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【カープ情報】2015.09.29 広島対ヤクルト 公式戦24回戦 中崎の回跨ぎセーブ、この手があったか

2015年9月29日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦24回戦の試合結果

広  島 000 030 010|4
ヤクルト 001 000 100|2

勝 野村 5勝8敗
負 舘山 6勝3敗
S 中崎 0勝6敗28S

【本塁打】丸19号、エルドレッド18号

ヤクルトにとっては、勝つか引き分けで優勝が決まる試合。
前回登板で無失点投球をされた舘山が先発のマウンドに上がり、必勝態勢には違いない。

対する野村は、今季ヤクルトに対し1戦1勝で、通算成績でも19試合で10勝8敗、防御率3.61、WHIP1.36、与四球率3.30、奪三振率5.98という成績。
数字だけ見れば、とても抑えられているとは言えないのだが、19試合中18試合も勝敗の責任投手となっており、ヤクルト戦に関しては勝ち運があるのでは、という期待感はある。

もっともそれだけ打たれていて勝ちがつくということは、援護がないといけない訳で、前回2安打に抑えられた舘山相手に、打点を稼げる打者を外すタブーは冒さなかった。
ただ、3番松山に関しては、9月に入ってからは、代打でわずか1安打しか放っておらず、スタメン起用の6試合はすべてノーヒット。
月間打率は.037(27打数1安打)と壊滅的。
3番起用でいいのかという疑問は残るスタメン。

まずは舘山の立ち上がりを見ると、少し力みがあるのか、抜けるボールがいつもよりは多い印象。
丸に対しては文句なしの投球だったが、菊池のレフトフライはスライダーが抜け、松山に対しては四球を与えるが、松山が2つもボール球を振って助けた上での四球。
エルドレッドに対してもボール先行となったことで、少し置きに来たかなというボールもあり、こういう窮屈な投球をしてくれればチャンスがない訳でもない。
エルドレッドも四球でランナーを貯めたが、新井はスライダーの抜け球をミスショットしてレフトフライで得点ならず。
ボールの切れ自体はあるため捉えられなかったが、1回で25球を放らせており、徐々に攻撃の機会を伺っていきたい。

そして、野村の立ち上がりはと言うと、調子はまずまずでコントロールの間違いも少ない。
その中で、今日のポイントとなりそうなのは、ヤクルト打線相手でも逃げるようなボールを投げていないこと。
以前の対戦でも、山田に対しストレートでファールを打たせてカウントを稼ぐ投球を見せており、早めに追い込むことが出来れば、いかにヤクルト打線といえどヒットの出る可能性は低くなる。

両チームとも無得点で試合が始まり、初回の内容からは舘山の方が付け入る隙がありそうに見えた。

2回に入っても、舘山のコントロールはまだ纏まりを見せない。
先頭の田中のヒット、安部のエンドランが進塁打となり、石原四球、野村送りバントで2アウト2、3塁となる。
丸が四球で繋いで2アウト満塁。
ここでヤクルトの内野陣がマウンドに集まり、少し配球に変化が出た。
抜けるスライダーは見せ球にして、シュートとフォークを中心に組み立て、菊池のタイミングを外しにかかる。
菊池も3-2というカウントまで、何球も粘ったものの、最後はショートゴロで無得点。
ここで1点でも入っていれば、流れがつかめそうなイニングだっただけに残念の一言。

それでも2イニングで、舘山の球数は56球となり、守りの時間が長くなれば、ヤクルトの攻撃リズムを崩すことにもつながる。
しかし、安部の守備が自分で自分の首を絞めることになる。
先頭のバレンティンを見逃し三振に打ち取って、雄平も当てただけのサードゴロ。
これを待って取って、内野安打にしてしまう。
最後はバウンドが変わっていたのは間違いないが、あれだけゆっくり捕球して一塁に間に合わないのでは、投手はがっくりしてしまう。
この実質エラーのようなプレーを引きずることなく、野村は次打者の今浪をセカンドゲッツーに仕留め、ここは安部を救って見せた。

3回の舘山は、前のイニングの菊池の打席で立ち直るきっかけを掴みかけており、松山、エルドレッドを簡単に打ち取り、新井はじっくりと自分の打てるコースを呼び込んで、右中間に打球を放つも、いい当たりのセンターフライで、初めて3者凡退に打ち取られた。

流れが変わるのはこういうタイミングで訪れる。
野村は1アウトから舘山にセンター前ヒットを打たれ、上田にはうまく攻めてセンターフライに打ち取るものの、川端にはアウトコースのスライダーを片手で拾われてレフト前ヒット、山田にはさすがにまともに勝負には行けず、カウントを悪くし、コースギリギリを狙ったアウトコースのシュートが、若干内に入ったところをライト前に運ばれ、タイムリーとなり1点を先制されてしまった。
しかし、続くピンチで畠山を打席に迎え、ライト前へ抜けようかという打球は、新井が飛びついてファインプレーで追加点を防いだ。

さて、立ち直りの兆しを見せているとはいえ、舘山が長いイニングを投げるのは無理そうで、継投策に入る前に少なくとも同点に追いついておきたい。
4回表の攻撃では、2アウトから石原がサードゴロエラーで出塁し、野村の打席となるが、まずまずの投球を見せていたことで、そのまま野村が打席に向かい、三振で3アウト。

好投しているため、当然続投となるのだが、負ける試合、流れが悪い試合というのは、このタイミングで追加点を奪われるもの。
4回裏を無失点で抑えれば試合の流れを渡すことを防ぐことになるが、失点してしまうとヤクルトの流れになってしまう。
特に優勝が決まるという試合で、一旦流れを渡してしまうと、取り戻すことは不可能。
それだけに絶対に無失点で抑える必要がある。

