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【カープ情報】2014.09.30 広島対ヤクルト 公式戦24回戦 2位へのマジック1

2014年9月30日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦24回戦の試合結果

ヤクルト 200 021 100|6
広  島 003 120 01×|7

勝 中崎 2勝3敗1S
負 山本哲 3勝4敗3S
S ミコライオ 1勝1敗25S

【本塁打】畠山17号、松山7号

今日のスタメンは、現状考えられる中でもっとも打力重視と言ってもいいメンバーを揃えた。
九里も昨日の試合を見ていれば、少々点を取られたくらいでは勝負は決まらないと、試合前から開き直って投げられれば、思いの外スイスイと投げられないものだろうか。

もっとも中3日なので、端からブルペンデーなのは分かり切っている。
初回から2点を失ってしまうが、まったく下を向く雰囲気がない。
打ち勝つというのは一番想定していた展開かもしれないだけに、プラン通りの展開で逆に集中力が増したという考えは、都合がよすぎるだろうか。

戸田へと継投が移り、打線は3回にツーアウトから3点取って逆転した。
村中ほどの中堅投手がボークをしてピンチを拡げてしまうというのは、こういうムードを感じ取ってしまったのだろう。

ただ、逆に戸田についても同じようなことがいえる。
5回に山田を併殺に打ち取った後に、畠山に同点ツーランを浴びてしまうが、自身は3イニング目で、裏の攻撃で打順が回ってくる。
5回までかな、という考えが頭をよぎっても当然のケースで、あと一人きっちり抑えようと、投げ急いだというか、畠山で締めようと、ちょっと窮屈な攻め、考え方になってしまった隙を突かれてしまった。
戸田に関しては、抑えても経験、打たれても経験。
もう一つ言えば、會澤についても経験にしてくれればいい。
こういう若手選手が失ってしまった点を、カバーするために他の選手たちがいる。

この試合に関しては、代打松山のツーランがまさにそれ。
少し結果の出ていない打席が続いていたが、今日の打席では明らかに集中力が違う。
ストライクを先行されても、低めのボール、高めのボールをことごとくカットし、カウントを整えて打てる球を待った。
そして、打席中で一番甘いボールをライトスタンドに叩き込む。

ところが、江草は先頭から2人で失点、中崎は2アウトから失点と、戸田と同じような精神状態での失点という感じが強い。
一敗も出来ないというのが、想像以上のプレッシャーになっているのがよく分かる。
リードしてマウンドに上がっても、全く余裕が感じられない。

2アウトを取って、無失点で切り抜けようと急に慎重になって四球を出したり、またランナーを出してしまうと、急に腕が振れなくなって甘いコースに球威のないボールが行ってしまったりと、その様子が顕著になっている。
結果はどうあれ、これを経験しているか否かは、今後の野球人生において大きく影響してくるだろう。

重ね重ね、この時期に田中と會澤が戻ってこられたというのは、意味があったと感じる。

8回には菊池が昨シーズンの自身の補殺記録を更新し、その裏の攻撃では勝ち越し決勝タイムリーを放つというのは、無類の勝負強さを誇る菊池ならでは。

また、昨日の試合からいいアクセントとなっているのは白濱の存在。
序盤から得点を積み重ねてくるヤクルトに対し、マスクをかぶった途端、無得点に抑えるというのは、さながらチェンジアップのように、相手の勢いをいなしている。
何度も使える手ではないが、この2試合での貢献度は低くない。

阪神が敗れたため、シーズン2位へのマジックは1となった。
直接対決で勝って、2位を決めよう。
その以外の星勘定は、とりあえず忘れておく。





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【カープ情報】2014.09.29 広島対ヤクルト 公式戦23回戦 會澤復帰初打席での本塁打で2位キープ

2014年9月29日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦23回戦の試合結果

ヤクルト 001 132 002| 9
広  島 203 010 600|12

勝 永川 3勝4敗1S
負 松岡 3勝3敗
S -

【本塁打】エルドレッド37号、雄平21号、22号、山田28号、會澤10号

本日の登録抹消は石原、上本、福井の3人。
石原は試合に出場できない状態で、上本は入れ替わり、福井は先発機会なし。
代わって白濱、會澤、田中が登録され、野手に関しては、夏場の好調だった打線の一角を担っていた2人が揃った。
もっとも状態に関しては万全ではないだろうが、終盤の2位争い、そしてこれからのCSでの戦いを経験できるかどうかは、會澤、田中にとっては大きいはず。

鈴木誠、菊池、丸、エルドレッド、梵、ロサリオ、田中、會澤。
このスタメンで、田中、會澤が離脱前の打撃が出来れば、5番に繋ぎのバッティングが出来る梵が入ることで、上位から下位までバランスが良さそう。
まずはCSでこれに近いスタメンが組めるよう、調整していくことも必要となってくる。

今日の試合では、初回のノーアウト満塁のチャンスでエルドレッドにタイムリーが出て、さらに3回には再びエルドレッドがスリーランを放ち、完全にカープペースと思われた。
これは久々の菊池、丸の連打の後の、本塁打となった。

ただ、ヒースが5回持たなかったのは計算外。
いや、ヤクルト打線相手なので決して安心できる点差ではなかったか。

それよりもヒースと倉の呼吸が合わなかったように見えて仕方がない。
ヒースは、低めに伸びるストレートが持ち味。
そこへナックルカーブやスライダーで緩急をつけてくるのがピッチングスタイルなのだが、倉は低めのストレートは各打者に一球見せるだけで、あとはインコースや変化球を多用した。

分かっていても打てないようなアウトコースの低めの割合が少ないのは、ヤクルトとの対戦が2度目となったことで、勝手に考えすぎてしまったのかのよう。
裏をかいたつもりなら、ちょっともったいない点の取られ方になっている。

この流れは中田にも引き継がれ、倉はワンバウンドは弾き、これが影響したのか中田は低めの変化球を投げ切れず、ヒースが散々打たれているにもかかわらず、中田にもインコース要求で逆転ツーランを浴びるという、もう何をどうすれば抑えられるのか、パニック状態にすら見える。

しかし、この逆境を跳ね返す選手交代があった。
中田の後を受けた江草が、いとも簡単に3つのアウトを取り、倉に代えて白濱がマスクを被ると、途端にアウトコースのスライダー、真ん中のフォークと明らかに倉とは異なるリードで、ヤクルト打線の勢いが止まった。

そして、まずは丸、エルドレッド、ロサリオの連打で同点に追いつくと、復帰の田中が相手のエラーを誘って逆転する。
バットに当てれば何か起きることを信じての、迷いのない?ファーストゴロだった。
そして、代打會澤がファーストストライクを振ってレフトスタンドへのスリーランを放ち、7回裏に一挙6点を奪って試合の流れを決定付けた。
正直、格好良過ぎだろうと思う。

余談だが、怪我から復帰して、最初の打席で、初球を打って本塁打というのは、ストッパー毒島の佐世保を思い出させる。

今日は阪神も勝ってゲーム差なしは変わらずだが、2位はキープ。
シーズン2位へのマジックを3とし、一歩前進という勝利となった。

まあ、今日に関してはミコライオの状態には目を瞑ろう。







【カープ情報】2014.09.28 広島対ヤクルト 公式戦22回戦 2位キープもゲーム差がなくなる

2014年9月28日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦22回戦の試合結果

ヤクルト 210 000 000|3
広  島 000 000 010|1

勝 小川 9勝5敗
負 福井 4勝5敗
S 秋吉 3勝4敗3S

【本塁打】丸19号

昨日負傷したミコライオは、とりあえず登録抹消はなしということになっているが、安全策で考えるなら、3点以上のリードがある場面での登板で様子を見たい。
極端に言えば、負け試合で投げてもらいたいくらいなのだが、自力で2位を確保するためには、残り5試合で4勝が必要となり、負け試合を設定するような余裕はない。
とにかく、1人1イニングという縛りを取り払い、リードしている展開で継ぎ込めるリリーフの枚数を増やす意味で、池ノ内と永川を入れ替えてきた。

ヤクルト戦で3連勝するのが理想なのだが、初戦が対小川では、当然楽観視できるはずもない。

1回表にストレートの四球をきっかけに満塁のピンチを招いて2失点の福井。
1回裏にノーアウト満塁のピンチで無失点の小川。

この試合の勝敗を説明するのに、これ以外の言葉は必要ないほど。

ただ、これではあまりに芸がないので、カープの攻めについて述べてみようと思う。
今日の小川のピッチングは、決して調子が良いとは思えなかった。
8イニング中、得点圏にランナーを送ったのが4回もあり、そのうち3回はクリーンアップに回っている。
結果として、得点圏では丸、エルドレッド、松山がノーヒットに終わり、チャンスを作るもののあと一本が出ず、という拙攻の見本のような攻めとなってしまった。

丸にしても、エルドレッドにしても、繋ぎの意識は高く、四球も選ぶし、進塁打も放っている。
エルドレッドの3、4打席目の当りは、伸びすぎでセンターへのハーフライナーに終わっているが、そこまで悪い当たりでもなかった。
今日はチャンスの打席に限って、早打ちでボール球に手を出して、簡単に凡打となってしまった松山は、1試合を通してリズムに乗ることが出来なかった。

4回からリリーフの、江草、戸田、永川は無失点リレーを見せ、試合の形は崩れなかったが、小川を攻略できないことでムードは高まらない。
戸田については、140キロ後半のストレートは威力十分で、今後への期待は非常に大きい。
一方で、簡単に投げている雰囲気も強い。
一球一球に意味があるということを理解して投げられるように、とにかく今は投げて経験を積んで欲しい。

残りが4試合という大詰めで、勝率の差で2位はキープしたものの、阪神とはゲーム差がなくなった。
その4試合の先発は、ヒース、谷間、大瀬良、前田健となると思うが、谷間のところは小野、九里、戸田というブルペンデーになるのだろうか。

一方、明日明後日のヤクルトの先発は、ナーブソンと杉浦、阪神戦はメッセンジャーが予想される。
特に杉浦には前回プロ入り初勝利を献上しており、来季以降手強いという印象を持ったばかり。
取りこぼしが許されない以上、谷間であろうと前回のお返しをしなくてはならない。

実際のところ3試合目は阪神戦となるので明日から3連勝すれば、自力でカープの2位が決まる。
変な星勘定よりは分かりやすいはずで、まずは3連勝を目指してもらいたい。





【カープ情報】2014.09.27 広島対中日 公式戦24回戦 ミコライオ故障で逃げ切れず

2014年9月27日に行われた、広島対中日の公式戦24回戦の試合結果

中日 000 100 102 2|6
広島 000 030 001 0|4

勝 福谷 2勝4敗9S
負 中崎 1勝3敗1S
S 又吉 9勝1敗2S

【本塁打】平田11号、ロサリオ13号

中日との今季最終戦を迎え、またペナントレースが残り6試合となり、あとは全てマツダスタジアムでの試合となる。
この6試合を4勝2敗で乗り切ることが出来れば、自力でシーズン2位が決まる。

