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【カープ情報】2017.05.10 広島対ヤクルト 公式戦8回戦 新井エルドレッド同時スタメンの試合では18戦14勝3敗1分け

2017年5月10日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦8回戦の試合結果

広  島 302 000 201|8
ヤクルト 020 040 001|7

勝 薮田 2勝1敗
負 ルーキ 1勝3敗
S 今村 0勝1敗7S

【本塁打】大引2号、鈴木6号、7号、バレンティン3号、丸6号

カープのスタメンは、山中対策で左打者を並べてくる可能性もあったが、久々にエルドレッド、新井が揃い踏みとなった。
新井とエルドレッドが同時にスタメン起用されたのは、今季34試合中17試合に留まるが、その17試合の勝敗は、13勝3敗1分け、勝率は.813という結果が残っている。
逆に、2人のうち1人だけ、若しくは2人ともスタメン落ちの17試合は、6勝11敗と大きく負け越している。
相手との巡り合わせも影響しているのは承知の上で続けるが、得点に関しては、前者の場合の試合の総得点が153イニングで89点、後者の場合は154イニングで78点とそこまで大きな差はないにもかかわらず、試合結果には大きな違いが出ている。
昨年の戦い方は、メンバーが固定出来たというのが得点力アップにつながった面があり、今季に関しては、代わって出場した野手が守備も含めて役割をこなしきれていないという考えもできる。

今日のスタメンでは、打順の並びこそ違うが、昨年レギュラー、準レギュラー的な起用をされたメンバー。
走攻守、全てで慣れ親しんだメンバーで試合に臨むことが、どのくらい試合運びに精神的な影響を与えるのか、注目してみたい。

その初回の攻撃は、田中がアウトコース高めのストレートを捉えると、センターオーバーの二塁打で出塁。
菊池はアウトコースを狙い通りの右打ちで、ファーストゴロ進塁打となり、1アウト3塁。
初回ということもあり、ヤクルトの内野は前進守備を敷かず、内野ゴロでも1点入るケース。
慎重になったのか、ボール先行となり、丸は甘く入ってきた逆球のインコースのストレートを捉えて、ライト線へのタイムリー二塁打を放つ。

鈴木は、インコースへ食い込んでくるシュートでカウントを稼がれ、2球で追い込まれたが、3球目のアウトコース低めのスライダーに軽くバットを合わせ、カットするようなバッティングを見せると、そのままファースト後方へ落ちるタイムリー二塁打となった。
追い込まれてからも、食らいつく意識が、良い方向へ作用したと言える。

エルドレッドも2球で追い込まれたものの、やはり右方向へのバッティングを見せると、ライト前にポトリと落ちるヒット。
ヒットを打った全ての打者に共通しているのが、高めのボールを捉えているということ。
1アウト1、3塁で打席に向かうのは新井だが、ようやく山中のボールが低めに決まり始める。
しかし、フルカウントとなったことで際どいコースを狙えなくなり、インコース高めへのストレートを逆方向へ打ち上げ、ライトへの犠牲フライで1点追加。

計3点を先制して、初回の攻撃を終えた。

大瀬良に求められるのは、先制直後のイニングを無失点で抑えること。
いきなり、坂口にコントロールが定まらずに四球を与える立ち上がりとなる。
ただ、藤井、山田、雄平にはインコースにストレート、カットボールを集め、縦のスライダーで抑え込んだ。

コントロールが乱れても慌てることなく、ストレートをインコースに投げ込ませるリードが上手く嵌まった。

しかし、もったいなかったのは2回裏のピッチング。
2アウトから、真ん中高めのストレートを大引にフルスイングされる。
コントロールがアバウトで、何となくストライクを取りに行ったように見えた。
昨日、野村のカーブを捉えて二塁打を放ったのが失点のきっかけになっているだけに、8番に下がったといっても、油断の出来る打者ではなかった。

