デタスポ.com

スポーツ関連のニュースからデータを分析するサイトです。主にプロ野球(特に広島カープ)に関しての話題を取り扱おうと思っています。
デタスポ.com TOP > 【カープ情報】試合結果 > 【カープ情報】2017公式戦 > 【カープ情報】2017.05.09 広島対ヤクルト 公式戦7回戦 久々に投手陣が踏ん張るも、中田が4球で負け投手
スポンサードリンク

【カープ情報】2017.05.09 広島対ヤクルト 公式戦7回戦 久々に投手陣が踏ん張るも、中田が4球で負け投手

2017年5月9日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦7回戦の試合結果

広  島 010 000 010 000|2
ヤクルト 000 200 000 001|3

勝 近藤 1勝0敗
負 中田 2勝1敗
S -

【本塁打】エルドレッド7号、大松1号

初対戦となるヤクルト先発のブキャナンは、コントロールを乱して自滅するタイプではなく、少々球数が多くなっても、長いイニングを投げてくる。
攻略のためには、打席で粘れない野間を、左打ちだからと起用するのではなく、エルドレッドをレフトで起用し、ファースト安部、サード西川という布陣も考えられなくはない。
ただ、西川は先週の状態から立ち直る時間が必要なのはもちろん、安部も慣れないファーストでの、守備の負担を感じてもおかしくないタイミング。
安部は一塁けん制を何度も弾くシーンがあり、もっとも守備機会が多いポジションでの出場を優先したと考えられる。

また、野間のところで打順が切れてしまうと、7番から9番までの繋がりに不安がある打線ではある。

カープの初回の攻撃は、ブキャナンに対し、先頭の田中が追い込まれてから、当てただけのセンターフライに倒れるが、明らかなボール球も多かった。
しかし、スタメン復帰の菊池は、縦の大きなカーブで見逃し三振、丸はインコースのカットボールでセカンドゴロに倒れ、あっという間に安定感を出してきた。

そして野村の立ち上がりは、先頭の坂口をインコースへのスライダーでショートフライ、大引を2球で追い込んで、最後はシュートで狙い通りのショートゴロ。
山田をアウトコースギリギリのカットボールとスライダーで追い込んで、カーブでショートゴロに打ち取り、両チーム合わせて8分ほどで初回の攻防を終えた。

2回のカープの攻撃では、ブキャナンのカットボールで簡単にカウントを稼がれ、鈴木、安部が連続三振。
エルドレッドは追い込まれてからのカーブがアウトコースに来るが、エルドレッドのリーチの長さでバットが届いた。
高く上がった打球は、そのまま高い放物線を描いて左中間スタンドに届いた。

先制の本塁打となったが、決して各打者が捉えている訳ではない。

2回の野村のピッチングは、先頭の雄平にライト線に運ばれる二塁打を打たれ、ピンチを背負う。
バレンティンに対しては3-0というカウントになったが、そこからストレート、シュート、チェンジアップで空振り三振を奪う。
バレンティンを打ち取ったことで、最悪、下位打線、投手までを含めて得点を与えなければいいというピッチングに変わり、きっちりと内野ゴロ2つで、最初のピンチを凌いだ。

ブキャナンのピッチングは、徐々に安定感と、凄みを増してきた。
何といっても、丸がバットに当てさせてもらえないくらいの変化球のキレがあり、投球数も少なくバテてこない。

そして野村は4回裏に捉まった。
先頭の大引に、カーブを引き付けて打ち返され、左中間突破の二塁打を打たれると、山田にはフルカウントからの低めのチェンジアップを、下半身の粘りでセンター前に運ばれるタイムリーヒットで同点に追い付かれる。
続く雄平には、インハイのボール球を強引に引っ張られると、一塁線を破るタイムリー二塁打となって逆転を許す。

捉えられた、とも崩れたとも言えないようなピッチングで、内容が悪いわけではない。
流れが向かないという失点に思えるが、そういった展開になっているのも、ブキャナンの投球が呼び寄せているとも言える。

7回表の攻撃前、それ行けカープが流れたのは19時40分過ぎ。
試合開始から、わずか1時間40分しか経過していない。

その7回表の攻撃も、バットの芯に当たったのは、エルドレッドのレフト前ヒットのみ。
先頭の鈴木はバットの先の勢いのないセンターフライ、安部はバットの下面に当たるセカンドゴロ、野間は高く弾んだセカンドゴロ。 ブキャナンの投球数は、7回を終えて95球、完投ペースで投げさせてしまっている。

