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【カープ情報】2016.10.15 広島対DeNA CSファイナルステージ第4戦 カープ日本シリーズ進出決定 ルーズヴェルト・ゲームで強敵DeNAを振り切る

2016年10月15日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦の試合結果

DeNA 022 002 100|7
広 島 601 010 00×|8

勝 岡田 1勝0敗
負 今永 0勝1敗
S 中崎 0勝0敗2S

【本塁打】エルドレッド1号、梶谷1号、ロペス1号

岡田のDeNA戦での登板と言えば、筒香にカーブを捉えられて2本塁打されているが、敬遠も考えられる場面で真っ向勝負を挑むよう、緒方監督から諭されたこともあった。
シーズン中からの成長の度合いを見るには、もってこいの場面がやってきたと言える。

その岡田の立ち上がりは、カーブを多めに使ってくるが、コントロールはまずまず纏まっている。
ストレートの球速も140キロ後半が出ており、緩急を使ったシーズン通りのピッチングが出来ている。

桑原をカーブでセカンドゴロ、梶谷をストレートで詰まらせてファーストへのハーフライナー、ロペスにはフォークで空振り三振を奪い、三者凡退で抑えた。

一方のDeNA先発の今永は、いきなり3球連続ボールというピッチングとなる。
フルカウントから田中が粘って四球を奪い取ったことで、このファイナルステージでの攻撃のパターンが機能していく。
菊池が送りバントを決めると、丸は際どいコースを見逃して四球を選び、ノーアウト1、2塁のチャンス。
昨日はこの形で新井、鈴木が凡退して、その後の無得点に繋がっただけに、この1回の攻撃が勝負を分ける。

そして、新井は、逆球となった真ん中低めのストレートを打ち返し、レフト前タイムリーヒットで1点先制。
さらに鈴木も、追い込まれてから、これも逆球のような真ん中へのストレートを弾き返し、ファイナルステージ初ヒットとなるレフト前タイムリーヒットを放ち、2点目。
ここまで四球は選んでいたが、5番打者がヒットで繋いだことで、打線の勢いが付いた。

エルドレッドは初球のアウトコースのストレートを、右方向へ打ち返すと、そのままライトスタンドに飛び込むスリーランで5点目を挙げ、ビッグイニングとなる。

ペナントレースでは、シーズンを通してのカープ戦の防御率が1.65の投手から、初回で5点を奪っただけでもチームが勢いづくのは間違いないが、下位打線も続いたことでどこからでも点が取れるという雰囲気が戻ってきた。

小窪が外から曲がってくるカーブを溜めて打ってセンター前ヒット、岡田が0-2と追い込まれてからの、当てただけの当たりが三塁線に転がる内野安打となり、田中はやはり追い込まれてからのアウトコース要求が、逆球となってインコースに来たところを捉え、ライト前タイムリーで6点目。

中5日で、負ければCS敗退が決まるというマウンドということで、ルーキー今永に何かしらの影響はあったのだろう。

さて、初回で6点リードとなったカープだったが、岡田も2回のピッチングではコントロールミスが出た。
筒香に対するピッチングでは、逆球でインコースにストレートが行ってしまい、ヒヤリとする場面はあった。
宮崎には高めに浮いたストレートを、センターオーバーの二塁打を打たれ、エリアンの一塁ゴロで、ベースカバーに入った岡田がボールを落球するという、バタバタした状況になってしまう。
大一番で、自身のエラーでピンチを広げたとあっては、流石に流れが良いとは言えなくなる。

倉本の叩き付けた打球が、ファーストの頭を超えていくライト前タイムリーヒットで1点を返され、さらに鈴木からの三塁への送球が逸れる間に、三塁に進んでいたエリアンまで生還し、2点を返される。

後がない状況でのDeNAの執念は、昨日の試合でも十分感じているところで、この2点でDeNA打線が勢い付いてくる。

3回には、先頭の桑原が、1打席目よりも甘く入ったカーブを捉えてレフト前ヒットで出塁すると、梶谷にはインコースへのカットボールをすくい上げられ、ライトスタンドへのツーランで、さらに2点を返される。

