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【カープ情報】2014.05.31 広島対楽天 交流戦1回戦 永川交流戦3敗目となるサヨナラ被弾

2014年5月31日に行われた、広島対楽天の交流戦1回戦の試合結果

広島 000 000 000|0
楽天 000 000 003|3

勝 福山 2勝0敗
負 永川 1勝3敗
S -

【本塁打】ジョーンズ14号

前回は味方のエラーもあり、大きく崩れた大瀬良だったが、この試合も前回同様DHなしという条件で、エルドレッド、キラ、ロサリオの同時起用をするのかどうかが注目されたが、さすがに無理と判断したようだ。

また、この試合から上本が一軍昇格してきたが、先日の試合で終盤の守備を任せられる選手がおらず、代打策が使えなかったシーンもあり、早急に弱点を補ってきた。
ロサリオが代打で控えるだけに、守備面で信頼のおける野手の補充で、一手増えるのは少なくともマイナスではない。

大瀬良と美馬の立ち上がりは、美馬がコントロールに苦しむシーンが多いのに対し、大瀬良は問題ない立ち上がり。
2回の攻撃では、苦しみながらも、大瀬良がプロ入り初となる送りバントを決め、9番目の野手としても一歩前進。

美馬のコントロールは、イニングが進んでも、あまり改善される様子もなく、いつ捉えるか時間の問題にも思えたのだが、あと一本がでず、ズルズルと無得点が続く。
一方、大瀬良も相変わらずピンチらしいピンチもなく、出来が良いのは間違いない。

こうなってくると、守備にもリズムが出て試合が締まり、1点先に取った方がかなりの確率で勝利に近付くという流れになってきた。

6回の守備では、丸がセンターオーバーの打球をジャンプ一番キャッチした。
先日は、球際の弱さを記事にしたこともあるが、本来はこれくらいのプレーが出来る選手。

さらに2アウトからピンチを背負い、レフト前ヒットを打たれるが、エルドレッドがパーフェクトな本塁返球も見せ、先制を許さない。
7回も木村がセンター前へ抜けようかという当りに飛びついてゲッツーを取った。
8回は松山が右中間を破ろうかという当りに追いついた。
終盤(だけではないが)の守備は、どの選手もいい集中力を見せてくれた。

これだけ流れを引き寄せられるプレーが立て続けに出れば、ホームゲームならば得点の出来る雰囲気も出そうなものだが、残念ながら楽天の投手リレーの前に沈黙。

同点の9回裏のマウンドには一岡ではなく、永川を選択。
正直ストレートは低めに制球できるわけでもなく、キレが感じられない。
先頭打者の初球に、スーッと甘く入ってくるボールを見ると、不安しか感じない。
1アウトセカンドとなり、岡島を敬遠してAJとの勝負を選択するが、狙って三振を奪うにはボールが高すぎるし、自信を持ってゴロを打たせられるボールがある訳ではなく、仕方なく敬遠し、相手の打ち損じを願うしかないピッチング内容。

シナリオ通りかとさえ思えるサヨナラ本塁打を浴び、結果だけでなく内容面も良く見えず、これで勝ちパターンでの永川の登板はなくなるだろう。

今日の試合は守備の堅さで接戦を演じられた面もある。
明日の先発はバリントンとブラックリー。
相手が変則左腕しかも技巧派ということで、キラを外してロサリオを起用する可能性もあると思うが、しっかり守って守備からリズムを作り、がエルドレッド、キラ、ロサリオの3人がスタメンでないと点が取れないという、変な流れを作らないよう、明日こそは点を奪って欲しい。





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【カープ情報】2014.05.29 広島対ロッテ 交流戦2回戦 エルドレッド2発でエースを援護

2014年5月29日に行われた、広島対ロッテの交流戦2回戦の試合結果

ロッテ 000 010 002|3
広島 310 010 00×|5

勝 前田健 5勝3敗
負 成瀬 4勝5敗
S -

【本塁打】エルドレッド16号、17号、石原2号

カープ先発の前田健は、前回のオリックス戦の金子に続き、この試合は成瀬とのエース対決に臨む。
何度もエース対決で負けるわけにはいかない、という意地の投球に期待したいところ。

それだけの投球を期待しているからこそ、初回のエルドレッドの先制スリーランで勝利を確信できたと言ってもいい。
暴論かも知れないが、これで抑えられないようだとエースとは呼べない。

勝てる展開でしっかり勝つことが重要なので、今日の試合に関しては、前田健の投球内容には触れないでおこうと思う。

この試合で、触れるべきはエルドレッドのアンダーストッキングと一岡の登板について。
前者は冗談だが、後者について。

5対1というセーブのつかない状況で、一岡が9回のマウンドに上がるが、これは中田の投球回数がここ最近嵩んでいることと、永川が昨日リリーフに失敗したことで、4点差とは言えリードしている場面で登板できる投手が一岡しかいなかったため。
さらには、昨日は9回のマウンドに上がる準備をしていたが登板機会がなくなり、明日は移動日ということで点差があっても投げるケース。

ただ、今季初自責点という結果が出てしまうが、これも昨日の永川の投球と同様、年間を通してすべての登板で完全に抑えることは出来ない。
楽な展開で投げられ、このタイミングで失点してしまったのも、今日で良かったと思えばいいのではないか。
次回はしっかり抑えてくれれば何の問題もない。





【カープ情報】2014.05.28 広島対ロッテ 交流戦1回戦 永川2被弾により逆転負け

2014年5月28日に行われた、広島対ロッテの交流戦1回戦の試合結果

ロッテ 000 010 140|6
広島 100 300 001|5

勝 松永 2勝1敗
負 永川 1勝2敗
S 西野 0勝1敗13S

【本塁打】ロサリオ4号、キラ6号、根元2号、ブラゼル1号

ロッテ先発の古谷とは、2012年に一度対戦があるが、ほとんどの打者が初めて公式戦で当るということに加え、コントロールに不安がなく、三振も取れる左腕ということで、カープの苦手要素満載の投手。

対する九里の立ち上がりは、3者連続でボール先行の苦しいピッチング。
全くストライクが入らず、どうなる事かと思ったが、4番のサブローが初球を打って併殺となり、これは助けられた感が強い。

そして古谷は、先頭打者がエラーで出塁し、自身の牽制悪送球も重なって、初回に1失点。
九里の初回のピッチングを見れば、非常に大きな先制点となる。

すると、九里は初回のピッチングとは一変し、ストライク先行、コースも変化球のキレも文句なしで、簡単に抑えていく。

4回には、レフト前ヒットの当たりを、ロサリオがファンブルしてランナーがセカンドまで進んでしまうが、次打者を1球でアウトに取るなど、完全に立ち直った。

流れも向いてきた中で、直後の4回裏の攻撃では、ロサリオとキラの本塁打で追加点を奪う。
ロサリオの本塁打は、アウトコースの変化球をヘッドを効かせて左中間スタンドに高弾道で放り込んだのに対し、キラの本塁打は最短距離でバットをボールにぶつける打ち方で、対照的な当りに思えた。

ただ、ロサリオは、直前の拙い守備が頭にあるのか、あまり浮かれた表情は出さなかった。
反省する気持があれば上手くなれる。
しっかり練習して、普通の守備が出来るようになれば十分。

さて試合の方は、徐々に追い上げられる展開となるが、九里のピッチングは2回以降は安定している。
7回途中で降板するが、ノーアウト一、三塁のピンチを招いた後、1つアウトを取って交代したのは、勉強の意味合いもありそう。

ただ、ついに勝利の方程式が崩れてしまう。
8回から登板の永川が2アウト後に、2本塁打、4失点ということで、終盤での逆転はダメージが大きい。

7回裏のノーアウト満塁のチャンスを逃したのも、終わってみれば試合の流れの転換点となったと言える。

6回終了時点でリードしていれば無敗というのも、1シーズン通せるはずはなく、いつかは途切れると割り切ればいいと思う。

たちまち明日は、永川の不振、ミコライオの不在というリリーフ陣の話題は出ないよう、前田健が8回0封からの一岡直結リレーを見たい。
ここまで本調子ではないピッチングのエースに、今度こそはという思いも込めて、これくらいは期待してもいいのではないだろうか。





【カープ情報】2014.05.26 広島対西武 交流戦2回戦 交流戦初の先制攻撃もあり連勝

2014年5月26日に行われた、広島対西武の交流戦2回戦の試合結果

西武 010 010 000|2
広島 200 003 01×|6

勝 中田 3勝0敗
負 藤原 0勝1敗
S  -

【本塁打】丸7号、田中2号

カープは昨日と全く同じスタメンで臨んできたが、打たせて取るタイプの篠田が先発のこの試合、広い三次きんさいスタジアムで、両翼にロサリオと松山が配置される外野は、非常に不安を感じさせる。
ホームグラウンドであれば慣れもあり、そこまで気にする必要もないのだが、昨日は木村の良い守備も見られての交流戦初勝利だっただけに、拙守で流れを手放すことは避けてほしいところ。

初回はいきなり4連打で2点を先制することに成功したが、ノーアウト1、2塁とさらに点を取るチャンスがありながら後が続かなかったことが、もつれた試合を演出する。

交流戦に入って初めて先制できたことで、主導権を握って試合を進められるかと思いきや、冒頭の不安が現実になり、ロサリオがレフト前ヒットを後逸し、ピンチを拡大し、あっさりと1点を返されてしまう。

西武先発の藤原が立ち直り、カープは守備の乱れもあり徐々に追い上げられてしまうが、篠田は淡々と粘り強く投げ抜いた。
5回途中で2失点、同点でマウンドを降りるが、今季の篠田はこういうピッチングができれば十分責任を果たしていると言える。
試合を作ったのが篠田なら、試合の流れを引き寄せたのは、2番手で登板した中田。
5回2アウトのピンチからマウンドに上がり、2回1/3を無失点という文句なしの投球内容。
今季は、勝ちパターンの試合で2イニングを投げるケースも多く見られるが、非常にありがたい存在。

