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【カープ情報】2017.05.14 広島対巨人 公式戦8回戦 九里1失点ピッチングで久々の3勝目

2017年5月14日に行われた、広島対巨人の公式戦8回戦の試合結果

巨人 100 000 000|1
広島 001 002 23×|8

勝 九里 3勝3敗
負 田口 3勝1敗
S -

【本塁打】鈴木8号

3試合連続で6イニング持たず、という投球が続いている九里。
求められるのは6回3失点というところが目安になってくるが、では6回4失点ではダメかというとそういうことではない。
初回に4失点したとして、そこから5イニング連続無失点というピッチングが出来れば、試合を立て直したことにもなり、攻撃のリズムも作りやすい。
要は、1失点後の2失点目をどう防ぐか、2失点後の3失点目をどう防ぐか、気持ちを切らさず、粘り強いピッチングが必要ということ。

さて、田口に対するカープ打線は、デビュー直後は分かっていても打てないスライダーの切れに手を焼き、それならばとスライダー狙いで攻略したこともある。
もちろん相手からすれば、何度も対戦していくうちに手の内が分かってきて、今日は同じ様な配球で来るのか、探り合いになるもの。

まず、九里の立ち上がりは、先頭の橋本到に対し、フルカウントから四球を与えてしまう。
球場のため息が大きく響き、この先頭打者への四球をどう捉えているのか、よく分かる。

コントロールが定まらないというよりは、変化球が抜けたという四球であり、巨人ベンチがどういう捉え方をしているかで作戦が決まる。
単純に重信が送りバントをして、1アウトを挙げるのは勿体ないと感じたのか、クリーンアップの前に、ランナーを得点圏に送る策は採らなかった。
すると、ストライク先行で追い込んで、最後はインコースへのストレートで詰まらせて三邪飛。
坂本にはインコースを攻めるシーンも多かったが、それでもアウトコースのチェンジアップをセンター前に運ぶ技術は流石。
1アウト1、3塁で阿部を迎え、アウトコースへのツーシームを続ける。
最後はボール気味の低めのチェンジアップで、上手く打たれはしたが、セカンドへのハーフライナーで2アウト。
ここまで来たら、無失点で切り抜けたいところだったが、マギーにはインコースを狙ったツーシームが甘く、真ん中に入ったところを捉えられ、レフト前タイムリーヒットで先制を許してしまった。
ただ、1失点後の、次の失点を防ぐことが重要。
続く石川をカーブでバットの芯を外し、ショートゴロに打ち取って、1失点で留めた。

そして初回のカープの攻撃は、先頭の田中が、ストレートとアウトコースギリギリのスライダーで追い込まれる。
スライダーのコントロールを見る限り、分かっていても打てるようなコース、切れではない。
ただ、3球目のインコースのストレートを、逆方向へ打ち返すと、レフト前にポトリと落ちるヒットで出塁する。
巨人の攻撃と同様の場面で、田口のスライダーの切れでは、簡単に打ち崩すのは難しそうではあったが、菊池に送りバントの気配はなく、アウトコース低めのスライダーにはバットを当てるのが精一杯というショートゴロに倒れる。
完全に併殺コースの打球ではあったが、セカンド中井の一塁転送が暴投となり、菊池は一塁セーフ。
ただ、丸は初球のインコースのストレートを打って行き、セカンド正面のゴロで、4-6-3のゲッツー。
攻略には骨が折れそうな、初回の田口のピッチングだった。

2回の九里のピッチングは、打者の右左関係なく、インコースを攻めきることが出来ている。
インコースを意識させつつ、緩いカーブも有効に使えており、初回の1失点は気にし過ぎないように気持ちのコントロールが出来ているように思える。
3回には、先頭の橋本到にインコースのストレートを捉えられ、ライト前ヒットを打たれると、今度は重信が送りバントを決めてきた。
九里は厳しいコース、それも低めに決め切れており、大量点を狙うよりは、まずは坂本、阿部のバッティングで1点ずつでも取っていこうという狙いかと思う。
しかし、坂本にはインコースのツーシームがやや甘く入ったが、ライトフェンス手前まで飛ばされるライトフライに打ち取り、阿部はインコース高目のややボール気味のストレートで、高く上がったライトフライに打ち取る。

