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【カープ情報】2018.06.12 広島対オリックス 交流戦1回戦 アルバースの前に打線が沈黙し2安打の完敗、久々登板の福井は4失点ながらも試合を作る

2018年6月12日に行われた、広島対オリックスの交流戦1回戦の試合結果

広   島 000 010 000|1
オリックス 020 101 00×|4

勝 アルバース 8勝1敗
負 福井 0勝1敗
S 増井 1勝0敗17S

【本塁打】大城3号、新井2号、ロメロ9号

雨天中止などで登板機会が流れていた福井が、ようやく今季初先発を迎える。
福井が一軍で勝てなくなった理由の一つとして、決め球としていたフォークの精度が悪くなったことが挙げられる。
そのため、コントロールを付けるために浅めに握るスプリットを使い始めたが、もちろんフォークに比べて落差がなく、カウントを取るために打者のタイミングをずらすボールでしかなかった。
それもストライクゾーンからストライクゾーンへの変化で甘くなるケースが多かった。
結果、決め球がない状態で投球することに等しく、ピンチを三振で切り抜けるという投球ができなかったように思う。

今季の福井は、スプリットではなく、入団時の様なフォークを磨き直した、という報道も聞こえてくる。
まずはフォークのキレに注目してみたいと思う。

さて、カープの初回の攻撃は、アルバースの独特の間合いからのピッチングに、田中、菊池、丸の3人ともタイミングが合わない。
打ち難そうなスイングで、バットの芯を外されての三者凡退となった。

そして福井の立ち上がりは、ストレートは140キロ中盤がやっとだが、注目のフォークは、ストライクゾーンからボールゾーンに落ちた。
これで先頭の小田を空振り三振に打ち取り、西野の初球はカーブでストライクが取れた。
小谷野はアウトコースのスライダーで体勢を崩したが、ファースト新井のグラブを弾く内野安打。
ただ、ストレート、スライダー、カーブ、フォーク、いずれもコースに決まっており、良い意味で福井のイメージとは違うピッチング。
2アウト1塁で、4番の吉田正には慎重な攻めにはなったが、インコースのストレートで詰まらせてレフトフライ。
驚くほど安定の立ち上がりとなった。

2回の攻撃も、鈴木が全くタイミングの合わない3球三振に倒れるなど、三者凡退。
ただ、新井は粘ってやや甘めのストレートを捉えてのセンターフライに倒れており、やはり粘り、繋ぎの攻撃が糸口になっていきそう。

2回の福井は、先頭のロメロに対し、5球種目のシュートで詰まらせてファーストフライに打ち取るものの、安達には追い込んでから3球連続ボールで四球を与える。
T-岡田にはフォークが抜けたがレフトフライに打ち取ったが、大城の打席では一塁けん制を繰り返す。
牽制で汗を拭う状態に追い込まれ、大城には粘られた末に甘く入ったスライダーを捉えられ、レフトスタンドへのツーランを浴びてしまう。
逃げない姿勢は評価したいが、やや打者への集中力は欠けさせられたのかなという失点だった。

4回には、連打と送りバントで1アウト2、3塁。
T-岡田、そして前の打席で本塁打の大城と続く打線。
T-岡田に対し、スリーボールとするが、どうしても1点もやりたくないピッチングであれば、そのまま四球で満塁とし、大城との勝負を選択するのも手だったと思う。
ただ、福井の最初の失点は、結果を出したいという、強気な姿勢からの失点。

4回は、試合を作るという点において、大量失点はすべきでないという判断の下、カウントの不利な状況からT-岡田の犠牲フライによる1点にとどめるという、冷静な部分が出せた。