決して岡田のボールが悪いという訳ではなく、プレーオフという試合の特性上、通常よりも高い集中力を持って試合に臨める打者がいる。
そしてそういった打者との対戦では、自身が相手を上回らないといけないというのを、肌で感じられたというだけでも岡田にとっては大きな経験となるだろう。

5回を投げ、被安打8、自責点3というピッチングは、数字以上によく粘って投げてくれたという印象を持った。
ロペス、筒香といった、ファイナルステージであまり当たりの出ていなかった打者を、引き続き抑えられたということは、チームの勢いに乗せられた部分はあるにしても、十分先発としての役割を果たしたと言っていいと思う。

カープとしては、リードを保ったままの試合展開となれば、当然投手リレーでも主導権を握ったままでいられる。
逆だとこうはいかない。

先発の今永が1回でマウンドを降りたことで、2回の藤岡のあとは、3回から5回までの3イニングを砂田が担うことになったが、その3回裏の攻撃で、小窪の2打席連続ヒットをきっかけに、菊池のタイムリーで1点を追加する。

ロングリリーフとしての役割を担うことになった砂田だったが、ロングリリーフで登板する投手が、その最初のイニングで失点してしまうと、その後も失点の可能性が高くなるのは仕方のないところ。

いくら総力戦という試合といっても、昨日も総力戦、それも1イニングで3人の投手を継ぎ込んで抑えにかかってきていた以上、誰もが連投になり、誰かがロングリリーフをすることになる。

無得点に終わった昨日の試合だったが、終盤の粘りが今日の試合に繋がったといえるのではないだろうか。

3イニング目に突入した砂田から、送りバントでフライアウトというミスがありながらも、ワイルドピッチで帳消しにしてもらい、そして田中が追い込まれながらもレフト前にヒットを放つ。
レフトの筒香はかなり前に守っており、小窪の走力であれば本塁は厳しいかと思ってしまったが、ショートの定位置のすぐ後ろくらいからのバックホームがワンバウンドとなったことで、タッチをかいくぐっての生還となった。

5回までの攻防は、点を取られても取り返すし、徐々に点差を広げていく、カープとしてはまだ問題ない試合展開だった。

ただ、6回からマウンドに上がった一岡の投球は、やや球威不足に加えて、コントロールも荒れ気味。
先頭の倉本にフルカウントから四球を与え、戸柱には丸のダイビングキャッチも及ばず、左中間を破るタイムリー三塁打を浴びてしまう。
点を取った直後に、点を奪われるというのは、試合の展開上望ましくはない。
連投時の一岡の投球にはシーズン中からもやや不安要素があったが、今日に関してはDeNA打線の集中力が高かったのも事実。
2点目を内野ゴロの間に奪われはしたものの、内容的に大量失点しないよう、2点目は仕方がないという守備を敷いた首脳陣の勇気も活きた。

また大量失点しないようなピッチングといえば、今季の今村にも当てはまる。
7回表から登板し、いきなりロペスに、高めに浮いたストレートをレフトスタンドに運ばれてしまうが、ソロホームランならば大丈夫。
とにかくジャクソン、中崎が登板するまでに1点でもリードできていれば、逃げ切り体制には入ることが出来る。
1点差に迫られて、守りきらなければいけないという意識が強くなりすぎて、自ら崩れるという投球にはならず、筒香をインハイのストレートで詰まらせてレフトフライ、宮崎はフォークでサードゴロ、エリアンにはフォークがやや高く入ってしまったがレフトへのハーフライナーで後続を断ち、リードを保ってマウンドを降りる。

8回から登板のジャクソンは、危なげなかった。
縦スラがほぼストライクゾーンの低めに決まり、菊池の好守備もあり、三者凡退で抑える。

そして最終回のマウンドに中崎が上がる。
ストレートもスライダーもキレているし、向かっていく気持ちが十分出ているピッチング。
先頭の桑原をスライダーでセカンドフライに打ち取り、1アウト。
梶谷にはスリーボールの後、低めのストレートで詰まらせてセンターフライで、2アウト。
前の打席で本塁打を放っているロペスには、5球連続で、アウトローへストレートおよびスライダーを投じ、1球たりともヒットコースへ飛ばせるボールはなかったが、その分ストライクが入らずに四球を与える。
最後の打者として、二冠王筒香との対戦となり、文字通り命運のかかった勝負となる。
ここでアウトコースのストレート2球で追い込み、最後は高めのストレート、力勝負で空振り三振を奪って、3アウト。

