デタスポ.com

スポーツ関連のニュースからデータを分析するサイトです。主にプロ野球(特に広島カープ)に関しての話題を取り扱おうと思っています。
デタスポ.com TOP > 2016年11月
スポンサードリンク

【ソフトバンク】カイル・ジェンセン内野手の成績

ソフトバンクが2017年の新外国人選手として、契約合意を発表した、カイル・ジェンセン内野手(28)の成績

191cm、109kg、左投げ右打ち。

マイナーでは毎年のように20本塁打以上を放っていたが、メジャーに初昇格したのは今季と遅咲き。
今季、3A(PCL)では30本塁打、120打点で2冠王となっている。
ただ、同時に169三振で三振王ともなっているように、これまでのキャリアを通じて三振率はかなり高め。

近年来日した外国人選手の中で、3A(メキシコ3Aを除く)での年間本塁打で、30本以上を記録しているのは、エルドレッド(現広島)、ペゲーロ(現楽天)、ラヘア(元ソフトバンク)の3人しかいないが、その3選手ともに日本で2ケタ本塁打の経験がある。
3Aでの三振率が高く、BB/Kが低いことに加え、20本塁打以上を複数年記録しているように、真の意味でのパワーがあるという共通点もある。(ラヘアのみBB/Kはやや高め)

三振率が高く、BB/Kが低い選手と言うのは、調子が上がってくると本塁打を量産できるという特徴があり、タイトル級の活躍が期待できる場合もある。

キャリアを通じて右投手を苦手としており、本塁打も放つが、外に逃げていく変化球には圧倒的に弱い面がある。
ただ、左投手には相性がよく、ヒットが出る出ないは別としても、三振率が2割前後まで下がり、アウトコースに沈む変化球にも対応できる。

走塁面は、決して足の遅いような走塁ではなさそうだが、あまり積極的に次の塁を狙うという意識はないように思える。
守備面に関しては、ファーストと外野を主なポジションとしているが、外野に関しては、守備範囲の狭さと、あまり肩が強くないということで信頼のおける守備が出来ておらず、基本的にはファーストでの起用ということになる。

そのファーストでの起用がメジャー昇格の妨げとなっている部分があり、2014年はギャレット(現巨人)、2015年はエイドリアン・ゴンザレスがファーストを守っていたために、なかなかメジャーへ上がることが出来なかった。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2009(A-)55182511054243018460.280 0.354 0.456 8100.391 0.253
2010(A)125470128261188651451190.272 0.342 0.447 7890.378 0.253
2011(A+)109391121201226600461140.309 0.385 0.535 9200.404 0.292
2011(AA)21802011510107230.250 0.310 0.475 7850.304 0.288
2012(AA)132445104212248411691620.234 0.338 0.452 7900.426 0.364
2013(AA)702455816016425333730.237 0.354 0.498 8520.452 0.298
2013(AAA)602024715012361017710.233 0.293 0.485 7780.239 0.351
2014(AAA)133497129290279210481470.260 0.331 0.481 8120.327 0.296
2015(AAA)128417108283207100311100.259 0.314 0.484 7980.282 0.264
2016(AAA)1334981443423012011441690.289 0.353 0.546 8990.260 0.339
マイナー通算96634279102001517863118635810340.266 0.341 0.488 8290.346 0.302
AAA通算4541614428106589319311404970.265 0.329 0.502 8310.282 0.308
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2016173160127002130.194 0.265 0.452 7170.154 0.419
メジャー通算173160127002130.194 0.265 0.452 7170.154 0.419






スポンサーサイト

【中日】アレックス・ゲレーロ外野手の成績

中日が2017年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、アレックス・ゲレーロ外野手(30)の成績
(2016年11月26日契約合意発表)

185cm、100kg、右投げ右打ち。

キューバで8年プレーしているが、後半の4年は20本塁打前後を続けている。
アメリカに渡ってからは、1年目のシーズンから、開幕をメジャーで迎えることになる。

もっとも、開幕直後に1打席出場したのみでマイナーに降格し、以降は3Aで65試合に出場し、15本塁打を放ってメジャー再昇格の機会を伺っていた。
シーズン終盤に、メジャーに上がったものの、ヒットは1本のみで終えている。

2015年には、4月に入ってからめぐって来たスタメンのチャンスで、1本塁打を含む猛打賞を放って波に乗ると、4月だけで5本塁打を放って長打力の片鱗を見せる。
しかし、調子が良かったのも1ヶ月半ほどの間で、6月以降は本塁打が出なくなった。

それでも1年を通じてメジャーでプレーし続け、これからという矢先に2016年のシーズンを前にして膝を故障して戦列を離れる。
5月にA+で実戦に復帰し、状態が上がりきる前に2A、3Aと昇格して行ったが、3Aで2試合連続3三振を喫したところで今季の出番を終えている。

打者のタイプとしては、早いカウントから打っていく、引っ張り専門のローボールヒッター。
四球を狙って打席に立つつもりは毛頭ないかのような成績が残っている。

早いカウントで勝負を決めるという打者が、2試合連続3三振をしているというのは、状態の悪さを物語っている。

走塁面で、あまり積極的ではない選手であったが、膝の故障でますます走塁面での期待はし難くなっている。

守備面については、セカンド、ショート、サードを守ったことがあるが、試合数は少なく参考にしにくい部分もあるが、どのポジションでも守備範囲はかなり狭い。
内野に関しては、どのポジションであってもリーグワーストくらいの守備は覚悟しないといけない。

こうなると外野、それもレフト一択になってくると思うが、膝の故障の影響を考えれば、守備についてはどのポジションであっても過度の期待は出来ない。
守備面でのマイナスを、どこまでバッティングでカバーできるかという選手になるのではないだろうか。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2014(Rk)7238102600350.3480.4140.65210660.600 0.217
2014(A+)5197410200220.3680.4290.68411131.000 0.105
2014(AAA)652438014515494010440.3290.3640.6139770.227 0.181
2016(A+)6267101410130.2690.2960.4237190.333 0.115
2016(AA)8321000000150.0310.0610.031920.200 0.156
2016(AAA)281000000060.1250.1250.1252500.000 0.750
マイナー通算9335110420618615017650.2960.3350.5418760.262 0.185
AAA通算672518114515494010500.3230.3570.5989550.200 0.199
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
201411131000000060.0770.0770.0771540.000 0.462
201510621951911136107570.2330.2610.4346950.123 0.260
メジャー通算11723252911136107630.2240.2510.4146650.111 0.272






【オリックス】ステフェン・ロメロ外野手の成績

オリックスが2017年の新外国人選手として、契約合意を発表した、ステフェン・ロメロ外野手(28)の成績

188cm、100kg、右投げ右打ち。

若手時代は、セカンド、サードを守ることもあったが、近年では外野若しくはファーストでの出場が多くなっている。
メジャーでは、今季を含めて3年連続でプレーしているが、3Aでのバッティングを買われてメジャー昇格するものの、結果を残せずに短期間でマイナー降格というシーズンが続いている。

マイナーでは、3Aで4年連続プレーしており、毎年のように3割前後の打率を残しているが、出塁率はあまり高いとはいえない。
ファーストストライクから仕掛けていくタイプで、三振が少ない反面、早めに勝負を決めてしまい、四球を選んでまで出塁するということもない。
3Aでの年間の最多本塁打は今季の21本となっているが、引っ張り傾向が強く、強く叩いた打球の飛距離は出ており、潜在的なパワーは秘めている。
2014年には、36試合で12本塁打を放っており、量産できる爆発力も持ち合わせている。

