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【カープ情報】2017.10.19 広島対DeNA CSファイナルステージ第2戦 先制、中押し、ダメ押し点を奪われる敗戦の見本のような試合

2017年10月19日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦の試合結果

DeNA 002 021 001|6
広 島 000 101 000|2

勝 濱口 1勝0敗
負 野村 0勝1敗
S -

【本塁打】宮崎1号

カープ先発の野村は、シーズンと同じく厳しいコースで勝負していく立ち上がり。
桑原には、追い込んでからの決め球がシュート回転で真ん中に入ったところを逆方向へ弾き返されライト前ヒット。
先頭打者の出塁を許したことで、DeNA打線に勢いが出なければいいなというところで、梶谷の打席でエンドランを仕掛けられる。
チェンジアップに対し、当てただけの投ゴロにはなったが、スタートを切っていたことで進塁打となる。
するとロペスも止めたバットにボールが当たる投ゴロとなり、再び進塁打で2アウト3塁。

当然、筒香の長打を警戒しながらの投球となるが、インコースにボールを集めた上での四球ということで、昨日からインコース攻めは続いている。
逆に、宮崎には内外使い分けて、最後は低めのチェンジアップでサードゴロ。
定石通りの投球で無失点で切り抜けた。

対するDeNA先発の濱口は、荒れ球ではあるが、ストレートの球威は十分。
田中の粘った末のセンター返しのヒットと、菊池の送りバント、ワイルドピッチで1アウト3塁のチャンスを迎えたが、丸は擦った当たりのセカンドゴロ。
三本間で挟まれた田中が粘って、丸が三塁まで進むという粘りのプレーはあったが、まだ全体的に打線は目覚めていない。

すると3回表、1アウトから桑原のレフトへのライナー性の打球に、松山が追い付けずにグラブを弾くヒットを打たれたのをきっかけに、1アウト満塁のピンチ。
筒香は、1打席目のインコース攻めの効果が発揮され、インコースを意識させつつ、アウトコースへのシュートで空振り三振を奪う。
ただ、2アウトまで漕ぎ着けながら、追い込みながら、詰まらせながら、宮崎にインコースのシュートをレフト前に運ばれ、2点タイムリーで先制を許してしまう。

もっとも、切り替えて、大量失点に繋がらなければ、まだ問題ないイニング。
続く柴田は打ち取って、2点で留めた。

カープの反撃は4回裏。
2戦目にして初ヒットの丸が先頭打者として出塁すると、松山凡退を挟んでバティスタがレフト前ヒットで繋ぐ。
松山も、当たりは悪くないにしても、本来の鋭い打球はまだ見られない。
新井は濱口の今日一番と言ってもいいくらいのアウトコース低めのストレートで見逃し三振に倒れるが、西川がアウトコースのストレートをレフト前へ弾き返し、1点を返した。

試合の流れが変わったのは、5回表のDeNAの攻撃において。
2アウト1塁で宮崎にエンタイトルツーベースを打たれ、1塁ランナーの生還が叶わなかったのもつかの間。
2アウト2、3塁で柴田を敬遠して、高城との勝負を選択したつもりが、DeNAは代打乙坂を起用。
乙坂はシーズン終盤から代打で存在感を増し、CSのファーストステージでも代打本塁打を放って、現状代打の切り札的存在になっている。
この試合に敗れると追い込まれるDeNAが勝負手を惜しみなく注ぎ込んできたということは、ここを抑えれば流れが来る。
しかし、その初球は逆球でアウトコース高めへ行ってしまった。
センター前への2点タイムリーヒットを浴び、苦しい試合展開を余儀なくされる。

5回裏のカープの攻撃においても、野村に代打天谷を起用したが出塁できず。
その後、1アウト2塁のチャンスで、菊池、丸の当たりはあと一伸びを欠いて無得点に終わる。

早めに投手交代して試合を立て直しに掛かるカープとしては、九里が2イニングを無失点、それもパーフェクトリリーフするくらいのリズムがあって、初めて試合の流れを止めることができるくらい。
しかし、2アウトまでは連続三振を奪って良い形で進められたが、2アウトから梶谷に四球を与え、ロペスには粘られた末にライト前ヒット。
ライト線方向に飛んだ右打者の打球は、バティスタからは遠ざかる方向に変化し、余裕を持って打球に追いつけなかったバティスタは打球を弾く。
その間に梶谷が1塁から生還し、無失点どころか、長い時間守った上に失点してしまうという悪い流れとなってしまった。