この中田の投球が、丸の勝ち越しスリーランを呼び込み、試合の流れを決定付けた。

3番手の永川も、怪我明けの前回登板からしっかりと立て直し、こちらも三者凡退で打ち取り、最後は一岡も三者凡退で締めて、西武戦連勝。

中田、永川、一岡で4回1/3を被安打1という安定感は、やはり先制して相手に主導権を握らせないことで活きてくる。 明日は試合がないので、眺めのイニングを投げた中田、連投の一岡はしっかり体調を管理し、次カードのロッテ戦に向かって欲しい。



【カープ情報】2014.05.25 広島対西武 交流戦1回戦 ロサリオ逆転弾に、白濱の奇跡の一発?で交流戦初勝利

2014年5月25日に行われた、広島対西武の交流戦1回戦の試合結果

西武 000 100 000|1
広島 000 200 10×|3

勝 バリントン 6勝4敗
負 十亀 2勝3敗2S
S 一岡 1勝0敗1S

【本塁打】ロサリオ3号、白濱1号

交流戦4連敗で本拠地に戻ってきたカープ。
当然、ここを仕切り直しのタイミングとしたい。

先日まで拙守が影響し、連敗となっていただけに、本拠地で指名打者制となれば、カープにとって有利に働く可能性は十分にある。
ここのところ守備での動きの悪かったキラがDH、エルドレッドがファースト、ロサリオが最も守備機会が多く慣れているはずのレフトで試合に臨む。
攻撃面の強化が見られるスタメンではあったが、この試合もバリントンと十亀の投げ合いという試合になる。

お互い決して抜群の内容のピッチングとは言えないものの、そこまで大きく崩れるような雰囲気は感じられないのは、これ以上負けられないというバリントンの気迫か、カープ打線の不調かという面がありそう。

この試合も先制され、5試合連続で先制を許したことになるが、バリントンの投球内容から、どんどん追加点を取られる心配をそこまで心配しなくてもいい点と、すぐさま逆転できた点の、2つ点が勝敗の分かれ目になった。
交流戦でカープがリードしたのはこれが初めてで、6回を終わった時点でリードできればリリーフ陣で凌げるという、ようやくカープの勝ちパターンの試合展開となった。

もちろん、ミコライオの不在に加え、フィリップスも登録抹消となっているので、勝ちパターンで登板してくる投手は、永川、中田、一岡の3人になる。
本来の勝利の方程式ではなくなっているので、あとはこれがどう作用するかに注目が集まる。

この投手リレーに入る直前、白濱のプロ入り初本塁打が飛び出し、大きな援護点が入る。
変化球の抜け球が高めに入ったったところをフルスイングし、2階席に飛び込んで行った。

正直に言えば予想外の一発で、西武にとってはダメージが大きかったと想像できる。

リリーフ一番での中田はピンチを背負いながらも抑えられたのも、1点差ではなく2点差になったことが大きかった。
そして9回のマウンドには、一岡がクローザーとして登場する。
抑えればプロ入り初セーブがかかるマウンドで、中村剛、メヒア、浅村という長距離砲3人との対戦となるが、久々の登板ということも加わり、力みが感じられる投球。
ただ、ヒットと盗塁でスコアリングポジションにランナーが進んでからは、ようやくカープに堅守が甦った。
1アウト二塁から、浅村の三遊間の当たりを木村がダイビングキャッチで一岡を救うと、今度は一岡も気合いを入れ直して三振で締めて交流戦初勝利。

一岡にプロ入り初セーブ、白濱のプロ入り初本塁打、これまで苦しんだ中で、相手のエラーでなく、自力での連敗脱出。 ヒーローだらけの交流戦初勝利となった。





【カープ情報】2014.05.24 広島対オリックス 交流戦2回戦 守備の乱れ・覇気のなさを解消すべき

2014年5月24日に行われた、広島対オリックスの交流戦2回戦の試合結果

広   島 010 000 000|1
オリックス 120 050 00×|8

勝 マエストリ 1勝0敗
負 大瀬良 5勝2敗
S -

【本塁打】T-岡田4号

カープは、ロサリオを前倒しで一軍登録し、即スタメン起用してきたが、この作戦は焦りが見える。
連敗の要因の一つに、守備の綻びがあり、打線の強化よりも守備を締め直す方が先かと思う。
何をやっても上手くいかないときは、選手の起用方法を変えたところで状況は変わらない。

ロサリオ起用自体は本拠地に帰ってからと思われていたので、いずれ試す作戦だったにしても、これまで3試合連続で大瀬良が連敗ストッパーという役割を担ったこともあり、そのまま大瀬良に託すだけでも良かったと思う。

やはりこの試合でも、ツーアウトから四球を与えた後に、キャッチャーのセカンド悪送球の間に三塁まで進まれ、ポテンヒットで1点を先制される悪い流れ。
また2回の失点は、先日から捕手がインコースに構えると、甘く入って痛打さえるケースが多いように感じるが、まさにこのケース。

そして、4回には懸念の守備の乱れが連発し、ロサリオがライト前ヒットの当たりを後逸、キラが菊池からの送球を後ろに逸らし、この回3失点目。
さらにこの後、T-岡田のツーランが飛び出すが、この流れでは大瀬良は責められない。

攻撃面では、オリックス先発の八木が、ほとんどのボールが高めに入っていたように、調子が悪いと見るや、直ぐさまエストリに交代させる作戦は、エースから抑えに直結する投手リレーで初戦を取っているチームならではの継投。
久しぶりに、先制されても早い回に追いつけたが、オリックスの戦い方が上回った。

ソフトバンク、オリックスというパ・リーグのチーム防御率トップツーのチームに、完全とまではいかないが抑え込まれるのは、ある程度予想通り。
ただ、この4連敗中全ての試合において先制され、拙い守備があった。
4試合目には、ついに大量失点での敗戦となり、目を覚ますきっかけにしてもらいたい。

本拠地に戻り、しっかりと守る形を取り戻せないままでは、いい流れも訪れない。





【オリックス】ジョーイ・バトラー外野手の成績

オリックスが、2014年の新外国人選手としてシーズン途中での獲得を発表した、ジョーイ・バトラー外野手(28)の成績

身長188cm、体重100キロ。右投げ右打ち。

3Aでは、2011年から3年連続で二桁本塁打を記録している中距離打者。
パワフルなスイングという感じではなく、右方向へも打てることで打率を残している。

どちらかといえば、難しいボールに手を出す傾向があるようで、三振がやや多めとなっている。
ただ、四球も選べており、走攻守のバランスの良い選手。

同じようなタイプでは、ロッテのハフマンが該当し、また昨シーズン在籍したフレッド・ルイスやスピリーが成績上は近い数字を残している。

 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2008(A-)6222668854319440540.301 0.417 0.434 8510.741 0.239
2009(A+)134522146331127664461460.280 0.343 0.416 7590.315 0.280
2010(AA)132516143266105886471200.277 0.340 0.409 7490.392 0.233
2011(AA)1344101024217160.227 0.382 0.386 7680.438 0.364
2011(AAA)1134261372751257134431380.322 0.388 0.493 8810.312 0.324
2012(AAA)137493143281207864791280.290 0.392 0.473 8650.617 0.260
2013(AAA)119426124260125112691190.291 0.395 0.437 8320.580 0.279
2014(AAA)318631404200019160.360 0.481 0.547 10281.188 0.186
マイナー通算7412739802153187637545253507370.293 0.379 0.445 8240.475 0.269
AAA通算40014314358564820620102104010.304 0.397 0.472 8690.524 0.280
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
20138124200100360.333 0.467 0.500 9670.500 0.500
2014650000000130.000 0.167 0.000 1670.333 0.600
メジャー通算14174200100490.235 0.381 0.353 7340.444 0.529








【カープ情報】2014.05.23 広島対オリックス 交流戦1回戦 ちょっと点が入らないくらいで暗くなりすぎでは

2014年5月23日に行われた、広島対オリックスの交流戦1回戦の試合結果

広   島 000 000 001|1
オリックス 100 100 10×|3

勝 金子 4勝3敗
負 前田健 4勝3敗
S 平野佳 1勝0敗15S

【本塁打】キラ5号

前田健対金子という、ピッチングスタイルのよく似た、両チームのエース対決となった試合だったが、カープ野手陣のコメントとして耳にしたのは、金子との対戦が楽しみというものだった。

結果としては、金子に抑えられ敗戦してしまったわけだが、本当に楽しみと思っていたのかは、当然疑問符が付く。

もちろん、コメントを本気に受け取りはしないにしても、楽しいというのとは逆に、苦しそうな表情で試合をしているという印象が非常に強い。

ソフトバンク戦同様、何をしても上手くいかないという状態が続く。
菊池のエラーが失点に絡み、丸が球際に弱い面を見せる。
打つ方では、チャンスであと一本が出ないのは相変わらずにしても、ランナーが出ても併殺でチャンスが広がらない。
投手の金子に前進守備の頭を越されるタイムリーを浴び、負ける要素満載の試合内容。

それにしては点差は1対3と、決して大敗しているわけではない。

何をやっても上手くいかない状態は、年に何度か訪れる。
もう交流戦は勝てないのではないかとさえ思ってしまうが、トンネルを抜けるとあっさりと勝てたりするもの。

苦しい表情で試合をしてしまっているカープだが、明日先発の大瀬良の前向きな表情で、この負の連鎖を断ち切って欲しいというのは、短絡的すぎるだろうか。





【カープ情報】2014.05.21 広島対ソフトバンク 交流戦2回戦 九里好投も惜敗

2014年5月21日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦2回戦の試合結果

広    島 000 000 010|1
ソフトバンク 000 001 01×|2

勝 岡島 4勝1敗
負 永川 1勝1敗
S サファテ 1勝0敗15S

【本塁打】なし

カープのスタメンには、左腕の帆足に対し、左の木村、松山の名前があり、現在の調子を優先に起用された感じ。
スタメン野手8人中6人が3割超の打率を残しており、3割を切っている小窪にしても.286と見た目の数字は、近年のカープからは考えられないラインアップとなっている。