走塁面では、決して足が遅いというわけではないが、足をセールスポイントにするほどの走塁技術はなく、可もなく不可もなくという走力。

守備面では、セカンドとサードは実戦から遠ざかっていることもあるが、数字的にもあまり信用の置けるプレーは出来なさそう。
ファーストについては守備範囲、グラブ捌きともに平均レベルくらいの守備は出来そう。
そして外野守備はそこそこ守備範囲も広く、落下地点への入りも悪くないが、肩が標準以下で年間を通じて守り続けるというのは厳しい面がある。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2011(A)116429120224166516932690.280 0.342 0.462 8040.464 0.161
2012(A+)602589219311516213350.357 0.391 0.581 9720.371 0.136
2012(AA)562167515412506314370.347 0.392 0.620 10120.378 0.171
2013(A+)5185100200210.278 0.381 0.333 7142.000 0.056
2013(AAA)9337510423411748428870.277 0.331 0.448 7790.322 0.232
2014(AAA)3615154721236138280.358 0.387 0.669 10560.286 0.185
2015(AAA)116476139374177910129850.292 0.333 0.494 8270.341 0.179
2016(AAA)10641812724621851136670.304 0.361 0.541 9020.537 0.160
マイナー通算58823417161482710044248231624090.306 0.355 0.520 8750.396 0.175
AAA通算35114204249116612742091012670.299 0.347 0.514 8610.378 0.188
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2014721773462311044480.192 0.234 0.299 5330.083 0.271
201513214101300360.190 0.292 0.381 6730.500 0.286
20169174100300140.235 0.278 0.294 5720.250 0.235
メジャー通算942154282417048580.195 0.243 0.307 5500.138 0.270






【カープ情報】来季への展望 その1(2016年シーズン終了後編)

2016年のペナントレース総括、ドラフト及びシーズン終了直後の戦力外通告の状況を主な判断材料として、来季への展望を記事にしてみたいと思います。
トライアウト受験選手の中から獲得候補の名前が出ては来ていませんので、あとは新外国人選手、トレード、移籍などで顔ぶれが変わって来ると思いますので、その際はどこかのタイミングで改めて記事にしようかと思っています。

さて、シーズン終了後の戦力外通告、引退の表明で、
【引退】黒田投手、倉捕手、廣瀬外野手
【戦力外通告】西原投手、久本投手、中東外野手
【自由契約】デラバー投手、ルナ内野手、プライディ外野手
の9選手がカープを去ることになります。(2016年11月24日現在)

新外国人選手については、投手はジョンソン、ジャクソン、ヘーゲンズが揃って残留となっていますので、新規での獲得は急いだものにならないように思います。
また、野手については、現時点でエルドレッドのみが残留となっていますので、新規で1人の獲得はあるのかなと思いますが、未だに情報は表に出てきていません。
育成契約のメヒア、バティスタは支配下登録の可能性もあり、その場合は来春のキャンプ、オープン戦での見極めまで待つことになるかもしれません。

野手1、投手3という外国人枠の使い方であれば、今季と同じ顔ぶれでのスタートとなるため、とりあえず来季に向けては、新外国人選手の獲得はないものとして、検討していきたいと思います。

【投手編】
黒田の引退に伴い、先発ローテーションが1枠空くことになります。

野村、ジョンソン、岡田の3人がほぼ確定。
残りの3枠を、
福井、大瀬良、薮田、塹江、戸田、ヘーゲンズ、そしてドラフト組の加藤と床田あたりが争っていく形になると思います。

この中では、戸田はフェニックスリーグでの内容が示すように、故障からの復帰途上ということで、現時点では少し割り引いて考える必要があります。
塹江は、来春のキャンプでの成長度合いを確かめ、オープン戦での内容を見ないと何とも言えませんが、先発したDeNA戦で、筒香を始めとする左打者を全員封じこんだ投球には魅力があります。
薮田は、十分一軍でも通用する投球が出来るため、突如乱れる、自滅するといった調子の波を小さくし、安定感を身に付けてもらう必要はあります。

加藤はコントロールに難があるタイプと言われており、1点を争う場面でのリリーフ登板と言うよりは、やはり先発として起用していく方が持ち味を発揮できるのではないでしょうか。

床田については、プロフィール的には戸田と同じく、長身左腕で線が細いタイプですので、オープン戦でいいパフォーマンスを見せたとしても、年間を通してローテを守って欲しいというような過度の期待はかけない方が良いように思えます。

福井については、今季の不調の要因の一つに、スプリットのコントロールのアバウトさが挙げられます。
昨季と今季前半のスプリットは、落ち幅が小さくても、タイミングをずらせればいいというボールで、高めから真ん中付近へ投げ込んでおり、相手打者に慣れられた今季はカウントが取れないどころか、逆に狙われるボールになっていました。
ただ、シーズン終盤に復帰してからは、低めのストライクゾーンから落とし、空振りの取れるスプリットになりつつありましたので、現時点では先発ローテの有力候補と言えると思います。

難しいのは大瀬良についてです。
年間を通してローテを守り、10勝を挙げて新人王を獲得したように、先発投手としての能力が高いのは誰もが認めるところです。
今季リリーフで見せていたような投球を、そのまま先発でも見せてくれれば、5番手、6番手としてであれば、ローテの一角に入ってくるでしょう。
ただ、大瀬良の場合は、決めに行ったストレートがシュート回転し、勝負所で痛打される姿が脳裏に甦ります。

こういった弱点を解消することが出来れば、もっと上を目指していけると思うのですが、来春の自主トレで選んだ道は、お馴染みの前田健との合同自主トレでした。
前田健と自主トレを行うこと自体は良いことだと思いますが、自身で期する思いがある状況で、昨年までと同じようなスタイルで臨むということは、大きな変化は望めないのかなというのが、個人的な思いです。

ヘーゲンズに関しては、開幕直後に他の先発投手の頭数が揃っているのであれば、リリーフに回ってもらった方が助かるのではないかと思います。
もっとも、外国人選手枠で、野手2、投手2という起用法を採らないといけなくなった場合は、先発ローテに入っていた時の方が入れ替えやすいという面もあり、今後の外国人野手の獲得次第になりますが、とりあえずはヘーゲンズはリリーフになるのではないでしょうか。

長くなりましたが、開幕時の先発ローテーションは、
野村、ジョンソン、岡田、福井、大瀬良の5人が基本線で、残り1枠を塹江、薮田、加藤で争っていく形かと思います。

リリーフ陣は、
今村、ジャクソン、中崎の投手リレーを、引き続きチームの根幹としていくでしょうから、時には7回を任せられるヘーゲンズ、一岡を加えた5人までがほぼ確定でしょうか。
中崎については、シーズン終盤の故障と、シーズン終了後の故障の再発が心配されますが、オフのイベントでは普通に参加できていますので、来季に向けては不安はないものと信じています。

さて、こうなってくると、一軍の投手枠はほぼ埋まってしまい、あとはロングリリーフ枠として、九里、戸田、そして一軍実績はないですが中村祐あたりを、上手く調子を整えながら起用していくことになるのではないかと思います。

【捕手編】
石原と會澤の併用という開幕直後のスタイルから、シーズン中盤になるにつれて石原のスタメン起用が多くなり、會澤はバッティングの不調もあって出番が限られるようになっています。
第3の捕手として、磯村がほぼ1年一軍に帯同できたのは、次代を見据えての起用で、来季いきなりスタメンを奪い取るという状況には早いように思えます。

スタメンマスクは、石原83、會澤50、磯村10の計143試合となっており、大まかな比率は6:3:1となっているように、石原への依存度が高い状況は続くと思います。
来季、5:4:1であったり、5:3:2くらいになってくれると、バランスの良いチーム事情になると思いますが、6:2:2になってしまうと、會澤の伸び悩みが表面化することになりますから、會澤が今季以上スタメンマスクを被ることを、最低条件にしてもらわないとチームとしては困ることになります。

