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【カープ情報】2016.06.19 広島対オリックス 交流戦3回戦 鈴木3試合連続本塁打、交流戦6連勝締め

2016年6月19日に行われた、広島対オリックスの交流戦3回戦の試合結果

オリックス 220 000 000|4
広   島 000 022 01×|5

勝 ジャクソン 2勝3敗
負 山崎福 1勝1敗
S 中崎 1勝3敗14S

【本塁打】モレル6号、下水流1号、鈴木10号

交流戦の最終戦を迎え、2試合連続サヨナラ勝ち、5連勝中、交流戦でセ・リーグの中では最上位確定など、上昇ムードには違いない。
中村恭にとっては交流戦後も先発ローテに残るために、この最終戦で1勝を挙げることも必要となってくる。
ただ、1番2番に対しては、ストライク先行で、田中の好守備もあり打ち取れていたが、糸井に四球を与えて、直後のモレルには初球のストレートをレフトスタンドに放り込まれ、先制を許した。
連勝中は初回に先制を許したケースはなく、いくら打撃の調子が上向きと言っても、初回から2点を追いかける展開は試合の流れが良くない。

カープの攻撃も、先頭の田中が高く弾む内野安打で出塁するも、菊池の右打ちはセカンド守備範囲で二塁封殺。
一塁ランナーとして残った菊池は、丸の打席で牽制死。
脚で揺さぶる攻撃をするどころか、逆にその武器である足でミスが出てしまうとなると、流れを手放す序盤になるのは間違いない。

嫌な流れでも、中村恭が何とか立ち直って、2回以降はスイスイとまではいかなくても、粘って得点を与えないピッチングができないと、終盤でひっくり返すには無理がある。
しかし、先頭の奥浪にはコントロールが定まらず四球を与えると、今度もストレートを捉えられ、武田にレフト線へのツーベースでノーアウト2、3塁。
スライダーがほとんどストライクが入らなくなってきたことで、ストレートを狙われている感じが強い。
ようやく山崎勝に対しては低めのスライダーが決まって内野ゴロを打たせることが出来たが、それも持続できない。
ディクソンにタイムリーを打たれて序盤で4点のビハインドとなり、四球からの失点が2イニング連続、そしてピッチャーにタイムリーを打たれるという失点の仕方は、相手を乗せるだけ。
スライダーでストライクを取れず、どの打者にも打たれるストレートを軸にするしかない時点で今日の中村恭の立ち直りを期待するのは難しい。

3回からは九里のロングリリーフが現実的な起用に思えるが、2回裏の攻撃でチャンスを作ったものの、8番の磯村で攻撃が終わったことでもう1イニングの猶予が与えられることになる。
しかし、先頭の安達がやはり高めのストレートをレフト前ヒットを放つ。
糸井には低めのスライダーを、良い当たりのライトライナーを放たれ、ちょっと通用するボールがなくなってきた。
モレルはショートゴロに打ち取ったが、その間には安達に楽々二盗を決められており、ピンチは拡大している。
そしてT-岡田には低めのストレートを捉えられセンター前にライナーで抜けていくヒットを打たれ、5点目を奪われる、そう覚悟した打球は菊池が飛びあがって掴みとり、ファインプレーでピンチをしのいだ。

結果的に3回は無失点で切り抜け、3回裏の中村恭の打順で代打庄司を起用した。
今シーズン初打席、プロ入り2度目の打席ということもあったと思うが、まったく自分のスイングをさせてもらえず空振り三振。
後続も倒れ、3回を終えて0-4というビハインドの展開は変わらない。

4回表のマウンドに上がったのは、予想通り九里だったが、やや逆球が多い印象。
それでもストレートを狙い打っている印象のあったオリックス打線を、フォーク、スライダー、カットボールなどの変化球でタイミングを外し、無失点で抑えてようやく試合が落ち着いた。

5回の九里はさらに投球内容、リズムが良化し、この試合初めて三者凡退で抑えた。

そして5回裏のカープの攻撃は、先頭の松山が低めのボールを叩き付けてセカンドへの内野安打で出塁すると、磯村に代打安部を送り、安部がレフト前ヒットで繋ぐ。
九里にも代打天谷を送るが、ここはナックルカーブの連投で三振となり、1アウト1、2塁で田中に打順が回る。
その田中にもナックルカーブを連投してくるが、見極めて四球を選んで満塁とチャンスが広がる。

