ノーアウト1、3塁。
マギーには3-0というカウントから、真ん中高めのカットボールを狙われたが、良い当たりのセンターへの犠牲フライで1点を返される。
ただ、甘いボールだったこともあり、犠飛による1点ならば、助かったとも言える。
そして続く岡本を、低めのカーブで引っ掛けさせてサードゴロ併殺打、今度は美間もきっちり抑えた。

1点を返されたが、後続を打ち取っていることで、まだ試合の主導権は渡してはいない。
よく言われることだが、次の1点をカープが奪えれば、試合の流れを掴むことができる。

5回表の攻撃では、1アウトから田中がスライダーの抜け球で死球となり、菊池の打席で二盗を決める。
前のイニングで躍動感が出てきたと思えた田口のピッチングは、再び元の姿に戻ったように見える。

菊池は空振り三振に倒れるが、丸は四球を選んで2アウト1、2塁。
このイニングの田口は、ストレートの球速がほとんど130キロ前半で、捉える好機ではあった。
しかし、松山は高めに浮いたスライダーを捉えたものの、良い当たりのセカンドゴロに倒れ無得点。

ジョンソンの投球が重要さを増してきたところで、5回裏のピッチングは冷静にコーナーを突き、下位打線ではあったが緩い当たりの内野ゴロ3つで三者凡退。

しかし、7回裏にはゲレーロにインコースのストレート、決して甘いコースではなかったが上手く捉えられてレフトスタンドへの本塁打を打たれて1点差に迫られる。
次の1点は巨人に入った。
さらにマギーには、低めのカーブをこれまた上手くセンター前に運ばれてノーアウト1塁。
代走吉川大には、1アウト後に二盗を決められ、一打同点のピンチを迎える。
ただ、この二盗が逆に幸いすることになった。
1アウト2塁で、中井の打球はライト前のライナー。
ヒットを確信した吉川大がスタートを切るが、野間が前進してダイレクトキャッチ、そして2塁送球でライナーゲッツー。

この野間のプレーもそうだし、美間もゲレーロ打球が強襲ヒットとなった後は、非常に良いプレー、それも安定した送球で堅い守りを演出している。

カープとしては田口から追加点を奪うことは出来ず、リリーフの宮国に試合を立て直された感はあるだけに、これは何とか逃げ切るしかない流れ。

1点差のままで9回裏のマウンドには中崎が上がり、打順は1番の坂本から。
ここから中崎は坂本、吉川尚、ゲレーロに対し、コントロールミスがない。
坂本にはアウトコースギリギリのストレートで見逃し三振、吉川尚はアウトコースのシュートで流すしかないというコースに投げ込み、レフトに回っていた下水流がフェンス際で追いついてレフトファールフライ。
そしてゲレーロにはアウトコースのボール気味のストレート。
捉えられはしたが、バットの先で失速気味のセンターフライに打ち取ってゲームセット。

今日はジョンソンのピッチングに尽きる。
8回2失点とう結果はもちろん素晴らしいが、無四球ピッチングが好守を引き出した面はある。
2時間半足らずで試合が終わり、守護神中崎以外のリリーフ陣も休養できた。

1点差勝利は今季2度目だが、1度目は3点差の9回に中崎がツーランを浴びて1点差に迫られてのもの。
1点差を守りきったのは今季初となり、こういう展開できっちり逃げ切ると、調子に左右されない組み立てやすい試合運びが出来始める。





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