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【カープ情報】2012.08.31 広島対阪神 公式戦第20戦 スクイズファールのはずがホームスチール成功の判定【動画】

2012年8月31日に行われた、広島対阪神の公式戦第20戦の試合結果

広島 000 000 000|0
阪神 100 001 01×|3 

勝 能見 7勝9敗
負 バリントン 6勝11敗
S 藤川 2勝2敗21S

【本塁打】狩野1号

【広島】バリントン-河内-横山
【阪神】能見-藤川

阪神先発の能見とは、8月で4回目の対決となる。
これだけ短期間に何度も対戦すると、慣れもあって打ちやすいのではないかと普通ならば考える。
広島先発のバリントンも、同じく8月で4回目の登板。もちろん同じことが言える。

条件の違いと言えば、初めて甲子園での試合となることだ。

その球場の違いが、早速初回からバリントンにプレッシャーを与える。内野安打と送りバントをバリントン自ら捕球エラーしてノーアウト1,3塁のピンチを背負うと、あっさり鳥谷にタイムリーを浴びる。
さらに4番新井良のサードゴロを堂林がエラーでノーアウト満塁と、完全に浮足立ってしまう。
もう、完全に負けを覚悟してしまう展開だったが、相手の拙攻に助けられ1失点で済んだ。

とは言え、能見の出来が抜群に良く、1点が非常に重い展開。甲子園でこの展開に持ち込まれると、残りのイニングは、追いかけなくてはいけないが得点できる雰囲気がなく、苦行でしかない。

エラーの連発もあり、普通に行っても負け濃厚の試合ではあったが、問題のシーンが6回裏に訪れる。

1アウト2,3塁で能見がスクイズを狙う。しかしファールでスクイズ失敗かと思いきや、主審は空振りの判定。
ファールと思われたボールがファールグランドを転々としている感に、サードランナーがホームスチールという形で生還する。

このプレーによる1点がなければ、と言えるような能見の出来ではなかったので、判定如何で勝負の行方が変わったとは思わないようにしたい。

しかし、野村監督が5分以上の抗議で遅延行為で退場となるシステムは、死人に口なしと言われているようで残念な退場だ。
倉にしても、ファールであれだけボールの軌道が変わればもちろん捕球はできないし、直ぐにボールを追いかけられない。
能見もボールがファールグランドを転がっているのに、ホーム近くまで進んでいた平野への指示は出さないとしても、ファーストランナーに何も指示を出さなかったし、ファールと自覚はしていたのだろう。もちろん当っていますとは言えないのは理解しているから能見を責める気はないが、態度は物語っていたと思う。

また、ちゃんと見てますよという、主審のアピールのような空振り判定のジェスチャーが空々しく思える。
これまでも誤審で勝った試合もあるだろうし、負けた試合もあるだろう。
トータルではプラマイゼロになるのが正解だと思う。
なので、何度も言うようだが、あれがなければ勝っていたとは思うまい。
しかし、どうせプラマイゼロになるなら、プラスもマイナスもないような判定をお願いしたい。
それがプロの審判だと思うので。

さて、試合の方は藤川から一応の粘りは見せてくれたが、完敗と言っていい内容。
甲子園での試合で浮足立ってしまい、また3位争いのプレッシャーの中で、カープがプロらしいプレーが出来ていなかったのは認めざるを得ないところではある。 また、打撃コーチが能見の出来を見誤って、打ち崩せると楽観視していたということで、ベンチも冷静さを欠いた見方をしてしまったようだ。

8月終了時点での5割復帰も、月間勝ち越しも実現することが出来ない完敗を喫してしまった。
しかし、クヨクヨしている暇はない。
いよいよ明日から9月に突入。最後の追い込みを掛ける時期に差し掛かった。







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【カープ情報】2012.08.30 広島対ヤクルト 公式戦第18戦 負けなくて良かったという試合

2012年8月30日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第18戦の試合結果

広  島 000 110 000 0|2
ヤクルト 000 010 001 0|2

勝 -
負 -
S -    

【本塁打】赤松3号、松井淳5号

【広島】大竹-今村
【ヤクルト】ロマン-松井光-日高-山本哲-押本-バーネット

今日の試合は、一言でいえば負けなくて良かった、ということになるだろう。
三連戦の初戦で10点を奪った打線とは思えない程、チャンスで1本が出なくなってしまった。
ヤクルトの執念や粘りという面もあると思うが、やはりCS争い真っ只中でプレッシャーを受けてしまっているように見える。

そんな中でもヤクルト打線を6回1失点で抑えた大竹は、自分の投球を貫いた結果が出たと言えるが、それでもその1失点は、大竹自身が送りバント処理をミスしたことで広げたピンチだっただけに、少し焦りが出てしまった格好だ。

確かに打線は2点を先制し、大竹が好投で1点差のまま9回を迎えることが出来たため、最後は臨時クローザーの今村がマウンドへ。
1点差でも逃げ切れると思ったが松井淳にレフトポール際へ同点本塁打を打たれてしまう。

外角のストレートをフルスイングしてファールにならなかったのは驚きだが、それだけしっかり振り切ったということで、松井淳が上手かったに過ぎない。
神宮球場ならではの本塁打だけに、この同点本塁打は気にし過ぎても仕方がないと思う。
他の球場ならホームランにはならなかったはずで、気持ちを切り替えていけば今村は問題ないと思う。

ただ、それはあす以降の試合の場合で、今日の試合については10回の裏を凌ぎ切らないと即敗戦となってしまう。
今シーズンは何試合か抑えで登板している今村であっても、久々の最終回のイニングに登板となると、間隔のズレが生じてしまい、それで苦戦したように思えた。

結局10回にも満塁のピンチを招くが何とか0点で抑えた。9回に同点本塁打を打たれてからもピンチを背負った訳だが、久々の最終回のイニングを経験できて、今村が最終回仕様の投球を思い出せるのなら、この引き分けは価値がある。

3位4位の直接対決も、終わってみれば1勝1敗1分でゲーム差は変わらなかった。もちろん勝ち越せるに越したことはないのだが、相手にゲーム差を詰められなかったのだから、今日の引き分けは十分価値がある。
アウェーでの試合だけに、この三連戦の結果は最低条件はクリアした、という結果だろうか。

2012.08.30 広島対ヤクルト ハイライト【Youtube】





【カープ情報】2012.08.29 広島対ヤクルト 公式戦第17戦 この終盤に来て苦手投手を作る

2012年8月29日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第17戦の試合結果

広  島 010 000 000|1
ヤクルト 000 300 20×|5

勝 松井光 1勝0敗
負 野村 9勝7敗
S -    

【本塁打】

【広島】野村-横山-サファテ-中崎
【ヤクルト】中澤-松井光-正田-山本哲-日高-バーネット

神宮では、カープの打線でも得点能力が上がるのは、昨日の記事やここまでの結果が示している通りなのだが、一歩間違えればヤクルト打線の餌食となる怖さも秘めている。

カープ先発の野村は、ヤクルト戦5試合に登板し3勝2敗、防御率1.03というピッチングだが、神宮では1試合に先発し0勝1敗、防御率3.00(失点3、自責点2)という数字が残っている。
1試合のみのデータで語ることはできないが、失点しやすい球場と言うのは間違いない。

その野村は、昨日前田健が7回にツーランを浴びたことで防御率が高くなり、野村の方が防御率1位になった。 さらに言えば、この試合は10勝目を目指しての登板となる。

いつも通りの投球をするだけと言いそうな野村だが、やはり節目の登板だけに落とし穴が待っている可能性もあり、ヤクルト打線を野村の術中に嵌めるためには、先制して相手にいつも通りの攻撃をさせないことが重要となりそう。
例え打たれても、最終的に打線の援護で打ち勝てばいいというレベルの投手ではないだけに、野手も守備・走塁・打撃面全てで高いレベルでの試合運びを見せてもらいたいところ。

しかし、前回同様中澤を捉えきるまでいかない。チャンスは幾度となく作るものの後1本が出ない展開で、犠牲フライによる1点しか取れなかったという言い方が正解だと思う。

一方の野村は、失点した4回を含め、全てのイニングで先頭打者にヒットを打たれている。何とか細心の注意を払って3回までは抑えていたが、今日の野村は球が高かった。

捉まえるのも時間の問題と思っていた中澤、捉まるのも時間の問題だった野村。
どちらに転ぶかとう状態で、今日はカープの方に悪い流れが来た。
後手後手の展開で、しかも今日の試合からミコライオがいない。投手もどんどんつぎ込んでいける状況ではない。
そういうウイークポイントを抱えて始まった試合で、勝ちパターンのリリーフ陣を出せなくなり、ヤクルトの得意とする打ちあいの展開に持ち込まれてしまっては苦戦もやむなしだろう。

ただし、簡単にCSに進出できるようなチーム状況ではないし、ヤクルトが手強いのは百も承知。
一回の敗戦を引きずる必要はない。
それよりも、一戦一戦大事に戦って行ってもらいたい。

ただこの時期に、よりにも寄ってヤクルトの投手から苦手投手を作ってしまったのは、相手に突破口を与えてしまいかねない。その点だけは心配だ。



【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【9月】

2012年、プロ野球公式戦の試合結果及びハイライト動画、ニュース動画のリスト【9月】です。
掲載サイトは、youtube、ニコニコ動画、FC2動画などです。
広島カープの試合結果・ハイライト動画は、【カープ情報】2012公式戦 のカテゴリー内にも掲載しています。