菊池はナックルカーブを引っ掛けて、サード前への緩い打球となり、この打球をサード奥浪が後逸。
後逸したボールが安部に当たったことで、守備妨害ではないかという抗議もあったが、奥浪のグラブをかすめた後に安部にボールが当たったということで、そのままプレー続行で1点を返す。
このプレーも、奥浪が少なくとも一つはアウトを取るというつもりで捕球していればおきないプレーだけに、実質的にはタイムリーエラーということになる。

動揺があるのは間違いないが、このイニングのディクソンに対しては、序盤は振らされてた低めのナックルカーブを見極めることができており、投球は苦しくなっている。
丸もしっかりと見極めて押し出し四球をもぎ取る。
ルナに対してもボール先行となっていたが、ナックルカーブの連投を諦め、ストレート中心に投球を変えてきた。
インローへストレートが決まり、詰まらされてのサードゴロ併殺打に打ち取られ、2点どまりとなった。

5回を終えて2点ビハインドの展開で、6回からはカープは一岡がマウンドに上がる。
復帰後初登板となった前回登板では、ストレートの球速は140キロそこそこで、結果オーライのピッチングに見えただけに、この回の頭からの登板で、どういう投球を見せてくれるかに注目が集まる。
モレルに対し、変化球2つで追い込み、最後は決めに行ったストレートが高めに浮いたが、当てただけのセカンドゴロに打ち取る。 T-岡田に対しても決め球はストレートで、142キロの高めのストレートを振らせて三振を奪った。
奥浪に対しては、140キロのストレートで空振りを奪い、スライダーでライトフライに打ち取り、球速以上のキレが出ていたのだなと実感した。
疲れ、連投などの状況下では、同じように切れで勝負できるかは見極める必要はあるが、今日のところは役割を十分に果たしてくれた。
また、先発が早めにマウンドを降りても、その後は九里、一岡が無失点リレーで試合を作り直し、徐々に打線が反撃している展開は、少なくともまだ試合は分からないという雰囲気にはなっている。

そしてオリックスも6回から継投策。
2日前にサヨナラホームランを打っている比嘉がマウンドに上がり、その時対戦した鈴木が打席に向かう。
オリックスとしては、流れを自分たちに留めておくための投手起用にも思える。
鈴木はアウトコースのスライダーに泳がされてセカンドフライとなり、まずはオリックスの狙いが当たった。
ここで三者凡退に抑えられると、オリックス側に今日はいけるという雰囲気も出てくる。 そうはさせじと新井が左中間へエンタイトルツーベースを放ち、チャンスを作ると、松山の打席で左の海田にスイッチ。
松山は外に逃げていくボールを捉えきれず、こすったような当たりのレフトフライとなる。

一岡の打順で代打下水流を送るが、オリックスは白仁田にスイッチし、執念の継投を見せてきた。
しかし、この継投策を打ち破った。
ボール先行となり、3-1というカウントから投じた真ん中高めのストレートを振り抜くと、左中間へ打球が上がり、滞空時間の長い本塁打となる。
下水流はこれがプロ入り初本塁打で、貴重な代打同点ツーランとなった。

同点に追い付き、交流戦最終戦で明日からしばらく試合がないということもあり、7回からは勝ちパターンの投手起用が可能となる。

7回はヘーゲンズがマウンドに上がる。
楽天戦で手痛い失点をした會澤とのバッテリーとなったが、この試合では左打者に対し、カットボールを使うように戻している。
そしてしっかり3人で抑えきったことで、一段階上がった投球が出来たように思う。

7回裏は山崎福がマウンドに上がり、先頭の田中が四球を選び、菊池が送りバントを決める。
1アウト2塁で丸がセンター前ヒットを打つが、打球が早く、本塁突入は自重。
1アウト1、3塁でルナが打席に向かい、2球で追い込まれてしまう。
粘りを見せてセンターフライを打ち上げ、やや浅かったが田中は勝負をかけてタッチアップで本塁を狙う。
しかし、センターからのストライク返球で本塁タッチアウトとなり、勝ち越しならず。

8回表はジャクソンがマウンドに上がり、先頭の西野にはややコントロールを乱したが、結果的に三者凡退で好リズムを保ったまま8回裏の攻撃に向かう。
先頭打者として打席に向かうのは鈴木。
2球で追い込まれるが、決め球は高めに入ってきた。
3試合連続本塁打をレフトスタンド上段に放り込み、今日はサヨナラではなく勝ち越し本塁打ではあるが、いずれにしても貴重な一発が飛び出した。

