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【カープ情報】2012.06.30 広島対DeNA 公式戦第8戦 堂林8号本塁打【動画】

2012年6月30日に行われた、広島対横浜DeNAの公式戦第8戦の試合結果

横浜 012 002 010|6
広島 100 100 000|2

勝 藤井 3勝2敗 
負 バリントン 3勝9敗
S - 

【本塁打】なし

【横浜DeNA】藤井-菊地-林-加賀-山口
【広島】バリントン-サファテ-菊地原-中田-中村恭

先日のブログで、バリントンの不調の記事を書いたが、マツダスタジアムで倉とのバッテリーということで、データ上は今季一番相性のいい組み合わせでの登板となる。

ただ、それでも1点を先制したすぐ次の回の2回表には、ランナーを二塁に背負ってピッチャーの藤井に初球不用意な入り方で、タイムリーヒットを打たれると、3回にもパスボールでランナーを進めた後、ポテンヒットで2点を失う。
パスボールがなかったとしたら1点で済んでいただろうから、何とも今季の不調を象徴するような失点の仕方だった。

打線は、初回の岩本の18試合連続安打となるタイムリーで1点を奪うと、4回には堂林が8号本塁打で1点差まで詰め寄る。

しかし、バリントンが交代してから一気にDeNAに流れが傾く。
サファテの登板までは良かったのだが、せめてサファテに1イニングを任せて欲しかった。
ビハインドの場面で、これ以上追加点がやれないのは理解できるが、サファテも自身の復活を賭けている。
しかも2アウト目は四球が濃厚の雰囲気から立て直して三振を奪っている。
たとえ打たれても、立場は現状維持。打たれなければ一歩前進という状態なら、ベンチもサファテに賭けても良かったのではないかと思う。
これはバリントンにも言える。倉との相性の良さもあって、5回を3失点(自責点2)は、最近の投球の中ではまずまずだった。代打を出すという巡り合わせもあったのだが、終盤まで1点差で行けていれば、まだチャンスは残っていたはず。

ただ、菊地原の登板時には、堂林のファースト悪送球あり、押し出し四球ありで、残念ながらここで勝負あり。
実際には、前進守備を敷いてセンター前ヒットでチャージしてきた赤松が、浅い位置から本塁にワンバウンド返球で生還を許したというのも、流れを考えると分岐点だった。

バリントンのワイルドピッチと倉のパスボール、中村恭のワイルドピッチとバッテリーエラーが3個というのも多い印象だ。

先発投手の調子が勝敗に直結しているだけに、明日先発の野村の調整明け登板の内容が気になる。

これだけ負けが先行しても1軍で投げ続け、開幕から1カ月くらいまでのように完璧に抑えたりも出来ないバリントンが気の毒になってきた。
相当フラストレーションは溜まっているだろう。



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【カープ情報】2012.06.29 広島対DeNA 公式戦第7戦 5番堂林デビュー

2012年6月29日に行われた、広島対横浜DeNAの公式戦第7戦の試合結果

横浜 100 000 000|1
広島 200 000 00×|2

勝 前田健 8勝3敗
負 高崎 3勝6敗
S ミコライオ 1勝3敗6S

【本塁打】なし

【横浜DeNA】高崎
【広島】前田健-今村-ミコライオ

広島は、堂林を初のクリーンアップ、5番に起用してきた。また、この日は小窪に代わってドラフト2位ルーキーの菊池が1軍初昇格となった。
横浜DeNAの先発が右腕の高崎だけに、いきなり菊池のスタメンはなく、まずはベンチスタートとなった。

DeNA先発の高崎、カープ先発の前田健ともに初回に失点するというスタート。
前田健太が犠牲フライによる1失点にとどめたのに対し、高崎は犠牲フライで1失点の後、丸にもタイムリーが飛び出し計2失点。
結局は、この踏ん張りの違いが最後まで効いた。

前田健は1回から6回まで毎回ヒットを打たれ、ピンチの連続だった。上手い攻めを見せていれば前田健は攻略されていたかもしれない。
5回には筒香のセンター前ヒットでセカンドランナーの中村紀が、サードコーチの制止を振り切り本塁突入。
しかし、あえなく本塁憤死と同点のチャンスを逃してしまう。
普段の前田健太の出来なら、チャンスは少ないとみてギャンブルで本塁突入も選択肢としてはいいと思うのだが、今日の調子なら後続に託しても良かったかもしれない。

8回からは今村がセットアッパーとして登板。だがラミレスにヒットを打たれ、筒香には四球を与えるが、ストレートが140キロちょっとしか出ず、コントロールもあまり定まっていない印象。
そして、今日から1軍合流となったルイーズを迎えるが、ここから今村のスイッチが切り替わった。
ストレートも150キロを超え、スライダーもキレが増してくる。
最後は鶴岡に対してストレートで空振り三振を奪うが、完全に振り遅れで尻上がりに調子を上げる投球を見せた。

8回裏には、初の5番となった堂林にもツーベースが飛び出し、本人としても明日以降に繋がる1本が出た。

そして、最後は日替わり守護神の一角ミコライオが登場。ここでもちぐはぐな攻めでミコライオが助けられる。
四球で出た梶谷は、盗塁を試みるも結局2ストライクを取られるまではスタートが切れず、2ストライクを取られた後ようやくスタートを切り、それも憤死。
こうなっては、打者は仕事が出来ない。あえなく石川が三振となって試合終了。

前田健太が勝利投手となり、杉内と並んでリーグトップタイとなる8勝目を挙げた。




【カープ情報】2012.06.28 広島対巨人 公式戦第9戦 初回の拙守2つで勝負あり

2012年6月28日に行われた、広島対巨人の公式戦第9戦の試合結果

巨人 200 101 000|4
広島 000 000 000|0

勝 内海 7勝5敗
負 今井 0勝1敗1S 
S -

【本塁打】阿部11号、村田5号

【巨人】内海
【広島】今井-梅津-菊地原-中村恭

カープの先発は、今季初先発となる今井。
中継からの緊急的な先発と言う意味合いが強いのだろうが、2012年の今井は比較的成績が安定している。

特に、登板した試合のイニング数は2イニング以上の割合が多く、言い方は悪いが敗戦処理、ロングリリーフという役割をこなしてきたと言っていい。
ソフトバンクとの2試合では失点しているが、それ以外では西武戦で3イニングリリーフでセーブを記録しているし、リリーフとして十分な働きをしている。

投球内容についても、与四球率3.12、奪三振率5.41と共にまずまずだし、被打率.210は先発投手の中では前田健の.203と野村の.206に匹敵する数字だ。

今更初先発だからと気負う立場ではないと思うが、先発ということを意識しないで投球できると序盤は抑えられそうな下地はありそうだ。

と、試合前に考えて文字を起こしてみたのだが、先頭打者がセカンドエラー、2番打者の当たりはレフト天谷が後逸と、投手の投球以前の守備が見られた。
これでよく2失点で済んだなというのが正直な印象だ。

こうなっては、巨人先発の内海を楽にしてしまう。プレッシャーを掛けられないと好投手の攻略は難しい。
こういう試合は勝てるはずはないし、勝ってはいけない。

交流戦後半の特にニックの負傷離脱からチーム一丸となって戦い、打線が好調という時期が続いていたが、先日の中日戦のソーサに軽く捻られた辺りから、どうやら効果が切れかかっている気がする。
エルドレッドが28日に来日、29日に入団発表を行う段取りということだ。
折しも、ファームでは一塁手としてスタメンが続いているバーデンが打撃好調という中、エルドレッドの1軍昇格までの間、バーデンを挙げるという選択肢はないのだろうか?
4番ライト岩本、5番ファーストバーデンという並びも面白いと思うのだが。


【カープ情報】2012.06.27 広島対巨人 公式戦第8戦 サファテ1軍復帰登板

2012年6月27日に行われた、広島対巨人の公式戦第8戦の試合結果

巨人 000 120 000|3
広島 010 001 000|2

勝 ゴンザレス 2勝0敗
負 篠田 1勝3敗
S 西村 1勝1敗15S

【本塁打】坂本7号、長野8号

【巨人】ゴンザレス-マシソン-山口-西村
【広島】篠田-中田-菊地原-梅津-サファテ-ミコライオ

ホールトンには相性が良かったカープだが、一転ゴンザレスには相性が悪い。
どう攻略していくかがポイントとなる。

送りバントをお見合いして内野安打をするなど、相手のミスに付け込んで先制点こそ奪うが、その後はチャンスを作るものの後1本が出ず、徐々に巨人ペースになっていく。

篠田は立ち上がりこそ落ち着いた投球が出来ていたが、毎回のようにランナーを許し徐々にピッチングの幅が狭まって行った印象だ。
そして、巨人打線は篠田から本塁打2本で3点を奪うという、必殺の一撃で仕留め逆転する。

篠田は四球を出して崩れたという訳ではなく、一応はファームでの成果は見せてくれたように思う。ただ、それでもおなじみの打たれ方で失点し、通用しなかった点からは、何かを変える必要性を感じざるを得ない。

ただ、リリーフで登板してきた中田が試合を締め直したおかげで接戦になり、打線がゴンザレスに対して反撃を開始し1点を返し、2対3と1点差まで詰め寄る。

しかし、今日は巨人の継投には気迫を感じた。ピンチで登板したマシソンがインサイドを突きながら前田智を打ち取った場面で大方の試合の行方は決まってしまった。

8回表には、1軍復帰となったサファテが登板。
結果としては3人で抑えたものの、村田のセカンドライナーは安部の頭上を襲うがジャンピングキャッチ。阿部のショートゴロは梵が軽快に捌いて、ファーストへの送球もショートバウンドだが岩本がすくい上げる。
3人目の高橋由のレフトフライも含め、3者ともに比較的捉えられていた方だと思う。

完全に復調したという内容ではないが、ファーム降格時の全くストライクが入らないという状態からは脱したように思う。
また、ボールの高さも昨年の状態には及ばないものの、打ちこまれていた時期よりはボール1個分くらいは低めに来ていたように思う。

この1試合の結果では、どうやら守護神復帰は先送りになりそうな感じだ。

終盤の攻撃も、8回裏に赤松、9回裏に倉と、ファールで送れず、2ストライク後からバスターに切り替えて空振り三振という同じような送りバント失敗があり、これでは反撃できない。