      1
      巨 9 - 1 デ
      ヤ 6 - 2 中
      神 0 - 1 広
      楽 4 - 7 オ
      西 4 - 2 ロ
      ソ 1 - 3 日
2345678
巨 2 - 1 デ楽 3 - 4 オデ 2 - 1 ヤデ 1 - 3 ヤデ 1 - 3 ヤヤ 2 - 8 巨ヤ 2 - 5 巨
ヤ 1 - 0 中 中 10 - 2 広中 1 - 2 広中 3 - 0 広中 1 - 0 神中 0 - 1 神
神 3 - 1 広 神 3 - 7 巨神 6 - 0 巨神 1 - 1 巨広 0 - 1 デ広 3 - 0 デ
楽 0 - 0 オ 日 3 - 1 楽日 5 - 10 楽西 9 - 2 ソ楽 1 - 0 西楽 6 - 5 西
西 2 - 1 ロ 西 3 - 5 ソ西 2 - 1 ソ オ 1 - 2 日オ 2 - 1 日
ソ 1 - 2 日 オ 3 - 1 ロオ 2 - 0 ロ ソ 4 - 1 ロソ 3 - 1 ロ
9101112131415
ヤ 4 - 4 巨 巨 6 - 3 広巨 5 - 0 広巨 4 - 1 広巨 3 - 2 神巨 0 - 2 神
中 0 - 7 神 デ 2 - 3 中デ 4 - 6 中デ 6 - 6 中ヤ 6 - 2 デヤ 6 - 3 デ
広 3 - 3 デ 神 0 - 2 ヤ神 1 - 2 ヤ神 4 - 1 ヤ広 4 - 3 中広 0 - 1 中
楽 9 - 2 西 西 2 - 3 オ西 4 - 3 オ西 8 - 1 オ日 1 - 0 ソ日 4 - 2 ソ
オ 0 - 2 日 ロ 2 - 3 日ロ 10 - 0 日ロ 6 - 6 日ロ 2 - 3 西ロ 5 - 4 西
ソ 3 - 0 ロ ソ 2 - 1 楽ソ 5 - 3 楽ソ 2 - 6 楽オ 2 - 7 楽オ 2 - 3 楽
16171819202122
巨 4 - 2 神中 2 - 0 巨中 5 - 9 巨中 2 - 3 巨 巨 6 - 4 ヤ巨 3 - 9 ヤ
ヤ 2 - 1 デ神 4 - 4 デ神  中止  デ神 1 - 0 デ デ 3 - 1 広デ 7 - 4 広
広 0 - 2 中広 4 - 5 ヤ広 1 - 2 ヤ広 1 - 2 ヤ 神 2 - 3 中神 0 - 2 中
日 2 - 5 ソ日 5 - 4 オ日 6 - 2 オ日 4 - 2 オ 楽 1 - 1 ソ楽 2 - 4 ソ
ロ 5 - 2 西楽 5 - 11 ロ楽 11 - 6 ロ楽 13 - 2 ロ 西 4 - 2 日西 5 - 4 日
オ 1 - 3 楽ソ 2 - 1 西ソ 5 - 1 西ソ 0 - 2 西 ロ 3 - 1 オロ 8 - 3 オ
23242526272829
巨 2 - 0 ヤ楽 3 - 1 ソヤ 3 - 0 神ヤ 10 - 4 神ヤ 0 - 12 神ヤ 6 - 3 神ヤ 0 - 4 中
デ 中止 広ロ 5 - 0 オ中 2 - 2 デ中 2 - 8 デ中 1 - 2 デデ 3 - 3 巨デ 4 - 3 巨
神 5 - 2 中 広 2 - 3 巨広 4 - 0 巨広 2 - 1 巨日 5 - 0 西神 2 - 0 広
楽 中止 ソ 日 3 - 3 ロ日 5 - 2 ロ日 3 - 1 ロ 日 4 - 2 西
西 2 - 6 日 西 3 - 2 楽西 2 - 3 楽西 3 - 1 楽 ソ 4 - 8 楽
ロ 中止 オ オ 0 - 7 ソオ 3 - 0 ソ  ロ 0 - 5 オ
30      
ヤ 中止 巨      
デ 2 - 13 中      
広 1 - 2 神      
西 4 - 3 オ      
ソ 4 - 1 日      
       




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【カープ情報】2012.08.28 広島対ヤクルト 公式戦第16戦 神宮では強力打線に変身

2012年8月28日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第16戦の試合結果

広  島 000 013 510|10
ヤクルト 000 100 200| 3

勝 前田健 12勝6敗
負 石川 6勝10敗
S -   

【本塁打】梵9号、天谷6号、畠山13号

【広島】前田健-横山-ミコライオ
【ヤクルト】石川-松井光-押本-平井-正田

カープは今シーズン神宮で5試合戦って2勝2敗1分けという成績が残っているが、この球場ではカープ打線は強力打線に変貌する。
チーム打率.326、6本塁打、28得点という大当たりだ。と言っても7月26日の16対12で勝利した試合のせいで、かなり偏りは生じている。
当然、守備面で見てもかなり失点が嵩んでおり、打ち合いになる可能性も秘めていると言えるだろう。

その7月26日の試合を除く4試合の合計でも、得点12、失点13ということで、この球場ではヤクルト打線を抑えきるのは難しいという傾向がありそうだ。

安心して試合が見られるとすれば、前田健がここまでの不振を打ち払って、ヤクルト打線を封じ切ることくらいしかあり得なさそう。

と、試合前の展望として思っていたのだが、先制したのはヤクルト。カープも序盤からチャンスを作りながら後1本が出ない展開だけに、ズルズル行ってしまわないかが心配な展開。

だが、直ぐに菊池のタイムリーで追いつくと、中盤に石原の2点タイムリーツーベースで勝ち越しに成功する。
石原は低めのワンバウンドしそうなボールに、まさに食らいつくという表現がぴったりのバッティングで左中間を破った。
さらに大きかったのは、続く前田健が動揺が見える石川の、何の注意も払わずにストライクを取りに来たボールを捉えタイムリーを放ち、追加点を奪ったシーンだろう。

これで意気消沈しかけたヤクルトは、次のイニングには梵のソロホームランに加え、エルドレッドの内野安打の後 、堂林がセーフティバントを決めチャンスを広げると、天谷にスリーランが飛び出し、ここで勝負あり。
神宮での打線の相性の良さは健在で、投げてはエース前田健太がとにかく雑な投球にならないように丁寧に投げていた印象でヤクルト打線を結果的に2点で抑え切った。

カープ打線がヤクルト投手陣を攻略したという試合内容ではあったが、CS進出を争っているヤクルトとの対戦で、ここまであっさり手を引いてくれるのかという思いもある。

ヤクルトは、9月に入っても5ゲーム差くらいまでなら逆転可能という青写真を描いているというコメントもある。
勝負どころはまだ先と思っているのだろうし、CS出場の経験もあることから計算を立てているのだろう。
ただ、そのヤクルトの思惑を狂わすほど一気に突き放せるようだと、相手を浮足立たせることも出来るだろう。

また、29日の試合からミコライオが一時離脱する。前田健は7回95球、6点リードの場面でも交代した。
福井がファーム落ちしている現状から考えて、日曜日に中4日で先発してくる可能性が浮上した。



【カープ情報】石井琢朗 引退表明

石井琢朗内野手が、2012年のシーズン限りで引退することを表明した。
コメントを聞いている限り、今期中に1軍の戦力としてプレーすることは諦めているのだろうなと感じた。

優勝経験のない若いチームを指導する立場として、若手を叱咤激励してくれたベテラン選手を、気持ちよく送り出すためにも、CSシリーズの進出を目の前で決めて、成長した証を示して欲しい。

【カープ情報】2012.08.26 広島対阪神 公式戦第19戦 負けはしたものの良い試合

2012年8月26日に行われた、広島対阪神の公式戦第19戦の試合結果

阪神 000 300 000|3
広島 000 001 010|2

勝 スタンリッジ 6勝9敗
負 今井 1勝5敗1S
S 藤川 2勝2敗19S

【本塁打】ブラゼル10号

【阪神】スタンリッジ-榎田-藤川
【広島】今井-江草-中崎-今村

昨日同様、デーゲームでヤクルトが勝利している中での試合開始。
ただ、昨日は勝っているだけにプレッシャーは少ないはず。

そんな中、先発は今井。4番には松山が入りエルドレッドは休養で試合に臨む。
また、この日は福井を登録抹消し、先日ウエスタンリーグで完封勝利を収めた中崎を1軍登録してきた。
まずは、ロングリリーフ枠ということになるだろが、仮に今井の調子が悪ければローテの入れ替えも視野に入ってくる選手登録だろう。
8月も残り1週間。そろそろラストスパートをしなければならない時期で、ローテーション投手をファームに落とすということは、バリントンの中4日での登板時期も近付いているのかもしれない。

さて、試合の方はスタンリッジの投球が素晴らしく、特に変化球の切れが抜群。
序盤は手も足も出ない状態。

今井もピンチも背負うものの、菊池の好守などで要所を締めるピッチングを見せた。
ただ、4回には2アウトから連打でピンチを背負うと、ブラゼルのスリーランで一気に3点を失う。
結果的にはこの1本の本塁打で試合が決まってしまった。

それでもリリーフ陣はまたも無失点リレーを見せ、登録されたばかりの中崎も2イニングをパーフェクトに抑えた。
今村もここ最近は140キロ中盤のスピードしか出ていなかったのだが、この日は150キロ以上のストレートを連発。
3者連続三振を奪う力投を見せた。
特に鳥谷を見逃し三振に打ち取ったインローの150キロのストレートは、説得力十分だった。

また打線は6回に1点を奪ったものの、決してスタンリッジは崩れたわけでもなく、甘い球だったわけでもなかったが天谷のツーベース、赤松のタイムリーで1点を取った。
そして8回には若干キレが落ちてきたスタンリッジから、今日はスタメンから外れていたエルドレッドが代打でタイムリーを放ち1点差。
さらに代打の前田智で同点を狙いに行くが、榎田の好リリーフにより後1点が届かなかった。

昨日までの試合と決定的に違ったのは、両チームとも集中した守備を見せたという点だろう。
両者隙を見せずに戦えば、スタメンから4番を欠いてしまったカープの方が分が悪いのもやむなしかと思う。

ただ、3週連続で6連戦の初戦をエースの前田健で落としてきたカープだが、今週は3勝2敗1分けと1つ勝ち越し。
8月はそのエースが1勝3敗という不調がありながら、今日の敗戦も含めて11勝11敗1分と五分で戦えている。
来週はCSを直接争うヤクルトとの三連戦が行われるが、おそらく初戦はエース前田健。
今季は苦手としているマツダスタジアムでの登板ではなく、神宮での試合だけに違った投球を見せて欲しい。