逆に磯村にとっても、一軍の主力投手とのコミュニケーション不足、遠慮といったものが見えた今季以上のスタメン出場を目標とすることが、第2捕手を狙うことに繋がりますが、やはりバッティングでもう少し雰囲気が出てこないとスタメン起用は難しいかもしれません。

【内野手編】
新井、菊池、田中、ルナがレギュラーとして起用されて始まった今季は、ルナの離脱以外は、思い描いた通りのプレーを見せてくれたと思います。
安部は、2015年は梵の不振を受けて、シーズン終盤に堂林との併用で三塁を守る機会が増え下地を固めると、今季もルナの離脱以降は三塁のスタメンを勝ち取り、サードでのチーム最多出場を果たし、打撃面でも大きく数字を伸ばしています。
特に日本シリーズで9回2アウトから同点打を放ったり、シーズンでも菅野、マイコラスから本塁打を放ったりと、勝負強い面も出し始めていますから、堂々のサードスタメン最右翼というところまで登ってきていると思います。

今季、新井、ルナ、エルドレッドの30代後半野手のスタメン揃い踏みは一時的なもので、シーズンを通して調子を維持するのは難しいという記事を書いたことがありますが、2人の故障ということもあり、危惧した通りになっています。

チーム最多打点を挙げた新井を軸にした打線を考えるのが妥当ではありますが、今季も終盤のスタミナ切れによる調子落ちがあり、来年は40歳を迎えるだけに、さらに色んなオプションを考えておく必要があります。

現時点で内野手の新戦力はいないため、どうしても若手の成長と、実績組の復調が必要となります。
若手の成長という点では、代打出場で抑え投手との対戦となっても、苦もなくヒットを打てる西川。
そして、ファームでチーム最多タイの盗塁を記録した桒原が、来春のキャンプでどこまでアピールできるかと言ったところですが、いずれにしても俊足好打タイプで、新井のようにクリーンアップに座るという打者とは違います。

タイプだけで言うと、青木が長打力を買われていますが、ファームでもまだバットに当たらないという状態だけに、まだ時間がかかるでしょう。

実績組の復調という点では、小窪が筆頭となりますが、右の代打不足という現状では、まずは代打の切り札としての打撃の復調を願いたいところです。

こう見ていくと、新井の後を受けてクリーンアップに入ってこられるような打者は、簡単には見つからないことが分かります。
ただ、ここで育成選手のメヒアの存在がクローズアップされてくるところです。
ファースト、サード、レフトの守備に就くことができるというのは、相当大きなアドバンテージになります。
もちろん、ファームでサードの守備率が9割以下という現状では、即一軍でサードのレギュラーを目指せるものではありませんが、将来的な楽しみは出てきます。

【外野手編】
丸という不動のセンターがいて、鈴木という伸び盛りのスラッガーが出てきて、負傷して出場機会が少なくても20本塁打を放てるエルドレッドがいる。
この3人で20本塁打トリオを結成し、当然来季に向けてのレギュラー筆頭という立場は変わらない。

さらに、シーズン序盤の不振から立ち直り、右の代打、そしてエルドレッド負傷時にはレフトでのスタメン起用にも応え、日本シリーズでも貴重な同点タイムリーを放ち、来季に向けての足がかりを作った下水流。

打撃面に関しては、レギュラークラスの松山がいて、守備走塁のスペシャリスト赤松がいる。
そこへ、限られた出番で渋い働きをする天谷がいて、この外野陣は非常にバランスが良い。

丸、鈴木がゴールデングラブを受賞し、終盤にはそこに赤松も守備に加わる状況は、投手陣にとってこれ以上の環境は準備できないとさえ思える。
ここへ若手が新たに競争へ加わっていくには、走攻守全てにおいて高いレベルに成長しないと難しい。

正直なところ、エルドレッドをファーストで起用し、新井と併用するのがチームとして進んでいく方向に近いと思える。
他の選手を起用するとして、エルドレッドをファースト起用させるに納得の成績はと問われれば、走攻守が全て揃っている前提で、3割10本塁打30盗塁くらいの数字が欲しい。
ここまで書いてしまえば、野間に期待しているのだと気付かれると思うが、これくらいの数字が残せないようだと、レギュラーを奪い取るのは難しいのではないだろうか。

それが無理なようだと、育成契約のバティスタが、長打力だけでどこまで支配下登録に近付けるか、ということになってくる。
ただ、先述のように外野陣はタレントが豊富で、バティスタの支配下登録が必要な状況というのは、新井、エルドレッドをファーストで併用しても2人で143試合の出場が難しい場合が訪れた時か、バティスタのバッティングが一軍レベルで、守備は度外視してでもどうあっても起用したい時。
出来れば前向きな、後者な場合を期待したい。

【総括】
さて、一通り検討してきた結果、現時点ではドラフト組以外では、ファームからの昇格組として、来季に向けて名前が挙がる選手が少ないことが分かる。
一軍経験の少ない選手として、投手では塹江、中村祐、野手では桒原、野間。
そして支配下登録されるかどうかがまず不確定な、メヒア、バティスタ。

となると、今季とほぼ同じ顔触れで開幕に臨むというのが現実的なプランだろう。
チームとしての戦術を継承しつつ、個々の選手のレベルアップ、それがペナントレース連覇の一番の近道だと思える。
顔触れが変わらない以上、日本シリーズでの、短期決戦用の選手起用については、無理にシーズンで試す必要もないし、役割を与える必要もない。
ペナントレースを戦って、日本シリーズ出場を勝ち取って、来季の試合を振り返って、そこから考えられる最適と思えるポジションで起用するしかない。
あえて言うならば、クライマックスシリーズから日本シリーズを見据えた戦い方をしていけばいいのではないだろうか。

精神面で投手陣の支柱となっていた黒田の引退、そして開幕4番打者ルナの退団。
影響は大きいのは間違いないが、どこまで影響するのかは分からない。

ただ、チーム一丸の戦い方を貫いて優勝した今季と、同じようにチーム一丸で戦うことが出来れば、影響も最小限で留めることはできるはず。
現実的に、前田健が抜けた今季も、すでにチーム一丸の戦い方が出来た。
代わって出場した選手が、それまで起用されていた選手と遜色ない働きが出来るのも、チームとしての方針を全員が理解し、実践しているからに他ならない。

来季については、現有戦力の底上げ、そして新井に代わって4番を任せられる後継者の育成に注目して、応援していきたいと思います。
打順については、少し思うところがありますが、3番丸だけは、自他共に拘ってもらいたいと思っています。

【DeNA】スペンサー・パットン投手の成績

DeNAが2017年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、スペンサー・パットン投手(28)の成績

185cm、91kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は153キロで、持ち球はスライダー、ツーシーム、チェンジアップ、カットボール。

メジャーでも3年連続プレーしており、今季はワールドチャンピオンとなったカブスで、優勝を目前としたシーズン終盤でのリリーフ登板を経験している。
勝てば地区優勝という試合で、結果的には逆転勝利はならなかったが、1点ビハインドの9回に登板し、無失点で攻撃陣にバトンを渡す投球を見せている。

今季の防御率は5.48と芳しくないように見えるが、地区優勝が決定した翌々日の大量ビハインドの展開で登板し、クリス・カーターに逆球のツーシームを捉えられ、満塁本塁打を浴び、1.5点近く防御率が悪化しており、数字から受ける印象以上に、内容が悪いわけではない。

マイナーでは、同じく3年連続で3Aでプレーしている。
抜群にコントロールが良いタイプの投手ではなく、四球でランナーを出すこともあるが、ストレートとスライダーで三振を奪って切り抜けるという投球を見せる。