ここ数試合は、調子が落ちかけていると感じていたロサリオは、初回の打席でライトフェンス直撃のツーベースを放ち、三塁を狙ってタッチアウトとなったが、打った瞬間は打球を見失っているようだった。
スタートが遅れたことで、三塁で刺されたというプレーだったが、二塁を回る足運びも巧くなく、スピードに乗り切れなかったのは脚の状態の影響だろうか。

また、他の選手も何となく淡白なプレーのように映る。
実際のところは良い当たりを飛ばしており、中日先発の伊藤をそこそこ捉えてはいるが、打球が伸びすぎたり、野手の正面を突いたりと、どうも簡単にアウトとなっているように見えてしまう。

45分ほどで3回を終了し、前田健は省エネピッチングで、球数的にもいいリズムでの投球が続く。
ただ、あまりにもスイスイ投げられれば、それはそれで落とし穴があるもので、平田に先制本塁打を叩き込まれる。
前田健の登板試合で先制されるというのは、本来避けなければならない試合展開。

しかし、テンポの良いピッチングというのは伊藤も同様で、同じようにロサリオの逆転ツーランで、試合をひっくり返した。
1打席目の当たりもそうだったが、右方向へ打球が伸びるということは下半身の踏ん張りは効いているということで、走ること以外は問題なさそうで何より。

また、逆転後は前田健自らタイムリーを放ち、球数も少ないとくれば、ギアを上げて無失点で行けるところまで行ってもらいたい。
ミコライオへの直結リレーが、理想形の一つとなる。

攻撃面で残念だったのは、6回裏の攻撃。
結果的には、ノーアウト満塁のチャンスで無得点となったが、ロサリオのレフトフライはタイミング良く振れていたが、若干バットの先だったために浅いレフトフライでタッチアップならず。
1アウトとなった後、梵が3-1から、アウトコースの相当厳しいボールに手を出し、3-2-3のゲッツーとなってしまった。

もちろん、点が入るに越したことはない場面だったのだが、注目したかったのは満塁になる前の場面。
ノーアウト1、2塁で松山の打席。
松山のバットコントロールに期待するというのが、ここまでのペナントの戦い方で、実際に今日も喰らいついてレフト前に運んでいる。
ただ、今日の試合展開であれば、次の1点が取れれば試合の流れをほぼ手中に収めることが出来たはず。
そういう、どうしても1点ほしい場面で、今季犠打0の松山が送りバントを決められるようになれば、ピンチバンターなどで余分に選手を使うこともなく、作戦の幅が拡がると思う。

これはこじ付けかもしれないが、その直後の中日の攻撃で1点を返され1点差に迫られ、勝負の行方が分からなくなってきた。
今日の中日のモチベーションの一つに、今季好投を続けながら勝ち星のない伊藤に、何とか初勝利を挙げてもらいたいという思いがあったと思う。
点差が少なく、伊藤が続投する限り、中日も諦めずに攻めてくるはずで、こういう試合を確実にものにするためには、追加点が必要だった。

勝負手を打った中日が無得点に終わり、何とかリードを保ったまま伊藤の降板を迎えたことで、中日の反撃意欲も一段落。
また、前田健も次回登板は10月5日の巨人戦が濃厚で、そうなれば中7日と休養十分で登板を迎えられるということで、完投を目指して9回のマウンドに上がることが、中日打線の反撃を抑える可能性としては高かった。

9回にミコライオがマウンドに向かうが、2者連続四球と、明らかにおかしい。
高橋に右中間へ同点タイムリーを打たれると、異常を訴えそのまま降板。
CSに向けて守護神を失うという緊急事態が発生した。
こういう状態で、ノーアウト2、3塁というピンチで後を託された中崎が、追加点を許さず同点で凌ぐことを期待するのは、あまりに都合がよすぎる。

一か八かの満塁策を採って、スクイズ失敗ののち、サードゴロを三塁ベース上で好捕した梵が本塁送球するも、このプレーでセカンドランナーを封殺しており、本塁はタッチプレーが必要となる。
このセカンドランナー封殺を石原が見落とし、タッチに行かなかったことで本塁生還となり勝ち越された。

本塁とマウンドの中間にいた中崎が、一応タッチが必要というようなゼスチャーはしているが、三塁からの送球を受けるキャッチャーは、あの位置での動きに気付きにくい。
また石原は、ランナーと重なって三塁審判の手の動きが確認できなかった可能性があり、大声を掛けていれば防げた失点かもしれない。
少なくとも、三塁ランナーはタッチをかいくぐるスライディングをしており、フォースプレーではないことを理解していた。
この一瞬の判断の差が明暗を分けた。

正直、ムードは最悪。
それでも鈴木誠の同点タイムリーと粘りを見せる。
しかし、ノーアウト1、2塁とサヨナラのチャンスを残しながら、中東が送りバント失敗で攻め切れず、延長戦に突入。

今季のカープは、延長戦でかなりの勝率を残しているが、今日の試合展開では、何としてでも勝っておかないと、残り試合に影響しそうな雰囲気さえ感じる。
しかし、中崎が粘れなかった。
10回表の投球は、ストレート、カットボールは威力もあり、そこそこコースに決まっていたが、スライダーだけは抜け気味で危ないボールがほとんどだった。
平田はツーシーム気味のボールで力で抑えたが、直前のスライダーは肩口からど真ん中に入ってくるホームランボールだった。
そして、高橋にはその真ん中高めに抜けたスライダーを叩かれ、レフトオーバーの勝ち越しタイムリーツーベースとなってしまい、ここで力尽きた。

阪神が勝ち、0.5ゲーム差に詰め寄られた。
そして、ミコライオが故障し、守護神が不在となってしまい、代役候補の中崎も決勝点を許している。
抑えの経験豊富な永川は不調でファーム、ベテランの横山は引退表明。
中田は9月の登板10試合中5試合で失点し、戸田はリリーフの経験自体が浅い。
一軍登録されているリリーフ投手では、先発兼用の九里、小野、池ノ内、江草がいるが、抑えタイプではない。

たちまち、ファーストステージの阪神戦の先発は、前田健、ヒース、大瀬良の3人が確定的。
中田、中崎が打たれれば仕方ないと諦めるか、明日の先発を最後に福井を思い切って後ろに回すか、逆に明日福井が好投するようだと、3A時代はリリーフの経験も豊富なヒース(3Aでの成績)をCS限定で抑えに持ってくるか。

ここにきて頭の痛い問題が浮上してしまった。

ミコライオの表情を見る限りは、そこまで重症ではないようにも思えるが、短期決戦では不安を抱えたままだと試合のプランが成り立たない。
大事を取っただけ、というのが一番なのだが。





【カープ情報】2014.09.26 広島対阪神 公式戦23回戦 甲子園での阪神戦は今季僅か2勝どまり

2014年9月26日に行われた、広島対阪神の公式戦23回戦の試合結果

広島 100 101 000|3
阪神 000 004 00×|4

勝 藤浪 11勝8敗
負 戸田 4勝2敗
S 呉 1勝4敗37S

【本塁打】福留9号

前回の甲子園での阪神戦で、メッセンジャー相手に互角の投げ合いを演じた九里が先発。
一方の藤浪に対しては、カープは入団以来苦手としている。
特に初回に崩れかけても、何とか凌がれることで、しり上がりに調子を上げ、得点のチャンスがどんどん減ってくる。

CSで対戦する可能性が高い投手だけに、相性の良い打者はもちろん、ここまで藤浪との相性の良くない打者にも工夫を見せてほしいところ。

比較的相性のいい打者と言えば、菊池、丸、松山で、相性があまり良くない打者は、エルドレッド、梵、ロサリオ。
今日の試合では、菊池、丸、松山の間に座るエルドレッドに当たりが出たことが点に繋がった。

完全に藤浪を攻略したとは言い難いが、菊池、丸が出塁すれば盗塁でセカンドに進み、得点に絡むという正攻法で得点を奪えたというのは、当然今後にとっていい材料となる。

そして得点不足を補ったのは九里のピッチング。
打者が手を出したくなる、ちょうど打ち頃とも言えるスピードのボールを中心に、ストライクゾーンからボールゾーンに変化させる投球に、阪神の各打者が面白いように手を出してくれる。
また、木村の好守で1点を阻止したことが、九里を完全に乗せた。

ただし、試合の方は戸田が福留に逆転スリーランを浴びて、そのまま敗戦となってしまう。
打たれたボールは、そこまで甘い球でもなかったように思うが、ボール先行となったことでストレートを狙い打たれたような感じだった。

甲子園での阪神戦では、今季2勝しか挙げていないという相性もあり、こういう展開になりやすいというのが身に染みて分かったと思う。
やはり、阪神との同一カード3連戦はすべて2勝1敗という、マツダスタジアムでファーストステージを戦うことが、重要と考えざるを得ない。

そこで気になるのは、先日のヤクルト戦で、不安の残る選手が3人いると書いたが、その3人とは野村、篠田、ロサリオ。
野村、篠田はすでにファーム降格となっているが、ロサリオも落球、脚の状態が良くないことをきっかけに一気に調子が下降線となったように思える。
ロサリオの復調を待つか、何か手を打つか、CSに向けて調整段階に移るタイミングを見計らないといけない。





【カープ情報】2014.09.25 広島対ヤクルト 公式戦21回戦 大瀬良10勝達成、鈴木誠プロ入り第1号本塁打

2014年9月25日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦21回戦の試合結果

広  島 401 003 100|9
ヤクルト 010 000 000|1

勝 大瀬良 10勝7敗
負 石川 10勝10敗
S -

【本塁打】鈴木誠1号、梵8号、石原4号

ヤクルトの先発は、苦手としている石川ということで、思い切ったスタメン起用をしてきた。
鈴木誠を1番、堂林を7番として、今度こそは攻略しようとする意志は感じる。
昨日は試合途中でファイティングポーズを取ることをやめてしまったが、昨日は昨日。
引きずっていては石川の術中に嵌ってしまう。

その流れを一振りでなぎ払ったのは、鈴木誠のプロ入り初本塁打となる先頭打者アーチ。
こういうメモリアルは、チーム全体に好影響を与えるもの。
菊池の打球がエラーを誘ったこともあり、一気に4点を先制する。

もっとも前回の石川との対戦でも初回に3点を奪っていたが、そのあとの攻撃では沈黙した。

ヤクルト打線相手では、どれだけリードがあっても困ることはない。
2回以降、石川が立ち直る前に追加点を奪う攻撃が必要となる。
今日の試合では、多くの打者が久しぶりに積極的にファーストストライクを振って、ヒットという結果が出た。
1番から5番打者がマルチヒットを放てば、打線が繋がらないわけがない。

その中でも、やはり今日は鈴木誠と梵のバッティングが光った。
鈴木誠は本塁打、内野安打、二塁打2本で、あと三塁打が出ればサイクルヒット。
梵は、三塁打、本塁打、二塁打で、あとシングルヒットが出ればサイクルヒットという状況だった。
結果的には2人ともサイクルヒット達成は成らなかったが、若手もベテランも、残り数試合というところで、いい状態をキープしているのは心強い。