ただ、機能するかどうかとなれば別の話で、まずは九里がソフトバンク打線に対し、どこまで粘れるかというのがポイントとなる。
その九里は、先頭打者を2イニング連続で四球で歩かせ、初回から3回まで、毎回スコアリングポジションにランナーを進められる。
しかし、今日の九里は、縦のカーブとカットボールが特に有効で、完全に真で捉えられる打球は少なかった。

これだけの安定感のあるピッチングは、初先発初勝利となった中日戦以来に思える。
ソフトバンク打線をここまで危なげなく抑えるシーンは、非常に頼もしい。

ただ、残念ながら帆足の前にランナーが出せない。
特に序盤は、変化球が低め、コーナーぎりぎりに決まっており、あえて左打者を並べた打線が仇になった格好。
昨日との違いは、簡単に凡退しない打席が多く、粘り強く攻める姿勢が見られた点。
中盤にようやく効果が見られ、少しずつ帆足を捉えかけ始めるが、なかなかあと一本が出ない。

お互いに1点ずつを取り、終盤のリリーフ勝負へと移るが、カープは永川が誤算。
左脚ふくらはぎに打球を受けて降板して以来の登板となるが、間隔が開いていた影響もあるのだろう、ボールが高めに入り、甘いコースが多く、3連打で決勝点を与えてしまった。

力負けではなく、惜敗という試合であり、九里の投球は、今後の交流戦でも期待できるものを見せてくれた。
永川も、1失点後はしっかりと切り替えてピンチを切り抜けており、次回登板持には調子を取り戻せていることだろう。

さて仕切り直しで、オリックス戦へと向かっていこう。





【カープ情報】2014.05.20 広島対ソフトバンク 交流戦1回戦 中盤まではどこまで一方的な敗戦になるかと

2014年5月20日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦1回戦の試合結果

広    島 000 000 210|3
ソフトバンク 011 013 00×|6

勝 スタンリッジ 4勝2敗
負 篠田 3勝3敗
S サファテ 1勝0敗14S

【本塁打】内川10号、長谷川4号

カープの初回の攻撃は、6球で打ち取られ、わずか2分ほどでチェンジとなったが、ここ最近のカープの打線らしい展開と言える。
要は、この初球攻撃がソフトバンクにも通用するかどうかということになる。

そしてこの試合はアウェーということで、指名打者制なしとなるが、このパターンはオープン戦でもなかった。
逆にセ・リーグの本拠地での指名打者制は、オープン戦ではあり得るので、今年のルールは珍しいパターン。

この試合に関しては、昨年までのソフトバンク戦と同様、カープは中盤まで何もさせてもらえず、盗塁はされ放題。
突破口を開くために、4回のチャンスで篠田に代打を送る積極策を見せるも、今日のソフトバンクは守備が堅い。

カープ側の守備も、序盤こそ集中していたが、追加点を奪われるとあまりいい守備が見られなくなっていき、球際の強さでこの試合はソフトバンクに競り負けたという感じ。

象徴的だったのは、8回のキラのセンターオーバーの打球。
一時は本塁打判定だったが、ビデオ判定でフェンス上面で跳ねたとしてエンタイトルツーベースに訂正された。
あとひと伸び、というのが出ない試合もある。

打ってよし、走ってよし、守ってよし、という感じで中盤まではまったく隙を見せなかったソフトバンクだったが、終盤には反撃が見られたことで、決して一方的にやられたままでの敗戦ではなくなった。
(最終回、サファテに抑えられるのもお約束という感じはしたが)

となれば、やはり投手が先制点を与えず、欲を言えば無失点で抑えるくらいの投球がベスト。
九里はオープン戦でKOされているが、その敗戦を糧に出来るか、今後のためにも少しでも成長したピッチングを見たい。





【カープ情報】2013年の結果から見る2014年交流戦予想

広島カープの2013年の交流戦は、11勝13敗で8位という成績でした。
2013年の交流戦の予想と交流戦後の総括に引き続き、2014年の交流戦予想を行ってみたいと思います。
(参考記事:【カープ情報】2011年の結果から見る2012年交流戦予想
(参考記事:【カープ情報】2012年の交流戦の予想結果と総括、交流戦後の展望
(参考記事:【カープ情報】2012年の結果から見る2013年交流戦予想
(参考記事:【カープ情報】2013年の交流戦の予想結果と総括、交流戦後の展望

例年通り、先発投手の出来が交流戦の結果に直結しやすいという傾向は変わらないと思います。
今季は、前田健、大瀬良、バリントンに加え、篠田、九里の5人の先発投手が、交流戦突入前から揃っています。
昨年は、前田健、バリントン、大竹の3人以外では、4番手の野村は故障明け、5番手は中村恭ということで4番手以降は不安を抱えてのスタートでした。
今季はすでに、前田健、大瀬良、バリントンで7つ貯金を作っており、篠田が貯金1、九里は五分の成績ということで、当然交流戦も勝ち越しが十分狙えると思います。

昨年は、抑えのミコライオ以外のリリーフ陣に不安がありましたが、今季は逆にそのミコライオが不在。
代わりに、一岡、中田、永川、フィリップスというリリーフ陣で交流戦に挑みます。

永川は、打球直撃後に登板機会がなく、幸いにもあまり重症にならずに済んだ模様。
中田は若干調子が落ちてきた感があり、フィリップスはまだ信頼度抜群というピッチングは見せられていません。
フィリップスはファームで記録していたような圧倒的な奪三振率の片鱗が見られていないだけに、まだ完全に抑えで固定という状況にはなりそうもありません。

ただ、それでも昨季に比べると、全体的なレベルが上がっていることには違いありません。
少しあわてる必要があるとすれば、ミコライオに代わってクローザーとして登板した投手が救援失敗した場合ですが、こればかりは始まる前から不安に思う必要はないと思います。

また、例年交流戦では貧打が代名詞となるカープですが、これも昨季と違い、効果的な一発で劣勢をひっくり返すほどの破壊力も出てきています。
現状のカープの一番の武器は、エルドレッドの長打力ということになりますが、1番に入って調子を上げてきた梵から始まり、2番~5番の菊池、丸、エルドレッド、キラは、揃って3割前後、エルドレッドに至っては3割5分以上の打率を維持していますし、規定打席に到達していない松山、木村という6、7番が予想される選手も3割超と、いい状態で交流戦に突入できます。

全般的に5割以上の勝率が残せる下地はあるのですが、敢えてウィークポイントとなりそうな項目を挙げるとすれば、
・これまで大型連勝がない
・交流戦の少なくとも前半はミコライオが不在
・前田健の調子が上がらない
・バリントンは過去3シーズンの通算成績が2勝9敗、防御率3.88、WHIP1.25と、交流戦を苦手としている
という点です。

交流戦は短期決戦という特徴がある以上、調子に乗って一気に連勝して勝ち星を稼ぐチームが必ず現れます。
24試合制になった2007年以降では、2008年のソフトバンクが15勝9敗、勝率.625で優勝したのが最低勝率です。
つまり、3連戦でいうところの2勝1敗ペース以上が、優勝の最低ラインと見ていいと思います。

逆に最高勝率は、2011年のソフトバンクが18勝4敗2分け、勝率.818で優勝しています。
10戦して8勝以上する計算ですので、現状のカープのように大型連敗はせずに、三連戦を勝ち越していくという勝ち方だと、爆発力のあるチームが現れると、そのチームを捉えきる戦いが出来るかと言われれば、これまでは出来ていないと思います。

この爆発力のあるチームという考えは、それぞれの所属するリーグで極端な不振のチームを抱えているかどうかに、大きなポイントとなりそうです。
今季は、両リーグの順位表を見ても、1位から6位まで、勝率、ゲーム差が非常に似通っています。
1位チームのカープとオリックスの勝敗、勝率は全く同じ、6位チームのDeNAと西武も同様、さらにゲーム差も1位から6位の11.5というのも同じ。
ということは、例年パ・リーグの勝率の方が良いという傾向は変わらないにしても、あまり大型連勝をして、突出して勝ち星を重ねていくチームは出ないのではないかと予想します。
さらに、今季はセ・リーグの本拠地で指名打者制を採用するということで、狭い球場の多いセ・リーグのホームグラウンドで、打者をもう一人起用できるという状態は、打高投低傾向のあるセの方に有利に働くのではないかと思っています。
これは完全な推測ですが、例年よりはセとパの勝敗差が縮まる可能性もありえます。

この展開であれば、カープの交流戦上位進出も十分考えられると思います。

先ほどはウィークポイントを挙げましたが、カープが交流戦で上位の成績を残すためのポイントは、
・4勝0敗、4勝1敗など、一人で貯金を稼げる先発投手が出ること
・交流戦中に打撃でチームを引っ張れる野手が一人はいること
の2つを挙げてみます。

優勝が狙えるかとなると、上記2つに加えて、バリントンの交流戦勝ち越しが必須になるのではないでしょうか。
バリントンは、交流戦でのソフトバンクとの対戦は、防御率20.25と大の苦手としていますし、今季のオープン戦でもKOされています。

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※2013年のカープの交流戦先発投手名は、登板回数算出のため交流戦開始前に予想したものです。