野村も、7回裏を三者凡退で抑え、十分先発としての役割を果たした。

8回表は石原、野村と続く打順で、まずは代打ペーニャが起用される。
珍しくストレートの四球となり、この試合初めて先頭打者が出塁する。
続いて天谷が起用され、送りバントを狙うも初球のカットボールを空振りしてしまう。
2球目で送りバントは成功するが、非常に打ちにくいボールだと言うことが良く分かる打席だった。

1アウト2塁で、田中はやはり早めに追い込まれ、最後はチェンジアップで空振り三振。
続く菊池は、初球をフルスイングし、力強い打球が飛ぶも、レフトポール左に大きく切れていくファール。
そしてカットボールを空振りして追い込まれたが、そこから粘った。
この菊池の力強いスイングを見るに、気持ちで負けない打席だったと言い切れる。
インコースにシュート気味に抜けてきたチェンジアップを捉え、レフト線へのタイムリー二塁打で同点に追い付いた。

2アウト2塁で丸が打席に向かう。
今日最もタイミングが合っていなかったが、それまでの3打席を活かして、低めのボールに目付けをして、大振りをせずにコンパクトに捉えてライト前ヒット。
外野が前進守備を敷いていたため、菊池は三塁でストップし、2アウト1、3塁となったところで、ブキャナンは交代。

ルーキ対鈴木、この試合の勝負どころがやってきた。
ルーキは150キロ超のストレートを連発するが、変化球は1つもなく、見方によっては一本調子。
追い込まれてからも粘りは見せたが、最後も150キロ超のストレートを投げ込まれ、空振り三振に終わってしまう。

同点どまりではあったが、終盤からリリーフ陣が粘り、打線が逆転勝利に持ち込むことが出来れば、カープの戦い方と言える。

しかし、8回裏に登板してきたジャクソンは、ボール先行の苦しいピッチング。
先頭の西浦に対しては、明らかなボールが多く、それでも會澤が際どいコースに構え続けた。
やや荒れ気味というボールの残像があったのか、アウトコース高目のスライダーは、投げた瞬間ボールと目を切ってしまったようだった。
坂口はストレートで詰まらせて捕邪飛に打ち取り、大引には150キロ超のストレートがいい所に決まり始めた。
ただ、追い込んでからアウトコースのスライダーを連続して外し、山田の前に四球でランナーを出してしまう。
山田に対し、初球はアウトコース低めにスライダーが決まり、何度か牽制を挟んだ後、インコースへ逆球のストレートでファールを打たせる。
最後は渾身のストレート勝負、というタイミングで、とうとう一塁牽制で大引を刺した。

考え方次第ではあるが、走塁ミスでピンチを脱し、9回表の攻撃で勝ち越せれば、試合の流れを引き寄せることになる。
ただ、無得点に終わってしまうと、9回裏は山田、雄平、バレンティンとの勝負にかなりのプレッシャーが掛かってしまう。

ヤクルトは、守護神の秋吉をマウンドに上げ、最終回の攻撃でサヨナラ勝ちの流れを作ろうとしてくる。
先頭の安部はタイミングを外されてレフトフライに倒れ1アウト。
エルドレッドは、どうあってもヒットゾーンには飛ばないだろうと言うアウトコースのスライダーで攻められ、インコースへのシュートで詰まらされてショートゴロ。
野間もショートゴロに倒れ、嫌な流れで9回裏の守りを迎えることになる。
野間は、4打席中、3アウト目の打者になったのが3度、先頭打者として凡退したのが1度と、流れに乗ることが出来なかった。

9回裏のマウンドには今村が上がり、極端に言えば、セーブの付く状況で投げるよりもプレッシャーが強い。
1点取られれば負け、というマウンドで、フォークが良い高さに落ちない状態が続いている今村にとっては、全ての球種をコースに決めきらないといけない。
先頭の山田に、際どいコースは狙っているが、ストレートの四球を与えてしまう。
続く雄平には、初球にスライダーが抜けて高めに行ってしまうが、ミスショットで三邪飛。
バレンティンの打席で、ワンバウンドのフォークで空振りを取ったものの、ワイルドピッチをしてしまい、1アウト2塁となったところでバレンティンを敬遠。
途中から守備固めに入っている武内との勝負を選択するが、上手くいくときは、代わった選手が仕事をするものだが、逆に言えばそういった選手を打ち取れれば流れも来る。
武内に対しては失投はなく、最後は低めのフォークで空振り三振を奪った。
中村悠をアウトコースのストレート2球で追い込み、最後も低めのフォークで空振り三振を奪って、ピンチを凌いだ。
この2者連続空振り三振を奪ったフォークは、今村の本来のフォーク。
良く投げ切れたと思う。