メジャーとマイナーを行き来する状態にもかかわらず、3Aではチーム最多セーブを挙げているように、クローザーとしての適正も高い。
3Aでの通算奪三振率12.93は、近年来日した外国人投手としては、ハイメ12.26、ザガースキー11.99を軽く上回るトップの数字となっている。

守備面での意識も高く、またランナーへの警戒も申し分なく、簡単に走らせない、1点を争う場面での起用に応えられる投手に思える。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2011(Rk)1923123.40 39 2/31542015561.44 3.40 12.71
2012(Rk)1680706.32 57    4067421841.54 3.32 13.26
2013(A+)2525221.96 64 1/31449520761.07 2.80 10.63
2013(AA)1200001.50 18    3916270.83 3.00 13.50
2014(AAA)49054183.90 62 1/327421025851.07 3.61 12.27
2015(AAA)26020111.67 27    52119361.11 3.00 12.00
2016(AAA)35010110.75 36    321015591.00 3.75 14.75
マイナー通算182121614443.16 304 1/3107251211114231.19 3.28 12.51
AAA通算110084402.51 125 1/3358411491801.06 3.52 12.93
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2014901000.96 9 1/3160280.86 1.93 7.71
20152701109.00 24    2424512281.50 4.50 10.50
20161601105.48 21 1/31320314221.59 5.91 9.28
メジャー通算5203206.26 54 2/33850828581.43 4.61 9.55






【楽天】フランク・ハーマン投手の成績

楽天が2017年の新外国人選手として、獲得を目指すと報じられた、フランク・ハーマン投手(32)の成績
(2016年11月29日契約合意発表)

193cm、100kg、右投げ左打ち。

ストレートの最速は158キロで、持ち球はカーブ、スライダー、ツーシーム、チェンジアップ、カットボール、スプリットと多彩。

プロデビューから10年以上が経過しており、十分ベテランと呼べるだけの実績を積み重ねてきている。
若手時代は先発起用が多く、マイナーで年間10勝以上を記録しているし、リリーフに転向してからはクローザー、セットアッパー、ロングリリーフなど、ありとあらゆる場面での登板を経験している。

制球力に不安はなく、速球で押す投球もできるし、ツーシームでバットの芯をずらして打ち取る投球や、カーブ、チェンジアップでタイミングをずらして打ち取る投球もできる。

ただし、2013年に受けた右肘の手術の影響もあってか、復帰後は球速は150キロ前半に下がり、カーブ、チェンジアップの落差が小さくなり、決め球として使うにはコースが甘くなるケースが目に付く。
代わって、近年ではスプリット気味のボールを縦の変化球として使うこともある。

また、若干足元が弱く、守備面で不安はある。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2006(A)26264603.90 122 1/353122847891.38 3.46 6.55
2007(A+)262611504.01 146    651631528881.31 1.73 5.42
2008(A+)1100011.81 5 1/3781141.69 1.69 6.75
2008(AA)232311604.10 131 2/360142936861.35 2.46 5.88
2008(AAA)220201.38 13    21116141.31 4.15 9.69
2009(AA)552102.93 30 2/3102745121.04 1.47 3.52
2009(AAA)4402322.96 76    2583313501.26 1.54 5.92
2010(AAA)1903020.31 28 2/311508220.80 2.51 6.91
2011(AAA)900005.91 10 2/371314121.59 3.37 10.12
2012(AAA)4202284.78 52 2/32858815581.39 2.56 9.91
2014(AAA)2801106.37 29 2/32132619301.72 5.76 9.10
2015(AAA)4404213.76 52 2/32265410531.42 1.71 9.06
2016(AAA)2706101.72 31 1/362426310.96 1.72 8.90
マイナー通算296834629133.78 730 2/3307763621985491.32 2.44 6.76
AAA通算21521811133.42 294 2/311230125812701.30 2.47 8.25
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20104000114.03 44 2/3204869241.28 1.81 4.84
20114004005.11 56 1/33271716341.54 2.56 5.43
20121500002.33 19 1/351214140.83 1.86 6.52
20161401208.40 15    142075141.67 3.00 8.40
メジャー通算10905314.72 135 1/3711512134861.37 2.26 5.72




【ヤクルト】プレストン・ギルメット投手の成績

ヤクルトが2017年の新外国人選手として、契約に合意したと報じられた、プレストン・ギルメット投手(29)の成績

198cm、91kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は147キロで、持ち球はスライダー、カットボール、チェンジアップ。

プロ入り1年目は先発起用されていたが、2年目以降はリリーフ専門となっている。
3年目のA+でクローザーとして起用されると、リーグ最多の35セーブを達成し、翌年以降も2A、3Aでもクローザーとして起用されるシーズンが続いた。
マイナーで5年連続2ケタセーブを続けて迎えた2015年のシーズンでは、4チームを渡り歩くという環境が影響し、クローザーとして起用されることなく、4セーブに終わっている。

2016年のシーズンでは、メジャーでクローザー経験もあるボビー・パーネルが、3Aで抑えを務めたことなどが影響し、セットアッパーとしての起用が多くなり、セーブなしでシーズンを終えている。

コントロールに関しては全く心配がいらず、3A通算の与四球率が2個以下ということになると、近年来日した外国人投手の中でもトップクラス。
先発とリリーフの違いはあるが、数字上はマイコラス並みの制球力があることになる。

また、ストレートのスピードというよりは、キレで勝負するタイプで、スライダーに絶対的な自信を持っており、毎年10個前後の奪三振率を維持し、まず自分から崩れていく姿は想像できない。

弱点らしい弱点と言えば、投球フォームが大きく、特に3Aとメジャーに昇格した2013年以降は、通算で盗塁を17個許しており、刺したのはわずか1度のみという点だろう。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2009(A-)15156604.09 70 1/33270816621.22 2.05 7.93
2010(A)30041112.25 52    1335310790.87 1.73 13.67
2011(A+)52011352.16 58 1/31443411600.93 1.70 9.26
2012(AA)50022242.39 52 2/31441413511.03 2.22 8.72
2013(AAA)49054201.68 64 1/31243414720.89 1.96 10.07
2014(AAA)40042103.91 48 1/32142610541.08 1.86 10.06
2015(AAA)3902242.15 50 1/31237114461.01 2.50 8.23
2016(AAA)6503302.77 68 1/32171412821.21 1.58 10.80
マイナー通算3401527211042.69 464 2/3139382341005061.04 1.94 9.80
AAA通算19301411342.57 231 1/36619315502541.05 1.95 9.88
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20134000010.13 5 1/3680312.06 5.06 1.69
20141000105.23 10 1/36822120.97 1.74 10.45
20155000011.05 7 1/3992461.77 4.91 7.36
メジャー通算1900108.22 23    212549191.48 3.52 7.43






【阪神】エリック・キャンベル内野手の成績

阪神が2017年の新外国人選手として、契約合意間近と報じられた、エリック・キャンベル内野手(29)の成績

191cm、98kg、右投げ右打ち。

打席数が多少はあれど、3Aでは2013年から2016年までの4年連続で、打率3割以上記録している。
3Aでは主にクリーンアップを担っているが、メジャーでは準レギュラー的な立場で、下位打線での出場が多くなっている。

バットコントロールに優れ、ボールの見極めもしっかり出来るタイプで、三振数は少なく、四球を選んでの出塁も多くなっている。
ただし、マイナーで年間を通じての2桁本塁打は一度もなく、長打力という面では期待が出来ない。
また、そこそこの脚力は持っているが、盗塁を決められるほどの走力とも言い難い。