実のところ、8回裏に得点が入らなかったとしたら、9回表は誰がマウンドに上がるのかを気にしていたが、杞憂に終わる展開となり、リードした9回表は中崎がマウンドに上がり、石原を抑え捕手として起用する万全の態勢。

正直なところ、こういう展開で追い付かれたり、逆転されるというムードは考えにくく、勢いに任せてどんどん追い込んでいけば良いところ。
まず先頭のモレルをスライダーでライトフライに打ち取り、代打のクラークはカットボールでセンターフライ、奥浪をフォークで空振り三振を奪って逃げ切った。
長打力のある3人の打者をきっちりと仕留めて、見事交流戦6連勝で締めくくった。







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【カープ情報】2016.06.18 広島対オリックス 交流戦2回戦 鈴木2試合連続サヨナラ本塁打、今日は逆転サヨナラスリーラン

2016年6月18日に行われた、広島対オリックスの交流戦2回戦の試合結果

オリックス 000 000 201|3
広   島 000 010 003|4

勝 今村 2勝3敗
負 平野 1勝4敗12S
S -

【本塁打】鈴木9号

今度こそ初勝利を、という思いもある岡田が先発。
そしてオリックスは、打順を入れ替えて1番から5番まで左打者を並べてきた。
ただ、ソフトバンク戦で柳田に力勝負を挑んで、押し込めたように、左打者へのインコースへの球威はかなりのものがある。
ランナーは出したが、糸井をインコースのストレートで詰まらせてレフトフライ、クラークにもインコースのストレートで詰まらせてセカンドフライに打ち取り、良い形で立ち上がった。

一方のオリックス先発の山田は、今季初先発で、こちらもプロ未勝利の投手。
球速は140キロほどだが、アウトコースへの制球が素晴らしく、また低めへ決まるストレートは伸びを感じる。
田中、丸は内野ゴロとなるが、ボールが上がっていく高さには来ておらず、序盤は球数を稼いで、徐々に甘くなってくるボールを捉えていきたい。

2回の岡田は、じゃあとばかりにインコースを狙い打ってくるT-岡田に対し、インコースのカットボールを投げ芯を外す投球を見せ、ここはキャッチャーの構え通りに投げ込めている。

逆に山田の方は、2回も三者凡退に抑えられたものの、早くもボールが高くなり始める。
ちょっとコントロールもばらつき気味になり、2巡目で捉える準備を整えにかかる。

3回の岡田は、高めに浮いたり、逆球になったりするボールが続いてしまう。
先頭の若月には、アウトコース高めに逆球が行ってしまい、ライト前ヒットを打たれると、山田に送りバント、小島がショートゴロ進塁打で2アウト三塁。
ここで西野には、インコースを狙ったボールがアウトコースへの逆球となってしまい、三塁線へ流し打たれる。
その打球をルナがダイビングキャッチで掴むと、膝をついたまま一塁送球し、間一髪でアウト。
ファインプレーで先制を食い止めた。

すると3回裏の攻撃では、7番の下水流が四球を選ぶが、やはりボールのバラツキは多くなっている。
初めてランナーを出し、あれだけ低めに決まっていた山田のコントロールはかなりアバウトになってきた。
このイニングは四球2つと送りバントで得点圏にランナーを進めたが、菊池が低めのストレートを打ち上げてセンターフライで得点ならず。

カープとしては、いつ山田を捉えられるかというところで、実のところ4回まではノーヒット。
ようやくチーム初ヒットが出たのが、5回裏のことだった。
先頭の新井がレフト前ヒットを打つと、下水流が三塁線を破るツーベースでノーアウト2、3塁。
そして會澤は、ライトへライナー性のフライを打ち上げると、これが犠牲フライとなり1点を先制。
欲を言えば、さらに1アウト3塁という場面で、もう1点でも追加出来ていればというところだったが、岡田はサードゴロ、田中は見逃し三振で1点どまり。

岡田のピッチングは初回から1巡目はインコース中心、そして2巡目以降はアウトコース中心と変わったように見えたが、どちらのスタイルでも1イニング10球前後と安定し、6回で63球と理想的な球数で投げられている。
ただ、7回には逆球が増え始める。
T-岡田は逆球のアウトコース高めのストレートをピッチャー返し。
菊池が良く追い付いたものの、一塁送球は間に合わず内野安打となると、奥浪はストレートに振り遅れていたが、打たれたのは甘いスライダー。
左中間へ二塁打を打たれて1アウト2、3塁となり、中島にはボール先行となったことで勝負を避けて、1アウト満塁となる。
代打モレルには、ストライク先行で、ストレートでファールを打たせて追い込んだものの、今度も打たれたのはスライダー。
真ん中高めに入る非常に甘いボールで、センターオーバーの2点タイムリーツーベースで逆転されてしまう。
さらにピンチは続き、1アウト2、3塁。
連続代打の原には、インコースのカットボールで三振を奪い、小島はファーストゴロで追加点は防ぎ、粘ることは出来た。