6回は、2アウトからロメロに初球のスライダーを捉えられて、バックスクリーンへの本塁打を浴びてしまい、福井はこのイニングで降板。

6回被安打5、4失点という結果は、大甘に見て、合格点は与えられると思う。
と言うのも、現状は先発の6番手を争う立場であり、四球で試合を壊すことなく、6回を投げきれている。
あえて言うならば、6回裏の2アウトからの本塁打は、初球が甘く入った。
今季初登板ということを差し引いて、次回登板時にはスライダーをもっと丁寧に投げ込めれば、2本塁打での3失点は防げていた可能性もある。
他の先発投手との兼ね合いがあるため、次回登板はすぐには決定できないと思うが、スライダーの精度を高めるよう準備をしていれば、当然先発の機会は訪れるだろう。

さて、福井が何とか試合を作っていったものの、カープ打線は新井の右方向への技ありの一発が飛び出した以外は、田中のレフト前ヒットをT-岡田が後逸する二塁打があったのみ。

アルバースの投球が良かったと言う他ない。
ただ、最終回の増井に対する粘りは感じられ、無得点に終わったものの決して最後まで諦めない姿勢は見せた。



【カープ情報】2018.06.10 広島対楽天 交流戦3回戦 九里早めの交代で完封リレー達成、交流戦初の同一カード3連勝

2018年6月10日に行われた、広島対楽天の交流戦3回戦の試合結果

楽天 000 000 000|0
広島 000 000 30×|3

勝 今村 2勝0敗
負 美馬 0勝6敗
S 中崎 0勝0敗17S

【本塁打】西川1号

本日は現地観戦のため、短評です。

九里の投球は、全体的にボールがばらついているが、投球間隔は非常に短い。
四球でランナーを出すものの、良い当たりの打球は野手の正面を突くことが多かった。
6回無失点で抑えたが、6イニング目は、菊池が良いプレーを見せたものの先頭の田中のセカンド内野安打。
ただ、ウィーラーをショートゴロ併殺打に仕留め、すんなり終わっておきたいところで、今江に四球、聖澤に三遊間を破られピンチを招いていた。
ペゲーロの打球は快音を残して、ライナー性で外野へ飛んでいくが、思ったほど打球が伸びず、センターフライ。

投手交代のタイミングを誤ったとのコメントが、前回の九里先発の試合で発せられており、捉えられ始めたタイミングで、スパッと7回から今村に交代した。
球場の雰囲気は、ある程度納得の交代と受け取れた。

一方、楽天先発の美馬を捉えきれないカープ打線。
低めへのストレートが決まっており、ヒットが出ても単発。
コントロールミスがないため、これは偶然だと思うが、ヒットで出塁した次の打者は、全て内野ゴロ。
こういったピッチングであれば大崩れはないし、チャンスが広がらないなという雰囲気だった。

ただ、7回表に美馬がそのまま打席に入り、続投することになった。
カープの方が先に動いており、その先の動きで無失点に抑えた。
ならば、試合の流れ的には、投手交代のタイミングが勝負のアヤになる可能性も出てくる。

すると7回裏の攻撃で、先頭の鈴木が初球を捉えてセンターフライに倒れるが、高めのストレートで、美馬のコントロールがやや甘くなり始めたと感じた。
松山も詰まりながらライト前ヒットとなるが、ここも高めだった。
続く野間のセカンドゴロも、センター返しの打球で内容は悪くなく、十分攻略のチャンスがある。
會澤がほぼど真ん中のストレートを捉えて、レフト前ヒットで2アウト1、3塁。

西川、今村と続くところで、ネクストバッターズサークルには新井が控えている。
楽天の内野陣がマウンドに集まり、カウントによっては西川と新井、2人で1つのアウトを取ろうという意識はあったように思える。

ただ、スタンドから見てていても分かる程、初球の明らかな高めのボール球を振っていった西川。
高々とライト方向へ打ちあがった打球は、ペゲーロが途中で追うのを諦めたほどの、大きな当たりの本塁打となった。

8回のジャクソンは150キロ超のストレートを低めにズバズバ決めて、三者凡退。
その8回の守備からは、西川に代わって美間が守備固めでサードに入り、遠目からは一瞬どこで西川がスタンドからのコールに応えていたのか分からなかった。