【カープ情報】2012.08.25 広島対阪神 公式戦第18戦 天谷ランニングホームラン【動画】

2012年8月25日に行われた、広島対阪神の公式戦第18戦の試合結果

阪神 000 300 000|3
広島 100 013 30×|8

勝 サファテ 2勝4敗9S
負 能見 6勝9敗
S -

【本塁打】天谷5号

【阪神】能見-鄭-鶴-筒井
【広島】福井-横山-サファテ-河内

昨日の試合では、登板したリリーフ4人のうち、ワンポイントの河内を除く3人の投手がランナーを許し、それもスコアリングポジションにランナーを進められる展開。
しかも勝ちパターンで登板する投手だっただけに、疲労度も考えると打線が援護して行きたいところ。

対する阪神の先発は、8月だけで3回目の対戦となる能見。前回までの2試合ではバリントンが登板していたが、今日のカープの先発は福井。
その2試合は共にカープの勝利だっただけに、先発投手が変わっても流れは変えたくない。

特にデーゲームで直接CSを争っているヤクルトが勝利している。
だが勝ってもゲーム差が縮まらないようだとヤクルトへの精神的なダメージを与えることにもなる。

福井の立ち上がりは、2者を簡単に打ち取った後、ファーストゴロをエルドレッドがグラブに当てることが出来ずにライト前に打球が抜けていく。
さらに盗塁を許したが、全く動じず4番の新井良から空振り三振を奪う。

一方の能見の立ち上がりは、2番菊池がセンター前ヒットの後、梵の内野ゴロ(ヒットエンドラン)が進塁打となり、4番エルドレッドは敬遠気味のフォアボール。
続く堂林のサードゴロを新井良がセカンド悪送球で1点先制。

そしてここから、何とも形容しがたい試合展開となっていく。

3回までは静かに試合が進んでいくが、4回に入ると福井の投球が乱れ始める。コントロールもそうだが、3回までは140キロ終盤のストレートを連発していたが、この回は140キロちょっとが精一杯。
立ち直る気配が見られず、この回で早くも降板となる。
しかし、福井の役割は初回から全力投球し、行けるとこまで行ければ良いという立場だけに、上手く立ち上がっただけでも一つ目の仕事はクリアしたことになる。

そして仕事をしたと言えば、カープのリリーフ陣。
昨日の引き分けを演出した再現かのように無失点リレーを積み重ねていく。
投手陣が踏ん張れば、打線もリズムが生まれやすい。
もうひとつ言えば、カープのエラーが失点に繋がらなかったの対して、阪神のエラーは失点に繋がった。
今日の試合に関しては、この辺りの差は大きかったと言えるだろう。

6回に天谷のセカンドフライを上本が落球。このエラーをきっかけに一気に3点を奪いカープが逆転に成功する。

押せ押せのカープは続く7回に堂林のタイムリーの後、天谷にランニングホームランが飛び出す。
観戦中にランニングホームランを見たのは初めてだったが、非常に珍しいプレーでかなり盛り上がったシーンだった。

これで8対3と楽な展開となったカープは、今村、ミコライオを出さずに勝利を収めたわけだが、2人とも登板せずに勝った試合は、8月5日の阪神戦以来となる。

とは言え、いろいろあった試合には違いない。
7回にはエルドレッドに代打木村を送った場面もあったが、肘の疲労を考えての早めの交代と追加点を狙いに行くための送りバント要員だったのが真実だろう。
実際に、送りバントを決めたことで天谷のランニングホームランに繋がったとも言えるだろう。

冒頭にも述べたが、ヤクルトがデーゲームに勝っていたにも拘らず、カープもナイターで勝ってゲーム差を詰めさせなかった。大きな勝利と言えるだろう。





天谷のランニングホームランは11:36~

【カープ情報】2012.08.24 広島対阪神 公式戦第17戦 河内の桧山斬りで流れを呼び込む

2012年8月24日に行われた、広島対阪神の公式戦第17戦の試合結果

阪神 000 020 000 0|2
広島 010 000 010 0|2

勝 -
負 -
S -

【本塁打】なし

【阪神】メッセンジャー-榎田-福原-藤川
【広島】バリントン-横山-河内-今村-ミコライオ

阪神先発のメッセンジャーとは、今季3回対戦して1勝2敗、防御率1.64と抑えられている。唯一カープが勝った試合は、堂林のプロ入り初本塁打が飛び出した試合だが、それも4月24日のことでずいぶん前のことだ。
メッセンジャーと相性のいい打者は梵と堂林だけに、エルドレッドを4番に据え、両脇をこの2人で固めた方が繋がりが良さそう。
ただ右打者が続くので、5番に左の松山を挟むスタメンとなっている。

2回には、エルドレッド四球、松山倒れて、堂林がヒットで繋ぎ、丸の犠牲フライで1点先制。ただ、この1点で勝てるとは虫がよすぎだろう。

バリントンにしても満塁のピンチを招くが、投手のメッセンジャーを打席に迎え、若干安心してしまったかのように簡単に初球から高目に放ってしまった。
もう少し注意深く投球していれば犠牲フライは防げたかもしれない。

この1点で浮足立ってしまったのか、上本にも2ストライクからライト前ヒットを打たれる。ここで本塁を狙った新井貴が三塁を回ったところでストップ。三本間に挟まれるかと思いきやエルドレッドがサードへ悪送球。
これで2失点目。

今日のバリントンは時折コントロールミスが見られ、ピンチで投げ急ぎだすと自分では歯止めが利かなくなる。
ただし、コントロールミスがあっても失点した5回以外はピンチを迎える場面はなかった。
それだけに勿体ない投球と言えるだろう。

そして今日の試合のポイントとなったのが、8回表の阪神の攻撃だろう。
この回からリリーフした横山から先頭の上本が四球を選び、平野が送りバントを決める。
この後、2アウト1,2塁のピントとなったところで代打の桧山が登場すると、カープは河内を投入。
ここで見事に河内が桧山から三振を奪う。

その裏のカープの攻撃。8回裏でこの回を抑えられると、9回は藤川が登場してくるはずで、そうなれば点を入れられる可能性は低くなる。
その最後のチャンスとも言えるイニングで、先頭の菊池が粘ってヒットで出塁。
梵は送りバントを失敗し、ヒッティングに切り替えるしかなくファーストゴロを打つ。当りは強く少なくともセカンドはフォースアウトのタイミングかと思われたが、新井貴が弾き、一塁のみアウト。
エルドレッドは三振に倒れ、打席には松山。
正直、代打前田智を出すにはこのタイミングしかないと思った。敬遠の可能性もあるが、そうなっても今日の堂林は2安打を放っていた。
だが、そのまま松山を打たせ、タイムリーヒットが生まれた。
松山にこだわったベンチの頑固さが最後の最後に活きた。

9回には今村がピンチを背負って、苦労して細心の注意を払って、それでも打たれて満塁までピンチが拡大するが、最後は開き直って、自分の一番のストレートを投げ込んで抑え切った。

9回裏の攻撃でサヨナラのチャンスを作ったが無得点に終わり、10回はミコライオ、藤川と両チームとも抑え投手をつぎ込んできた。
対藤川に関しては、10回裏の攻撃開始時で3時間半まで6~7分時間があった。簡単に三者凡退となれば11回突入もあり得たのだが、先頭の倉がしっかりと粘って最後は三振に終わったものの良い仕事をした。

先制したもののひっくり返され、途中までビハインドのゲームだっただけに、引き分けも良しとしないといけないだろう。
特にヤクルトが中日に破れていただけに、引き分けで0.5ゲームとは言えゲーム差が広がったので、意味のある引き分けを勝ち取った試合だった。



【カープ情報】2012.08.23 広島対DeNA 公式戦第18戦 大竹名実ともに復活の10勝目【動画】

2012年8月23日に行われた、広島対横浜DeNAの公式戦第18戦の試合結果

DeNA 010 000 000|1
広 島 200 000 000|2 

勝 大竹 10勝3敗
負 高崎 5勝9敗
S ミコライオ 2勝4敗18S

【本塁打】なし

【横浜DeNA】高崎
【広島】大竹-今村-ミコライオ

カープ先発の大竹は、DeNA戦では今季2試合目の先発で、前回は7回を無失点で勝ち投手となっている。
一方のDeNA先発の高崎は、広島戦には5試合に先発し1勝3敗、防御率4.15という成績だが、前回の登板では野村相手に投げ勝っている。
勢いに乗せたくないだけに、出鼻をくじきたいところ。それだけに高崎には12打数4安打と結果が出ている丸を1番にして天谷と入れ替えてみてはと思ったが、このスタメンがどう出るか。
実際には、チャンスを作っても昨日の活躍でエルドレッドとまともに勝負してもらえない可能性もあり、1番、5番がどういう働きをするかが、今日の試合のポイントとなりそう。

ただ、今日の試合では1番天谷の方で正解だった。初回に四球を選び突破口を作ると、菊池がエンドランで続き、梵のサードゴロを筒香が弾きタイムリーエラーで先制。
さらに5番堂林のセカンドゴロを内村が弾き、この回2個目のタイムリーエラー。

2点を先制したものの、今日の試合はお互いの打線が大竹、高崎に抑え込まれたという試合内容となった。
高崎は結局初回のタイムリーエラー2個での2失点に抑え、もちろん自責点は0。8回まで投げ抜きピンチらしいピンチもなかった。

大竹も投手の高崎に2アウトからタイムリーを打たれたが、この1失点のみ。

8回表に2アウトから筒香にヒットを打たれて交代となったが、悔しそうな顔が印象的だった。
交代した時点での投球数は97球。
おそらく筒香をすんなり打ち取っていれば、9回もマウンドに上がっていた可能性もあったかもしれない。
自身の登板時には、ここまで全試合でリリーフが登板している。

