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【カープ情報】2013.09.29 広島対巨人 公式戦第24戦 大竹2年連続2桁勝利

2013年9月29日に行われた、広島対巨人の公式戦第24戦の試合結果

広島 200 000 002|4
巨人 000 000 000|0

勝 大竹 10勝10敗
負 小山 0勝1敗
S -

【本塁打】なし

カープ先発の大竹は、10勝へのラストチャンス登板となる。
初回の攻撃で、その大竹へ2点先制というプレゼントがあるが、巨人側の守備には大いなる隙が見えた。

丸、菊池の連続内野安打はともかく、キラの打席でのワイルドピッチでは、体が重そうな阿部がやっとのことでボールを追いかけていくような動きがあった。

また、キラのセンター前ヒットで二者が生還するが、センター橋本からのバックホームは、セカンドランナーが菊池で明らかにホームは間に合わないタイミング。

そこで思い切って本塁送球するも、大きくホームベースを逸れていく。

一方の大竹は、課題の初回をすんなり立ち上がった。
ボール先行ではなく、球数も16球と抑えられている。

球速は余り上がらず140キロ中盤がやっとという状態ではあったが、故障後の投球は打たせて取るピッチングで、今日の投球内容は、昨季の良い時のピッチングに似ている。

この立ち上がりに加え、終盤にかけて球速が増してくると大竹のペースと言える。
4回裏のピンチよりも、6回裏のピンチの際には球速も上がり、投球フォームも躍動感が溢れ、文字通り仕上がりに調子が上がって行くのが見て取れた。

両チームとも点が入らない展開が長く続いたが、これは初回以降は巨人の守備陣も集中力を取り戻し、カープも大竹の内野ゴロを打たせるピッチングでしっかりと守りきったことが要因かと思う。

大竹は7回途中で脚に痙攣を起こし、この回で降板となるが、今日の投球内容はとにかくコントロールミスが少なかった。
抜け球、逆球もほとんどなく、たまにコントロールミスがあっても低めに行っていた。
この内容であれば、安心して見ていられる。

8回に登板の永川も全く危なげなく、9回表にも石原ののレフト前ヒットで、上本が一塁から一気に本塁を陥れる好走塁もあって追加点を奪い、また今季に関しては引退する前田智に変わって左の代打の切り札となっている岩本のタイムリーも飛び出し、後はミコライオに託すのみ。

ミコライオは最後ピンチを招くが、併殺打で切り抜け、大竹は10勝を達成した。





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【カープ情報】2013.09.28 広島対ヤクルト 公式戦第23戦 中田2イニング無失点

2013年9月28日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第23戦の試合結果

広  島 000 000 020 000|2
ヤクルト 000 000 020 000|2

勝 -
負 -
S -

【本塁打】川端5号

昨日は前田智、今日は菊地原と相次いで引退表明があり、少し感傷的な気持ちで試合を見ることになってしまった。

カープ先発の久本は、初回に制球が定まらないのはいつも通り。
2アウトから四球連発でピンチを背負うのも見慣れた光景。

それでも無失点で切り抜けられたのは、ヤクルト打線の元気のなさにも助けられた。

この試合は終盤まで、菊池の守備を存分に楽しむ展開となっており、先制点も菊池の犠牲フライということで、すんなり勝っていれば菊池がヒーローで間違いなかったと思う。

ただ、2点先制の8回からマウンドに上がったのは横山。
普段の継投であれば、8回に永川、9回ミコライオというリレーで決まりだったと思う。
ここで、8回のマウンドに横山を送ったということは、CSに向けての試運転という意味合いもあったのではないだろうか。

簡単に三者凡退でチェンジかと思われたが、2アウトから山田の当たりはファーストエルドレッドへの内野ゴロ。
これをエルドレッドが弾き、ベースカバーの横山へトスするが、ランナーの脚が速いとして内野安打となった。
スローで見ればアウトのタイミングだったが、この誤審でランナーを残し、次の川端に初球を同点ツーランとされてしまう。

その後は、永川、ミコライオが1イニングずつを完璧に抑えただけに、もしこの試合にAクラス入りが掛っていたらと思うと、1つのプレーが恐ろしい結果になりかねなかった。

少し無理やりな解釈とは思うが、途中出場の宮本の雄姿を少しでも長く見ることができたのは、プロ野球ファンとすれば、決して悪い試合でもなかった。 そして、今日の投手起用で一番の注目だったのは、同点の12回裏のマウンドに上がった中田。 中田は11回から登板しており、2イニング目となったが、ブルペンでは今村に代わって登録された(登録日は異なっている)福井が準備していた。

抑えても同点、点を取られればサヨナラ負けという状況で福井を起用せず、11回のピッチング内容が良かった中田をそのままマウンドに送った。

CS争い真っ只中、巨人が優勝を決めた試合での登板での経験が活きることもあるだろうと、その日の記事では書いてはいたが、その試合の緊張感に比べれば、というところで自分の実力を十分に発揮できたと思う。

最後の打者になろうかという宮本にヒットを打たれたのは、空気を読んだのかと思わずにはいられない。





【カープ情報】2013.09.26 広島対中日 公式戦第23戦 前田健いきなり打球が右脚直撃

2013年9月26日に行われた、広島対中日の公式戦第23戦の試合結果

広島 000 010 000|1
中日 010 200 11×|5

勝 大野 10勝10敗
負 前田健 15勝6敗
S -

【本塁打】なし

昨夜、初のCS進出を決めたカープだが、今後は手探りで準備を行っていくことになる。
また、前田健の登板という事もあるのだが、これからは個人タイトル、選手育成、CS準備といったところを重点に置いての戦いになるのだろうか。

とは言っても、まずは前田健の状態が気になるところ。
発熱明けの中4日での登板は、常識的にはきついと思うが、仮にここで勝てるようだと、最多勝の個人タイトルには大きな1勝となるのは間違いない。

しかし、調子云々という以前に、先頭打者のピッチャー返しが右ひざ付近を直撃してしまう。
交代もあり得るほどの当たりで、結果続投するものの、体調に加え、負傷という状態では、いつもの投球をするというのは無理というもの。

今日の登板は予定されていた中4日での先発で、これは、もし中日戦に連敗しての試合だったことを考えてのエースの登板という、保険を掛けたようなローテーション。

チームの勝利ではなく、自分のペースで投げることが出来る状況に出来たのは、連勝してCSを決めたチームから、前田健へのささやかなプレゼントだったのかもしれない。

決して手を抜いて投げたという投球ではなかったが、無理をしてまで投げる状況ではないにも拘わらず、5回を3失点というピッチングが出来るのは、逆に前田健の凄さを感じた投球だった。

