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【カープ情報】2014.04.30 広島対阪神 公式戦5回戦 野村序盤KO

2014年4月30日に行われた、広島対阪神の公式戦5回戦の試合結果

広島 004 000 000|4
阪神 071 000 00×|8

勝 藤浪 2勝2敗
負 野村 3勝2敗
S -

【本塁打】ゴメス4号

野村は久々にまずまずの立ち上がりを見せたが、2回には連打で先制を許す。
ストレートはボールの角度が悪く、変化球は曲がり始めが早く、打者に見極められやすい状態となっている。
スライダーだけはよく見えたが、その他のボールは決まったり決まらなかったりで精度が悪い。

個々のボールは悪くなくても、ここまで組み立てに苦労していては、ローテーション投手としての責任を果たすことは難しい。
一旦立て直す必要がありそう。

打線については、ここ2試合に限ると、やや得点能力の低下が見られ、一時好調だった頃からは少し流れが変わってきたように感じられる。
ここで打順を入れ替えるか、我慢するかに注目していたところ、田中がスタメン起用されてきた。

しかし、点の取られ方が悪過ぎて、これでは打線が復調するかどうか以前に、攻撃のリズムが生まれることすらない。
2回の4失点目で、敗戦決定と言ってもいいくらいの試合だった。

また、ロサリオも頑張ってはいるが、やはりキラ不在が響いてきている。
キラの復帰まで、下手をすれば復帰した後も、投手が最少失点で耐える試合が続きそうだ。

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【カープ情報】2014.04.29 広島対阪神 公式戦4回戦 投手戦の原因は、統一球入替かストライクゾーンの判定か?

2014年4月29日に行われた、広島対阪神の公式戦4回戦の試合結果

広島 000 000 000|0
阪神 000 000 01×|1

勝 メッセンジャー 2勝3敗
負 バリントン 3勝3敗
S 

【本塁打】福留2号

バリントン対メッセンジャーという顔合わせは今季2度目。
前回はエルドレッドの本塁打もあり、メッセンジャーを攻略したカープ打線だが、阪神の方はその試合でゴメスに来日初本塁打が飛び出している。
両投手とも、好調の4番打者をどう抑えるか、という点には神経を使うことになる。

今日の試合に関しては、両投手とも出来が抜群によく、ほとんどチャンスすら作れない。
特にバリントンは、7回2アウトまでパーフェクトピッチングで、完全に投手戦となる。

ただ、この試合の一番のポイントは、右打者のアウトコースのストライクゾーンの判定。
両チームに共通した判定なので、条件は同じとはいえ、あまりに広すぎるように感じる。

これで右打者に打てというのは無理というもの。
お互いにアウトコースでどんどんストライクを取っていったことが、この投手戦を演出した要因だろうと思う。

試合を決めたのは、左打者福留の一発。

安打数はお互いに2安打ずつで、試合開始が30分遅れたことが審判の頭にあったとは思いたくないが、結果的には試合展開を早めるための判定となったように感じてしまう。
また、この試合から公式球の入れ替えがあったということで、今まで以上に飛ばなくなっているというアピールに一役買ってしまった。

ただ、試合に負けたのはメッセンジャーの投球に屈したから、というのは受け止めないといけない。

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【カープ情報】2014.04.27 広島対巨人 公式戦6回戦 エース復活、そしてエルドレッドのサヨナラホームラン

2014年4月27日に行われた、広島対巨人の公式戦6回戦の試合結果

巨人 000 000 000 00|0
広島 000 000 000 03|3

勝 一岡 1勝0敗
負 山口 0勝2敗
S -

【本塁打】エルドレッド8号

前田健と内海の投げ合いとなった試合で、両投手とも出来は抜群によく見える。
テンポもよく、コントロール、球威とも文句なしで、非常に締まった好ゲームとなった。

こういう展開では守備も安定してくるもので、前田健のフィールディングはもちろん、ロサリオもレフト前の当たりをダイビングキャッチでアウトにする。

両投手ともいいピッチングをしているからこそ、前田健は投げ勝ちたいし、打線は先に点を取りたい。
これで勝てると相手にも残念だったという気持ちを持たせることが出来るはずで、単なる一勝以上の価値がある。

7回を終わって1時間50分ほどの試合時間で、完全に投手戦と言える。
痺れるような試合展開となり、終盤になればなるほど、若手の野手にプレッシャーがかかってくる。

1点を取られれば負けを覚悟しないといけないと試合となり、9回に最大のピンチが訪れる。
先頭の村田の当たりそこないの打球が三塁前に転がり、この打球を処理した前田健がファーストへ悪送球。
ノーアウトでランナーをセカンドに背負い、阿部には進塁打で1アウト三塁という状況で代打高橋由。
高橋由の打球は、高くバウンドしピッチャーの頭上に飛んでいく。
この当たりを前田健が捕球したが、サードランナー村田が飛び出し、三本間で狭殺。

1点勝負ということで、サードランナーの村田がギャンブルスタートを切った、というプレーだと思う。

結局9回では決着がつかず、両チームとも無得点で延長戦に突入。
巨人が9回までに、西村、マシソンを使ったのに対し、カープは前田健が9回を一人で投げ切った。
単純なリリーフ勝負となっても引けを取らない顔ぶれだが、人数的にはカープが余力を残している。

とにかく表のイニングを抑えて、サヨナラのチャンスを狙っていく戦法。

10回はミコライオ対2イニング目のマシソン。
ここは、過去にも見られた剛腕対決で、両投手とも無失点で引き分け。
マシソンと堂林の対戦もあり、先日の本塁打のイメージも残っていたが、マシソンは最近は調子を取り戻しており、156キロのストレートで三振に打ち取られた。

11回は一岡対山口。
一岡はパーフェクトピッチングでリズムよく攻撃陣につなげると、山口から菊池、丸の連打でノーアウト1、3塁のチャンスを作り、打席にはエルドレッド。

正直満塁策も仕方がない場面で、山口は勝負を選択。
外野フライでもいい場面で、楽な気持で打席に立てるエルドレッドが怖い存在なのは、4月17日の阪神戦でも見ていた。
その時も本塁打だったが、今回も本塁打、それもサヨナラだ。

ベンチで戦況を見ていた選手たちも、打った瞬間に本塁打と分かる当たりで、即座に水を持って飛び出した。

エース前田健の投球内容からすれば、引き分けでももったいない感じがする試合だっただけに、勝利を挙げることができたのは非常に大きい。

エースが9回無失点、4番がサヨナラホームラン、そして好リリーフの一岡がプロ入り初勝利、まさに文句なし!

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【西武】エルネスト・メヒア内野手の成績

西武が、2014年の新外国人選手としてシーズン途中での獲得を目指すと報じられた、エルネスト・メヒア内野手(28)の成績
(2014年4月30日契約合意発表)

身長196cm、体重118キロ。右投げ右打ち。

3Aでは、2012年と2013年の2年連続で20本塁打以上放っている長距離砲で、バットスイングも速く当たれば飛びそうなのは間違いない。
というのも、20試合で打率.354、7本塁打、24打点という好成績を残している2014年のシーズンでも、三振率.278、BB/K.318と、三振が多い。

ブレーブスの一塁手には3年連続20本塁打以上のフリーマンがいるためか、これまでメジャー経験はない。

今季3Aでは、開幕から5試合で5本塁打を放って以降は、本塁打のペースこそ下がっているが、最近は12試合連続安打継続中となっているが、その間の三振はコンスタントに記録している。
タイプ的には、クリーンアップに座って打点を稼ぐ役割がふさわしそうで、三振の多さの割に打率はそこまで悪いシーズンもなく、調子の良い間は爆発的に数字を伸ばすという結果も見受けられる。

また、アレックス・カブレラが、打率.391、21本塁打、59打点を記録した昨年度のベネズエラのウインターリーグでは、58試合で、打率.275、13本塁打、46打点を挙げている。

ファースト専門の選手で、ファースト若しくはDHでの起用が中心となりそう。
ファーストの守備に関しては、可もなく不可もなくといった数字で、平均的な守備力といったところか。

 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPSBB/K三振率
2005(Rk)441573540722013420.223 0.259 0.382 6410.071 0.268
2006(Rk)50169501614251016480.296 0.372 0.473 8450.333 0.284
2007(Rk)291093782524606240.339 0.390 0.587 9770.250 0.220
2007(A)361374292424214300.307 0.329 0.489 8180.133 0.219
2008(A+)131519142475219324281390.274 0.324 0.505 8290.201 0.268
2009(Rk)10286101300350.214 0.324 0.357 6810.600 0.179
2009(A+)17581770312014160.293 0.358 0.569 9270.250 0.276
2009(AA)93580002003110.229 0.289 0.229 5180.273 0.314
2010(A+)43170491325210014410.288 0.340 0.476 8170.341 0.241
2010(AA)712617018011481022860.268 0.334 0.464 7980.256 0.330
2011(AA)137499148371269943581560.297 0.375 0.531 9060.372 0.313
2012(AAA)1335141523212492104341320.296 0.347 0.502 8490.258 0.257
2013(AAA)134489122351288382481520.249 0.323 0.497 8200.316 0.311
2014(AAA)20792850724007220.354 0.420 0.684 11040.318 0.278
マイナー通算86432249062321514657234162509040.281 0.342 0.498 8400.277 0.280
AAA通算287108230272259199186893060.279 0.341 0.513 8540.291 0.283








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【カープ情報】2014.04.26 広島対巨人 公式戦5回戦 点差は完敗だが、悲観する内容ばかりでもない

2014年4月26日に行われた、広島対巨人の公式戦5回戦の試合結果

巨人 110 212 301|11
広島 010 003 010| 5

勝 大竹 3勝1敗
負 九里 2勝1敗
S -

【本塁打】エルドレッド7号、ロペス8号、村田3号、アンダーソン5号

今日の先発の名前を見ると、いつも以上に注目されるのは仕方がないところではあるが、九里はどうもらしくないピッチングとなってしまった。
コースが甘いと言ってしまえばそれまでだが、きっちりとはじき返されるのが巨人打線。

一度も追いつけず、結果的には完敗には違いない試合だったが、内容的には見るべき点もある。
打線はどれだけ点差があっても反撃意欲を見せ、6点差を付けられた6回裏には、3点差まで迫っている。

巨人も、ここで追いつかれたり、さらに逆転までされるとなると今後のペナントレースに影響があると判断したのだろう。
6回裏のピンチで守護神西村を送り込み、火消しを図った。
ここで同点あるいは逆転まで持ち込めれば、逆に神憑りすぎる。

必勝態勢で臨んだ巨人の策が実り、執念に屈しての敗戦となったが、問題はこの勢いを続けさせないこと。

そういう面では、エース前田健太の登板する三戦目は、内容よりも勝利という結果がほしい。
そのためには、万全の状態での登板を期待したい。

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【カープ情報】2014.04.25 広島対巨人 公式戦4回戦 篠田無欲の勝利!?ロサリオ初本塁打