これまでの岡田の投球を見ていれば、この試合こそは打線の援護で勝たせるくらいの攻撃を見せてもらいたい。

しかし、7回裏は吉田一に対し、鈴木、新井、下水流が三者凡退。
逆に8回表は、先頭の西野にセンター前ヒットを打たれ、糸井の内野ゴロでランナーが入れ替わり、一塁ランナーとして残った糸井が二盗を決めるという、勢いの出てきた攻撃を見せられる。
この勢いをしっかり受け止め、無失点で抑えることが出来れば、岡田の勝負勘を養うことにもなる。
そしてクラーク、T-岡田を打ち取って無失点で抑え、8回を投げ切ったことで、岡田とすれば先発としての役割を十分果たした。

8回裏には、昨日と同じケースとなる佐藤達との対戦になり、會澤に代わって、西川が代打起用されると、アウトコースのストレートを払うバッティングでレフト前ヒットで出塁。
連続代打で安部を送り、送りバントを狙うかと思いきや、1球ファールの後にエンドランを仕掛ける。
しかしボール球となり、安部は空振りしバットに当てることが出来ず、西川が盗塁死という形となり、さらに安部も三振し、作戦は当たらなかった。
1点返して同点だと、岡田に勝利投手の権利は付かないということで、あえて2点以上を狙う攻撃をしてきたとも受け取れる。
これが巧くいかなかったのだから、この試合での逆転勝利の可能性は、本来の流れから考えればかなり低くなったと言える。

9回表は今村がマウンドに上がり、先頭の奥波にレフト前ヒットを打たれるが、オリックス側は奥浪に代走を送っていれば、という場面が生まれた。
安達の送りバントは、打球を殺した良いバントに見えたが、今村が捕球した時にはまだ一二塁間の真ん中付近を走っている。
送球がやや逸れた為にギリギリのタイミングになったが、普通に余裕でアウトのタイミングだった。
これで山崎勝が再度送りバントをすることになり、今度は送りバントが決まり、代打の武田には前進守備のレフト下水流の頭上を越えるタイムリーを浴びて、点差が2点に広がってしまう。

ただ岡田に勝ちをつけられなかったとはいえ、チームとしての勝ちまで諦めるわけにはいかない。
岡田の好投に報いる為にも、最後まであきらめない攻撃を見せてもらいたい。

もちろんオリックスは抑えの平野がマウンドに上がるが、昨日2点差を追いついていることもあり、カープ打線も投球のイメージがし易い。
先頭の菊池が逆方向のライト前ヒットで出塁すると、丸も逆方向のレフト前ヒットで繋ぐ。
ともにストレートを捉えており、平野としてもストレートを勝負球として選択することに若干のためらいが出たかもしれない。
ノーアウト1、2塁でルナは緩い当たりのショートゴロとなり、これが併殺崩れでルナが一塁にランナーが残った。
これが勝負のあやとなった。

1アウト1、3塁で打席に向かうのは鈴木。
追い込まれてから平野が選択したのは、どの打者にもバットに当てられているストレートではなく、フォークだった。
これが落ち切らずに真ん中付近にシュート回転で入ってくると、鈴木は左中間へと打ち返し、スタンドに飛び込む逆転サヨナラスリーランとなる。
これはちょっと手がつけられないゾーンに入ってきた。

2試合連続のサヨナラ勝ちで、この試合では逆転サヨナラ。
貯金も2桁、10個に到達し、今週のここまでの5試合中3試合でサヨナラ勝ちを収め、チームに良い風が吹いている。
また、今日の逆転勝利も、岡田の好投があってこそというのを付け加えておきたいと思う。