9回の中崎は、1アウトからペゲーロに右中間突破の二塁打を打たれるが、丸と鈴木が全力で打球を追ったのは、これがこの試合初めてと言っていい。
最後は、昨日に引き続き内田が代打で起用され、スライダーが頭にある中で、インコース低めにツーシームを投げて詰まらせ、セカンドフライでゲームセット。
交流戦初めて同一カード3連勝を決めた。

楽天については、茂木のコールが非常に楽しそうで、ノリノリだった。

また、試合終了後には、ハイタッチしながらコンコースを歩いてくる内藤哲也に遭遇。
目の下に傷があったのは、昨日の試合によるものだろう。





【カープ情報】2018.06.09 広島対楽天 交流戦2回戦 ジョンソン一軍復帰即勝利で交流戦5割復帰

2018年6月9日に行われた、広島対楽天の交流戦2回戦の試合結果

楽天 000 000 100|1
広島 000 000 20×|2

勝 ジョンソン 4勝2敗
負 則本 4勝6敗
S 中崎 0勝0敗16S

【本塁打】松山5号

ジョンソンの立ち上がりは、先頭の茂木にコースヒットと言って差し支えのないライト前ヒットで出塁を許すが、スライダー、カットボールのキレは問題なさそう。
藤田の送りバントは2球ファールとなり、ヒッティングに切り替えると、高めのストレートをレフト線へ弾き返される。
二塁打も覚悟した打球は、野間が背走して追い付き、いきなり良いプレーでジョンソンを援護。
田中の、ライト前にポトリと落ちそうな打球は鈴木がランニングキャッチ。
ハーフウェイで様子を見ていた茂木が戻りきれず、ゲッツーとなり、これは助けられた。

そしてカープの初回の攻撃は、三者凡退に倒れる。
則本の投球は、当たり前のようにストレートが150キロを超えてくるし、スライダー、フォークは低めに決まる。
ちょっと苦労しそうな予感が漂ってくる。

ジョンソンの2回の投球は、先頭のウィーラーをインコースのカットボールで詰まらせるが、センター前にポトリと落ちる。
今日は打ち取ったような当たりがヒットになり、後々に響いて来なければいいなとは思う。
序盤はジョンソンの集中力も高く、続く投ゴロで併殺打に打ち取るなど、投手戦となっていきそうな両投手の調子。

3回が終了したのは、試合開始から40分足らずで、テンポが速いのはもちろん、どこから突破口を開いていこうかという試合展開。
よく言われるの、エラー絡み、四球絡み、そして本塁打に気を付けないといけない。

4回のジョンソンは、と言うよりも、4回の守備は、先頭の藤田の一二塁間への打球を松山が好捕、田中のセンター前ヒットかと言う打球は菊池がジャンプして捕球。
良いプレーが2つ続いた後は、ウィーラーをインコース低めのストレートで見逃し三振。

5回裏に1アウト1、2塁のチャンスを作るも、松山がフォークで空振り三振、野間がセカンドゴロで得点ならず。
6回裏は、1アウト2塁のチャンスを作り、丸のピッチャー返しの打球を、体の正面で包むように捕球してライナーゲッツー。

カープも良い守備を見せれば、楽天も堅い守りで、0対0が続く。

7回表には、先頭のウィーラーを2球で追い込みながら、3球目が死球となって、久々にノーアウトのランナーを許す。
今江の送りバントは、一塁側への小飛球となり、松山のダイブも及ばずファール。
次は三塁側へ転がすと、庄司の送球線上にジョンソンが重なり、一塁へ送球できずにオールセーフ。
ここでやってはいけないのは、三塁でアウトにしようとして、無理なタイミングでも送球してしまうフィルダースチョイス。
ここでも送りバントを、ジョンソンと松山が交錯しかけるが、ジョンソンが自分で捕って、一塁送球で送りバントが成功。
1アウト2、3塁でペゲーロを申告敬遠し、1アウト満塁で嶋との対戦を選択するも、スクイズを決められ、ついに均衡が崩れた。
続く則本は空振り三振に打ち取り、1点を追いかける展開に変わる。