2014先発試合数先発投手勝敗2013先発試合数先発投手勝敗2012先発試合数先発投手勝敗2011先発試合数先発投手勝敗
前田健太5 前田健太52勝3敗福井0 今村30勝2敗
バリントン5 バリントン50勝3敗斉藤42勝2敗篠田10勝1敗
大瀬良5 大竹52勝2敗バリントン61勝4敗バリントン51勝2敗
篠田5 野村43勝2敗大竹43勝0敗大竹20勝0敗
九里4 中村恭20勝2敗前田健太52勝1敗前田健太51勝2敗
   中崎21勝0敗野村52勝0敗福井51勝3敗
         ジオ30勝3敗
先発投手24 先発投手238勝11敗先発投手2410勝7敗先発投手243勝13敗
交流戦通算24 交流戦通算2311勝13敗交流戦通算2410勝11敗3分交流戦通算246勝16敗2分
2014日程広島カープパ・リーグ2013日程広島カープパ・リーグ2012日程広島カープパ・リーグ2011日程広島カープパ・リーグ
2014/5/20九里H2013/5/14前田健H大場2012/5/16バリントンE辛島2011/5/17今村H和田
2014/5/21篠田H2013/5/15大竹H寺原2012/5/17斎藤Eヒメネス2011/5/18篠田Hホールトン
2014/5/23大瀬良Bs2013/5/17野村Bs海田2012/5/19野村F斎藤2011/5/20バリントンBs木佐貫
2014/5/24バリントンBs2013/5/18バリントンBs金子2012/5/20前田F武田勝2011/5/21大竹Bs西
2014/5/25前田健L2013/5/19中村恭M大嶺2012/5/22バリントンH山田2011/5/22前田健M渡辺俊
2014/5/26九里L2013/5/20前田健M西野2012/5/23斎藤H新垣2011/5/24福井Mマーフィー
2014/5/28篠田M2013/5/22大竹L牧田2012/5/25野村Bs木佐貫2011/5/25今村L涌井
2014/5/29大瀬良M2013/5/23野村L野上2012/5/26前田Bs寺原2011/5/26バリントンL牧田
2014/5/31バリントンE2013/5/25バリントンE則本2012/5/27大竹M唐川2011/5/28大竹F吉川
2014/6/1前田健E2013/5/26前田健E永井2012/5/28バリントンM香月2011/5/29前田健F武田勝
2014/6/3篠田F2013/5/29大竹F吉川2012/5/30斎藤L岸2011/5/31福井E永井
2014/6/4大瀬良F2013/5/31バリントンH大隣2012/5/31野村L石井2011/6/1今村E田中
2014/6/6バリントンH2013/6/1前田健H摂津2012/6/2前田E塩見2011/6/3バリントンBs中山
2014/6/7九里H2013/6/2野村Bs西2012/6/3バリントンE釜田2011/6/4前田健Bs西
2014/6/8前田健Bs2013/6/3中村恭Bsディクソン2012/6/5大竹F吉川2011/6/5ジオH攝津
2014/6/9篠田Bs2013/6/5大竹M阿部2012/6/6野村F斎藤2011/6/6福井H山田
2014/6/12大瀬良L2013/6/6バリントンM唐川2012/6/8前田H大隣2011/6/9バリントンL涌井
2014/6/13バリントンL2013/6/8中崎L岸2012/6/9斎藤H摂津2011/6/10前田健L牧田
2014/6/14九里M2013/6/9野村L十亀2012/6/10バリントンBs寺原2011/6/11ジオM渡辺俊
2014/6/15前田健M2013/6/12大竹E戸村2012/6/11大竹Bsマクレーン2011/6/12福井M唐川
2014/6/18篠田E2013/6/13中崎E則本2012/6/13野村Mグライシンガー2011/6/15バリントンE田中
2014/6/19バリントンE2013/6/15前田健Fウルフ2012/6/14前田M藤岡2011/6/16前田健E塩見
2014/6/21大瀬良F2013/6/16バリントンF武田勝2012/6/16バリントンL牧田2011/6/18ジオFケッペル
2014/6/22前田健F2013/6/18野村F大谷2012/6/17大竹L岸2011/6/19福井Fウルフ

【カープ情報】2014.05.18 広島対巨人 公式戦9回戦 エルドレッド満塁弾で快勝

2014年5月18日に行われた、広島対巨人の公式戦9回戦の試合結果

広島 203 104 000|10
巨人 000 000 120| 3

勝 バリントン 5勝4敗
負 セドン 2勝3敗
S -

【本塁打】菊池5号、エルドレッド14号、15号、木村1号、ロペス13号

バリントンは今季巨人戦初先発となるが、前回登板では初回に大量失点しており、立て直せていなければ巨人打線の餌食になりかねない。
抜け球、逆球は東京ドームでは命取りとなる。
2013年は、3試合で6被本塁打となっており、打ち勝つことも頭に入れておく必要がありそう。

前回15奪三振を奪われたセドンから、2人で2得点という先制劇は、セドンの投球の呪縛から解き放たれるには十分な効果があった。

そして、バリントンの立ち上がりは、いきなり3-0というカウントで抜け球が多く、誰しも調子に疑問符が浮かんだのではないだろうか。

ただ、今日は高目がストライクを取ってくれたことで、ストライクが取れるコースが一つでも出来たのが大きかった。
決して全般的にコントロールは良くはなく、守備のミスもあり、それでも結果的に抑えられたのは、先制点の効果と言える。

これは昨日の前田健と菅野の逆のパターン。
セドンの調子が上がってこない以上、常に追加点の心配をしながらの反撃では、巨人打線といえど攻撃だけに集中できないはず。

打ち合いもあり得ると思っていたが、カープが先制したことで、カープ側だけ攻撃が活発になったのは、チームのレベルが上がったからこそ。
この状態で、ピッチャーに四球、さらに併殺コースの打球を、ランナーが影になったとはいえ捕球できずエラーとするなど、これだけチャンスをもらえれば、流れを掴める。
もっとも、ワンサイドゲームにすることが出来たのは、エルドレッドの2本塁打、ツーランとグランドスラムでの6打点に要因があるのは間違いなく、今後もエルドレッドの不調の期間をできるだけ短くしていくことが非常に重要になる。

前回の敗戦を活かし、セドンを攻略。
しかも3回でマウンドから降ろすことで、相手の打てる手を限らせることもできる。
交流戦前の最後のカードである、東京ドーム三連戦をしっかり勝ち越した。
これで、東京ドーム三連戦の2カードは、1勝2敗から、2勝1敗へとワンランクアップ。

昨年までのような、リードしていても終盤に追い上げられる雰囲気は消えつつある。







【カープ情報】2014.05.17 広島対巨人 公式戦8回戦 前田健らしくないピッチングで敗戦

2014年5月17日に行われた、広島対巨人の公式戦8回戦の試合結果

広島 000 001 000|1
巨人 102 000 11×|5

勝 菅野 7勝1敗
負 前田健 4勝2敗
S -

【本塁打】セペダ1号

前田健対菅野という顔合わせは、昨年の9月15日の試合以来となる。
この試合では前田健が7回0封で試合の主導権を握る投球を見せたことで、有利に試合を運べた。
理想は、このときのような試合だが、この試合は會澤とバッテリーを組む。

その會澤が先発マスクを被り前田健とバッテリーを組むのは、2010年の交流戦でダルビッシュと投げ合い、1対0で勝った試合以来、2度目となる。

その試合のようなピッチングを期待したかったのだが、この日の前田健は立ち上がり、ストレートがシュート回転し、甘くなるケースが目立つ。
打者2人で失点してしまい、内容も良くなかったが、何とか1失点で収まったのは助かったと言うべきか。

2回になっても、投球に変化は見られず、スライダーのコース、キレともいま一つ。
まずは前田健が立ち直らないことには話にならない。

当然、防戦一方という状態で攻撃陣に点を取れというもの、リズムが悪く難しい。
この試合に関しては、カープが点を取る前に、巨人の方に追加点が入った時点で、かなり不利な状態に追い込まれる。

一方の菅野のピッチングは、球威、キレは文句なしだが、コントロールにややバラつきが見られる。
決して付け入るすきがないほどの出来ではないだけに、調子を上げてくる前に追いついておかないと、攻略は難しくなる。

そして、3回も前田健は立ち直りの兆しがなく、セペダに来日第1号本塁打を打たれる。
3-0から投じた真ん中のストレートを右中間スタンドに運ばれてしまったが、これもシュート回転で真ん中に行ってしまっている。
あのカウントでストレートという選択肢は、ちょっと考えられない。

序盤の3回で3点差のビハインドとなってしまったが、この試合に関しては追加点を取られた時点で敗色濃厚という流れとなった。

ここから逆転があるとすれば、前田健が残りのイニングを0封し、打線が数少ないチャンスで1イニングだけ打線がつながって一気に追いつくくらいしか考えられない。

もちろん、そんな都合のよい展開は見られず、前田健に打球が直撃するなど踏んだり蹴ったり。
さらに、中田、フィリップスも失点する完全な負けパターンの試合となった。

結果だけ見れば、前田健は6回3失点と先発投手の責任は果たしているのだが、相手投手の力量を考えれば、調子の悪さを修正するだけの投球が必要だった。
次回はきっちりと修正して試合に臨んでもらえればと思う。





【カープ情報】2014.05.16 広島対巨人 公式戦7回戦 大瀬良チームトップの5勝目

2014年5月16日に行われた、広島対巨人の公式戦7回戦の試合結果

広島 300 011 011|7
巨人 000 011 000|2

勝 大瀬良 5勝1敗
負 内海 0勝4敗
S -

【本塁打】エルドレッド13号、菊池4号、ロペス12号、小窪2号、坂本3号

前回の内海との対戦は、エルドレッドのサヨナラスリーランで決着した試合だったが、内海に対しては7回0封と抑えられていた。
当然、この試合では先に点をやらないことが重要で、その役目が大瀬良に求められると思いきや、いきなり3点先制する。
つい先日の中日戦でやられた逆の展開で、こうなると点を取られた方が苦しいのは経験済み。