巨人の抑え西村が、先頭の石原に変化球でストライクが取れないと見るや、一転してストレート勝負を選択した阿部の巧さもあった。


【横浜DeNA】ボビー・クレイマー投手の成績

横浜DeNAが、2012年の新外国人選手としてシーズン途中での獲得を目指すと報じられたボビー・クレーマー投手の成績
(7月4日契約合意、名称はボビー・クレイマー)

プロ入り後2シーズンを経過したのち、2005~2006年の2シーズンは登板なしとなっており、2007年に復帰している。

3Aでの成績は特筆する数字はないものの、2010年のメキシコリーグでは先発として13勝3敗と、高い勝率を残している。

この活躍もあってか同2010年に、30歳という年齢でメジャー昇格を果たしており、そこでも先発として4試合に登板し2勝1敗、防御率3.04と言う十分合格点の成績を残した。

この成績の要因としては、マイナー通算の与四球率2.28が示す通り、コントロールで自滅するタイプではないということが挙げられる。

もっとも、狙った所にボールが行くという感じではなく、適度に散らばると言った方が適切だ。これが良い具合に真ん中やベルトの高さ付近の球だけは行かないという状態で大きく崩れないという特徴がありそうだ。

翌年のメジャーで先発の機会が与えられなかったのは、年齢的な上がり目が見られそうもないという点と、上記のような点もあるのではないだろうか。

球種は、ストレート、カーブ、スライダー、チェンジアップくらい。
ストレートの球速は概ね140キロ前後で、特別速い訳ではない。
ただ、スライダーについてはやや落差があり、低めに制球されると右打者にでも通用しそう。

個人的には、左腕投手で脚を大きく上げる投球スタイルは、あまり日本向けという印象はない。

ハミルトンをシーズン途中で解雇したことも含め、先発投手の頭数が揃わないことでの獲得に思える。コントロールを乱さず、6回を3,4失点で抑えていければと言うタイプで、それなりの投球は出来ても、チーム状態を変えていけるほどの力は発揮できないのではないだろうか。



 試合先発防御率セーブイニング自責点被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2009(AAA)61116.43 014.0 1008142.29 5.14 9.00
2010(AAA)77221.94 041.2 9011351.25 2.38 7.56
2010(MEX-AAA)22201332.95 0128.0 426271231.12 1.90 8.65
2011(AAA)66004.03 022.1 10312261.52 4.84 10.48
2012(MEX-AAA)139422.22 065.0 16410521.05 1.38 7.20
マイナー通算1215935173.04 5438.0 148211113981.20 2.28 8.18
3A通算41341663.10 0206.0 719581981.27 2.53 8.65
 試合先発防御率セーブイニング自責点被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
201044213.04 023.2 856131.10 2.28 4.94
201150011.08 08.1 11160.84 1.08 6.48
メジャー通算94222.53 032.0 967191.03 1.97 5.34


【動画】ボビー・クレーマー対イチロー(youtube)

【動画】ボビー・クレーマー対エンゼルス打線(youtube)

【カープ情報】2012.06.26 広島対巨人 公式戦第7戦 岩本3号・堂林7号のID砲、本塁打の共演【動画】

2012年6月26日に行われた、広島対巨人の公式戦第7戦の試合結果

巨人 002 000 000|2
広島 200 120 00×|5

勝 大竹 7勝2敗
負 ホールトン 5勝6敗
S ミコライオ 1勝3敗5S

【本塁打】岩本3号、堂林7号

【巨人】ホールトン-高木京-福田-高木康-田原
【広島】大竹-今村-ミコライオ

ここまで、巨人に対しては6試合で4勝2敗のカープだが、そのうち2勝をホールトンから奪っている。
対ホールトンには相性がいいはずで、早速初回から岩本のツーランで先制する。

一方大竹は対巨人は1勝1敗という成績。特に前回の登板ではコントロールに苦しんだ印象があるだけに、丁寧に行きたいところ。
その思いをしっかり持って、序盤は丁寧な投球を見せるが、3回は天谷が打球を見失ったことと打者走者の亀井に安部がぶつかってしまい守備妨害でランナー三塁のピンチを背負う。
するとホールトンが一塁線に鋭い当たりを放つと、岩本が後逸。打球の正面に入ろうとしすぎた感じのタイムリーで1失点。
さらには坂本にタイムリーツーベースで同点に追いつかれる。

しかし、直後に堂林の第7号ソロホームランで再度勝ち越すと、後は追加点を奪い、リリーフ陣が無失点リレーを見せる完勝。

次世代のクリーンアップ候補、岩本と堂林のアベックホームランID砲の共演という見応えのある試合だった。
ホールトンは、対カープは0勝3敗と、苦手意識を植え付けることに成功した印象だ。



【カープ情報】バリントン不調、その要因と捕手別成績

カープのバリントンは、6月24日の試合でも打ち込まれ、これで3勝8敗という成績となってしまった。
交流戦前半くらいまでは、良い時と悪い時が交互に訪れ安定しないという印象を持っていたが、どうやらここまでの成績を見てみると、苦手なものはとことん苦手としているのでは?という数字が見えてきた。

スタメン捕手登板 結果 回数 打者 投球数被安打 被本塁打 奪三振 与四球 失点 自責点 防御率 WHIP奪三振率与四球率
石原40勝4敗1683282273117221810.132.13 6.19 3.94
62勝3敗39 2/315956335040617132.951.03 9.08 1.36
白濱41勝0敗26 2/3102382190127772.360.98 4.05 2.36

あえて、説明の必要もないくらいの偏りが生じているのが分かると思う。これが一つ目。

二つ目は、球場別の相性だ。
球場別登板 結果 回数 打者 投球数被安打 被本塁打 奪三振 与四球 失点 自責点 防御率 WHIP奪三振率与四球率
地方球場(対セ・リーグ)30勝2敗15 2/37929224211517148.041.85 6.32 2.87
                
マツダスタジアム(対セ・リーグ)10勝1敗727924032111.290.86 3.86 2.57
マツダスタジアム(対パ・リーグ)31勝1敗2180287161223983.430.90 9.43 1.29
マツダスタジアム(合計)41勝2敗281073792012551092.890.89 8.04 1.61
                
対戦チームホーム球場(対セ・リーグ)52勝1敗2697341190214541.380.88 7.27 1.38
対戦チームホーム球場(対パ・リーグ)20勝3敗12 2/3612151806614117.821.89 4.26 4.26
対戦チームホーム球場(合計)72勝4敗38 2/3158556370271019153.491.22 6.28 2.33
                
総合計143勝8敗82 1/33441227813632046384.151.23 6.89 2.19





地方球場の松山、新潟、金沢と壊滅的な成績となっている。
また、本拠地のマツダスタジアムでは、セ・リーグ、パ・リーグ問わずまずまずの成績が残っている。

そして、アウェーの球場では登板機会が昨シーズンも多かったという意味では慣れているだろう、セ・リーグの相手チームのホーム球場では好投できている。
しかし、対パ・リーグでは昨シーズンも登板しているものの登板機会が少ないという意味で考えれば、打ち込まれているということになる。
不思議なことに、与四球率は奪三振率は高い数字を残しているにも関わらずだ。

地方球場での登板はローテの関係もあるので仕方のない部分はあるが、数字上では今後セ・リーグとの対戦は、バリントンとのバッテリーは倉で行ってもいいのではないかと思うのだが。

【カープ情報】2012.06.24 広島対中日 公式戦第11戦 ソーサにお手上げ【動画】

2012年6月24日に行われた、広島対中日の公式戦第11戦の試合結果

広島 000 400 000|4
中日 211 010 00×|5

勝 ソーサ 2勝0敗1S
負 バリントン 3勝8敗
S 岩瀬 0勝1敗23S

【本塁打】ブランコ15号、平田7号、赤松2号

【広島】バリントン-今井
【中日】山内-ソーサ-ソト-山井-岩瀬

カープは打線が好調だけに、全ては先発のバリントンの出来次第という状況だろうが、やはりバリントンは中日には通用しない。
初回から3イニング連続失点で、3回を終了した時点で0対4と、昨日とは逆のパターンとなる。

それでもカープ打線は4回に打者一巡の攻めを見せ、一気に4対4の同点に持ち込む。

ただ、同点となったことでバリントンが続投となったが、持ちこたえることが出来ない。
5回裏に和田に勝ち越しタイムリーツーベースを浴びて、4対5と再びビハインド。

好調のカープ打線の勢いを止めたのは、開幕から自責点0、防御率0.00を誇る中日のソーサの投球だった。
球速が速く、四球を出さない程度の荒れ球、対戦経験が少ない外国人投手と、カープが苦手としている要素をふんだんに盛り込んでいる投手だけに、完全に反撃の芽を摘まれてしまっただけでなく、試合の流れ自体も中日に引き戻すことに成功した。

こうなると、好調時の代名詞とも言うべき終盤の粘りが消えてしまい、交流戦の後半からいい流れで来ていたチーム状態自体も、勢いをそがれてしまった感じがする試合だった。



【カープ情報】2012.06.23 広島対中日 公式戦第10戦 堂林3試合連続6号本塁打【動画】

2012年6月23日に行われた、広島対中日の公式戦第10戦の試合結果

広島 001 200
中日 000 00

勝 前田健 7勝3敗
負 中田賢 3勝6敗 
S 今村  0勝0敗2S

【本塁打】堂林6号

【広島】前田健-梅津-菊地原-今村
【中日】中田賢-高橋聡-山井-小林正-朝倉-西川

交流戦明け、リーグ再開初戦の試合には前田健太が登板してきた。
対する中日は中田賢ということで、投手戦が予想される試合となった。

ただ、中田賢は初回からコントロールに苦しむ。地方球場ということでマウンドに慣れていないというものあるのかもしれない。
それは、前田健太も同様でコースはまずまずだが、球が全体的に高い。

両者ともピンチを背負う場面が多いが、先制はカープ。
岩本が粘りに粘ってレフト前にタイムリーヒットを放つ。
この際のレフト和田の守備も、やはり慣れない球場のためという感じでグラブに当てながら落球したもので、先頭打者天谷のツーベースも同じようなケースでグラブに当てながらも取ることが出来なかった。こういうプレーが1イニングに2度重なりカープが先制した。

カープは続く4回、堂林が縦の変化球に崩されそうになるところを、しっかりとタメを作って体の軸の回転でレフトスタンドに運んだ技の一撃というホームランで追加点。
さらに、天谷にも3打席目で早くも猛打賞となるタイムリーヒットで3点目。
地味な働きとして、安部が天谷の3度の出塁の後は、3度とも四球を選んでいる。これはポイントが高い。さらに4打席目はしっかりとヒットも放って、大いにアピールできている。