逆に7回裏の攻撃では、先頭の鈴木が2球で追い込まれ、そこから4球連続ボールで四球を選ぶ。
すると、松山は追い込まれてからのアウトコースのストレートを逆方向へ弾き返すと、切れそうで切れないままレフトスタンドポール際へ飛び込む逆転ツーランを放つ。

これで8回ジャクソン、9回中崎で逃げ切り体勢に入る。
ただ、8回表はまたもや先頭打者がヒットで出塁すると、藤田が初球で送りバントを決める。
田中がインコースのストレートを引っ張ると、難しいバウンドのファーストゴロとなり、松山が体を張ってグラブに収める。
ファーストゴロが進塁打となり、2アウト3塁で、ウィーラーの代走から守備に就いていた渡辺直との対戦。
ウィーラーに代走を出し、スクイズで1点をもぎ取った代わりに、ここで4番が退いていた打順の巡りを生かせれば、カープの流れ。
その渡辺直をストレートでライトフライに打ち取り、無失点で切り抜けた。

楽天としては、則本が8回裏のマウンドにも上がり、1点差のままで最後の攻撃に繋げようとしてくる。
8回裏でも150キロ超のストレートを投げ込んで、チームを鼓舞する則本。
もちろん、その目論見を崩して追加点を奪えれば、完全にカープの流れになる。
1アウトから、菊池がアウトコースのスライダーに泳がされるが、飛んだコースがよく、二遊間で藤田のグラブを弾く内野安打で出塁。
丸はスライダー、フォークを見切っており、流石に則本も疲れが隠せなくなっている。
四球を選んで、1アウト1、2塁となっても、マウンドを降りないのは、エースだからこそ。
鈴木はアウトコースのストレートに詰まって、一邪飛で2アウト。
そして先程逆転本塁打の松山には、則本が意地の投球でコントロールミスなく低めのフォークを続けてファーストゴロに打ち取られた。
この勝負は、一プロ野球ファンとして、非常に見応えのあるものだった。

そして1点差のまま、9回表は中崎が登板。
1点差を守りきるべく、サード美間、ファースト堂林と守備を固める。

先頭の今江に対しては、ストレートの制球が甘く、スライダー中心の投球。
追い込んでからのストレートはど真ん中に入り、レフトフェンス直撃のシングルヒット。
とにかく今日は先頭打者の出塁が多い。
今江に代走岡島を起用し、聖澤は送りバントの構え。
その聖澤のバントは、投手前に強く転がり、中崎が2塁へ送球してフォースアウト。
逆に送りバントが決まっていれば、ペゲーロは申告敬遠だっただろうから、この1プレーの影響は思った以上に大きい。

ただ、ペゲーロに対しては投げにくそうで、四球を与えてしまい、送りバントが決まっていたのと結果的には同じ展開。

嶋に代打銀次が起用され、初球はかなり甘い高めのツーシーム。
これは見逃してくれて助かったボールと思えた
2球で追い込み、見せ球を使いながら、勝負はアウトコースからのスライダーで空振り三振を奪い、2アウトまで漕ぎ着ける。

代打に長打力のある内田が起用されるが、昨日の打撃内容を見ていれば、スライダーで打ち取れる。
あとはコントロールミスをしないかどうかだけ。
ストレートは徹底的にボールゾーンに投げ込み、空振り3つは全てスライダー。
ピンチを背負ったが、1点差を逃げ切った。