神宮での勝利なのでヒーローインタビューは一人しか選ばれないが、マツダスタジアムであれば大瀬良と鈴木誠の2人がお立ち台だっただろう。
今日の大瀬良は、勢いも、粘りも、コントロールも、1年間ローテーションを守ってきた投手としての集大成のようなピッチングを見せてくれた。
10勝目としてふさわしい内容だったように思う。









【カープ情報】2014.09.24 広島対ヤクルト 公式戦20回戦 野村CSでの先発に黄信号 

2014年9月24日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦20回戦の試合結果

広  島 101 100 000| 3
ヤクルト 010 501 41×|12

勝 杉浦 1勝2敗
負 野村 7勝8敗
S -

【本塁打】菊池11号、丸18号、石原3号、雄平20号、山田26号、27号、西田1号

ヤクルトの先発は、即戦力ルーキーとして期待の大きかったドラフト1位の杉浦が先発。
春季キャンプで故障し、リハビリを経て、今季3度目の先発となるが、過去の登板では2敗しているものの流石の投球を見せており、決して油断の出来ない相手となる。

正直に言えば、この時期にノープレッシャーで投げられるのは非常に嫌なものだが、今日の試合に関しては本調子のピッチングには見えなかった。

もちろん、試合開始が30分遅れ、開始直後には中断となったり、リズムが掴みづらいという影響は大きかったと思う。
序盤はストレートも140キロそこそこで、変化球の曲がりは早く見極めやすい。
点こそ奪うことは出来たが、来季に向けては、本来のピッチング、調子ではなかったと見ておくべきかと思う。

序盤は攻守で対照的となった丸のプレーもあり、カープペースで試合を進められていた。
初回は川端のバックスクリーンへの本塁打性の当りをつかみ取り、一方で3回の打席では、快心の当たりではない打球がギリギリでフェンスオーバーするという、流れの良さもあった。

それが、4回に暗転する。
3対1とリードしての4回裏、野村の投球中に再び雨脚が強くなり、試合を成立させるという意識が強くなって投げ急いだというのが原因の一つだとは思うが、雄平にアウトコースのシュートをライトスタンドに運ばれる。
さらには、今季初スタメンの西田に今季初ヒット、続投のピッチャー杉浦にはレフトフェンス直撃のタイムリーを浴び、山田のスリーランで止めを刺された。
杉浦を打席に立たせたというのは、まだ4回ということと、プロ入り未勝利ということで、チームの勝敗よりも杉浦個人のための続投だったのは、要因の一つであることは間違いないと思う。

その杉浦に対し、弱気にも見えるピッチングをして、決め球が抜けてしまうという失投をしてしまう野村は、CSでの出番が与えられるのか、ということまで考えてしまう。

この時期での中止は出来る限り避けたいという状況の中、ストライクゾーンを広目にし、試合の進行を早めているのは、試合全般の判定として序盤から変わらなかった。

それが、逆転を許した直後に、ストライクゾーンが広いとクレームを付けるのは、ちょっと情けなさを覚えた。
もちろん、実際にはボールに見えたし、エルドレッドの選球眼を疑うものではないのだが。

しかし結果的には、エルドレッドの退場で、見逃し三振となったコースが完全にストライク判定されることになり、ヤクルトバッテリーは好き放題に配球してくることになった。

こういう後に影響してくる抗議をエルドレッドがしているにもかかわらず、ベンチから出ようともしない監督の姿勢からは、勝負を諦めたとみられても仕方ない。

もっともロサリオが序盤に失点につながる落球をしてしまい、脚の状態も考えての途中交代で退き、エルドレッドも退場してしまった打線では、何が何でも勝ちに行く姿勢は見せられないのかもしれないが。

終盤には、西田にプロ入り初本塁打を献上し、捕手を乗せてしまうという、最も避けたい状況にも陥った。

この試合の結果によって、ほとんどの選手は明日以降に影響することはないと思う。
影響がありそうなのは、個人的には3人、頭に浮かんでいる。
さて、誰でしょう?影響がないに越したことはないのだが。





【カープ情報】2014.09.23 広島対ヤクルト 公式戦19回戦 シーズン5割以上確定

2014年9月23日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦19回戦の試合結果

広  島 013 020 001|7
ヤクルト 000 000 011|2

勝 ヒース 3勝0敗
負 ナーブソン 4勝11敗
S -

【本塁打】梵7号、ロサリオ12号、エルドレッド36号

ここのところ、制球の乱れが見られるヒースが先発。
やや疲れも見えており、この試合でもあまり調子自体は良さそうには見えなかった。

立ち上がりに四球にボークでピンチを招き、畠山にはライト前に運ばれるが、ここで堂林のチャージと返球でランナーを三塁で留めることに成功したことで、何とか無失点で切り抜けた。

このプレーと、1回裏の堂林の四球で試合の流れをつかんだかと思いきや、牽制死でナーブソンを助けてしまう。
前回のナーブソンとの対戦では、カーブが有効に決まり、8回で無得点と抑えられていた。
それだけに、先制点のチャンスを逃した、初回の攻撃はもったいなかった。

ただ、今日のナーブソンは球威不足。
もともとコントロールはアバウトで、そこへ球威もない状態となれば、あまり長いイニング持つとも思えない。

2回にはヒースの送りバントを畠山が処理をミスし、チャンスを広げると、堂林の犠牲フライで先制する。
とりあえずは、堂林も牽制死の失敗は取り戻せた。

続く3回には1アウト1、3塁という場面で、梵がセーフティスクイズをチラつかせて有利なカウントに持ち込み、最後は失投をレフトスタンドに叩き込んだ。

ヒースは、初先発直後のようなアウトコースへの絶妙なコントロールが見られなくなってはいるが、前回KOされた巨人戦の試合中でも見られたように、投球しながらコントロールの修正を図り、打たれたとしても試行錯誤しながら通用するボールを探っている姿勢が見える。

ヤクルトとは初対戦の有利さはあると考えても、今日のピッチングで序盤を抑え、さらに尻上がりに調子を上げられるということは、修正能力、適応力は高い投手と考えていいと思う。

ヒースがヤクルト打線を0点で抑えることで、完全にカープペースで試合を進められ、ロサリオ、エルドレッドの本塁打が飛び出すなど、良い面ばかりが目につく試合となった。

8回からリリーフの、九里、戸田、中田が揃ってピリッとしないピッチングとなってしまったが、これはプレッシャーのない場面で登板させるというご褒美的な起用と割り切って、失点は気にしないでもいいと思う。

それにしても、ヒーローインタビューでの「ロサリオ投手」はない。







【カープ情報】2014.09.21 広島対DeNA 公式戦24回戦 エルドレッド逆転ツーランで競り勝つ

2014年9月21日に行われた、広島対DeNAの公式戦24回戦の試合結果

DeNA 000 002 000|2
広島  100 000 02×|3

勝 戸田 4勝1敗
負 林 2勝2敗1S
S ミコライオ 1勝1敗24S

【本塁打】エルドレッド35号

午前中に横山が現役引退するというニュースが飛び込んできた。
一軍デビューの年もリアルタイムで見ているが、150キロ近い速球と、縦のカーブ、フォークを投げ込む投球スタイルで、これは凄い投手が出てきたと思ったものだ。
故障後は投球スタイルを一変させ、カープ投手陣随一の投球術で、セットアッパーとして抜群の安定感を誇った。
個人的には、2008年の、シュルツとのダブルセットアッパー、また永川を加えた3人で終盤の3イニングを抑えきる継投は非常に好きだった。
近い将来、指導者としてカープの投手陣に、あの投球術を伝授してくれる日が来ることを願っている。
一先ずお疲れ様でした。

さて今日の試合では、投球術に関してはその横山にも引けを取らない前田健が登板する。
昨日の試合では、各打者の打球が伸びるようになっているような感じを受ける。
グリエル、筒香、ブランコの長打力に気をつけるのはもちろんで、特に筒香には前田健も含めカープの投手陣は8本の本塁打を献上している。
ただ、その中でブランコは大瀬良、福井のスライダーを中心とした変化球には全くタイミングが合っていなかった。
前田健のスライダーで、ブランコ封じと行きたいところ。

立ち上がりから、ストレートの伸びや、スライダーのキレは問題なさそうで、どんどん攻めるピッチングをしてきた。
ただ、その調子の良さがあだとなり、6回につかまってしまう。
1アウト二塁から、グリエルには高めの釣り球をセンター前にタイムリーヒットを打たれた。
普通であれば、ヒットゾーンに打球が飛ぶようなボールではなかったのだが、この回はDeNA打線がストレートに的を絞った打撃をしてきており、そこに嵌ってしまったようだった。

さらにはブランコも初球のストレートを右中間に運び、ライトの天谷がボールを握りそこなったまま送球したような返球で、一塁ランナーのグリエルが一気に本塁まで帰ってきた。

一方で、投球術という面では球界屈指の三浦から、初回に点を取った後はなかなかチャンスを作ることができない。
ボールのキレ自体は、あまり感じることはなかったが、とにかく、打者が自分のタイミングでバットを振れるケースが少なく、体勢を崩されてしまう。

後手に回ってしまうと、球数の影響もあるのか前田健はスライダーのキレ、コントロールが甘くなり、右打者黒羽根には軽打でライト前に運ばれ、左打者梶谷には思い切り引っ張られてライト前に運ばれる。
今度は天谷がしっかりと握って返球し、楽々本塁で刺したが、前田健はこの回がいっぱいいっぱいというところだった。

1戦目、2戦目で田中健に全くタイミングが合っていなかったこともあり、継投策に自信があって、DeNAは三浦を6回で交代させたという面がありそう。
ただ、エルドレッドに対し、林を続投させたのは油断、極端に言えば舐めていた部分があるのだろう。

他チームの継投にとやかく言うこともないが、リードしている展開で8回にセットアッパーという立ち位置の投手が失点してしまう流れの悪さは、カープ自身も体験があり非常に怖い。
エルドレッドの逆転ツーランのあとに、守護神の三上を投入する執念を見せるのであれば、丸に対し林、エルドレッドに対し国吉、松山に対し田中、という継投もあっただろうと思う。

ともあれ、8回裏に逆転すれば、あとは守護神ミコライオを投入するのみ。
そのミコライオは期待に応え、きっちりと3人で締め、連勝となった。







【カープ情報】2014.09.20 広島対DeNA 公式戦23回戦 福井の好投で連敗を3で止める

2014年9月20日に行われた、広島対DeNAの公式戦23回戦の試合結果

DeNA 000 010 000|1
広島  001 001 01×|3

勝 福井 4勝4敗
負 井納 11勝8敗
S ミコライオ 1勝1敗23S

【本塁打】なし

前回登板では、無惨とも言えるKOを喫した福井が登板。
あの内容で再びチャンスが与えられるということは、調子に乗れば手のつけられないボールを投げられることや、長いイニングを投げ切るスタミナに期待している部分が大きいのだろう。