一方の前田健太は、初回から本来の出来ではない中、何とか粘りの投球を見せていたが、6回裏に捉まる。
ブランコのツーベースに、井端のタイムリーで1点を返される。久々にセ・リーグの中日と対戦してみて、じわじわ追いつかれて来るというプレシャーを強く感じながらの試合運びは逆に久しぶりの感覚だ。

やはり普段からよく実力を知っているだけに感じる感覚かもしれない。

その追い上げをかわすべく8回に投入されたのは、登録されたばかりの梅津だった。これはサプライズ起用だ。
おそらくは、今後も梅津がセットアッパーとして起用されるという意味ではなく、今調子がいいという判断なのだろう。
梅津と菊地原で8回をしのいで、9回は今村がストッパーとして登場。
最近の今村も調子がいいようで、3人で抑えて今季2セーブ目を挙げた。

ミコライオも体調不良が完全には良くなっていないという情報もあり、今後も調子のいい投手の日替わり登板もありそうだ。




【カープ情報】2012年の補強終了、バーデンがセカンドでスタメン、齊藤は5回3失点

広島カープは、エルドレッド内野手の獲得を最後に2012年の補強を終了する方針ということだ。
トレードについても否定的で、よほどのアクシデントがない限り動くことはないという。

また、6月22日のウエスタンリーグ、広島対ソフトバンク戦で、交流戦明けの先発ローテーション入りをかけた登板で、齊藤が5回を投げ被安打6、3失点と結果を残すことが出来なかった。

1軍ローテ入りについては、6月20日の中日戦で7回を投げ、被安打6、1失点の篠田はほぼ合格で間違いない。
また、首脳陣の評価では福井の投球内容について合格点を与えていると感じられるコメントがあり、6月17日のオリックス戦で、7回を投げ被安打3、与四球2、1失点という投球内容からも、福井の1軍ローテ入りが近いと思う。

後は、この3人と同じく名前の挙がっていた中村恭の先発機会が残っているが、前回登板の6月13日の阪神戦で5回途中でKOされている。

篠田、福井の1軍先発ローテ復帰がほぼ確定。
齊藤は、やや後退。
中村恭についても、よほどの好投がない限り先発としての1軍昇格は厳しい状況だろう。

また、現時点で1軍の外国人枠に2つ空きがある状態の中、右肘痛から復帰し1軍昇格を目指しているバーデンが、6月22日のソフトバンク戦で、5番セカンドでフル出場した。
結果は4打数ノーヒット、守備ではエラーも一つ記録している。

そのバーデンの守備成績についてだが、マイナー通算では、
 試合数守備率レンジファクター
一塁手410.9886.12
二塁手840.9794.46
三塁手6720.9542.55
遊撃手1760.9604.10
となっている。

2011年のパ・リーグの二塁手のレンジファクターの平均値は約5.37という結果が残っている。
こう考えると、三塁手のレンジファクターの平均値は約2.35なので、三塁手としては平均以上の守備を見せていたが、二塁手として考えるとかなり物足りない成績に映る。

昨年のサードの守備実績からも、おそらくこの数値通りの守備力は発揮されると思う。
そうなれば、下手という訳ではないとは思うのだが、セカンドとしての起用には積極的になれないのではないだろうか。

ついでに、新外国人のエルドレッドの一塁守備については、 下の表からの比較では栗原クラスは無理にしても、ブラゼルくらいは守れるのだろうと思います。
 試合数守備率簡易RF
ルイーズ(楽天・2010)660.9808.32
ルイーズ(マイナー通算)4740.9838.85
ハーパー(横浜・2011)790.9958.05
ハーパー(マイナー通算)5900.9898.62
ブラゼル(阪神・2011)1180.9988.37
ブラゼル(マイナー通算)8480.9888.21
栗原(2011)1440.9969.29
岩本(2012)200.9937.60
ニック(マイナー通算)1390.9927.60
エルドレッド(  〃  )6900.9898.76

【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【後半】

ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応の後半です。

前半と後半の記事を書く間に、獲得の正式発表がありました。年俸はシーズン途中からということもあって、23万ドル(約1840万円)と、そんなに安いの?という印象ですね。
メジャー時代の同僚バリントンによると、3Aで月間17本塁打の実績もあるということのようです。

さて本編ですが、三振が増えて打てない球まで追いかけだすと打撃フォームを崩し、成績が上がらないというのは、三振率とBB/Kの関係を過去の成功してきた外国人選手に当てはめると、何となく成功するポイントとなりそうだというのが、前半で見えたような気がします。

ただ、長距離打者にとって三振数と本塁打数が切っても切り離せない関係だというのは、過去のプロ野球の歴史からよく分かっている事項だと思います。

では、三振が多くて穴だらけのアンパイな打者か、三振は多いが本塁打も多く怖い打者か、この両者の違いはどのあたりにあるのでしょうか。

2011年にまずまずの成績を残した、日本のプロ野球に複数年在籍した外国人選手5人の中で、マートン以外は3Aの通算BB/Kの値が、2011年のシーズンでは良くなっていました。
と言っても、最高値はブランコの0.441ですから抜群の数字という訳ではないのですが、それでも前半で記載した表のように打撃成績は合格点の数字が残っています。
【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【前半】



2012セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ラミレス0.276 7322190.439 0.294 0.105 0.097
2荒波 翔0.276 0136350.330 0.306 0.171 0.189
3宮本 慎也0.275 1125230.304 0.305 0.217 0.113
4荒木 雅博0.270 2168360.344 0.295 0.222 0.139
5マートン0.222 1186220.287 0.243 0.273 0.102
6村田 修一0.283 42511400.390 0.324 0.275 0.179
7堂林 翔太0.264 51918630.413 0.345 0.286 0.313
8ブラゼル0.255 62614490.406 0.306 0.286 0.255
9新井 貴浩0.236 42814460.351 0.279 0.304 0.204
2012パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1陽 岱鋼0.300 22311600.4040.3350.183 0.269
2根元 俊一0.273 21610450.3970.3060.222 0.215
3後藤 光尊0.237 1147300.2890.2630.233 0.129
4聖澤 諒0.283 02014470.3190.3320.298 0.208
5ペーニャ0.256 113419590.4970.3230.322 0.296
6稲葉 篤紀0.318 63611330.5050.3570.333 0.150
7松田 宣浩0.306 63816450.5130.3480.356 0.194
8岡田 幸文0.255 097190.2610.2910.368 0.101
9里崎 智也0.258 31512320.350.3180.375 0.196
2011セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ブラゼル0.282 166921710.445 0.322 0.296 0.168
2マートン0.311 136024760.423 0.339 0.316 0.131
3石川 雄洋0.260 02230950.288 0.307 0.316 0.204
4新井 貴浩0.269 1793411060.418 0.321 0.387 0.193
2011パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1陽 岱鋼0.274 636221340.365 0.308 0.164 0.250
2後藤 光尊0.312 85517740.409 0.336 0.230 0.141
3中田 翔0.237 1891311330.408 0.283 0.233 0.252
4松井 稼頭央0.260 94826940.381 0.294 0.277 0.175
5聖澤 諒0.288 242311090.343 0.338 0.284 0.220
6松田 宣浩0.282 2583411280.510 0.344 0.320 0.244
7T-岡田0.260 1685391160.411 0.331 0.336 0.236
8稲葉 篤紀0.262 125427710.397 0.311 0.380 0.150
9小谷野 栄一0.237 54735900.317 0.291 0.389 0.190
10伊志嶺 翔大0.261 22130770.341 0.329 0.390 0.182
2010セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ブラゼル0.296 47117251530.573 0.329 0.163 0.271
2ラミレス0.304 4912921980.613 0.338 0.214 0.173
3石川 雄洋0.294 01821910.361 0.324 0.231 0.175
4カスティーヨ0.273 195522710.446 0.309 0.310 0.152
5長野 久義0.288 195225720.491 0.330 0.347 0.167
6ブランコ0.264 3286571580.501 0.349 0.361 0.320
7村田 修一0.257 2688451240.448 0.314 0.363 0.219
2010パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1松田 宣浩0.255 197114900.450 0.284 0.156 0.212
2山崎 武司0.239 2893451470.446 0.303 0.306 0.272
3今江 敏晃0.331 107722660.461 0.364 0.333 0.124
4小谷野 栄一0.311 1610929870.467 0.344 0.333 0.153
5後藤 光尊0.295 167332960.441 0.339 0.333 0.163
6聖澤 諒0.290 64332960.389 0.335 0.333 0.186
7オーティズ0.270 248131910.489 0.329 0.341 0.219
8多村 仁志0.324 278933930.550 0.374 0.355 0.181
9本多 雄一0.296 33929810.385 0.334 0.358 0.144
10T-岡田0.284 3396491360.575 0.358 0.360 0.295


この表ではBB/Kの低い順に並べ、BB/Kが0.400以下かつ三振率が.250前後以上という選手をマーキングしています。
これは、エルドレッドの3A通算成績を参考にしています。

2012年の成績では、エルドレッドが日本で三振が増えつつも、ボール球を見極め四球が選べたとした場合に近い成績が挙げられる選手として、堂林、ブラゼル、ペーニャ辺りの成績が参考になるのではないかと思います。

2011年の成績では、2012年と同様に見ていくと、中田翔、松田、T-岡田辺りの成績が参考になるでしょうか。
この場合、ボール球に手を出してしまう傾向が強くなると中田翔、ボール球には手を出さないと松田、T-岡田の成績に近くなるのではないかと思います。

結局は、すでに強打者の片鱗は3Aでも存分に見せつけているわけですから、自分の打撃は基本的には変えずに、ボール球の見極めや配球などの部分を日本仕様に適合させていくのが、日本で成功するかどうかの分かれ目なのだと思います。

それが、研究熱心であるとか、コーチの言うことに耳を傾けるという部分にあるというのは、過去成功してきた外国人選手から判断できる共通項だと思います。
色々書いては見ましたが、どうしても、こういうありきたりな事しか言えないですね。

最後に、三振率の高い順に並べ替えた成績表ですが、こちらからは三振率が高いもののBB/Kが高めにある中長距離タイプの打者はまずまずの成績が残っていることが伺えます。