2014年4月25日に行われた、広島対巨人の公式戦4回戦の試合結果

巨人 003 000 000|3
広島 102 011 20×|7

勝 篠田 2勝1敗
負 杉内 1勝2敗
S -

【本塁打】丸5号、ロサリオ1号

カープ先発の篠田は、登板するごとに投球テンポが悪くなってきており、特に前回登板ではコントロールに苦しむ場面も見せており、仕切り直せるかどうかに注目したい。

また、2013年の杉内との対戦成績は、比較的好相性と言っていい。
2013年の杉内との対戦で6打数ノーヒットだったエルドレッドも、今年2月の練習試合では、本塁打を放っており、今最も頼りになる打者への期待も高まる。

5回終了時点で1点でもリードしておくのが、現状のカープの必勝パターン。
今季のカープは、ここまで三連戦で負け越したのは巨人だけという状況。
ホームで勝ち越こすことが第一目標になる。

早速エルドレッドのタイムリーで先制するが、3回に篠田が崩れる。
ワンバウンド気味に外れるボールが目立ち、特にスライダーは急にキレを感じなくなる。
カーブを使わないのが気になるが、これは前回登板から感じていた。
長いイニングを投げるために、初回から3回までの序盤の投球と、4回から6回の中盤の投球とを分けるため、とにかく3回まではストレート中心で試合に臨んでいるように感じる。

打線を信じて6回を3失点で纏めようとしている投球なのか、想像の域は出ないが、結果的に3回以外はすんなりと投げ切っている。
ある意味、自分に勝ちは付かなくてもチームが勝てる投球をしようという、無欲のなせる業かもしれない。

そして投手の期待に応えるのが、今のカープ打線。
丸のツーランで同点、エルドレッドの犠牲フライで勝ち越し。

そして試合の流れを左右したのが、6回の篠田の続投と丸のファインプレー。
ロペスの当りが右中間を破っていればノーアウト2、3塁で阿部を迎えるというピンチとなるところが、1アウト1塁でとなれば状況は大きく違う。

これで試合の流れを引き寄せたことで、押せ押せのムードの中、ロサリオに来日初ホームランが飛び出す。
ライトスタンドへ飛び込む弾道は、将来性、可能性を感じさせる。

試合の大勢は、ここで決したと言っていい。
篠田が100球を目途に交代し、あとは中田、一岡が登板してくるが、二人ともピリッとしない内容ながら、結果的に無失点で抑えるのは、勝利の方程式として信頼を得ている投手として必要な項目だろうと思う。

内容の伴った、良い勝利となった。

昨年のマツダスタジアムでは、リードを奪われた中盤以降、スタメン野手がことごとく若手に交代し、戦力の温存に近い采配もされていたこともあり、今季は余裕を持たせない戦い方を続けていって欲しい。

明日の先発は、九里対大竹。
FAで移籍した大竹の穴は、大瀬良と九里で埋めてもらいたいと、かつて首脳陣が直々に名前を出した投手の直接対決となる。
結果はどうあれ、九里は自分のピッチングをするだけで十分、という位の気持ちで臨めばいいのではないかと思う。

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【カープ情報】2014.04.24 広島対ヤクルト 公式戦5回戦 今季初の同一カード三連勝

2014年4月24日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦5回戦の試合結果

広  島 030 011 400|9
ヤクルト 100 010 000|2

勝 大瀬良 2勝1敗
負 古野 0勝2敗
S -

【本塁打】田中1号、山田3号、小窪1号

大瀬良はヤクルト戦2度目の先発となるが、この時のヤクルトの先発も古野ということで同じ顔合わせ。
前回はバレンティンに一発を浴びてしまっており、バレンティンを封じることで勝利が近付く。

この三連戦では、4番対決というのを一つのテーマとして見ているが、初戦はエルドレッドの勝ち、2戦目は引き分け、そして3戦目はどうなるか、といったところ。

この試合、ヤクルトのペースになったのは、ほんの一瞬。
先頭打者にツーベースを打たれても、その後はノーヒットで1点を取られたのみで、投球内容は悪くない。

先制されても、すぐさまロサリオの初ヒットと、田中のプロ入り第1号本塁打で瞬く間に逆転し、これ以降は全くヤクルトを寄せ付けなかった。

試合を見ていても、2回以降の大瀬良のピッチングは大きく崩れそうな雰囲気もないし、打線も追加点こそなかなか奪えなかったが、毎回のようにランナーを出し、リードしている展開もあってあわてる様子もなく、じっくりと攻めていく。

好調のリリーフ陣も控えており、試合の流れからしても5回までリードを保てていれば、まず逃げ切れるだろうという雰囲気が出てきた。

しかし、この試合に限ってはリリーフ陣の出番はなし。
8回2失点という結果もそうだが、三連戦の1、2戦目で感じていたような危なっかしい試合展開にもならず、同一カード三連勝の締めくくりとしては、最高と言っていい内容の勝ち方だと思う。





【カープ情報】2014.04.23 広島対ヤクルト 公式戦4回戦 勝利は嬉しいが、これ以上の故障者は出ないように願いたい

2014年4月23日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦4回戦の試合結果

広  島 311 001 000|6
ヤクルト 000 120 000|3

勝 バリントン 3勝2敗
負 八木 0勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗8S

【本塁打】廣瀬1号、川端1号、梵2号

昨日は荒れた試合を逆転勝利でものにしたカープだが、スマートな戦い方とは呼べない試合。
内容の是非についてはともかく、あまりお付き合いしたい試合展開ではない。
バリントンは、いつものようなリズムの良いピッチングで、すんなりとした試合運びがしたい。

また、昨日死球を受けたキラは登録抹消となり、ロサリオが一軍登録されてきた。
キラは調子が上がってきた矢先の離脱で残念だが、ロサリオにとってはチャンス。
ファームでは上り調子で、通算30打数10安打、打率.333という成績で、ファームの20日の試合で初本塁打を放ったばかり。
エルドレッドがファーストに専念して、ロサリオが外野でスタメンとなれば、少なくとも守備面のマイナスもない。

ヤクルトの先発は左腕の八木ということで、早速ロサリオがスタメン起用される。
その八木はコントロールに不安があり、初回から四球、ヒット、四球でノーアウト満塁と荒れた投球を見せる。
この試合に限っては、ノーアウト満塁で無得点という、もつれた試合の演出は必要ない。

先制点を奪い、バリントンが無難に立ち上がるだけで試合の勝率はかなり高まる。
結局、牽制悪送球で1点をもらったのを皮切りに、初回から3点、1点、1点と徐々に点差を広げていく。

こうなると心配なのは、エラーやミスで流れを手放すとか、審判が試合展開によってアバウトな判定をするようになってヤクルト打線が息を吹き返すという展開が心配になるが、昨日の今日ということもあり、判定に関してはしっかり最後まで集中して行われるはず。

相手を勢いに乗せないために、ストライク先行でどんどんアウトを奪っていく投球スタイルが嵌り、序盤は完全にカープのペース。

だが、先述のようにミスが出てしまうと、ヤクルトの反撃が始まる。
5回の堂林の牽制死だが、打席には4番のエルドレッドが立っており、2アウトということで、打ったと同時にスタートが切れるため無理にリードを広く取る必要もない場面。

この直後のイニングの先頭打者に本塁打を浴び、次の回にも連打で徐々に点を返されていく。
さらに守備では、堂林の送球がホーム方向にそれ、捕球したエルドレッドが打者走者と交錯、左手の指を痛めてしまう。
おそらくひどい怪我ではないと思うが、エルドレッドは、打席でも指を気にするそぶりを見せ、集中力を欠いてしまったかのよう。
昨年までのようなアウトコース低めのボールになるスライダーを、簡単に2球空振りして三振を喫してしまう。

やはり、お付き合いしてはいけない試合展開となってしまった。

また、ロサリオは今日の試合に関しては打ち気に逸って、ボールを迎えに行ってしまっていた。
オープン戦で見せていたような、右方向への軽打を見せることなく、引っ張りにかかっていたようなスイングだったが、一軍デビュー戦となれば仕方がない面もある。
早めに一本出れば、また落ち着いて打席に立てると思う。

さて、内容的にはあまりいい面ばかりではない試合だが、終盤にリードしていればリリーフ陣が抑え切る、所謂勝利の方程式は間違いがなかった。
先制して、中押しして、反撃されても追い付かせず、リリーフ陣は無失点リレーで抑えての勝利。
昨年の神宮でのヤクルト戦では、こういった試合が多かったが、ミスのない野球ができれば、もう少し安心して見ていられる試合になると思う。

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【カープ情報】2014.04.22 広島対ヤクルト 公式戦3回戦 勝つには勝ったが色んなことが起こりすぎた

2014年4月22日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦3回戦の試合結果

広  島 001 023 001|7
ヤクルト 130 000 000|4

勝 野村 3勝1敗
負 真田 0勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗7S

【本塁打】

ヤクルト先発のナーブソンは、ここまで結果は芳しくないが、右打者へのインコースを突いてくるスタイルで、嵌れば手強そうな印象。
もっとも全般的にボールは高く、甘いボールを一振りで仕留めたいところ。

カープ先発の野村は、ヤクルトとの1回戦で今季初勝利を記録しているが、昨年のヤクルト戦では、打たれだすと止まらなくなる試合を見てきた。
前回登板の内容にしても、菊池の守備に救われた面もあり(4月1日対ヤクルト1回戦)、野村の投球内容以前に、打線の援護は欲しい。

となると、ポイントは4番対決ということになるのではないか。
バレンティンは好調をキープしており、ここまで両リーグトップの11本塁打を放っている。
例年であれば、相手チームの本塁打攻勢に対抗する術はないのだが、今季はエルドレッドも好調を維持している。
本塁打数はバレンティン11本に対し、エルドレッド6本と数の上では負けているが、内容は決して劣っていない。

4月20日のDeNA戦でも、負傷していたとはいえソーサの変化球に対し、一瞬のタメを作ってセンター前にヒットを放っており、あの打ち方ができている間は大崩れはなさそう。

調子の上がってきたキラ共々、相手にプレッシャーをかけて行きたいところではあったが、そのキラは初回、背中に死球を受け、1回の守備から交代してしまう。

貴重な攻撃の手札を失ってしまう、先行き不安な立ち上がり。
野村のピッチングも、前回登板の阪神戦と同じように、立ち上がりから失点を重ねてしまい、ボール先行、ストライクが入ると甘いコースで、全般的に低めに決まることが少ない。
2回で4失点という結果だが、よく4点で収めたなという印象。
3回から投球パターンを変え、シュートを多めに使い、とにかくファールででもストライクを稼いだり、緩急というよりは高低を使って抑えにいくといった今までの野村とは若干違った配球に変えたことが功を奏した。