そして3回裏のカープの攻撃は、1アウト後、田中がインコースへの逆球のストレートを、再び逆方向へ弾き返し、レフト線への二塁打で出塁する。
菊池はフルカウントからの、アウトコースへのスライダーを右方向へ打ち返すと、セカンドの手前でショートバウンドする打球となり、中井がボールをこぼす間に、田中は二塁から一気に本塁を陥れた。
追いタッチ気味のクロスプレーとなり、リプレー検証が行われるが、判定は変わらず同点に追い付いた。
正直、明らかにセーフとも、明らかにアウトとも言い難いプレーではあった。

続く丸は田口の真ん中に入ってきたスライダーを、センター前に弾き返し、1アウト1、3塁とチャンスが広がり、鈴木が打席に向かう。
スライダーを叩き付け、高いバウンドのサードゴロになり、サードランナーの菊池は途中で本塁突入を諦める。
一塁ランナーの丸は二塁を回って、三塁を伺うタイミングを計っているが、三本間に挟まれた菊池のランダンプレーをかいくぐる動きがいつもとは違った。
菊池ならば、小林からマギーにボールが送られたタイミングで、もう一度切り替えして本塁を狙うだろうと思い込んでいたのだろう。
菊池がマギーを交わそうとして、三塁に戻ろうとしたところでタッチアウトとなり、丸も三塁を狙おうと二三塁間で挟まれて変則的なダブルプレーで、同点どまり。

ミスにより同点に追い付き、リプレー検証もあり、走塁死があり、少し慌しいイニングとなった。

直後の4回表の九里のピッチングは、先頭のマギーに四球を与えてしまうが、続く石川をツーシームで詰まらせて投ゴロ併殺打。
これで同点に追い付いたという勢いが出てきた感があった。

ただ、田口のピッチングは初回から変わらず、あえて言えばスライダーが時折高めに甘く入ってくるくらいで、キレは落ちていない。

5回は両チームともに三者凡退となり、試合の流れが落ち着きかけたと思った矢先の6回表。
九里にとって、中盤の最大のピンチが訪れる。
先頭の重信は、アウトコースのチェンジアップにバットを当てただけ、それがセカンド前への緩いゴロとなり、前進してきた菊池が一塁送球の体勢に入りながら捕球しようとして、ボールをこぼしてエラーによる出塁を許す。
ただ、捕って投げていたとしても、ギリギリのタイミングに見え、九里としてはエラーというランプは付いたが、内野安打くらいの捉え方を出来たのではないだろうか。
坂本の打席では、エンドランを仕掛けられるが、アウトコースの低めのチェンジアップでショートゴロに打ち取って進塁打となり、阿部はフルカウントからのフォークで当てただけのショートゴロに打ち取る。
ただ、初回のタイムリーの残像があるマギーには、初球のストライクの後は4球連続ボールとなる。
際どいコースは攻めており、気持ちでは負けていなかったとは思うが、2アウト1、3塁となってからの代打亀井には勝負に行くことができなかった。
2アウト満塁となり、今度は代打村田との勝負となる。
この時点で球数は99球で、村田を打ち取ることができれば、6回を投げきったことになる。
アウトコースへのスライダーがやや甘く入り、ライナー性の打球がショートを襲う。
しかし、田中はショートバウンドの打球を体の正面で受け止め、一塁送球でアウトにし、満塁のピンチを凌ぎきった。