【カープ情報】2016.06.17 広島対オリックス 交流戦1回戦 あと1球で敗戦から同点に追い付き、最後は鈴木のサヨナラ本塁打

2016年6月17日に行われた、広島対オリックスの交流戦1回戦の試合結果

オリックス 002 010 010 000|4
広   島 000 000 022 002|6

勝 ヘーゲンズ 3勝1敗
負 比嘉 0勝1敗
S -

【本塁打】クラーク1号、T-岡田14号、鈴木8号

カープ先発の黒田は、前回登板で8回0封というピッチングを見せており、状態が悪いなりにも試合が作れる体調には戻ってきた。

その黒田の立ち上がりは、先頭の糸井にセンター前へ落ちようかというハーフライナーを打たれるが、丸が飛び込んで捕球するファインプレーで幕を開けた。
2番の安達もレフト方向へ同じような打球を放ち、これは松山の前で打球が弾むヒットとなる。
そして3番の西野の打席で安達が二盗を決める。
1番2番共に低めのボールを打たれており、西野も同じような打ち方でセンターフライとなり、2アウト二塁でクラークを迎える。

クラークに対しては、逆にインコースと高目を多く使って攻め空振り三振を奪って、無失点で立ち上がった。

またオリックス先発の東明は、やや変則的な投球フォームをしており、カープとしてはじっくりと見極めて、2巡目以降には捉えていきたい。
初回の攻撃では、田中のヒットと盗塁などでチャンスを作ったが、ルナが4-6-3の併殺打に倒れ、2打席目以降に活かしてもらいたい。

さて今日の黒田は、右左関係なくインコースへの制球がいま一つ。
アウトコースと低めの制球で何とかゴロを打たせるピッチングをして見せたが、3回のT-岡田のライト前タイムリーはインコースを狙ったボールが、真ん中に入ってしまう失投を打たれており、ある程度仕方がないにしても、小島を詰まらせてファーストゴロに打ち取った打球を、大事に捕球しようとしてルナが弾くタイムリーエラーをしてしまい、この2点目は余計だった。

序盤のルナは、打っては併殺打、守ってはタイムリーエラーと良いところがなかった。
それだけではなく、カープの攻撃においても、ランナーを出すものの石原を敬遠して黒田との勝負を選択することが2度もあり、相手のペースで試合を運ばれてしまっている。

こういう流れになってしまうと、相手打線の勢いを止めるだけで精一杯となってしまう。
4回にはクラークに対し、ど真ん中にスライダーが行ってしまい、日本球界復帰後初本塁打を打たれてしまう。
ただ、単発で凌げていることで、何とか試合を壊さずにいられている。

カープとしては、得点差が3点で済んでいるうちに反撃を見せたいところだったが、初回から5回まで全て得点圏にランナーを進め、東明を一気にKOできそうな雰囲気もある中で、あと一本が出ずにいる。

そうこうしている間に、6回は三者凡退で抑えられ、結局東明を捉えきることはできなかった。

7回からは両チームが継投策に移る。
ただ、ここでもオリックスのリリーフ1番手の吉田一に、三者凡退に抑えられた。
逆に、カープのリリーフ1番手のオスカルが、7回にピンチを背負いながら無失点で切り抜けたものの、回跨ぎの8回には、先頭のT-岡田にスライダーを打ち返され、ライトスタンドへのソロホームランを浴びてしまう。
痛い失点には違いないが、ここでもまだ単発だったことが救い。

その後もピンチを背負ったオスカルは、2アウト二塁という場面でマウンドを降り、今日一軍登録されたばかりの一岡がマウンドに上がる。

故障復帰後は初となる一軍でのマウンドは、いきなりのピンチの場面となるが、一岡のコールが球場に響くと大歓声が上がる。
この一岡のピッチングで球場の雰囲気が一変した。

モレルに対し、アウトローのストレートは説得力があったが、その他のボールは正直全盛期には遠く及ばないように見えた。
この試合では、ビハインドの場面できっちり仕事を果たしたが、勝ちパターンの起用が出来るようになるには、まだ時間がかかりそうには思う。

ともあれ、その一岡のピッチングの勢いに乗り、代わった佐藤達から先頭の丸が四球を選び、ルナがアウトコースのストレートを捉えてレフト前ヒットで続く。
鈴木は追い込まれてから、高めのボール気味のストレートに振り遅れて三振となるが、松山はアウトコースを狙ったストレートが、逆球でインコースのボール気味で入ってきたところを捉え、右中間を破る2点タイムリーツーベースを放つ。
ルナも一塁から一気に本塁生還を果たしており、脚の状態に不安がなさそうなのも確認できた。
2アウトから代打新井を告げて、さらにもう1点を返しにいったが、センターライナーで2点どまりとなった。