また、今日の救援陣は良いところがなく、今井は前田健同様ピッチャー返しをふくらはぎ付近に受けて負傷降板、菊地原、今村も揃って失点と不安が残る。

特に今村は、簡単にストライクを取りに行くような投球が見て取れ、そのボールは完全に棒球。
今シーズンに関しては、やはり状態が上がることは難しそうだ。

悪いところが出てしまったゲームだったが、短期決戦に向けての課題も見えてきた。
4本柱の勝ち星が話題に上っているように、やはり先発投手が踏ん張り、横山、永川、ミコライオと継投するパターンが勝利への近道に違いない。

そこへ、どうやってたどり着けるかということになるだろう。





【カープ情報】2013.09.25 広島対中日 公式戦第22戦 念願のAクラス入り決定

2013年9月25日に行われた、広島対中日の公式戦第22戦の試合結果

広島 000 000 020|2
中日 000 000 000|0

勝 バリントン 11勝9敗
負 浅尾 2勝3敗1S
S ミコライオ 2勝4敗27S

【本塁打】エルドレッド13号

CS進出に王手をかけて臨んだ試合のスタメンに、1番ライト鈴木誠也の名前がある。
また、明日の先発は中4日で前田健と、攻めているなという印象を強く持った試合前。
もちろん発熱明けとなる前田健の状態は気になるところではあるが、まずはこの試合に集中。

鈴木誠也のスタメンについては、ある程度プレッシャーが緩和された状況だけに、ひょっとすればCS進出が決定するかもしれないこの試合でのスタメンがあるかもという予感はあった。
本職の外野陣の中にあっても廣瀬に迫ろうかという強肩ぶりで、走力、肩に加え、前々日の西村との打席内容を見れば、使ってみたいと思われても不思議ではない。

ただ1打席目の四球以外は出塁出来ず、途中交代になってしまうが、この緊張感の中での3打席という少ない打席ではあるが、今日の試合経験は今後必ず活きてくると思う。

試合の方は、バリントンのいつも通りのピッチングに対し、中日打線はチャンスを作るものの、あと一本が出ない展開。
併殺打や、満塁のチャンスでも得点に至らないのは、バリントンの集中力だけではない部分も大きかったように思う。
逆に、中日先発の岡田は低めに制球され、こちらもあと一本が出ない。
プレッシャーが掛っていたというよりも、岡田の投球に手こずったという印象の方が強い。

両投手とも無得点でイニングが進み、先に動いたのは中日。
3番手に浅尾をマウンドに送るが、浅尾対カープ打線は昨年からまずまず相性がいい。
もっとも、故障などもあり対戦が少なかったが、両年ともセ・リーグのチームの中ではカープ戦の防御率が一番悪い。
少なくとも浅尾に対して、苦手意識はないのではないだろか。

8回のマウンドは、簡単に2アウトを取られた後に、0-2から梵が四球を勝ち取った。
コントロールミスということなのか、明らかなボール球が多く、エルドレッドに対しても空振りを奪った変化球も、緩急は良かったがボールは高かった。
ワンバウンドになるボールを見逃した後、再び甘く入ってきた変化球を狙い打った。
実際に狙ったかどうかはともかく、しっかりとタメが作れ、打った瞬間に分かる特大の先制ツーランとなった。

思えば今季のカープは、4番エルドレッドを打線の中心に考えて、ペナントレースをスタートさせた。
シーズン序盤はサヨナラタイムリーなどもあったが、不振、骨折、再度不振と浮き沈みの激しいシーズンだったように思う。

ただ、再び一軍に戻ってきてからは、アウトコースの変化球にバットが止まるケースも増えて来ていた。
まだ脆さも見えるが、この打撃内容であれば、今後の試合でも十分期待できる。

ともあれ、アメリカ時代からの僚友バリントンの粘投に応えた4番エルドレッドの貴重な一発で挙げた2点を永川、ミコライオが守り切り、ついにAクラス入り、CS初進出が決定した。











【カープ情報】2013.09.24 広島対中日 公式戦第21戦 CS王手!

2013年9月24日に行われた、広島対中日の公式戦第21戦の試合結果

広島 011 000 210|5
中日 300 000 000|3

勝 野村 11勝6敗
負 浅尾 2勝2敗1S
S ミコライオ 2勝4敗26S

【本塁打】エルドレッド12号

CS争いの直接のライバル中日との三連戦。
初めてのCS進出が決まるかどうかという大一番を迎えた。

しかし、野村は初回2アウトから四球を出し、そこから連打で3失点という手痛い立ち上がり。

よーいドンで3失点というのは非常に痛い。

ただ、現時点で三連戦中2勝すればCS進出が決定するという状況は、今季一番のモチベーションには違いない。

1点ずつ返して行くが、1点目はエラー、2点目はショートゴロの間に菊池が生還したもので、これは菊池の走力を計り間違えた岩崎のフィルダースチョイスによるもの。
もちろん、ファーストでアウトを1つ取っていても1点は入っていたわけだから、一か八かのプレーでも生還できたカープの方にもまだチャンスは残っている。

ただ、ともすれば併殺続きで追い付けないという、心が折れそうな展開を救ったのは、初回以降は無失点という野村のピッチングだろうと思う。

また、ノーアウト三塁でランナーを返すことが出来ず、2アウトまでこぎつけられた後に同点タイムリーを放った丸の一打が、この試合の勝負の分かれ目になった。
昨日は代打での出場はあったものの、内容は決して良くなく、この日も内容は良くなかったが、ここぞという場面でのタイムリーは、わずかでも休養効果が出たのかもしれない。

そして、走力、守備ではこの試合でも大いに貢献していた菊池が続き、一気に勝ち越し。
この丸と菊池の連続タイムリーで、ムードは最高潮に達した。

6回に勝ち越し、789回は終盤に来て確立した勝利の方程式、横山、永川、ミコライオの出番。
横山の3人で打ち取った投球が、エルドレッドの追撃弾の呼び水にもなった。

永川も3者凡退で続き、ミコライオも無失点で締めくくり、勝利の方程式完成でCS進出に王手が掛かった。











【カープ情報】2013.09.23 広島対巨人 公式戦第23戦 明日に繋がる光明もあった

2013年9月23日に行われた、広島対巨人の公式戦第23戦の試合結果

広島 000 101 100|3
巨人 201 010 00×|4

勝 今村 1勝0敗
負 大竹 9勝10敗
S 西村 4勝3敗41S

【本塁打】小窪3号

カープは、梵、丸を休養させ、上本、赤松をスタメン起用してきた。
この巨人戦の後は、Aクラスを争っている中日との三連戦が控えており、ドーム球場での試合が続くことで梵の膝の状態を考慮したと思われる。

また、そうは言っても大竹の10勝が掛った試合でもあり、キラ、エルドレッドに今ひとつ当たりが戻ってこない以上、得点能力を上げるために少し不振気味の選手を交代させ、一か八かで点を取りに来たとも言えるスタメン。