もちろん今村、ミコライオに全幅の信頼は寄せているだろうが、いつも助けてもらっているので行けるときには完投を目指したかったという責任感の表れだったのかなと思う。

また冒頭に挙げていた1,5番打者や天谷と丸の打順がどうかという点では、それぞれの選手がヒットを1本ずつ打っており特に大きなポイントにはならなかった。

というより打線が繋がらなかったので、判断しづらい試合だった。
今日の試合と同じように打線の援護は期待できなかった春先は、とにかく先制するか、先発投手が無失点に抑えるという勝ちパターンが存在していたが、やはり最後の追い込みなのだから打線の奮起を期待したい。

まだキーマンと呼ぶには早いとは思うが、ルーキーの菊池の守備での躍動感、打席で何をしでかすか分からない期待感は、応援する側からすると面白い存在になっていると思う。





【カープ情報】2012.08.22 広島対DeNA 公式戦第17戦 正攻法で勝利【動画】

2012年8月22日に行われた、広島対横浜DeNAの公式戦第17戦の試合結果

DeNA 000 000 000|0
広 島 100 200 00×|3

勝 野村 9勝6敗
負 藤井 7勝3敗
S ミコライオ 2勝4敗17S

【本塁打】なし

【横浜DeNA】藤井-大原慎
【広島】野村-今村-ミコライオ

1試合の欠場だけでエルドレッドが4番でスタメンに復帰。その他にも赤松の名前もあり、このスタメンならばしっくりくる。
やはり4番の存在感というのは軽視すべき項目ではないように思う。
とは言え、エルドレッドが打てる状態かどうかは別問題。8月に入って徐々に成績が下降していたのは肘の疲労、張りと無関係ではないはず。
外国人選手の見極めのバロメータともいわれる100打席も、前回の試合でクリアしている。

もちろん100打席が経過した時点の成績は十分な戦力となっており、8月に入ってからのチームの貧打ぶりからすれば、最後まで打点を稼いで貰わないとチームとしては苦しい。

日本に慣れてくると言われる100打席を過ぎてから、再度調子が上がってくるようであれば、最後の追い込みのタイミングとしては最適かも知れない。
もちろん、肘の状態はシーズン終了までは完全に回復はしないと思って、十分なケアをしながらという条件は付きそうだが。

さて、試合の方はカープ先発野村は、前回登板時に後半戦初勝利。ここから再加速していってもらいたいところ。
前日の前田健もDeNAに相性が良かったが、野村も負けていない。
対DeNA戦は4試合に先発し、3勝1敗と1つ負けが付いているが、自責点は0で防御率0.00という成績。

野村の投球内容は、以前も書いたことがあるが、勝ちがついた試合は、とにかく安打、四死球、エラーを含め、2者連続での出塁を許さない。
これほどの内容が残せる投手は、カープの中でも唯一の存在と言って良いかもしれない。

野村は先頭打者に内野安打を打たれるが、2番打者がバスターエンドランを仕掛けてきたにもかかわらず併殺打に打ち取るという持ち味を発揮した投球で立ち上がると、その裏の攻撃でスタメン復帰のエルドレッドがタイムリーで先制する。

先制して、野村が抑え、打線も4回に石原のタイムリーで2点を追加する理想的な展開。
しかし、6回にピンチが訪れる。
冒頭にも書いたことだが、2者連続の出塁を許さないのが野村の良い時のピッチングだが先頭の荒波のヒットの後、セフティー気味の送りバントが内野安打となり2者連続出塁。
ただ、進塁打さえ許したくない場面で、野村は3者連続でフライを打ち上げさせる。
このピンチを細心の注意を払ってしのぎ切った野村は、7回も先頭の森本にヒットを打たれるものの、後続をしっかり打ち取って無失点でマウンドを降りる。

そして4連敗中のチーム状態を考慮してか、3点リードの7回から早くも堂林に変えて、木村を守備固めに起用する。
勝ちパターンの継投に入ったカープは、8回に今村を投入。昨日痛い本塁打を打たれた筒香をストレートでねじ伏せた姿は頼もしかった。

そして最後はミコライオが締めて連敗脱出。野村の9勝目、エルドレッド復帰即タイムリーなどの好材料があるが、ケガからの復帰後の石原に当りが出始めたのが、迎とともに下位打線の厚みが出てくる意味で大きい。



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2012.08.22 広島対DeNA ヒロイン~ハイライト



【カープ情報】2012.08.21 広島対DeNA 公式戦第16戦 拙攻もやむなしのスタメン

2012年8月21日に行われた、広島対横浜DeNAの公式戦第16戦の試合結果

DeNA 110 000 010|3
広 島 100 001 000|2

勝 菊地 3勝1敗1S
負 前田健 11勝6敗
S 山口 0勝2敗15S

【本塁打】菊地1号、後藤6号、筒香7号

【横浜DeNA】三浦-菊地-藤江-山口
【広島】前田健-横山

横浜DeNAの先発は、今季広島戦初登板となる三浦。前田健、野村と同様にオールスターでの投手起用の影響で、後半戦はまだ本調子とはいかない投手同士の一戦となる。

今季の前田健太対DeNAは4戦4勝と相性がいい。さらに前田健太自身、マツダスタジアムでは今季2勝2敗の成績だが、その2勝はDeNAから挙げている。
だが、実際にはマツダスタジアムでは、DeNA以外には勝っていないという方が気になる数字だ。

カープ打線は、負傷のエルドレッドをスタメンから外し松山を4番に起用してきた。
それだけに得点力不足を危惧すれば、先制は許したくないところ。

しかし、先頭の荒波にレフト前ヒットを打たれると、迎がジャッグル。その間にセカンドまで到達されると、つづく内村は送りバントを空振り。荒波が飛び出したがセカンドへ送球する間にサードに盗塁を決められる。
拙い守備のせいもあり、筒香のセカンドゴロの間に1点を失う。
初回からエラーがらみでの失点をしただけに、ムードとすれば最悪に近い立ち上がりとなってしまった。

そのムードを一変させたのが、菊池のプロ入り初本塁打だった。高い放物線を描いた打球はレフトスタンドへ吸い込まれ、あっという間に同点に追いついた。
さらに梵のヒットも飛び出し押せ押せ。
その後ランナーをセカンドまで進め、ここで堂林のショートゴロを梶谷がホーム方向に逸れる悪送球。筒香が追いタッチにいって、空タッチに見えたのだが判定はアウト。
カープはエラーが失点につながり、DeNAはエラーでピンチが拡大するところを審判の判定に救われた。

堂林がセーフになっていても、後続で点が取れたかどうかは分からないが、それにしてもムードが良くなりかけたカープにとっては痛いプレーには違いない。

そして、2回表の先頭打者後藤に勝ち越し本塁打を浴びてしまう。

後は常に後手後手の展開となってしまい、何とか石原のエンタイトルツーベースで同点となったものの、1アウト2,3塁のチャンスで追加点を奪えないなど、今日は拙攻が目立った。

7回には、堂林の送りバント悪送球(菊池の捕球ミスのようにも見えるプレー)でノーアウト2,3塁のピンチを招くが、この場面を無失点で切り抜けた前田健太はさすがだった。
ただ、渡辺直がストライクコースのスクイズを空振りしたという運もあった。
交代時期は運も味方して、このピンチを凌いで、気分的に納得いく状態だったこのタイミングだったかもしれない。

そして8回に、筒香にフルカウントから甘い変化球を勝ち越し本塁打され、終盤に重すぎる失点。
筒香に対しては、投げ急いだのではないかというほど、投球間隔が短く、簡単にストライクを放った感じを受けた。

巨人戦の三連敗は、今季の戦いぶりからして、ある程度の予感はあった。ただ、今日のようにベストメンバーが組めない打線だと、直接CS出場をかけて争う3位以下のチームとの対戦に向けて苦しさが増してくるだろう。

ベストメンバーが組めなかったのか?
ベストメンバーを組まなかったのか?

そこに大きな違いがある。実際にはエルドレッドの故障により「組めなかった」という方が正解だろうが、「組まなかった」と感じさせるメンバーと受け取らざるを得なかったのも仕方ないと思う。明日のスタメンもベストメンバーとは行かない可能性が高いが、それでも少なくとも「組まなかった」と感じさせないスタメンを期待したい。
春先にも同じことを書いた気がするが、得点源を欠いた今こそ必要なのは、繋ぎを意識できる打線ではないだろうか。






【カープ情報】2012.08.19 広島対巨人 公式戦第18戦 ドームで涼んで英気を養うシリーズ終了【動画】

2012年8月19日に行われた、広島対巨人の公式戦第18戦の試合結果

広島 201 000 000|3
巨人 001 020 001|4

勝 山口 2勝2敗5S
負 ミコライオ 2勝4敗16S
S -    

【本塁打】阿部16号

【広島】今井-横山-サファテ-今村-ミコライオ
【巨人】宮国-福田-高木康-田原-山口

2試合連続無得点のカープは、2安打しか打てなかった昨日のオーダーと、キャッチャーだけを入れ替えた。
この時点で、若手の奮起を促す打線という以外に意味を見いだせない。巨人相手にはまともに行っても勝てないのだから、割り切って考えれば悪くはないと思う。

先頭の丸の当たりを阿部がエラーし、安部が送りバントを試みるがキャッチャーの目の前に転がりセカンド封殺。
嫌なムードが流れるが、梵と松山が繋いで満塁のチャンスで打席には堂林。
ここでスライダーが外角に遠く外れワイルドピッチで欲しかった1点が入る。
無得点の呪縛から解き放たれたのか、堂林にもタイムリーが飛び出し、松山は本塁で憤死したものの2点を先制。
早い回に得点できたことで、ようやく落ち着いて試合を進めることが出来た。

カープ先発の今井は、5試合目の先発で、先発時の総失点は16点。そのうち10点を初回に失点している。
逆に初回を無失点で抑えた試合は、唯一の先発勝ち星を記録している。
そういった自身のテーマを持ってマウンドに上がったのか、2本のヒットを打たれピンチを招いたものの粘りの投球で初回を無失点で切り抜ける。