これで大瀬良の投球に余裕が出てくれば、その苦い経験も活きようというもの。

その大瀬良の投球は、細心の注意を払いながらの投球で、球数が嵩んでいるものの安定感は抜群。
失点もソロホームランによるもので、決してランナーを貯めて自分から崩れていく投球はしない。
もっとも、6回にゲッツーを取った後、坂本に対しど真ん中に変化球が行ってしまったのは、若さだろうか。

こうなると、気になるのはリリーフ陣。
ミコライオ不在で、永川も重症ではないがふくらはぎの痛みを訴えており、投げてみないと分らない状況。
中田も登板回数が嵩んでおり、一岡、フィリップスへの依存度が高くなりそう。
出来れば2人以内の登板が望ましく、大瀬良には最低7回を投げ切ってもらいたい。

打線も菊池、小窪のソロホームランで小刻みに追加点を奪い、いい流れで終盤に突入。
7回に追加点を奪えれば理想的ではあったが、逆に菊池が牽制に誘い出されて、下手をすれば流れが変わってしまいかねないミスが出てしまう。

ただ、ここでも大瀬良が3人で7回裏の巨人の攻撃を抑え切り、ここで勝負が決した。
8回の追加点で、リリーフも一枚温存でき、一岡が9回を3人で抑え、危なげない勝利と言っていいのではないだろうか。





【カープ情報】2014.05.14 広島対阪神 公式戦8回戦 永川ピッチャー返し直撃で交代

2014年5月14日に行われた、広島対阪神の公式戦8回戦の試合結果

阪神 001 200 001|4
広島 100 000 011|3

勝 岩田 3勝0敗
負 小野 0勝1敗
S 呉 1勝0敗9S

【本塁打】大和1号、マートン7号、キラ4号

昨日はサードでスタメンの梵はショートでスタメン、休養も示唆されていたエルドレッドもスタメン起用と、対左腕用の現状のベストメンバーで試合に臨む、米子での2戦目。

先発の小野の立ち上がりは、逆球がほとんどで、よく抑えられるなというピッチングで、いつ捉えられてもおかしくなかった。
ただ、思い切りのよさは見て取れ、余力を持って長いイニングを投げようという意図は感じられなかった。
それが、攻めの投球となって阪神打線を戸惑わせたのではないかと思う。

5回を3失点という投球は、ベンチも覚悟の上の結果だろうと思う。
勝負に徹するのであれば、同点に追いつかれた3回で交代だったと思うが、昨日延長戦を戦っていることもあり、この試合だけに特別リスクを冒さなかったのは正解だろう。

打線は岩田からあっという間に先制点を奪う幸先のいいスタートだったが、やはり今季好調の投手のピッチング。
打ち気をそらすような攻めで、とにかくカープ打線に振り回させた。
逆方向への打球が少なく、ひっぱりにかかるケースが多く、併殺網にことごとく引っかかった。

先発が5回3失点で、リリーフも粘りの投球で追加点を許さないというのは、カープとしてはベストに近い戦い方。

残念ながら、昨日同様エルドレッドの不発が痛かった。
ここまでエルドレッドの打撃が、勝利を導いてきていたが、少し疲れも見えてきたのか、強引なバッティングが見られるようになった。

ただ最終回には、キラに特大の場外本塁打が飛び出した。
これまで打線を牽引してきたエルドレッドを、今度は他の打者が助ける番が来た。

また、9回のマウンドに上がった永川が、2人目の打者大和のピッチャー返しを左足のふくらはぎ付近に受けた。
打球が当たった直後から足を引きずる仕草は見せなかったことに加え、交代でマウンドを降りる際にも痛そうな顔も見せなかったので、重症ということにはならないと思うが、勝利の方程式の一角だけに、ミコライオに続く離脱となればかなりの痛手となる。

また、打球を受けてから次打者の鳥谷に左中間へツーベースを打たれるが、打球の当たった左脚の踏み込みが弱いと感じたのだろう、すぐさま監督自らマウンドへ向かい、交代を告げた。
代わった中田がゴメスに決勝タイムリーツーベースを打たれてしまうが、交代の判断は大正解だと思う。

米子での連勝か連敗というジンクス的なものも破れ、対左腕の好相性も有効に作用せず、1点差の惜敗で残念ではある。
ただ、後を引くような敗戦でもない。

1日空けて開幕直後に負け越した東京ドーム三連戦の第2ラウンドを迎える。
キラも気持ち良く東京の乗り込めるし、先発が予想されるのは大瀬良、前田健、バリントンのチーム最多勝トリオ。
首位をキープして交流戦に突入できるか、いろいろ見どころが多い三連戦となる。





【カープ情報】2014.05.13 広島対阪神 公式戦7回戦 梵今季2本目のサヨナラホームラン

2014年5月13日に行われた、広島対阪神の公式戦7回戦の試合結果

阪神 001 000 000 000|1
広島 000 000 100 001|2

勝 フィリップス 1勝0敗
負 二神 0勝2敗
S -

【本塁打】梵3号

阪神先発の藤浪とは、2013年と2014年の2年間で計4試合先発で対戦し、0勝4敗、防御率2.08と全く良いところがない。
さらには藤浪に本塁打まで献上し、まさにやりたい放題されている。
その4試合のカープの先発投手も、前田健、バリントン、野村(2)で主力級が返り討ちにされている。
CSでは勝っているものの、ペナントレースではここまで抑え込まれているだけに、そろそろ打線の工夫を見たいところ。

その注目のスタメンには、1番サード梵という名前がある。
先日試合途中からサードの守備に就いていたが、初めてスタメンサードでの出場となる。
また、九里とバッテリーを組むのは、今季初先発の會澤。
良い方に解釈すれば、新味が出るかどうか、悪い方に解釈すればお試し起用とも取られかねない。

結論から言えば、この両方とも起用に成功しており、このスタメンはある意味成功と言える。
藤浪から得点こそ奪えなかったが、梵は藤浪から2出塁を奪い取り、會澤は九里との初コンビで7回1失点と先発の役割を十分果たした。

さて試合の方は、お互いにランナーを出しながらも要所を締め、素晴らしい投げ合いという試合展開。
九里の凱旋登板ということで、九里への声援が一際大きい印象。
球場全体で九里の投球を後押ししているという感じも受け、序盤こそ地に足が付いていないという投球も見られたが、イニングが進むにつれ、球場の声援を力に変え、粘りに粘るという真骨頂のピッチングを見せた。

残念ながらこの試合も藤浪を打ち崩すことが出来ず、何とか同点に追い付くのが精一杯という状況で、九里に勝敗は付かなかったが、期待にこたえるピッチングは見せてくれた。

こうなると、カープのリリーフ陣の出番となる。
中田、永川、一岡の勝利の方程式に加え、フィリップスも3度目の登板でベストピッチを見せ、4人の投手が無失点リレーを見せる。
この中には、菊池のファインプレーにより、相手の攻撃の芽を摘み取ったというシーンもあった。

ただ、打線はなかなかチャンスを活かせない。
10回裏には菊池、丸の連打で満塁のチャンスを作ってエルドレッドを打席に迎える。
所謂レッドコンボが決まればサヨナラという場面で、変わった呉からエルドレッドはこの日5個目となる三振を喫する。

さらに11回裏には、石原のサヨナラスクイズが失敗し、またもサヨナラならず。

2度のサヨナラのチャンスを潰した後の、最終回12回裏に、最後までサードでの出場を続けていた梵が、今季2本目のサヨナラホームランを放ち、まさに劇的な勝利となった。

カープはミコライオの不在でもリリーフ陣が無失点リレーを見せ、阪神は福原の不在で勝ちパターンでのリリーフが一枚不足となったことが響いたのかなという初戦となった。

米子開催での広島対阪神の二連戦は、過去のシーズンは連勝か連敗しかないというデータがある。
勝つと負けるとでは大違いと言える。

明日の先発は、小野対岩田。
以前も書いたが、相手チームの先発が左腕だった試合は12試合あり、ここまで10勝2敗という成績となっている。
小野には、大量失点だけは避け、一人ひとり丁寧に打ち取る投球を期待したい。







【カープ情報】米子開催での広島対阪神戦は連勝か連敗の記録

2014年5月13日と14日は、どらドラパーク米子市民球場 (米子)での阪神との二連戦が予定されています。
地方球場での阪神戦と言えば2012年の新潟で、ニックが3打席連続本塁打を放ちながらも負けたという印象が強いということもあり、カープの米子での相性はどんなものだったかなと気になったので、分かる範囲で調べてみました。

すると、二連戦は、連勝か連敗のどちらかしかないという結果となっています。(2003年は雨で1試合中止)
全11試合で4勝7敗と負け越し、二桁失点での負けが4度あり、その他の失点も7、8、9点と、負ける時はとことん打ち込まれる、という結果が出ています。

初戦の先発は、九里と藤浪が有力だと思いますが、狭い球場と言うこともあり、九里の凱旋登板で、ゴロを打たせるという自分のピッチングを貫けるかに注目したいと思います。

1999広島1-8阪神
広島2-10阪神
2001広島4-3阪神
広島7-2阪神
2003広島2-12阪神
2005広島4-14阪神
広島3-7阪神
2007広島7-2阪神
広島6-1阪神
2010広島7-13阪神
広島4-9阪神
   
2006広島13-0中日
広島1-3中日




【カープ情報】2014.05.11 広島対中日 公式戦8回戦 バリントン炎上KO

2014年5月11日に行われた、広島対中日の公式戦8回戦の試合結果

中日 610 200 000|9
広島 000 000 050|5

勝 朝倉 2勝1敗
負 バリントン 4勝4敗
S -

【本塁打】菊池3号

バリントンの立ち上がりは、昨日同様初回に失点する苦しい展開。
昨日との違いは、ランナーを貯めてリズムの悪い中での失点ということで、打線の反撃ムードにも影響する。

これまでの白濱との呼吸と違い、1アウト二塁でルナに対して、追い込みながらも誘い球を連投して、少し交わそうという投球にも見える。
コントロールの精度が悪いという感じで、投球している中で修正できるかどうかも微妙なピッチング。
タイムリーエラーに加え、ボークで三塁ランナーを帰してしまい、初回から6失点と、もはや打線の援護でどうにかなる試合展開でもない。