またヤクルトに傾いていた試合の流れを、何とか踏み留めたのは、3回のエルドレッドが放ったバットを折りながらのタイムリー。
野村の投球が、立ち直りの兆しを見せる前に、1点でも返せたのが結果的には大きかった。

5回にも2点を返し1点差に迫ると、続く6回には堂林のサードゴロを川端がセカンド送球し、ファーストランナー田中のスライディングの方が早くベースに到達しているように見えたが、判定はフォースアウト。
この判定に対し抗議に出た野村監督が、5分を超える抗議で遅延行為により退場となると、試合の流れが一変する。

塁審の受け答えにしても、真剣に答えているようにも見えず、どうせ判定は変わらないのだから、5分を経過するまでは付き合うから、そのあとは退場しなさい、とでも思っているかのよう。
退場理由の説明はあっても、なぜ抗議されるに至ったかの経緯には触れない。

菊池、丸の連打で逆転に成功するが、打った後の表情を見ると判定に対する憤りもあったのではないかとさえ思える。
ともあれベンチや球場の雰囲気自体も変わってきており、単なるワンアウト、監督の退場の対価としては、あまりに大きい。
続くエルドレッドの当りそこないのファーストゴロもタイムリー内野安打となり、これで猛打賞となった。

冒頭の4番対決に関しては、まずはエルドレッドに軍配が上がったと捉えていいと思う。

さて、終盤に入る前にリードを奪えたことで、カープは勝ちパターンのリリーフ陣の出番となる。
中田、一岡の開幕からの無失点コンビが、この日も無失点で繋ぎ、ミコライオが締めての逆転勝利。

思えばこの試合は、キラの死球交代、降雨による中断、野村監督の退場、ヤクルトはカーペンターの負傷降板など、いろいろなことが起こった。

キラは明日の試合出場は危ぶまれる状態のようで、心配も残るが、エルドレッドとともにチームを引っ張っていってもらわないといけないだけに、短期間で万全な状態に回復できるといいのだが。







【日本ハム】アンソニー・カーター投手の成績

日本ハムが、2014年の新外国人選手としてシーズン途中での契約合意と報じられた、アンソニー・カーター投手(28)の成績

身長193cm、体重98キロ。右投げ左打ち。

若手のころは先発として起用されていたが、近年ではクローザーを任されているシーズンもある。

特に2013年は3Aで、2勝0敗24セーブ、防御率3.47、与四球率3.32、奪三振率11.41とかなり優秀な数字。
3Aでシーズン20セーブ以上記録し、奪三振率が10個以上を記録しているのは、近年来日した投手では、サファテが該当する。

2013年の好成績もあり、2014のスプリングトレーニングでメジャー昇格を狙ったが、コントロールは定まらず、三振も奪えず、滅多打ちでメジャー昇格を逃している模様。

スプリングトレーニングでは、これまで比較的まとまった成績を残してきていただけに、移籍元年でチャンスと意気込んで臨んだ結果が散々で、ここまで3Aでは勝ちパターンの継投へは加われていない。

決して現在の調子が良いという訳ではなさそうで、日本のプロ野球でラストチャンスに賭けるという状況だろうか。

もっとも、長身のパワーピッチャーで、コントロールも3Aではそこそこ纏まっている、という投手の日本での成功例は多く、即来日、即登板くらいの意気込みがあればというところ。

ファームで調整して、調子が上がってきたら一軍登録という流れだと、勝ちパターンの継投に加わるまで時間がかかりそう。

 試合先発セーブ防御率イニング自責点被安打被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2006(Rk)13132807.67 63.1 5488721351.72 2.98 4.97
2007(Rk)15155303.93 71.0 3178617621.34 2.15 7.86
2008(A)11115202.77 61.2 1947511660.94 1.61 9.63
2008(A+)17166504.90 82.2 45911130411.46 3.27 4.46
2009(A+)272711704.36 154.2 7514921431191.24 2.50 6.92
2010(AA)46214223.92 57.1 2547622581.20 3.45 9.10
2011(AA)1201051.26 14.1 2605140.77 3.14 8.79
2011(AAA)3500237.23 47.1 3860626481.82 4.94 9.13
2012(AAA)3914624.60 62.2 3271622541.48 3.16 7.76
2013(AAA)52020243.47 62.1 2456623791.27 3.32 11.41
2014(AAA)300006.00 3.0 250102.00 3.00 0.00
マイナー通算270853737564.59 680.1 347698742215761.35 2.92 7.62
AAA通算129168294.93 175.1 9619218721811.51 3.70 9.29


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【カープ情報】2014.04.20 広島対DeNA 公式戦6回戦 見所の非常に少ない敗戦

2014年4月20日に行われた、広島対DeNAの公式戦6回戦の試合結果

広島  000 000 011| 2
DeNA 020 022 15×|12

勝 モスコーソ 1勝2敗
負 前田健 2勝1敗
S -

【本塁打】筒香2号、3号、バルディリス4号

カープの先発は故障明け、というより故障の回復具合を確かめつつの登板となる前田健。
どの程度投げられるかに注目の集まるのは仕方のないところ。

また、昨年は4本柱(前田健、バリントン、大竹、野村)以外の先発が勝利投手となったのは、中崎、久本、今井、中村恭の各1勝で計4勝だったが、昨日の九里の勝利で、大瀬良、篠田、九里が計4勝となった。
投手陣全体が好調なのは、ここまでの戦いぶりが示している通りではあるが、さらに勝ち星を伸ばしていくためには前田健が貯金を積み重ねていく必要があり、ローテから離脱しないための無理のない投球を期待したい。

その前田健の立ち上がりは、明らかに手探り状態の投球で、ストレートは140キロに満たず、変化球は真ん中付近に集まり、不安を感じさせる。
慎重に行こうという姿勢は見えたが、ピンチを背負うと内容は一変する。
ストレートの球速は140キロ後半に跳ね上がり、所謂ギアを上げたピッチングを見せた。

ただ2回になっても調子自体は変わらず、変化球でストライクが入らず、仕方なく投げたストレートを筒香に狙い打たれたような本塁打を浴びてしまう。

今日のピッチングは、悪いなりに投球術で抑えていこうという意識があるような感じで、慎重に投げていたが、野手が足を引っ張ってしまう。

3回以降は徐々にペースアップして、立ち上がりほどの不安定さがなくなってきただけに、2回のエラーによる1失点は余計だった。

5回のピッチングは、先頭のモスコーソのヒットからピンチを広げ、中村にはコントロールミスのボールを左中間を破られ2失点。
一応は次回に繋がる内容は示してくれたが、ピッチャーに2安打、コントロールミスなどらしくないピッチングだったのも事実。
しっかり調子を整え、次回登板では今回よりもいい内容の投球を見せてもらいたい。

さて、打線は2試合連続してモスコーソの前に沈黙。
この試合に関しては、1点を取る執念というのは感じられなかった。
内野ゴロでも1点という場面で振り回しての三振というのは、一発で点が入るケースが続いていた弊害とも言える。

そんな中、カープの7回の得点は代打田中のプロ入り初タイムリーによるもの。
木村、梵が攻守ともにピリッとしないのであれば、いつでも本来のショートのポジションを狙いにいくぞという意志表示をしたと見れば、寂しいことではあるがカープの野手陣の唯一の見所かと思う。

9回の攻撃は、打った方が見事だったことは前提として、ソーサが投球時に脚を滑らせ、おそらく怪我を押しての投球の隙をついて奪った得点で参考外。

終わってみれば、内容の伴わない、負けるべくして負けた試合だと感じた。

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【カープ情報】2014.04.19 広島対DeNA 公式戦5回戦 九里試合中に修正しての2勝目を堂林満塁本塁打でアシスト

2014年4月19日に行われた、広島対DeNAの公式戦5回戦の試合結果

広島  100 100 500|7
DeNA 100 000 000|1

勝 九里 2勝0敗
負 井納 3勝1敗
S -

【本塁打】丸4号、堂林4号

DeNA先発の井納とは今季2度目の対戦となるが、前回は敗戦となったものの9回途中までで6得点と、昨年ほどの苦手意識は払拭出来ているのではないかと、期待しつつ試合開始を迎える。

昨日同様丸のソロホームランで先制するが、よく粘った末の本塁打で、丸の調子は大分上がってきた印象。

ただ、カープ先発の九里は、初先発初勝利を挙げた中日戦のようなゴロの山を築くような投球とは違い、ストレートを弾き返され、あっさりと同点に追いつかれる。
低めには制球されているが、変化球が高めに抜ける場面が見られ、ストレートに狙いを絞られてしまえば外野まで運ばれてしまうのも仕方がない。

2回からは変化球のコントロールも若干ではあるが改善された様子で、立ち直りの兆しは見えたが、今日の九里はストレートが低めに外れる場面も多く見られた。
その状態で、なんとか粘りの投球で抑えていくが、相当苦労している様子で球数も嵩んでしまう。

やはり雨で登板が流れたり、リリーフで調整登板してからの変則間隔での先発となったりで、投球の感覚のズレが暫く影響していたようにも感じられる。

カープの流れに持ち込むには、この球数であれば長いイニングを投げるのは無理ということもあり、昨日の篠田同様5回終了時点でリードを保っておく必要がある。

すると4回に菊池のヒットの後、盗塁でチャンスを広げ、キラのタイムリーで1点勝ち越し。
キラはわずか1週間で打率を1割ほど上げてきており、エルドレッドの後にこの調子を維持しているキラがいるとなれば、2アウトとなっても投手は気が抜けないはずで、プレッシャーをかける意味でもキラの復調は大きい。

九里は、イニングを重ねるにつれ感覚を取り戻したかのようなピッチングが甦り、5回には変化球で簡単にストライクが取れ始める。
こうなると1イニングでも長く、行けるところまで行って勝利の方程式に繋げていくというプランが可能となり、焦ることなく試合を進められる。

そして7回にダメ押しとも言える点が入る。
その伏線として、満塁のチャンスで、代打梵が2球目の高めのボール球を空振りと判定された場面で、野村監督の抗議というシーンがあった。
これは振ったという判定は仕方ないと思うが、投じた井納はインコースへの制球がもはや定まっていなかった。

にも拘わらず、その後梵に対して2球ほどインコースを要求して、ストライクを投げ切れなかった以上、DeNAバッテリーは攻め手を失っていたと言える。
結果、押し出し死球となり追加点が入ったが、続く堂林は、試合の流れがカープに傾いた後に登板してきた高崎からグランドスラムを放ち、試合の大勢は決した。

九里は、立ち上がりの不安定な投球を試合中に修正し、尻上がりに調子を上げてマウンドを降り、勝利投手となった。
九里自身、良い感覚を残したままでの交代で、気分よく次の先発に備えられるだろ。
また打撃陣では、菊池、エルドレッドに加え、丸、キラ、そして堂林にも当りが出た。