相手投手の左右に対し、特にどちらかを苦手にしている数字は残っておらず、使い勝手は良い選手。

守備面に関しては、内外野の全てのポジションを守ることが出来る反面、ユーティリティプレーヤーの特性とも言うべきか、このポジションなら安心して任せられる、というほどのポジションがない。
無難にこなせるという点では、ファーストということになるだろう。

また、近年来日した外国人選手で、3Aでの通算打撃成績の似た選手は、
ヘルマン(元西武)打率.302、BB/K.982、三振率.141
ボウカー(元巨人)打率.314、BB/K.631、三振率.185
カーター(元西武)打率.302、BB/K.746、三振率.143
エドガー(元巨人)打率.320、BB/K.695、三振率.158
カニザレス(元ソフトバンク)打率.337、BB/K.914、三振率.138
グスマン(元広島)打率.322、BB/K.560、三振率.171
ナニータ(前中日)打率.320、BB/K.610、三振率.124
ヘイグ(前阪神)打率.302、BB/K.715、三振率.152
エリアン(DeNA)打率.304、BB/K.563、三振率.180
(ムリーロ(元楽天)とアマダー(楽天)はメキシコ3Aを主戦場としていたため除外)

3Aに限らず、マイナーで年間20本塁打以上を記録していた、ボウカー、カーター、カニザレス、グスマンは揃って長打力を発揮するには至らなかったように、キャンベルの長打力に関しては過度の期待は出来ないだろう。
ヘルマン、エリアンのような脚力はなく、守備面も含めてナニータとヘイグの数字が参考になってくるのではないだろうか。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2008(A-)6621556904281228410.260 0.359 0.358 7170.683 0.191
2009(A)95339842305476448570.248 0.347 0.360 7070.842 0.168
2009(A+)7226200000510.273 0.429 0.364 7935.000 0.045
2010(Rk)3113100110010.273 0.273 0.364 6370.000 0.091
2010(A+)46170571414202521220.335 0.415 0.500 9150.955 0.129
2010(AA)50179501106301012320.279 0.328 0.441 7690.375 0.179
2011(AA)1264051002324466254750.247 0.345 0.343 6880.720 0.185
2012(AA)11539411725295010558760.297 0.391 0.439 8300.763 0.193
2013(AAA)12034110725386612466600.314 0.435 0.475 9101.100 0.176
2014(AAA)33141501503243120200.355 0.442 0.525 9671.000 0.142
2015(AAA)3311341915187225200.363 0.493 0.593 10861.250 0.177
2016(AAA)83302911547477341550.301 0.395 0.447 8420.745 0.182
マイナー通算7772632762172135537756283784600.290 0.387 0.427 8140.822 0.175
AAA通算2698972896482315529101521550.322 0.431 0.488 9190.981 0.173
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
20148519050903163017550.263 0.322 0.358 6800.309 0.289
20157117334803195326370.197 0.312 0.295 6070.703 0.214
201640751310191010240.173 0.284 0.227 5110.417 0.320
メジャー通算1964389718074493531160.221 0.312 0.311 6230.457 0.265








【カープ検定】合格発表~中国新聞カープ検定2016~

こそっとカープ検定を受験していたのですが、今日結果発表があり、91点で合格となっていました。

5つくらいは勘が当ったり(カープ交響曲とか)、消去法でこれしかないかな?という答えが当ったりしてましたが、やはり50分で100問というのは、結構時間が厳しかったですね。

全く見直す時間はありませんでしたし、最後の方はチェックしたつもりが、チェック漏れして不正解になったりもしてました。

昔の問題も多かったですし、ある程度年齢を重ねた人に有利だったように思えます。
毎試合、結果や試合を見ていれば70点はギリギリ取れるかどうか、という感じでしょうか。

いいですかね、カープマスターを名乗っても(^-^)

【阪神】ロマン・メンデス投手の成績

阪神が2017年の新外国人選手として、契約合意間近と報じられた、ロマン・メンデス投手(26)の成績
(2016年11月20日契約合意発表)

191cm、107kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は156キロで、持ち球はスライダー、チェンジアップ、スプリット、ツーシーム、カットボール。

若手時代は先発投手としての起用が多かったが、カテゴリーが上がるにつれてリリーフでの起用に変わってきている。
ストレートはシュート回転するケースもあり、狙って三振を奪うには至っていないものの、決め球としては縦のスライダーが有効となっている。

マイナーでは、抑え専門として過ごしたシーズンはなく、セットアッパーとしての登板が多い。
メジャーでも勝ちパターンでの登板を任されるには至っておらず、ワンポイントやビハインドの展開での登板が多くなっている。

ドミニカウインターリーグでは、2015年はクローザーのジョシュ・ルーキ(ヤクルト)へ繋ぐ役割を担っており、今季も同じような役割となっている。

コントロールはまずまず纏まっており、奪三振率もセットアッパーとして見れば悪くはない。
盗塁への警戒も問題なく、守備への意識もまずまず高い。

投手としての全体的なレベルの高さは伺える。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2009(Rk)12102301.99 49 2/3113318470.83 1.45 8.52
2010(A-)882304.36 33    1631519351.52 5.18 9.55
2010(A-)331102.31 11 2/331923131.89 2.31 10.03
2010(A)6602011.40 15    1929510182.60 6.00 10.80
2011(A)26209113.31 117    431177451301.38 3.46 10.00
2012(Rk)330103.00 9    371170.89 1.00 7.00
2012(A+)18124615.14 70    4069725711.34 3.21 9.13
2012(AA)502011.46 12 1/3282490.97 2.92 6.57
2013(AA)1602021.82 24 2/3512111240.93 4.01 8.76
2014(AAA)2500134.02 31 1/31439412301.63 3.45 8.62
2015(AAA)3003252.78 35 2/3113159331.12 2.27 8.33
2016(AAA)3204223.38 64    2449627591.19 3.80 8.30
マイナー通算184622922153.63 473 1/3191444461744761.31 3.31 9.05
AAA通算87075103.37 131    4911915481221.27 3.30 8.38
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20143000102.18 33    820217221.12 4.64 6.00
20151500105.27 13 2/381428101.61 5.27 6.59
メジャー通算4500203.09 46 2/31634425321.26 4.82 6.17






【ロッテ】マット・ダフィー内野手の成績

ロッテが2017年の新外国人選手として、契約合意間近と報じられた、マット・ダフィー内野手(27)の成績

191cm、98kg、右投げ右打ち。

2015年のシーズンで、3Aでトップクラスの三塁手だった選手。
メジャーにも同年に初昇格しており、今季は開幕メジャーを勝ち取り、飛躍の年となるはずだったが、3試合ノーヒットが続き、そのままマイナー降格。

3Aでも調子が上がらず、4月の月間安打はわずか6本。
初本塁打が出たのは、1ヶ月半後の5月中旬となっており、波に乗れなかった。

元来左投手を得意にしている傾向があったものの、本塁打は右投手から量産していた。
ところが今季は右投手に対し、打率.200と苦しみ、三振率が大幅に増加している。
とにかくバットに当たらないという時期が続き、シーズンを通して調子が上がらないまま、という状態でシーズンを終えている。