この試合は、バリントンの出来ですべて決まってしまった。

終盤には打線も粘りを見せたが、9点差は大きすぎた。

フィリップスの2度目の登板も無失点に抑えたが、ストライクとボールがはっきりしており、荒れ球にどうタイミングを合わせていけばいいのか戸惑っている状態。
0-2のカウントから四球を出してしまう投球もあり、個人的にはまだ半信半疑という受け取り方をした。





【カープ情報】2014.05.10 広島対中日 公式戦7回戦 エースが強い気持ちを持っているが故の勝利

2014年5月10日に行われた、広島対中日の公式戦7回戦の試合結果

中日 300 000 110| 5
広島 024 210 220|13

勝 前田健 4勝1敗
負 カブレラ 4勝2敗
S -

【本塁打】森野2号、エルドレッド12号

前田健対カブレラという名前を見れば、この試合もロースコアの展開が頭を過る。
前回無得点に抑えられたカブレラが相手だけに、先制点だけは絶対にやってはいけない試合になりそう。

また、この試合からミコライオが故障により登録抹消となり、リリーフの配置がどうなるかもポイントとなる。
右足の内転筋を痛めたということで、順調に回復しても1カ月近くかかるかも知れない。
元々5月下旬には帰国により一時離脱する予定になっていたのが、前倒しになった程度と考えられるかどうかは、フィリップスの投球にかかっている。

そのフィリップスのファームでの成績は、16試合に登板し、0勝0敗7S、防御率0.00、与四球率5.29、奪三振率14.82、WHIP0.94というもので、圧倒的な奪三振率で与四球率の悪さをカバーしているのが、WHIPからは伺える。

ただ、そのフィリップスの出番がどうこう以前に、前田健が初回にスリーランで先制される苦しい展開となってしまう。 調子は悪くなさそうではあったが、失投を一発で仕留めた森野の集中力が上回った。

ともかく絶対にやってはいけない先制点を与えてしまい、ここから逆転するためには、前田健が追加点を与えず、打線が1点ずつでも返していくしかない。

しかし、初回の攻撃はわずか7球で簡単に三者凡退と、苦しい展開となってしまった。
ただ、カープの打撃陣は、カブレラの初球ストレートを狙ってファーストストライクをどんどん振っていくという指示を受けているようで、とにかく振っていく姿勢を見せる。
この積極性が功を奏し、2回にエルドレッドのレフト前ヒットに続き、松山のピッチャーゴロをカブレラが太陽が目に入って補球することができず内野安打とし、キラのファーストへの強いゴロがイレギュラーしてライト線へ抜けていきタイムリーとなった。
さらに木村の犠牲フライで1点差に迫り、何とか試合を立て直すことが出来た。

ただ残念なプレーがあり、1アウト一塁で、石原のライトフライでキラがアウトカウントを間違え、スタートを切って帰塁できずダブルプレーというミスがあった。

カブレラの守備、キラの走塁、少し落ち着かない展開となってしまい、気を引き締め直したいところだったのだが、3回には前田健が送りバントをセカンド悪送球でピンチ拡大と、何かリズムが悪い。
ここは何とか無失点で切り抜けると、今度は3回裏の攻撃で、中日側に守備の乱れが出て、このチャンスに乗じて丸の犠牲フライで同点に追い付き、エルドレッドのタイムリーで勝ち越し。

カブレラは守備の乱れから逆転までされたことで、やや集中力を欠くシーンが増えてきた印象。
さらに松山の普通のセンターフライを大島が落球で完全に気持ちが切れてしまった。
キラにはタイムリーが飛び出し、木村のショートゴロを堂上直がファンブルし、今度はカブレラがワイルドピッチと、エラーのオンパレード。

この回一挙に4点と、主導権を取り返した。

両チームともお粗末なプレーが出ており、ともかく早めに気持ちを切り替えてのプレーをすることがカープに求められる。
ここでしっかりと立て直し、前田健は中日打線を抑え、打線は追加点を奪っていく。
正直、3回で試合は壊れていたという面もあるが、4回以降は何とか見られる試合になった。
前田健もふがいない投球という思いを、とりあえず胸に秘め、気持ちを切り替え、打席でも粘りの姿勢を見せたことは、エースの姿として良い見本になる。

ただ前田健が降板し、交代直後の梅津がヒットを許し、河内が対左打者対策で登板するが、あっさり四球を与えるのはオープン戦から変わっていない。
点差があるので大事には至らなかったが、昨シーズンほどの信頼感はない。

今日の試合で言えるのは、こういう展開は予想していなかった、ということだけ。
キラが猛打賞となったこと、エルドレッドが暫定で打撃三部門トップになったことが明るい材料の一つかなとは思う。

大量リードの9回には、フィリップスの初登板も見られたが、低めに外れるボールが多く、僅差での登板に合格ランプが灯るほどの内容ではなかった。
ストライクを取りに行くと腕の振りが弱くなり、とたんに甘いコースに入ってしまう。
初登板ということを加味すれば、無失点デビューという結果は上々として、もう一試合様子を見る必要がありそうで、当然クローザーとして登板する投手は、他の投手になるのではないか。





【カープ情報】2014.05.09 広島対中日 公式戦6回戦 篠田粘り勝ち

2014年5月9日に行われた、広島対中日の公式戦6回戦の試合結果

中日 000 100 001|2
広島 000 100 20×|3

勝 篠田 3勝2敗
負 岡田 1勝5敗
S ミコライオ 0勝0敗11S

【本塁打】-

堂林が右手薬指の骨折で登録抹消となり、鈴木誠が一軍登録となった。
堂林は5月に入ってから29打数11安打、打率.379と調子を上げてきていただけに離脱は残念。

一方の鈴木誠のファームでの成績は、35打数10安打、打率.286。
昨日まで6試合連続安打中で、一気に数字を上げてきている。
一軍の試合で、サードで1試合守りきるのはまだ厳しそうだが、いきなりのサードでのスタメンということは、首脳陣も腹を括って起用してきたと見るべきか。

ショートスタメンの小窪も含め、三遊間の守備から目が離せない展開になりそう。

篠田の立ち上がりは、ランナーを出してもリズムが悪くならず、コントロールもまずまず纏まって、好調の部類。
4回に内野ゴロの間に先制を許したが、カープのゲームプランからすれば、大量失点を避ける投球ができれば、先発投手としての責任は果たせている。

細かいことを言えば、失点後に四球を出してピンチを広げるのは余計だし、7イニング中4回先頭打者の出塁を許すなど苦しいピッチングには違いない。
ただ最近の篠田のピッチングからすればよく立て直せている。

このピッチングに応えたい打線は、4回の失点後すぐに同点に追いつき、試合の流れはどちらに傾いているとも言えず、均衡した試合展開。

そして、ようやく7回に勝ち越しに成功。
これも篠田の粘投の賜物と言っていいだろう。

終盤に勝ち越せば、一岡、ミコライオとつないで逃げ切りを図る、勝ちパターン。
ただ一岡、ミコライオともにランナーを出してしまい、ミコライオは小笠原に詰まりながらもレフト前に落とされるタイムリーで1点差に迫られる。
今日は少し、ミコライオにとってはストライクゾーンが狭かったかなという印象もあるが、篠田の投球の流れを引き継いでいるだけに、簡単に追いつかせる訳にもいかない。

ピンチで間を取ったことで、ミコライオも冷静さを取り戻し、最後は代打エルナンデスをセカンドゴロに打ち取りゲームセット。
イレギュラーした打球もしっかり菊池が捌いて、がっちり守り切った。

今日の勝利は、篠田の投球によるところが大きい。
こういう投球を見たかった。





【カープ情報】2014.05.08 広島対ヤクルト 公式戦8回戦 打線爆発で疲れの見える大瀬良を援護

2014年5月8日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦8回戦の試合結果

広  島 200 050 006|13
ヤクルト 000 005 002| 7

勝 大瀬良 4勝1敗
負 徳山 0勝1敗
S -

【本塁打】丸6号、エルドレッド11号、バレンティン12号、雄平6号、松山4号、川端4号

カープ先発の大瀬良は、これでヤクルト戦は3度目の先発となる。
本塁打による失点というケースがあったが、それ以外はしっかりと抑えており、久々に先制してカープの得意な展開に持ち込みたい。

その理想通り、初回からエルドレッドのタイムリーで先制し、大瀬良も初回ピンチを背負ったものの無失点で切り抜け、久しぶりに有利な展開で試合がスタートする。

今日の大瀬良は、スライダー、カットボールの割合が多い感じで、いつものイメージとは少し違った投球。
前回登板で148球で完投しており、やや疲れもあるのか、ストレートのスピードも145キロほど。
この試合に関しては、勝利の方程式の出番となりそう。

そして5回に丸とエルドレッドの連続本塁打で一挙に5得点で、試合を決定づけた。

この後で残念だったのは、6回にエルドレッドが受けた死球だろうか。
前の打席で本塁打を放っており、すっぽ抜けのボールが左手の甲から腕の辺りへ直撃した。
昨年骨折した際にはボールが下に落ちたが、今回は後ろにボールが抜けていき、衝撃は逃げていたように思う。
また、昨年は一塁に到達した後に交代を直訴していたが、今回はそこまでひどくなさそうに見え、一安心。
今エルドレッドが抜けてしまうのは考えたくない。