それでも2点差で最終回の攻防に臨めるだけでも、まだチャンスは残されていると思える。

9回表に追加点を奪われれば、ほぼ試合の行方は決してしまうという大事なマウンドを任されたのは、久しぶりの登板となる九里。
本来、九里のベストポジションという認識のリリーフでの登板で、ヒット1本と四球2つで満塁というピンチを背負うものの、小島をサードゴロに打ち取って、何とか無失点で投げ終えた。
一岡同様、九里のピッチングもちょっと不安の残る内容だった。

さて2点差のままで9回裏の攻撃を迎え、オリックスは抑えの平野がマウンドに上がる。
右対右ではあったが、會澤に代えて西川を代打起用しており、會澤の状態が良くないのだろうなというシーンだった。
その西川が一塁のクラークの前に高く弾む内野安打で出塁すると、田中は擦ったようなレフトフライ、菊池は上手く打ったがセンターフライに打ち取られ、2アウト1塁となってしまう。
丸が1-2と追い込まれ、あと一球で敗戦かという場面で、丸は低めのフォークを技ありのバッティングでレフト前へと運んで、2アウト1、2塁とチャンスを広げた。

序盤の併殺打そしてタイムリーエラーと良いところがなかったルナが、その失敗を取り返すことができるか、それとも今日の負の象徴となってしまうかという場面が訪れた。
そして、インコース低めのボールを引っ張ると、三塁の原が下がりながら捕球しようとしたがバウンドを合わせ切れず、レフト線に抜けていくと、西川に続いて、一塁ランナーの丸まで本塁に帰ってきて、あと1球で敗戦という状況から同点に追い付いた。
さらに、今度はサヨナラ勝ちも狙える状況で打席に入った鈴木は、残念ながらサードゴロで同点どまり、延長戦に突入する。

10回中崎、11回ジャクソン、12回ヘーゲンズという、普段の789回とは全く逆の順番での登板となった3投手が無失点リレーを見せ、カープの負けがなくなった12回裏の攻撃を残すのみとなる。

野手で残っているのは小窪のみという状況で、打席が回ればヘーゲンズに代打を出すのに起用する以外の選手交代はない場面。
先頭の磯村がレフト線へツーベースを放ち、サヨナラのランナーが出塁する。
この後は、鈴木、松山、安部、ヘーゲンズと続く打順で、鈴木とはまともに勝負に来ていないようにも見えた。
際どいコースが多く、最悪ボールになってもいいという攻めだったようにも感じられたが、フルカウントからアウトコースへのスライダーが、若干内に入ってきた。
体勢は崩れているようにも見える一打は、レフト後方への大飛球となり、そのままレフトスタンドに飛び込むサヨナラツーランとなった。

鈴木にしても、今日はチャンスでの凡退が2度あり、三度目の正直が最高の結果となって表れた。
あと1球で敗戦という場面から追い付いて、最後はサヨナラ勝ちを収めるというのは出来すぎの結果だが、こういうドラマチックな勝ち方もいいものだと思える。







【カープ情報】2016.06.16 広島対西武 交流戦3回戦 今季最多貯金8、野村ハーラートップ8勝目、菊池8号、下水流プロ入り初猛打賞

2016年6月16日に行われた、広島対西武の交流戦3回戦の試合結果

西武 000 000 000|0
広島 001 120 02×|6

勝 野村 8勝2敗
負 バンヘッケン 0勝4敗
S -

【本塁打】菊池8号

昨日の試合中に右脚を痛めたエルドレッドに代わり、ルナが一軍登録され、エルドレッドが守っていた外野手の補充として天谷も一軍登録となった。
また、終盤にはルナが三塁から一塁に回ることも想定して、堂林が登録抹消。
もっとも堂林に関しては、今回の一軍登録時にまたバッティングフォームが変わっていたため、打撃面での期待はしにくかった。

そして早速ルナが4番でスタメン起用されているが、ファームでは4試合連続ヒット中でバッティングの調子自体は悪くなさそう。
一発で試合を決めるエルドレッドから、周りの打者まで繋げてくれるルナに代わり、打線がどういう反応を見せるかが注目される。

野村の立ち上がりは、コントロール、変化球のキレはまずまずで先頭の秋山はレフトフライに打ち取った。
しかし2番の金子侑には、初球のツーシームが甘くなったところをセンター前ヒットを打たれ、かなりの好スタートを切られて二盗を決められてしまう。
3番の栗山には、低めのカーブでセカンドゴロを打たせて、この間に金子侑は三塁に進む。
4番のメヒアに対しては、正直に勝負する場面ではないところで、全球インコースの厳しいツーシームとシュートを投げてサードゴロに打ち取り、無失点で初回を投げ終えた。