これが嵌るかどうかが今日のポイントとなるだろ。

ただ、大竹のピッチングは立ち上がりからボール先行で、2者連続で3-2とフルカウントになってしまった。
1回だけで約30球を要し、2点を先制され、立ち直る様子も見られない状況では打線の援護を待つ余裕はない。

ストレートの球速は、ほとんどが140キロ程度で、最速でも145キロ以下。
低めのストレートは沈むように外れ、打ち取りやすい低さへのコントロールが決まらないと、ピッチングの幅が狭くなってしまう。
前回登板時には終盤に150キロを計測したことを考えると、シーズン終盤の疲れに加え、中5日での登板が影響しているのだろか。

それでも大量失点はせず、変化球を組み合わせて粘り強く投げており、何とか試合は作れていた。
しかし、カープは守備に就いている時間が多く、攻撃リズムを作ることは出来なかった。

今村については、決して攻略する糸口がなかったとは思えない。
初回はファーストストライクを積極的に狙っていったが、基本的にストライクが取れるのはストレート。
フォークは別にして、緩いカーブ、スライダーも常にストライクが取れるような精度はなかったように思う。
序盤は低めのボールのスライダーに手を出し過ぎて、今村を助けていたようにも見えた。

このボールを振って今村を助けたこと、徐々にコントロールが纏まってきたこと、大竹が徐々に追加点を奪われる展開もあって、後手に回ったカープ打線は、さらに窮屈な攻めしかできなくなった。

大竹以降の救援陣は踏ん張ったが、試合中一度も追い付けなかった。ということは主導権を奪えなかったということになる。

9回の土壇場に代打起用された鈴木誠也に対し、西村はフォークを連投。
2球で追い込まれた後に、松山、岩本が空振り三振してしまった西村のフォークをじっくり見極めた打席内容は今後に期待を抱かせる。

キラがタイムリーを放ち、若干ではあるが調子が上向きつつあるように感じられ、梵、丸の休養組が万全の調子で中日との対戦を迎えられるのであれば、今日の敗戦も意味を持つだけに、ぜひ次の試合に繋げて欲しい。





【カープ情報】2013.09.22 広島対巨人 公式戦第22戦 山口マシソン西村の1人1殺リレーで敗戦

2013年9月22日に行われた、広島対巨人の公式戦第22戦の試合結果

広島 001 000 000|1
巨人 010 100 00×|2

勝 菅野 13勝5敗
負 今村 2勝5敗3S
S 西村 4勝3敗40S

【本塁打】なし

2試合続けてデーゲームで阪神が敗れれば巨人の優勝が決まるという状況の中での試合開始となった。
そして、1回表のカープの攻撃中に優勝が決定することになる。

1回表の攻撃終了後に場内アナウンスが流れ、一旦試合は中断する。

失うものがなくなって、勢いに乗って攻撃を仕掛けてこられると非常に怖い状況ではあるが、カープとしてもCS進出が掛っているだけに決して勢いがあるからと言って、簡単に押し切られるわけにはいかない。

ただ、久しぶりの先発となる久本は、初回から四球連発、2回には犠打を悪送球と不安定さを露呈。
特に巨人戦は4連勝中とあって、自滅に近い試合内容は、暫く見ていなかった光景。

それでも3回を1失点で凌げたのは、チームの好調さゆえか、戦い方が良くなってきたためか、今までであればズルズルと巨人ペースになっていてもおかしくないピンチを乗り切って見せた。

しかし、打線も早々に同点に追い付いたものの、その後はチャンスを活かせず無得点が続き、菅野対カープ救援陣という形に移行してく。

久本が3回を投げ切った後は、おそらく予定通りと思うが投手交代となった。

ただ、おそらく次のイニングで投手に打順が回ってくる関係で1イニングのみを投げる投手として、今村がマウンドに上がるが、先頭の坂本に四球を与えてしまう。
決してタイミングは合っているようには見えなかったが、コースを狙い過ぎたかのような四球だった。
その後はボウカーを三振に仕留めたものの、坂本の盗塁でセカンド悪送球をしてしまいランナーを三塁まで進められてしまい、どうもこの試合は守備が締まらない。

菅野の打席でスクイズを防いだものの、次打者の長野にタイムリーを浴びるなど、何かチグハグな印象があるのは、球場の雰囲気がもたらすものなのだろか。

5回からは、おそらく2イニングは投げる前提で今井が登板するも、ピンチを背負ってしまう。
低めに叩きつけるボールが多くボール先行でリズムが悪く、何とか無失点で抑えるものの、これでは味方の反撃ムードは作れない。

4番手で登板は中田。
こちらもピンチを背負いながらも無失点で切り抜けた。
特に中田は、シーズン終盤の優勝が決定する試合の雰囲気を味わえたのは今後にとってプラスになるだろうと思う。

5番手は永川。
中田とは違って、こういった雰囲気の試合は、かつて守護神として君臨していた当時に存分に経験している。 最少失点差で9回に臨むことが出来たのは、若手とベテランの投手の踏ん張りに尽きる。

打線は良い当たりも正面を突いたりした場面もあり、流れが悪かったと一言で片付けていいのかは分からないが、既に試合中に決定していた優勝を自らの勝利で飾ろうという流れに呑まれてしまった。

最終回には代打で出ていた阿部をそのまま捕手として起用し、お膳立ても万全でキラには山口を、エルドレッドにはマシソンを、松山には西村をぶつけるという、今季の巨人の投の中心を担う3投手の全力のリレーで締めくくられた。

そこまでしなくても、という感じもするが、こればかりは目前で胴上げを見せられるチームの宿命とも言え、このセレモニー的な継投を見せつけられないためには、やはり上に行かないといけないということになるだろう。





【カープ情報】2013.09.21 広島対巨人 公式戦第21戦 前田健体調不良を抱えながらの勝利

2013年9月21日に行われた、広島対巨人の公式戦第21戦の試合結果

広島 000 403 000|7
巨人 000 000 040|4

勝 前田健 15勝5敗
負 杉内 11勝6敗
S ミコライオ 2勝4敗24S

【本塁打】廣瀬9号、菊池10号、梵6号、ボウカー13号

デーゲームで阪神が敗れれば巨人の優勝が決まるという状況の中での試合開始となるが、まずはエース前田健の登板となれば必勝態勢で試合に望むことには違いない。

杉内との対戦は1週間ぶりとなるが、前回は攻略に成功している。
そのイメージを残しつつの再戦となればベストだが、試合序盤は両投手ともヒットも許さないロースコアを予想させる内容。

ただ、4回に四球と送りバントで作ったチャンスを作ると、キラのタイムリーで1点を先制する。
チーム最初のヒットがタイムリーとなったことで、チームの勢いが生まれ、そこから廣瀬、菊池、梵の本塁打で一気に突き放した。

