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【カープ情報】来季への展望 その1(2016年シーズン終了後編)

2016年のペナントレース総括、ドラフト及びシーズン終了直後の戦力外通告の状況を主な判断材料として、来季への展望を記事にしてみたいと思います。
トライアウト受験選手の中から獲得候補の名前が出ては来ていませんので、あとは新外国人選手、トレード、移籍などで顔ぶれが変わって来ると思いますので、その際はどこかのタイミングで改めて記事にしようかと思っています。

さて、シーズン終了後の戦力外通告、引退の表明で、
【引退】黒田投手、倉捕手、廣瀬外野手
【戦力外通告】西原投手、久本投手、中東外野手
【自由契約】デラバー投手、ルナ内野手、プライディ外野手
の9選手がカープを去ることになります。(2016年11月24日現在)

新外国人選手については、投手はジョンソン、ジャクソン、ヘーゲンズが揃って残留となっていますので、新規での獲得は急いだものにならないように思います。
また、野手については、現時点でエルドレッドのみが残留となっていますので、新規で1人の獲得はあるのかなと思いますが、未だに情報は表に出てきていません。
育成契約のメヒア、バティスタは支配下登録の可能性もあり、その場合は来春のキャンプ、オープン戦での見極めまで待つことになるかもしれません。

野手1、投手3という外国人枠の使い方であれば、今季と同じ顔ぶれでのスタートとなるため、とりあえず来季に向けては、新外国人選手の獲得はないものとして、検討していきたいと思います。

【投手編】
黒田の引退に伴い、先発ローテーションが1枠空くことになります。

野村、ジョンソン、岡田の3人がほぼ確定。
残りの3枠を、
福井、大瀬良、薮田、塹江、戸田、ヘーゲンズ、そしてドラフト組の加藤と床田あたりが争っていく形になると思います。

この中では、戸田はフェニックスリーグでの内容が示すように、故障からの復帰途上ということで、現時点では少し割り引いて考える必要があります。
塹江は、来春のキャンプでの成長度合いを確かめ、オープン戦での内容を見ないと何とも言えませんが、先発したDeNA戦で、筒香を始めとする左打者を全員封じこんだ投球には魅力があります。
薮田は、十分一軍でも通用する投球が出来るため、突如乱れる、自滅するといった調子の波を小さくし、安定感を身に付けてもらう必要はあります。

加藤はコントロールに難があるタイプと言われており、1点を争う場面でのリリーフ登板と言うよりは、やはり先発として起用していく方が持ち味を発揮できるのではないでしょうか。

床田については、プロフィール的には戸田と同じく、長身左腕で線が細いタイプですので、オープン戦でいいパフォーマンスを見せたとしても、年間を通してローテを守って欲しいというような過度の期待はかけない方が良いように思えます。

福井については、今季の不調の要因の一つに、スプリットのコントロールのアバウトさが挙げられます。
昨季と今季前半のスプリットは、落ち幅が小さくても、タイミングをずらせればいいというボールで、高めから真ん中付近へ投げ込んでおり、相手打者に慣れられた今季はカウントが取れないどころか、逆に狙われるボールになっていました。
ただ、シーズン終盤に復帰してからは、低めのストライクゾーンから落とし、空振りの取れるスプリットになりつつありましたので、現時点では先発ローテの有力候補と言えると思います。

難しいのは大瀬良についてです。
年間を通してローテを守り、10勝を挙げて新人王を獲得したように、先発投手としての能力が高いのは誰もが認めるところです。
今季リリーフで見せていたような投球を、そのまま先発でも見せてくれれば、5番手、6番手としてであれば、ローテの一角に入ってくるでしょう。
ただ、大瀬良の場合は、決めに行ったストレートがシュート回転し、勝負所で痛打される姿が脳裏に甦ります。

こういった弱点を解消することが出来れば、もっと上を目指していけると思うのですが、来春の自主トレで選んだ道は、お馴染みの前田健との合同自主トレでした。
前田健と自主トレを行うこと自体は良いことだと思いますが、自身で期する思いがある状況で、昨年までと同じようなスタイルで臨むということは、大きな変化は望めないのかなというのが、個人的な思いです。

