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【カープ情報】2017.05.07 広島対阪神 公式戦9回戦 今季初の同一カード三連敗も、高橋樹の投球が苦しい台所事情を助ける

2017年5月7日に行われた、広島対阪神の公式戦9回戦の試合結果

広島 000 000 000|0
阪神 000 203 00×|5

勝 能見 1勝2敗
負 九里 2勝3敗
S -

【本塁打】なし

カープのスタメンは、左腕の能見対策で、2番に堂林が入ったが、5番で新井がスタメン復帰、6番にサードペーニャ、7番にセカンド安部という並びとなった。
一軍登録されてから、右打席でしかヒットを打てていないペーニャを起用する意図はもちろん分かるし、セカンドに安部を入れるのが最善策という現状ではある。
ただ、2番に安部を起用し、エルドレッドをレフトでスタメン起用することは出来なかったのだろうかという疑問は残る。

初回のカープの攻撃は、先頭の田中が逆方向へのバッティング、レフト前ヒットで出塁すると、堂林の打席で盗塁を決める。
堂林はインローのスライダー、能見の得意のボールで空振り三振に倒れるが、アウトコースから曲がってくるため、右打ちの意識が、手を出させてしまった。

続く丸は四球を選んで1アウト1、2塁。
鈴木も四球を選んで満塁となるが、最近の能見は初回にコントロールを乱す印象が強い。
しかし、2回以降は立ち直り、低めで勝負できるようになってくるため、スタメン復帰の新井の一打に注目が集まる。

新井の打席では、ストライク先行、際どいコースへ決まり始め、最後はフォークで空振り三振。
ペーニャは2球で追い込まれ、能見にはタイミングが合わない感じのスイング。
堂林と同じ様な、インローへのスライダーで空振り三振となり、無得点スタートとなった。

もっともカープとしての、現在の一番の懸念事項は、先発投手が6イニング持たずに降板するケースが続いている点。 九里の立ち上がりは、高山を2球で追い込んで、低めのフォークでセンターフライ。
北條も2球で追い込んで、そこからはアウトコース一辺倒でフルカウントとなり、最後はアウトコース甘めのカットボールでショートゴロ。
糸井は緩いカーブで、当てただけのファーストゴロに打ち取って、三者凡退で立ち上がった。

今日の試合でも、初回はインコースを攻めるシーンがなく、緩急というよりは、明らかに緩い変化球の割合が多いピッチングだった。

2回の攻撃でも、右打者の會澤は、堂林、新井、ペーニャと同じ様な低めの変化球で空振り三振を喫した。
九里は、低めのスライダーを何とかバットに当てて、投ゴロに倒れたが全力疾走。
気持ちが入っているのは伝わってきたが、あとは空回りしないこと。

2回の九里は、先頭の福留の打席から、ツーシームの割合が増えた。
アウトコースへのツーシームでレフトフライに打ち取り、中谷をアウトコースのフォークで空振り三振、鳥谷をインコースのストレートで空振り三振。
1イニングの結果で一喜一憂はできないが、1イニングずつの積み重ねという意味では、良いスタートを切った。

3回は、糸原をセカンドゴロに打ち取るが、予想通りスタンドから大歓声が上がる。
梅野には、際どいコースをついた結果四球を与えたが、インコースも攻めきっており、悪い四球とまでは言えない。
能見の送りバントは、キャッチャーゴロとなり二塁封殺。
ここで、高山をしっかり抑えることができれば、まずは試合の流れを渡さないピッチングが出来たと言える。
その高山にはインコースを突くボールが多いが、完全にコントロールし切れているとは言えない。
それでも、インコース攻めを利用して、アウトコースのフォークで、当てただけのセンターフライに打ち取って、緩急、内外、高低いろいろ工夫しながら投球しているのは伝わってくる。

こうなると、完全に立ち直っている能見とは言え、黙って打ち取られ続けるわけにはいかない。

4回表のカープの攻撃では、鈴木がアウトコースのスライダーを引っ張って三塁線へ打球を飛ばす。
鳥谷が好捕して、一塁送球するも、鈴木の足のほうが早く内野安打となる。
新井は、低めのスライダー、チェンジアップに的を絞り、何とか右方向へ打球を飛ばそうというスイング。
そのために、ボール気味の変化球にも付いて行けていた。

ただ、ワンバウンドのボールを梅野が弾く間に、二塁を狙った鈴木がタッチアウトとなり、途端に体の開きが速くなって、インローへのスライダーで空振り三振。
ペーニャは、スライダーにもチェンジアップにも、まったくタイミングが合わず、2打席目でもアジャストする感じがない。
阪神バッテリーもスライダーを決め球に選択してきたが、ワンバウンドでも空振りし続けてきた打者にとっては、若干甘く入ってきた。
アウトコース、ベルト付近のスライダーを捉え、左中間突破の二塁打を放つ。
たさ、安部はストレートを打ち上げてしまい、センターフライで無得点。