初回を無難に立ち上がった今井は、3回に犠牲フライで1失点したものの、スイスイと5回まで投げていた。
しかし、5回に長野のボテボテのサードゴロを堂林がバウンドを合わせ切れずにボールをこぼすエラーをすると、2アウトから、またも堂林が坂本のサードゴロを下がりながら処理しようとして後逸するタイムリーエラー。
さらに高橋由にもタイムリーを浴びて同点に追い付かれる。
ただ、決して悪い内容ではなかっただけに、今井は自信を持って次の登板に備えて欲しい。

今井、福井の両先発は、共に3失点したものの今井は自責点1で宮国は自責点0。
お互いにエラーが絡んでの得点だっただけに、同点で仲良く5回で降板というのは痛み分けという展開だろうか。

ただ、同点でリリーフ勝負となると、昨日の試合同様巨人に分がある。特に今村には疲れが見えるということで、当面勝ち試合の1イニング限定での起用というプランで試合に臨む必要がありそうだ。

そうなると、横山の1軍昇格後無失点継続中という神通力にすがりたくなる。
その横山は、6回からリリーフ登板するが、ランナーを貯めてしまい、松本哲にライトオーバーの打球を打たれる。
前進守備を引いていただけに、完全にタイムリーヒットかと思って見ていたが、丸がファインプレーでライトフライに打ち取った。

7回からはサファテだが、ストレートに昨年のような勢いがないとなると、巨人相手には投げるには非常に怖さも感じてしまう。
そのサファテは、先頭の阿部にツーベースを打たれ一気に苦しい投球となってしまう。
ストレートを勝負球に使いたいがために、フォークをカウントを稼ぐ球に使うが、見極められてほとんどボールになってしまう。仕方なく投げ込んだストレートもコントロールが定まらず村田に死球を与えてしまい、満塁のピンチ。
ただ、ようやく開き直れたのかストレートでストライクが取れ始め、無失点で切り抜けた。

今村を8回に投入する展開になったのは誤算だったかもしれないが、今日はしっかりと抑え、最後はミコライオに託し、そして阿部にサヨナラホームランを浴び、ゲームセット。

今日の試合のポイントは、堂林の2つのエラーと、安部の2打席連続送りバント失敗。さらに8回表のチャンスに登場した前田智に対し、逃げたわけではなかったが結果田原がフォアボールを与え、後続が続かなかったことだろうか。

今日の試合は、というか巨人戦三連敗は忘れて、来週からの試合に臨みましょう。

2012.08.19 広島対巨人 ハイライト【巨人公式HP】



【カープ情報】2012.08.18 広島対巨人 公式戦第17戦 横山のサイドキックが唯一の見所【動画】

2012年8月18日に行われた、広島対巨人の公式戦第17戦の試合結果

広島 000 000 000|0
巨人 000 000 04×|4

勝 山口 1勝2敗5S
負 今村 1勝1敗3S
S -    

【本塁打】なし

【広島】福井-横山-今村-江草
【巨人】ホールトン-山口-西村

昨日が内海から点を取れるかどうかがポイントだったのに対し、この試合は福井が巨人打線を封じられるかどうかがポイントとなる。

今季のカープは、ホールトンには非常に相性がいい。しかし昨日の無抵抗打線の残像が頭にあるのか、投手以外5人のメンバーを入れ替えてきた。
確かに巨人相手には誰が出ても多分打てないと見て、多くの選手にチャンスを与えるという意味では良い起用だ。

福井は先頭打者の長野に四球を出す立ち上がり。ただ、巨人打線は、逆にこの四球で幻惑され始めた。
ストライクが入らないと見るや、待球作戦を取り始めるが、それ以降はコントロールを乱しての四球は出さない。 2ストライクを取られた後の打撃となる打者が多くなり、フルスイングをされるケースが少なかった。

とは言え、福井、ホールトンともピンチを背負ってのピッチングで、2回を終えるまでに1時間が経過している。
球数も当然かさんできている。
こうなれば出来るだけ長く投げるというより、いけるとこまで全力で投げ切る方向へ転換せざるを得ない。

その甲斐もあってか、5回までお互いに無得点で終了。
カープは、過去の対戦では攻略出来ていてホールトンに抑えられていることで、5回終了時点で円陣を組む。
だが、狙っていたはずの甘いボールを仕留めることが出来ない。
エルドレッドが空振りをして悔しそうな顔をしていたのが印象的だ。

一方の福井は、6回裏の阿部を迎えたあたりでボールがすっぽ抜け始める。
勝負を考えるなら、次の高橋由にも同じようにすっぽ抜けるボールが続いた時点で交代をすべきだっただろう。
しかも次打者は村田。福井が今日の試合で打たれているヒットの2本とも打っている打者だけに、ベンチは非常に怖い選択をした。
結果的に村田から三振を奪ったが、代打石井義の打席ではワイルドピッチで2,3塁にランナーが進み、石井義には結局この回3つ目のフォアボールで満塁のピンチを招いてついに福井は交代。
ここで横山が登板するが、代打古城にセンター前タイムリー。

と思いきや、横山が痛烈な当たりを右足でショート梵にバックパスを送り、ショートゴロに打ち取る。
もしこのプレーがなければ、センター前に抜け2点取られていただろうから、非常に大きなプレーだった。
(今日の高校野球でもこんなシーンがあった)

ただ、結局カープの見所はこのシーンだけと言ってもいいかもしれない。
(【横山キック】と書いた後、ノック、フック、パンチとか連想したのでサイドキックと書きなおしたのだが、これは余談)

今村が失点して試合の大勢は決まってしまったが、今村が打たれたら仕方がない。
さらに打てないかもしれないが、と起用したスタメンが、本当に打てなくて2安打無得点ではどうしようもない。

2012.08.18 広島対巨人 ハイライト【巨人公式HP】

横山のサイドキックは6回裏2アウト満塁の場面



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2012.08.18 広島対巨人 横山6回裏のピンチをキックで切り抜ける

【カープ情報】2012年のドラフト1位候補は大谷、藤浪、森、東浜の4投手

広島カープは、2012年8月17日のスカウト会議で高校生のランク付けを行い、2012年のドラフト1位候補を4人の選手に絞り込んだ。( 2012年1月時点のドラフト候補【カープ情報】2012年のドラフト候補の動画リスト

4人はいずれも投手で、高校生が3人、大学生が1人。

高校生
花巻東・大谷翔平投手(右投げ左打ち) 193cm、86kg
大阪桐蔭・藤浪晋太郎投手(右投げ右打ち) 196cm、87kg
東福岡・森雄大投手(左投げ左打ち) 183cm、72kg

大学生
亜大・東浜巨投手(右投げ右打ち) 181cm、73kg

その他の有力候補
高校生
龍谷大平安・高橋大樹外野手(右投げ右打ち) 180cm、75kg
光星学院・田村龍弘捕手(右投げ右打ち) 173cm、78kg
光星学院・北條史也内野手(右投げ右打ち) 177cm、73kg

この中で、2012年の夏の甲子園に出場している選手は、藤浪、高橋、田村、北條の4選手。
フルスイングで長打力が魅力な高橋は、捕手ではなく外野手として試合に出場しており、初戦に6打数4安打を放つものの、2回戦では4打数0安打と封じられて敗退。
田村、北條はちょうどこの18日の3回戦で共に本塁打を放つなど、準々決勝進出決定。 北條は2試合連続本塁打となっている。

藤浪も、初戦は流石の投球を披露しており、当然高評価は変わらないだろう。

ただ、根拠はなく何となくという程度の話だが、カープは大谷を1位指名で行きそうな感じがする。



2012年8月18日現在の高校生野手、甲子園での成績

 対戦相手打数得点安打打点本塁打打率
高橋大樹旭川工61410 
 東海大甲府40000 
 1014100.400
        
 対戦相手打数得点安打打点本塁打打率
田村龍弘遊学館40200 
 神村学園23121 
 633210.500
        
 対戦相手打数得点安打打点本塁打打率
北條史也遊学館51221 
 神村学園32231 
 834520.500

【カープ情報】2012.08.17 広島対巨人 公式戦第16戦 今日何かしたっけ?

2012年8月17日に行われた、広島対巨人の公式戦第16戦の試合結果

広島 000 000 000|0
巨人 100 020 02×|5

勝 内海 11勝6敗
負 バリントン 6勝10敗
S -   

【本塁打】高橋由8号

【広島】バリントン-サファテ-河内-梅津
【巨人】内海

前回の内海との対戦では、前日に登板した杉内と二夜連続で、両投手に軽く捻られた。
その経緯があって、全員右打者スタメンという思い切った作戦を試し始めた訳だから、そのきっかけとなった内海との再戦となる今夜、全員右打者のスタメンがどういう結果を出すか、興味はその一点。

結果・・・右左は関係ありませんでした。
としか言いようがない試合だった。

先制を許したのは梵の悪送球によるもので、巨人相手に先制されると、相手は1点を取れるかどうかすら微妙な内海となれば、落ち着いて平常心で攻撃していくのも難しくなる。

チャンスを作っても得点が入りそうな気配もなくイニングが経過していき、5回に高橋由にレフトスタンドギリギリに飛び込むプロ入り通算300号本塁打を献上する。
エラーで先制を許し、本塁打で追加点を奪われ、打線は内野ゴロの山を築き、8回には2アウトからエラー、死球でピンチを広げ、ワイルドピッチでそれぞれ進塁を許したことで、2点タイムリーを許しダメ押し。

最終回の反撃意欲すら断たれる。

試合時間は2時間21分の完敗でした。

広島対巨人 ハイライト【巨人公式HP】

【カープ情報】2012.08.16 広島対ヤクルト 公式戦第15戦 復活3投手のリレー【動画】

2012年8月16日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第15戦の試合結果

ヤクルト 000 100 100|2
広  島 000 001 03×|4

勝 河内 1勝0敗
負 ロマン 7勝8敗
S ミコライオ 2勝3敗16S  

【本塁打】なし

【ヤクルト】ロマン-山本哲
【広島】大竹-横山-河内-ミコライオ

カープ先発の大竹は、立ち上がりにピンチを招く。好調ミレッジの前にランナーが出たことから、かなり慎重にコースを狙っての投球で、ミレッジを歩かせピンチが広がる。
4番畠山にはレフト前ヒットを打たれるが、ここで迎が好返球で、本塁へ突入した三輪を刺した。
おそらく補殺が記録されているだろうという前提だが、迎の補殺はこれで今シーズン4個目。24試合で4個目という数字は、丸と並んでカープの最多補殺だ。
また、意外な数字としては、今季の広瀬は補殺が一つもない。