正直、前回の反省を活かせるような投手であれば、とっくに一軍定着はもちろん、ローテーションの一角を占めていておかしくないと思う。
福井のようなタイプの投手を上手に起用し、結果を残させるには、ベンチの手腕によるところも大きい。

今日の試合では、先頭打者を四球で出したのが2回、死球が1回。
初回のグリエル、筒香の外野フライは、かなりいい当たりを飛ばされていたが、球威で若干押し込めたように、福井らしさ全開のピッチング。
6回を投げて、四球4、死球1という数字通り、ピンチは数多く招き、どこかで一本ヒットが出ていれば大崩れしていてもおかしくない。
しかし、ヒット自体は2本しか打たれておらず、非常に交代時期が難しかったと思う。

6回の攻撃で、代打策が実りロサリオが詰まりながらもセンター前にタイムリーを放ち、1点勝ち越すと、代打鈴木誠を送り、思いきりよく福井を交代させた。

リリーフでは、中崎が2イニングを任されるという、シーズン終盤ならではの起用も見られ、きっちりと抑えて見せた。
また、8回裏の攻撃では、先頭の木村が三振振り逃げで出塁し、送りバントでランナーを進め、石原のショートゴロでファーストへの送球をブランコがこぼすという、なかなかお目にかかれないようなミスで追加点を貰った。

こういうエラーでの追加点があると、なかなかDeNA側としても反撃ムードが高まるものではなく、久々にミコライオがセーブを記録し、連敗を3で止めた。

ここで今日の試合のポイントを2つ挙げてみたいと思う。

一つ目は、堂林のボールの見極めについて。
1打席目に、低めのスライダーにバットが出かかったが、バットを止めてボールになるケースが2球続いた。
また、四球を選んだボールは低めのストレートで、これもバットを止められた。
じっくりとボールを見極め、また井納が際どいコースを狙ったボールの、判定の基準を、他の打者へも伝えることが出来た。
実際のところ、井納は四球は3つ出しているものの、ギリギリのコースを狙って投球をしており、ボール自体は悪くなかった。
ただ、際どいボールでも、今日はボールの判定になるということで、各打者がじっくりと井納に対することが出来たと言える。

二つ目は6回裏の攻撃。
(ロサリオの脚の状態を失念していたため、一部修正しています)

鈴木誠の打席では、2アウトで一塁にロサリオという場面、そしてカウントが3-2となった時点で代走に石原を送った。
もちろん、次の回から石原をそのまま守備に就かせるのは理解できる。
そして、3-2というカウントで間を取ることで、井納のペースを乱す狙いもないことはないだろう。
ただ、考え方によっては、石原を送るということは得点の確率を下げることにはならないだろうか。

2アウトで、3-2というカウントはランナーは自動スタートを切れる。
外野手の間を抜ければ、一気に本塁まで帰ってこられるかもしれないが、ロサリオの脚の状態が悪化する可能性もある。
ただ、脚が速いに越したことはないはず。

この代走が、鈴木誠を惑わせ、代打で出てきて見逃し三振という結果につながったのではないだろうか。
逆に3-2で、足の速いランナーを代走に送っていたら、外野の間を抜ければ一気にランナーが返ってこれるという考えで、思いきりよく振れていたかもしれない。

ただ、これらは考え方の一つで、どれが正解ということはない。

一つだけ言えることは、代走石原が全力疾走を求められる打球が飛んだ場合に、脚を故障するリスクも考慮しておかなくてはならないということ。
(脚の張りがあるロサリオに、代走を出したのがまさにこういう理由からだと思う。)

プロの野手が、全力疾走したくらいで故障するというのは本来考える必要はないかもしれないが、事実會澤は脚の故障で離脱しているし、この試合に関してはすでに倉に代打が送られている。
シーズン終盤で、疲れもたまっており、何より石原はベテランということもある。
僅差のゲームで、延長戦の可能性がゼロではない以上、選手起用は大事にする必要はあると思う。









【カープ情報】2014.09.19 広島対DeNA 公式戦22回戦 エルドレッド久々の34号本塁打

2014年9月19日に行われた、広島対DeNAの公式戦22回戦の試合結果

DeNA 120 014 000|8
広島  001 001 012|5

勝 モスコーソ 9勝8敗
負 大瀬良 9勝7敗
S -

【本塁打】梶谷15号、エルドレッド34号

練習中に田中が頭に打球を受け、病院に搬送されたという情報があり、即登録抹消となったということは、少なくとも軽症ではないということなのだろう。

最近はショートのレギュラーとして定着していただけに、この離脱は非常に痛い。
8月のカープの得点源とも言える、7番田中8番會澤が揃って一軍から姿を消し、さらに得点能力の減少が懸念される。
田中については、DeNA先発のモスコーソに対して、8打数5安打と好相性を誇っていただけに、今日の試合から早速影響が大きかった。

モスコーソに対しては、ランナーを出すもののあと一本が出ないのは、過去の対戦の通り。
これを覆すことが出来なかったのは、大瀬良のピッチングか、松山のエラーか、あるいは他の何かが、攻撃のリズムの悪さを作り出してしまったのだろう。

モスコーソがマウンドを降り、勝負の行方が決まってからではあるが反撃を見せ、一方的な敗戦にならなかったことで、ムード自体は悪くならずに済んだことが救いだろうか。
それでも、良かった点もあるにはあった。

若干上昇の兆しが見えていたエルドレッドが、約2か月ぶりとなる本塁打を放つ。
一軍復帰後、2度目の登板となる篠田が2イニングを無失点で抑えた。
ともにシーズン中盤には一軍を離れていたが、今後に繋がる結果を残した2人が、この苦境を救えるだろうか。

また、大瀬良はKOされたのは事実で、ストレートがシュート回転してしまう、悪いときの典型的なボールが行く回があった。
それでも取られた点は自分で取り返すという気概は見せてくれたし、次回登板では修正して臨んでくれるだろう。

小野は先頭打者へは抜けた変化球がど真ん中に入って、レフトフェンス直撃のツーベースを打たれてしまうが、ストレートは140キロ後半を記録したように、球威で押して後続を抑えきったのは見所があった。
今井のポジションにそのまま配置されると思うが、役割を十分こなしてくれそう。





【カープ情報】2014.09.17 広島対巨人 公式戦23回戦 ヒースも巨人の勢いに呑まれる

2014年9月17日に行われた、広島対巨人の公式戦23回戦の試合結果

巨人 040 001 130|9
広島 401 001 100|7

勝 久保 4勝4敗
負 中田 9勝8敗
S マソシン 6勝6敗27S

【本塁打】田中9号、松山6号、大田1号

今日の試合の最大の興味は、ヒースが巨人打線を抑え込めるかどうかという点。
そこに尽きるかと思っていたが、スタメン4番はエルドレッドということで、こちらも要注目となった。

その2人は初回から見所満載で、ヒースは球威は文句なしで、調子の良さそうな立ち上がり。
リズムよく無失点で抑えると、エルドレッドは1打席目からレフト前タイムリーと結果を残した。
エルドレッドが打点を挙げたのは8月12日以来だが、タイムリーとなると8月7日以来となる。
エルドレッドは髭も完全に剃って、何とか気分転換しようとする様子が見えた。

エルドレッドのタイムリーをきっかけに一挙4点を先制し、あとはヒースがどこまで抑えるかという状況だったのだが、いきなり2回に暗転する。

とにかく変化球でストライクが取れず、村田にツーベースを打たれた後は、2者連続でストレートのフォアボール。
一気に崩れて、4点のリードも吐き出してしまった。
今日は良い面も悪い面も見られ、巨人側からすれば十分データが取れたのではないだろうか。

2回には早くも澤村が交代し、代わった高木京からエルドレッドが2打席連続ヒットを放ちチャンスを作るも、松山の一二塁間を破ろうかというゴロに、一塁走者のエルドレッドが当たってしまいタイムリーならずと、もったいない攻撃。

田中には梵のルーキーイヤーの本塁打を抜く9号本塁打が飛び出し、再びリードするものの、あとは追い付かれては突き放し、突き放しては追い付かれ、最後は追い越され敗戦。

勝負の行方の分からない、競った展開には違いないが、瀬戸際の強さという点で巨人に及ばなかった。
6回表に同点に追いつかれた場面は、2アウトから四球を出して、タイムリーツーベースを浴びる。
6回裏の攻撃では、1点勝ち越して、なおノーアウト1、2塁で攻め切れず。
7回表には、ツーアウトを取りながら、そこから三連打で同点に追い付かれる。
など、挙げればきりがないが、その最たるものは澤村の1回交代だろう。

残りの試合を考えれば、リリーフに無理させてまで勝負に徹するチーム状態でもなさそうなものだが、首位のチームにここまで執念の継投をされ、しっかりと差し切られてしまうのは試合運びの巧さ、そして強さを認めざるを得ない。

シーズン当初に、今季中に東京ドームでの三連勝を達成しないと、上を目指すことは出来ないと書いたことがあるが、結局三連勝は達成できなかった。
最後の最後にこういう試合を見せられ、さすがに首位に立つチームと思わされるが、CSのファイナルステージに進出し、一騎打ちをするとなれば、ペナントレースとはまた違った戦い方もある。

まずはしっかり2位をキープし、CS進出を決めること。
今日の試合に関しては、これ以上の言葉が出てこない。





【カープ情報】2014.09.16 広島対巨人 公式戦22回戦 3連勝ミッション失敗

2014年9月16日に行われた、広島対巨人の公式戦22回戦の試合結果

巨人 000 003 112|7
広島 100 000 000|1

勝 菅野 11勝5敗
負 野村 7勝7敗
S -

【本塁打】長野13号

カープ先発の野村は、悪い時のピッチングはコースを狙うボールがことごとく外れてしまい、カウントが苦しくなって甘いボールを痛打されるというケースが多い。
ただ今日の試合では低めのストライクゾーンが広いように感じ、野村にとっては投げやすい状況と言えると思う。

巨人打線は2試合連続で無得点というように、決して調子がいい訳ではなく、序盤は振りの鈍さに助けられた面があった。

それでも橋本に2打席連続四球を与えたように、攻める気持ちと実際のコントロールの差が徐々に出てきてしまった。
じわじわと増えてくる球数が、苦しいピッチングを象徴している。

明らかに雰囲気が変わったのは、6回表の先頭長野のライトオーバーのツーベース。
軽く合わせたように見えても、ライトフェンスの最上段に直撃する打球を見て、巨人打線がフルスイングではなくミート中心の打撃に切り替え、坂本には一球で仕留められ同点となってしまった。

ここで野村を諦めたのは当然としても、リリーフの戸田が村田にコントロールミスとも言える真中へのスライダーを投じてしまい、勝ち越しタイムリーを浴びてしまう。

ただ、戸田は阿部にはまともなスイングをさせずにファーストゴロに打ち取っており、優勝争いの中で絶対に点を与えてはいけない場面での登板を経験していることは、今季の残り試合や来年に繋がる。