2012セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1堂林 翔太0.264 51918630.413 0.345 0.286 0.313
2バレンティン0.244 153437440.529 0.382 0.841 0.256
3ブラゼル0.255 62614490.406 0.306 0.286 0.255
4ニック0.238 92422420.431 0.324 0.524 0.232
5石川 雄洋0.221 0618370.258 0.308 0.486 0.227
6長野 久義0.278 62427530.422 0.355 0.509 0.224
           
2012パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ペーニャ0.256 113419590.4970.3230.322 0.296
2中村 剛也0.258 134429520.5210.3730.558 0.274
3陽 岱鋼0.300 22311600.4040.3350.183 0.269
           
2011セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1バレンティン0.228 3176611310.469 0.314 0.466 0.270
2丸 佳浩0.241 950441050.359 0.319 0.419 0.241
           
2011パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1中村 剛也0.269 48116791340.600 0.373 0.590 0.255
2中田 翔0.237 1891311330.408 0.283 0.233 0.252
3陽 岱鋼0.274 636221340.365 0.308 0.164 0.250
4松田 宣浩0.282 2583411280.510 0.344 0.320 0.244
5T-岡田0.260 1685391160.411 0.331 0.336 0.236
6長谷川 勇也0.293 43447870.388 0.379 0.540 0.222
           
2010セ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1ブランコ0.264 3286571580.501 0.349 0.361 0.320
2スレッジ0.252 2878601360.488 0.341 0.441 0.290
3ブラゼル0.296 47117251530.573 0.329 0.163 0.271
           
2010パ 打率本塁打打点四球三振長打率出塁率BB/K三振率
1T-岡田0.284 3396491360.575 0.358 0.360 0.295
2山崎 武司0.239 2893451470.446 0.303 0.306 0.272
3金 泰均0.268 2192741400.429 0.357 0.529 0.266
4サブロー0.261 1971561180.429 0.344 0.475 0.261
5ブラウン0.241 2176491010.436 0.319 0.485 0.238
6カブレラ0.331 248269910.569 0.428 0.758 0.223


【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【前半】

広島カープが獲得を目指しているブラッド・エルドレッド内野手ですが、三振数の多さとペースが気になったので過去来日した主な外国人選手のと比較してみました。

2012年新外国人2011年度成績3A通算2012年度(交流戦終了時点)
 所属四球三振BB/KBB/K三振率四球三振BB/K三振率
ニック3A441000.440 0.420 0.182 22420.524 0.232
ミレッジ3A43630.683 0.580 0.138 24330.727 0.145
ボウカー3A27730.370 0.630 0.219 15390.385 0.273
ペーニャ3A34610.557 0.400 0.261 19590.322 0.296
ヘルマン3A72581.241 0.980 0.098 21260.808 0.133
エルドレッド3A34940.362 0.280 0.276 00  
           
2011年新外国人2010年度成績3A通算2011年度
 所属四球三振BB/KBB/K三振率四球三振BB/K三振率
バレンティン3A37850.435 0.510 0.252 611310.466 0.270
ホフパワー3A56740.757 0.620 0.216 38990.384 0.301
トレーシー3A9150.600 0.730 0.165 11340.324 0.228
ヘスマン3A27600.450 0.380 0.257 11460.239 0.354
グスマン3A451210.372 0.230 0.172 9810.111 0.340
スケールズ2A72770.935 0.650 0.165 251030.243 0.359
           
2009年以前入団2011年度日本での成績3A通算2012年度(交流戦終了時点)
 所属四球三振BB/KBB/K三振率四球三振BB/K三振率
マートン日本24760.316 0.870 0.160 6220.273 0.102
ブラゼル日本21710.296 0.250 0.231 14490.286 0.255
ラミレス日本30720.417 0.230 0.215 2190.105 0.097
ブランコ日本30680.441 0.150 0.156 17390.436 0.241
カブレラ日本25940.266 0.260 0.244 0100.000 0.345




通算のBB/K(四球数/三振数)は、.280と2012年の新外国人選手の中では最も悪い数値です。また三振率(三振数/打数)も、.276と飛びぬけて高い数字です。
今季3Aでは、三振率が.390と約5打席に2回三振しているということになります。

ただ、それだけ三振してBB/Kも高くないことから四球もあまり選べるタイプではないとなれば、打率が低くて三振かホームランかという考えに至りそうですが、ここまで打率は3割をキープしています。

大型扇風機のイメージがあるバレンティンや、昨年在籍したグスマンなど2011年と2012年に新外国人として日本にやってきた選手は、ほぼ例外なく1年目は三振率が3A通算成績よりも悪化しています。

表に掲載しているメンバーで2年目のシーズンを迎えているのはバレンティンとスケールズの2人ですが(ホフパワーは故障)、まだ打席数の少ないスケールズは対象外として、2年目のバレンティンは2012年の交流戦終了時点の三振率が.256と若干改善されています。

この面から考えると、エルドレッドについてもまず三振が多くなるのではないかと思います。
問題なのは、三振数が増えるあまり自分の打撃を崩さないかどうかにあるでしょう。

というのも、2010年の新外国人選手で一応成功したといえるのはバレンティンだと思いますが、三振数が増えてもボール球はそれなりに見極められたというのは、BB/Kの数値で3A通算と2011年の日本での成績があまり乖離していないことで分かると思います。

その他の、ホフパワー以下5人の選手は三振率が増えたことと比例して、BB/Kの値の悪化度合いが激しいです。
これは、ボールの見極めが上手くいかなかったと言えなくもないと思います。

三振数が増えるのはある程度仕方ないとしても、自分の打撃を崩さずにボールはちゃんと見極めるというのが、日本で成績を残すポイントの一つかと思います。

2010年以降、BB/Kが.400を下回った選手も大勢いますが、その選手の成績が壊滅的であったかといえばそういうわけでもありません。

表が長くなりますので、次回と合わせて2部構成としたいと思います。

【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の三振率と日本プロ野球への適応【後半】

【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【7月】

2012年、プロ野球公式戦の試合結果及びハイライト動画、ニュース動画のリスト【7月】です。
掲載サイトは、youtube、ニコニコ動画、FC2動画などです。
広島カープの試合結果・ハイライト動画は、【カープ情報】2012公式戦 のカテゴリー内にも掲載しています。

1234567
巨 7 - 5 中ソ 4 - 1 西ヤ 中止 中ヤ 12 - 4 中ヤ 12 - 3 中巨 6 - 3 神巨 7 - 5 神
ヤ 9 - 5 神 デ 中止 巨デ 4 - 3 巨デ 3 - 6 巨中 1 - 0 デ中 9 - 5 デ
広 2 - 1 デ 神 3 - 4 広神 1 - 3 広ロ 2 - 1 楽広 中止 ヤ広 9 - 4 ヤ
楽 3 - 2 ソ ロ 中止 楽ロ 3 - 2 楽オ 3 - 4 日日 5 - 5 ソ日 0 - 5 ソ
西 3 - 3 日 オ 6 - 3 日オ 5 - 1 日ソ 3 - 4 西西 2 - 6 楽西 1 - 12 楽
オ 1 - 4 ロ  ソ 2 - 7 西 ロ 7 - 11 オロ 8 - 5 オ
891011121314
巨 3 - 2 神 巨 7 - 4 広巨 2 - 4 広巨 6 - 2 広デ 4 - 12 広デ 3 - 8 広
中 2 - 1 デ ヤ 1 - 6 デヤ 7 - 6 デヤ 6 - 6 デ中 1 - 1 巨中 1 - 2 巨
広 2 - 0 ヤ 神 1 - 0 中神 1 - 2 中神 4 - 1 中神 中止 ヤ神 3 - 2 ヤ
日 5 - 8 ソ 日 5 - 1 ロ日 0 - 0 ロ日 7 - 2 ロ楽 5 - 1 日楽 1 - 2 日
西 9 - 5 楽 楽 6 - 3 オ楽 1 - 3 オ楽 中止 オオ 中止 西オ 1 - 4 西
ロ 3 - 4 オ 西 5 - 2 ソ西 1 - 4 ソ西 2 - 0 ソソ 4 - 3 ロソ 3 - 0 ロ
15161718192021
デ 1 - 7 広デ 7 - 5 ヤデ 6 - 2 ヤデ 4 - 0 ヤ   
中 3 - 1 巨神 0 - 2 巨神 3 - 4 巨神 2 - 2 巨   
神 2 - 5 ヤ広 3 - 0 中広 3 - 2 中広 2 - 9 中   
楽 5 - 0 日日 2 - 2 西日 3 - 1 西ロ 4 - 3 楽   
オ 2 - 8 西ロ 5 - 0 楽ロ 2 - 6 楽ソ 5 - 2 オ   
ソ 2 - 0 ロソ 2 - 1 オソ 1 - 2 オ    
22232425262728
   巨 6 - 2 デ巨 6 - 4 デ中 2 - 9 ヤ中 4 - 4 ヤ
   ヤ 1 - 1 広ヤ 12 - 16 広神 1 - 5 デ神 1 - 3 デ
   中 6 - 0 神中 4 - 1 神広 0 - 9 巨広 2 - 9 巨
   西 4 - 2 ロ西 2 - 1 ロ楽 7 - 7 西楽 4 - 5 西
   オ 5 - 1 楽オ 1 - 0 楽ロ 9 - 2 ソロ 2 - 2 ソ
   ソ 0 - 1 日ソ 3 - 5 日オ 5 - 1 日オ 1 - 3 日
293031    
中 1 - 0 ヤ西 6 - 2 オ巨 0 - 2 中    
神 9 - 2 デ デ 4 - 4 広    
広 1 - 1 巨 神 7 - 2 ヤ    
楽 4 - 13 西 楽 中止 ソ    
ロ 2 - 4 ソ 西 1 - 7 オ    
オ 7 - 6 日 ロ 3 - 5 日    




【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【3月】【4月】
【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【5月】
【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【6月】
【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【8月】
【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【9月】
【プロ野球】2012年公式戦結果・ハイライト動画リスト・一覧表【10月】


【カープ情報】2012年の交流戦の予想結果と総括、交流戦後の展望

2012年の交流戦の予想結果と総括、交流戦後の展望ということで、少し長文となります。
前半が予想結果の報告
中盤が総括
後半が交流戦後Aクラスも狙えるのではという交流戦後の展望、という大きく分けて3つで構成しています。

それでは、まずは予想結果の報告からです。

2012年の交流戦が6月19日に終了するわけですが、残りのカードは順位に関係しないため、カープは10勝11敗3分けで6位という成績が確定しました。

交流戦が始まる前に、2012年のカープの交流戦は、何とか5割は狙えるのではないかという予想をしていました。
(予想記事:【カープ情報】2011年の結果から見る2012年交流戦予想