4回に犠牲フライで先制を許したカープは、5回裏に一瞬同点に追いついたかに見えたプレーがあった。
堂林が四球で出塁した後、天谷は高く弾むサードゴロを放つ。そのサードゴロを川端が一塁に悪送球した間に一気に堂林が本塁まで帰ってきたのだが、天谷が一塁ラインの内側を走っていたため守備妨害を取られ、堂林の生還は認められなかったというものだ。

実際には、サード方向へ踏み込んで打球を叩きつけたため、天谷はサード方向に体が傾いてからスタートを切り、それがファーストベース到達までに一塁ラインの内側から立て直しきれなかったように見えた。
ただ、高く弾んだ打球を処理した川端が一塁への送球を焦り、ホーム方向に逸れたため天谷に送球が当ってしまった。普通に一塁手の正面に送球出来ていれば、天谷はサードゴロでアウトになって見事な進塁打で済んだ話なのだが、ツキのなさが目立ってしまった。

さて、それでもカープは梵のタイムリーで同点に追い付くのだが、今度は7回表に併殺を狙った菊地が握り損ねたまま送球したように見え、結果悪送球となり勝ち越し点を与えてしまう。

しかし、流れを変えたのは河内の投球だった。ヤクルトに傾きかけた流れを、しっかりと呼び戻すパーフェクトリリーフを見せると、8回裏にエルドレッドの逆転2点タイムリーが飛び出し、さらに堂林のタイムリー内野安打も続いた。
試合の流れから考えると、この堂林のタイムリーは相当ダメージを与えることになったはずだ。

ヤクルトも9回表にミコライオからチャンスを作りかけるが、せっかく出塁したランナーを無警戒で走らせることができる「セカンドどうぞ」という守備を引いているにもかかわらず、走る前に初球を打って併殺打と、カープサイドからすれば、ありがとうという攻めをしてくれた。

これでヤクルトとの三連戦は、初戦を落としたものの続く2戦は連勝と、上々の結果が出せた。
この試合に関しては、大竹-横山-河内という、選手生命を脅かすようなケガから復帰してきた3人の投手がリレーを見せた。
チーム一丸となって戦っている姿勢が良く見られた試合だけに勝てて良かったと、河内に勝ちが付いて良かったと思える試合だった。
試合後の河内の様子を見ている梅津、今村のニコニコしている顔を見ると、本当に良かったと思える。









【カープ情報】2012.08.15 広島対ヤクルト 公式戦第14戦 野村後半戦初勝利、丸復活の本塁打【動画】

2012年8月15日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第14戦の試合結果

ヤクルト 000 000 101|2
広  島 220 001 00×|5

勝 野村 8勝6敗
負 七条 1勝2敗
S - 

【本塁打】丸4号、ミレッジ17号

【ヤクルト】七条-松井光-増渕-阿部
【広島】野村-ミコライオ

最近の試合では、ワイルドピッチなど相手のミスで得点をもらっていたり、本塁打での得点だったりと、打線のつながりが不足していた感のあるカープだが、久しぶりに初回にタイムリーが出たり、すぐさま追撃弾が飛び出したりと、打撃陣が投手を援護した。

7月の好調だった時期は、4点くらいは取れる打線だった。
その立役者は、天谷、岩本だったわけだが、共に調子は下降気味。岩本に関してはファーム降格となるほどの不振が続いていた。
8月に入ってからは、特に誰が好調という状態ではなくなり、エルドレッドの本塁打が飛び出した試合は勝ちが拾えるかなというほど、打線全体の低調さが目立ち始めていた。

誰かが引っ張らないと勢いが付かないのがカープ打線で、ようやくファームから上がってきた丸にラッキーボーイ的な働きが見られた。
今季のカープは、ファームから1軍に上がってきた選手がポイントとなるケースが目立つ。
天谷、岩本、菊池、迎、赤松など決して好調な時期が長続きはしていないのだが、1軍に食らいついて行くうちに欠かせない戦力になってきている。

当面、丸は1番固定という状況でもないだろうが、赤松、天谷とポジションを争うことになりそう。そうなればまた相乗効果で天谷の調子が上がってくる時期も出てくるだろう。
最近の赤松はヒットは出ており、どんどんチーム内で競争できる状態になればチームにとってもプラスだ。

丸の1番は、昨年の7月18日の阪神戦以来で、プロ入り2度目。
盗塁も期待でき、パンチ力もある打者で、選球眼もいい。
昨年はチーム事情で3番または5番を打つ機会が多かったが、トップバッターとしても楽しみな存在ではあった。

この1試合で1番固定というほど甘いチーム状態ではないと思うが、選択肢が広がるという意味では丸に結果が出たのは大きい。

大きいと言えば、後半戦に入ってから勝ちがなく三連敗中だった野村がヤクルト打線をほぼ完全に封じ切ったことが挙げられる。
コントロール、キレとも十分で、2回までに4点をプレゼントされる展開は、プロ入り後初めてと言っていい楽な展開。
投球術を駆使するタイプの投手にはもってこいの展開だけに、ヤクルト打線が回を追うごとに野村の術中に嵌っていくようだった。
7回にミレッジに完ぺきに捕らえられ、レフトスタンドの上段に運ばれたが、単発ならば試合展開上問題ない。
8回を投げ終えて100球を超えているので、9回のマウンドはミコライオに託す。この辺りの方針のブレのなさはシーズン終盤でも変わっていない。
点差があってミコライオが登板している場合、ランナーを出しても無警戒でランナーを進めさせるのも相変わらず。その後セカンドゴロがイレギュラーしてタイムリー内野安打になったりと、若干隙は見せてしまった格好だが、ほぼ主導権を握ったままの勝利を上げることが出来た。



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2012.08.15 広島対ヤクルト ハイライト



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2012.08.15 広島対ヤクルト ヒーローインタビュー

【カープ情報】2012.08.14 広島対ヤクルト 公式戦第13戦 今村の無失点記録途切れる

2012年8月14日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦第13戦の試合結果

ヤクルト 003 000 010|4
広  島 010 001 000|2

勝 中澤 1勝0敗
負 前田健 11勝5敗
S バーネット 1勝1敗21S 

【本塁打】ミレッジ16号、梵8号

【ヤクルト】中澤-増渕-押本-山本哲-バーネット
【広島】前田健-今村-ミコライオ

雨のため、1時間ほど遅れて試合が始まった。同じようなケースがかつて前田健の登板時にあり、その際は試合開始時間が知らされていなかったとして前田健が苦言を呈したこともあった。

その反省が活かされているのであれば、前田健はベストに近い状態で試合に入っていけるはず。

対する中澤は、ルーキーイヤーの2010年には先発ローテーション入りし、7勝を上げている。しかし2011年は1軍での登板機会がほとんどなく、今季も1軍初登板となっている。
カープとしては、中澤に先制パンチを浴びせ、ペースを握りたいところ。

その理想通りにカープが先制点を奪うが、ワイルドピッチで貰った形の1点だった。

しかし、その直後のヤクルトの攻撃で試合が暗転する。
先頭打者の相川には抜けたスライダーを捉えられる。これは結果的にレフトフライで事なきを得たが、2アウトからショートゴロを梵がこぼすエラーしたところから前田健が一気に崩れた。

とにかくスライダーもチェンジアップも真ん中近辺に集まってしまい、修正が利かない。
上田にタイムリーを打たれた後、ミレッジには真ん中付近に落ちてきたチェンジアップを狙われ勝ち越しツーランを浴び、さらに畠山、川端に連打され、たまらず大野コーチが一息を入れに行く。
何とか、気持ちを切り替えられたのか、後続は打ち取ったものの、痛すぎる3失点。

先述の4月30日のヤクルト戦は試合開始時間を知らされず、7月6日のヤクルト戦は2回表の攻撃中に降雨により試合中止。
さらに雨が降らない試合でも7月26日のヤクルト戦は4回表の時点で13対0でリードしていたにも拘らず、1イニングで3個のエラーが出たこともあり、5回6失点(自責点3)で、勝ち投手になったものの降板に追い込まれ、ヤクルト戦では一筋縄ではいかない流れが存在している。

今日の試合でも、結局は3失点ながらも自責点0と、崩れたのは3回表のみ。それも2アウトからのエラーがなければ何のことはないイニングだったはず。

おかしな流れは打線にも影響していき、ヒットは出るものの強行すれば併殺打。良い当たりは野手正面と、いつ失点してもおかしくなかった中澤に、あれよあれよと言う間に5回までワイルドピッチの間の1点に抑えられてしまう。

攻撃のリズムを失ったカープ打線は、中盤以降はチャンスを作ることも出来ずに重い空気がスタジアムを支配し始める。
しかし、6回に中澤が交代し増渕が登板すると、梵がソロホームランを放ち1点差に迫る。
ただ、ここでいきなり強雨が降り始め試合が中断し、追い上げムードに水を差されてしまう。
結局中断明けには押本に投手が交代し、3者連続三振で攻撃が終了。

カープは今村を投入し、追加点を与えず反撃を待ちたいところだったが、ついに今村も失点してしまい、ここで勝負あり。

最後は、復帰後2度目の登板となるバーネットにプレッシャーすらかけられずにセーブを献上で試合終了。
終盤にかけても、エルドレッドのショートライナー、堂林のショートゴロ、広瀬のショートゴロなどを含めヒットになってもおかしくない当たりを、ことごとく好守で防ぎきったヤクルトが一枚上手の印象が強く残った試合だった。