ピンチを凌いだ後の、6回裏の攻撃では、1アウトから丸が、今度はストレートを捉えてセンター前ヒットを放つ。
鈴木の打席では、初球がストレート、ならば2球目はスライダーかカーブ。
この配球をある程度読んでいたと思うが、丸が盗塁を決めて1アウト2塁。
鈴木は1打席目にストレートで見逃し三振を喫しており、この打席でも追い込まれるまでストレートには手を出さなかった。
そして3-1からの外から曲がってくるスライダー、そんなに甘いコースとは思えなかったが、踏み込んで振り抜くと、レフトスタンドへライナーで飛び込む勝ち越しのツーランとなる。

6回裏に勝ち越し、7回表からは九里に代わって、連投となる一岡がマウンドに上がる。
今までの継投では、5/10に登板してから中3日の薮田に7回を任せるパターンが考えられたが、薮田は今季8度の連投がある。
今季2度目の連投となる一岡が、どこまで投げられるか、見極めるためも、そして試合展開的にも一岡のピッチングは重要。

先頭の小林には、2球で追い込んでから、3球勝負のストレートが真ん中高目へ入ってしまい、ライト前ヒットで出塁を許す。
ただ、長野は落ちきらないフォークでタイミングが外れたのか、高めでも空振り三振を奪った。
続く橋本到も同じ様なコースへのフォークだったが、こちらは打ち上げてキャッチャーフライ。
そして重信も2球で追い込み、インコースのストレートで詰まらせてセカンドゴロに打ち取って、勝ち越した直後の大事なマウンドを、一岡がしっかり無失点で抑え切った。

7回裏の攻撃では、先頭のペーニャが左打席での今季初ヒットを放ち、代走野間を送り、會澤が送りバントを決める堅い作戦。
最近の試合では、石原が送りバントを失敗する機会が多く、會澤が送りバントを決めたのは、いいアピールになる。
一岡の打席で、代打松山を送ると、前進守備の外野の頭を越える、左中間突破のタイムリー二塁打となり点差を広げていく。

投手が山口鉄に代わり、丸は田口から打ったのと同じように、スライダーを捉えて、センター前タイムリーヒット。
今日の3本のセンター前ヒットは、全て同じ様な打球と方向だった。
鈴木も初球を捉えて、レフトへの鋭い打球を放ったが、レフトライナーで2点どまり、ただ点差は4点に広がる。
点差は広がっても、準備を済ませていたジャクソンがそのまま8回表のマウンドに上がり、坂本、阿部、マギーのクリーンアップを全て内野ゴロに打ち取って三者凡退。
マギーの打球は、セカンドへのイージーゴロだったものの、菊池が弾く場面があり、やはり今後も休養を挟みながらの起用も必要になるのかなという心配は残った。

さて8回裏の攻撃では、1アウトから左の乾に対し、西川、野間が連打で出塁。
石原の打席でワイルドピッチがあり、1アウト2、3塁となったことで、石原はスクイズを狙う。
乾の投球はワンバウンドとなり、石原はバットに当てようとするものの、バットに当てることは出来ず空振りになった。
しかし、小林が止めることは出来ずボールがバックネットまで転がる間に、西川は本塁を陥れてホームスチール成功。
そして、ワイルドピッチとなっている間に、二塁ランナーの野間も三塁を回って本塁生還。
2アウト後、菊池は真ん中低めのストレートを捉えて、三塁線を破るタイムリー二塁打で、この回3点目。
点の取り方、8回裏での追加点のタイミングなど、昨日の試合同様、相手の反撃意欲を削ぐ。

明日は試合がないということも考慮して、最終回は今村が締めて逃げ切った。
その最終回の菊池の守備は、いつものいい動きが見られ、8回に感じた懸念が杞憂に終わることを信じたい。

今日の試合では、九里が初回の1失点後の2失点目を防いだことが、スミ一の試合展開を作り上げた。
インコースを攻める割合は、前回登板から増えてきており、一時的にインコースに投げきれない投球が続いていた時よりも、当然相手打者が甘いボールをミスショットするケースも増えた。
自分を再び信じることができるようになる、いい投球だったように思う。





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