4回裏の九里のピッチングは、先頭の北條に、立っているだけで四球を与える。
要するに、投げた瞬間ボールになっているということで、余裕を持って見逃されている。
糸井にも、2球連続ボールとなり、そこからフォーク2球でカウントを整えたが、決めにいったストレートは糸井の予想通りのボールだったように思える。
狙い通りといった感じで、一二塁間へゴロを転がし、ライト前ヒットでノーアウト1、2塁。
カープバッテリーに余裕がなくなってきたのか、ランナーを溜めてはいけない場面で、アウトコースの明らかなボールの連投。
フルカウントからフォークを投げていったが、四球は避けたいという意識が強いのか、やや高い。
それでも、バットの芯を外して、緩い当たりのセカンドゴロ。
進塁打となって1アウト2、3塁となり打席には中谷。
前進守備を敷くということは、内野ゴロを打たせたいということ。
詰まらせるにはもってこいのツーシームやシュート、若しくはタイミングを外すフォークを選択したい場面。
スライダーで空振り、インコースのストレートでファールを打たせ、追い込んでからはフォークで空振り三振を奪った。

2アウト2、3塁で鳥谷を迎え、フォークの連投で攻めていこうというバッテリー。
糸井には、フォークのあとのストレートを狙われただけに、追い込んでからの決め球の選択が勝負の分かれ目。
アウトコースのスライダー、インコースのストレートをカットされ、鳥谷はフォークを狙っているのは明らか。
そして、そのフォークをライト前2点タイムリーを打たれ、先制を許してしまう。
フォーク狙いだっただけに、ワンバウンド気味のフォークだと、手が出ていたかもしれない。


今日の試合でも、先頭打者への四球が失点につながってしまった。
続く糸原には、レフト前へのハーフライナーを放たれるがに堂林が追い付き、何とか阪神打線に勢いが出てくるのは、阻止した。

2点を奪われた直後の、5回表の攻撃は、先頭の會澤がセンター前ヒットで出塁し、九里は送りバントの場面。
このバントの成功で、まだ試合は締まったものになる可能性は残した。

1アウト2塁の場面で、田中は初球デッドボール。
堂林に対しては、追い込んでからは、3球連続アウトコースのストレート。
1打席目の低めの変化球が残像に残っているのか、4球連続でアウトコースに来たが、決め球のアウトコースのカットボールにも、手打ちのようなスイングで空振り三振となった。
丸はインコースのストレートでファーストゴロに倒れ、無得点に終わる。

5回裏の九里のピッチングは、下位打線からということもあり、三者凡退に打ち取った。
特に、ここ2試合苦労していた梅野をあっさり打ち取れたことで、7回くらいまでは投げきることの出来る球数に収まってきたし、試合の流れが変わる可能性も出てきた。

6回表のカープの攻撃は、先頭の鈴木がアウトコースのチェンジアップが、高めに浮いたところを捉え、コースに逆らわないバッティングでセンター右へヒットを放ち、糸井が回り込んで抑える間に二塁打とする。

新井は、逆球のストレートがインコースに食い込んできて捉えきることは出来なかったが、コントロールが定まらなくなりつつあり、見極めて四球を選ぶ。

ノーアウト1、2塁でペーニャが打席に向かうが、タイミングが合わないのはやはり変わらない。
初球を簡単に打ち上げて、セカンドフライで1アウト。
安部は2球で追い込まれ、フォークで3球三振。
2アウトとなったところで桑原にスイッチ。
スライダーの失投を一振りで捉えることが出来れば會澤の勝ち、失投がなければ桑原の勝ち。
そういう勝負で、逆球となったインコースからのスライダーに手が出ず、アウトコース低めのスライダーを打たされたところでノーチャンス。
ショートゴロに倒れ、無得点が続く。

代打が出る前に攻撃が終わり、九里の続投となったが、この続投が良い方向に転がれば、試合の行方はまだ分からない。
続投となって追加点を奪われると、与えられるダメージは大きい。
先頭の北條には、アウトコース高めに抜けたフォークをレフト前ヒット。
糸井にはスライダーもフォークも抜けて、ストレートの四球。
福留にも同じ様にボールが抜け、ボールが先行し、最後も抜けて、高目のフォークをライト線に運ばれるタイムリー二塁打で1点追加。
さらにノーアウト2、3塁で代打伊藤隼。
通常であれば投手の交代のタイミングだが、代えたくはない。
粘られたが、アウトコース低めのフォークで、ファーストゴロに打ち取って、1アウト。
先ほどの鳥谷へのフォークで、この高さのフォークが欲しかった。