この攻勢をもたらしたのは、前田健のピッチングに尽きる。
6回表までに7点を奪い、試合の流れを手中に収めるまで、巨人打線にヒットを一本も許さなかった。

この大量得点差もあって、前田健は6回を投げ被安打1、無失点でマウンドを降りることができた。
これには試合前の練習から38度の高熱を出し、体調不良もあっての早め交代となったという背景がある。

7回から登板の今村までは良かったが、8回登板の横山は全てのボールが高かった。
先頭ロペスから始まり、ボウカーのスリーランまで、カーブ、ストレート、チェンジアップ全てが甘く入るというピッチング内容で、ようやく村田の打席では低めにボールを集めて打ち取ることが出来た。
1点や2点は構わないというピッチングだったこともあって、ボールが高目に集まっていてもキャッチャーがマウンドに行くことがなかった。
その間隙を縫ってのボウカーのスリーランだったように思う。

最終回の攻防を残して3点差に迫られ、楽勝ムードが一転し、また試合途中で阪神の引き分けという結果が飛び込んできたこともあり、勝つか引き分けで優勝という状況となり、まさに優勝を目前にしているチームの底力を見せられた格好になった。

巨人の追い上げムードの9回裏のマウンドには、ミコライオが登場。
3点差となったことで守護神投入になった訳だが、打つしかないという状況と球場のムードもあって、河野、坂本ともにファーストストライクを強振してきた。
結果、当たりは良かったものの、球威に押されて3球で2アウトを取れたことでミコライオは落ち着いて投球することが出来たと思う。
ロペスには力でセンター前に持って行かれ、松本哲にも詰まりながらセンター前に運ばれ、一発出れば同点というピンチを背負った。
それでも2アウトを取っていることで、ある程度余裕を持って最後の打者を打ち取って勝利を掴み取った。

前田健はこれで9連勝となり、15勝と最多勝争いで一歩先に出た。
先を考えれば、体調を整えてから次回登板に臨むということになると思う。

また、明日は春先以来の先発となる久本。
一部では福井の先発の可能性も示されていたが、久本とが先発となれば、これまでの成績から考えても4回辺りでの交代もあり得る。
そうなれば今井、今村、永川、ミコライオというリレーも見られそうな試合ではあるが、やはり今日の試合、東京ドームでの一発の怖さは感じた試合だっただけに、打線の援護も願いたい。







【カープ情報】2013.09.19 広島対阪神 公式戦第23戦 菊池の好守で守り勝ち

2013年9月19日に行われた、広島対阪神の公式戦第23戦の試合結果

阪神 100 000 000|1
広島 010 000 20×|3

勝 バリントン 10勝9敗
負 スタンリッジ 8勝10敗
S ミコライオ 2勝4敗24S

【本塁打】坂2号

序盤から1点ずつを取り合う展開は、17日の試合のリプレイのよう。
違うとすれば、ミスもなく堅実な守備を見せた初戦に対し、この試合は攻守の連発で最少失点に抑えているという点。
とにかく菊池の守備なくして、この日の勝利はあり得ないほどのプレーを見せてくれた。

2戦目が拙攻をきっかけに大量失点しただけに、しっかりと切り替えてきたなという印象。

バリントンはいつも通りの立ち上がりで、逆球でボールになった次のストライクを取りに行くボールを狙われ、坂に先制ホームランを浴びる。
その後もピンチを招くものの、連勝中の勢いもあるのか、終盤のチームの好調に後押しされているのか、ともかくモチベーションの高さも手伝って球威で抑え込んでいるようなピッチング。
打たれても連打は許さないという投球で、2回以降はピンチは招いても不安定な投球ではなかった。

打線の方も、早めに追いついて決して阪神ペースで試合を運ばせなかったのも大きかった。

終盤には、バリントンの安定した投球に応え、久々に代打としての岩本のタイムリーが飛び出し、ここにきて再度代打の切り札としての存在感を示した。
イレギュラーしてのタイムリーでラッキーな面もあるが、終盤に代打の切り札が勝ち越しのタイムリーを放つという展開は、ムードも盛り上がる。

特に阪神との3連戦では、ヒットこそ出たものの、キラとエルドレッドが揃って不発。
こうなると得点能力が上がるべくもないが、それでもその二人だけに頼りきりの打線という訳でもないことが証明できた。
もちろん打てれば大幅に得点能力の向上にかかわってくるのは間違いなく、この二人の打撃には次のカードで期待したいところ。





【カープ情報】2013.09.18 広島対阪神 公式戦第22戦 連勝ストップで小休止

2013年9月18日に行われた、広島対阪神の公式戦第22戦の試合結果

阪神 310 320 000|9
広島 000 000 001|1

勝 能見 10勝7敗
負 野村 10勝6敗
S -

【本塁打】マートン17号、廣瀬8号

連勝が止まる時は、こういう試合になってしまうのだろう。
初回からピンチを背負い、何とか打ちとったかと思った打球も捕球することが出来ず、エラーも絡み失点してしまう。
よーいドンで3失点というのは、連勝中云々を問わず相当のビハインドには違いない。

相手も今シーズンは初対戦となる能見。
過去の対戦成績からも、苦手としている投手の一人であり、この能見攻略のためには、先発投手が踏ん張っている間に、あせらずに攻めることが必要となるが、この展開ではそれも敵わず。

野村の調子が良くなかったと言えばそれまでだが、何が何でも勝ちにいくという状況ではなかったこともあり、淡白な敗戦に映った。

この日の敗戦は仕方のない部分もある。
重要なのは次の試合までに切り替えること。

今シーズンのカープはそれが出来ているので、大丈夫だと信じたい。





【カープ情報】2013.09.17 広島対阪神 公式戦第21戦 石原サヨナラ弾で7連勝

2013年9月17日に行われた、広島対阪神の公式戦第21戦の試合結果

阪神 000 001 000|1
広島 000 100 001|2

勝 大竹 9勝9敗
負 久保 3勝4敗6S
S -

【本塁打】石原7号

カープ先発の大竹は、初回にヒットを許すもののマートンを併殺打に打ち取り、すんなりと立ち上がった。
一時期の球数の多さに比べると、随分スムーズに試合に入って行けるようになってきた。

その大竹のリズムの良い投球に負けないほど、メッセンジャーの投球も抜群。
初回のチャンスで点が取れなかったのは痛かったが、両投手とも調子がよく、投手戦となりそうな展開。

4回にカープが先制したのはチームの勢いが為せる業と言えるが、さすがに1点のみで勝てるほど甘くはない。
6回には1アウト2、3塁のピンチで内野ゴロの間に1点を返され同点に追いつかれるが、まだどちらのチームに流れが傾くか掴みきれない。