ただし、シーズン途中での移籍後は、本塁打に関してだけは持ち直しており、飛距離を追い求めて打撃を崩し、きっかけをつかめたかどうかの境目にいるという状態だろう。

走塁面では、脚が遅いという程ではないにしても、あまり期待は出来ない。

守備に関しては、マイナーではサードを主に守っており、守備範囲、グラブ捌き、送球全てにおいて、平均の平均という守備を見せる。
その他では、ファーストとレフトを守っているが、ファーストとしては守備範囲が狭く、レフトの守備は上手な部類とは言えない。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2011(A-)63235702012372215410.298 0.370 0.417 7870.366 0.174
2012(A)134492138321167063481060.280 0.387 0.447 8340.453 0.215
2013(A+)10037112020419840230800.323 0.397 0.553 9500.375 0.216
2013(AA)24892240510113220.247 0.295 0.461 7560.136 0.247
2014(AA)4920261111635217360.302 0.340 0.455 7950.194 0.178
2014(AAA)873158811312490321700.279 0.333 0.448 7810.300 0.222
2015(AAA)127490144292201044148900.294 0.366 0.484 8500.533 0.184
2016(AAA)10940192172145211301240.229 0.283 0.387 6700.242 0.309
マイナー通算6932595735144149444116142025690.283 0.357 0.458 8150.355 0.219
AAA通算32312063245774620555992840.269 0.336 0.442 7780.349 0.235
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2015883100300120.375 0.444 0.500 9440.500 0.250
2016330000000020.000 0.000 0.000 00.000 0.667
メジャー通算11113100300140.273 0.333 0.364 6970.250 0.364






【カープ情報】2016年ペナントレース総括

2016年のカープは、25年ぶりにペナントレース優勝、そしてCSファイナルステージを勝ち抜き、日本一を目指した日本ハムとの日本シリーズでは2勝4敗で敗れ、日本一はなりませんでした。

日本シリーズでの戦い方については、シーズン通りの戦い方を貫いたカープに対し、短期決戦での経験に勝る日本ハムが、不調の先発投手を1回で交代させる、不調の野手をスタメン起用しないなど、その采配面が成功し、屈してしまったという形になりました。

この日本シリーズの総括は最後にして、まずはペナントレースの総括を行いたいと思います。

例年通り、投手部門、攻撃部門、守備部門に分けて行いたいと思います。

【投手部門】
キャンプの時点から、先発ローテーション候補の大瀬良が負傷離脱というアクシデントがありました。
それでも、ジョンソン、黒田、野村、福井、横山or岡田という、開幕から約1ヶ月の間に必要だった先発5人は揃ってスタートが切れました。
中でも、ジョンソン、黒田は昨年同様の安定感のあるピッチングで、ほぼ年間を通してローテを守り、また野村は昨年までの起用とは異なり、先発後に登板間隔の調整のために一軍登録を外れるということがなくなりました。
もちろん、立ち上がりや、打たれだすと止まらないといった課題の克服が大きく、安定感が増したことでローテを守り切り、初の最多勝を獲得しています。

一方で誤算だったのが、福井の不調でしょう。
福井の場合、昨年度飛躍のきっかけとなったのは、スプリットが効果的に決まるようになった面が大きかったですが、三振を取るための低めのストライクゾーンからボールゾーンに落ちる、所謂フォークと違い、高めであっても、真ん中であってもとにかくバットの芯を外すという使い方をしていました。
福井のスプリットの場合、変化幅は小さく、球種に慣れられた今季は、効果が薄れてしまったように思えます。

また初先発初勝利を挙げたものの、フォームを崩して不調に陥った横山も一軍登録を抹消されますが、ルーキーであるために仕方のない面もあります。

先発ローテ投手が2人不調で、一軍登録を抹消されると、中村恭、九里、戸田、岡田を次々に起用していきますが、この中から岡田がローテの一角として回り始めるまでは、苦しい台所事情が続いていました。

チーム全体としては、ジョンソン、野村、黒田、岡田の4本柱を軸にして、戸田、九里の6人制で、6連戦を戦っていきますが、戸田の負傷、九里の伸び悩みで、どうしても6人が揃うタイミングが合いません。

勝負所の8月になると、ヘーゲンズ、薮田の先発起用が当り、誰かが不調の選手をカバーするという、今季の象徴のような起用が出来たのが先発投手陣ということになるのではないかと思います。

リリーフ陣については、昨年は勝ちパターンで登板するのが、大瀬良と中崎の2人のみと言う後半戦の戦い方をしていましたが、今季は開幕から今村が復調し、ルナの負傷で出番が巡ってきたヘーゲンズが、そのチャンスをものにし、ジャクソン、中崎へと繋ぐ形が整ったのは大きかったです。
特に今村に関しては、故障からの復活を目指すという、春季キャンプではあまり高い評価を得ていない状態でしたから、そこから勝ちパターンへ加わるほどに状態を上げてこられたのは、今季のブルペン陣へ与えた影響は計り知れません。

ジャクソンの投球は、特定のチーム相手には相性の悪い面を見せてしまいましたが、年間を通じて不調の時期が短く、安心して8回を任せることができました。
中崎については、2試合連続で失点したのがわずか1ケースあるだけで、クローザーとして必要な切り替えが十分できており、また四球を出してしまうケースも見られますが、慌てることなく後続を抑えきることが出来るように、ポジションへの慣れを感じます。

勝ちパターンでの登板を任される4投手以外でも、一岡は今村同様故障からの復活が見えてきました。
連投時の球速に不安材料はありますが、今季は無理な登板を極力避けての起用が見られましたから、来季に向けて、もう一段階状態が上がってくれば、というところです。

また、戸田、九里、薮田といった、先発もリリーフもできるという投手の中では、薮田がかなり重用された時期がありました。
これまで不足していた実戦経験を補うかのように、厳しい場面であってもマウンドを任されるケースも多く、またその起用に応えることもあり、今季の経験を活かすことが出来れば、先発ローテに加わることも不可能ではないと思います。

【攻撃部門】
昨季の反省として、攻撃陣の底上げがテーマとしてありましたが、秋季キャンプでの振り込みの多さを経て、春季キャンプ、オープン戦での各野手のスイングの鋭さを見るに、全体的なレベルアップは感じていました。

特に一軍定着を狙う野手のスイングスピードには、驚いたことを覚えています。

また、得点力の増加のためには丸が3番に定着し、昨年以上の成績を残す必要があるということは、事あるごとに記事にしていましたから、シーズンを終えた今、走攻守全てに全力、そして全てにおいて昨年を上回る数字を残した丸の健闘ぶりを大いに賞賛したいと思います。

さて、各野手のレベルアップという点のほかに、改善すべき点として、走塁死の減少もテーマとして挙げていました。
牽制死、走塁死については、今季も見られはしましたが、その後の得点に活かされる部分もあり、意味のない走塁死は減ったと言えると思います。

個別に挙げていくとすれば、鈴木誠也の飛躍は、今季の優勝に欠かすことができません。
春の練習試合中の負傷で出遅れはしましたが、今季の鈴木誠也の下半身の成長具合には、ついに体が出来上がってきたという印象を強く持ちました。
能力をフルに活かすことができる土台が出来上がりつつある状態で、ここに経験が加わってくれば、十分4番打者としてチームをけん引していくことが出来るはずです。
昨年の後半でも、鈴木誠也のバックアップの役割を、5番の新井に努めてもらって、4番としての成長を期待したいという記事を書いたことがありましたが、今季は4番新井の姿を、5番から見て学ぶという状況にまでは実力で持ってきましたから、誰かに引っ張り上げてもらうという選手ではなかったのでしょう。

田中の1番起用自体は当ブログ的にも推奨の打順でしたが、盗塁数をここまで伸ばすのは想定外でした。
打撃面だけではなく、走塁への意識の高さが、今季1番として最後まで起用され続けた要因なのだと思います。

菊池のリーグ最多安打は、右打ちの多さに代表されるように、負傷によって失われていた下半身の粘りが戻ってきたことで、本来の思い切りのよい打撃に、粘りも加わった成果だと思えます。

エルドレッドは、春先は軽打でセンター方向への打球が増え、踵の痛みと付き合いながらでも、本塁打を重ねていきました。
走塁中の足の負傷、そして復帰以降は、昨年までのような打撃に戻ってしまったような印象がありますが、100試合以下の出場で21本塁打を放ち、36歳となったシーズンでも長打力の衰えは見られませんでした。