ファイナルステージで3勝1敗という結果を残し、25年ぶりの日本シリーズ進出が決まった。

粘り強い攻撃を見せたDeNAは、間違いなく強敵だった。
それでも投げ勝った試合あり、打ち勝った試合あり、ということで2016年のセ・リーグの試合の締め括りとして、ふさわしいクライマックスシリーズのファイナルステージだったように思う。





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【カープ情報】2016.10.14 広島対DeNA CSファイナルステージ第3戦 完封返しでシリーズ初黒星

2016年10月14日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦の試合結果

DeNA 000 210 000|3
広 島 000 000 000|0

勝 井納 1勝0敗
負 黒田 0勝1敗
S 山崎康 0勝0敗1S

【本塁打】エリアン1号

カープ先発の黒田の立ち上がりは、コースそのものは甘いようにも見えるが、桑原、石川ともに芯で捉えることができず、内野ゴロ2つで2アウトとなる。
ただ、ロペスへのツーシームもやはり真ん中付近に入ってしまい、レフト前ヒットでランナーを許す。
しかし、筒香には野村が空振り三振を奪ったような、外へのツーシームでレフトフライに打ち取る。
気になるのは、昨日まではアウトコースに逃げていくボールにはバットが届かなかったが、今日はバットが届いた。
黒田のコントロールが甘めなのか、筒香の調子が上がりつつあるのか、どちらもその通りなら、苦しい展開も予想される。

早めの援護が欲しいところで、1回裏の攻撃では先頭の田中が、井納の高めに浮いたストレートをきれいに打ち返して、センター前ヒットで出塁。
このファイナルステージでは、菊池の送りバントのシーンが多くなっているが、井納のコントロールはまだ纏まっていないように見える。
高めに浮いたり、変化球は大きく外れたりで、じっくり打っていこうとすると、決め球だけは低めにストレートが決まって、詰まらされて一塁フライとなる。
丸にはストレートの四球を与えたかと思うと、新井には低めのフォークが決まって空振り三振と、調子がいいのか悪いのか判断だ付かない。
鈴木は、抜けてきたようなインハイのストレートに詰まってショートフライに打ち取られ、コントロールはともかく、球威は悪くないのだろう。

2回の黒田は、投ゴロを捕り損ねたり、甘いスライダーを、エリアンに良い当たりのレフトフライを打たれたりと、立ち直るまであと一歩という投球が続く。

井納の2イニング目は、松山にこそコントロールを乱すシーンはあったものの、安部、石原にはフォークが決まり始め、2者連続三振と立ち直りの兆しが見え始めた。

対する黒田は、3イニング目には低めにボールが集まり始め、石川には上手くセンター前ヒットを打たれたものの、ロペスはインローへのツーシームで5-4-3のゲッツーに仕留める。

井納の調子が上がりつつあるのは間違いないが、フルカウントまで粘っていることで、決して楽に投げさているわけではない。
そろそろ攻略の糸口をと、カープの2巡目の攻撃では、ファーストストライクを打っていくバッティングに切り替えたところ、内野ゴロの山を築き、上手く攻撃が回らなかった。

4回表に黒田のピッチングは、低めに決まり始めた3回から一転、再びコントロールミスが増えた。
追い込んでからの倉本への、アウトコースへのスライダーは高めに浮き、レフト前ヒットで出塁を許すと、エリアンにも追い込んでからのスライダーがど真ん中に入ってしまい、ライトスタンドへのツーランで先制を許してしまう。
このイニングの先頭、筒香には前の打席よりも、さらに低目へツーシームが決まり、芯を外したショートゴロに打ち取っていただけに、もったいない失点だった。

続く5回表も、1アウト3塁でロペスには、得意なコースの高目からボールを動かしてサードゴロに打ち取ったものの、2アウト1、3塁で梶谷に対しては、アウトコース要求のスライダーが、逆球でインコースに行ってしまったところをライト前にタイムリーを打たれてしまう。
点の取られ方、試合の流れ的には、とても良いとは言い難い。