ただ、同点に追い付かれはしたものの、しっかり守りミスで相手に流れを手渡すということはしていない。
大竹にしても、オールスター前から球速が140キロそこそこしか行っていなかった状態が、ここにきて150キロのストレートが復活しており、本人としても自信取り戻しているのではないかと思う。
9回を投げ抜き、後はサヨナラ勝ちすれば大竹に勝ちが付くという場面で、初球をサヨナラホームランにしてしまう石原には称賛の声しかない。

これで大竹はバリントンに続き9勝9敗で星を五分に戻した。
4本柱の中で借金を背負った投手がいなくなったことで、次の目標に向けてもいい状態がキープできつつある。

本来であれば、この時期の大型連勝の後の反動も怖いところではあるが、残り13試合で4位中日とのゲーム差は5.5と開いている。
CSという目標に加え、今後はバリントンと大竹は二桁勝利、前田健はタイトル争い、野村も自己最多勝利数の更新など個人の記録もいい緊張感を与えてくることになるだろう。

あとひと踏ん張りというところまできた。









【カープ情報】2013.09.16 広島対巨人 公式戦第20戦 鈴木誠也プロ入り初安打

2013年9月16日に行われた、広島対巨人の公式戦第20戦の試合結果

巨人 000 010 003|4
広島 000 100 04×|5

勝 横山 1勝1敗
負 山口 4勝3敗3S
S -

【本塁打】長野18号

カープ先発の中村恭は、投げるたびに内容が悪化してきている。
ファームから再昇格となった試合では倉とのバッテリーで、インコースにどんどん投げ込んでいた。
それも腕を振っていたので、ストライクが入っているうちは差しこまれるケースが多かった。

ところが、どうもコントロールを気にし過ぎるのか、ストライクを取りに行こうとするケースが目立つ。

この試合でも、初回から2者連続フォアボールと不安な立ち上がり。
監督がいきなりマウンドに行って気合を入れたのも無理はない。

これが功を奏し、ノーアウト1、2塁のピンチをゲッツーと小窪のファインプレーで切り抜けた。

対する巨人先発の今村も、四球2つでピンチを招き同じように投手コーチがマウンドに向かったのち、ゲッツーで切り抜けた。

どちらの投手が早めに調子を取り戻すかという展開で、2回にもカープは守備が助けた。
小窪が三塁線を破ろうかという当たりをダイビングキャッチで掴み取ると、またもゲッツーで得点を許さない。

しかし、今村が調子を取り戻しつつあるのに対し、中村恭は結果的に無失点で済んでいるが、内容は良いとは言えない。
4回0/3での降板となったが、4回とも先頭打者を出塁させ、その内訳は四球が3つとヒットが1つ。

チーム状態が良い時は、四球を出しつつも無失点で抑え、その間に打線が援護出来るものだが、今村の投球は要所では低めに制球され、カープ打線はゴロの山を築いている。

少し手こずりそうな雰囲気が出てきていることも考慮しての早めの交代ということなのだろう。

この交代でカープも今村が登板してくるが、ロペスのヒットでノーアウト1、2塁のピンチの後、送りバントの構えから一転強行するとゲッツーとなり、さらに梵のファインプレーでピンチを凌ぐ。
今日の試合では守備で投手を助けているが、厳しい展開には違いない。

この神経のすり減るような流れを一変させたのは、ルーキー鈴木誠也。
プロ入り3打席目となる代打に起用され、レフト前にプロ入り初ヒットを放ち先制点を奪う。

初打席で沢村の153キロをフルスイングし、2打席目は一岡の初球の甘い変化球を見逃して、しまったという表情を見せた。
そしてこの打席では、変化球を打ちにいってボール球ということでスイングを止め、2-0からはストライクなら打つと絞って、スライダーを思い切りよく振りきった。

ただ得てして、1点が入ると試合が動き始めるもので、すぐさま長野の本塁打で同点に追い付かれる。
今井もボールの勢いは十分で、気合も入っていたように見えたが、やや力みがあったのか勝負球が高目に浮いてしまっていた。

その後は、今季初めて山口から点を奪い、ミコライオも3失点とハラハラの終盤の攻防があった。
そして今日の主役は、間違いなく小窪。
序盤の守備と山口からのタイムリーと、要所での活躍が目立った。

中村恭とミコライオの投球内容はともかく結果は最高の3連勝。
ヤクルト戦から含めると6連勝となり、中日と4.5ゲーム差が付いた。
ただ、それでも油断できないのはこれまでの経緯があるから。
中日との直接対決が終わるまでは、まだまだ気は抜けないが、自分たちの野球は出来ている。
これを持続するのが第一目標になるだろう。









【カープ情報】2013.09.15 広島対巨人 公式戦第19戦 春先の巨人戦とは全く違う戦いぶり

2013年9月15日に行われた、広島対巨人の公式戦第19戦の試合結果

巨人 000 000 000| 0
広島 040 010 50×|10

勝 前田健 14勝5敗
負 菅野 12勝5敗
S -

【本塁打】なし

今日の試合では、特に言うこともない完勝だった。
エースが中4日で先発し、先制を許さず、また自らのバットで先制点を奪う。
その後も追加点を奪っていく展開となり、どの選手も自分の責任を全うしたと思う。

ビッグイニングを作った攻撃にしても、走塁の意識が高く、ミスもない。

精神的に優位に立っているとまでは言えないまでも、巨人相手に全く苦手意識を感じさせない戦いぶりは、現状のセ・リーグでカープが最も調子が良いのではないかとさえ思える。

手抜き記事みたいになってしまったが、それだけ完勝ということで。





【カープ情報】2013.09.14 広島対巨人 公式戦第18戦 鈴木誠也プロ初打席【動画】

2013年9月14日に行われた、広島対巨人の公式戦第18戦の試合結果

巨人 010 001 000|2
広島 003 001 00×|4

勝 バリントン 9勝9敗
負 杉内 11勝5敗
S ミコライオ 2勝4敗23S

【本塁打】キラ14号、村田24号

バリントンは、初回簡単に2アウトを取った後に、ヒットと死球、四球で満塁のピンチ。
点を取られる時は2アウトからでも流れを止められないが、ロペスをレフトフライに打ち取り無失点で切り抜ける。
ただ打った瞬間には球場から悲鳴が上がる大きな当たりで、ヒヤヒヤの立ち上がりだった。

特にスライダーの抜け球が多かったのは、いつも通りと言えばいつも通り。
杉内にタイムリーを浴びたのは誤算だったが、今日の投球内容では上々の結果。

キラの逆転スリーランで、球場の雰囲気は一変し、盛り上がりを見せる。
杉内攻略のポイントだったのは、各打者が粘ってスリーボールとなるケースが多かったこと。
5回で75球という球数は、一発で3点を奪った攻撃内容としてはよく投げさせている方だと思う。

追加点が欲しい展開で、なかなか点が奪えず、逆に村田の本塁打で1点差に詰め寄られた。
しかし直後に、死球とエラーでもらったチャンスでようやく追加点を奪う。
さらにノーアウト1、2塁のチャンスが残っていたが、巨人の継投に交わされたことで、まだまだ安心できないところ。