結果としては、10勝11敗3分けで借金1という成績で、まずまず予想通りというところでしょうか。

ポイントとして挙げていた先発投手の出来が交流戦の成績に直結しやすいというのは、この2012年でも同じような傾向にあると思います。

2011先発試合数先発投手勝敗 2012先発試合数先発投手勝敗
今村30勝2敗 福井0 
篠田10勝1敗 斉藤42勝2敗
バリントン51勝2敗 バリントン61勝4敗
大竹20勝0敗 大竹43勝0敗
前田健太51勝2敗 前田健太52勝1敗
福井51勝3敗 野村52勝0敗
ジオ30勝3敗    
先発投手243勝13敗  2410勝7敗
交流戦通算246勝16敗2分  2410勝11敗3分
2011日程広島カープパ・リーグ 2012日程広島カープパ・リーグ先発勝敗中継勝敗引分
2011/5/17今村H和田 2012/5/16バリントンE辛島  
2011/5/18篠田Hホールトン 2012/5/17斎藤Eヒメネス  
2011/5/20バリントンBs木佐貫 2012/5/19野村F斎藤  
2011/5/21大竹Bs西 2012/5/20前田F武田勝  
2011/5/22前田健M渡辺俊 2012/5/22バリントンH山田  
2011/5/24福井Mマーフィー 2012/5/23斎藤H新垣  
2011/5/25今村L涌井 2012/5/25野村Bs木佐貫  
2011/5/26バリントンL牧田 2012/5/26前田Bs寺原  
2011/5/28大竹F吉川 2012/5/27大竹M唐川  
2011/5/29前田健F武田勝 2012/5/28バリントンM香月  
2011/5/31福井E永井 2012/5/30斎藤L岸  
2011/6/1今村E田中 2012/5/31野村L石井  
2011/6/3バリントンBs中山 2012/6/2前田E塩見  
2011/6/4前田健Bs西 2012/6/3バリントンE釜田  
2011/6/5ジオH攝津 2012/6/5大竹F吉川  
2011/6/6福井H山田 2012/6/6野村F斎藤  
2011/6/9バリントンL涌井 2012/6/8前田H大隣  
2011/6/10前田健L牧田 2012/6/9斎藤H摂津  
2011/6/11ジオM渡辺俊 2012/6/10バリントンBs寺原  
2011/6/12福井M唐川 2012/6/11大竹Bsマクレーン  
2011/6/15バリントンE田中 2012/6/13野村Mグライシンガー  
2011/6/16前田健E塩見 2012/6/14前田M藤岡  
2011/6/18ジオFケッペル 2012/6/16バリントンL牧田●  
2011/6/19福井Fウルフ 2012/6/17大竹L岸  

先発投手陣の柱である前田健、野村、バリントン、大竹の4人で一つずつ貯金が出来ればと思っていましたが、トータルで考えるとこの4人で貯金が3つというまずまずの結果。 ただ、ここはバリントンがせめて五分ならという思いがあります。

その他の投手は最悪全敗を覚悟していましたが、斎藤が2勝2敗と五分の数字。ここは健闘したといっていいでしょう。

後は先発投手の責任外の勝敗が五分であれば良かったのですが、ここが0勝4敗3分けと大誤算でした。
これは、ご存知の通り、抑え投手サファテの不調が響いたということが言えると思います。

5月16日の楽天戦は同点のケースでの登板で勝ったとも限らないので除外、5月20日の日本ハム戦は梵のエラーがなければ今村が抑えて4点差の逆転はなかったとも思うので除外すると、純粋にサファテが9回さえ抑えていれば勝てたという試合は25日のオリックス戦と、27日のロッテ戦の2試合ということになる。

結果論なのでどうにもならない話ではあるが、この2試合の勝敗が0勝1敗1分けから2勝0敗に代わっていれば交流戦勝ち越しもあったということにはなる。

交流戦の前半12試合が4勝7敗1分けで、後半12試合が6勝4敗2分けというのも、無関係ではないだろう。

また、打線については4番のニックが20試合目の6月11日のオリックス戦で負傷し離脱する。
ニックの交流戦の成績は、65打数15安打で打率.231、1本塁打、7打点と苦しんだ印象が強い。それでも出塁率は.359と5番打者が当たっていないこともあり、まともな勝負は避けられていたとも言える。

ただ、離脱時期が交流戦残り4試合だったこともあり、また天谷、岩本といった好調の選手や、交流戦の間安定した成績でチーム三冠の成績を残した堂林(打率.266、3本塁打、14打点)など全員野球のおかげで何とか交流戦は乗り越えられた。
チーム打撃成績は、打率.242(リーグ8位)、本塁打13(同8位)、得点90(同4位)、盗塁(同5位タイ)と当初の壊滅状態からは、かなり立て直してきた。

とは言え、ニック不在で交流戦明けから戦っていくとなると、不足気味な戦力では限界がある。
その矢先、交流戦が終了した直後に、新外国人選手ブラッド・エルドレッド内野手の獲得を目指すという一報が入る。

スケジュール的に、身分照会に入った段階ということで契約が順調にいけば早ければ6月末、遅くとも7月初旬に来日。今季は3Aでの試合に出続けていることから考えると、ファームでは目均し、時差ボケ等を勘案して体調を整える程度の試合出場をこなせば、来日後1週間程度で試合に出場できるのではないだろうか。
そうなるとオールスター前には合流できるということになる。

さらには、6月18日に守護神サファテが再来日するということで、1軍復帰の目処は立っていないものの、ヘルニアの手術後じっくりと下半身を鍛える時間がなかったことも不調の原因の一つであると思うので、じっくり調整して夏場に万全の調子で戻って来られるようだと、これ以上ない戦力になる。



また、交流戦終了時点での勝敗数、3位チームとの差が重要で、偶然だろうが2012年の交流戦終了時点での借金数7は、2011年の交流戦終了時の借金数と同数だ。
2011年のカープは、交流戦明けから栗原の打撃上昇に合わせて8月中に4度借金1まで詰め寄って、2位に浮上したこともある。
もっとも、2011年は開幕時期が遅れたこともあり、交流戦終了時までの消化試合数は2011年が50試合、2012年は61試合となっている。
交流戦終了時、3位とのゲーム差は、2011年が1.5、2012年は4.0となっているが、先述のように2位浮上した際には、2位チームとのゲーム差は5.0ゲームだったことを考えると、2012年のシーズンで3位浮上することは決して不可能な数字ではないように思う。

2011年は先発を中4日で起用し、結果失速した失敗を繰り返さないためには、5人目、6人目の投手が出てくるのはもちろん、4本柱から故障者を出さないことが一番重要となるだろう。
また、打撃好調は栗原の2か月連続の月間MVPという活躍の賜物だったことを考えると、新外国人のブラッド・エルドレッド内野手がそこそこの成績を上げることができて、チーム全体で2011年の栗原の打撃をカバーしていくことが必要だろう。
もちろんブラッド・エルドレッド内野手が大当たりだと文句はないのだが。

【カープ情報】ブラッド・エルドレッド内野手の成績

広島カープが、2012年の新外国人選手としてシーズン途中での獲得を目指すと報じられた、ブラッド・エルドレッド内野手の成績

2005年に3Aに初昇格し15本塁打を放って以降、2006年を除いて8年中7回2ケタ本塁打を放っている長距離砲。
守備はサードや外野手の経験もあるが、まず一塁手専門と考えて間違いなさそう。守備率も一塁手ではマイナー通算で.989、メジャー通算で.987と高い数字を残しており、守備に不安はないだろう。

3Aでの成績は、本塁打は出るものの基本的にインコースの捌き方が窮屈で、アウトコースの甘めの球を引っ張り込むという打撃スタイル。
縦の変化には苦労しそうなタイプだが、2012年シーズンでは若干改善されているのか、ここまで打率、本塁打とも自己最高ペースをマークしている。

62試合で24本塁打65打点は、2012年にソフトバンクに入団したウィリー・モー・ペーニャ外野手の2011年の3Aでの成績(76試合で25本塁打77打点)を上回るペースだ。
もっとも、ペーニャとはメジャー実績、3A通算成績とも見劣りするのは事実で、今季キャリア初の3割を維持しているエルドレッド内野手の場合は、過去最高の成績を残している中での移籍となり、期待したいのはこの部分だ。

残念ながら手術のため今季絶望となったニック・スタビノア外野手も、2011年に過去最高の成績を残しての来日だった。
何をもって過去最高とするのかという問題はあるだろうが、ニックは自分の武器である長打力、打点が過去最高だった。

ブラッド・エルドレッド内野手の場合は、打率、本塁打、打点の3部門が過去最高レベルを維持している。
これに加え、出塁率、長打率も高いレベルを維持している。

この要因としては、これまた自身最多記録を更新するペースの三振数の多さだろう。
打てない球を追いかけて打撃を崩すことより、打てない球はいくらバットを振ってもヒットにならない。
それならば諦めて、打てるコースのみを確実に仕留められる打撃スタイルにシフトチェンジしていっていることで、ある意味割り切れて、自分の長所を前面に押し出すことが出来ているような気がする。
ただ、2012年のプロ野球ではアウトコースがかなり広めに設定されていて、同じスタイルが通用するかと言われれば通用しない可能性の方が強いかもしれない。

ただ日本の場合、このスタイルが嵌まったのが交流戦前から躍進を始めた巨人打線ということになる。
原監督の見逃し三振容認宣言から、狙い球を絞っていくよう方向転換を図ったことで、選手の持っているポテンシャルを十分に発揮できたというものだった。

巨人の話は余談としても、新外国人選手として来日するには、これ以上ないタイミングには違いない。



 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPS
2005541955513115484014570.282 0.336 0.590 926
200618621470310118180.226 0.310 0.484 794
2007863116510215459320900.209 0.275 0.399 674
20081144271042213510033281440.244 0.305 0.546 851
20091063539526017596430960.269 0.344 0.487 832
2010106394104271308460331190.264 0.327 0.566 893
201111137110323223579434940.278 0.351 0.536 887
2012622337218124654023720.309 0.371 0.704 1075
3A通算6572346612146816246842151906900.261 0.327 0.537 864
 試合打数安打二塁打三塁打本塁打打点盗塁盗塁死四球三振打率出塁率長打率OPS
200555190429012271113770.221 0.279 0.458 737
2007194651023001160.109 0.128 0.261 389
2010112461013002100.250 0.333 0.417 750
20125163110100160.187 0.235 0.375 610
メジャー通算9027656121153411171090.203 0.258 0.417 674