昨年の中田が同じようなケースでの登板を重ね、今季の活躍に繋げており、戸田には来季の先発ローテーションの一角を奪うべく、経験を糧にしてもらいたい。

また、勝ち越されてからは中田が長野に、先ほどの打席と同じようなライトへの打球を打たれ、今度はフェンスオーバーで追加点を許してしまう。

3点ビハインドとなった7回裏の攻撃で、1アウト1、3塁のチャンスでエルドレッドが三振、田中がショートゴロで無得点となり、これで苦しくなった。

8回表には、一軍復帰の篠田が登板するものの、やや球威不足に感じる。
春先好調だった頃は、故障から完全復活したことを印象付けるようにキレのあるストレートを連発していたが、この日は球速こそ140キロを記録するものの、キレは感じなかった。
持ち味の大きなカーブを使わなかったこともあり、もう1試合様子を見ないと、調子の良し悪しは判断しかねる。

結局反撃もままならず、優勝の最後の望みとも言えた同一カード三連勝は叶わなかった。
これで、2位死守に完全に目標を切り替えられる。

CSに向けてのエルドレッドの継続起用
篠田の調子の見極め
プレッシャーから解放されればパフォーマンスを発揮できる選手の見極め
9回に、逃げの姿勢で全く明日に繋がらないピッチングをしてしまった今井と、ファームで完封勝利の今村、小野あたりの入れ替え
同じくファームで本塁打、打点の2部門でチームトップに立った美間の期間限定起用
など、
チームとしてはまだまだやらなければならないことも多く、立ち止っている場合でもない。

三連勝出来なければ、明日負けても同じとか、そういう投げやりな状況でもない。
明日先発のヒースにはCSでの秘密兵器としての期待もあり、巨人打線を再び沈黙させるピッチングを見せてもらいたい。





【カープ情報】2014.09.15 広島対巨人 公式戦21回戦 1/3達成

2014年9月15日に行われた、広島対巨人の公式戦21回戦の試合結果

巨人 000 000 000|0
広島 300 010 00×|4

勝 前田健 11勝8敗
負 杉内 9勝6敗
S -

【本塁打】ロサリオ11号

この試合からエルドレッドが6番スタメンに帰ってきた。
ファームでは3試合連続でマルチ安打を記録しており、前回の昇格時よりは状態は良さそう。
優勝への最終兵器となれるか、初戦から注目となる。

この試合ではロサリオが本塁打を放ち先制すると、エルドレッドが四球を選び、相手のエラーも絡み一挙3点を奪うことに成功する。

ロサリオの本塁打は、弱点の低めへ沈むようなスライダーを狙ったボールが、真ん中付近に入ってきた失投を捉えたもの。
この一撃がチームに行けるぞという、勢いをもたらした。

前田健も初回はとにかく慎重に投球し、自信満々に投げているという様子は見せない。
この慎重さ、繊細さにボールの威力、コントロールも加わり、5回までノーヒットピッチングという快投という結果をもたらす。

5回裏の攻撃では、堂林がツーベースを放った後に、菊池が送りバントを失敗してしまう。
2ストライクを取られたことで、進塁打を狙ったような打球がファールになり、ここで監督自ら菊池を呼び寄せ、おそらく思い切り振って行けという指示でもでたのだろう、次の球をしっかり振り抜きタイムリーとなる。

ただ、菊池はロサリオのセンター前の飛球で飛び出してゲッツーとなるのはボーンヘッド。

直後の6回には先頭の片岡の左中間の当りを、ロサリオがグラブを出しながらボールをスルーしてしまうような、目測を誤ったようなツーベースとしてしまうが、今日の前田健のピッチングは絶対に負けないという意志が感じられた。

初戦に勝つだけであれば、4点差で1点を返されるのは試合展開に影響を与えないかもしれない。
しかし三連勝するつもりで臨んでいる以上、2戦目以降にダメージを残すような抑え方をするのが理想で、前田健がそこまで考えての投球をしているのであれば、明日先発の野村もそれに応えたい。

ただ、巨人打線には何とか嫌なイメージを残せたが、カープ打線も7回8回に連続して併殺打があり、良い流れとまではいかなかった。
明日に繋がるかという点では、痛み分けの展開とも言える。

もっとも、明日に繋がろうがそうでなかろうが、カープはどんな勝ち方でもいいから三連勝を目標にしているはず。
まずは1/3を達成しただけ。

またエルドレッドはノーヒットに終わったが、良くも悪くもないという感じ。
ただ6番打者として考えれば、まだ起用を続けても問題はないと思う。





【カープ情報】2014.09.14 広島対阪神 公式戦22回戦 九里の好投も連勝ならず

2014年9月14日に行われた、広島対阪神の公式戦22回戦の試合結果

広島 000 000 000|0
阪神 000 000 32×|5

勝 メッセンジャー 12勝9敗
負 中田 9勝7敗
S -

【本塁打】福留6号、マートン13号

メッセンジャーとの対戦は今季3度目となり、マツダスタジアムで2勝、甲子園では1敗とはっきりとした傾向が出ている。
その甲子園では完封負けを喫しており、九里には先制点を与えないことはもちろん、大量失点をしない投球が求められる。

また、先日の反省からか、メッセンジャー相手でも松山、キラを並べるという起用はなかった。
松山の調子を見て、悪ければ試合途中からでもキラと交代というツープラトンという作戦だろうか。

その松山は1回と3回にチャンスで打順が巡ってくるが、ボールの見極め自体が出来ておらず、高めのボールを振ってファール、低めのボールになる変化球を当てるだけの凡打という、内容の伴わない打席が続き、2打席で天谷に交代する。

九里のピッチングは、前回KOの原因とも言えるコントロールの乱れは見せなかった。
変化球が手元で変化して、喰い込まれる打者が多く、いい当たりが飛ぶケースも少なく安定している。

九里、メッセンジャーともに0行進という試合展開は、4月29日のバリントンとメッセンジャーの投げ合いを彷彿させ、その試合で8回に決勝本塁打を放ったのは福留だった。

この試合でも、7回裏に福留が本塁打を放つというデジャブのような試合展開。
その試合との違いは、まだ反撃するイニングが2つあるということと、中4日で100球以上を放っているメッセンジャーが交代したこと、そして追加点を奪われたこと。

いろいろな違いはあれど、3つ目が最大のマイナス要素となってしまい、巨人との三連戦を前にして、逆転優勝の最低条件である、昨日からの5連勝は叶わなかった。
しかし巨人もDeNAに敗れたため、数字上はまだ可能性が残ったことで、気持ちが切れることはないだろう。。

この試合では、調子の悪さは承知の上で、相性を考慮し、5番打者をお試しで起用し、巧く機能しなかったという、結果的には後手に回った作戦も嵌らなかったし、昨日機能した1番打者が3三振とチームに勢いをもたらすことが出来なかったのも響いた。
また、直接点に結びつきはしなかったが、メッセンジャーのボテボテの打球を木村が捕球出来ず、7回にはイレギュラーしたのでエラーではないものの、上本の当りを弾いてタイムリー内野安打となったり、球際でのちょっとした差も阪神側に勢いが傾くことになった。

とは言っても、チーム全体で甲子園でのメッセンジャーを攻略できなかったという事実が一番重い。

現実問題として、CSに向けて2位の死守か、優勝を最後まで諦めないか、巨人との三連戦の結果如何で切り替える必要がある。
甲子園でメッセンジャーと対戦するのを避けるということも含め、マツダスタジアムでは対阪神に7勝4敗、甲子園も含めビジターでは対阪神に3勝8敗という相性もある。
優勝は諦めず、2位も守るという状況を必要以上にプレッシャーに感じて、金縛りにあったような敗戦はしないことを望みたい。





【カープ情報】2014.09.13 広島対阪神 公式戦21回戦 全員ヒーローでの勝利

2014年9月13日に行われた、広島対阪神の公式戦21回戦の試合結果

広島 400 032 260|17
阪神 210 000 020| 5

勝 大瀬良 9勝6敗
負 岩貞 1勝4敗
S -

【本塁打】堂林7号、8号、田中8号、ゴメス24号

大瀬良と岩貞という、ドラフト1位投手同士の先発となった試合。
優勝の行方を左右する大事な試合が続く中、重圧を撥ね退けるのは、開幕からローテを守っている経験か、終盤から先発に加わった勢いかが見ものとなる。

この試合では、昨日の4番5番がスタメンを外れ、4番ロサリオ、5番梵に入れ替えてきた。
岩貞の立ち上がりは、1番から3番までで低めでストライクを取れたのは1球のみで、昨日同様初回からノーアウト満塁のチャンスを作る。
ただ、低めに決まらない以上、甘く入ってくるボールを待って、ミートするだけで良さそうな点が、昨日とは違う。
ロサリオの弱点とも言える、低めの変化球で2つ空振りを奪いながら、最後は甘く入ってきたアウトコースのスライダーを捉えて、レフト前への2点タイムリーヒットで先制。
はっきり言えば、空振りを奪ったボールをもう一球投げられれば三振の可能性も高かったと思うが、この辺りはロサリオが冷静だったということになると思う。

ようやく小窪の打席で、アウトローへのストレートが決まり、立ち直るきっかけになるかと思いきや、決め球の変化球が高めに抜けてくる。
これも高めをミートするだけの巧いバッティングで、さらに2点追加と、いい滑り出しを見せた。

菊池も昨日の死球の影響を感じさせず、1打席目からヒットを放ち、一安心の姿を見せてくれた。

そして大瀬良の立ち上がりは、先頭から2者連続四球という立ち上がりで、これは先制した後の失点は避けたいという思いと、一本打たれることで勢いが付きそうだということを直感的に感じているが故の、コースの狙い過ぎが影響しているように思える。
結果的には2アウトまで漕ぎつけた後にマートンにタイムリーを打たれてしまい、試合の流れは予断を許さない状況に変わってしまった。

2回には阪神が勝負手を打ってきた。
1回に2点差まで詰め寄ったことで、岩貞を1イニングで交代させ、歳内がマウンドに上がる。

昨日藤浪が完投したことでリリーフ投手を投入しやすい状況とは言え、先発投手を1回で代えるのは、ある意味ギャンブル。
ここは阪神ベンチの勝負勘がどうか、という見所の一つとなった。

ただ、カープにとっては追加点が取れたらそれに越したことはないし、抑えられてもリードしている段階で試合が落ち着く展開になるのも悪くない。

大瀬良は何とか粘りの投球を見せるものの、序盤はスライダー、カットボールともに高めに浮き、ストレートはシュート回転で甘く入るケースが多くみられる。
ボールの勢いは150キロ超が時折見られるように文句なしなので、失投になるか、ならないかという不安定さが心配材料。

ただ、歳内の好投とともに、やはり試合が落ち着いてくれた。
大瀬良は徐々に変化球の抜け球が減ってきて、調子を上げてくると、歳内が交代した途端、堂林の約1ヵ月半ぶりの本塁打で追加点を奪い、ロサリオのこの日2本目の2点タイムリーで一気に突き放した。