ただ、今日の試合ではエルドレッドはミスショットが多くなっている印象があり、すぐさま修正できるようだと1番から5番まで、流れの切れない打線が出来上がる。





【カープ情報】2014.04.18 広島対DeNA 公式戦4回戦 篠田3度目の正直で2年ぶりの勝利

2014年4月18日に行われた、広島対DeNAの公式戦4回戦の試合結果

広島  101 013 005|11
DeNA 002 000 000| 2

勝 篠田 1勝1敗
負 三浦 0勝2敗
S -

【本塁打】丸3号、菊池2号、堂林3号、エルドレッド6号、石原1号

この試合の先発、篠田対三浦は4月4日の試合と全く同じ顔合わせとなった。
前回は両投手とも好投を見せ、なかなか点の入らない展開となったが、前回三浦から本塁打を放っているキラが復調気味で試合を迎えられるのに対し、DeNAは4番のブランコが登録抹消となっている。

早速初回に丸が先制本塁打を放つが、初回の3番打者の本塁打による先制というのは前回のキラと同じパターン。

ただ今日の篠田は、過去2回の登板とは違い、立ち上がりでは大きなカーブの割合が少ない。
ストレートもスライダーもスピードが出ているせいか、序盤は力押しで攻める意識でもあったのかのようなピッチングに見える。
ただ、ランナーをセカンドに背負ってからは、ようやくカーブを投げたが、曲がりが小さく、いつもの軌道とは異なる。今日に関しては、カーブは投球の軸にするほどの信頼性がなさそう。

カーブが有効ではないことで、緩急が付けられず、また左打者へのインコースのボールも活きず、3回には中村紀のタイムリーに加え、左打者3人にもヒットを打たれ同点に追いつかれる苦しいピッチング。
4回からは少しだけカーブが決まりだし、持ち直せたのは好材料だったと思う。

試合展開としては、菊池のホームランで追加点を奪いながら同点に追いつかれ、ノーアウト満塁のチャンスで無得点という場面もあり、徐々にカープの流れとは呼べなくなってきた。

それでも三度ソロホームランで突き放す。
丸、菊池に続き今度は堂林。
ただ今度は中盤5回での勝ち越しで、調子が良いとは言えない篠田が5回を投げ終えさえすれば、継投策に切り替えられる。

その大事な5回のマウンドに上がった篠田は、2アウトから四球、さらに梶谷にはファールで粘られ球数が嵩みながらも、何とか無失点で切り抜け、自分の仕事をやり遂げた。
緩急があまり使えなかったが、ストレートの最速は140キロを超え、適度にコントロールが荒れていた中での5回2失点という結果は十分合格点で、よく粘って投げてくれたという評価になると思う。

5回終了時点でリードを奪ったことで、カープに再度流れが訪れ、6回表にはチーム4本目の本塁打がエルドレッド、5本目が石原に飛び出し、一気に4点リードに広がった。

あとは盤石のリリーフ陣が控えているだけに安心して見ていられる展開。
9回の5得点は、相手の集中力も切れたようなプレーもあり、試合の勝敗には影響しないが、小窪、赤松といったアピールが必要な選手にとっては、大事な出番が訪れ結果も出たことで、こちらもいい刺激となりそう。

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【カープ情報】2014.04.17 広島対阪神 公式戦3回戦 打線にやや上昇の兆しあり

2014年4月17日に行われた、広島対阪神の公式戦3回戦の試合結果

阪神 000 100 001|2
広島 202 002 20×|8

勝 バリントン 2勝1敗
負 メッセンジャー 1勝2敗
S -

【本塁打】エルドレッド5号、ゴメス1号

今日の試合では、メッセンジャーが立ち上がりにコントロールを乱したところに付け込んで松山のタイムリーで2点を先制。
インコース寄りのボールをレフト方向に弾き返しており、相変わらず難しいコースを打つことに関しては他の打者では真似できない。

さらに3回にエルドレッドのツーランで突き放すが、直前の丸の三塁打で楽な気持で打席に入ったのが見て取れる。
外野フライで十分という感じで、外角の高めのボールを合わせただけのように見えた打球は、バックスクリーンに吸い込まれていった。

一方のバリントンは、前日の大瀬良、一岡、ミコライオの投球をヒントにしたのかのように、いつもとは違い直球系の割合を多くして、押していくピッチング。
残念ながら球質の差は否めなく、ゴメスには来日初ホームランを献上してしまったが、イメージの違う投球で阪神打線を抑えていく。
広島対阪神戦と言えば、伝統的に調子の悪い外国人打者を立ち直らせる試合が多く見られ、カープでいえばキラ、阪神でいえばゴメスが当てはまる。
もちろんゴメスについては調子が悪いということではないのだが、長打力が売りの打者が、ここまで巧いバッティングを見せるものの本塁打は0ということで、甘く入って来日初ホームランの献上、というのは本来なら避けたかった。

バリントンは5回辺りからストレートがシュート回転し始め、時折甘いコースに入るようになる。
打たれ始めると止まらなくなる癖があるが、この日に関しては序盤のリードで精神的な余裕があるためか、投げ急ぎがなく、ピンチでも冷静さは失わない。

終盤にかけては、中押し点、ダメ押し点が入る常に有利な試合展開となったが、これは阪神側の守備の乱れも後押ししてくれた。

結局バリントンが8回を投げ2勝目を挙げたが、これで白濱とのバッテリーで2連勝となった。
白濱が先発マスクの試合は、この試合の勝利を含め4戦で3勝1敗となったが、今までで一番の内容だったように思う。
打者では、ここまであまりヒットの出ていなかった丸とキラが当りを取り戻し、4番のエルドレッドも本塁打を含むマルチヒットと、クリーンアップが計7安打も放てば打線もつながって当然だろうと思う。

昨日は9番打者も繋げれば、低調な打線といえども得点の可能性が上がるという見本のような試合だったが、この試合では真逆でクリーンアップが好調ならば、こうも簡単に点が入るのかという見本のような試合となった。

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【カープ情報】2014.04.16 広島対阪神 公式戦2回戦 大瀬良プロ初勝利は、自らのバットで援護

2014年4月16日に行われた、広島対阪神の公式戦2回戦の試合結果

阪神 000 001 000|1
広島 010 020 00×|3

勝 大瀬良 1勝1敗
負 岩崎 1勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗6S

【本塁打】-

今日は、試合の始まる前に気になるデータを挙げてみたい。
広島 25打数0安打、打率.000、13三振、1四球、0犠打
阪神 28打数4安打、打率.143、14三振、0四球、6犠打
巨人 29打数8安打、打率.276、13三振、0四球、5犠打
中日 24打数1安打、打率.042、15三振、2四球、1犠打
ヤクルト 24打数2安打、打率.083、13三振、1四球、5犠打
DeNA 24打数3安打、打率.125、12三振、0四球、7犠打

これは投手の打撃成績。(2014年4月15日現在)

ヒットの出る出ないはあまり気にする必要もないと思うが、注目したいのは犠打数について。
ここまで14試合で犠打0というのは、下位打線に当りが出ていないことはもちろん、犠打の失敗も見られることに原因がある。
大瀬良、九里、篠田などはバスターがファールになった後に送りバントに切り替え、結果送ることができなかったシーンがあったように記憶している。
現状はホームラン頼みで、少なくとも打線好調と言えないだけに、基本を大事にすることが必要ではないだろうか。

さて、余談はさておき、この日のスタメンは1番に堂林を起用。
9番打者が送りバントを決めて、上位がランナーを帰すという意図はなさそうなオーダー。

こうなると好調のエルドレッドに頼らざるを得ない。
対岩崎はもちろん初対戦となるが、岩崎のボールはコーナーに決まって、甘めのコースにはなかなか来ない。
またボール先行となるケースもほとんどなく、四球から崩れていくパターンも考えにくい展開。
打線が低調だけに、打つことで打開できない現状は、この試合に限っては岩崎攻略が難しいことを意味する。

ただ内容はともかく先制点を奪ったことで、カープが流れを引き寄せる。
と言うのも、大瀬良の投球が過去2戦ともまた違い、コントロールミスが少なく、全く危なげない。
150キロ前後のストレートは説得力十分で、前日に長打攻勢を見せた阪神打線に力勝負を挑んで力負けせず、またスライダー、カットボールはキレもあり、緩急も効いたピッチング。
エラー絡みの失点はあったが、7回を投げて1失点で自責点0、まだまだ余力も感じさせるピッチングだった。

また、冒頭の話に戻るが、カープ投手陣としての今季初ヒットは大瀬良が記録し、しかもこれが追加点となる2点タイムリーツーベース。
まさに投げて、守って、打っての大瀬良デーとなった。

8回からは一岡、ミコライオとつないで大瀬良のプロ初勝利となったが、3人のパワーピッチャーが、共に力で抑えたという展開は見ていて清々しいものがある。

チーム全体としては、依然投手力を前面に押し出した戦い方をしていくことになるが、キラにヒットが2本出たことは明日に繋がるはず。
エルドレッドとキラの相乗効果が出てくれば、打線の上昇も期待できる。

明日の先発は、バリントンとメッセンジャー。

大瀬良、一岡、ミコライオのボールは威力があり、捉えられた感じの打球でも外野の頭を越えることがなかった。
それぞれの投手の特徴だけに、自信を持って投げ込んでいたことが結果につながったには違いないが、捉えた打球がヒットにならないという結果は、打者の感覚を微妙に狂わせる可能性がある。

バリントンには、この間隙を突くような、いつも通りのストライク先行の投球を期待したい。
一番気を付けないといけないのは、逆球、抜け球で甘く入ってしまうこと。

その上で、パワーピッチャーのメッセンジャーを攻略しないといけないが、現在の打線の調子では大量点が取れる展開が思いつかない。
ロースコアの展開に持ち込むというのが、勝利への近道となると思う。
もちろん、9番打者も含め、全員が隙のない野球をすることが必要となる。

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【カープ情報】2014.04.15 広島対阪神 公式戦1回戦 阪神の長打攻勢に屈す

2014年4月15日に行われた、広島対阪神の公式戦1回戦の試合結果

阪神 001 041 200|8
広島 010 001 000|2

勝 藤浪 1勝2敗
負 野村 2勝1敗
S -

【本塁打】エルドレッド4号、新井良2号、藤浪1号

打線好調の阪神との今季初対決となるが、ホームでの試合というのを最大限利用したいところ。
というのもマツダスタジアムでの試合は、7試合で6勝1敗、1試合の平均得点が4.1点、防御率は1.72と理想的な試合ができている。

野村の立ち上がりは四球2つでピンチを背負うが、阪神打線の好調さを十分考慮し、慎重にコースを狙ってのもの。
初回からかなりのプレッシャーを掛けられたが、ここを凌ぎ切るのが野村のピッチング。