ただ、今日のカープ打線は、山中にスイスイと投げさせない。
1点差に迫られた直後の3回表、鈴木が真ん中へのストレートをしっかり溜めて、レフトスタンドへ打った瞬間に分かるツーランで点差を広げる。

ところが、大瀬良が一気に乱れた。
5回裏のピッチングでは、1アウトから坂口に四球を与え、続く藤井にも四球を与える。
山田に対するところで、ようやくスイッチが切り替わったかのように、攻め込んでいくが、どうもずれている。
当たりの出ていないとは言え、山田の前にランナーが貯まって、そこでスイッチを入れるのならば、何故藤井に対して攻め込めないのか。
もちろん、打ち取った当たりのサードゴロを、安部が二塁へフィールダースチョイスしてオールセーフで満塁になった。
一つでもアウトを取れていたら、次の雄平の犠牲フライも、単なるセンターフライでチェンジだった。
クリーンアップの前に連続四球でランナーを貯める、ということがいかに失点のリスクを高めるプレーであるかということが、前回登板から活かされていない。

バレンティンに対しては、インコースのストレートを見せ球にして、アウトコースの変化球で勝負にいきたいのだろう。
しかし、ストレートを2球続けて叩きつけてボールにした。
それも、インコースに叩き付けたのならともかく、逆球で叩きつけてワイルドピッチ。
インコースを攻めたことにはならず、アウトコースを狙ったスライダーが真ん中高目へ。
バレンティンにバックスクリーン右へのスリーランを浴びて逆転されるが、打たれても何ら不思議のないバレンティンへの投球だった。

5回92球という球数にもかかわらず、ビハインドとなったことで、代打を送らざるを得ず、大瀬良は5回でマウンドを降りる。
途端に継投策が苦しくなった。

6回表は、代わったギルメットに対し、三者連続三振。
そして6回裏は薮田がマウンドに上がる。
先頭の大引には二塁打を打たれたものの、代打谷内はピンチバンターとしての役割だったが、その送りバントを上げてしまい、フライアウトでランナーを進めさせなかった。
これも攻撃のミスということになり、薮田は後続を打ち取って無失点で切り抜けた。

7回からはヤクルトの継投策は形が決まっており、まずはルーキとの対戦となる。
相手の追加点のチャンスを防ぎ、すぐさま追い付ければ試合の流れを取り戻せる。

先頭の田中が3-0からカウントを整えられ、最後は高目のストレートに力負けしてレフトフライで1アウト。
菊池はルーキのストレートに対応し、センター前ヒットで出塁。
丸は2球で追い込まれ、最後は縦のスライダーで空振り三振。
鈴木は、3-0のカウントから、ストレート2球を見逃してフルカウントとなり、ストレートをファールにしたことで、ヤクルトバッテリーはフォークを選択。
それが、高めに浮いてタイミングはずらされた。
それでも体の回転だけで、レフトスタンドへ放り込む、逆転ツーランを放ったのだから、これは4番の仕事と自信を持って言える。

7回裏は回跨ぎの薮田がそのままマウンドに上がり、先頭の山田に四球を与える。
大瀬良が5回でマウンドを降り、昨日は延長12回を戦っている。
リリーフ陣で連投でないのはブレイシア、高橋樹、オスカルの3人。
薮田はもちろん、一岡、中田も連投ということになるが、薮田一人に負担が掛かるマウンドはどうなのかと疑問は残る。
雄平はセカンドゴロで、ランナーが入れ替わり、バレンティンには勝負に行けていない四球を与え、1アウト1、2塁となる。
この2人のランナーは四球によるもので、球数は嵩んでいる。