黒田は5回3失点で降板し、悪いなりにも試合は作ったが、今日は井納の荒れ球に打線が沈黙してしまった。

8回に三上がマウンドに上がったとたん、代打西川が0-2からライト前ヒットを放つ。
代打エルドレッドの初球のファールフライを石川がフェンスに激突しながら捕球し1アウトとなる。
田中がライト前ヒットでチャンスを広げたが、菊池がアウトコースのスライダーに泳がされてファーストフライで2アウト。

丸は追い込まれてから粘りを見せ、四球を奪い取って満塁とするものの、新井のライトファールフライを、今度は梶谷がフェンスに激突しながら好捕して得点ならず。

この8回は、三上、田中、須田の3人の投手を送り込んでおり、短期決戦、負ければCS敗退が決まるというDeNAの執念の継投に、守備陣が応えたという、見応えのある攻防だった。

このまま9回を山崎康に抑えられて、完封負けを喫してしまったが、カープにも光明はある。

6回からリリーフで登板した、大瀬良、一岡、九里、福井が無失点リレーを見せており、DeNAのクリーンアップに勢いを取り戻させるまでの打撃はさせなかった。

特にロペスに対しては、黒田に続き、一岡も低めのフォークで引っ掛けさせてサードへの併殺打に打ち取っている。

得点を焦って、走塁死が出てしまった試合は、次の試合への布石にはなる。
明日は攻撃陣の番という試合になるだろうから、ここぞの一打を期待したい。





【カープ情報】2016.10.13 広島対DeNA CSファイナルステージ第2戦 2試合連続完封勝利

2016年10月13日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦の試合結果

DeNA 000 000 000|0
広 島 101 000 01×|3

勝 野村 1勝0敗
負 三嶋 0勝1敗
S 中崎 0勝0敗1S

【本塁打】田中1号

初戦勝利で迎えた第2戦の先発は、今季DeNA戦未勝利の野村。
ただ、今日のDeNAのスタメンの5番から8番の梶谷、倉本、宮崎、戸柱の4人のうち、倉本以外はノーヒットに封じている。
上位打線でピンチを招いたとしても、下位打線まで含めてアウトを取る投球術を期待したいところ。

まず野村の立ち上がりは、昨日のファーストストライクを積極的に振りに来るDeNA打線を十分頭に入れ、桑原に対し3球連続変化球を投げ込み、追い込んでからは野村にしては珍しくフォークでサードゴロに打ち取った。
石川はカットボールで芯を外し、セカンドゴロに打ち取り2アウト。
ロペスには逆球の高めのストレートを捉えられ、三塁線へ痛烈な打球を飛ばされるが、サードスタメンの安部がダイビングキャッチで野村を助ける。

そしてカープの初回の攻撃は、田中が三嶋の低めに制球されたフォークを捉え、右中間突破の二塁打でチャンスメイク。
あの低さのボールを捉えられるということは、よほど良い形でスイング出来ているということになる。
ノーアウト2塁のチャンスで、菊池は送りバントの構えを見せ、確実に三塁前に転がして送りバント成功。

ストレートにしても変化球にしても空振りする打者がおらず、ボール球に手を出すケースも少ない。
十分得点のチャンスがあるというところで、丸は高めに浮いたスライダーを引っ張り、ライト前タイムリーで1点先制。

2回の野村の投球は、筒香に対し、アウトコースぎりぎりのシュートで、空振り三振を奪い、インコースに意識がいっている筒香の裏を突いて打ち取り、シーズン通りの投球は出来ている。
どちらかと言えば、カーブが少なめかなという印象はあるが、ボールになっても低目を狙う意識は続けている。

3回裏の攻撃では、再び田中が起点となる。
フルカウントから四球を選び、足で揺さぶることでバッテリーエラーを誘って、ワイルドピッチで2塁に進む。
そして初回と同じように菊池が送りバントを決めると、丸は今度はセンターへの犠牲フライを打ち上げて2点目を奪う。