延長戦に突入することになるが、西川、新井が残っているだけに攻撃のバリエーションは多いものの、リリーフ陣には不安が残っている。
10回表の攻撃は、その西川が代打として起用され、粘りを見せたもののレフトフライに倒れて1アウト。
會澤がフォークでセンターフライに倒れ、田中はストレートで空振り三振で無得点。

再びサヨナラと隣り合わせの10回裏のマウンドに上がるのは一岡。
ストレートをアウトコース中心に集めて、無難なピッチングをしているようには映る。
また、フォークの割合が若干減って、スライダーで目先を変えているようにも思える。
2アウトから坂口に四球を与えてしまったが、ここでも執拗に一塁牽制をし、大引をスライダーで空振り三振に打ち取って無失点。
気持ちは伝わってきたが、少しボールは高かったように思える。

11回表は、菊池からの攻撃だったが、代わった近藤のテンポの良いピッチング、ストライク先行のピッチングで思ったようなスイングをさせてもらえない。
菊池はカーブで空振り三振、丸はストレートに振り遅れて空振り三振、鈴木はスライダーにタイミングが合わないスイングをしてしまい、最後も浅い当たりのライトフライに倒れ、無得点。

11回裏は薮田がマウンドに上がるが、先頭の山田にはまともに勝負にいけなかった。
大きく外れるボールが多く、見極められて四球を与えてしまう。
雄平に対してもボール先行となってしまうが、2-1からスライダーでストライクが取れたのが大きかった。
カウントを整え、インコース膝元への149キロのストレートで空振り三振を奪う。
上田の打席でエンドランを仕掛け、ファーストゴロとなったが進塁打にはなって、2アウト2塁。
武内にはストレートで押す場面も多くなり、ようやくインコースへのストレートを投げ込むようになってきた。
ということは、ストレートの球威に手応えを感じつつあるという事なのだろう。

しかし追い込んでから決めに行ったフォークをファールとされたが、バットに會澤のミットが当たってしまい、打撃妨害で武内が出塁。
そして中村悠が初球を叩きつけると、高いバウンドで薮田の頭上を越えていく。
田中が早くボールが落ちて来いとばかりに、捕球してすぐにセカンドベースを踏んでフォースアウト。
際どいタイミングだったが、何とか3アウト目をもぎ取った。

12回表の攻撃は、回跨ぎの近藤から、先頭の安部がストレートの四球で出塁し、エルドレッドは初球のストレートを叩いて高く打ち上げたレフトフライ。
野間はショートライナーに倒れ、2アウト1塁で代打新井。
アウトコースのスライダーを右方向へ打ち上げたが、やや抜かれており、芯ではなかったことでライトフライに倒れ、カープの勝ちはなくなった。

最終回のマウンドには中田が上がる。
ヤクルトは、代打大松を送ってくるが、4/9の試合でこの大松には痛い目にあっているし、細心の注意が必要。
そしてど真ん中へのスライダーを捉えられ、ライトポール際へ高々と打ち上げられ、そのままスタンドに入るサヨナラ本塁打を浴びてしまった。
本塁打を避けないといけない場面で、失投といえどもど真ん中へ行ってしまう。

最後のサヨナラ本塁打は、連敗中のチームの流れがもたらした結果であって、試合運びは悪くはなかった。
四球はあったが、四球で出したランナーは一人も返さなかった。
返さなければいいランナーを、返してしまっていたのは、自分たちで悪い方向へ流れを持っていっていたから。
少なくとも、今日の試合では攻める気持ちを取り戻せていたように思える。

明日対戦する山中には、2016年はエルドレッドも新井も相性は悪くなかった。
同時に出場するのが難しいコンディションであるなら、再び左打者をスタメン起用する可能性があると思うが、その左打者が右投手対策となりえない状態が続いてしまうと、上昇気流が生まれてこない。
もちろん、その2人を同時起用しても打てないという結果が出ても同じ。
今は期待値込みで起用している部分もあると思うし、コンディションを整えながらの試合でもあるだろう。
それでも勝っていくためには、殻を破る選手が1人でも2人でも出てきて欲しい。
明日先発の大瀬良もそうだし、西川、野間もそうなってくれるよう願っている。





関連記事
スポンサーサイト
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック:
この記事のトラックバック URL

Google検索
【デタスポ内記事検索】


2017年優勝決定日
2017年セ・リーグ
優勝決定日
9月18日

2017年9月18日更新
広島カープネットラジオ中継
RCCラジオのネット中継radiko

カープの公式戦はネットラジオで中継

テレビ中継がない日はネットラジオ!
カテゴリ
カープニュース
スポンサードリンク

プロフィール

デタスポ

Author:デタスポ
FC2ブログへようこそ!

アクセスカウンター