ヘーゲンズに関しては、開幕直後に他の先発投手の頭数が揃っているのであれば、リリーフに回ってもらった方が助かるのではないかと思います。
もっとも、外国人選手枠で、野手2、投手2という起用法を採らないといけなくなった場合は、先発ローテに入っていた時の方が入れ替えやすいという面もあり、今後の外国人野手の獲得次第になりますが、とりあえずはヘーゲンズはリリーフになるのではないでしょうか。

長くなりましたが、開幕時の先発ローテーションは、
野村、ジョンソン、岡田、福井、大瀬良の5人が基本線で、残り1枠を塹江、薮田、加藤で争っていく形かと思います。

リリーフ陣は、
今村、ジャクソン、中崎の投手リレーを、引き続きチームの根幹としていくでしょうから、時には7回を任せられるヘーゲンズ、一岡を加えた5人までがほぼ確定でしょうか。
中崎については、シーズン終盤の故障と、シーズン終了後の故障の再発が心配されますが、オフのイベントでは普通に参加できていますので、来季に向けては不安はないものと信じています。

さて、こうなってくると、一軍の投手枠はほぼ埋まってしまい、あとはロングリリーフ枠として、九里、戸田、そして一軍実績はないですが中村祐あたりを、上手く調子を整えながら起用していくことになるのではないかと思います。

【捕手編】
石原と會澤の併用という開幕直後のスタイルから、シーズン中盤になるにつれて石原のスタメン起用が多くなり、會澤はバッティングの不調もあって出番が限られるようになっています。
第3の捕手として、磯村がほぼ1年一軍に帯同できたのは、次代を見据えての起用で、来季いきなりスタメンを奪い取るという状況には早いように思えます。

スタメンマスクは、石原83、會澤50、磯村10の計143試合となっており、大まかな比率は6:3:1となっているように、石原への依存度が高い状況は続くと思います。
来季、5:4:1であったり、5:3:2くらいになってくれると、バランスの良いチーム事情になると思いますが、6:2:2になってしまうと、會澤の伸び悩みが表面化することになりますから、會澤が今季以上スタメンマスクを被ることを、最低条件にしてもらわないとチームとしては困ることになります。

逆に磯村にとっても、一軍の主力投手とのコミュニケーション不足、遠慮といったものが見えた今季以上のスタメン出場を目標とすることが、第2捕手を狙うことに繋がりますが、やはりバッティングでもう少し雰囲気が出てこないとスタメン起用は難しいかもしれません。

【内野手編】
新井、菊池、田中、ルナがレギュラーとして起用されて始まった今季は、ルナの離脱以外は、思い描いた通りのプレーを見せてくれたと思います。
安部は、2015年は梵の不振を受けて、シーズン終盤に堂林との併用で三塁を守る機会が増え下地を固めると、今季もルナの離脱以降は三塁のスタメンを勝ち取り、サードでのチーム最多出場を果たし、打撃面でも大きく数字を伸ばしています。
特に日本シリーズで9回2アウトから同点打を放ったり、シーズンでも菅野、マイコラスから本塁打を放ったりと、勝負強い面も出し始めていますから、堂々のサードスタメン最右翼というところまで登ってきていると思います。

今季、新井、ルナ、エルドレッドの30代後半野手のスタメン揃い踏みは一時的なもので、シーズンを通して調子を維持するのは難しいという記事を書いたことがありますが、2人の故障ということもあり、危惧した通りになっています。

チーム最多打点を挙げた新井を軸にした打線を考えるのが妥当ではありますが、今季も終盤のスタミナ切れによる調子落ちがあり、来年は40歳を迎えるだけに、さらに色んなオプションを考えておく必要があります。

現時点で内野手の新戦力はいないため、どうしても若手の成長と、実績組の復調が必要となります。
若手の成長という点では、代打出場で抑え投手との対戦となっても、苦もなくヒットを打てる西川。
そして、ファームでチーム最多タイの盗塁を記録した桒原が、来春のキャンプでどこまでアピールできるかと言ったところですが、いずれにしても俊足好打タイプで、新井のようにクリーンアップに座るという打者とは違います。