そういった出来事があったが、あとは大瀬良の交代時期をいつにするか、という問題だけになるかと思いきや、6回に大瀬良が捉ってしまう。

バレンティンの本塁打は、神宮ならではの本塁打には見えたが、この回はスライダーも高め、ストレートも高め、球速も140キロそこそこで、疲れがなかったといえば嘘になるだろう。
ただ、リードを保ったまま終盤に突入すれば、当初のプラン通りリリーフ陣に出番となる。
永川は、大瀬良の残したランナーをかえしてしまったものの自責点は0。
そして、先日初失点してしまった中田が仕切り直しの三者凡退で切り抜ければ、一岡も三者凡退と、ヤクルトの反撃ムードを消し去った。

この好リリーフが試合を締め直したが故の最終回の追加点で、最後の最後までもつれることはなかったが、やはり神宮での試合は、何が起こるか分からない。

結果こそ乱打戦という感じにはなったが、大瀬良に勝利が付き、早めの降板で次回には上手く調整できてくると思えば、KOとは言え、そう悲観する必要もない。

先制攻撃に、中押し、ダメ押しもあり、打撃陣の援護で勝つ。
これも序盤の大瀬良の投球があってこそ。
こういう勝ちがあっても良いではないだろうか。

明日の先発は、篠田対岡田の左腕対決。
ここまで、相手チームの先発が左腕だった試合は11試合あり、ここまで9勝2敗という成績となっている。
(対右腕は、今日の試合も含め23試合で13勝10敗。もちろんカープの先発投手との巡り合わせはあるが)
2敗は4月9日のセドンと5月7日の石川との対戦でのもの。
セドンに15三振を喫したイメージが強すぎるが、左腕に対して相性が悪いわけでもない。
篠田には、打線の援護を信じて、一軍昇格直後のような淡々とした投球を期待したい。





【カープ情報】先発ローテーション6番手候補は?

2014年5月7日の試合で、福井が初先発し、初回から失点を重ねKO、即二軍行きとなってしまった。
ファームから先発ローテの6番手を担う投手候補をピックアップしてみたいと思う。
まず、一軍の先発ローテは、前田健、バリントン、大瀬良がここまで好調で、この3人が中心となる。
そして4~5番手として、篠田は良かったり悪かったり、九里はまずまずといったところで、暫定的に野村がファームで調整中となっている。

さて、ファームで開幕から先発ローテとして登板しているのは、福井、武内、今井、戸田の4投手。
クオリティスタート(6回を自責点3以内)を記録しているか、という点に注目すると、
武内・・・4先発中3回(5回自責点2が1試合)
福井・・・6先発中5回(アクシデントで2回途中での降板あり)
今井・・・5先発中4回
戸田・・・5先発中4回
ということで、ほぼどの投手も先発としての責任を果たしていると言える。

そこでもう一つ項目として、初回の失点回数に注目したい。
武内・・・4試合中0回
福井・・・6試合中3回
今井・・・5試合中1回
戸田・・・5試合中0回
4投手の比較では、福井の初回失点の多さが目立つ。
昨日の一軍のヤクルト戦でもそうだったように、初回に先制を許すとゲームプランが崩れてしまう。

今井は5月2日の試合で、無失点ながらも与四球8個と、突発的に崩れてしまう面を見せてしまっており、もう1試合は様子を見たい。

武内は、開幕以降大崩れせず、安定した投球を見せている。
戸田は、開幕直後のリリーフでの登板を含め4連敗を喫した後に、ここ2試合は連勝で、直近の試合では完投し、10奪三振と上り調子。

また武内が5月6日、戸田が5月7日に先発していることから、福井の代わりの登板となっても、間隔的には問題もなさそう。

武内 初回失点投回打者安打四球死球三振自責防御率与四球率奪三振率WHIP
4月12日052461142    
4月18日073192022    
4月30日072843071    
5月6日072854021    
3勝1敗 26111241011562.083.465.191.31
福井 初回失点投回打者安打四球死球三振自責防御率与四球率奪三振率WHIP
3月21日 062342041    
3月28日 01611122    
4月3日162762191    
4月11日173081062    
4月20日1731441101    
4月27日062341052    
2勝2敗 33140271133692.453.00 9.821.15
今井 初回失点投回打者安打四球死球三振自責防御率与四球率奪三振率WHIP
3月22日 -2600010    
4月2日072861041    
4月9日 06.333342782032    
4月16日 14.333332053053    
4月25日 062755013    
5月2日 08.333333648040    
1勝0敗 34144281901892.385.034.761.38
戸田 初回失点投回打者安打四球死球三振自責防御率与四球率奪三振率WHIP
3月21日-1520012    
3月23日 -1410000    
4月1日062561052    
4月8日063093053    
4月15日063094035    
5月1日072761051    
5月7日0937720103    
2勝4敗 361584011029164.00 2.757.251.42




【カープ情報】2014.05.07 広島対ヤクルト 公式戦7回戦 どちらが上位のチームか分らない

2014年5月7日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦7回戦の試合結果

広  島 000 000 000|0
ヤクルト 310 110 00×|6

勝 石川 1勝3敗
負 福井 0勝1敗
S -

【本塁打】雄平5号

4月16日に1番起用されて以来、昨日まで16試合で1番を任されている堂林だが、第1打席の成績は14打数2安打2四球、打率.143と、先制攻撃ができているかと言えば、疑問の数字が出ている。

その間、初回に点を奪ったのは4度。
四球で出塁した試合は、2度とも得点に結びついている。
先行して逃げ切るというスタイルのカープとしては、この1番打者の出塁率がもう少し上がってきて欲しいところ。

そうなれば、菊池、丸、エルドレッドのレッドコンボが絡み、得点能力が上がってもおかしくない。

特にこの試合は、久々に福井が先発。
先制点はもちろん、大量援護が欲しい試合でもあり、いつも通り6回を3失点以内に抑えるゲームプランが機能すれば試合になるが、序盤に大量失点して追いかける展開になると、相当不利な試合展開になる。

ただ、せっかくの堂林のセンター前ヒットが出ても、大量点を狙う意図があるのか、初球を強攻してゲッツー。
そして、福井の立ち上がりは、変化球は高めに抜けるか、低めのワンバウンド、ストレートは140キロ中盤は出ているものの真ん中近辺と、何を軸に投球すればいいのかさえ見えてこない。
あっさりとリミットぎりぎりの3点を献上、これで苦しくなった。

常に追加点を恐れながらでは、集中して攻撃も出来ず、これでは試合にならない。

相手が今季未勝利の石川と言えど、元来力のある投手に余裕のあるピッチングをされれば、打ち崩すのは難しい。

仮にムードを一変させられるとすれば、エルドレッドとバレンティンの4番対決で、バレンティンを抑えた上で、エルドレッドの複数本塁打が飛び出すことくらい。

ただ、そんな都合のいい展開は、年に1回あるかないか。
2回の追加点で敗戦濃厚となり、ズルズルと失点を重ね、全く見所のないままの敗戦。
ヤクルト側の好守備もあり、相手の集中力に屈したという面もあるだろう。

ファームで結果を残していたからこその福井の先発だったと思うが、それならば同じような成績の武内と今井にもチャンスを与えてもらいたい。
もっとも今井は、直近の登板で無失点に抑えはしたが、1試合で7四球と荒れただけに、直ぐに出番はないかもしれないが。





【カープ情報】2014.05.06 広島対ヤクルト 公式戦6回戦 レッドコンボ不発、中田11試合目にして初失点

2014年5月6日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦6回戦の試合結果

広  島 000 020 001|3
ヤクルト 200 101 00×|4

勝 古野 2勝2敗
負 九里 2勝2敗
S ロマン 1勝0敗1S

【本塁打】山田5号、畠山4号

神宮でのヤクルト戦は、とにかくもつれる試合が多い。
前回は三連勝したものの、先制されたの試合が2試合ある。
先制されても大量失点しないことが重要となる。

カープの先発は九里。
先発ローテで定期的に登板するのとは違い、リリーフで調整登板を挟みながらの先発で、1年目で難しい役割をよくこなしてくれている。

対するヤクルトの先発は古野で、早くも今季3度目の対戦となる。
過去の対戦では、菊池、丸、エルドレッド、キラが2安打ずつ放っており、やはり中軸の打撃が鍵を握ることになりそう。

先制したのはヤクルト。
九里の投球内容はベストピッチとはいかないまでも、まずまず合格点の投球。
4回3失点という結果は、今のカープのゲームプランからすれば、十分勝機は残されている。

ただ勝負の分岐点となったのは、6回の中田の投球だった。
これまで開幕から自責点0という投球を続けていたが、前の打席で本塁打を放っている畠山を意識しすぎたような感じで、やや力みが見られ、コントロールミスをしてしまい、畠山に死球を与えてしまう。
そして、続く雄平にタイムリーを浴び、開幕からの登板試合の自責点0が途切れてしまう。

また、この1点で6回で4失点となり、カープにとっては大きな1点となってしまった。

打線はよく粘り、最終回に1点差まで詰め寄るが、あと一歩及ばず敗戦となった。
また、菊池、丸、エルドレッドの連打、レッドコンボも不発となり、中田の失点も含め、前向きに考えれば、仕切り直しの一戦となったと捉えたい。

明日の先発は、久々の福井。
6回3失点を目途に、カープ好調の流れの中でピッチングしてもらえればと思う。





【カープ情報】2014.05.05 広島対DeNA 公式戦9回戦 投打のかみ合った好ゲーム

2014年5月5日に行われた、広島対DeNAの公式戦9回戦の試合結果

DeNA 000 100 100|2
広島  000 032 00×|5

勝 バリントン 4勝3敗
負 加賀美 0勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗10S

【本塁打】石川3号

DeNA先発の加賀美は、ストレートで押してくるかと思いきや、時折緩いカーブも織り交ぜて、うまく緩急を使ったピッチングで、なかなか連打が出ない。
コントロールミスも少なく、どこから突破口を開いていこうかという状態。