決してコントロールに苦しんでいる様子でもなく、調子自体はそこまで悪くなさそう。

藤浪の投球も威力十分で、適度に荒れるためなかなか狙い球を絞れない。
エルドレッドの一発で先制こそすれ、かなり手こずりそうな投球を見せる。

3回にはゴメスにタイムリーを打たれ同点に追いつかれるが、シュートの曲がりが甘く、ハーフスピードでインコースの甘めに入ってしまった。
3回までの攻防は、どちらかと言えば阪神ペース。

特に野村は相当神経を使いながらのピッチングで、とてもではないが長いイニングは持たない投球内容。
新井良のスリーランは、逆球にはなったが、低めのコースを右中間に弾き返されており、所謂飛ぶボールの影響とは言えないまでも、あのコースを打たれては野村の投球が成り立たない。

5回で124球を投げさせられており、現状の阪神の強打に屈してしまった。

さらにはリリーフで登板の九里が、藤浪に右中間へホームランを打たれてしまうが、これも打球が伸びていった。
ボールの影響云々より、まずは昨年の阪神打線のイメージを捨てて、とにかく長打警戒で臨む必要が出てきた。

今日の試合は完敗となったが、明日は大瀬良が先発。
柔の野村から、剛の大瀬良へと投手が変わり、阪神打線を球威で抑えられるかに注目したい。
もっとも、ここまで2試合連続被弾中の大瀬良だけに、甘いコースやコントロールミスは命取りになりかねない。
プロ入り以来最高の投球が見られるといいのだが。





【カープ情報】2014.04.12 広島対中日 公式戦5回戦 前田健アクシデントで緊急降板

2014年4月12日に行われた、広島対中日の公式戦5回戦の試合結果

中日 000 000 000|0
広島 200 000 03×|5

勝 前田健 2勝0敗
負 大野 0勝2敗
S -

【本塁打】-

大野とは2度目の対戦となるが、前回はエルドレッドの2本の本塁打が効果的だった。
エルドレッドはその後も調子を維持し、また昨日に打線がつながったこともあり、早めに打線が援護し、カープのペースに持ち込みたい。
エース前田健の登板でもあるし、先制できれば一気に勝つ可能性が高まるのではないか。

さて打線の組み替えに注目してみると、2012年オフにひざの手術を行って以降、初めて梵を1番で起用。
また、キラを休養させ、左打者は丸一人で、ライトとしては初スタメンの堂林を起用。
徹底した左投手対策で、ここまで打線を組み替えるのは、かなり思い切ったなという思いが強い。

さて、前田健の立ち上がりはピリッとしない。
大島にはファールにはなったがスライダーをライト線に運ばれ、荒木には同じくスライダーを左中間に運ばれ、ルナの打席ではワイルドピッチでランナーを三塁に背負い、そのルナにもボール先行のピッチング。
ようやくルナを148キロのストレートで三振に取り、ストレートを軸に組み立てるかと思いきや、平田にはスライダーがコントロールしきれず四球を与えてしまう。
森野にはほぼ真ん中のストレートをライトオーバーの打球を放たれるが、ライトの堂林が不安を感じさせない足運びで追いついて事なきを得る。

対する大野の立ち上がりも、四球2つに死球2つという荒れたピッチング。
死球は2つともスライダーが指に引っ掛かっているようなボールで、満塁のチャンスが2度あっての2得点というのはやや物足りないが、前田健が立ち直ってくれれば大きなリードとなる。

ただ、2回になってもスライダーのコントロールが定まらない。
マウンドでの表情も、少し思う通りに行かないな、という感じで丁寧さに重点を置いての投球に終始している。

4回辺りから調子が安定し、コントロールミスも見られなくなったが、初回にルナから空振り三振を奪ったストレートでは全く勝負にいかず、ほとんどが変化球で打ち取る投球というのは気がかり。

また大野も1回以外は文句なしの投球で、5回終了時点では大野が被安打2、前田健が被安打1と完全に試合の流れが落ち着いた。
こうなると次の1点をどちらがとるかに注目が集まる。

その矢先、前田健がアクシデントでマウンドを降りてしまう。
記事を書いている時点では詳細は不明だが、全力のストレートを投げることに躊躇いがあったが故の投球内容だったのかもしれない。
直前の5回の打席では、大野のストレートをフルスイングしファールフライに倒れてしまうが、悔しそうな素振りこそすれ、痛みで顔をゆがめる風には見えなかった。
この打席で痛めたのでは無ければ、試合開始前から何らかの不調を抱えていた可能性がある。
打席に立った後だけに、大事をとっての交代と思いたい。(試合後の談話として、右ひじの張りにより自ら降板を申し入れたとのこと)

緊急登板となった中田は、先頭の大島にストレートの四球を与えてしまう。
ただ浮足立たないのが今シーズンの中田。
後続を断ちきり、あとはカープの勝利の方程式である永川、一岡、ミコライオがいつでも投入できる状態に持ってこれた。

それでも中田は7回も続投。
もししばらくの間、前田健が先発できないとなれば、ローテの再編、リリーフ投手の配置転換など、多くの選択肢が考えられる。
出来るだけ多くの手札を残しておくための、中田の2イニング投球だったのかもしれない。

中田の2イニングの後は、永川が危なげなく三者凡退で8回を抑え、逃げ切り態勢は出来ている。
追加点が欲しい終盤ではあったが、今日はエルドレッドがボールになる変化球攻めに加え、ストライクゾーンのズレが修正できず3三振と抑え込まれた。

ならばと、8回の攻撃では四球と送りバントの処理ミス(記録は内野安打)、さらに代打松山のヒットで満塁と、もらったようなチャンスで、石原がライト前タイムリーでついに追加点を奪う。
さらにライト平田が後逸する間に、走者一掃で一気に3点を奪い勝負を決定付けた。
特に石原は、この試合で得点圏にランナーを置いた場面で2度凡退していただけに、石原自身にとっても大きな一打となった。

明日の先発は、カープが九里、中日がカブレラ。
ともに前回対戦時には完璧に近いピッチングを披露しているだけに、1点を争う好ゲームを期待しつつ、カブレラを攻略するシーンを見たい。

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【カープ情報】2014.04.11 広島対中日 公式戦4回戦 バリントンへの借りを返したのはチーム全体

2014年4月11日に行われた、広島対中日の公式戦4回戦の試合結果

中日 000 030 000|3
広島 100 210 00×|4

勝 バリントン 1勝2敗
負 川上 0勝2敗
S ミコライオ 0勝0敗5S

【本塁打】なし

中日先発の川上とは、開幕戦以来の対決となる。
日本球界復帰以降の相性通り、前回は打ち崩すことは出来なかったところに加え、今回は松井雅がスタメンマスク。
出し惜しみのない策を練ってきたという印象。

またカープの先発は、ここまで内容はともかく結果が出ていないバリントン。
中日打線は開幕直後からは調子を上げてきており、要注意。
特に開幕カードではトップバッターの大島にかき回されたシーンが目立ち、その大島は相変わらず好調を維持。
さらに中軸のルナ、平田に当りが出始めるなど、得点力は上がっている。

カープの得点はホームランに頼っているのが現状で、繋がりを欠いている。
そこで大幅に打線を入れ替えてきた。
ホームでは打撃成績も投手成績も良い数字が残っており、地の利を活かした戦い方が出来れば、さらに言えばここまでの得意パターンである投手戦に持ち込みたいところ。

序盤は相手のエラーにつけ込み、ワンチャンスで先制点を奪い、一方で中日は送りバントの失敗があり、落ち着いて好調の中日相手を迎え撃てている感じがあった。

さらに不振で6番に下がったキラにもタイムリーが飛び出し、流れを呼び込んだという展開だった。

この試合のポイントはどこにあるかと考えると、いくつか思い当たる。
少なくとも、守備でバリントンを盛り立てたのは間違いない。
同点に追いつかれた直後に再度突き放したのは、結果的に勝敗を分けるポイントとなった。
打順の変更が嵌り、これまで本塁打に頼っていた打線も、流れの中で得点できた。
これまでスタメンの機会の少なかった野手、特に木村が攻守にわたり結果を残した。
リードを奪ってからの7回以降は、勝利の方程式、永川、一岡、ミコライオがパーフェクトリレーを見せ、1点差でも安心して逃げ切れた。
決して中日にリードを許さず、試合の主導権を渡すことはなかった。

ホームの戦い方としては、なかなかの部類かと思う。

最後になるが、点を取った直後に同点まで追いつかれるのは、ここ最近の流れともいえるが、同点で止めることが出来ているのも事実。
やや物足りなさも感じるが、腹を据えて1試合を白濱に任せる試合を増やしていく時期なのかもしれない。





【カープ情報】2014.04.10 広島対巨人 公式戦3回戦 三連戦1勝2敗を今季中にひっくり返そう

2014年4月10日に行われた、広島対巨人の公式戦3回戦の試合結果

広島 000 011 000|2
巨人 001 101 01×|4

勝 菅野 3勝0敗
負 篠田 0勝1敗
S 西村 1勝0敗4S

【本塁打】松山2号、丸2号、坂本2号

1勝1敗で迎えた第三戦、先発は篠田対菅野。
東京ドームの三連戦で、勝ち越せる手応えを掴みたいところ。
それだけに篠田の投球は重要となる。
対巨人、対巨人打線だからと意識しすぎることなく、前回同様淡々と投げられるかどうかに注目したい。

篠田はプロ入り以降、巨人戦では17試合に登板、うち10試合に先発し、2勝4敗、防御率3.78、WHIP1.44、奪三振率5.26、与四球率2.70、被本塁打率1.21と好成績とは言えないが、そこまで苦手という数字でもない。
ただ、東京ドームでの試合に限ると、9試合に登板、うち5試合に先発し、0勝2敗、防御率5.56、WHIP1.62、奪三振率4.50、与四球率3.97、被本塁打率1.59と全般的に数字を落としている。

やはり東京ドームでは、被本塁打率が上がり、長打警戒で四球が増えるという結果が出ている。
そういう面では、過去の苦手意識を払しょくできるかどうか、もっとも化けてほしい投手の登板とも言える。

その篠田は、前回同様淡々と、コントロールにも苦しむ様子もなく、安定した立ち上がりを見せる。

前回は石原とのバッテリーだったが、今日の先発マスクは白濱。
ただ、この日の白濱は篠田のカーブ、スライダーといった変化球を軸に投球を組み立て、序盤はこの攻め方が見事に嵌った。

3回のピンチで、アンダーソンへ投じた初球のカーブがワンバウンドとなったことで、組み立てが難しくなった感がある。
結局アンダーソンに対しては少し窮屈なピッチングとなってしまい、タイムリーを打たれたが、内容はともかく先制されてしまったのは後々大きかった。

また試合の中で、流れを左右しかねないプレーもあり、ともに8番打者の白濱と小林がヒットを打った後に、篠田の打席では動きを見せ、バスターを2回試みるがファールとなり、結果進塁打も打てず、菅野はしっかりと送りバントを決めた。
このプレーが点に結びついているだけに、序盤はどちらかと言えば巨人ペース。