特に巨人戦の終盤はミコライオが捉まったケースもあり、一瞬たりとも油断できない。
7回にはルーキーの鈴木誠也が代打で初打席を迎え、沢村を相手に一歩も引かず、セカンドゴロに倒れたもののフルスイングを見せてくれた。

そして、シーズン終盤にきて確立された勝利の方程式、横山、永川、ミコライオの3人が1イニングずつ登板してきた。
結果的に3人は無失点リレーを達成するものの、全員がピンチを招くピッチング。

しかし、この時期は勝利は今までの積み重ねの成果とも言える。
序盤の手痛い失敗も、この日の勝利に繋がっている。

初戦を勝利で飾れたのは大きな意味があると信じたい。





【カープ情報】2013.09.12 広島対ヤクルト 公式戦第22戦 野村プロ入り初の10勝と初ホームラン

2013年9月12日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第22戦の試合結果

広  島 313 301 010|12
ヤクルト 200 002 020| 6

勝 野村 10勝5敗
負 徳山 0勝2敗
S -

【本塁打】キラ13号、川端4号、野村1号、エルドレッド11号、武内3号、菊池9号

カープは徳山の立ち上がりを攻め、キラのツーランと梵のタイムリーで3点を先制。
幸先のいいスタートを切ると共に、同一カード三連勝が見えてきた。

ところがヤクルトも同じような攻めを見せ、川端のツーランで1点差となる。

野村はプロ入り初の10勝が掛かっているだけに、さすがにプレッシャーのようなものもあり、簡単にはいかないのかと思われた。

しかし、野村自らヒットを放ちチャンスメークをすると、2回にも追加点を奪い、さらに3回には野村のプロ入り初ホームランが飛び出し、一気にヤクルトを突き放した。

どんな展開からでも得点を奪っていけるのは、CS進出という目標のなせる技なのだろうか。
もっとも、この大量点の背後にはヤクルトのエラーが存在し、これはこの三連戦中に共通している。

DeNA戦ではミスで流れを手放したカープだが、ヤクルト戦では逆の立場となった。

ともあれ、野村は初回の失点を自らのバットで取り返し、自力で10勝目をもぎ取った。
シーズン序盤の不振と故障による登録抹消の時期があったことを考えると、見事な活躍と言える。

また、8月16日のDeNA戦から、今日のヤクルト戦までの24試合が勝負の分かれ目になると思っていたが、1試合が中止となり、23試合で14勝9敗と5つの勝ち越しに成功。

CS進出の可能性が高いと思っていた数字は、24試合で16勝8敗だっただけに、まだ予断を許さない状況は続く。
が、この勢いで、土曜日から巨人阪神巨人との9試合に臨むことができる。
この9試合が終了した後の景色はどんな状況なのだろう。
期待して応援したいと思う。





【カープ情報】2013.09.11 広島対ヤクルト 公式戦第21戦 バレンティン55号本塁打

2013年9月11日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第21戦の試合結果

広  島 014 010 000|6
ヤクルト 000 001 001|2

勝 大竹 8勝9敗
負 石川 4勝8敗
S -

【本塁打】エルドレッド10号、バレンティン55号

カープ先発の大竹は、立ち上がりはボールがばらつき、調子が良いという訳にはいかなかった。
ただ、対左投手用というこの試合のスタメンは守備の堅さも兼ね備える。

特別すごいプレーを見せるわけではないが、堅実な守備が大竹のリズムを生み、調子を取り戻すことに一役買ったのは間違いない。

今日の主役の一人は、交流戦以来のスタメンとなったルーキー上本。
2回にはプロ入り初ヒットがタイムリーとなり、先制点をもぎ取り、チームに勢いをもたらした。
2アウトでの打席で、次打者は投手の大竹で、実績がなかった分、勝負を選択されたという面もあるが、見事に応えた。

2回に続き、3回にも先頭打者が高く弾んだ内野安打で出塁すると、どちらも点に結びつけることができたことで、久しぶりの先発となった石川には大きなダメージという程ではないが、ジワジワと追い詰めることが出来た。

内野ゴロで全力疾走し内野安打をもぎ取った走塁や、廣瀬のファーストライナーでもしっかり塁に戻るエルドレッドの集中力は、良い精神状態でプレーできていることの表れかと思う。
出場試合では3試合連続ホームランとなった打席でも、じっくり見極めて仕留めており、特に対左投手では内容が良い。

バレンティンの55号本塁打と、最終回のミコライオの乱調はあったものの、チームにムードが出てきた勝ち方だったように思う。





【カープ情報】2013.09.10 広島対ヤクルト 公式戦第20戦 今季初の外国人選手アベックホームラン

2013年9月10日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第20戦の試合結果

広  島 024 100 101|9
ヤクルト 200 001 000|3

勝 前田健 13勝5敗
負 松岡 1勝3敗
S -

【本塁打】バレンティン54号、石原6号、キラ12号、エルドレッド9号

前田健でもバレンティンは止められないのか、という立ち上がりとなった試合で、最近の打線の繋がりを考えると、いきなり不利な状況に追い込まれたという初回の攻防。

ただ、松山を5番に下げたことで、微調整をした印象というスタメンが繋がった。
松山が先頭打者としてヒットで出塁したイニングと、2アウトから振り逃げで出塁したイニングは、そこから打線が繋がった。
ここ最近の打線の不振はミスによるところも大きかっただけに、走塁ミスがなければ打者の振り自体は悪くなかっただけに、これくらいの攻撃は出来ると言う事なのだろう。

バレンティンには、ボール球で本塁打を浴びてしまったということもあるが、今日の前田健は全般的にボールが高く、決め球の変化球が高かった。
それでもあと一本を許さない投球は流石で、悪いなりに抑え、チームに勝利を呼び込むのは頼もしい限り。

もちろん、これまでチームの窮地を救ってきたエースの不調には、打線が援護するというチーム力も見られ、結束力は高いように思う。

選手交代した後のホームランなので、純粋にアベックホームランとは呼べないかもしれないが、1試合中にキラとエルドレッドが本塁打を放ったのは今季初。
さらに言うと、外国人選手同士のアベックホームランも今季初。

また今村が少しピンチを招いてしまったが、早めの継投でも無失点で切り抜けたリリーフ陣も、終盤に来ても好調をキープしており、チーム状態は少なくとも最悪期ではない。

先週までの若手とベテラン、投打が噛み合っての勝利に加え、外国人選手の力も加わっての勝利とくれば、この辺りで大きな流れが来てもおかしくない。





【カープ情報】2013.09.08 広島対DeNA 公式戦第24戦 1勝2敗は良しとすべきか

2013年9月8日に行われた、広島対DeNAの公式戦第24戦の試合結果

広 島 000 001 000| 1
DeNA 101 003 320|10

勝 須田 5勝2敗
負 今井 2勝2敗
S - 

【本塁打】梶谷10号、ブランコ36号、松本4号

雨のため試合開始が遅れ、雨脚もかなり強い中での試合開始となった。
足下がやや緩んでいることも影響してか、今井のスライダーを捉えたブランコの当たりは、サード木村のグラブを弾く強襲ヒットとなった。