1点奪われた直後の6回裏、西川の内野ゴロの間に何とか1点を奪ったものの、九里には打順が回らなかったにもかかわらず、九里は1イニングで交代。
シーズン終盤に不調に陥った今村が7回表のマウンドに上がる。
その今村の投球は、ストレートの球速はそこそこ、という感じだが、スライダー、フォークともに各打者が手を出して、ボールの上を叩いている。
まずまず、調子が戻ってきていると受け取っていいのだろう。

打順の巡りはあるにせよ、1イニング遅れで無失点で抑え、8回は中田が連続し四球の後を無失点で凌いだ。
9回はブレイシアが登板し、ロペス、筒香を力でねじ伏せる、2者連続空振り三振後に宮崎に一発を浴びた。

反撃も叶わず、一度も追い付くことなく試合を終えたこともあるが、勝ちパターンの一岡、ジャクソン、中崎を継ぎ込むことはなく、満遍なくリリーフ投手を投げさせていた。
投手起用が偏らなかったとことで、次戦以降に起用する調子の見極めも出来たことだろう。

打線については、やや詰まり気味の打球が野手の頭上を越えることなく、内野のハーフライナーに抑えられる場面も多く見られた。
僅かな押し込みで打球の勢いは変わる。
極端に言えば、一晩で変わる。

今日の試合のポイントは、代打乙坂の初球タイムリーであって、シリーズの流れも変えてしまう様な敗戦ではない。
ただ、先制点を与えない試合展開が望ましいのは間違いないと思う。



【カープ情報】2017.10.18 広島対DeNA CSファイナルステージ第1戦 中断直前に挙げた先制点が効き、コールドゲームで勝利で初戦スタート

2017年10月18日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦の試合結果

DeNA 000 00|0
広 島 000 03|3

勝 薮田 1勝0敗
負 石田 0勝1敗
S -

【本塁打】なし

試合中は、ほぼ雨が降り続く予想となっており、ナイターという特性上、一旦試合が中断してしまうと、再開の可能性は低くなる。
9回まで強行するという前例が出来たばかりだが、やはり先制点を与えず、常にリードを保って試合を進めたい。

重要な初回、薮田の立ち上がりは、先頭の桑原をストレートで詰まらせてライトフライ。
梶谷もストレートに振り遅れているとみて、ストレートで勝負に行くも、コントロールが乱れて四球。
この辺りは、ちょっと薮田と會澤の呼吸が合わなかった感はある。

続くロペスもアウトコースのストレートで押し込んでライトフライに打ち取り、ようやくこれでストレートを軸にしていくことが出来る手応えをバッテリーが共有。
余裕が出来た途端に、梶谷の二盗を悠々と刺し、無失点で立ち上がった。

そしてカープの初回の攻撃は、先頭の田中がシーズン同様の粘りのバッティングで四球を選ぶ。
この田中のバッティングを見るだけで、シーズンの感覚が甦ってくる。
先制点には結び付かなかったが、雰囲気は作れた初回の攻撃だった。

両投手ともに無失点で切り抜けると、そこからは投手戦。
雨脚が徐々に強まってきたこともあり、時折コントロールを乱すシーンもあった。
ただ、ストライク先行、それもストレートであればまずファールか詰まらせることが出来る薮田のピッチングは、テンポよく試合を進める大きな要素となっている。

石田、倉本の下位打線に連打を浴びて迎えたピンチは、桑原をショートゴロ併殺打で切り抜け、投球間隔が伸びることなく無失点投球を継続。

この良い流れに乗り、5回裏には先頭のバティスタが四球を選び、新井は追い込まれながら、アウトコース低めのチェンジアップを上手くバットの先に引っ掛けてレフト前ヒット。
先制点が大きな意味を持つこの試合、プレッシャーのかかる場面で西川が1球で送りバントを決めて、1アウト2、3塁となると、會澤は敬遠で満塁策。

2アウト後、田中は追い込まれてからの高めのストレートをファールチップ。
戸柱のミットを弾き、僅かにボールがこぼれて命拾いしたというシーンだったが、この1つのプレーが勝負の分かれ目となった。
続くインコースへのスライダーが高めに浮いたところを捉え、逆方向に弾き返すと、センター前に弾むタイムリーヒット。