すると4回には、またも小林にヒットを許し、この辺りから試合の流れが巨人へと傾き始める。
若手の捕手を乗せてはいけないのは、先日のカブレラと松井のバッテリーでも経験済み。

松山と丸のホームランで追いつくものの、すぐさま坂本の本塁打で突き放される。
味方が点を取った直後に相手に点を与えてしまうのが、(野村と白濱がバッテリーを組んだ試合で)野村と白濱の課題と述べたが、この試合では篠田と白濱でも同じことが起こって今っている。
8回には一岡がエラー絡みで失点(自責点は0)と、試合の流れは完全に巨人。

9回には1アウト2、3塁のチャンスであと一本が出ないのも、先述の通り流れを取り戻せ切れない中での反撃だったとこも影響しているのかもしれない。

終わってみれば、2対4とそれなりに接戦と呼べなくもない得点差。
ただ、これでは昨年までの巨人戦の負け方とあまり変わらない。
対巨人との対戦に限ってみれば、昨年よりも若干良い戦い方が出来ているが、劇的に内容は変わってもない。
まだまだ巨人との対戦には改善の余地がありそうだ。

ただ、巨人側が巧い戦い方が出来ているという印象はもちろん持ったが、力差は縮まってきている。
あとは、少なくともマツダスタジアムでは相手のペースに乗せられない戦い方ができることを期待したい。

最後に、篠田は次回もローテで投げるだけの十分な投球内容は見せてくれた。
大瀬良、篠田とも次回登板時には今シーズン初勝利を挙げてくれるのではないか。





【カープ情報】2014.04.09 広島対巨人 公式戦2回戦 大瀬良の今後の成長に期待の敗戦

2014年4月9日に行われた、広島対巨人の公式戦2回戦の試合結果

広島 000 000 001|1
巨人 020 000 12×|5

勝 セドン 1勝0敗
負 大瀬良 0勝1敗
S 西村 1勝0敗2S

【本塁打】ロペス5号、橋本1号、アンダーソン3号、村田2号

三連戦の初戦を勝利し、良い流れで迎える第2戦。
野村が粘り強く投げ、要所を締める投球が出来たことが大きかったが、巨人打線は決して調子が悪いわけではなかった。

野村と大瀬良ではタイプが違うが、クリーンアップをノーヒットに抑えたことが大量失点を防いだ要因の一つであることは間違いなく、大瀬良のピッチングは巨人のどの部分を突いて抑えていくのか興味深い。

立ち上がりは両投手とも三者凡退で、出来は良さそうに見えた。
特にセドンの投球はテンポが速く、両コーナーに制球され、簡単に追い込まれていく。
球速は速くないが、変化球は低めに集められ、また球種も多彩で狙い球を絞りきれない印象を受けた。

一方の大瀬良は、140キロ後半のストレートで詰まらせるシーンもあったが、時折スライダーが高めに入る。
ロペスに打たれたツーランは、外角高めのスライダーで、失投の部類だろう。
ただ、一発を警戒しないといけない打線に対しての攻め方としては、もう少し注意が必要だった。

この試合で成果があったとすれば、この2点以降は粘り強いピッチングができていた点。
菊池のファインプレーもあったが、その後のロペスの打席では、本塁打を打たれたのと同じボールを、今度はワンバウンドするくらい低めに投げ切ったことも修正能力の高さを示している。

もったいなかったのは、橋本に浴びた7回裏のダメ押しの本塁打。
これもロペスの本塁打と同じく、高めに入った変化球を捉えられた。
どこからでも本塁打が飛び出す打線だというのを肌で感じたことだろう。
伏兵というイメージがあったかもしれないが、若干ナメてしまったように思う。

残念ながらプロ入り初黒星となってしまったが、この投球内容には自信を持っていいと思う。
ただ野村との違いは、巨人との、そして東京ドームでの戦い方の経験の差が大きいということだろう。

さて、問題なのは野手陣。
堂林はエラーこそなかったが、送球の乱れが目立ち、自身のプレーに対し首をかしげる仕草も見られていた。
四球こそ1つ選んだが、三振2つとタイミングは全く合っていないように見えた。

その他の打者も、ヒットは単発で出るが、チャンスでもあと一本が出ないのは、セドンにまだまだ余力があったから。
引き出しもまだありそうで、攻略するにはあまりにもランナーが出なさすぎで、次回対戦時には攻略できる程の手応えも得られなかった。

今日の大瀬良の投球は、2013年のファイナルステージでのカープの先発投手のイメージ。
決して完全に打ち込まれた訳ではないが、ホームランで先制され、終盤にもホームランで追加点を奪われる。
ただ、マイナスばかりではない。
入団1年目の投手が、先発2試合目でこれだけの投球を見せた。
経験を積み重ね、一歩でも二歩でも前に進むことができれば、今秋にも敗戦の借りを返せることだろう。

最後に今季初登板となった今村について。
球速はそこそこ出ていたが、ほとんどのボールが甘い、若しくは高い。
ボールの軌道が昨年の悪い時と変わっておらず、このままのフォームでは厳しいように感じた。

冒頭で述べたが、昨日はクリーンアップをノーヒットに抑えたが、この日はクリーンアップの3人に1本ずつ本塁打を打たれている。
一筋縄ではいかないが、それでも抑えていかないと勝利は遠のくという、典型的な試合だった。





【カープ情報】2014.04.08 広島対巨人 公式戦1回戦 野村ファイナルステージの借りを返す勝利

2014年4月8日に行われた、広島対巨人の公式戦1回戦の試合結果

広島 010 100 002|4
巨人 000 010 000|1

勝 野村 2勝0敗
負 内海 0勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗4S

【本塁打】堂林2号

巨人との今季初対決を迎えるが、東京ドームでの対巨人戦と言えば、昨年のCSファイナルステージで三連敗を喫し、日本シリーズへの出場が叶わなかったことが思い出される。

特に短期決戦では連敗と言うのが非常に堪えるということもあり、同一カードで三連敗しない戦い方を実践していく必要もある。
上を目指すのであれば、シーズンを通して巨人と五分に戦える術を身につけて行くことも重要となってくる。

今回の三連戦では、野村、大瀬良、篠田の先発が予想されているが、この3人で勝ち越せるようだと先の展望が明るいものとなる。
もっとも、ファイナルステージでは3試合の総得点が3点しかなく、打線の援護もなかったことも事実。
投手陣には、先制点を与えない、味方の得点の直後に点を与えないなど、相手に流れを渡さない投球を期待したい。
その上で、相手投手を打ち崩さないといけない。
内海や菅野が相手だから点が入らないというのでは、あまりに芸がなく、昨年からの違いを見てみたい。

立ち上がりは簡単に三者凡退に打ち取られ、これは投手戦の様相かと思われた。
2回の攻撃で先制点を奪ったのは良かったが、そのあとの攻撃では併殺打で試合の主導権を握るまでには至らない。

試合が動いたのは3回、丸に初球インコースを投じ、2球目もインコース。
これが丸のヘルメットのひさしをかすめ、危険球で内海は退場。
幸いにも直撃ではなかったことで、丸は出場を続け、直後には盗塁も決めた。

チャンスが拡大し、エルドレッドがレフト前にタイムリーを放ち追加点を奪うが、このエルドレッドの打ち方は見事。
巨人バッテリーは、弱点の外のスライダーを続けるが、1球目をファールで逃げると、タイミングを合わせて2球目のスライダーをバットで拾い上げた。
2球目の方が厳しいコースで、おそらくボール球だったが、昨年までであればバットが届くことはなく三振だったと思う。
今後、マークが厳しくなるには違いないが、ここまで5割近い打率を維持していたのは理由があるということだ。

また、カープ先発野村の投球も、低めにボールを集め、甘いコースが少なく、集中できているいいピッチング。
ピンチを背負っても、あと一本を許さない投球は安定感抜群なのはもちろんだが、強打の巨人打線といえど、自分のピッチングを貫けば、十分通用するという自信も出てきたに違いない。

5回にはボールが高めに浮き始め、坂本、橋本の連打で1点を返され、さらに同点のピンチでは、矢野、長野を連続三振と、所謂一段ギアを上げたピッチングも披露。
ファイナルステージでの敗戦も、野村の成長に大きく寄与したと思えば、今シーズンへの期待度が上がるというもの。

その後もピンチを背負う場面もあったが、この試合ではチーム全体での勝ちへの意識が強く、守り切ったという側面も見せた。
巨人に走塁ミスが見られたが、もちろん巨人がミスをしたというのが正解だが、ミスをする精神状態に追い込んだ試合展開を見せていたが故という面もある。

また、古巣との初対戦となった一岡は、野村から1点を奪った坂本、橋本の2人から連続三振を奪う、胸のすくピッチング。
巨人戦で終盤の僅差のリードを守りきれるセットアッパーとしても、非常に意味のある投球だった。

9回表には、2アウト2ストライクまで追い込まれながら、逆方向にホームランを放った堂林は見事。
やや真ん中寄りに入ってきたとはいえ、マシソンの150キロ超のストレートをライトスタンドに放り込める打者がどれほどいるだろうか。
やはり守備の負担の少ない状態で出場できれば、という思いは持ってしまう。

最後はミコライオが締めて、まず三連戦の初戦を取り、まだ気は早いのは承知の上だが、単独首位にも立った。
巨人と互角に戦っていくんだという意志を感じる、意味のある勝利だったように思う。







【カープ情報】2014.04.06 広島対DeNA 公式戦3回戦 これぞエースの投球

2014年4月6日に行われた、広島対DeNAの公式戦3回戦の試合結果

DeNA 000 000 000|0
広島  001 000 00×|1

勝 前田 1勝0敗
負 モスコーソ 0勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗3S

【本塁打】-

前田健対モスコーソは、事前の予想通り投手戦となった。
前田健は中2日の影響なのか、初回はボールが高めに浮いたり、ボールが先行したりと抜群の投球ではなかった。
2回も連打でノーアウト1、3塁のピンチを背負うが、ブランコのバットはへし折ったし、筒香のライト前ヒットもチェンジアップを巧く打たれてのもの。
球速も150キロを超すボールがあり、2回のピンチの後はコースに決まり始め、徐々にペースアップ。
スタメンのサード田中の躍動感あるプレーもあって、無失点で切り抜けると、あとは全く危なげないピッチングに変わった。

モスコーソは、先頭の丸の打球を筒香のファインプレーで救われてから落ち着いた印象。
球速は140キロ中盤を記録し、コースにきっちりと投げ分ける投球で、変化球は低めに制球され、キレもあった。
大崩れのなさそうなタイプで、やはりカープ打線にとっては厄介な存在となりそう。

両チームとも得点のチャンスは1回ずつ訪れ、そこで得点できたかどうかで勝敗が分かれた。
カープの得点のきっかけは、3回先頭の石原のファールフライをブランコが落球したことにある。
初回にもバルディリスがファールフライに追い付けないというシーンがあったが、エラーが失点に結びつくというのは昨日の試合で見たばかり。
ただ、送りバントの失敗もあり、この時点ではまだ流れが来ているという状況でもなかったが、丸、菊池の連打で真っ向勝負で1点をもぎ取った。