エラーに起因する失点が試合展開を支配してしまうケースは、ペナント終盤では最も避けなければいけない。
カープは今日の試合が100試合目。そして今日の敗戦でまたも借金1。
確かにその日の失敗を次の試合に引きずらない試合が出来ているので、ここまで5割前後をキープし、3位で来られている。
だが、逆に失敗があるためにもう一段階上の戦いが出来ていないとも言える。
今後、その一段階上の戦いを見ることが出来ないようだと、苦戦は免れないだろう。





【カープ情報】2012.08.14 丸、梅津昇格予定(岩本、中田登録抹消)

不振の岩本がファーム降格となり、8月12日の対阪神戦で2イニングを投げ、その2イニング目に5失点と打たれ始めると歯止めが効かなかった中田もファーム降格となっている。

代わって昇格予定なのは、丸と梅津。
丸はウエスタンリーグでの出場試合全てで安打を放ち、その間の6試合で23打数10安打、打率.435、3本塁打、12打点、1盗塁、出塁率も5割を記録している。

梅津は、3試合に登板し、うち2試合に先発。
リリーフ登板した試合は2失点しているが、先発の2試合は無失点で抑えている。
特に8月10日には、中日相手に完封勝利を収めている。

 対戦相手打数安打打点四球死球三振本塁打
8月7日オリックス4350012
8月8日オリックス4101000
8月9日オリックス3102000
8月10日中日4120020
8月11日中日4340011
8月12日中日4110010
 2310123053
打率0.435
出塁率0.500
 対戦相手イニング打者安打与四球与死球奪三振自責点
7月26日中日61920060
7月31日ソフトバンク21150012
8月10日中日93260030
 17621300102
防御率1.06

【ペルセウス座流星群】広島はくもりで、全く見えない?

8月12日の広島対阪神の試合が終了し、さて何をするかなと思っているところへ、21時ころからペルセウス座流星群が全国的に見られるというニュースがあり、早速ベランダへ。

「・・・」

くもっていて星の一つも見えません。

条件さえそろえば、肉眼でも観測できるということでしたが、その条件が揃わないのではどうしようもありません。

諦めて、ネット中継をみることにします。

ニコニコ天体観測 ペルセウス​座流星群

ウェザーニュース【ペルセウス座流星群2012】

[ 2012/08/12 22:13 ] 【日記】 | TB(0) | CM(0)

【カープ情報】2012.08.12 広島対阪神 公式戦第16戦 堂林ビデオ判定で三塁打【動画】

2012年8月12日に行われた、広島対阪神の公式戦第16戦の試合結果

広島 100 000 100|2
阪神 012 005 00×|8

勝 メッセンジャー 6勝9敗
負 福井 2勝3敗
S - 

【本塁打】新井良7号、新井貴6号

【広島】福井-今井-中田-河内-サファテ
【阪神】メッセンジャー-筒井-藤川

カープは、久しぶりに堂林をクリーンアップから外し、5番天谷、6番堂林と並べてきた。
これは、今後チャンスで一塁が空いてる場合に、エルドレッドが勝負を避けられる可能性が高まってきており、5番に代打前田智をチラつかせることで、簡単に歩かされるのを防ぐ意味合いもありそうだ。

さて、カープ打線は1回に先制し良いムードが漂うが、今日の福井は大胆に攻め込んでいくことが出来ない。
ボール球が多く、慎重になり過ぎている感じが強い。連勝中のプレッシャーもあるのだろうか、前回までの投球内容とは違っている。

2回には先頭の新井貴の右中間へのエンタイトルツーベースを打たれたが、岩本の打球の追い方がもう少し上手ければ追い付いていた打球にも見えたが、メッセンジャー対策でスタメン起用された野手だけに、守備面の物足りなさは仕方のない部分もある。
この後ピンチを広げ、あっさりと同点に追いつかれると、3回には新井良にストレートしかないと、狙い澄まされたツーランを浴び、続く金本に四球を与えたところでノックアウト。
リリーフ陣の踏ん張りで何とか中盤までは試合の形は保てたが、最近好投を続けていた中田が6回にビッグイニングを作られ、内容とすれば一方的な負け試合だった。

とは言え、福井はローテーションの5番手投手。後半戦に戦線復帰して、福井自身5割の勝率が残せれば十分すぎる働きと言っていい。
とにかく負けを引きずることなく、次の先発では初回からどんどん飛ばしていくスタイルを取り戻してほしい。
全く根拠はない推論ではあるが、セットアッパーの今村が前の試合までに3連投していたことで、出来るだけ長いイニングを投げるという気負いがあったのだろうか。

また2番手に、中日戦の先発から中3日で今井が登板したことから、先発が1人不足するはずで、来週の6連戦は火曜日に前田健が先発し、中4日で日曜日の巨人戦に登板する可能性もあるだろう。

今は、競馬で例えると3~4コーナー中間あたり。先週のバリントンの中4日で軽く気合を入れたところ。
今週は息を整えることに重きを置いたような作戦にも見えた。
4コーナーに入るまでに徐々に加速を付け、最後の直線勝負に備えたい状況。
まだムチを入れる状況ではなく、無理して先頭に並びかけに行く場面ではないし、実際先頭を捉えるのは難しい差がある。

個人的には、3~4コーナー中間でムチを連打し、一気に先頭に並びかけに行ったが、最後の直線に向こうという頃には失速して圏内から姿を消していった2011年の失敗を糧に、2012年のペース配分が考えられているのかなという気がしている。

ともかく、勝負どころはまだ先にある。シーズン終盤まで、何とかこれ以上の離脱者を出さないよう、そして今いる選手のパフォーマンスを維持できるよう戦っていくことが、まずは必要となる。



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2012.08.12 広島対阪神 ハイライト

【カープ情報】2012.08.11 広島対阪神 公式戦第15戦 エルドレッド3試合連続の5号本塁打は逆転弾【動画】

2012年8月11日に行われた、広島対阪神の公式戦第15戦の試合結果

広島 000 000 020|2
阪神 000 010 000|1

勝 横山 1勝0敗
負 福原 0勝3敗1S
S ミコライオ 2勝3敗15S

【本塁打】上本1号、エルドレッド5号

【広島】バリントン-横山-今村-ミコライオ
【阪神】能見-福原-加藤-鶴

両チームとも初回は先頭打者が出塁し、送りバントを決め、3番打者の進塁打でランナーをサードまで進めたが、両4番が凡退と、流れをつかみきれない。
さらには、バリントン、能見とも低めにボールが集まり、調子自体は良さそうに見えた。

ロースコアでの試合展開、しかもストライク先行の投球が持ち味のバリントンとあって、サクサクと試合は進んでいきそうな気配。

こうなると点が入るとすれば、ホームランでの得点かエラーがきっかけになるケースが多いように思う。
そして正直、本塁打の面では伏兵と言える上本に先制本塁打を浴びてしまう。

バリントンの失点は結果この1点のみだったのだが、この1点が今日の試合ではポイントとなってしまう。
能見の出来が素晴らしく、ほとんどチャンスらしいチャンスも作ることが出来ない。
特にエルドレッドに対する攻めは完璧で、エルドレッド封じに成功したことが阪神が有利に試合を運んだ要因と言える。

全く能見には合っていなかったカープ打線だが、8回に先頭の赤松が出塁すると、菊池がこの日二つ目の送りバントを決める。
ここで能見から福原に交代。
梵は打ち取るものの、ここまで能見には手も足も出ないスイングに見えたエルドレッドが、それまでのうっ憤を晴らすかのような逆転ツーランホームランを叩き込む。
この回での逆転が叶わなければ、9回は藤川が登場していたはずで、この回しかないラストチャンスをものにした。

逆転すれば後は、今村、ミコライオのリレーとなるわけだが、今日の今村は球の走りが今一つのようで、空振りが奪えない。
1アウト三塁でピッチャーゴロを打たせるが、若干危なっかしいランダンプレーもあった。
石原からの送球が若干高くなったが、守備固めで出場した木村昇吾は送球を逸らさない。
さらに、続く平野のサードライン際のライナーをダイビングキャッチのファインプレー。
ヒヤヒヤの場面だったが無失点に抑え、ここはカープベンチの采配がずばり嵌った。

そして最後はミコライオが危なげなく締めて逆転勝利。

最後に一言、打った瞬間に解説に「ダメだよ~」と言わしめたエルドレッド、あなたは最高です。







【カープ情報】2012.08.10 広島対阪神 公式戦第14戦 エルドレッド2試合連続4号本塁打【動画】

2012年8月10日に行われた、広島対阪神の公式戦第14戦の試合結果

広島 102 000 000|3
阪神 000 000 000|0

勝 大竹 9勝3敗
負 岩田 5勝11敗
S ミコライオ 2勝3敗14S  

【本塁打】エルドレッド4号

【広島】大竹-中田-今村-ミコライオ
【阪神】岩田-渡辺-加藤-ザラテ

故障によりファームで調整中だった石原が1軍登録され、即スタメン起用されてきた。
ウエスタンリーグでは、8月8日と9日の2試合にキャッチャーでスタメン出場して、共に途中交代している。
バッティングの方は計5打数ノーヒットだったが、こちらは1軍で試合出場しながら調子を上げていってもらえば問題ない。

試合の方は、中日戦ではどんなに頑張っても決して奪うことが出来なかった先制点を、パスボールでプレゼントしてもらった。
内容はともかく、先制点を取ることがカープ打線にのしかかっていた重荷を取りはらうこととなる。

その結果として、エルドレッドの2試合連続の4号ツーランが飛び出し、追加点を奪う。ライトスタンドへの本塁打は、やはり本物の長距離砲の打球だ。

やはり1、2番の出塁率が高まると攻撃のリズムが良くなる。特に菊地に関しては、8月に入ってから3割5分近い打率を残しているし、1軍昇格後なかなか打率が上がって来なかったが、試合出場を重ねるにつれ1軍の雰囲気に慣れてきたのか、7月が終わった時点での2割以下の打率から一気に5分近く打率を上げてきた。
さらに、ファームではチーム最多犠打を記録している数字が示す通り、犠打はしっかりと決めてくる。
たまにポカもあるが、魅力あふれる選手。今まで通り思い切りよく行ってほしい。