4回裏の先頭打者バレンティンの緩い当りのサードゴロに対し、やはり前への動きが物足りない安部。
バレンティンの脚力を頭に入れての守備とは思いたいが、追加点を防がなくてはならない状況では、サードの守備は不安要素になりうる。
雄平、今浪に連打を浴びてピンチを招くも、中村をショートゴロ併殺打に仕留めて、まだ試合の流れは失わずにすんだ。

すると、5回表の先頭丸が、試合途中から組み立ての中心となっていたシュートを、レフトスタンド最前列へ3試合連続となる同点本塁打を放ち、これで優勝へのカウントダウンという独特のムードの中での終盤を迎えることを避けられた。
4回で80球を投げていた舘山は、5回を投げ終え勝利投手の権利を持って、ロマン、オンドルセク、バーネットへ繋げるか、という節目のイニングということで、さすがにプレッシャーがあったのだろうか。
松山は、打てないながらもこの日2つめの四球で出塁すると、エルドレッドはインコースのツーシーム系のボールを上手く振り抜いて、レフトスタンド上段への勝ち越しツーランで、試合をひっくり返した。

野村は5回裏も無失点で凌いだものの、被安打8ということで交代のタイミングを図っていた。
6回に打順が回ってきたところで、思い切って代打堂林を送り、継投策を採ってきた。
その堂林は、三塁線を破るツーベースでチャンスメイクをしたものの、丸が倒れ追加点はならず。

2点のリードを4イニング守り切る継投ということになると、7、8回は大瀬良、9回中崎は決まりとして、6回はヒース、今村が候補となる。
ヒースは2試合前の登板で、同じように2点リードのケースで1イニングを投げ切ることができず、しかも今回は6回から登板ということで大瀬良の投入はできない。
シーズン終盤にきて球速が落ちてきつつあり、さらに今日の投球はストレートも浮き気味で、石原のリードも一苦労というところ。
おもにコントロール面でヒヤヒヤしたが、なんとかヒースを無失点に導いた。

さて、これで残り3イニングとなり、投手面で目処はついた。
楽な展開で登板させるためには、もう2点ほど欲しいところだったが、7回は無得点。

現状の大瀬良は、投げてみないとわからない面があり、期待半分不安半分といったところ。
先頭の中村にヒットを打たれたが、三輪に対してはインコースへ威力十分のストレートが投げ込めており、ストレートで空振り三振が奪えたことには、少し安堵できた。
それだけの投球を見せた直後には、上田にストレートのフォアボールということで、少し投げ急ぎの傾向が見られた。
ランナーを貯めて、川端、山田、畠山を迎えることになり、これだけでも回跨ぎに支障が出そうな打順。
川端は三邪飛に打ち取ったが、山田には初球のアウトコースのカットボールをセンター前にタイムリーを打たれ、1点差に迫られた。
今日の山田は強引なバッティングをしてこなかった。
なおも同点のピンチが続くが、畠山をファーストフライに打ち取って、リードは保った。

ヤクルトのモチベーションの高さは言うまでもなく、最後まで諦めない攻撃を仕掛けてくる。
1点差に迫られたということは、当然勝ちパターンのリリーフを継ぎ込んでくる。
まずは田中に対し、左の久古を投入してきたが、田中もようやく終盤にきて調子を上げてきており、インコースのストレートをレフト前ヒットとする上手いバッティングを見せた。

続く安部はきっちり送りバントを決め、石原と代打小窪で勝負をかける場面。
もちろんヤクルトは右の秋吉を投入し、一切出し惜しみなし。

石原はライトフライに倒れ、野間に代打小窪を送るかと思いきや、野間はそのまま打席へ。

その野間がアウトコースのシンカーを叩いて、左中間を破るタイムリースリーベースを放ち、1点追加。
1点差に詰め寄られた直後のイニングで1点取り返したのは、試合の展開上、非常に大きな意味がある。
野間には素直に脱帽したいと思う。

それにしても、野村先発のヤクルト戦は不思議と援護がある。

そして、ヤクルトも勝負手を打つ。
2アウト3塁で、丸、菊池を連続敬遠して、3番に入っていた大瀬良との勝負を選んできた。
大瀬良は回跨ぎが当然で、交代する可能性は低いと読んでの作戦。
しかしカープは、代打の切り札小窪を送り込んだ。
この両チームの頭脳戦は、ヤクルトに軍配が上がったが、実際に1点を追加したカープの有利は変わらない。

12連戦の最終日、その間の登板機会が少ないことから、おそらくカープベンチは、中崎の回跨ぎに作戦をスイッチしたことだろう。
その中崎が8回裏をきっちりと締めれば、勝利の可能性は高くなる。
ここのところ、石原との息の合った投球を見せている中崎であれば、6つのアウトを奪う間に、悪くても1失点以内で抑える組み立ては出来るはず。
まずは1人目のバレンティンは、フルカウントの末、力勝負でライトフライに打ち取った。
2人目の雄平は、カットボールを投げ、ファールでカウントを稼ぎ、最後はスライダーでタイミングを外して空振り三振。
3人目の今浪は、3人で抑えなければという気持ちが焦りとなったような投球になってしまったが、サードゴロに打ち取った。

9回のマウンドにも当然中崎が上がり、4人目の中村には粘られたがライトフライ。
5人目の代打ユウイチにも粘られて四球を与え、初めてのランナーを許す。
6人目の上田は、低めのストレートでゴロを打たせて、ショートゴロゲッツーでゲームセット。

もう一人ランナーを出してしまえば、川端、山田、畠山に打順が回ってしまうところで、中崎であれば心配はしていないが、可能性は排除しておくに越したことはない。
きっちりと6人で6つのアウトを奪って見せた。

この手があったかという、中崎の回跨ぎセーブ。
お見事。



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