前進守備の桑原がさらに前へチャージしてきていたが、2塁ランナーの新井も本塁生還するという積極的な走塁も功を奏し、2点を先制。
さらに菊池もチェンジアップに体勢を崩され、弱い当たりのショートゴロとなったが、やはり休養十分の菊池の脚は非常に速い。
タイムリー内野安打でもう1点追加。

いつ中断となってもおかしくない雨脚の中、リードを奪って試合を成立させた。

すると、5回終了時のグラウンド整備中に試合が中断、そして約30分の中断を経て、コールドゲームで勝利が決まった。

薮田の決して先制点を与えないピッチング、この試合初ヒットの出たイニングで得点を奪い、シーズン通りの走塁も出た。
クライマックスシリーズファイナルステージの初戦として、内容としても悪くない勝ち方ができ、良いスタートが切れた。





【カープ情報】2017.10.01 広島対DeNA 公式戦25回戦 今季公式戦最終戦は打撃戦に敗れる

2017年10月1日に行われた、広島対DeNAの公式戦25回戦の試合結果

広 島 023 020 000| 7
DeNA 403 022 02×|13

勝 ウィーランド 10勝2敗
負 中村祐 5勝4敗
S -

【本塁打】ロペス30号、筒香27号、28号、會澤6号、ウィーランド3号、田中8号、梶谷21号

カープは、このDeNA戦が今季の最終戦。
2勝を献上しているウィーランドに対し、先頭の田中は3球勝負のストレートを打ち返してライト前ヒット。
菊池の打席の初球で二盗を決め、菊池は右打ち、ファーストゴロ進塁打で1アウト3塁。
そして3番に戻った丸は、高めの釣り球をしっかり見逃すことは出来たが、低めのカーブを引っ掛けて前進守備のセカンドゴロでランナーは動けず。
松山はストレートの四球を選ぶが、バティスタはアウトコースのストレートで空振り三振に倒れ、無得点。

そして、久々の一軍での先発となる岡田の立ち上がりは、桑原に対しコントロールが定まり切っていない投球となったが、ストレートで詰まらせてレフトフライ。
ただ、続く梶谷に対してもコントロールが定まらず、大きく抜けるボール、特にスライダーが抜けており、見極められて四球を与えてしまうと、ロペスにもスライダーの抜け球が高めへ。
3者連続で抜けてしまうと、流石に捉えられる。
ロペスに先制のツーランをレフトスタンドへ放り込まれると、筒香にはど真ん中のカットボールをフルスイングされ、バックスクリーン直撃弾。
3点を失い、ランナーがいなくなってもそこから宮崎、戸柱も連打で続き、2アウト後にはウィーランドにもレフト前タイムリーヒットを浴び、計4失点。
ストレートで押すことが出来なかったのは残念に映る。

4点のビハインドとなった直後の2回表、先頭の西川の二塁打、そして岩本のショートオーバーのレフト前タイムリーヒットで、あっという間に1点を返す。
さらに2アウト満塁の場面で、倉本のタイムリーエラーが出てもう1点。

2回裏の岡田は、1番からの攻撃を三者凡退に抑えて試合を立て直しにかかると、3回表の攻撃では今度はバティスタと西川の連打でチャンスを作る。
そして會澤がアウトコースのストレートを逆方向へ打ち上げ、ライトスタンド最前列に飛び込む逆転スリーランを放つ。
あとは抑えるぞとばかりに、本塁で出迎える岡田のヘルメットをポンと叩き、お互いを奮い立たせようとする。

ただ奮い立たせようとする、ということは本調子ではないことの証明でもある。
逆転した直後のイニングで、ウィーランドに打った瞬間に分かる特大のスリーランを浴び、再逆転される。
ここも甘く入ったカットボールを捉えられている。
今日のコントロールであれば、インコースを突くことが難しく、投球の幅が狭まってしまい、打たれてしまうのも納得の部分はある。

岡田は3回でKOということになり、あとは調整、新戦力の見極めなども含めながら試合を進めていくことになる。
4回裏は中村祐がマウンドに上がり、岡田が全く空振りを奪えなかったストレートで、簡単に空振りを奪っていく。
ストライク先行のピッチングで三者凡退に抑えると、5回表の攻撃では、田中がライトスタンドに同点ツーランを放ち、完全な打撃戦。

