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【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【後半】

ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応の後半です。

前半と後半の記事を書く間に、獲得の正式発表がありました。年俸はシーズン途中からということもあって、23万ドル(約1840万円)と、そんなに安いの?という印象ですね。
メジャー時代の同僚バリントンによると、3Aで月間17本塁打の実績もあるということのようです。

さて本編ですが、三振が増えて打てない球まで追いかけだすと打撃フォームを崩し、成績が上がらないというのは、三振率とBB/Kの関係を過去の成功してきた外国人選手に当てはめると、何となく成功するポイントとなりそうだというのが、前半で見えたような気がします。

ただ、長距離打者にとって三振数と本塁打数が切っても切り離せない関係だというのは、過去のプロ野球の歴史からよく分かっている事項だと思います。

では、三振が多くて穴だらけのアンパイな打者か、三振は多いが本塁打も多く怖い打者か、この両者の違いはどのあたりにあるのでしょうか。

2011年にまずまずの成績を残した、日本のプロ野球に複数年在籍した外国人選手5人の中で、マートン以外は3Aの通算BB/Kの値が、2011年のシーズンでは良くなっていました。
と言っても、最高値はブランコの0.441ですから抜群の数字という訳ではないのですが、それでも前半で記載した表のように打撃成績は合格点の数字が残っています。
【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【前半】



2012セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ラミレス0.276 7322190.439 0.294 0.105 0.097
2荒波 翔0.276 0136350.330 0.306 0.171 0.189
3宮本 慎也0.275 1125230.304 0.305 0.217 0.113
4荒木 雅博0.270 2168360.344 0.295 0.222 0.139
5マートン0.222 1186220.287 0.243 0.273 0.102
6村田 修一0.283 42511400.390 0.324 0.275 0.179
7堂林 翔太0.264 51918630.413 0.345 0.286 0.313
8ブラゼル0.255 62614490.406 0.306 0.286 0.255
9新井 貴浩0.236 42814460.351 0.279 0.304 0.204
2012パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1陽 岱鋼0.300 22311600.4040.3350.183 0.269
2根元 俊一0.273 21610450.3970.3060.222 0.215
3後藤 光尊0.237 1147300.2890.2630.233 0.129
4聖澤 諒0.283 02014470.3190.3320.298 0.208
5ペーニャ0.256 113419590.4970.3230.322 0.296
6稲葉 篤紀0.318 63611330.5050.3570.333 0.150
7松田 宣浩0.306 63816450.5130.3480.356 0.194
8岡田 幸文0.255 097190.2610.2910.368 0.101
9里崎 智也0.258 31512320.350.3180.375 0.196
2011セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ブラゼル0.282 166921710.445 0.322 0.296 0.168
2マートン0.311 136024760.423 0.339 0.316 0.131
3石川 雄洋0.260 02230950.288 0.307 0.316 0.204
4新井 貴浩0.269 1793411060.418 0.321 0.387 0.193
2011パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1陽 岱鋼0.274 636221340.365 0.308 0.164 0.250
2後藤 光尊0.312 85517740.409 0.336 0.230 0.141
3中田 翔0.237 1891311330.408 0.283 0.233 0.252
4松井 稼頭央0.260 94826940.381 0.294 0.277 0.175
5聖澤 諒0.288 242311090.343 0.338 0.284 0.220
6松田 宣浩0.282 2583411280.510 0.344 0.320 0.244
7T-岡田0.260 1685391160.411 0.331 0.336 0.236
8稲葉 篤紀0.262 125427710.397 0.311 0.380 0.150
9小谷野 栄一0.237 54735900.317 0.291 0.389 0.190
10伊志嶺 翔大0.261 22130770.341 0.329 0.390 0.182
2010セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ブラゼル0.296 47117251530.573 0.329 0.163 0.271
2ラミレス0.304 4912921980.613 0.338 0.214 0.173
3石川 雄洋0.294 01821910.361 0.324 0.231 0.175
4カスティーヨ0.273 195522710.446 0.309 0.310 0.152
5長野 久義0.288 195225720.491 0.330 0.347 0.167
6ブランコ0.264 3286571580.501 0.349 0.361 0.320
7村田 修一0.257 2688451240.448 0.314 0.363 0.219
2010パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1松田 宣浩0.255 197114900.450 0.284 0.156 0.212
2山崎 武司0.239 2893451470.446 0.303 0.306 0.272
3今江 敏晃0.331 107722660.461 0.364 0.333 0.124
4小谷野 栄一0.311 1610929870.467 0.344 0.333 0.153
5後藤 光尊0.295 167332960.441 0.339 0.333 0.163
6聖澤 諒0.290 64332960.389 0.335 0.333 0.186
7オーティズ0.270 248131910.489 0.329 0.341 0.219
8多村 仁志0.324 278933930.550 0.374 0.355 0.181
9本多 雄一0.296 33929810.385 0.334 0.358 0.144
10T-岡田0.284 3396491360.575 0.358 0.360 0.295