タイプだけで言うと、青木が長打力を買われていますが、ファームでもまだバットに当たらないという状態だけに、まだ時間がかかるでしょう。

実績組の復調という点では、小窪が筆頭となりますが、右の代打不足という現状では、まずは代打の切り札としての打撃の復調を願いたいところです。

こう見ていくと、新井の後を受けてクリーンアップに入ってこられるような打者は、簡単には見つからないことが分かります。
ただ、ここで育成選手のメヒアの存在がクローズアップされてくるところです。
ファースト、サード、レフトの守備に就くことができるというのは、相当大きなアドバンテージになります。
もちろん、ファームでサードの守備率が9割以下という現状では、即一軍でサードのレギュラーを目指せるものではありませんが、将来的な楽しみは出てきます。

【外野手編】
丸という不動のセンターがいて、鈴木という伸び盛りのスラッガーが出てきて、負傷して出場機会が少なくても20本塁打を放てるエルドレッドがいる。
この3人で20本塁打トリオを結成し、当然来季に向けてのレギュラー筆頭という立場は変わらない。

さらに、シーズン序盤の不振から立ち直り、右の代打、そしてエルドレッド負傷時にはレフトでのスタメン起用にも応え、日本シリーズでも貴重な同点タイムリーを放ち、来季に向けての足がかりを作った下水流。

打撃面に関しては、レギュラークラスの松山がいて、守備走塁のスペシャリスト赤松がいる。
そこへ、限られた出番で渋い働きをする天谷がいて、この外野陣は非常にバランスが良い。

丸、鈴木がゴールデングラブを受賞し、終盤にはそこに赤松も守備に加わる状況は、投手陣にとってこれ以上の環境は準備できないとさえ思える。
ここへ若手が新たに競争へ加わっていくには、走攻守全てにおいて高いレベルに成長しないと難しい。

正直なところ、エルドレッドをファーストで起用し、新井と併用するのがチームとして進んでいく方向に近いと思える。
他の選手を起用するとして、エルドレッドをファースト起用させるに納得の成績はと問われれば、走攻守が全て揃っている前提で、3割10本塁打30盗塁くらいの数字が欲しい。
ここまで書いてしまえば、野間に期待しているのだと気付かれると思うが、これくらいの数字が残せないようだと、レギュラーを奪い取るのは難しいのではないだろうか。

それが無理なようだと、育成契約のバティスタが、長打力だけでどこまで支配下登録に近付けるか、ということになってくる。
ただ、先述のように外野陣はタレントが豊富で、バティスタの支配下登録が必要な状況というのは、新井、エルドレッドをファーストで併用しても2人で143試合の出場が難しい場合が訪れた時か、バティスタのバッティングが一軍レベルで、守備は度外視してでもどうあっても起用したい時。
出来れば前向きな、後者な場合を期待したい。

【総括】
さて、一通り検討してきた結果、現時点ではドラフト組以外では、ファームからの昇格組として、来季に向けて名前が挙がる選手が少ないことが分かる。
一軍経験の少ない選手として、投手では塹江、中村祐、野手では桒原、野間。
そして支配下登録されるかどうかがまず不確定な、メヒア、バティスタ。

となると、今季とほぼ同じ顔触れで開幕に臨むというのが現実的なプランだろう。
チームとしての戦術を継承しつつ、個々の選手のレベルアップ、それがペナントレース連覇の一番の近道だと思える。
顔触れが変わらない以上、日本シリーズでの、短期決戦用の選手起用については、無理にシーズンで試す必要もないし、役割を与える必要もない。
ペナントレースを戦って、日本シリーズ出場を勝ち取って、来季の試合を振り返って、そこから考えられる最適と思えるポジションで起用するしかない。
あえて言うならば、クライマックスシリーズから日本シリーズを見据えた戦い方をしていけばいいのではないだろうか。

精神面で投手陣の支柱となっていた黒田の引退、そして開幕4番打者ルナの退団。
影響は大きいのは間違いないが、どこまで影響するのかは分からない。

ただ、チーム一丸の戦い方を貫いて優勝した今季と、同じようにチーム一丸で戦うことが出来れば、影響も最小限で留めることはできるはず。
現実的に、前田健が抜けた今季も、すでにチーム一丸の戦い方が出来た。
代わって出場した選手が、それまで起用されていた選手と遜色ない働きが出来るのも、チームとしての方針を全員が理解し、実践しているからに他ならない。

来季については、現有戦力の底上げ、そして新井に代わって4番を任せられる後継者の育成に注目して、応援していきたいと思います。
打順については、少し思うところがありますが、3番丸だけは、自他共に拘ってもらいたいと思っています。
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