新井は、39歳で迎えた今季、パワーに関してはもちろん全盛期とはいきませんが、打率、打点ともキャリアハイに近い数字を残したことはもちろん、4番として、また時には6番としてランナーを返す役割を担い、守備での貢献度も高く、チームを鼓舞するリーダー的な役割もこなしています。

ルナは開幕から4番に座り、繋ぎのバッティングで、チームの好スタートに向けて、周りの打者を乗せていくというチームワークを体現した働きが印象的でした。
年齢からくる下半身の度重なる故障と、守備力の低下は仕方のない面はありますが、チャンスで打席が回ってきたときには、どんな形でも得点に繋げてくれるだろうという安心感がありました。

安部は、昨年後半の併用で出場を増やしていることが自信につながったのか、打撃面での成長が著しいです。
菅野、マイコラス、小川など、今季の6本塁打は全て右投手から放っているように、エース格の投手でも期待できるレベルまで上がってきています。

松山は、2カ月近くスランプの時期がありながら、自身最多タイの10本塁打を放ち、代役4番として存在感を示しました。
弱点であった守備、走塁に関しても、出来る範囲と出来ない範囲の区別が身に付いてきたのか、無理なプレーはしない傾向が強くなったように思います。

石原は、今季は守備面での動きの良さが目立ちました。
昨年は、シーズン後半になると、ワイルドピッチのボールを追う姿や、ピッチャーへの返球など、体の重そうな動きが見られ、体調面がすぐれないのかなと思わせるシーンがありましたが、今季は昨年よりも出場試合数が増えているにもかかわらず、そういった姿が見られませんでした。

その他にも、控えとして出場する選手すべてについて述べたいところですが、まとまりがなくなるので、あと1人、下水流について述べたいと思います。
開幕スタメンに抜擢され、どういうプレーをするのかと思っていたところ、大振り、振り遅れで、三振か詰まらされての凡打。
常にレフトスタンドを狙っているかのようなスイングで、ノーヒットのまま一軍登録を外れます。
昨年までと変わらないなという印象が強かったですが、ファームではさらに振り込んだような姿で一軍に戻ってきました。
自分の生き残る道は、フルスイング、長打力ということを突きつめたのではないかと思えるほど、スイングの力強さは変わっていませんでした。
今季のレフト方向への打球の割合は、エルドレッドを軽く上回っています。
ただ、追い込まれてから粘れるようになっており、低めの変化球で体勢を崩されながらも、下半身で粘ってバットの先で拾って、ヒットゾーンに運ぶことができ、成長の妨げとなっていた故障をしなかったことで飛躍のきっかけを掴みかけたと言えると思います。

【守備部門】
捕手については、今季も構想としては石原と會澤の2人体制だったと思いますが、昨年からのジョンソン、黒田の先発時は石原がスタメンマスクを被る、という起用法の影響が大きく、どうあっても會澤をレギュラー捕手として前面に押し出すという形が取れません。
ただ、試合数の差こそあれ、昨年のパスボール8個から、今季はパスボール3個に減らしており、守備率に関してはゴールデングラブを獲得した石原と互角の数字が残っています。
スタメンマスク防御率の点では、石原2.65、會澤3.94で、この差は大きいです。
しかし、この数字は、コンビを組む投手が違うという点があり、そのまま鵜呑みにすることはありません。
参考までですが、スタメンマスク防御率を、セ・リーグの各チームの主力捕手と比較すると、小林(巨人)3.22、戸柱(DeNA)3.64、原口(阪神)3.02、中村(ヤクルト)5.36、杉山3.88となっており、石原の数字が抜けています。
會澤の成長を待ちたいところではありますが、この石原の牙城を崩すのは容易ではないと思えます。

一塁手は、昨年同様、新井の存在感が際立っていました。
守備力の比較であれば、エルドレッドも悪くはないですが、代わりに守ることのあった岩本、堂林あたりだと、リーダーシップの発揮というのは難しくなってしまい、松山の守備も緊急時に限られつつあります。

二塁手は、ゴールデングラブ賞獲得の菊池に、特に申すことはありません。

三塁手は、ルナの1試合4エラーが象徴するように、守備では苦労したポジションの一つです。
三塁を一番多く守ったのは安部となりましたが、好守もあった反面、前への動きは良かったですが、横への動きは少し弱さがありました。
それでも主にショートを守っていた頃よりは、安定感を増してきています。

逆に西川は、横への動きは良いですが、前後の動きがどうかなと思える部分もありました。
そう考えると、西川はセカンド、ショートの守備の方が活きそうです。

遊撃手は、全試合出場の田中しか守っていません。
昨年よりはエラー数は減らしてきていますし、球際に強い守備を見せ、菊池とのコンビも随分成熟されてきました。
エラー数については、追い付いていても、グラブからこぼれたり、送球しようと持ち替えようとしてボールを落とすというプレーもあり、イージーミスを減らすことが出来れば、というところでしょうか。

右翼手は、負傷から復帰した鈴木がポジションを掴み、少しずつ外野手としての動きに余裕が出てきたように思えます。
結果、ゴールデングラブ賞まで獲得したのですから、昨年から今季への成長曲線を維持することで、リーグ屈指の外野手と呼ばれる存在になっても不思議はありません。

中堅手は、やはり全試合出場の丸一択となるでしょう。
過年度にわたり、丸に不足しているのは球際の強さなので、スーパープレーはなくとも外野手として総合的に高いレベルにあるのは間違いありません。
安定感がある守備が出来ることが、ゴールデングラブ賞に繋がっていると思います。

左翼手は、近年エルドレッドと松山の争いとなっており、2人の不在時に天谷がその穴を埋める役割を担ってきました。
今季は、そこへ下水流が割って入ってくるようになっています。
どうしても、一軍の試合ではナイターでの外野守備が多くなり、こればかりは経験で補っていくしかありませんが、現時点の守備力だけで判断するなら、一番経験の浅い下水流の守備力が一歩抜け出しているように思えます。

ここへ、チーム一の守備力を誇る赤松が健在、という状況ですから、外野守備に関しては、ゴールデングラブ賞2人に、終盤には赤松が加わるという布陣になりますので、当然リーグ屈指の外野陣と言えると思います。

【総括】
開幕直後は、ジョンソン、黒田、野村で順調に勝ちを拾っていくものの、福井、横山といった先発投手の不調があり、勝ったり負けたりを繰り返し、なかなか貯金を増やせないでしました。

ただ、連敗をしないというチーム状態のおかげか、1つ負けたところで浮き足立ってしまうことはなく、じっくりと負傷者が戻ってきて立て直す機会を待つことが出来ていました。

岡田の初回KOからの一軍登録抹消、そして一軍復帰以降は先発ローテに定着という、先発の4枚目が決まったこと、ルナの負傷により一軍昇格したヘーゲンズの勝ちパターンでの投手起用、鈴木誠也の主力化、菊池、丸の復調、リリーフ陣の層の厚さ、控え野手の活性化、代わって出場する選手が例外なく結果を残すという好循環、選手起用の的確さ。

正直なところ、全てが上手くいったというシーズンだったように思う。
ただ、上手くはいったと言っても、偶然とかまぐれだった訳ではなく、昨季の悔しいを思いを秋季キャンプの猛練習で振り払い、自信を持ってシーズンに入っていけた、という優勝するための準備を怠らなかったとことが実を結んだのではないかと思う。

そして最後になりますが、日本シリーズについては、シーズンでの戦いが自信になり、同じようにカープの野球を貫けば結果は付いてくる、という信念に基づいての戦い方だったように思える。
日本シリーズでの敗戦を受けて、来季のペナントレースにその反省点を持ち込まないほうが良いのではないかと思っています。
あくまで短期決戦での戦い方は、長期にわたるペナントレースの戦い方とは別物。