この表ではBB/Kの低い順に並べ、BB/Kが0.400以下かつ三振率が.250前後以上という選手をマーキングしています。
これは、エルドレッドの3A通算成績を参考にしています。

2012年の成績では、エルドレッドが日本で三振が増えつつも、ボール球を見極め四球が選べたとした場合に近い成績が挙げられる選手として、堂林、ブラゼル、ペーニャ辺りの成績が参考になるのではないかと思います。

2011年の成績では、2012年と同様に見ていくと、中田翔、松田、T-岡田辺りの成績が参考になるでしょうか。
この場合、ボール球に手を出してしまう傾向が強くなると中田翔、ボール球には手を出さないと松田、T-岡田の成績に近くなるのではないかと思います。

結局は、すでに強打者の片鱗は3Aでも存分に見せつけているわけですから、自分の打撃は基本的には変えずに、ボール球の見極めや配球などの部分を日本仕様に適合させていくのが、日本で成功するかどうかの分かれ目なのだと思います。

それが、研究熱心であるとか、コーチの言うことに耳を傾けるという部分にあるというのは、過去成功してきた外国人選手から判断できる共通項だと思います。
色々書いては見ましたが、どうしても、こういうありきたりな事しか言えないですね。

最後に、三振率の高い順に並べ替えた成績表ですが、こちらからは三振率が高いもののBB/Kが高めにある中長距離タイプの打者はまずまずの成績が残っていることが伺えます。



2012セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1堂林 翔太0.264 51918630.413 0.345 0.286 0.313
2バレンティン0.244 153437440.529 0.382 0.841 0.256
3ブラゼル0.255 62614490.406 0.306 0.286 0.255
4ニック0.238 92422420.431 0.324 0.524 0.232
5石川 雄洋0.221 0618370.258 0.308 0.486 0.227
6長野 久義0.278 62427530.422 0.355 0.509 0.224
           
2012パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ペーニャ0.256 113419590.4970.3230.322 0.296
2中村 剛也0.258 134429520.5210.3730.558 0.274
3陽 岱鋼0.300 22311600.4040.3350.183 0.269
           
2011セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1バレンティン0.228 3176611310.469 0.314 0.466 0.270
2丸 佳浩0.241 950441050.359 0.319 0.419 0.241
           
2011パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1中村 剛也0.269 48116791340.600 0.373 0.590 0.255
2中田 翔0.237 1891311330.408 0.283 0.233 0.252
3陽 岱鋼0.274 636221340.365 0.308 0.164 0.250
4松田 宣浩0.282 2583411280.510 0.344 0.320 0.244
5T-岡田0.260 1685391160.411 0.331 0.336 0.236
6長谷川 勇也0.293 43447870.388 0.379 0.540 0.222
           
2010セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ブランコ0.264 3286571580.501 0.349 0.361 0.320
2スレッジ0.252 2878601360.488 0.341 0.441 0.290
3ブラゼル0.296 47117251530.573 0.329 0.163 0.271
           
2010パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1T-岡田0.284 3396491360.575 0.358 0.360 0.295
2山崎 武司0.239 2893451470.446 0.303 0.306 0.272
3金 泰均0.268 2192741400.429 0.357 0.529 0.266
4サブロー0.261 1971561180.429 0.344 0.475 0.261
5ブラウン0.241 2176491010.436 0.319 0.485 0.238
6カブレラ0.331 248269910.569 0.428 0.758 0.223


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首脳陣は即1軍も・・・と言っていますが、序盤はニックら同様日本投手に慣れるまでかなり時間がかかると思いますか?
ニックも堂林もペーニャも序盤は「だめだ、こいつ」って反応が多かったですから。。
[ 2012/06/22 23:23 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
現実的な話、日本に慣れるまで時間はかかると思っています。
ペーニャはオープン戦や練習試合に早い段階から出ていたことで、開幕から好調だったという部分もあると思いますし、逆にニックはヘルニアでオープン戦の出場がほとんどありませんでした。

また、昨季途中加入のバーデンも最初の1週間は打率.190でした。1カ月後には打率.247まで上げたものの、100打席あたりでは.210くらいまで落ち込みます。しかし100打席を過ぎたあたりから上昇を始めて、途中の最高打率は.295、最終的には.281まで打率を上げています。

どんな選手でも試合に出ていれば慣れると思いますが、ニックも打ち始めるまで100打席かかっていましたし、早めに試合に出場するという点は賛成できますが、エルドレッドも100打席までは三振マシーンという覚悟をしておいた方がよさそうな感じがしています。
[ 2012/06/23 09:09 ] [ 編集 ]
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