また長打力を警戒しないといけない打者を、両投手とも本塁打だけは避ける投球が出来たことが、ロースコアの試合を演出した。
お互いのリリーフ陣も無失点で抑え切り、まさに好勝負と言える試合だった。





【カープ情報】2014.04.05 広島対DeNA 公式戦2回戦 エラー連発では勝利は逃げる

2014年4月5日に行われた、広島対DeNAの公式戦2回戦の試合結果

DeNA 000 600 012|9
広島  300 010 002|6

勝 井納 2勝0敗
負 バリントン 0勝2敗
S ソーサ 0勝0敗2S

【本塁打】キラ3号、菊池1号

2試合連続サヨナラ勝ち中のカープだが、打線自体は活発とは言えない。
あと一本出ていればというシーンも多くみられる。

DeNA先発は井納、2013年の対戦では井納の調子のいい時は、ランナーも出すことができず抑え込まれていた。
それだけに攻略には、打線のつながりが不可欠。

カープの初回の攻撃は、昨日同様キラのソロホームランで先制すると、開幕から結果の出ていなかった7番打者の打席でタイムリーが飛び出した。
あと一本出ていれば楽な展開となるのに、という試合が続いていただけに、ようやく良い攻撃が見られた。

ただ、試合はバリントンが4回に6失点と崩れてしまう。
もっとも、先頭のブランコのショートゴロを梵がトンネル、続く筒香のサードゴロを堂林がセカンドへ悪送球するという連続エラーで完全にリズムを崩した。
梵のトンネルは、ぬかるんだグラウンドで打球が直前に跳ねなくなったように見えた。
また、土と芝の境目での守備で、芝の部分にスパイクが引っかったのか、足が止まってしまっていた。

ただ堂林の悪送球は、巧く送球できていればゲッツーも取れた可能性があっただけに、バリントンの落胆ぶりは推して図るべし。
この後の守備でも堂林の送球は危なっかしく、濡れたボールの影響だけならいいのだが。

こういう状況のバリントンは、歯止めが利かなくなるのは過去のシーズンでもよく見られていた光景。
何をやってもDeNA打線の勢いが止まらない。

結局、5回から九里がリリーフ登板することになるのだが、この九里の好リリーフが光明となった。
試合が完全に壊れなかったのは、この九里の投球によるところが大きい。

ローテーションの関係で、先発が一回とばされていると思うが、調整登板と考えれば単なる敗戦よりは意味がある。

西原も1イニング目は好リリーフを見せたが、白濱にキャッチャーが代わっての2イニング目には簡単に捉えられてしまう。
西原がキャッチャーが代わっての2イニング目に失点というのは、3月30日の中日戦でも同じシーンがあった。
また、井納の送りバントはピッチャー正面のバントだったが、足下が悪いせいか西原のチャージが甘い。
白濱も一瞬迷ってのファースト送球指示となった。
ここでの追加点は、ほぼ試合を決定付けてしまうだけに、セカンド封殺をもっと意識してもよかったのではないだろうか。

結局、試合の方は初回と最終回以外は井納に抑え込まれ、特に終盤の右の代打不足という現状の浮かび上がった。 9回表の守備では完全に集中力が切れたようで、草野球のエラーのようなプレーも見られ、ちょっと残念な試合展開となった。

9回裏には粘りを見せたが、エルドレッドのタイムリー内野安打では、一塁を駆け抜けて転倒し、これはかつての廣瀬、ニックの怪我を思い出してしまい、よく走ってくれたという思いもあるが、ちょっと怖さもあった。
いずれにしても、好調のチーム状態であっても、エラーの連発では勝つことはできない、という当たり前の結果になったといえる。





【カープ情報】2014.04.04 広島対DeNA 公式戦1回戦 篠田好投~梵のサヨナラホームラン

2014年4月4日に行われた、広島対DeNAの公式戦1回戦の試合結果

DeNA 001 000 000 00|1
広島  100 000 000 01|2

勝 中田 2勝0敗
負 菊地 0勝1敗
S -

【本塁打】キラ2号、梵1号

カープ先発の篠田、DeNA先発の三浦の両名とも今季初登板となる。
篠田の対DeNA戦の相性は決して悪くないだけに、三浦から先制点を奪って、楽に投げられる状況に持っていきたい。

篠田は初回にヒットを打たれても慌てる素振りはなく、落ち着いた立ち上がり。
一方カープ打線は、対三浦の相性そのままにキラのソロホームランで先制。
まずはいい滑り出しが出来た。

この試合での篠田のピッチングは、何か淡々と投げている姿が印象的。
3回に同点タイムリーを浴びてしまうが、全く投球に変化は見られない。

言い方は適切ではないかもしれないが、入団時に期待されていた左腕エースという重圧から解放され、10勝を期待されることもなく、先発して完投完封を望まれるわけでもなくなった。
入団時につけていた背番号も変更された。
ブルペンから先発マウンドに向かい、各打者の結果に一喜一憂することもなく、表情の変化もほとんど見られない。
ブランコであろうと、筒香であろうと、淡々と投げ込んでいく。

わずか1時間余りで5回まで試合が進行したのは、逃げの姿勢でコントロールを悪くすることが少なかったから。
6回はブランコと筒香に対してインコースのストレートで見逃し三振を奪ったが、両者とも篠田がインコースを突いてくるとは思っていなかったのではないか。

極端な言い方をすれば、雑念を振り払って投球することが出来たということかもしれない。

こうなれば、せっかくの好投に報いたいところではあったが同点のまま篠田はマウンドを降りる。

勝ち投手をプレゼントしたかったに違いないが、如何せん三浦の投球術の前にランナーが出せない。
特に1、2番の丸、菊池が完全に抑えられており、ここが得点に結びつかない要因になっている。
好調のエルドレッドは、全打席で良い内容の打撃が出来ており、キラとエルドレッドの前にランナーを出したい。

しかし、今度は丸、菊池が出塁するとキラ、エルドレッドが沈黙してしまい、この試合に限ってはチグハグな攻撃となってしまった。
これは、やはり篠田と三浦の好投でリリーフ陣も勢いが付いたと言えそう。

それならばという展開で、9回のカープは梵からの攻撃。
その梵が四球を選ぶと、次打者は今日スタメンの木村。
この2人は2010年後期型の1、2番コンビで、何か仕掛けてくれそうな雰囲気もあったが、送りバントを2回失敗後、ライト前の小フライはライト梶谷のファインプレーに阻まれた。
とにかく締まった展開の試合でこう着状態となり、よく言われるのはエラーした方の負け、とか、一発で決着するというもの。

延長戦となり、10回は両チームとも一発の可能性のある打順となる。
DeNAは4番のブランコから筒香、バルディリスと続き、カープは2番の菊池からでキラ、エルドレッドと続く打線。
DeNAはブランコがヒットで出塁したものの、筒香がゲッツー。
一方カープも菊池がヒットで出塁したものの盗塁失敗。
するとキラが倒れた後、2アウトランナーなしでエルドレッドを敬遠気味の四球で歩かせ、とにかく一発だけを避ける作戦に出た。

何が決め手になるかという展開の中、11回裏の先頭打者梵が初球をたたいてサヨナラホームラン。
これは堂林のサヨナラホームランに次ぐ、2試合連続のサヨナラホームランとなった。

この試合の勝利は、先発の篠田、一岡、ミコライオ、永川、中田の投手陣の踏ん張りによるところが大きい。
打線のつながりが欠けたのは、三浦との相性を重視して岩本、木村を初スタメンで起用したことにも原因がありそう。
とはいえ、間違いなく全員野球の勝利と言える。

明日の先発はバリントン対井納。
バリントンも昨シーズン、対DeNAは4勝1敗と相性はいいが、相手の井納にも手痛い敗戦をしてしまっている。
今日の打撃陣の借りを明日の試合では返すという展開を期待したい。





【カープ情報】2014.04.03 広島対ヤクルト 雨天中止

2014年4月3日に行われる予定だった、広島対ヤクルトの公式戦3回戦は1回終了時で降雨のため中止

ヤクルト 0
広  島 2  雨天中止

勝 -
負 -
S - 

【本塁打】-

カープの先発はエース前田健太、ヤクルトの先発は近年不振が続く中澤。
過去5年間のカープ打線対中澤の打撃成績は、
丸2-1、菊池8-2、キラ1-0、エルドレッド5-1、梵12-7、廣瀬6-3、堂林5-2、石原9-2
となっており、特に梵の数字が目立つ。
その他の野手では、赤松11-4が好相性。※(打数-安打)

ヤクルトとの2試合で、ここまでノーヒットの梵に当りが戻ってくれば中澤攻略も不可能ではない。
後は、昨日の記事でも述べた7番打者に起用された打者、この試合では堂林が最低限の仕事さえできれば、相手投手へのプレッシャーは相当なものになるはず。

前田健は文句なしの立ち上がりを見せたのに対し、中澤は1イニングに四球3つと大荒れ。
押し出しと犠牲フライで2点を先制したが、まだまだ中澤の出来からすれば点が入っていても不思議ではなかった。
堂林に一本出ていれば、と思わずにはいられない。
ただ、これはより良い打線を目指すには、という意味合いもあり、まずは先制できたことが大きい。

しかし、早速雨男の本領を発揮し始めた前田健。
2回には降雨のため長い中断となってしまう。
これは、結果が出るかどうかは別にしてヤクルト側へ有利に働く面もある。
中澤の初回の乱調ぶりからすれば、インターバルが長くなれば冷静さを取り戻せる可能性も出てくる。

一方の前田健は、いつ再開するか分からない状態で、緊張の糸は切らせない。

しかし中断時間が1時間に迫ろうかという状況でも雨脚は弱まらず、中止となった。

明日の先発予定は、カープが篠田、DeNAが三浦。
篠田対DeNAの過去5年間の対戦成績は、15試合に登板し、うち7試合に先発、4勝0敗2ホールド、防御率2.12、奪三振率6.88、与四球率2.82、WHIP1.16と好相性と言える。
(2013年は登板なしなので2008年から2012年までの5年間の通算)
ただDeNA打線は2013年から強化されており、破壊力を増したDeNA打線との対決は初となる。

三浦との過去5年間の対戦成績は、11試合でカープの4勝2敗、防御率5.70、奪三振率4.80、与四球率2.25、WHIP1.47と決して苦手としている投手ではない。
ただコントロールは流石の数字が残っており、昨年の5月6日の対戦ではのらりくらりと交わされた。