先発投手を、1点しか取られていない時点で、1回で交代させるというのは、当然のことですが大きな代償を伴います。
不調の選手を、結果が出ないからとスタメンから外すというのも、成長に繋がらない面が大きいです。

個々の選手の成長よりも、目先の4勝をもぎ取るための戦いは、ペナントレースの大部分には不要であると考え、日本シリーズでの反省は、少なくとも優勝のかかった最終決戦やAクラス入りのかかった試合、CS、そして日本シリーズに活かしてもらいたいというのが、当ブログでの総括となります。


【西武】ブライアン・シュリッター投手の成績

西武が2017年の新外国人選手として、秋季キャンプ中にテストを行う、ブライアン・シュリッター投手(30)の成績
(2016年11月10日契約合意発表)

196cm、107kg、右投げ右打ち。

ストレートの最速は156キロで、持ち球はツーシーム、スライダー、カーブ、チェンジアップ、フォーシーム。

プロ入り以来、先発としての登板は一度もなく、全てリリーフでの登板となっている。
メジャーではセーブを記録していないが、マイナーではクローザーとしての経験も豊富。

2015年の23セーブは、リーグトップタイの数字となっている。
なお、同年に14セーブを記録したのが、広島のジェイ・ジャクソン。

主にクローザーを務める投手としては、若干奪三振率が物足りないが、素直なストレートで押していくというよりは、ツーシームでバットの芯を外すという投球スタイルが影響している。
ただ、ツーシームでも150キロ超を投げ込み、単に打たせて取るためのボールではない。

守備面に関しては疎かにしておらず、ランナーに対する警戒も十分できる投手。

気になるのは、ツーシームを主体に投げ込むスタイルであっても、コントロールを重視するタイプではなく、意図せず高めに浮いてしまうツーシームを打ち返されるケースもあるという点。
高めのツーシームでも空振りが奪えるようだと、十分セットアッパーやクローザーの役割も果たせそうには思える。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2007(A-)100010.00 2    020011.00 0.00 4.50
2007(A)1600133.80 23 2/3102726211.39 2.28 7.99
2008(A+)3404362.22 48 2/31239121581.23 3.88 10.73
2008(A+)700132.16 8 1/3290391.44 3.24 9.72
2009(AA)59017224.38 61 2/33062824511.39 3.50 7.44
2010(AAA)37021133.15 45 2/31644321421.42 4.14 8.28
2012(A+)2100122.00 27    62712191.07 0.67 6.33
2012(AA)2903463.00 42    1443211441.29 2.36 9.43
2013(AA)1600220.83 21 2/322406131.38 2.49 5.40
2013(AAA)38014203.24 41 2/3153849451.13 1.94 9.72
2014(Rk)100000.00 1    000000.00 0.00 0.00
2014(AAA)700033.38 8    3100341.63 3.38 4.50
2015(AAA)45023231.61 44 2/3841126351.50 5.24 7.05
2016(AAA)3601283.64 42    1742221431.50 4.50 9.21
マイナー通算347014291122.91 418    135408241533851.34 3.29 8.29
AAA通算1630610672.92 182    5917510801691.40 3.96 8.36
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
20107001012.38 8    11182572.88 5.63 7.88
20146102304.15 56 1/32658219311.37 3.04 4.95
20151001207.36 7 1/36122241.91 2.45 4.91
メジャー通算7803605.38 71 2/34388626421.59 3.27 5.27






【DeNA】ジョー・ウィーランド投手の成績

DeNAが2017年の新外国人選手として、契約合意を発表した、ジョー・ウィーランド投手(26)の成績

188cm、93kg、右投げ右打ち。

メジャー、マイナーを問わず、若手時代から先発として起用され続けており、期待の高さが伺える。
ストレートの最速は152キロで、持ち球はカーブ、チェンジアップ、スライダー、ツーシーム。

3Aでは2年連続で2ケタ勝利を記録しており、コントロールに不安がないこともあり、試合を作る能力に長けている。
どの球種でもストライクを取ることに苦労はしないが、その中でもカーブについては、決め球として十分通用するコントロール、キレがある。

ただ、ストレートについては低めに決めきるほどの制球力はなく、真ん中近辺から高めに入ってしまう、所謂ストライクではあるが逆球というボールが、成長の妨げになっている。
近年は、ストレートの比率を下げ、ツーシームでその弱点を補う投球を身に付けつつあり、高めに行ってしまうボールでも芯を外す投球も見られる。

投球モーションはやや大きめで、盗塁への警戒は薄く感じられ、ここ2年は盗塁成功率が非常に高くなっている。



 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2008(Rk)1375101.44 43 2/373228410.92 1.65 8.45
2009(A)19184605.31 83    49102724731.52 2.60 7.92
2010(A)15157403.34 89    3384415711.11 1.52 7.18
2010(A+)11104305.19 59    3467610621.31 1.53 9.46
2011(A+)14136302.10 85 2/3207874960.96 0.42 10.09
2011(AA)774001.23 44    635211361.05 2.25 7.36
2011(AA)553102.77 26    82306181.12 2.08 6.23
2012(AAA)220103.52 7 2/331002111.57 2.35 12.91
2014(Rk)330103.00 6    2301100.67 1.50 15.00
2014(AA)220102.00 9    281161.00 1.00 6.00
2014(AAA)442103.42 23 2/392214201.10 1.52 7.61
2015(AAA)222110504.59 113 2/358135725921.41 1.98 7.28
2016(AAA)262414605.43 124 1/37515415391181.55 2.82 8.54
マイナー通算143131593303.85 715    306753521506541.26 1.89 8.23
AAA通算5451261304.85 269    14532123702411.45 2.34 8.06
 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2012550404.55 27 2/3142659241.27 2.93 7.81
2014421007.15 11 1/39163581.85 3.97 6.35
2015220108.31 8 2/38102541.73 5.19 4.15
20161101010.80 5    691031.80 0.00 5.40
メジャー通算12101606.28 53    37611119391.51 3.23 6.62






【ヤクルト】ディーン・グリーン内野手の成績

ヤクルトが2017年の新外国人選手として、契約合意間近と報じられた、ディーン・グリーン内野手(27)の成績
(2016年11月14日契約合意発表)

193cm、116kg、右投げ左打ち。

メジャー経験はなく、3A初昇格は2015年となっており、3Aでの試合出場も100試合に満たず、これからの選手。

上体に頼ったような打ち方をしており、テイクバックもほとんど取らないため、かなり体に近いところにポイントを置いている。
横の変化には付いていけているし、ポイントが近い割にはストレートにも差し込まれることなく、腕力だけでヒットゾーンに運んでいるように、残している数字以上にパワーが感じられる。

ただ、低めに沈んでいく変化球や、外に逃げていく変化球には苦労しそうなスイングには見える。
ポイントが近く、ボールの見極めが出来ている分、三振が少なくはなっており、日本ではストライクからボールになるフォーク、チェンジアップ等に対応できるようだと、持ち味の長打力を発揮できるだろう。

単にスピードが不足していることに加え、走塁技術そのものもあまり高いとは言えず、走力に関してはあまり期待できない。

また、守備に関しては、プロ入り以来、ファースト以外を守ったことはなく、一塁手専門の選手。
守備範囲が広いほうではないが、グラブ捌きは標準レベルくらいはあり、標準的な一塁手といえるのではないだろうか。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2011(A-)65246841927441018350.341 0.395 0.520 9150.514 0.142
2012(Rk)9323000500450.094 0.189 0.094 2830.800 0.156
2012(A)58219671609380323390.306 0.381 0.502 8830.590 0.178