5回裏には、中村祐が回跨ぎでマウンドに上がるが、禁断の途中捕手交代、會澤に代わって磯村がマスクを被る。
ただ代わり端、筒香にカーブが高めに浮き、ライトスタンド上段への勝ち越し本塁打を浴びる。
そしてウィーランドにもセンター前ヒットを打たれてピンチが広がる。
今季ウィーランドに打たれた3本の本塁打は、全て會澤がマスクを被っているときに打たれたもの。
磯村に捕手を代えたというのは、当然その当たりの意識はあったと思うが、それでもウィーランドには再びヒットを打たれた。

先程も書いたが、今日は全くと言っていいほどインコースで勝負できない。
ここまで打ち合いになってしまうと、少々では打線の勢いを止められない。

結果はともかく、ストライクゾーンで勝負していたのは、岡田と中村祐。
代わり端に梶谷に本塁打を浴び、ストライクゾーンで勝負できなくなった佐藤が、3者連続四球でランナーを溜めてしまっては、流れは完全にDeNAに傾いてしまう。
1イニング4つ目の四球を与えたところで、藤井に交代し、その藤井はストレートで押す投球でピンチを凌いだ。

7回表の攻撃で、ようやく庄司にプロ入り初ヒットが生まれたのが、終盤の攻撃の最大の見所となった。

佐藤のピッチングを見てしまうと、やはり比較として戸田の投球を見てみたくなる。
7回裏は戸田がマウンドに上がり、時折抜け球はあっても、アウトコースへのストレートは十分決め球としても使える。
ただ全体的に見れば、一晩で投球内容が大幅にが良化するのを期待するのは虫が良すぎる。
回跨ぎの8回には、詰まった当たりがタイムリーになったりもしたが、追加点を許してワンサイドゲーム。

本来であれば、7回を終えて4点差、決して諦めるような点差ではないが、DeNAとしてもAクラスが決まるかどうか、という試合で勝ちパターンの投手リレー。
球場の雰囲気もあり、そうそう簡単に点が奪える状況でもない。

8回はパットンに対し、結果的に3人で攻撃が終わり、6点差に広がった9回は山崎康との対戦。
メヒア、バティスタ、庄司はまったく自分のスイングをさせてもらえず、三者凡退でゲームセット。

今季最終戦とは言っても、この試合が今季の集大成を見せる試合ではない以上、結果については特に思うところはない。
ただ、岡田については、起用法が非常に難しくなってしまった、というのは誰しも思うことだろう。





【カープ情報】2017.09.30 広島対DeNA 公式戦24回戦 新戦力躍動で球団最高勝率確定、ジョンソンもCSでの先発入りに大きく前進

2017年9月30日に行われた、広島対DeNAの公式戦24回戦の試合結果

広 島 010 000 000 4|5
DeNA 000 010 000 0|1

勝 今村 3勝5敗23S
負 田中健 1勝3敗
S -

【本塁打】宮崎14号

タイトル争いに考慮し、今季初めて1番と3番、丸と田中の打順を入れ替えてきた。
昨年も最終戦で鈴木を1番で起用したこともあったが、思った通りに数字は残せなかった。
普段と違う打順と言うのが上手く作用するかどうかはともかく、違ったことをしておくというのも大事なことではある。

早速先頭打者として丸が打席に入るが、2球で追い込まれ、粘ったもののスライダーを引っ掛けてセカンドゴロに打ち取られた。

また、ジョンソンと今永の投げ合いは、9月14日、マジック2で迎えた試合に続き、今季2度目。
前回のジョンソンは、球速もそこそこ出ていたし、右打者のインコースへのスライダーも、アウトコースへのチェンジアップもそこそこ決まっていた。
1球1球を見てみると、決して状態が悪い訳ではなく、今季初めて會澤とのバッテリーで、不足している部分が補えれば、ということになる。
そのジョンソンの立ち上がりは、球速は140キロ中盤が多いものの、カーブとスライダーのコントロールは悪くない。
會澤との呼吸も違和感がなく、右打者へのインコースを攻め、アウトコースのチェンジアップで打ち取るという、攻め方のパターンは共有されている。
2アウトからロペスには四球を与えてしまうが、筒香はインコースのストレートで完全に詰まらせてレフトフライに打ち取って無失点。