堂林の今日の打席は、先日のような早打ち凡打ではなく、1打席目からじっくり見極めることが出来ていた。
以前の記事でも書いたことがあるのは、1番打者として起用される以上は、今季中に1番打者として僅かでも成長できれば、という内容だった。
この試合では、1打席目の四球、3打席目の本塁打はじっくりと見極めてのもので、4打席目の2本目の本塁打は、ランナーとして大瀬良が出塁したことで、早めのカウントから打ちにいって仕留めることが出来た。
1番打者が状況に応じたバッティングができれば、どれだけチームにとって貢献できるかという見本のような打撃だったように思う。

調子が上がってくるまで粘りのピッチングを見せ、9勝目を挙げた大瀬良、先日チャンスで代打を出され、4番も奪われて発奮したロサリオ、先述の堂林、攻守で貢献の菊池、田中、犠打2つの梵、初回タイムリーの小窪、赤松の秘打、大瀬良を鼓舞し、打つ方でも援護の石原。
活躍していない選手は皆無と言っていい勝利。

田中は8回に8号本塁打を放ち、梵と並び、最近10年でのルーキーイヤーの最多本塁打タイとなっている。

昨日も述べたように、優勝への一縷の望みは、この試合から5連勝することだと思う。
まずは1つ勝った。
さあ、明日も勝とう。





【カープ情報】2014.09.12 広島対阪神 公式戦20回戦 明日からの全力勝負に向けて捨て試合に切り替え

2014年9月12日に行われた、広島対阪神の公式戦20回戦の試合結果

広島 001 000 010|2
阪神 000 062 00×|8

勝 藤浪 9勝8敗
負 福井 3勝4敗
S -

【本塁打】なし

昨日は空回りしてしまった打線だが、今日のスタメンも迷走が続く。
1番天谷はありだと思うが、4番松山、5番キラは、2人の現在の調子からすれば、並べるよりは離した方が良かったように思う。

せっかくノーアウト満塁と、初回からチャンスを作っても、松山、キラでは何の作戦も立てられず、打つしかない。
それで打てそうになかったら、お終いと諦めるしかない。

仕方なく、3回の攻撃では菊池が送りバントをし、丸のタイムリーという形で点を奪う方向に変更するも、1試合を通して4番と5番に期待できないのでは、大量得点は望むべくもない。

こういう打線の状態を見れば、福井も次第に追い込まれていき、4回に突発的にコントロールを乱す。
タイムリーで同点に追いつかれた後は、死球、押し出し、タイムリー、犠牲フライ、止めは藤浪にもタイムリーで一挙6失点で勝負が決まってしまった。
打たれそうだから投手を代えた、というのは昨日のヒースでもあったように、今季のカープによくみられる投手交代。
しかし今日は、打たれそう、明らかに崩れそうだが、1点失ってしまってからは、交代のタイミングを逸したように思う。

ホームゲームの大事さがよくわかる典型的な試合で、連敗中の阪神もムード良く試合が出来ていた。
そして、この敗戦で常識的に考えて優勝は厳しくなった。
その転機の試合となったが、福井を早めに降ろすことで阪神との2試合目、3試合目が苦しくならないよう、最低でも2位は死守する戦い方に切り替えたかなという印象の試合だった。

福井はチーム方針で長いイニングを投げ切り、リリーフでは今井が起用されたのみ。
試合終盤には、中東がキャッチャー、堂林がファースト、鈴木誠がサードという守備も見られ、この1試合だけは諦めたと言っていいだろう。

その代り、完全に気持ちを切り替え、明日からの阪神との2試合と巨人との三連戦は全勝することだけが優勝の条件となりそう。

菊池が左わき腹から胸部付近へのデッドボールで途中交代したのも、そうした明日からの必勝態勢への準備となるよう、早めに交代しただけで、重傷ではないことを祈りたい。





【カープ情報】2014.09.11 広島対中日 公式戦23回戦 代打策全て不発

2014年9月11日に行われた、広島対中日の公式戦23回戦の試合結果

中日 000 002 000|2
広島 000 001 000|1

勝 大野 8勝7敗
負 永川 2勝4敗1S
S 福谷 0勝4敗6S

【本塁打】なし

カープの先発陣の中で、現状もっとも安定しているヒースが先発。
ただ中日との対戦は2度目となり、研究されていることを前提として考えると、この試合の内容次第では、さらなる期待も膨らむ。

ところが、今日の試合ではコントロールが安定しない。
過去のピッチングとは打って変わり、ストライクを取るのに精一杯という感じで、やはり疲れの出る時期なのだろうか。

これで、前田健、野村に続いてヒースも調子自体はあまり良くない中での粘りのピッチングとなってしまった。

3回にノーアウト満塁のピンチを背負い、集中力を高めて球数も使って、必死で無失点で切り抜けたまでは良かったが、3回裏の先頭打者の堂林が初球凡打というのは、あまりに酷い仕打ちではないだろうか。

ただ、攻撃の時間の短さはあるものの、ヒース自身は3回のピンチを背負った辺りから、投球間隔を若干長めにしたように思えた。
投げ急ぐことなく、リズムを変えたことで中日打線の目先を変えることが出来たような感じで、4回は下位打線とはいえ初めて三者凡退で切り抜けた。

球数が多くなったことで5回でヒースが交代し、2番手は永川。
ただ、先頭のルナに対してはボールからボールになるスライダーが続き、3球目にややストライクを取りに行ったようなボールを右中間スタンドに運ばれた。
今日のピッチングは、コントロールを乱したという表現よりは、慎重に行きすぎて打者と勝負できなかったような印象が強い。

2点を先制されたすぐ裏の攻撃では、梵のタイムリーで1点を返す。
さらにキラが四球で続き、1アウト満塁のチャンスで、田中に代打小窪を送る。
小窪の代打成功率の高さ、次打者の石原の打撃を考えれば作戦の一つとしては、当然あり、だと思う。

しかし小窪は良い当たりのファーストライナー、石原も倒れ1点どまりとなってしまった。

一方で田中の足であればゲッツーは少ないことも考えて、田中はそのままで、石原のところで代打小窪という選択肢もあったように思う。 それをしなかったのは、石原に追加点を防ぐ役割を全うしてもらいたいという思いがあるだろう。

7回には中田が登板し、きっちり抑えてリズムよく攻撃に移ると、7回裏には大野を捉え、1アウト満塁のチャンスをつかむ。
4番ロサリオというところで、中日は又吉にスイッチすると、カープもロサリオに代打松山を送る。
しかし、今日のカープは代打策が不発となったことも含め、早仕掛けで少し空回りしてしまったような感じ。

松山の代打にしても、中日が継投してくれば、当然抑えの福谷が登板してくることが予想できるし、そうなった場合の9回裏の代打として残しておく必要があったように思う。

併殺だけは避けたいのであれば、天谷という選択肢もあったと思うが、ロサリオに代打を送るのだから、クリーンアップ級の打者を代打に出さないといけないという思い込みもあったのではないだろうか。

中田と又吉は、ともにリリーフ登板のみで9勝している投手で、どちらの勝ち運が上回るかという面もあったが、今日の試合では、その効果は特に発揮することはなかった。

8回には中崎がいい感じで2アウトまで漕ぎつけたのだが、谷繁の右中間の当りをライトの堂林が捕り切れない。 難しい打球には違いないが、右打者の右中間の当りはスライス気味になり、風も試合開始当初から左から右ということで、自分の方に向って伸びてくる。 若干右中間方向に走り過ぎ、グラブに当てながらツーベースにしてしまった。
中崎の粘りのピッチングで無失点で抑えたものの、思いの外苦労するイニングになってしまった。

今日の試合は、何か一つ噛み合わない。
7回裏の攻撃で、先頭の中田に代打赤松を送ったのは、おそらく1番の堂林が凡退していたら9番に赤松を残し、堂林のところにピッチャーを入れることも頭にあったと思う。

そこで堂林がヒットを打ち、残りのイニングの打順の巡りを見て、そのまま赤松を下げたのだろう。

8回には先頭のキラが四球を選び、代走には天谷を起用。
どんどん選手を使っていく積極性はあるが、ここから小窪、石原、中崎と続く打順で、小窪に送りバントを指示するなど、とにかく巡り合わせも悪い。

せっかく先ほど石原に代打を出さない策を取ったにもかかわらず、代打を出したい場面で残っている野手は木村、中東、倉の3人のみ。
石原に中東、中崎に木村が代打に起用されれば、9回表は倉がキャッチャーとして守備に就くことになり、その時点で野手の控えが一人もいなくなる。
そういう焦りが、代打中東のサードゴロで、一塁送球の間に、セカンドランナー天谷が三塁を狙ってタッチアウトとなるボーンヘッドを誘発してしまったのだろう。

ここまでは全て推測でしかないし、一球ごとに情勢が変わり、臨機応変に作戦や選手起用を変えるのは、ベンチの方が正しいことは否定しない。

選手側の明らかなミスは天谷の走塁ミスくらいで、そのミスが出た後の9回表の守備でも集中して守れていた。
とにかくベンチワークが巧く機能しなかったなという印象だけが強く残った。
打ち合いでも、延長戦でもない試合としては、4時間近い試合時間は長すぎる。
今日はベンチが反省する日だろう。





【カープ情報】2014.09.10 広島対中日 公式戦22回戦 野村粘りのピッチングで2連勝

2014年9月10日に行われた、広島対中日の公式戦22回戦の試合結果

中日 100 002 000|3
広島 000 040 00×|4

勝 野村 7勝6敗
負 若松 0勝1敗
S ミコライオ 1勝1敗22S

【本塁打】森野10号

中日の先発は若松で、個人的には初めて見る投手。
丁寧に低めを狙って、纏まった投球をしてくるという印象。

序盤は低めに手を出し、内野ゴロの山を築いてしまったが、2回り目にはしっかり攻略した。
勝利投手の権利がかかった5回裏に崩れてしまったのは、ほとんどの投手が経験する試練。

この隙を逃さず一気に逆転まで持って行ったが、全体的にのびのびプレーをしているという印象はない。
どちらかと言えば、緊張感の中で試合を行っている状況で、決して油断をしない雰囲気は出てきているように思う。

というのも、初回いきなりキラのエラーで試合が始まり、そのエラーがきっかけで中日に先制点を許す立ち上がりとなってしまった。
この1失点が気持ちを引き締めることになったと言えなくもない。

特に野村は、昨日の前田健と同様、決して抜群のピッチングというようには見えなかった。
それでも何とか粘って、気持ちを切らさないようなピッチングを心掛けたようには見えた。

逆転した直後に点を入れられてしまうのは反省材料だが、今日は2安打を放っており勝利への執念は十分見せてくれた。

継投策に移ってからは、戸田は野村の残したピンチを最少失点で切り抜け、中田、中崎、ミコライオはパーフェクトリレーを達成する。
中田は、先日左打者のインコースを狙ったボールがシュート回転してアウトコースに行くケースが多かったが、この試合では修正して見せた。
また、ミコライオは昨日と同じように、先頭打者の当りをファインプレーに救われた。