今日はジョンソンの投球と、一振りで決めた松山の本塁打、そして堅い守備。

則本のピッチングは、見事でもあるし手本にもなる。
好投手との投げ合いは、非常に痺れる、刺激的な試合となった。





【カープ情報】2018.06.08 広島対楽天 交流戦1回戦 大瀬良7回0封で9勝目

2018年6月8日に行われた、広島対楽天の交流戦1回戦の試合結果

楽天 000 000 000|0
広島 112 000 03×|7

勝 大瀬良 9勝2敗
負 辛島 3勝5敗
S -

【本塁打】會澤6号、丸7号

カープ先発の大瀬良については、試合開始前の投球練習のストレートでも威力を感じる。
これは、長年野球を見てきたが、今まで感じたこのとない感覚。

立ち上がりは、先頭の茂木にそのストレートではなく、カーブを捉えられてライト前ヒット。
藤田には初球のストレートで送りバントを決められ、早くも得点圏にランナーを背負う。
3番の田中は好調とあって、インコースのストレートはファールで逃げられる。
ここで変に変化球でかわすのは得策ではないが、アウトコースの高めに浮いたスライダーを、軽く合わされてレフト前ヒットで1アウト1、3塁。
ウィーラーには、出来ればインコースのストレートで詰まらせて内野ゴロを打たせたいところだったが、打者4人目にしてようやく良い低さにカットボールが決まって空振り三振。
銀次に対しては、田中と同じくストレートはファールで粘られるが、今度は外ではなくインコースへのカットボールで詰まらせ、センターフライで無失点。
調子は悪くない割には苦労したなという立ち上がりだった。

そしてカープの初回の攻撃は、先頭の田中が、辛島の初球のストレートを捉えてライト前ヒット。
低めでもボールの上面を叩かず、芯で捉えたということは、内容を伴っている。
菊池は、楽天の攻撃と同じように初球で送りバントを決めて、1アウト2塁。
そして丸はアウトコース高めのストレートをレフト線へ運び、タイムリー二塁打で先制する。
鈴木は四球を選び、1アウト1、2塁で、久々スタメンの新井。

初球のチェンジアップをフルスイングしていくもファールとなり、やや力みが見えた。
2球で追い込まれ、最後はアウトコースのストレートで見逃し三振。

野間も追い込まれてから粘ったが、インコースのストレートで空振り三振に倒れ、1点どまり。

2回以降の大瀬良は、茂木、田中の上位打線には粘られるなどやや球数が嵩んでいるが、ボールが先行している訳ではなく、投手有利のカウントで勝負ができている。
3回表は、2アウト1、2塁でウィーラーにはストレートを続け、最後の最後に高めに浮いて、ライナー性の打球がセンター前へ。
前進の丸が飛び込んで捕球し、ファインプレーで無失点で切り抜けたが、阪神戦で負傷したのと同じ様なプレー。
恐怖心はあったかもしれないが、飛び込めるということは足の不安が徐々に薄れてきていると捉えていいのだろか。

打線は、2回の會澤、3回に丸がそれぞれソロホームランを放って追加点を奪い、さらに丸の本塁打の後もノーアウト満塁と辛島を攻める。
ここで辛島から今野に投手交代。
その今野は、球速は150キロ前後が出ているし、球持ちがいいのか、振り遅れ気味。
それでも會澤はライトへ犠牲フライを放って、もう1点追加するが、美間はストレートで空振り三振、大瀬良はストレート3つで見逃し三振と、完全には攻め切れなかった。

大瀬良は5回を投げ終え、無失点を続けているが、球数は86球でやや多め。
流石に完投というペースではなく、まずは1イニングずつ抑えていく展開。

6回表の大瀬良は、先頭の田中にはどうも投げにくそうにしており、スリーボール。
ただ、そこから崩れずにセンターフライに打ち取り、初回以外は先頭打者の出塁を防いでいる。
ウィーラーをアウトコースのカットボールで空振り三振、銀次をストレートでセカンドゴロ。
このイニングは結果的には球数は多くも少なくもなく、7回表のマウンドにも向かうことが出来る。