1アウト2、3塁の場面で鳥谷を迎え、今度は初球のストレートをセンター前2点タイムリーヒット。
これで九里は交代となった。
今日も先発投手が6イニング持たなかったということになり、リリーフ登板のオスカルは、次の攻撃で打順が回ってくるため、あと2アウトを取ることを託すのみ。
糸原の高いバウンドのサードゴロをペーニャが好捕し、一塁でアウトにすると、梅野を投ゴロに打ち取って、後続は断った。

だが、結果的に追加点を奪われた6回裏で、大きなダメージを負ってしまった。

7回表の攻撃は、回跨ぎの桑原に、代打天谷がインローのスライダーで空振り三振。
田中もインコースに食い込んでくるスライダーに詰まらされてショートゴロ。
堂林もスライダーで空振り三振。
反撃ムードも出てこない、三者凡退だった。

7回裏は高橋樹がマウンドに上がる。
先頭の江越を捕邪飛、高山をセカンドゴロに打ち取るが、ファーストの新井が飛び出しており、安部の送球、高橋樹のベースカバーはタイミングばっちりだった。
北條もサードゴロに打ち取り、高橋樹のピッチングはチームを救ってくれた。

8回表の攻撃は、代わった岩崎に対し、丸も鈴木も捉えた打球を放ったが、レフトフライとセンターフライに倒れる。
新井はレフト前ヒットを放つが、ペーニャは能見だけでなく岩崎にもタイミングが合わない。
ストレートにバットを始動することも出来ずに見送り、低めのボールになる変化球に手を出す。
サードゴロに倒れ、無得点が継続する。

8回裏は、回跨ぎで高橋樹がマウンドに上がり、糸井にも大きな緩いカーブと、インコースのストレートで大胆に攻めていく。
ただ、3-1のカウントからの、真ん中付近のストレートは、ライナーでセンター前ヒットとされ、甘いコースは持っていかれる。
ならばと、福留に対してはコースを狙ったり、低目を意識すると、余裕を持って見送られてしまう。
四球でランナーを貯めてしまうと、荒木は真ん中高目のストレートを捉えてライト前ヒット、ノーアウト満塁となって鳥谷を迎える。
高卒2年目のピッチャーが、ノーアウト満塁で鳥谷を迎えるとなれば、ストライクが入らずに押し出し四球を与えてもおかしくない。
しかし、3球連続ストライクを投げ込める、それだけでも十分収穫はあった。
インコース高目のストレートで、ライト犠牲フライを打たれてしまったが、試合展開はもはや関係なくなっている。
1点失って、さらに1アウト1、3塁。
そこで糸原に対しては、アウトコースギリギリ一杯のストレートで見逃し三振。
梅野には、やや苦労したがセカンドゴロに打ち取り、ノーアウト満塁のピンチを1点で凌いだというのは、大きな自信にしてもらいたい。
多くの若手投手は、初めて失点したタイミングで、課題克服のためにファームで再調整をしてきたが、この高橋樹はリリーフ陣の状態が良くなり、5イニング投げてもらえれば大丈夫、というチーム事情になってくれば、先発としてのチャンスが貰えるようになるのではないだろうか。

9回表の攻撃は、対藤川。
先頭の安部がストレートを捉えてセンター前ヒットで出塁。
會澤に代わって、代打西川が起用される。
悔しい思いをしている選手の一人には違いなく、取り返してやろうという気持ちはあっても、冷静に考える時間は欲しい。
簡単に追い込まれて、フォークで空振り三振。
天谷の打球は左中間へのライナーとなるが、守備固めの大和は抜けない。
センターフライで2アウトとなり、田中はセカンドフライに倒れて完封負け。

気休めには過ぎないが、ポジティブに考えるなら、今週の6連戦は3勝3敗。
今シーズンの阪神戦のうち、甲子園での試合は全10試合あるが、すでに5月上旬で6試合も消化している。
ビジターの試合として考えれば京セラドームで3連戦は別にあるが、この序盤に強い状態の阪神と甲子園での試合を体験できていれば、それなりの対策は練ることが出来るだろう。
九里が6回を投げきることが出来なかったが、内容的には前回よりも良かった。
リリーフも、オスカルと高橋樹が繋いでくれたおかげで、中田、薮田、一岡、ブレイシアを休ませることが出来た上に、中1日の休養が挟める。

カープの試合日程で、少し余裕が出てくるのは交流戦明けの6月下旬から。
そこまでは何とか6連戦を3勝3敗ペースで乗り切ることが出来れば、という考えは開幕時からずっと変わらず持ち続けている。
下を向くような3連敗ではない。





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