【カープ情報】2012.06.17 広島対西武 交流戦第4戦 堂林2試合連続の5号本塁打【動画】

2012年6月17日に行われた、広島対西武の交流戦第4戦の試合結果

広島 100 004 240|11
西武 000 004 000| 4

勝 大竹 6勝2敗
負 岸  6勝6敗
S 今井 0勝0敗1S

【本塁打】天谷3号、堂林5号

【広島】大竹-岸本-中田-今井
【西武】岸-武隈-十亀-岡本篤-大石-山本

カープ先発の大竹は、中5日の影響か今日はコントロールに苦しんだ。
初回は1番から5番打者まで、ベルトよりも高いストレートが多く、ほとんど芯で捉えられた。
結果的に岩本が2ついいプレーを見せて無失点だったが、非常に不安が残る立ち上がり。

2回以降も低めのコントロールが悪く、3回には1アウト満塁、4回には1アウト三塁というピンチを背負う。
どうにか無失点に抑えたのの、いつ捉えられてもおかしくない、大量失点の可能性すらある出来だった。

それでも大竹が5回まで無失点で切り抜けたのは、初回の天谷の先頭打者本塁打による先制点が大きかったのだと思う。
相手に追いつけそうで追いつけないというプレッシャーを与え、普段の力を出させないようにするという点では、先制点の重要性をまざまざと見せつけられた1戦だったように思う。

後は、先発全員安打も達成するなど、打線が西武投手陣を攻め込み、大量得点で逃げ切り。

堂林も、16日の試合と同じような打ち方で右中間スタンドへ2試合連続の5号本塁打を放った。




【カープ情報】2012.06.16 広島対西武 交流戦第3戦 カープ交流戦負け越し【動画】

2012年6月16日に行われた、広島対西武の交流戦第3戦の試合結果

広島 000 000 221|5
西武 020 004 00×|6

勝 牧田 5勝5敗
負 バリントン 3勝7敗
S 長田 0勝0敗1S

【本塁打】岩本2号、堂林4号

【広島】バリントン-菊地原-中田-今村
【西武】牧田-松永-長田

交流戦の勝ち越しをかけて、交流戦最後のカード西武戦に挑むカープ。
その先陣はバリントン。

だが、バリントンは先頭打者に四球を与える、らしくない立ち上がり。
それでも次打者を併殺打に打ち取るものの、早くも2回に捉まる。悪い時のバリントンの特徴とも言えるが、球が低めに集まらず、甘いコースをつるべ打ちにされる。

バリントンは、悪いなりに試合を組み立てていくが、それよりも西武先発の牧田の投球が素晴らしい。
5回までパーフェクトピッチングを見せ、わずか1時間で5回が終了する。

6回にバリントンが再度捉まり、リリーフの菊地原も失点してしまい計6失点で試合の大勢が決まってしまう。

そんな中、岩本が4番として初本塁打を打ったのが収穫かと思う。あまり4番というプレッシャーを感じていないように見え、勢いに乗ってきている。

すると、8回表には付け入る隙がなかった牧田に変化が訪れる。
中東にセンター前ヒットを許すと、倉に死球、天谷にテキサスタイムリーヒットで1点を返されると、続く安部の送りバントを牧田が弾きノーアウト満塁。
ここで梵のサードゴロは三塁線への痛烈な当たり。
しかし、サードヘルマンのポジショニングが良く、捕球後すぐ三塁を踏みセカンド送球、そして一塁へ転送してあわやトリプルプレーとなるところだったが、何とか梵は一塁セーフとなり、結果的に併殺打の間に1点を返す。

これで6対4まで詰め寄った。

さらに9回表、2アウトから堂林にソロホームランが飛び出し、ついに1点差。
あと一歩まで詰め寄るが、反撃もここまで。このところ終盤に粘りを見せるカープ打線だが、流石に点差が大きすぎた。

今季のバリントンの登板試合は、引っ張りすぎて失点を重ね、終盤の反撃が及ばないという試合が何試合かあり、今日の試合もそのパターンに嵌ってしまった。

ポイントとしては、バリントンの交代時期と、8回裏のヘルマンのファインプレーということになるだろう。

あまり言いたくはないが、今日の主審のストライクボールの判定はバラツキ過ぎ、西武寄り過ぎではなかろうか。



【カープ情報】バーデン復帰、篠田3試合連続好投

右肘痛のため3軍での調整が続いていたバーデンが、ようやく6月15日のオリックス戦で実戦復帰した。
徐々に試合に慣れていく段階のため、まずは代打での1打席のみでサードゴロに終わったが、とりあえずの目処はたった。

カープの1軍野手はニックが左膝の手術を行うため今季絶望となっており、代わりとなる新外国人選手の獲得を進めている。
ただし、仮に順調に獲得に見合う選手が見つかったとして、来日して試合に出られるとなるとオールスター前後くらいまでずれ込む可能性もあり、そうなるとバーデンの重要性が増してくる。
試合に出られる状態までに回復しているので、後は守備に就いて感覚を取り戻し、10~20ほど打席に立てば、昨季の実績と1軍の外国人選手不在の状況から、交流戦明けか遅くとも6月最終週くらいで1軍に合流してくるのではないだろうか。

サードは堂林がいるため、バーデンは1軍に昇格すればファーストでの出場が予想される。
こうなれば新外国人選手は外野手でも可能ということになる。

一方、1軍の先発投手は現在、前田健、野村、大竹、バリントンの4人だが、交流戦明けには2人ほど召集される予定だ。
そこで、交流戦あたりからのファームでの先発投手の成績を列挙してみると、1人は篠田で間違いないと思う。
首脳陣から名前が挙がっていた選手は、篠田、福井、齊藤、中村恭あたりなのだが、福井、中村恭は調子が悪いながらも抑えるという投球は出来ないため、日によってどころかイニングごとに投球内容が変わることもしばしばある。

また、交流戦ではローテーションに入っていた齊藤は、ソフトバンク戦でKOされてファーム降格となったが、ソフトバンクは右の強打者(内川、カブレラ、松田、ペーニャ)が多く、実際交流戦で4試合に登板し2勝2敗だが、ソフトバンク以外の楽天と西武にはそれぞれ1点しか与えず勝利投手となっている。

もちろん楽天戦で1イニング4四球1死球という投球もあったので、全幅の信頼は置きにくいかもしれないが、15日のウエスタンリーグでの対オリックス戦では、7回を投げて自責点1と十分な内容を残している。

後、ファームで好投実績のあるのは高卒ルーキーの戸田、先発ではそれなりの投球を見せる岩見、キャンプとオープン戦で目立っていた中崎といったところ。
その中で1軍再昇格の可能性が高い投手は、篠田と齊藤だと思う。

  先発投手 投球回打者球数安打三振四死自責
5月11日中日中村(恭)521904523
5月12日中日福井7311153562
5月13日中日永川(勝)626259213
5月18日ソフトバンク大竹7231024321
5月19日ソフトバンク中村(恭)521912540
5月20日ソフトバンク福井7281183560
5月22日中日篠田623765102
5月23日中日中﨑417553122
5月25日阪神中村(恭)4 2/322847124
5月26日阪神福井726914611
5月27日阪神武内5 2/320773212
6月1日ソフトバンク中村(恭)723911930
6月2日ソフトバンク福井2 2/318529217
6月3日ソフトバンク篠田727844621
6月5日オリックス戸田5 1/325797412
6月6日オリックス中崎7271056610
6月7日オリックス弦本3 1/318760221
6月9日中日福井6281016634
6月10日中日篠田730987221
6月12日阪神戸田7 2/3311135430
6月13日阪神中村(恭)5 1/326769214
6月14日阪神岩見521836210
6月15日オリックス齊藤726 4311

【カープ情報】2012.06.14 広島対ロッテ 交流戦第4戦

2012年6月14日に行われた、広島対ロッテの交流戦第4戦の試合結果

広 島 102 012 000|6
ロッテ 001 000 002|3

勝 前田健 6勝3敗
負 藤岡 4勝3敗
S ミコライオ 1勝3敗4S

【本塁打】なし

【広島】前田健-岸本-ミコライオ
【ロッテ】藤岡-中郷-古谷-大谷-松本

打線の好調の要因は、ある意味他人任せなことだろうか。
好調の打者がいるということは、自分が打たなくても天谷が打ってくれる、岩本が打ってくれる、代打で前田智が出てくる、と言うのは少し的外れかもしれない。
しかし、カープは好調の打者がいると、その打者に引っ張られて打線が繋がるというのは、昨年以前からよく見られていた傾向だ。

4番打者だったニックは期待できる打者だったし、代わって4番に座っている岩本がどうこうという話でないが、今のカープ打線はどの打者にでも、チャンスには代打が出せるチーム状態となっている。

今のところ4番に代打を出すという状況は見られないが、今後あり得ない話ではないし、日替わり4番も可能性がある。
それでも得点が挙げられるのは、先述の通り好調の打者がいることに加え、4番打者やレギュラー野手の相次ぐ故障離脱による危機感が生み出す一体感のためだろう。

今はこれでいいと思う。しかしそれでも点が取れなくなるケースは今後必ず訪れる。
その時までに、補強でチームを立て直せるか。
思いのほか底力を見せてくれている選手を助ける働きを、首脳陣やフロントに期待したい。

今日の試合については、前田健太がエースの投球を見せてくれたことが大きかった。

(本日は未観戦のため、短評のみです)


【ソフトバンク】テリー・ドイル投手の成績

ソフトバンクが2012年の新外国人選手として、シーズン途中での獲得が報じられたテリー・ドイル投手の成績

大卒で2009年にプロ入りして4年目、右投げの26歳の若手投手。
2009年から順調にルーキーリーグから3Aまでステップアップを果たしてきている。

大学時代は目立った数字は残していないが、プロ入り後は格段に制球力が上がっている。
また、キャリアのほとんどで先発として登板しており、140キロ中盤の速球とスライダー、ツーシーム、チェンジアップなどをコーナーに投げ分ける投球スタイル。

それでいてマイナー通算の与四球率が2.12とコントロールに不安がなく、奪三振率も同8.05と先発として大崩れのないタイプで日本向けの投手と言える。

欲を言えば、チームの他の投手との兼ね合いもあるのだろうが、登板試合の中で完投した試合が1試合しかない点ぐらいだろうか。
まだ修羅場の経験はなさそうだけに救世主的な扱いをされたり、プレッシャーのかかるゲームでの登板でどうなるかという面が気がかり。