6回裏は先頭打者として四球で出塁し、3アウトまで塁に残り続けた大瀬良の、投球への影響がないか気になるところではあるが、今季の大瀬良であれば影響は軽微。

7回表を三者凡退で抑え、球数は113球で、もう1イニング行けるかどうか、判断に迷うところ。
もちろん投球内容だけを考えると、交代のタイミングではないが、次回登板へ万全を期す意味もあってか、8回からジャクソンが登板。

この3連戦を考えると、初戦でジャクソンがきっちりと三者凡退に抑えておきたい。
先頭の内田に対し、スライダー2球で追い込み、最後もスライダーで空振り三振。
茂木のサードライナーは、美間がファインプレー。
代打今江をスライダーで空振り三振、隙を見せない。

なかなか追加点が奪えなかったカープ打線は、8回裏に代打松山が一振りで仕留めてライト前ヒット。
集中して打席に入れているのは伝わってきた。
この一打で明日のスタメンの可能性が高まったと言えるのではないだろうか。
そして、満塁までチャンスを広げ、鈴木がアウトコースのスライダーを捉え、左中間突破の走者一掃タイムリー二塁打を放って、これでダメ押しの7点差。

9回表は、すでに準備を終えていた中崎がそのまま登板する。
先頭の田中は、得意のアウトコースから曲げてくるスライダーで見逃し三振。
ウィーラーにはアウトコースのストレートを捉えられ、レフト前ヒットを打たれるが、銀次はまたもアウトコースからのスライダーでショートゴロ。
ランナーが入れ替わり、2アウト1塁でペゲーロを迎え、空振り三振を奪ってゲームセット。
完封リレー、先制、ダメ押し、無失策と良い形で試合を進められた。

交流戦で、先発投手が勝ち投手となるのは、これで2度目。
同一カードの初戦で、完封リレーを成し遂げたのは、次の試合以降へ勇気を与える。
そして、2度とも大瀬良というのは付け加えておきたい。





【カープ情報】2018.06.07 広島対日本ハム 交流戦2回戦 中村祐大乱調で自身4連敗、フランスアロングリリーフで好投、そして永川が復帰登板で2回無失点

2018年6月7日に行われた、広島対日本ハムの交流戦2回戦の試合結果

日ハム 007 001 000|8
広 島 000 200 200|4

勝 マルティネス 6勝4敗
負 中村祐 3勝4敗
S -

【本塁打】レアード12号、野間3号

カープ先発の中村祐は、3連勝のあとは負けが続いている。
理由はいろいろあるが、それよりも逆球の多さを解消しないことには、勝負どころでの失投の不安を拭い去ることは出来ない。

中村祐の立ち上がりは、先頭の西川に対し、5球全てストレートを選択し、そして四球を与える。
逆球ではなく、単純にコントロールが定まっていなかった。
大田に対しては、スライダーとストレート、2球で追い込み、3球目はシュート回転でアウトコース高めへ。
ボールにするつもりが甘く入り、危ないボールだったが、大きなライトフライで結果オーライの1アウト。

近藤の初球はインコースへのスライダーでストライクだったが、中村祐独特の浮き上がるような軌道のスライダーで、コントロールさえ間違わなければ、十分勝負球としても使える。
近藤にはストレートでファールを打たせ、最後はフォークでこすったような当りのレフトファールフライに打ち取る。

中田には勝負球として使えると思ったばかりのスライダーを捉えられ、センター前ヒットとなったが、合わせたバッティングで中田が上手かった。
2アウト1、2塁で、レアードにはど真ん中へスライダーが行ってしまうが、ファールになったようにキレもある。
最後は、逆球のインコースのストレートで見逃し三振となったが、やはり結果オーライで無失点という印象。
それでもスライダーが右打者のアウトコースに決まり始めれば、何とかなりそうには感じた。