また西武先発のバンヘッケンは、球速は140キロそこそこだが、とにかく投球テンポが速い。
短い間隔でどんどんストライクを取ってきて、落差のある低めへのスライダーで内野ゴロが多くなっている。
三者凡退に打ち取られ、ランナーを出してじっくり攻めていかないと、相手のリズムに乗せられてしまいそうには感じた。

2回の野村は真ん中低めのスライダーを、浅村が無理に引っ張らずにセンター方向へ弾き返すと、低い弾道でグングン伸びてセンターオーバーの二塁打となり、得点圏にランナーを背負う。
ただ、下位打線に向かうということで、8番の岡田とは無理に勝負せずに、9番のバンヘッケンとの勝負を選択。
しかし打ち損なって高く弾んだ打球がサード前に飛ぶと、ルナは前へのダッシュが鈍い。
捕って投げても間に合わず、思わぬ形で満塁のピンチとなってしまう。
秋山との対決となり、ここで先制を許すと、非常に嫌な試合展開となるところで、アウトハイのツーシームでレフトフライに打ち取って事なきを得た。

やはり雨の影響があるのか、ところどころコントロールミスが見られ、決して安定感のある投球が出来ている訳ではないが、だからこそ丁寧に投げている様子は見て取れる。
3回、4回、5回は全てランナーを1、2塁に背負っての投球となったことも含め、5回までのすべてのイニングで得点圏にランナーを背負ったが、最後の一本は許さなかった。

さてカープの攻撃は、序盤は雨脚が強まっていることもあり、何とか先制点が欲しいところ。
3回には先頭の下水流がレフト前ヒットを放ち、昨日の1イニング4得点を思い出させるような先頭打者としての出塁を果たす。
下水流に関しては、ようやく一軍の雰囲気に慣れてきたかなという印象で、全球レフトスタンドへ放り込むつもりのような常にフルスイングだったのが、肩の力が抜けてきて柔らかいバッティングができるようになってきた。

その下水流のヒットを足掛かりにし、野村の送りバントで得点圏にランナーを進めると、田中、菊池が連続四球で満塁となり、丸が三者連続となる押し出し四球で1点を先制した。
どんな形であれ、雨脚の強い天候での先制点は重要。

4回裏の攻撃では、先頭の鈴木がグラウンドコンディションを頭に入れ、セーフティバントを敢行すると、捕手の送球エラーも誘ってノーアウト2塁。
新井はライトフライとなるが、鈴木はタッチアップで三塁へ進塁。
そして下水流はアウトコース高めに浮いたチェンジアップを、バットの先で引っ掛けてレフト前へ落とすタイムリーで追加点を奪う。
ここも打席での余裕が見られたようなバッティングだった。

5回裏も追撃し、先頭の田中が四球を選び、菊池が送りバントを決め、丸がタイムリーを放つリズムのいい得点を入れると、ルナがセカンド頭上へのライナーを放ち、浅村のグラブを弾く復帰後初ヒットがタイムリーとなる。

さて5回を終えた頃には雨脚も弱まり、5回終了時のグラウンド整備は通常よりも長い時間をかけて行われる。
極端に言えば、試合中断したのと同じようなインターバルがあり、また5回まで毎回ランナーを出していたこともあり、野村が長いイニングを投げるのは無理がある。

最後のイニングと理解しているかのように、鬼門の6回を初めて三者凡退で抑えて、野村は無失点で自分の役割を全うしマウンドを降りる。

7回からはヘーゲンズがマウンドに上がり、先頭の金子侑はピッチャーゴロに打ち取る。
先日8回を任された試合では、投ゴロを捕球しきれずに失点に繋げているだけに、きっちりとした守備を見せた。
ただ、内野安打と四球でランナーを貯めてしまい、さらにその四球の際にワイルドピッチでランナーが三塁に進んだ。
踏ん張りどころを迎え、打席には浅村。
ここで、アウトローに制球されたカットボールで芯を外し、セカンドゴロでピンチをしのいだ。