カープ先発のバリントンも、まずまずのピッチングを見せるが、どちらかといえば、ややコントロールにバラつきがある。
石川には甘く入ったスライダーを2試合連続で、ライトスタンドに運ばれてしまう。

決して抜群の出来という訳ではなさそうで、できるだけ早いうちに同点に追いつきたい展開となった。

そして5回裏の攻撃、白濱、バリントンは簡単に倒れるが、2アウトから堂林、菊池、丸の三連打で堂林がセカンドから生還。
そして、丸が一二塁間で囮となっている間に、菊池も生還し、逆転に成功。
さらに丸もランナーとしてセカンドに残り、バッターはエルドレッド。

この場面は、菊池と丸が連打を放った後のエルドレッドはかなりの好成績を残している、という本日の記事と同じシチュエーション。
これまでの結果同様にタイムリーツーベースが飛び出し、これで加賀美をノックアウト。
エルドレッドは、2打席チャンスで凡退していただけに、3打席連続は抑えられる訳にはいかないと、気合も入っていたことだろう。

リードした展開で8回を迎え、久しぶりに一岡の登板となる。
流石に感覚が鈍っているのか、一人目には随分と粘られたが、投げるうちに調子が上がってきたようで、見逃し三振を奪ったボールは低めのギリギリのコースに決まった。

そして9回裏はミコライオで盤石のリレー。

6回を3失点以内、というのが当面のカープのゲームプランとなっていきそうだ。





【カープ情報】エルドレッド、特定の条件下で、打率.857、3本塁打、13打点

5月に入って、さらに4番のエルドレッドの存在感が増してきており、ランナーが貯まった場面で、期待に応えてくれる打席も多い印象です。

そこで、チャンスに強いのはもちろんですが、特に菊池と丸の連打の後に、本塁打が飛び出すケースが多いことに気が付き、少し調べてみました。

4/22 内野安打(一塁ガラ空き)1
4/25 四球
4/26 ライト前タイムリーヒット1
4/27 サヨナラ本塁打 3
4/30 三振
5/1 本塁打 3
5/3 本塁打 3
5/4 センターオーバーのタイムリーヒット 2

これが、2番菊池と3番丸に連打が出た後のエルドレッドの打席です。
(ちょっとした縛りルールみたいな感じですが) 7打数6安打、打率.857、3本塁打、13打点、出塁率.875、長打率2.667と破壊力抜群となっています。

2番菊池、3番丸、4番エルドレッドという並びになったのは、4月11日の試合からですが、この数字を見てしまうと、この3人の並びは崩したくないのも頷けます。

【カープ情報】2014.05.04 広島対DeNA 公式戦8回戦 堅守で勝利を呼び込む

2014年5月4日に行われた、広島対DeNAの公式戦8回戦の試合結果

DeNA 100 100 000|2
広島  020 120 00×|5

勝 前田健 3勝1敗
負 モスコーソ 2勝3敗
S ミコライオ 0勝0敗9S

【本塁打】石川2号、松山3号

前田健は、いきなり石川に先頭打者本塁打を浴びるなど、決して調子が良いというピッチングではなかったように思う。
ただ、先日の敗戦との違いは点を取られても、一度に大量に失点しなかったように、先発投手が自分の責任を果たしたことにある。
もちろん、エースなのでこれが最低限の仕事と言ってしまえばそれまでなのだが、こういうところが信頼される投手ということになる。

今のカープ打線は、先発投手が6回3失点で纏めてくれさえすれば、何とかなる雰囲気がある。
昨シーズンまでのように、春先の時期は、先発投手が完封するくらいでないと勝てないという状況とは明らかに変わってきている。

そのもう一つの要因が、守備陣にもある。
エルドレッドのレフト守備も、来日当初から比べると、かなり安定感が出てきている。
この試合では、打順の巡りで終盤には交代したが、必ずしも守備固めが必要という状態でもない。
昨シーズンは、終盤に4番打者が交代していなくなるというシーンも多く見られたが、それも今季は交代時期も巧く機能しているように思える。

今はいい雰囲気で試合が出来ているというのを実感できる試合だった。

明日の試合の先発はバリントン。
もちろん、6回3失点以内に抑える投球ができれば、勝利が近づくのではないかと思う。





【カープ情報】2014.05.03 広島対DeNA 公式戦7回戦 先発投手としての責任を求む

2014年5月3日に行われた、広島対DeNAの公式戦7回戦の試合結果

DeNA 103 100 103|9
広島  000 003 010|4

勝 井納 4勝2敗
負 篠田 2勝2敗
S -

【本塁打】梶谷4号、5号、エルドレッド10号

篠田の立ち上がりは、コントロールにバラつきがあり、特にストレートを投げる時は力んだようなフォーム。
いきなりのノーアウト1、3塁のピンチは、併殺の間に1失点。
これは、菊池の巧いグラブトスでセカンドゲッツーを完成させている。

序盤の大量失点だけは避けて、何とかロースコアのまま試合が進められれば、井納を捉えるチャンスも来るというもの。
しかし、1失点後に四球、死球でピンチを広げたように、今日の篠田はコントロールが悪すぎた。
甘いコースか、はっきりと分かるボール球かという感じで、キレもなくファールで粘られるケースも多く、球数が嵩み3回でKOと試合を作ることができなかった。

対する井納は、カープ戦で1勝1敗だが、完全に抑えられているような内容ではなく、こちらも今度こそ抑えようと力んだような投球が見られた。
先頭の堂林に対しては、ボールが高めに浮いて、やや苦しんでいる印象もあった。
しかし、高めのボール球を振って三振し、井納を助けてしまった。

点差が開いてくると、井納のペースで投球されてしまい、序盤は完全に術中に嵌ってしまう。

ようやく反撃が見られたのは6回裏。
簡単にツーアウトを取られた後、菊池、丸がこの試合始めて連打でチャンスを作ると、エルドレッドのスリーランが飛び出す。

初球のストレートも、2球目のスライダーもアウトコースギリギリのコース。
そして勝負のスライダーも2球目ほどの際どさはなかったものの、アウトコースへのいいボールで失投ではなかった。
あのボールを捉えられるのは、流石としか言いようがない。

ただ、やはり序盤の5点差というのは大きかった。
エルドレッドのホームランで2点差に迫っても、直後に突き放され、試合中一度たりとも主導権を握ることはできなかった。

先発投手が最少失点で、できるだけ長いイニングを投げる、ということがどれだけ大事かというのがよく分かる敗戦だった。





【カープ情報】2014.05.01 広島対阪神 公式戦6回戦 ロサリオ、エルドレッドのアベック本塁打

2014年5月1日に行われた、広島対阪神の公式戦6回戦の試合結果

広島 001 230 000|6
阪神 000 000 001|1

勝 大瀬良 3勝1敗
負 岩崎 2勝2敗
S -

【本塁打】ロサリオ2号、エルドレッド9号、ゴメス5号

昨日KOの野村が登録抹消され、代わって登録される可能性が高いのは福井だろうか。
また、ファームではキラが実戦復帰し、5月3日に一軍登録される見込み。
ファームの投手で目立っているのはフィリップス。
ここまで13試合に登板し、0勝0敗5S、防御率0.00、与四球8、奪三振23、WHIP0.93、与四球率5.14、奪三振率14.79という成績を残している。
与四球は芳しくないが、奪三振率の高さは群を抜いている。
ミコライオが5月下旬に一時帰国する予定ではあるが、その間の一軍での活躍が期待される。

さて、この阪神戦で連敗となっているカープだが、3戦目は阪神戦で初勝利を挙げた大瀬良が先発。
力強さを前面に押し出し、ストライク先行で攻めて行く小気味の良いピッチングを見たいところ。

対する阪神先発の岩崎が、テンポよく投球していくるタイプであるから、相手のリズムも利用して、打ち合いにならない展開に持ち込みたい。

初回は両投手とも1、2回はいい滑り出しを見せ、やはりいいリズムで投球している。
3回のロサリオの本塁打は、詰まりそうなコースのボールだったが、内側からバットが出ており、いい打ち方の本塁打で先制する。

キラの復帰が近付いた中での一発は、いつでも再び一軍に呼ばれてもいい、という良いアピールになった。
もちろん、ファンとしてももう少し見てみたかったという思いもある。

大瀬良の3回の投球は連打でピンチを背負ったが、岩崎が送りバントを失敗し、相手に流れを渡さない。
さらに続く上本には3-0とカウントを悪くし、ここで四球を与えてしまうと、せっかく送りバントをさせなかったプレーの意味が薄れてしまう。
そこで、しっかりとカウントを立て直し、上本を打ち取った投球は見事。
大瀬良の投球の中で、このシーンが一番の見どころと感じた。

思えばオープン戦中に、大学時代は通用していたカットボールがプロでは通用しないという結果を受け入れ、1か月ほどでプロで通用する精度に仕上げ直してきたのは、努力の賜物だろう。
148球という球数もそうだが、本格的な先発投手として軌道に乗ってきた。

ロサリオに負けじと、エルドレッドがタイムリーを放てば、再びロサリオもタイムリー。
すると、さらにエルドレッドが本塁打でダメ押しと、この試合の全打点を2人で稼いだ。 エルドレッドのスリーランは、高めのボールを叩いており、この高さのストレートは、ここ2試合で手こずっていたボール。
ただ、メッセンジャー、藤浪の150キロ超のボールと比べると、スピードの違いが明暗を分けた。

大瀬良は結局ゴメスの本塁打による1点でしのぎ、プロ入り初完投勝利を挙げるが、途中ピンチも背負っていた。
そこで粘り切ったのはもちろんだが、やはり打線の援護があったのも大きかった。

昨日は、キラが不在のため得点力が下がりつつあるという趣旨の記事を書いたが、この試合でのロサリオの4安打という活躍には、素直にお詫びしたい。





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