カープの初回の攻撃で、先頭の田中は、マルティネスの低めの変化球にはバットが止まった。
アウトコースのチェンジアップで空振り三振に倒れたが、低めのボール気味の変化球に当てただけの内野ゴロ、という打席ではなく内容はあった。
菊池も同じく、低めのボールになる変化球にはバットが止まる。
逆に言えば、マルティネスのボールは全般的に高い。
アウトコースのカットボールを捉え、センター返しで1アウト1塁。
丸も粘って失投を待ち、最後は高めに浮いたチェンジアップが来たが、捉えきれずライトフライ。
鈴木は初球の低めのストレートを打っていったが、これも捉えきれずにサードゴロ。

マルティネスの立ち上がりのピッチングは、平均点と感じた。

2回は両投手共に三者凡退で、これで落ち着いた試合展開になっていくかと思ったが、3回表の中村祐は先頭のマルティネスをレフトフライに打ち取ったものの、フルカウントとなったところ辺りから、コントロールが乱れる兆候があった。
1アウトから西川に2打席連続で四球を与えてしまうと、スライダーが抜け、カーブが決まらない状況になり、腕の振りが鈍くなる。
所謂置きに行く投球となってしまい、ストライクゾーンに行けば打たれる、腕が振れないためストライクからボールになる変化球は見逃される悪循環。
四球、ヒット、四球で1アウト満塁となり、中田にはストレートを捉えられ、レフト前2点タイムリーヒット。
レアードには、フルカウントから高めに抜けたボール気味のストレートを捉えられ、レフトスタンドへのスリーラン。
5点を失い、さらにピンチが続く。
ロングリリーフ要員としてフランスアが準備しているが、次の攻撃で代打を出してからの登板にしたかったのだろう。
攻撃で1つのアウトを献上するのをためらった結果、レアードの本塁打以降でもさらに2点を失うのは割に合わない。

3回表は、結局フランスアがロングリリーフありきで登板し、当然3回裏の攻撃ではフランスアが打席に立って空振り三振。

しかし、中村祐が4試合連続KOとなってしまった以上、中村祐のファームでの再調整の可能性を考えて、フランスアが来週の先発が可能か、というのも見極める必要がある。

4回裏に野間がツーランを放って2点を返し、5回裏の攻撃では好投を続けているフランスアがそのまま打席へ。
これはある程度納得の選手起用かと思う。
フランスアの投球は内容を伴っており、左打者のアウトコースのスライダーでストライクが取れており、アウトコース低めにストレートが決まる。
少なくとも、前回の先発時の投球よりも内容は良い。

6回表の投球では、近藤を内野ゴロ併殺打に打ち取るなど、ピンチでの投球も一通り出来た。
レアードの強い打球が西川のグラブを弾くタイムリーエラーで失点はしたものの、4回2/3で自責点0という投球は合格点。
他の投手との兼ね合いがあるので、直ぐに先発の機会が巡ってくるかは分からないが、一軍に残るのは間違いないだろう。

さて、終盤はマルティネスを攻めて2点を返したものの、日本ハムの継投に反撃は止められた。

球場が沸いたのは、8回表に登板の永川のコールの瞬間。
足を高く上げるフォームは変わっていないが、一旦足を止める二段モーション気味の投球フォーム。
数年前はスライダー中心で、打たせて取る投球スタイルだったが、この試合はほとんどがストレート。
当たり前のように140キロ後半が出ており、球状全体が固唾を呑んで見守る、という表現が当てはまる。
8回表はストレートとスライダーで無失点で切り抜けると、9回表はやや気持ちに余裕が出てきたのか、代名詞のフォークを使ってレアードから三振を奪うなど無失点。

1球1球気持ちを込めて、ストライクを投げ込んでいく姿を見ていると、野手にも気持ちが伝わってくる。
試合には敗れたものの、ムードが沈んだままで試合を終えなかったように思えた。

何とか一軍に喰らい付こうとするフランスア、永川の投球。
交流戦に入って打撃は好調だが、決して立場は安泰ではないと示した、西川、松山の途中交代。
少し気持ちを切りかえるきっかけになればと思える試合だった。



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