あまり突出した部分がなく、また弱点らしい弱点が見当たらない成績を残してきている分、怖さという面は感じられないが、未知の力が引き出せると大化けするポテンシャルを秘めていそうな感じを受ける。



 試合先発防御率セーブイニング自責点被本塁打与四球奪三振WHIP与四球率奪三振率
2005(大学)175623.25155.1 20326631.37 4.23 10.25
2006(大学)1313553.44089.0 34828721.21 2.83 7.28
2007(大学)169455.87369.0 451230471.65 3.91 6.13
2008(大学)1312386.96075.0 581239731.80 4.68 8.76
2009(Rk)1210512.98057.1 19115751.15 2.35 11.77
2010(A)77420.96047.0 5212580.91 2.30 11.11
2010(A+)2020883.710121.1 501334991.23 2.52 7.34
2011(A+)1111152.84073.0 23311491.12 1.36 6.04
2011(2A)1515753.240100.0 36822731.13 1.98 6.57
2012(3A)1211632.83076.1 24518710.93 2.12 8.37
大学通算593918204.904288.0 157351232551.50 3.84 7.96
マイナー通算777431242.970475.0 157321124251.10 2.12 8.05

【カープ情報】2012.06.13 広島対ロッテ 交流戦第3戦 チーム全体で奪い取った引き分け【動画】

2012年6月13日に行われた、広島対ロッテの交流戦第3戦の試合結果

広 島 000 000 021 0|3
ロッテ 000 300 000 0|3

勝 -
負 -
S -

【本塁打】なし

【広島】野村-今井-菊地原-中田-岸本-今村-ミコライオ
【ロッテ】グライシンガー-益田-薮田-内

前回のロッテ戦と言えば、第1戦で9回抑えのサファテが乱調で、今村が登板し同点に追いつかれベンチで涙を流したあの試合だ。
結局第1戦の試合後、サファテは2軍降格となった。

今回は、直前のオリックス戦で4番ニックが負傷し、4番不在で挑む最初の試合となる。さらには野村が背中のハリを訴えて緊急降板となって以来の登板となり、仮に先制を許すとズルズルと相手のペースになりかねない。

そういった不安は、野村が吹き飛ばした。初回を抜群の投球で立ち上がると、3回までノーヒットピッチング。
今日も安定感が光る投球を見せてくれたが、4回に暗転する。
先頭の根元に初安打を許すと、その後4本のヒットを集められて3失点。ややストライクを集め過ぎ単調になったような投球だった。

一方打撃陣は、グライシンガーの前に沈黙。ニック不在の中、大幅に打順を入れ替えてきたのが機能していなかったが、8回にようやくグライシンガーを捕まえる。
前田智の犠牲フライは若干浅かったものの丸が好走塁で1点。さらに梵がバットを折りながらタイムリーを放ちこの回2点目。

9回は石井琢の内野安打の後、代走中東が告げられると、続く堂林がセンターオーバーのツーベース。
ここで中東が一気に本塁を狙うが、好返球もあり本塁憤死で2アウト。
万事休すかと思われたが、丸が粘って四球を奪い取り、小窪も粘ってセンター前タイムリーでついに同点。

ここ最近のカープは、終盤に粘りが見られるようになってきた。

また、リリーフ陣の健闘が今日の試合のポイントだろう。野村が4回でマウンドを降りたにもかかわらず、4回以外は失点しなかった。
今村、ミコライオでしのぎ切ったこの形は、これからも機能して欲しい。

ただ、10回裏の丸のライトフライ落球だけはいただけない。
しかし、ロッテ荻野の脚はやはり脅威だ。


【カープ情報】東出全治2カ月、ニック全治不明で新外国人補強へ

東出・・・右手中指末節骨折で、練習再開まで2カ月
ニック・・・膝の前十字靱帯損傷および内側半月板損傷で、現時点での全治の判断が不可能

12日の診断で、上記のような結果が示された。
東出が試合出場が可能になるのは、現実的に考えて早くて9月以降だろう。

ニックについては、正直今シーズン絶望と思っておいた方がよさそう。
来日1年目で長打力を存分に見せつけ、アウトコースの変化球への対応もここ最近のカープの外国人野手の中では上位レベルにある選手なだけに非常に残念だ。
膝にこれだけの重傷を負ってしまったとなれば、選手生命の危機すらあり得る状況だけに、何とか選手として再びグランドで雄姿を見られることを祈っている。
それもカープのユニフォームを着て、という前提で。

さて、そうは言ってもペナントを戦っていかなくてはいけないのだが、一応球団は新外国人補強の姿勢は示している。
すでにリストアップはしているようで、交渉・条件次第では獲得もあり得るというニュアンスだ。
何となくだが、本命には吹っかけられそうなのかなという印象を受けた。

【カープ情報】ニック左ひざ靱帯損傷、大竹次回も中5日、ファームも故障選手続出

2012年6月11日の対オリックス戦で、1回裏の打席でサードゴロを放ったニックは、一塁ベースを駆け抜ける際に負傷し退場してしまう。
精密検査は12日に広島に帰ってから行われるが、左膝関節じん帯損傷の疑いが強いようだ。

このケガの場合、痛みが取れるまででも1ヶ月くらいはかかり、そこからリハビリ開始して通常歩行や軽く走ったりすることが出来るまででも3ケ月近くはかかるだろう。

さらに守備に就いて、そこそ全力疾走ができて試合に出場できるくらい筋力を戻せるまでの期間と言えば、少なくとも今シーズン中の復帰は厳しいだろう。

また、試合後のコメントから大竹は次回登板も中5日で臨むことが濃厚のようだ。
そのため、11日の試合では100球を超えないタイミングでのイニング途中の降板となった。

交流戦は残り4試合。おそらくローテーションは次のようになるだろう。
13日 ロッテ 野村(中6日)
14日 ロッテ 前田健(中5日)
16日 西武  バリントン(中5日)
17日 西武  大竹(中5日)

この4試合はパ・リーグ主催ゲームとなるため、DH要員が必要となる。さらに一塁手が不足するという事態から、前回昇格が見送りになった井生や、DH要員で會澤、内野守備面で山本、松山あたりの野手が上がってくる可能性が高い。

しかし、現在のファームの構成を見てみると、故障のため3軍で調整中の野手は支配下登録選手で4人(東出、栗原、バーデン、末永)、育成選手で2人(中谷、中村真)もいる状態。
ここへ、ニックが加わり1人が1軍へ登録されるとなると、ファームで出場可能な野手は13人しかいなくなる。
捕手  上村 白濱 磯村 會澤
内野手 菊池 松本 庄司 山本 申
外野手 井生 松山 土生 鈴木 中村憲

現実的に、1軍で石原、倉の2人体制以上に捕手を増やす余裕はない。
とは言え、内野手外野手とも人数に余裕があるわけではなく、野手を1軍に昇格させるとファームの試合は代打も出せないという状況になりかねない。
ファーストを捕手の上村、會澤が守ることもあり、ファームの手薄さを考えると誰を1軍に上げるにしても、相当苦しいシーズンになる。

ファーストを守れる新外国人選手獲得、1軍レベル選手同士のトレード(カープは外野手、相手は内野手)くらいしないと、ファームの試合が成り立たなくなりそう。

【カープ情報】2012.06.11 広島対オリックス 交流戦第4戦 堂林3号3ラン、ニック再び負傷【動画】

2012年6月11日に行われた、広島対オリックスの交流戦第4戦の試合結果

オリックス 000 000 100|1
広   島 014 100 00×|6

勝 大竹 5勝2敗
負 マクレーン 3勝3敗
S -

【本塁打】堂林3号

【オリックス】マクレーン-小松-中山-海田
【広島】大竹-菊地原-岸本-今村

カープ先発は、中5日となる大竹。交流戦では途中から合流したにもかかわらず2勝を挙げており、今日勝てばチームの勝ち頭となる。
地方球場ではどうも勝つ印象が薄いカープだが、1回裏にいきなり4番のニックがサードゴロの間に脚を痛めて交代してしまう。全力疾走で一塁を踏もうとして歩数が合わず、脚を伸ばしてベースを踏んでしまい負傷したシーンは、2011年に広瀬がケガをした状況を思い出してしまった。(youtube 2:59~

4番を失ってしまったカープだが、今日は序盤からニック不在を感じさせない程効果的に点を奪っていく。

2回は2アウト後に堂林が四球を選び、8番の石原のタイムリーツーベースで先制。

3回はニックに代わって4番に入った赤松がタイムリー。さらに堂林に久々の3号スリーラン。

4回は梵のレフトフライをスケールズが落球しセカンドまで進むと、犠打でランナーを進め、ワイルドピッチで1点と、とにかく攻めの姿勢が功を奏す。

大竹に関しては、6回裏の打席で打つ気なしの見逃し三振となった後、7回表のマウンドに登ったが2アウトを取ったところで球数が98球となって、100球を超さないようにという配慮だと思うが、菊地原に交代。

菊地原は1点を失ったものの7回を抑え切り、8回は岸本、9回は今村がオリックスの反撃を許さず、大竹が交流戦チームトップの3勝目、さらに公式戦通算でも前田健太に並びチームトップの5勝目を挙げた。






【カープ情報】2012.06.10 広島対オリックス 交流戦第3戦 東出負傷退場【動画】

2012年6月10日に行われた、広島対オリックスの交流戦第3戦の試合結果

オリックス 000 002 000|2
広   島 000 000 32×|5

勝 バリントン 3勝6敗
負 寺原 2勝4敗
S ミコライオ 1勝3敗3S

【本塁打】なし

【オリックス】寺原-吉野-香月-海田-小松
【広島】バリントン-今村-ミコライオ

初回の守備で右手に打球を当ててしまい、いきなり東出が負傷退場となってしまう。
病院での診察結果は中指骨折で、11日に登録抹消となる模様。

カープの先発バリントンは、倉とのバッテリーの時は相性が良く、オリックスの先発が寺原ということもあり、おそらくサクサクと試合が進んでいくだろう。
その予想とは少し違い、ピンチは両投手とも背負うが後1本を許さない展開で、中盤までは0行進。