強い打球には違いなかったが、踏ん張りが利かないわずかな反応の差でタイムリーとなった。

3回にも同じように、先頭の石川のサードライナーが木村のグラブを弾くレフト前ヒットとなると、犠打の後、松本の低いショートライナーに飛び込んだ梵が、グラブを弾かれてタイムリーとなってしまい、グラウンドコンディションがホームチームに味方をするかのような失点となった。

雨脚がさらに強まる中で2点を追いかける展開のカープだが、中盤にかけては霧雨のような雨脚に変わり、即中止になる振り方ではなくなってきた。

6回表には先頭の菊池がツーベースで出塁し、松山がライト前ヒットでノーアウト1、3塁のチャンス。
エルドレッドは浅いセンターフライで犠飛にはならなかったが、キラが犠牲フライを打ち上げ1点を返す。

しかし、本塁送球の間にセカンドを狙った松山が、セカンドで楽々タッチアウトとなり、2試合連続の走塁死。

1点を返し、なお攻撃が続行するという状況でのセカンド憤死は、自ら流れを手放したと言っていい。

直後のDeNAの攻撃で梶谷にスリーランを浴びてこれで勝負の大勢は決した。

僅かな期待すら打ち砕かれたのは、7回の梵の振り逃げからの攻撃。
鶴岡の送球が梵に当たって出塁した後の攻めで、木村の当たりを石川がファインプレーで救い、石原が併殺打に打ち取られたことで、反撃ムードも途絶えた。

上野が登板し、ブランコにレフト最上段の看板直撃のホームランを打たれたのは、試合の流れからすれば責められない。

序盤のグラブを弾かれるプレーでの2失点は、エラーではないし精一杯のプレーの結果だった。
それゆえに試合の流れは、どちらにも傾いていない状態だった。

ただ、一つのプレーが大きく流れを変えてしまった。
これは、今シーズンの間は良化することはない。
だましだまし起用していくのか、打つだけに専念させるのかというのは、ベンチの判断になるだろう。

1シーズンのうち、120試合以上を戦ってきて、今は総仕上げという時期。
決してシーズン序盤ならミスしてもいいという意味ではないが、終盤にしてしまうような判断ミスではないように思う。

試合終盤に磯村がマスクを被り、打たれて勉強できたというのが収穫と思いたい。





【カープ情報】2013.09.07 広島対DeNA 公式戦第23戦 エルドレッド2打席連続本塁打

2013年9月7日に行われた、広島対DeNAの公式戦第23戦の試合結果

広 島 202 010 000|5
DeNA 000 010 000|1

勝 バリントン 8勝9敗
負 ソト 0勝3敗
S - 

【本塁打】エルドレッド7号、8号

カープのスタメンは、1番の丸以外全員右打者を並べてきた。
丸、菊池、梵、エルドレッド、廣瀬、赤松、小窪、石原というスタメンを見ると、カープの中ではレベルの高い守備の出来る選手が多い。
レベルの高さと言っても、単純な巧さということではなく、状況判断も含めて経験に裏打ちされたの守備のこと。

小窪のエラーが失点のきっかけにはなったものの、終盤にはその小窪にも守備固めで木村が起用され、守備面での綻びはないような守備陣。

ケガで降板して以来の登板となったバリントンも、投球内容は前回までとあまり変わらず、逆球、抜け球はところどころに見られた。
ただ、2回途中で降板し、中6日での登板となったことで、休養効果があったためか球威と変化球のキレが一時的に増しているような投球には見えた。

課題だった打線も、9月に入ってからは徐々に上向き傾向だったということもあり、きっかけ待ちだった所。
そこへ、初回からエルドレッドの完全に詰まったような当たりがセンターオーバーのタイムリーとなったことが合図となり、エルドレッドの2打席連続本塁打などで、久々に打線の援護が見られた。

エルドレッドの4番起用が当たったことはもちろんだが、松山の代わりに3番に入った梵の働きがキーになった。
先制タイムリーを放つと、先述のようなエルドレッドの詰まったようなセンターオーバーの当たりで一塁から本塁を陥れた走塁は、繋ぎの役割としても大きな意味を持つ。

5番打者としてランナーを返す役割も、3番打者として走塁を含め繋ぎの出来る役割も、淡々とこなして見せるのは、やはりベテランの味と言えるだろう。

また、8回からは永川がセットアッパーとして登板。
今村が良かったり悪かったりと安定感がない状態で、もはや復調を信じてマウンドに送り出す時期は過ぎてしまった。
今シーズンに関しては、横山と永川で7回8回を乗り切るしかなくなっており、ここでもベテランの力を存分に発揮することになった。

投打が噛み合っての勝利となった試合だったが、若手とベテランの力も噛み合った好ゲームだったように思う。





【カープ情報】2013.09.06 広島対DeNA 公式戦第22戦 打撃不振からの脱出まであと一歩

2013年9月6日に行われた、広島対DeNAの公式戦第22戦の試合結果

広 島 100 000 030|4
DeNA 000 020 30×|5

勝 井納 3勝6敗
負 野村 9勝5敗
S ソーサ 2勝3敗13S 

【本塁打】後藤4号、松山10号

前回のDeNAとの三連戦では、1勝2敗と負け越し、2試合連続完封負けという低調打線の象徴のような試合となった。
この頃からキラの不調が目立つようになってきたが、前回のDeNA戦以降ホームランが出ておらず、マルチヒットもない。

ただ、9月に入ってからの3試合で、チームのヒット数は8、9、11本と安打は出ている。
重要なのは、迷わないこと。

丸、菊池、松山という調子を上げつつある選手を上位に並べるスタメンを組み、8月の好調を支えてきたキラ、梵が続き、現状の打撃の調子と守備面を考えると、サードは木村となる。

となれば、打順はともかく、外野の一枠をエルドレッド、廣瀬、天谷、岩本で日替わり打線を組むくらいの選択肢しかないように思う。

その中で繋がりのある打順を模索し、試合で機能するかどうかということになると思う。

ただ、この試合では、今季何度も見られた松山の走塁ミスが見られた。
エンドランでスタートを切って、フライアウトで戻りきれなかったという走塁だったが、ゴロならともかくフライとなった打球で、スピードを緩めることなく走ってしまう辺りは、やはり上位でランナーとして帰る役割も担う3番打者としては致命的な判断力。