このタイミングで、昨日サヨナラ本塁打の大松が代打で起用されたが、薮田の良い所は、投げミスが少ないところ。
もちろんコントロールミスはあるし、ストライクが入らない場面もあるが、甘いコースに失投がいってしまうケースは少ない。
大松を追い込んでからのフォークでショートゴロ、セカンドフォースアウトに打ち取って、2アウト1、3塁となるが、インコースを攻め、決め球としてアウトコースのフォークを投げていることで、意味のある打ち取り方が出来ている。
中村悠を150キロのストレートで押し込んで、浅いライトフライに打ち取って、逆転した直後のイニングをしっかり締めた。

さあ、いい形になりつつあるところで、8回表のカープの攻撃では、1アウト1塁で、送りバントを狙った石原が、ピッチャーへの小フライを打ち上げてしまい、送りバント失敗。
先ほど、ヤクルトの攻撃で送りバントの失敗があった直後に、逆転したカープにとって、避けないといけない送りバント失敗だった。
送りバントを決めて代打西川の流れだったが、ランナー一塁に釘付けのまま代打西川の登場となる。
高目のボール球のストレートを振って空振り三振となってしまい、全般的に少し強引なバッティングに映った。

送りバントのミスがあった直後の8回裏、マウンドに上がるのはジャクソン。
先頭は、昨日からここぞという場面で長打を放っている大引。
ストレートとスライダーを中心に投球する投手で、相手もストレートとスライダーのどちからに絞って打ってきている。
それでも、大引、谷内はアウトコースからボール気味に切れていくスライダーを芯に当てることが出来ずに、浅いライトフライ。
坂口には、縦のスライダーでバットの下面に当たるセカンドゴロに打ち取って、簡単に3アウトを奪った。
ストレートをアウトコースに決めてストライクを取って、追い込んでからは外にスライダーを投げて、という感じで1球1球の結果には囚われていない。
石原のサインに首を振らないということは、それだけ自分のボールを投げることに集中できる要素が一つ増えるということにもなっている。

9回表の攻撃は、回跨ぎの原樹の緩いカーブに、田中、菊池が体勢を崩されてファールになる場面が多く、丸も同じ様なファールを打たされる。
ただ、あれだけカーブを続ければタイミングが合ってくる。
最後は高めに浮いたこともあり、そのカーブを捉えてバックスクリーンへの本塁打。
最終回の守りを前に、欲しかった追加点が入った。

1点リードと、2点リードでは、単なる1点という差以上に大きな違いがある。

ランナーを貯めることなく、失点しても最小失点で凌げる今村がマウンドに上がるが、昨日はいい高さからフォークが落ちていた。
昨日の投球内容からは、フォークの連投で大量失点は防げるのではないかと思える。

先頭の代打荒木を、ちょっと甘いコースだったが、フォークでサードゴロに打ち取り1アウト。
山田には、フォークで追い込んだものの、勝負球にはストレートを選択し、抜けて四球となる。
雄平には、フォークとストレートをアウトコースに集め、バットを振らせないまま追い込むと、フォークでセカンドゴロに打ち取ってランナー入れ替わり。
2アウト1塁でバレンティンを迎え、失投だけを気を付ける場面。
低めのフォークでファールを打たせてカウントを稼ぎたいところだったが、フォークが真ん中やや外寄りへ。
これは鋭い当たりのセンター前ヒットとなったが、本塁打でなくて助かった。

そして、代打から守備に入っていた大松に打順が回った。
今村が、意識しているのが伝わってくる。
3-0となり、四球を出したくないからと無理にストライクを取りに行くのは怖さを感じる。
最後もストレートが抜けて四球となり、2アウト満塁の場面が訪れた。

続く中村悠を低めのフォークでショートゴロに打ち取り、深い位置から田中はワンバウンド送球。
新井が大事に捕球しようとしたが、ボールをこぼしてしまい、タイムリーエラーで1点を返され、なお満塁のピンチが続く。
ここも嫌な打者大引を迎えることになり、ボール先行となるが、アウトコースへのスライダーで2-2までカウントを戻し、やはり低めのフォークでショートゴロ。
今度はしっかりと送球と、そして捕球をして、ヒヤヒヤながらも逃げ切った。