先制はオリックス。スケールズにほぼど真ん中の変化球を左中間に運ばれた。
ただ、今日のバリントンはここから粘れた。

この粘りに、ようやくカープ打線が応える。
なかなかチャンスでヒットが出ていなかった堂林がセンター前に2点タイムリー。
さらに代打の切り札前田智のセンター前タイムリーで、この回逆転に成功。

7回でマウンドを降りるバリントンに勝ち投手の権利をプレゼント出来た。

8回に登板した今村はピンチを招くものの、4番李大浩をサードゴロ併殺打に打ち取る。
サード堂林の送球も、セカンド小窪の送球もヒヤヒヤものだったが、何とか併殺が完成した。

8回裏には、さらに堂林に2打席連続の2点タイムリーが飛び出し点差を広げると、最終回はダブルストッパーのミコライオが登場。
ミコライオは見事3人で抑え切り、久しぶりにバリントンに勝利が訪れた。

スケールズ選手迎選手のホームランをキャッチ

広島対オリックス 交流戦第3戦 ハイライト ヒーローインタビュー





【カープ情報】2012.06.09 広島対ソフトバンク 交流戦第4戦 スプレー缶爆発で齊藤被弾【動画】

2012年6月9日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦第4戦の試合結果

S B 022 011 010|7
広島 000 000 021|3

勝 摂津 6勝2敗
負 齊藤 2勝3敗
S -

【本塁打】カブレラ1号、ペーニャ11号、松田6号

【ソフトバンク】摂津-岩嵜-岡島
【広島】齊藤-今井-中田-河内

カープ先発の齊藤はコントロールに苦しむ場面が少なく、まずまずの立ち上がりを見せたが、摂津の投球と比べるとやはり勝負球のコントロールに差が見られた。

カブレラにアウトコースから内に入ってくるスライダーをホームランにされ、ペーニャには落差がほとんどないチェンジアップを右中間スタンドに放り込まれた。

このペーニャの打席では簡単にツーストライクを奪っていたのだが、勝負の投球をする直前に、ネクストバッターサークルの長谷川がスプレー缶を暴発させて試合を中断させていた。
長谷川はヘルメットを取って頭を下げていたが、石原も齊藤もしばらく長谷川から視線を逸らさないでいた。
そして、一呼吸置く間もなくペーニャに落ちないチェンジアップを打たれたこともあり、打席に向かう長谷川は何度もヘルメットを取り頭を下げていたが、石原は不満の顔を向けていたように見えた。

また、昨日の試合で途中交代したニックだが、大事には至らず4番で出場。エラーもあったがタイムリーも放っており、やはり貴重な得点源として簡単に休まれては困る選手だ。

もっとも、今日の試合で一番目立ったのは岩本だった。1本目のヒットはライナー性でライト線に運ぶツーベース。2本目はセンター長谷川の頭上へぐんぐん伸びていくツーベースとしっかり捉えられている。
今日の試合は3番が流れを切ってしまったが、4番5番が機能し始めれば得点能力が僅かながらでも上がるだろう。
広瀬も徐々に復調傾向にあり、打の調子だけで考えれば、ライト広瀬、センター天谷or丸、レフト岩本という布陣の可能性もある。

試合は対ソフトバンク戦では2試合連続KOとなった齊藤の出来が全て。
序盤に4失点では勝ち目がない。

東出の1回裏の牽制死で流れを呼び込めなかったという面もあると思うが、3回表の今宮のピッチャー強襲の当たりを梵がファーストへ悪送球したことも含め、相手のペースでしか試合を進められないのは、やはり相性なのかなと思う。

特にソフトバンク打線は、内川、カブレラ、松田、ペーニャと主軸、長距離打者が全員右打者ということもあり、齊藤をローテの順番をずらしてまで野村、前田健を中5日で登板させたのが、結果として裏目に出てしまったということになるのだろう。


【カープ情報】2012.06.08 広島対ソフトバンク 交流戦第3戦 ニック故障で途中交代、明日以降の試合出場も危うい

2012年6月8日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦第3戦の試合結果

S B 100 000 00|1
広島 100 000 00|1
8回降雨によりコールドゲーム

勝 -
負 -
S -

【本塁打】なし

【ソフトバンク】大隣
【広島】前田健

ソフトバンクは、前回対戦で圧倒的な力の差を見せつけてカープに2連勝した後、なんと引き分けを挟んで8連敗を喫している。
ソフトバンクとしては、ようやく広島と対戦できるという思いだろう。余裕を持って平常心で戦われてはカープとしては苦戦は必至。

そうならないために、エース前田健太の力を存分に発揮してもらいたいところ。
なかなか点が取れないということになると、連敗中の焦りもあって窮屈な野球になるはず。

しかし上手くは事が運ばない。初回に先制を許し後手を踏んでしまう。
いやな展開が頭を過るが、カープの攻撃で梵が先頭打者ホームランで、文字通り振り出しに戻すことに成功した。

もし、このホームランがなかったら、強い雨の中常にコールドゲームの心配をしながら追いかけなくてはいけかなった。それだけにすぐに同点に追いついたのは非常に大きかった。

ただ、この後カープは拙攻を繰り返すことになる。盗塁失敗、牽制死、エンドラン失敗に守備妨害で三振ゲッツー。
よくもここまでというくらい、作戦が裏目に出る。

こうなると相手に流れが行かないわけがないのだが、流れ・勢いをぶった切ったのは雨による中断だった。

両チームとも得点が入る気配が感じられなくなってきた終盤、カープは勝ち越しを狙うより失点をしない作戦を取る。
7回裏の攻撃中に岩本に代走の中東を送り、7回が終了した時点で脚を痛めたニックに代わって守備固めで木村をファーストで起用した。

8回裏には同点の場面で前田健太に代打を送り、その代打広瀬のヒットからチャンスを拡大していくが、赤松の初球ポップフライは論外としても、4番のニックが脚のケガで退いていることで、せっかく守備固めで起用していた木村に代打を送らざるを得なくなっていた。

あと1本ヒットが出ていればという試合展開で、ことごとく作戦が裏目に出たのは対ソフトバンクの相性というのもあるだろう。

前田健が降板し、守備固めも使い果たすなど手は打ち尽くしたカープとすれば、リリーフが登板する9回表が始まらずにコールドゲームで引き分けになったのは、ある意味ラッキーだったかもしれない。

それにしても4番ニックが脚を痛め、明日以降の試合出場も危ういということで、ぬかるんだグランド状態での試合続行が自チームの選手を苦しめることになってしまった。


【カープ情報】2012.06.06 広島対日本ハム 交流戦第4戦 野村緊急降板【動画】

2012年6月6日に行われた、広島対日本ハムの交流戦第4戦の試合結果

広   島 100 000 000|1
日本ハム 100 000 01×|2

勝 斉藤 5勝4敗
負 岸本 0勝2敗
S 武田久 2勝1敗8S

【本塁打】なし

【広島】野村-岸本-菊地原-今村
【日本ハム】斎藤-武田久

5月19日の試合の再戦となった野村対斎藤の顔合わせだが、前回は1対0と野村に軍配が上がったものの、カープ打線も4安打しか打てていなかった。
その時とはカープ打線はメンバーが半分近く入れ替わっており、昨日12得点を奪ったメンバーがそのままスタメンとなっている。
2試合続けて打線が爆発するようなチームではないだけに、変に昨日打っているからと言って楽観視していると斎藤の術中に嵌まりはしないだろうか?
これがどう出るかだが、悪い方向で的中してしまう。

初回こそ、ニックのタイムリーで先制するものの、1回裏に1番2番の連打でノーアウト1,3塁のピンチを背負う。ここで犠牲フライによる1点で抑えた野村は流石だが、この後両チームとも打線が沈黙してしまう。

こんなに簡単に凡退してしまうのかというくらいサクサクと7回まで終了する。ここまで試合時間は2時間。

しかし、7回で97球の野村が降板すると流れが一変する。
リリーフの岸本が登板すると、日本ハム打線は急にのびのびと攻略を開始する。
最後は今村まで投入するが、ストレートしかストライクが入らない。結局ストレートを狙い打たれて8回裏に痛すぎる失点。

今日の試合では送りバントの失敗が2回あり、昨日の大勝から切り替えられていないとは言えないが、やはり雑な攻めを見せてはいけない。

気になるのは野村の緊急降板となった野村の状態だが、疲れによる変調を5~6回頃から感じたという。
ひょっとすれば足がつり気味とか、軽い痙攣のようなものがあったのだろうか。
プロ1年目での気疲れ、北海道までの移動、中5日での登板、それらが一気に押し寄せたのかもしれない。




【カープ情報】2012.06.05 広島対日本ハム 交流戦第3戦 これがカープ打線かと目を疑った?【動画】

2012年6月5日に行われた、広島対日本ハムの交流戦第3戦の試合結果

広   島 007 100 040|12
日本ハム 100 000 200| 3

勝 大竹 4勝2敗
負 土屋 0勝1敗
S -

【本塁打】赤松1号、岩本1号

【広島】大竹-岸本-菊地原-河内
【日本ハム】吉川-土屋-榊原-乾-森内-宮西

前回の対日本ハム戦では、9回に5点を奪われて逆転負けを喫し、ここから連敗がスタートしただけに、リベンジを果たしたい。
ただ試合内容とすれば、強打を誇る日本ハム打線に対し、第1戦第2戦とも、先発投手は1点も与えていない。
その流れからも、先制を許さないことで相手にプレッシャーを与えたいところ。

しかし、日本ハムの先発吉川は防御率、勝ち数でパ・リーグ2冠。カープ打線としても、まずは1点でも奪えるかどうかがポイントとなる。

その先制は、1回裏にいきなり日本ハムが奪う。立ち上がりからの吉川の投球内容から、負けが濃厚の気配が漂う。

カープは1回表にパスボールなどでチャンスをもらうも得点を奪えない。2回にも牽制に飛び出した堂林が狭殺されかけるが、仕留め切れずに堂林はセカンドに残るが、得点には至らない。
結果的に、これが堂林のプロ入り初盗塁となった。
チャンスをもらっても得点を奪えないカープ打線に、2回を終わった段階で、正直諦めの気持ちがあった。

しかし、たった1球で試合の流れが大きく変わる。
吉川の投球が東出の頭部死球となり危険球退場となると、代わった土屋から赤松が逆転ツーラン。
あとは、これがカープ打線かというほど猛打が爆発し、12対3と圧勝。

吉川が死球さえ出さなければ、おそらく完封負けの可能性が高かったことを考えると、この勝利はかなり大きな勝利だ。



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