そして2回の攻撃では、先頭の松山が二塁打で出塁すると、1アウト後メヒアが初球のアウトコースへのチェンジアップを前で捌くバッティングで、センター前に運ぶタイムリーヒット。
現状、バットが遠回り傾向にあるメヒアにとって、アウトコースの方が捉えやすくなっている。

3回の攻撃では、丸がカーブを捉えていったものの、今永の好捕に阻まれるピッチャーライナー。

4回には、先頭のバティスタが粘って四球を選ぶものの、メヒアは今度はインコース攻めに合い、なかなかボールが前に飛ばない。
最後も高めの釣り球に手が出て空振り三振となり、弱点は弱点としてオフの課題ということになるだろう。

ジョンソンの投球については、ストライク先行のピッチングでテンポも良く、早めに打たせて取ることで、守備陣の動きもいい。
少なくとも、會澤とのバッテリーがマイナスに働いたと言うことはない。

5回裏には、宮崎にライトスタンドへ同点本塁打を打たれてしまうが、インコースを狙ったストレートが甘くなり、真ん中に入ったところを捉えられた。
失投と言えば失投だが、ソロホームランで収まっている以上、試合の流れが変わるような展開にはならない。
結局は、5回1失点と言う結果に終わるが、内容も伴っており、当然CS先発が有力となった。

さて、試合の方は後半に入ると、今日出場登録された選手を含め、若手に多く出場機会が巡ってきた。

6回裏は、同点の場面で九里が登板。
まず、無失点に抑えて、直後のイニングで勝ち越し点が入れば、2桁勝利の可能性が出てくるところではあったが、無失点投球は達成したが、勝ち越し点は入らず、2桁勝利ならず。

7回裏は、プロ入り初登板を迎える藤井がマウンドに上がり、受けるのはプロ入り初マスクの坂倉。
藤井のピッチングは、ストレートは140キロ後半が出ているが、スライダーのコントロールは甘め。
ただフォークでは空振りが奪えており、低めのストレートとフォークの組み合わせで三者凡退に抑え、良いデビューを飾った。

8回裏は、今季2度目の登板を、リリーフとして迎える戸田。
球速が戻っているか、ということが注目かと思うが、このイニングは上本が外野守備にも就いている。
戸田のストレート自体は、140キロ中盤が精一杯という感じではあるが、アウトコースに制球できており、今日の内容は悪くない。
惜しむらくは、CSまでの公式戦がこの試合を含めて2試合しかなく、今日の結果を受けてリリーフ陣に加わることが出来るかを判断するには時間が足りない。

9回裏は、約2週間ぶりに一軍での登板となる今村。
調子が戻っているか否か、そこを見極め、CSでの勝ちパターンでの登板に組み込むことが出来るかが注目ポイント。
坂倉が、今村のフォークを止められるかというのも気になるところではある。
今村は、ストレートの最速は140キロ中盤に留まり、スライダーはまずまず良い軌道となっているが、フォークは見極められている。
結果的には三者凡退に抑えているものの、もう少し様子を見たいということになりそう。

1対1で延長に入り、10回表は田中健との対戦。
先頭の丸は、ここまで4打数ノーヒットで、首位打者争いからは脱落と言わざるを得ない。
それはともかくとして、丸がフルカウントから四球を選んで出塁すると、庄司が送りバントを決めて1アウト2塁。
田中も四球を選んで1アウト1、2塁となり、今村に代わって代打新井。
新井としても2桁本塁打にあと1本と迫っているが、ここはカーブを溜めて左中間へライナーを飛ばし、2点タイムリー二塁打で勝ち越し。
さらにバティスタ敬遠で塁が埋まり、2アウト後上本に今季ヒットが生まれて2アウト満塁。
2塁ランナーの代走野間でも帰る事が出来ないくらいの前進守備に阻まれたが、続く坂倉がアウトコースのボール気味のカーブに喰らいつき、センター前にポテンヒット。
プロ入り初ヒットが2点タイムリーとなり、大きく点差を広げる。

10回裏は中崎が登板。
先頭の宮崎には、追い込みながらピッチャー返し、センター前ヒットを打たれるが、戸柱をアウトコースのツーシームでセカンドゴロ併殺打に打ち取る。
梶谷にはストレートの四球を与えてしまったが、代打乙坂をアウトコースのツーシームで投ゴロに打ち取ってゲームセット。

坂倉も勝利の瞬間をグラウンドで迎え、藤井もプロ入り初登板は三者凡退デビュー。
今季一軍でなかなか出番が訪れなかった選手にも多くの結果が出た。
得るものの多い試合だった。