これで気持ちが乗ってきた感があり、8月後半からの悪い流れから抜け出せそうな雰囲気を感じた。

とりあえず2連勝スタートとなったが、特別な気負いも感じられず、一戦一線大事に戦っていくという言葉通りの試合が出来ているのではないかと思う。





【カープ情報】2014.09.09 広島対中日 公式戦21回戦 プレッシャーが大好物?菊池サヨナラタイムリー

2014年9月9日に行われた、広島対中日の公式戦21回戦の試合結果

中日 000 000 001 0|1
広島 001 000 000 1|2

勝 中崎 1勝2敗1S
負 福谷 0勝4敗5S
S -

【本塁打】なし

今日から9連戦が始まるが、9月の9連戦で思い出されるのは2012年。
CS初出場をかけて試合に臨み、1勝8敗と失速しCS出場が叶わなかった。

とは言え、それは過去のこと。
その時は前田健がローテの関係で1試合しか先発できず、チームとしてはその試合しか勝てなかった。

今季は、9連戦中2度登板できる予定となっており、ここまで納得のいかない投球だったとしても、きっちり2勝することが重要で、内容は問わない。
そしてこの試合では、石原の守備での復調が、上手く前田健も立ち直らせてくれた。

立ち上がりから中盤までは、絶好調というピッチングかと言われれば、そういうピッチングとは思えなかった。
しかし、とにかくこの試合では慎重に投げているというのがよく分かる。
打たれても、どこか余裕のある顔を崩さなかった過去の投球からは打って変わり、一球一球確かめるように投げる様は、さながらリハビリのよう。

またこの試合もキラがスタメンとなっているが、明日10日はエルドレッドの再登録が可能となり、内容によっては入れ替えがあるという見極めの試合だったのだが、キラの打席で特に見どころはなかった。

中日先発の伊藤のピッチングは過去の登板のようにコントロールを乱して自滅するという感じではなく、キレのあるストレートでどんどん押してくる。
小気味のいいピッチングとはこういうことを言うのだろう。

また、この試合では、全般的にカープの選手の動きが硬かった。
9連戦という山場を迎え、シーズン終盤の負けられない戦いを初めて経験する田中は、グラブからボールをこぼすシーンを繰り返してしまった。
今日のスタメンで、昨シーズンのCS争いを経験していないのは、ロサリオと田中の2人のみ。
その田中の小さなミスをチームとしてカバーできたのは、選手の成長を感じる。

そしてカバーと言えば、守護神ミコライオが登板した9回裏の守備。
先頭のルナの左中間を破られそうな当たりを丸がダイビングキャッチで救った。
また、同点に追い付かれてしまったのだが、タイムリーヒットとなった打球も菊池がアウトにできるか紙一重のプレーを見せており、ミコライオも仕方がないと割り切れたのではないだろうか。

そして同点で凌いだことで相性のいい延長戦に突入すると、今度は菊池がライナーをつかみ取り、ライナーゲッツーを完成させた。

こういうプレーが出ると、サヨナラ勝ちの機運が高まってくるもので、先頭打者の田中の打球は高く跳ね上がる内野安打となり、犠打、代打小窪のヒットで1アウト1、3塁。
この形では、セーフティスクイズも考えられる中で、特に動かず2ストライクを先行されるが、ここから死球で1アウト満塁にしてしまったことで中日バッテリーは苦しくなってしまった。

福谷は、もっとも自信のあるストレートを投げるしか選択肢がなく、しっかりと狙い球を絞ってストレートに力負けしないように振り抜いてサヨナラタイムリーを放った菊池は、プレッシャーを楽しめる余裕があるように思える。

菊池のサヨナラタイムリーも見事だったが、小窪の代打成功率も見逃せない。
代打での打率は4割を超え、完全に右の代打の切り札となっている。
菊池とともにもみくちゃにされたのも、こういった実績が自然とそうさせるのだろう。

鈴木誠も代打での打率は4割で、一時期は手薄と言われていた右打ちの野手の存在感が増してきている。

冒頭に戻るが、エルドレッドが復帰しても、即打てる状態かどうかは何とも言えない。
ただ、これからは順位が確定してくれば、また投手の攻め方や起用される選手も変わってくるだろうし、昨年の9月は爆発したという気分的にポジティブになれる要素に期待したい部分もある。

何はともあれ、勝利という結果はベスト。
素直に喜びたい。





【カープ情報】2014.09.07 広島対DeNA 公式戦21回戦 コントロールの差が響いての逆転負け

2014年9月7日に行われた、広島対DeNAの公式戦21回戦の試合結果

広島  103 000 000| 4
DeNA 001 011 53×|11

勝 加賀 1勝1敗1S
負 中田 9勝6敗
S -

【本塁打】グリエル9号、ブランコ15号

昨日の試合前までのモスコーソとの対戦成績は2勝2敗だったが、今日の先発の井納との対戦成績も2勝2敗。
ただ、安定感ではモスコーソの方が上回っており、昨日のような1点のみではなく、久しぶりの先発となる九里を援護していきたい。

その打線は、先制して、中押しして、という数字上は理想的な展開なのだが、併殺でチャンスを潰すなど、あと一本出ていれば井納をKOすることができそうなところで、攻め切れない。

一方で九里のピッチングが立ち上がりから安定しない。
ボールのキレ、球質以前にコントロールが定まらず、特にヒース、大瀬良と2日連続で捕手の構え通りに決まっていた投球を見ているだけに、DeNA打線もこの出来なら反撃できるという意識にもなる。

結局、3回途中で九里を諦め、戸田を投入し長い長い継投策へと移っていく。
かなり早い回での交代で、逆にリードしていなければ淡々と投げて行けたかもしれないが、追加点が奪えず、リードを守らないといけない状況で、プレッシャーというよりは早めに九里をKOしたというDeNA打線の勢いが徐々に加速してくる。

戸田も失点、中田も失点という中で、7回裏の石川のタイムリーでは、ロサリオからの好返球を石原が後逸してしまい勝ち越しを許すという痛恨のミス。

リードを許してしまえば、早めの交代がリリーフ陣の起用の幅を狭めてしまうことになる。
1点ビハインドでは、中崎、ミコライオは投入しないのが、まず前提としてある。
そこで永川で失点を防ぎ8回9回の反撃に賭けるか、延長戦を見越して永川を温存しておいて今井にただ1つのアウトを取ることを期待するか、というところで今井を選択し、3連打を浴びダメ押し点まで献上してしまうことになった。

諦めずに攻撃していく意志はあっても、現実的に2イニングで4点差、それも相手の勝ちパターンの投手が投入できる状況では厳しい。

中田の2イニング目の投球、特にピンチを背負ってからはインコースを要求したボールが逆球になっていく場面が多くなり、先発の九里のコントロールも含め、相当キャッチャーは苦労したと思う。

その精神的な疲労でエラーをしたという単純なものではないと思うが、結局序盤からの流れの悪さの中、ギリギリ踏ん張っていた最後の一線が、石原の後逸と今井のピッチングで崩壊してしまった。

8回には、今週一度も出番のなかったミコライオが調整登板する。
6回までの試合展開であれば9回の出番に備えていただろうと思うが、それが大量リードを許してからの登板に切り替わってしまえば、集中力が不足しても不思議はない。
ブランコにソロホームランを浴びてしまい、ミコライオはこれが今季初被弾となるが、まあサバサバした投球だったように思う。
連打でさらに失点してしまうものの、ここまでくれば予定されている球数を超えない範囲で投球することで目的は達成される。

確かにリードした展開で試合を進めることが出来ていたので、勝てるに越したことはないが、試合内容としては序盤からすっきりすることがなかった。

これで、九里は次回先発のチャンスが貰えるかどうか厳しくなり、今井は一軍に残れるかどうか怪しくなった。
こういう試合を拾えるとペナント争い的には大きい意味を持つのだが、それよりも来週からの9連戦を前に、悪い面を出し切った、3連敗の後はズルズル引きずらなかった、というプラスな面もあった試合という位置づけでいいのではないだろか。





【カープ情報】2014.09.06 広島対DeNA 公式戦20回戦 大瀬良二桁奪三振で初完封勝利

2014年9月6日に行われた、広島対DeNAの公式戦20回戦の試合結果

広島  100 000 000|1
DeNA 000 000 000|0

勝 大瀬良 8勝6敗
負 モスコーソ 8勝7敗
S -

【本塁打】なし

DeNA先発のモスコーソとは5度目の対戦となるが、2勝2敗という結果はともかく、チャンスは作るがあと一本が出ないという印象。
もっとも、田中、丸、松山、キラの左打者に加え、菊池も3割以上をマークしており、あとは繋がりさえすれば、というところで、初回から3連打で1点を先制。

まずは昨日からのいい流れを引き継いでゲームをスタートすることが出来た。

カープ先発の大瀬良のピッチングは、球速的には昨日のヒースとかなり近い部分がある。
140キロ後半のストレートを投げ込み、勝負所では150キロ超にスピードが上がる。
もっとも、大瀬良の投球フォームは全力投球という感じで、ヒースと比べると高めにくることも多く、イメージはかなり異なる。

それでも攻める姿勢というのは十分に伝わってきて、菊池、田中もそれを感じ取ったかのように好守備を見せる。

特に田中がショートゴロを素手で取って、一塁送球し、間一髪アウトにする守備は、感覚と実際の動きのブレがなく、ノッているなと感じさせる。

両投手とも素晴らしい出来で、初回の1点以降は試合が全く動かない。
特にカープは2回以降なかなかランナーが出なかったが、7回表に、2アウトから田中、石原の連打で1、3塁のチャンスをつかむ。
ここで打席にはそのまま大瀬良が向い、2ストライクを取られた後はダブルスチールに作戦を切り替えた。
しかし、巧く決まらず、石原の走塁死で追加点ならず。

どちらかと言えば、大瀬良の方がランナーを出すケースが多くなっていたが、三振で切り抜けたり、併殺を奪ったりと、自分の思い通りのピッチングが出来ていた。
守備での石原の動きも軽やかで、春先の足腰の重たそうな動きからすれば、体の調子が相当良くなっているように見える。
石原の調子の良さと、大瀬良自身の成長が相まっての好投と捉えていいのではないだろうか。

大瀬良は8回のマウンドにも上がるが、このイニングからボールが上ずり始めた。
変化球も高めに抜け気味になり、結果的に無失点で抑えたものの、いい当たりの打球が増えていた。

完封も見てみたいところではあるが、9回はクリーンアップからの攻撃になり、継投か続投か非常に頭を悩ますところ。
悩まないためには、9回表の攻撃で追加点を奪っておきたいのだが、今日の両チームの集中力では1点を奪うのは容易ではない。

そして9回裏のマウンドに向かうが、ラスト1イニングということで、エンジンに再点火し、150キロを連発で気合十分のピッチングを見せてくれた。

結局初回の1点を守り切っての完封勝利で、素晴らしいの一言。
また大瀬良のヒーローインタビューは、相変わらずファンに好かれる受け答えで、好感度は非常に高い。

見ていて気持ちのいい勝利だった。





【カープ情報】2014.09.05 広島対DeNA 公式戦19回戦 ヒース3戦自責点1で2勝目

2014年9月5日に行われた、広島対DeNAの公式戦19回戦の試合結果

広島  100 400 120|8
DeNA 000 000 000|0

勝 ヒース 2勝0敗
負 尚成 0勝6敗
S -

【本塁打】なし

DeNAは今季未勝利の尚成がそろそろ勝つのではないかと言う状況での先発、一方のカープは来日2度の登板で自責点1のヒースが先発し、まずは先制点をどちらが奪うかで、試合の流れが大きく変わってきそう。