篠田のピッチングが最注目ポイントだと思うが、打ち合いと言う展開も十分考えられる。





【カープ情報】2014.04.02 広島対ヤクルト 公式戦2回戦 堂林、内容も良化のサヨナラ本塁打

2014年4月2日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦2回戦の試合結果

ヤクルト 000 002 001 0|3
広  島 110 000 100 1|4

勝 中田 1勝0敗
負 バーネット 0勝1敗
S -

【本塁打】エルドレッド3号、バレンティン2号、堂林1号

カープはルーキーの大瀬良がプロ入り初先発、ヤクルトはプロ入り3年目で通算1勝の古野が先発。
古野は一軍では与四球率が高くなっているが、ファームではコントロールに苦しんでいるような数字は残っていない。
打たせて取るというピッチングスタイルのようで、自滅するということはなさそうな印象。

ただ、カープ打線がはっきりと苦手としているタイプの投手ではなく、何とか大瀬良を援護していきたい。
ポイントとしては、完全に抑えきるという投球ではないことから、塁上に出てかき回すという攻撃が出来ればと言ったところ。
もちろん丸と菊池がその候補筆頭になるが、昨日のプロ入り初ヒットでようやく自分のペースで打席に入れるようになった田中が、7番という打順で機能できれば、下位打線まで気が抜けない打線となり、相手へのプレッシャーも大きくなる。

まずは大瀬良の立ち上がりは、ストレートで押していく自身のスタイルを貫き、バレンティンに対しても交わそうとするピッチングはしなかった。
コントロールも問題なく、ストレートと緩いカーブで緩急をつけるピッチングは安定感抜群。

打線も大瀬良を早めに援護し、菊池の盗塁直後にキラのタイムリーが飛び出すなど、脚を絡めた攻撃も有効だった。
ただ、エルドレッドの本塁打で追加点を奪った後、大瀬良の初打席は送りバントのケースかと思いきや、バスターを選択し、結局送りバントは決めることができなかった。
また、あと一本が出ていれば古野をKOできそうな3回裏の1アウト1、3塁のチャンスで梵が併殺打に倒れ追加点を奪えずにいると、試合の流れが落ち着いてしまった。

古野が立ち直り、ヤクルト打線も落ち着きを取り戻し、じっくりと大瀬良に対してくると、6回にバレンティンにアウトコースのストレートを右中間に運ばれる同点ツーランを浴びる。
これは真っ向勝負を挑んで、そのボールを弾き返されての本塁打で、大瀬良を責めることはできない。

試合の流れからして、ここを同点で凌いだことで、次の1点を奪った方が試合の主導権を再度握ることになる。
大瀬良は6回以降ボール球が目立ち始め、ファールで粘られるケースも増えた。
試合の勝敗を考えるならば、そろそろ継投の準備が必要となってくる状態。
7回裏の攻撃はピッチャーからの打順で、おそらく代打が出されるという思いがあったのだろう、大瀬良は慎重に7回のヤクルトの攻撃を凌ぎ切った。
状況を冷静に判断しての投球も見せ、勝ち投手にはなれなかったが、7回2失点というピッチングは十分プロで通用する内容を示せたと思う。

さて試合の方は、古野もマウンドを降り、リリーフ勝負へと移っていく。
まずはカープの攻撃で、ヤクルトの石山が全くコントロールが定まらず2者連続フォアボールでチャンスを掴むと、松山を敬遠して、久古を投入し満塁でキラとの勝負を選択。
キラのあたりは引っかけてのボテボテのセカンドゴロとなったが、この間にランナーが生還して勝ち越し。
しかも大瀬良に勝ち投手の権利が付いた。

勝ち越しての8回のマウンドには一岡が上がる。
開幕前にはセットアッパーとして一岡の名前が挙がっていたが、実際に永川ではなく一岡が登板したことで、この投球内容如何で名実ともにセットアッパーとして認められることになる。
その一岡は2アウトからミレッジに四球を与え、バレンティンを打席に迎える。
四球でランナーを出して4番を迎えるという投球は、結果によっては大袈裟にいえば一岡の今後を左右しかねない場面。
しかしバレンティンを打ち取り、完璧とは言えないまでも自身の仕事を成し遂げた。

続いてのリリーフ勝負は、カーペンター対ミコライオ。
ここでもカーペンターが先頭打者に四球を与え、田中の犠打の後、石原の打席でボークがあり労せずランナーは三塁に進む。
ただ、後続が倒れ無得点となったことで、最後は守護神の投球に全てを託すのみとなった。

しかし、ミコライオもピンチを背負う。 先頭の川端には巧く打たれたが、畠山には力押し一辺倒でライト線に弾き返された。
これは不用意に映る。
今日のミコライオは、先頭打者を出したことでツーシームを有効に使えなかったことが響いてしまった格好だ。
何とか1失点で収まったものの、大瀬良の勝ち投手の権利は消滅。

延長勝負となっても西原、中田、永川、久本が残っており、決してリリーフ勝負でも不利ではないが、今週はまだ始まったばかりで、できれば延長に突入する前に勝負を決めたい。
特に、カープが松山とキラをベンチに下げているのに対し、ヤクルトはミレッジとバレンティンが退いていない。
打撃力だけで考えれば、先に点を取られてると苦しくなってしまう。

と心配要素が多い延長戦だが、永川が菊池のファインプレーでミレッジを打ち取り、昨日の借りを返すバレンティン斬りで無失点。
中田も前回登板と同じようなピッチング。
1イニング目の投球は、とてもではないが勝ちパターンでは起用できない。
しかし2イニング目はコントロール、球威とも別人のようなボールが投げられる。
前回と同様のコメントになるが、早く安定感を出して欲しい。

冒頭の話に戻るが、下位打線が繋がれば相手にかけられるプレッシャーも大きくなる。
田中はこの試合でも好守備があり、犠打も決めきっちりと仕事はしている。
一方で、10回に代打で出た堂林もボール球に手を出さなくなっており、若干ではあるが内容が良くなって来ているように見えた。
ただ、どちらの選手が7番に座るとしても、まだ上昇余地はある。
競い合って、怖い7番打者が誕生することを明日の試合での見どころとしたい。

と、ここまで書き込みながら試合を見ていると堂林のサヨナラホームランが飛び出した。
もう、編集しなおすと文章が繋がらないので、このまま更新します。
これで2年連続のサヨナラホームラン、それもヤクルト戦での本塁打ということになる。
相性というものはあるのだと感じる打席だった。

また、永川、大瀬良がバレンティンに2日続けて本塁打を浴びている。
そして明日の先発はエース前田健太。
九里と大瀬良の新人投手2人の好投を目の当たりにして、先輩投手の意地を見たい。
その上で、バレンティンはこうして封じるんだという圧倒的なピッチングも見たい。







【カープ情報】2014.04.01 広島対ヤクルト 公式戦1回戦 菊池の守備に心酔

2014年4月1日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦1回戦の試合結果

ヤクルト 020 000 002|4
広  島 200 113 00×|7

勝 野村 1勝0敗
負 秋吉 0勝1敗
S ミコライオ 0勝0敗2S

【本塁打】丸1号、松山1号、バレンティン1号

ヤクルトの先発はルーキーの秋吉。
オープン戦の防御率は2試合に登板して10.50だったようだが、2試合目のソフトバンク戦では4回を投げ、被安打1、4奪三振、失点0と見所のある投球をしていた。
一般的には右サイドハンドの技巧派の投手に対しては、右打者は引っ張りにいくと術中に嵌り、逆方向への意識が攻略の近道となる。
ただ、左打者の本多、長谷川、柳田からも三振を奪っていることから考えると、左打者でも逆方向への意識は必要となる。
ここに注目すると、ポイントとなりそうな打者は丸、菊池、そして田中あたりになりそう。

一方、カープの先発は野村で、キャッチャーは白濱。
野村が入団して以降の2年間で白濱の先発マスクは計7回あるが、1勝5敗、防御率2.56と防御率の割に負け数が嵩んでいる。
勝負所で手痛い失点をしてしまっているが故と考えれば、そろそろもう一段階高いレベルを求めたくなる。

しかし今日の野村はスライダーのコントロールが悪い。
抜け球、逆球、ど真ん中と軸になるボールがこれでは苦しい。
0-2から勝負することなく、カウントを悪くしてから勝負球にスライダーを選択するのはどうかと思う。
点を取った直後に、すぐそのリードを吐き出すというのが、この2人がバッテリーを組んだ時の課題となりそう。
実際にさらなるピンチでは追加点を許さない投球ができるわけだから、できないことはないと信じたい。
序盤は過去のデータ通りの投球となってしまった。

打つ方では、丸の先頭打者本塁打は左中間方向への当たりで、松山はじっくり呼び込んで下半身の粘りで打った右中間への本塁打。
本塁打なのでいい打ち方には違いないが、やはり右サイドハンドの投手を打つ見本のような打球だった。

一方、白濱はアウトローのボールになるスライダーを振り回して、まったく打てる感じのしない三振を喫し、これでは全く期待できない打席内容。
ただ、あれだけ簡単に三振したスライダーを、ヤクルトバッテリーは2打席目にはほとんど投げてこなかった。
追い込んでからはスライダーを選択したが、これが高めに浮いた分バットが届き、レフト前へのポテンヒットとなった。
ミレッジの捕球エラーも重なり、プロ入り初ヒットを放っている田中が一塁から一気にホームイン。

失投と思われるが、ここは投手の若さが出たところを捉えられた。
この勝ち越し点で、試合の流れが変わった感が強い。

初回にソロホームラン2本を打たれたものの、それ以降は立ち直りかけていたルーキー投手を守備で足を引っ張ってしまうのは非常に酷だということを、反面教師として覚えておきたい。

野村のピッチングは、一時良くなっても、また悪くなったり、打線の援護と守備力で何とか凌ぎ切ったという感じ。
良い方に解釈すれば、悪いなりのピッチングが出来たと言えるが、決め球として投げるスライダーにしてもチェンジアップにしても、ばらつきがあったように思う。
もう少し決め球の精度が上がってくると、次回登板ではもう少し楽な投球ができるのではないか。

さて、流れが変わったのがミレッジのエラーだとしたら、試合の流れを決定づけたのは6回の菊池のファインプレーだろう。
山田のピッチャー返しはセカンドベースのすぐ右で跳ねるライナー性の打球。
この打球に追い付くのはもちろん驚異的なのだが、そこにいるか!?というポジショニングが見事。

リリーフでは中田がランナーを出しながら無失点で切り抜けたのは、菊池のダイビングキャッチによるライナーゲッツーに助けられた面があり、出来自体はまだ安定していない。
ただ、勝ちパターンで登板するうちは、結果的に点をやらないことも重要。
早いうちに中田が出てきたら点が取れないという雰囲気を作り出してほしい。

最後にバレンティンのツーランは余計だったが、永川は昨年も何度か終盤に手痛い本塁打を浴びていた。
早めに、かつ試合展開にあまり影響のない場面で出たのは良しとした方がいい。

田中は1試合フル出場し、ようやく打席での落着きが見られるようになってきたのは、あす以降に繋がりそう。







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