【カープ情報】2017.09.28 広島対ヤクルト 公式戦25回戦 大瀬良最終登板で10勝達成

2017年9月28日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦25回戦の試合結果

ヤクルト 000 000 100|1
広  島 000 111 00×|3

勝 大瀬良 10勝2敗
負 原樹 3勝11敗
S 中崎 4勝1敗10S

【本塁打】坂口4号

今季最終登板を迎える大瀬良に求められるのは、10勝目や、CSでの先発当確ランプではなく、リズムの良いピッチング。
ランナーを1人出した途端、じっくり時間をかけて投球するものの、結局ワンバウンドが続いて四球を与えてしまうというピッチングは、1度でもやってしまうと、またかという雰囲気が球場を支配する。
ホームグラウンドを最大限利用するためにも、同じ失敗を繰り返さない投球を期待したい。

その注目の立ち上がり、坂口には4球中ストライクが3球で、打たせて取った。
山崎にも、4球中ストライク3球で、最後はインコースのストレートで空振り三振を奪った。
山田には、5球中ストライク2球で、最後は低めのストレートでショートゴロに打ち取った。
カーブを意図的に使ってきているが、ほぼワンバウンドしており、カーブで緩急が使えるとなると、今日のストレートのコントロールであれば、ストライク先行の投球で攻めていける。

ここのところカープの先発陣がコントロールを乱しがちな2回に入っても、投球内容は特に変わらず、ストレートで押していけるし、インコースも突いている。
ランナーは出しても、そこまでテンポが悪くなる訳でもなく、許容範囲のリズム。
もっとも、カーブ、フォークは抜け球も多くなっており、苦労のピッチングにはなっている。
それでも5回まで、無四球無失点投球が出来ているのは、やはりストレートが効いているから。
ストライク先行で、常にピッチャー有利なカウントで勝負できていることで、ボール気味でも振ってくれる。

磯村にしても、捕球したら直ぐにピッチャーにボールを返し、投球リズムは意識しているのだろう。

6回表には、球数が100球を超え、この試合初めて四球も与えた。
踏ん張りどころを迎え、1アウト1、2塁で藤井をセカンドゴロ併殺打に打ち取ったのは、インコースのストレートだった。

続投となった7回表には、坂口にインコースのカーブをライトスタンドに運ばれたが、ギリギリまで体を開かずに打ち返したのは坂口の技術。
失投ではなかった。

8回表はジャクソンが登板し、前回好投を引き出した磯村とのバッテリーを継続。
前回もそうだったが、磯村はジャクソンに対しミットを構え続け、こうなった時のジャクソンのコントロールは安定する。
山田には、要求通りのアウトコースのストレートで見逃し三振を奪う。
バレンティンにはフルカウントからのスライダーをレフト前ヒットとされるが、大きく外れるボールはない。
リベロには3球勝負の縦スラで、タイミングを外したサードフライに打ち取って、2アウト1塁。
中村悠をアウトコースのストレートでセカンドゴロに打ち取ってスリーアウト。
ジャクソンと磯村のバッテリーは、ジャクソンが投げ易そうにしているのが印象に残った。

打線については、序盤は原樹に抑えられていたものの、4、5、6回に1点ずつ奪い、試合の主導権を握って試合が進められた。
この試合で、もっとも注目を集めたのは、8回裏の攻撃で、土生が送りバントで進めた2塁ランナーの田中を何とか本塁に迎え入れようと、庄司が10球以上粘って四球を奪い取った打席。
プロ入り初安打こそお預けとなったが、十分にムードは盛り上げてくれた。

そして9回表は中崎が登板。
先頭の藤井をストレートで見逃し三振、代打大松のレフトライナーは土生がスライディングキャッチ、奥村の三遊間へのゴロは小窪がファインプレー。
守備での良いプレーで試合を締めくくった。

2015年には、ともにブルペンを支えた大瀬良と中崎。
その大瀬良の先発再転向での10勝目を、中崎が守りきって達成すると言うのも感慨深いものがある。

今日の大瀬良の投球は、内容、結果ともにまずまず。
変化球の抜け球が多く、磯村のリードに助けられた面はあり、CSの先発が確定かと言われれば、まだ分からないというところだろう。
が、前回と同じ失敗はしないという気持ちは伝わった。





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