また今日の試合では赤松が1番、天谷が6番でスタメンとなったが、赤松3安打、天谷2安打で二人とも盗塁を決めるという切磋琢磨ぶり。
天谷は最近ひっかけてのセカンドゴロが多かったが、昨日の試合あたりからセンター中心に打球が飛ぶようになってきており、徐々に調子は上向いてきたのかなと思う。

試合の流れとしては、阪神も要所で好守が見られカープに追加点を許さず、中盤からは締まった試合展開となる。 昨日今村が2イニング投げたことと、大竹が6イニングで球数が109球ということもあり、カープは7回から継投に入る。 その7回を任されたのは中田だった。ホールドが記録される場面での登板でも結果を残してきつつあり、夏場を乗り切るためには、勝ち試合の中で登板できる、しかも僅差の試合の7回を任せられる投手が増えるのは、カープにとって非常に大きい。そういった意味もあり、中田にとっても重要な登板となる。

その中田は、ランナーを1人残したもののしっかりと2アウトは奪って、河内に交代。
3連敗の直後の試合だけに安全策の継投を選択したが、ここで中田が1人で1イニングを抑え切れば、チームとしては相当大きな意味を持っていただろう。
中田については、次の登板を楽しみにしたい。

8回からは今村-ミコライオが登板しで完封リレーが完成。打線の完全復調はまだ先になりそうだが、菊池、エルドレッドといった勢いのある選手が暑い時期を引っ張っていってほしい。



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2012.08.10 広島対阪神 ハイライト



【カープ情報】2012.08.09 広島対中日 公式戦第17戦 エルドレッド3号本塁打【動画】

2012年8月9日に行われた、広島対中日の公式戦第17戦の試合結果

広島 000 000 001|1
中日 000 020 00×|2

勝 ソト 1勝0敗
負 野村 7勝6敗
S 山井 3勝3敗4S 

【本塁打】エルドレッド3号

【広島】野村-横山-今村
【中日】ソト-田島-ソ-サ-山井

広島カープは、2戦目に今井を挟んで、野村を中6日で中日戦の3戦目に登板させ、第1戦では見送った対左投手用の打線、全員右打者スタメンを使ってきた。
完全に必勝態勢で臨むこの試合は、絶対に落とせない。
特にこの試合の全員右打者打線のメンバーでは2戦2勝。
8月1日の横浜DeNA戦では、12安打12得点。8月5日の阪神戦では、7安打7得点で共に結果が出ている。

もちろん母体数が多くなれば、このスタメンでも打てないケースが出てくるだろうが、ここぞという場面まで温存しておく必殺技のような策として考えられているのではないだろうか。

しかし、これまでは初回に得点していた打線も、中日先発ソトの前には通用しないのか?チャンスを作るものの無得点に終わり、暗雲が漂い始める。

その後は、チャンスを作っても得点出来る気配が全くない。
投手陣は、2試合連続で中日を2点に抑えている。
とりあえず、8月はもう中日との対戦はない。
これだけでも明日への希望と言えるが、最終回にエルドレッドが低めの変化球をすくい上げて3号ソロホームランを左中間スタンドへ放り込んだ。
上位チーム相手の3試合連続の惜敗。
必殺技が封じられては勝ち目がない。
あまり深く考えず、明日の試合へ気持ちを切り替えた方が良さそうだ。



【カープ情報】2012.08.08 故障の石原、ウエスタンで試合出場

2012年7月26日の、対ヤクルト戦の試合中に右足を痛め(右大腿二頭筋損傷)、翌27日に登録抹消となっていた石原捕手が、ウエスタンリーグで実戦に復帰した。
試合は8月8日の対オリックス戦で、2番キャッチャーでスタメン出場。
2打数0安打の後、守備の場面から磯村に交代した。

2番という打順から、早期1軍復帰に向かっていることが分かる。
ファームの日程は8月9日もマツダスタジアムでオリックス戦が予定されており、9日の試合での状態次第ではあるが、最短では8月10日の1軍復帰が考えられる。

10日からはナゴヤドームで中日との3連戦となり、1軍は京セラドームでの阪神との3連戦となっていることから、ファームに帯同して名古屋入りするよりは、大阪へ移動して1軍に合流すると考える方が自然だとは思うが、もし1軍での試合出場が難しいと判断されれば、週明けの14日の対ヤクルト戦(マツダスタジアム)までずれ込むかもしれない。

石原については守備面での働きも大きいが、実際のところ離脱前までは打撃での貢献度も大きかった。
石原の離脱後のチーム成績は11戦で4勝5敗2分。
幸い打撃面では倉、白濱とも好調だったが、倉については3試合連続ノーヒット中と、そろそろ陰りが見え始めてきた。
(白濱8打数3安打、打率.375、倉21打数8安打、打率.381)

石原離脱後のチーム防御率も2.66と数字上は合格点なのだが、巨人、中日という上位チーム相手には、防御率3.68。
阪神、横浜DeNA相手には防御率1.83という成績。

石原の今季の巨人、中日相手の防御率は3.06だが、左手首の故障から復帰後の防御率は2.38と優秀。
この防御率の違いは、開幕カードの中日戦で前田健とバリントンが打ち込まれた2試合が含まれたという理由がある。

今後上位との対戦であっても、CS進出のためには苦手チームにやられっ放しでは星勘定が苦しくなる。
終盤になればなるほど、石原の力が必要になってくるだろう。

そう考えると、復帰時期を慎重に決めて欲しいという気持ちもあるし、難しいところだ。



【カープ情報】2012.08.08 広島対中日 公式戦第16戦 今井2失点も相手が悪かった

2012年8月8日に行われた、広島対中日の公式戦第16戦の試合結果

広島 000 000 000|0
中日 100 001 00×2|2 

勝 吉見 8勝4敗
負 今井 1勝4敗1S
S - 

【本塁打】なし

【広島】今井-横山-河内-中田
【中日】吉見

カープは1軍復帰後、東出が初スタメンとなり、岩本もスタメン復帰。
さらには、梵、倉はひょっとしたら休養かもと思っていたがスタメンに名を連ねた。
吉見対策としてのスタメンなのだろうが、打線が機能するかどうか以前に、カープ先発の今井が中日打線を抑えられるかどうかが試合のポイントとなる。

今井の投球内容は、四球が多かったが逃げたような四球ではなかったように思う。ただコースを狙ったボールがことごとく外れて行ったという印象。
それでも、今日の主審は低めをストライク判定していた方で、この判定に助けられていた面が強い。

ピンチを背負い続け、大量失点してもおかしくなかったが、天谷の好守もあり、6回で2失点なら合格点の投球だ。

ただ、中日の先発はエースの吉見。
先制されると負け確定。このブログで交流戦前のカープに対してよく使っていた言葉だ。
この言葉を出来ることなら使いたくなかったが、やはり実力のある投手相手に先制を許してしまうと、こういう試合展開になりやすい。

しかし、リリーフ陣は無失点リレーを見せたし、エルドレッドも低めの変化球攻めを受ける中でも、甘いコースには反応できている。
また、4位ヤクルトも最近はカープにお付き合いで負けていたのが今日は勝利を収め、これから再加速してくるだろう。
負けはしたものの下を向いている暇はない。明日打てばいいだけの話だ。

【広島県】太陽光発電設置促進施策の【おひさま基金】を断念

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[ 2012/08/08 09:46 ] 【日記】 | TB(-) | CM(-)

【カープ情報】2012.08.07 広島対中日 公式戦第15戦 エルドレッド3三振

2012年8月7日に行われた、広島対中日の公式戦第15戦の試合結果

広島 000 010 001|2
中日 002 000 02×|4

勝 大野 3勝0敗
負 前田健 11勝4敗
S 山井 3勝3敗3S 

【本塁打】なし

【広島】前田健-サファテ-河内-中田
【中日】大野-田島-ソーサ-山井

カープの先発前田健は、立ち上がりから素晴らしい投球で、調子自体は非常に良さそうだった。
それだけに、3回の先頭打者野本に対し、2ストライクと追い込んだ後にデッドボールを与えたのは痛かった。
2アウトを取った後に、荒木、和田に連続ヒットで先制を許すと、森野のショートゴロを梵がファンブル。ほぼ正面の打球だっただけに、このタイムリーエラーも痛かった。

打線については、中日先発の大野に対して全く手が出なかったわけではないのだが、キーポイントになったのは、1番の天谷と4番エルドレッドだろう。

対左腕投手でもスタメン起用された天谷は、2四球を選んだものの、ヒットは出なかった。決して悪い働きではないのだが、大野相手にはタイミングが合っていなかった。
また、エルドレッドについては中日の洗礼、というよりも谷繁の洗礼を浴びてしまった。
大野攻略のポイントとみていた低めのスライダーをことごとく勝負球に選択され、3打席連続三振と抑え込まれた。

4番を封じられて、エラーで失点。
さらに先頭打者を出塁させても、送りバント失敗で併殺打。
この併殺打は、梵の送りバントが小フライとなったもので、落ちると判断した菊地が飛び出して帰塁出来なかったプレーだった。
これは、打者の梵が落ちるかもと全力疾走したことで、菊地も小フライが落ちると思いこんでスタートを切ったように見えた。

終盤には、ショートゴロを横っ跳びで好捕した梵が、送球を浮かせてしまいボールデッドでランナーはセカンドまで達してしまう。
このプレーをきっかけにダメ押しのスクイズを決められるなど、ここで勝負あり。

5回に大野の押し出しで1点差まで詰め寄っていたものの、最後まで追い付くことはなく、エラーでの失点やかみ合わない攻撃など試合内容とすれば完敗というものだ。

それでも接戦と呼べる試合となったのは、前田健の踏ん張りや、終盤まで諦めないチーム状態の良さと言える。
9回には代打の岩本、前田智に連続ヒットも出た。

エースで初戦を落としたのは痛いが、後にダメージの残るような試合ではなかった。
明日以降の試合も期待して応援したい。

と思うところへ、予告先発が今井という発表が。前田健、野村、大竹が3連戦登板という記事が出ていたのだが、これは一体・・・
今週は中4日の投手を作らないという作戦に切り替えただけなら良いのだが。



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