序盤はカープペースで試合が進んでいったが、やや野村が捉まり始めたのが4回表。
先頭の桑原に対し、アウトコースのスライダーがバットの先端に当たり、一塁線方向へ切れながら打球が転がる。
エルドレッドが正面に入ろうとするが、どんどん切れていくためにボールをとることが出来ずに、トンネルでランナーを許す。
1アウト後、ロペスのファールフライに追いついたエルドレッドだったが、ボールをお手玉。
いったん弾いたものの、ノーバウンドでボールをつかみ直して何とか2アウトまで漕ぎ着けた。
筒香には、バットの先端で詰まらせた打球がライト前に落ち、梶谷にはストライクが入らずに四球を与えて、2アウト満塁のピンチを迎える。

先述の、上位打線でランナーを許しても、下位打線で打ち取れれば問題ない、というところではあったが、その中でも相性は良くなかった倉本に打席が回ってきた。
ただ、低めのチェンジアップでファースト正面のゴロに打ち取って、満塁のピンチを無失点で凌いだ。

5回、6回と先頭打者にヒットを打たれ、ランナーを出すようになってしまうが、6回表のロペスのサードゴロで併殺を奪った、安部の守備力が、この試合の大きなポイントとなる。
初回のロペスの痛烈な当たりを掴み捕り、6回のロペスの緩い当たりのサードゴロで併殺を奪う。
ルナの故障は痛手には違いないが、その分を安部がカバー出来ているのも、今季のカープの戦力の底上げの証拠でもある。

そして、首への打球直撃での調整遅れの影響も考慮してか、シーズン同様、野村は6回でマウンドを降り、勝利の方程式の出番となっていく。

7回の今村、8回のジャクソンはともかく、中崎も故障明けであり、早めに登板機会がある方が望ましい。

まずは7回に登板の今村は、ランナーを1人出したものの、無失点で抑えて流れを渡さないピッチングを見せる。

終盤の投手リレーで、少しでもプレッシャーを和らげるためには、追加点が必要になるのは間違いないが、得点の入った3回以降は、カープ打線はノーヒット。
この試合に勝てば、日本シリーズに王手がかかる一戦だけあって、DeNAの投手リレーは早めに勝ちパターンの投手であっても継ぎ込んでくる。
そういった試合展開の中で、次の1点を奪うのは、なかなか難しい面がある。

ただ、それでも逃げ切らないと勝利はない訳で、8回のマウンドに上がったジャクソンも無失点で切り抜けた。
今日のロペスに対しての攻めは、低めに落ちるボールを引っ掛けさせて、安部の好捕も含めてのサードゴロ3つ。
狙い通りの打ち取り方が出来ていると言えるだろう。

そして、あと1イニングを中崎が抑えれば、という直前の8回裏、先頭の田中が、代わったばかりのセットアッパー三上から、右中間へのソロホームランを放って、これ以上内タイミングで欲しかった追加点が入る。

9回表のマウンドには、故障明けの中崎が上がる。
野村と共に状態が気がかりな投手でもあり、いきなりの筒香との対戦で調子が計れるというもの。
その筒香との対戦では150キロを記録し、最後はインハイのストレートで詰まらせてレフトフライに打ち取る。
この投球を見るだけでも、状態に不安がないと思っていい。

梶谷はアウトコースへのツーシームで引っ掛けさせてセカンドゴロ。
倉本には、フルカウントからややコントロール重視で投げ込んだストレートをセンター前ヒットとされてしまうが、宮崎はちょっと逆球にはなってしまったがストレートで空振り三振を奪い、2試合連続完封勝利。

野村、中崎という故障明けの投手が結果を残し、間違いなくチーム一丸の勝利で、日本シリーズ進出に王手をかけた。







【カープ情報】2016.10.12 広島対DeNA CSファイナルステージ第1戦 ジョンソン完封勝利、打線も繋いで5得点

2016年10月12日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第1戦の試合結果

DeNA 000 000 000|0
広 島 002 000 21×|5

勝 ジョンソン 1勝0敗
負 モスコーソ 0勝1敗
S -

【本塁打】なし

カープにとって、初めて本拠地で迎えるクライマックスシリーズとなり、その盛り上がり具合は未知とも言える。
やっと試合が行われる、という待ちきれなかった気持ちを抱いて試合が始まる。