冒頭に戻るが、新井とエルドレッドが同時起用された試合は、これで18戦14勝3敗1分となった。
理由は色々思い当たるが、昨年の記事でも何度も触れていたように、鈴木の4番起用は、新井が元気で後ろを打っている内にこそ実現させるべきだと言ってきた。
チームとして、もっとも戦いやすい、各選手が言われなくても役割を果たすことが出来る布陣が、走攻守全て含めて今日のメンバーということになるのだろう。
打順が代わっても、何をすればいいのか理解できているから、地に足をつけて戦える。
それ故に、鈴木が4番になっても、何ら違和感なく試合が出来ると思っている。

内容はともかく、連敗を脱出する試合としては、上記のようなことを述べてはみたが、こういうバタバタして、最後まで危うい展開になっても実際に勝ちきることが出来たことが大事。

投手では、今日は薮田のピッチングに尽きる。
ただ、こういった起用法が続けば、再び疲れから不振に陥る心配も残る。
普段は、あまり選手の起用法について細かく言うことはない当ブログではあるが、薮田と大瀬良の、先発とリリーフの入れ替えも視野に入れる必要もあるのかなとは思う試合だった。
もっとも、実際にはしないとは思うけれども。





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dyson13
選手起用についてファンが構想を練るのはよくあることで、いろんな人の考えを聞いているとワクワクします。
デタスポさんのご意見はデータの裏付けがあるので特に(それが当ブログの狙いとは思います)。

投手はともかく、スタメンで勝敗がそこまで違うと、二人を入れて勝ちを重ねて、いずれ来るどちらかの離脱の時に準オーダーを試す方がいいのかな、と思ってしまいます。
一方で、早い内に準レギュラーに経験させて交流戦以降の戦いに備えているのかもしれない、とも考えさせられます。

捕手で言うと、今季は石原で行けば勝てるかと思うところで、會澤を我慢して使っているような気がするので、首脳陣の戦略を期待しているところであります(自分は出場試合をメモしていないので裏付け無しです笑)。

今日から連勝できる保証はないものの、福井の粘投を期待して今日も楽しみにしております。
[ 2017/05/11 07:20 ] [ 編集 ]
選手起用について
dyson13さま、いつもコメントありがとうございます。
選手起用の件は、まさにその通りだと思います。
昨日のメンバーで143試合スタメンが組める訳ではなく、いろいろなオプションを考えながら試合に臨んでいるのだと思います。

堂林の2番起用も、一応はオープン戦で何度か試していましたし、7番野間も、かつて田中、安部が飛躍のきっかけにした打順でもあります。
この2選手の起用に疑問を感じたのは、出場することに関してではなく、では堂林が好調だったとして、菊池欠場時の2番打者候補の筆頭なのかということ。

野間については、外野の守備固め、代走としての役割を求められている打者を、終盤の代打が出しやすい7番として起用するとこで、選手起用の幅が狭まる恐れがあると思っていたからです。
競った展開を前提として、終盤に代打を出したとして、その後レフトの守備に就けるのが天谷くらいでしょう。
ということは、天谷を最後までベンチに残しておかないといけないという起用法になってきます。
そうなると代打を出せない、という不安も出てきます。

ただ、いつまでも一軍の投手と対戦がないと、成長にも繋がらないので割り切って起用したというのは理解しています。

素人考えなので、実際はベンチに残っていれば、エルドレッド、堂林をレフトの守備に就かせるのは、当たり前に行われると思いますが、正攻法ではないかなと受け取っています。

ともあれ、新井エルドレッドの同時起用でも勝てない時期は訪れるでしょうから、敗戦や失敗の中から這い上がり、勝利に結び付くことのできる選手が現れることを期待しています。
[ 2017/05/11 08:50 ] [ 編集 ]
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