併殺打が多いこともあるが、走塁ミスがあっても打線の繋がりは生まれない。

乗れそうで乗れないという打線の調子も相まって、中盤までは先制点を守りきらないと勝てないという雰囲気があったのも事実。
結果、逆転を許し、終盤に突き放されてしまっての敗戦となったが、打撃不振からの脱出まではあと一歩という状態までは来た。

あとはきっかけ一つで、投打がかみ合う状況が復活する。
そのきっかけが作れるかどうか、ここがベンチワークの最大の見せ場となりそうだ。





【カープ情報】2013.09.05 広島対中日 公式戦第20戦 単なる一敗を引きずらない

2013年9月5日に行われた、広島対中日の公式戦第20戦の試合結果

中日 002 200 022|8
広島 002 010 00×|3

勝 田島 4勝7敗
負 大竹 7勝9敗
S -

【本塁打】谷繁6号、菊池8号、森野15号、高橋周5号

チームとして、被本塁打は1週間ぶり。
さらに複数被本塁打は8月16日以来と、久々に一発攻勢に沈んだ試合となった。

1試合が雨で中止となり、終わってみれば中日戦は1勝1敗で五分となった。
すっきりとはしないが、今日の試合は好不調の波が激しい投手が、現状の力通りの投球をした結果がそのまま出た感じで、次回も同じ結果になるとは分からないという状態なのが、せめてもの救い。

時節の対戦相手DeNAとのゲーム差も3という状況では、1試合の負けを引きずる暇はない。
切り替えて、野村の2桁勝利が達成できればベストかと思う。





【カープ情報】2013.09.04 広島対中日 公式戦第19戦 前田健ハーラートップタイの12勝目

2013年9月4日に行われた、広島対中日の公式戦第19戦の試合結果

中日 000 000 000|0
広島 110 000 00×|2

勝 前田健 12勝5敗
負 中田賢 4勝6敗
S ミコライオ 2勝4敗22S

【本塁打】なし

今日の試合は、不思議な試合内容となった。
初回の先制劇は、菊池の内野安打に始まり、ワイルドピッチで谷繁がボールを逸らす間に菊池が本塁を陥れたが、打者の松山は、ボールの弾く距離が近過ぎるとして、一旦は菊池を手で制している。
それでも隙を見逃さない、集中力を高めている菊池の走塁は見事。

2回には、前田健自らヒットで繋いで天谷のタイムリーを呼び込んでいる。

結局2得点に終わった打線は、やはり良い状態とは言い難い。

一方前田健も、序盤は付け入る隙を与えなかったが、ランナーを出すとバタバタしたところが見えた。
と言っても、前田健ではなく守備の方の話で、梵のエラーでピンチを拡大するが、天谷がタッチアップを狙ったランナーをホームで刺してピンチを凌ぐ。

この後も、ヒットで出塁するが盗塁失敗でランナーがなくなり、その直後に四球で出塁したり、ファインプレーが飛び出したかと思えばエラーをしたりと、何とも大味な試合。

それでいてリズムを乱しながらも崩れないのがエース前田健。
この試合最大の集中力で、8回の満塁のピンチを無失点で切り抜けたことで、余力はほとんどなくなったようにも見え、最終回のマウンドはミコライオに託す。

ミコライオも再登録後はまずまず安定した投球を見せており、この日も3人で締めくくった。
クラークにはボール先行となってしまったが、ボールの軌道は昨年の好調時に匹敵する。
この投球内容であれば、相手チームにとっても与し易いという印象はないと思う。

最後にはキラに久しぶりのヒットもうまれ明日以降の打席にも期待が持てるし、苦しい試合内容であっても勝ちが付いたことは、昨年からの成長と見ていいのかもしれない。





【カープ情報】2013.09.01 広島対阪神 公式戦第20戦 1ヶ月ぶりに4本柱先発試合以外の勝利 

2013年9月1日に行われた、広島対阪神の公式戦第20戦の試合結果

広島 010 001 000|2
阪神 001 000 000|1

勝 今井 2勝1敗
負 秋山 0勝3敗
S ミコライオ 2勝4敗21S

【本塁打】松山9号、丸14号

今日の選手登録では、バリントンの抹消がなかったということは重傷ではなさそうで、まずは一安心。
ただ、ソコロビッチの離脱で手薄になったリリーフ陣の補充として上野が登録された。

代わって安部がファームとなったわけだが、昨日の試合での内容が悪過ぎた。
松田のストレートに全て振り遅れ、福原のストレートにも振り遅れていた。
それでいてフルスイングをするあたり、ちょっと状態が上がってくるまで時間がかかりそうという判断なのだろう。

またカープ打線は、キラとエルドレッドの両名が今季初めてスタメンに名を連ねた。
調子を落としている打者が多く、スタメンを見ての第一印象は単発打線というもの。

繋がりはあまり期待できず、キラとエルドレッドによる、言い方は悪いがまぐれの一発での得点を狙う意図があるように思える。

今日の甲子園は、右から左への浜風と逆の風、左から右に風が吹いている。
松山の右中間の当たりも風に乗ってスタンドに飛び込み、丸のレフトポール際への一撃も切れずにポールを直撃した。
普段であれば、どちらとも風に遮られて本塁打になっていなかったかもしれない。

長打を期待していたキラとエルドレッドは不発となってしまったが、この2本の本塁を引き寄せたのは、今井の好投に依るところが大きい。

とは言え、今井の投球内容は、ボールは高く、逆球も目立った。
ランナーを許さなかったのは初回のみで、どちらかと言えばピンチの方が多かった。
それでも6回を1失点で切り抜けられたのは、相手を恐れずインコースを有効に使えていたことが挙げられるだろう。
これは、昨年からの阪神戦での相性の良さが後押ししている部分もあると思う。

7回からは横山、永川のリレーで無失点で切り抜けたが、永川に関しては苦しんだ。
叩きつけるボールが多く、ベースの手前でワンバウンドするボールが目立ったが、最後まで自分のボールを信じて投げ抜くピッチングは、やはり数多くの修羅場をくぐり抜けているベテランの味というところ。

最後はミコライオがマウンドに上がり、先頭打者の俊介のセンター前に抜けようかというライナーは、菊池がダイビングキャッチで掴み取った。

菊池なら取ってくれるという期待はあったが、当たり前のように捕る姿は見事としか言いようがない。

1点を守りきったカープは、点が取れない中でも阪神戦に勝ち越すことができた。
今井の好投で、7月28日以来、約1か月ぶりに4本柱が先発した試合以外での勝利となり、勝負の9月の1日目に大きな勝利となった。

エルドレッドを4番に据える新打線が機能したとは言い難い試合だったが、狙い通り一発での得点が叶った。
ただ、この荒療治の影響か、最近不振だった各打者の振りは鋭いものがあった。

これが好影響をもたらすかどうかが、来週の試合の見所となりそうだ。







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