特にカープは、首位攻防の三連戦で三連敗を喫し、その流れを断ち切るためにも早めに1点が欲しい。

早速尚成の乱調に付け込み、巨人戦では得点できなかった満塁のチャンスを掴むと、ロサリオの併殺の間に1点を先制。 もちろんタイムリーが出た方が良いに決まっているが、何はともあれ、あっさりと点を奪ったことで呪縛が解けた。

巨人戦でも感じていたが、打線は適材適所な配置に戻せば繋がりだすと思っていたので心配はしていなかった。
それが、相手が変わると4番のロサリオのところで得点が重なり、効率良く追加点を奪っていけた。

この試合では、打線よりも見応えがあったのがヒースのピッチング。
久々に魅せる投球の出来る投手だと感じる。

キャッチャーの構えた所に、どの球種でもコントロールでき、両サイドいっぱいに150キロ前後のストレートを投げ込める。
球速があるのはもちろん、キレもあり、それでいてコントロールミスも少ない。
これだけリズムよく、質も良い投球が出来れば、野手も守りやすい。
たまに甘いコースにいってしまっても、ロサリオ、堂林、菊池など、集中力も高く守備でヒースを助けることが出来ている。

今日の試合でヒースが打たれたヒットは4本だが、打ち取った当たりも含め、完全に捉えられた当たりは非常に少なかった。
対戦が一回りして対策をたてられてからどうなるかは分からないが、現時点ではそう簡単に崩れるピッチングには見えない。

今日の投のヒーローはヒース、打のヒーローはロサリオということで何ら異論はない。

最後に、代打で出場する機会が多い鈴木誠について。
ここまで右の代打は小窪が筆頭となっているが、最近の鈴木誠のスイングの鋭さには成長を感じる。
この優勝争いをしているチームでの出場経験は、大きな糧になると思うので、喰らいついてでも一軍登録を守り抜いて欲しい。







【カープ情報】2014.09.04 広島対巨人 公式戦20回戦 三連敗だが一息入れて立て直そう

2014年9月4日に行われた、広島対巨人の公式戦20回戦の試合結果

広島 000 000 000|0
巨人 000 010 00×|1

勝 澤村 3勝3敗
負 福井 3勝3敗
S マシソン 6勝5敗23S

【本塁打】なし

今日の試合は、福井、澤村ともに素晴らしいピッチングを見せてくれた。
また、ストレートも福井が140キロ後半、澤村が150キロ超とスピードも十分で、時折四球を与えてしまうなど、内容もよく似ていた。

思えば、2度目の一軍登録以降、福井が試合中に全くコントロールが利かなくなって、どうにもピッチングにならなかった試合はほとんどなかった。
以前ほど自滅するイメージがなくなってきつつあり、その上ストレートの球速は徐々に上がってきている。
安定感が出てきたかと言えば、ちょっと違うが、それでも毎試合楽しみに見られるようになってきたのは大きい。

そんな福井と澤村の投げ合いで、わずか1点リードを許しているがゆえに、投げ負けたという見方をされてしまうのは、見ていて非常に悔しい。

昨日同様、打線はチャンスは作るが、あと一本が出ない。
今日は、天谷、菊池、丸、ロサリオという、今シーズンもっとも慣れている役割の打順に戻してきた。
ランナーに出るべき人が出塁し、あとは返すべき人が返すのみという、お膳立ては出来たのだが、今日はロサリオが得点圏にランナーを置いた場面で2三振となってしまった。

失点に結びつかなかったがエラーも出たし、ライナーゲッツーという走塁ミスも出た。
首位攻防戦という三連戦ではあったが、並ぶかどうかという状況で、巨人に勝負根性を発揮され、突き放されてしまった。

ただ、今日の試合でも完封負けしたとはいえ攻撃の形は作れている。
9回もチャンスは作り、石原が退いているにもかかわらず、倉に代打を送るなど、最後まで諦めない姿勢も示した。

きっかけ一つで、また打線は繋がるだろう。
この三連敗で気落ちせずに、次のカードに向かって行こう。
いったん離されたが、再度接近することが出来た場合は、並ぶことなく交わすことが必要となってくる。
今交わせたとしても、ゴールまでもたない、と強がってみよう。





【カープ情報】2014.09.03 広島対巨人 公式戦19回戦 拙攻拙守で巨人戦連敗

2014年9月3日に行われた、広島対巨人の公式戦19回戦の試合結果

広島 000 100 010|2
巨人 000 040 00×|4

勝 小山 5勝1敗
負 前田 10勝8敗
S マシソン 6勝5敗22S

【本塁打】ロサリオ10号、長野11号

昨日のコメントから打順を変更してくるのは予想されていたが、2番田中、3番菊池、4番丸は動かさなかった。
シーズン中盤以降になっても調子を崩すことがなかった菊池に、犠打も含めた繋ぐ役目の2番打者から、打ってチャンスを作る、またはランナーを返す役割を任せることをベンチは選択しつつある。

この期待に応えられれば、チームに勢いをもたらしてくれそうな雰囲気はある。
ただ、今日の試合では残念ながら、菊池がランナーを返すことはできなかった。

もっとも菊池だけでなく、追撃ムードが高まる7回から9回まではすべて満塁のチャンスを作ったが、点が入ったのは岩本の併殺の間の1点のみ。

ランナーが出なかったのは2回の攻撃のみという状況にもかかわらず、ロサリオのソロホームランと、先述の併殺の間の1点しか得点できなかった。

正直、この2戦では新打線が機能しなかったと言わざるを得ない。
ただ昨日はヒットは16本出ているし、この試合でも11本のヒットが出ているように、振れていない訳ではない。
しかし、これまでのような犠打がなかったり、進塁打もなく、盗塁も失敗するなど、ヒット以外でランナーを進める攻撃は出来ていなかった。
特に今日の試合では、ランナーを返す役割を果たす選手が、適切に配置できていないと言われても仕方がないだろう。

極端に言ってしまえば、下位打線でも得点できていた要因の田中、會澤という7、8番を解体せざるを得なかったことと、バリントンの故障により1つ空いた外国人枠も、再登録日数の関係でキラを一軍に上げることができないという、巡り合わせの悪さが、普段通りの野球をすることを出来なくしている。

この点に関しては、キラの再登録なども含め、時間が解決してくれるので、そこまで心配はしていないが、明日急に良くなるという可能性は低いだろう。

また、先発の前田健が5回に崩れ4失点で一気に逆転を許したが、井端の2点タイムリーは、ピッチャーの右横へのゴロを、ピッチャー、ファースト、セカンドの誰もが取ることができないという、はっきり言って拙いプレーでの失点。

こういう失点も、ファーストに松山を起用する以上、覚悟しておかないといけない。
仮に1点は仕方ないにしても、一つでもアウトを取っておけば、2アウト三塁という場面となり、気落ちしたまま次打者の長野と簡単に勝負を挑み、ツーランを浴びることもなかったかもしれない。

結局、スコアリングポジションにランナーを背負ったのは5回のみで、もったいない失点の仕方が所謂隙となってしまった格好。

勝負の世界にタラレバはないし、敗戦したのも事実。
ただ、タラレバがあれば勝てていたかもという試合展開でもあり、完敗というほど絶対的な負け方でもなかったように思う。

如何に早く、普段着の野球を取り戻せるかに、今後の勝敗がかかっている。





【カープ情報】2014.09.02 広島対巨人 公式戦18回戦 完敗の中で、ロサリオサイクルヒット達成

2014年9月2日に行われた、広島対巨人の公式戦18回戦の試合結果

広島 110 002 000|4
巨人 310 110 21×|9

勝 杉内 8勝5敗
負 野村 6勝6敗
S -

【本塁打】ロサリオ9号、坂本13号、亀井7号

巨人との三連戦を迎えるが、以前の記事では勘違いをしており、東京ドームでの試合ではなく、長野、前橋、宇都宮での試合となる。
東京ドームではないが、今季はビジターで三連勝することがCSを突破するために必要と考えており、ここまではその目標は果たせていない。

先発投手は、野村と杉内、前田健と小山、3戦目は福井と澤村が予想されている。
ナーバスな一面を持つ投手が揃い、慣れない地方球場での試合というのは不安も残るが、精神的にタフでないと優勝争いには生き残っていけない。
山場はまだ先にあると思うが、この3人のうち、自分の投球を貫けた投手が、この1ヶ月のキーマンになってくるのではないだろか。

先陣を切る野村は、初回にわずか5球で3点を失う立ち上がりとなったが、ストライク先行のピッチングを逆手に取られたような感じ。
おそらくカウントを取りにくる甘いボールを積極的に捉えるという策を徹底した結果、野村のピッチングにうまく嵌ったのだろう。

内容はともかく、ロサリオの先頭打者本塁打で先制したにもかかわらず、あっさりと逆転を許してしまったことで、巨人打線は自信を持って、野村の甘いボールに狙いを絞ってくる。

じわじわ突き放されていき、反撃も思うようにいかない。
重苦しさを感じる展開は、昨年のCSでの巨人戦の敗戦を思い出させる。

ボール自体は悪くないということもあって、野村を引っ張ったのが裏目に出て、中盤に反撃を見せるも2点届かず。
ビハインドという状況で登板した今井が、送りバントを2球ファールにさせたまでは良かったが、強攻に切り替えればタイムリーを浴び、挙句ファーストゴロで岩本からのトスを落としてしまうタイムリーエラーをしてしまう。

ファーム降格となった大きな原因として、1アウト満塁の場面でピッチャーゴロでホームゲッツーを狙わなかった、というプレーがあったが、大事な場面で守備でミスをすることを繰り返すようでは、信頼は得られない。

投手陣の内容では、戸田以外は巨人戦での登板は躊躇われる。
冒頭のキーマンという立場からは、まず野村は脱落と考えていいと思う。

今井の2失点で試合の大勢は決まってしまった。
もちろん野手陣は最後まであきらめない姿勢は見せてくれたが、リードを許した状況で今井が2イニング目のマウンドに上がり、追加点を奪われては反撃ムードもあったものではない。

何とか溜飲を下げることが出来たのは、ロサリオがサイクルヒットを達成したことに尽きる。

直前の試合までは調子を落としていた節もあったが、それでも積極打法を貫き結果を出した。
復調とは意味合いが違うかもしれないが、ムードメーカーに当たりが出たことは、好材料ととらえたい。
1番起用だからこそのサイクルヒット達成だったが、これで明日は、田中、菊池、丸、ロサリオと打順を戻してくる可能性も出てきた。

何度も同じことを言ってしまうが、いい内容とは言えない敗戦でも、切り替えれば何の問題もない。







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2017年9月18日更新
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