まず、ジョンソンの立ち上がりは、慎重にコースを狙ったピッチングという印象。
際どいコースが外れてカウントを悪くするケースが多いが、間違っても甘いコースには投げないという意識が働いているよう。

試合勘が云々、という報道をされていることも頭にあり、やはり実戦感覚を取り戻すまでは、簡単に勝負にいかないという意味合いもありそう。

先頭の桑原にフルカウントから四球を与えてしまうが、梶谷をショートゴロ併殺打に打ち取り、これで球場の雰囲気も相まって、いい試合のスタートが切れた。

また、モスコーソのピッチングは、ストレートの球威、キレが抜群。
田中は、真ん中付近にツーシームが入ってきたところを、コースに逆らわないでレフト線へ運ぶ二塁打で出塁したが、菊池、丸はストレートに振り遅れるケースも目立った。

3回裏の攻撃では、先頭の田中がフルカウントから四球を選び、菊池が送りバントを決める。
ジョンソン、モスコーソ共に調子を上げつつある状況で、1点を先制する意味の大きさを考えたのだろう。

そして丸は、アウトコース高めに浮いたカーブを捉え、センターオーバーのタイムリー二塁打で先制する。
新井は、威力十分のストレートをアウトコースに連続で決められ追い込まれるも、最後のアウトコースのカットボールをコースに逆らわないバッティングを見せる。
この打球は一二塁間を破り、ライト前タイムリーヒットで2点目。

時折甘くなるコースを、逃さずヒットゾーンに運べる打線の集中力を感じる攻撃だった。

5回まで毎回ランナーを出し、常に先手を取って攻撃が出来ている。
点差こそ2点だったが、相手に流れを渡さない前半だった。

さて、良い形で試合が運べているが、気になる点がないわけではない。
ストレートに強い鈴木が、モスコーソのストレートに振り遅れるケースが続き、甘いカットボールを打ち損なうバッティングとなっていた。
これこそが試合勘が取り戻せていない、象徴的なケースかと思う。
ただ、ザガースキーとの対戦ではボール球には手を出さず、形は崩れていないし、1試合こなすことで徐々に状態が上がって、次の試合でここぞという場面での一打を期待したい。

また、6回裏の攻撃では、ショートゴロを放ったルナが、一塁ベース上でロペスと交錯し、体を強打して交代するというアクシデントもあった。
右肩、右手首あたりを傷めたようにも見え、送球が難しい状態ということもあって、安部に交代する。

ジョンソンのピッチングは、回を追うごとに安定感を増し、クリーンアップから始まる7回表のDeNAの攻撃を、あっさり三者凡退で抑えきり、守備から攻撃へリズムを作る。

すると7回裏の攻撃では、先頭の石原が詰まりながらセンター前ヒットを放つと、ジョンソンが送りバントを決める。
この試合で1度送りバントを失敗しているだけに、この送りバントの成功は、このCSファイナルステージを戦う上で、ミスをすぐさま取り返すという、ペナントレース同様のカープの攻撃を取り戻すことにも繋がる。

そして、得点圏に進めたランナーを、田中がタイムリーで返し、菊池もここまで苦労していたストレートを打ち返して、センター前に落とすタイムリーとし、点差を広げていく。

8回には、代打エルドレッドが、ザガースキーの高めのストレートを強引に引っ張り、左中間突破のタイムリー二塁打でダメ押し。
5点のリードを奪って、最終回のマウンドにジョンソンが上がる。

球数は8回で92球と余裕があり、被安打2ということでピンチらしいピンチもほとんどない。
もちろん、1番からの攻撃で油断は出来ない。
ただ、明日以降の試合を考えると、完封勝利というのも、これから登板する投手への良い援護にもなる。
そういう意味でも、ジョンソンへの期待が大きくなるところで、2番の梶谷に三塁線を破られるヒットで出塁を許し、ロペス、筒香の前にランナーが出た。
しかし、ロペスはアウトコース低めのストレートでセンターフライに打ち取り、筒香にはインコースのカーブで芯を外してライトフライに打ち取り、見事完封勝利達成。

先勝したという結果も大きいが、短期決戦でもっとも恐れていた打線の不発というのがなかったことで、勢いに乗っていける勝利だったように思う。





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