7回裏のカープの攻撃では、西武バッテリーの噛み合わない投球が見られた。
先頭の丸が2球で追い込まれ、3球目はサインミスで捕手の岡田が不審そうな顔で、投手の小石の方をしばらく見続けた。
サインミスであれば、マウンドに行って確認するなりする場面だったと思うが、そんな労力を惜しむかのようなプレーで西武の集中力は切れかかっているなという印象。
そして丸はインコースに抜けるボールが手首に当たる死球となるが、もう淡々と試合を続けてもらって、早く試合を終わらせてもらいたいという気持ちになる。
続くルナの併殺コースのショートゴロを鬼崎が弾いてオールセーフとなり、変な流れの試合になりつつある。
ノーアウト1、2塁の場面で、鈴木は投ゴロ併殺打となり、2アウト3塁。
ここで新井は敬遠気味に歩かせ、まだ勝負する意思は残っているのだなと意外に感じた。
最後は赤松がライトフライに倒れ、無得点。

8回表は今村がマウンドに上がり、守備も打順の巡りもあってレフトに天谷、サードに安部を入れて守備を固めてきた。
昨年までであれば、点差が開いていても勝ちパターンの投手をどんどん継ぎ込んできており、今季も阪神戦で4点差で永川を投入したがために1点差まで詰め寄られたこともあり、終盤はヘーゲンズ、ジャクソン、中崎のリレーは崩さなかった。
それが交流戦前半でヘーゲンズ、ジャクソン、中崎が全て2イニングずつ投げたりした試合も含め、8週連続6連戦で、1試合も中止がなかったこともあり、リリーフ陣に疲れが見えている。
昨日の9回ヘーゲンズなどでも分かる通り、柔軟に投手起用して、どの投手もそれなりに良いパフォーマンスを保てている。

この試合でも、今村は三者凡退で見事期待に応えた。

8回裏には2試合連続で中崎雄と対戦し、厄介なピッチングをされてしまったが、左の田中がヒットを打ったことで菊池の本塁打に繋がった。
菊池の左投手の内に入ってくるスライダーの打ち方は、決してきれいな打ち方ではないが飛距離が出る。

そして菊池のツーランで点差が6点に広がったこともあり、今村が続投。
こういう展開の時の今村は、途端に省エネモードに切り替わる。
何点までは取られてもOK、とは考えてはいないと思うが、ランナーを出しても特に意に介さない。
長いシーズン、これくらいの切り替えと、割り切り方がある方が長持ちするのだろう。
1アウト満塁のピンチを招いたが、森、浅村を抑えて、同一カード三連勝を決めた。

これで今季最多貯金8となり、周りの打者を繋げるというルナの特殊効果も発揮し、下水流が肩の力の抜けたバッティングを見せ、エルドレッドにはしっかり怪我を治して、また一軍に上がってきてもらいたいというメッセージも残せた。
どさくさに紛れて、代打小窪に代打としての今季初ヒットが出れば、というところで四球になったのが心残りだったが、これは次回に持ち越しということとして期待しておこう。







【カープ情報】2016.06.15 広島対西武 交流戦2回戦 エルドレッド負傷交代、ミス、拙攻の試合を耐えてようやく4番の一振りで打線がつながり、ジョンソン交流戦初勝利

2016年6月15日に行われた、広島対西武の交流戦2回戦の試合結果

西武 001 010 000|2
広島 011 000 40×|6

勝 ジョンソン 7勝5敗
負 武隈 3勝2敗
S -

【本塁打】鈴木7号

交流戦で勝ち星のないジョンソンだが、今回はマツダスタジアムでの登板となり、球場の相性という点では何ら不安はない。
秋山、栗山にはストライク先行で打ち取っていき、リズムもまずまずのピッチング。
3番のメヒアに対してはちょっと慎重になったようで、ボールが先行したが、怖がっているという様子とは違い、インコースにキレのいいボールをどんどん投げ込んで、詰まらせてのライトフライで三者凡退に打ち取った。

一方の高橋光とは初対戦となり、昨日の菊池対策同様、河田コーチからの情報を活かして攻撃していくのが良策か。
先頭の田中は、高めに浮いたアウトコースのカーブをレフト方向へ流し打ってレフト前ヒット。
さあ、若い投手相手に足で揺さぶりをかけながらの攻撃をしていくタイミングとなった。
1-1からスタートの構えを見せ、牽制を投げさせると、エンドランを仕掛けて、菊池は右方向へ狙い撃つ。
しかし、良い当たりだったがファーストライナーとなり、ライナーゲッツーでランナーがいなくなった。

いきなりの併殺打は、昨日の西武の攻撃を思い出させるだけに、これで流れを手放さないようにしないといけない。

2アウトから丸が四球を選んで、再びランナーを出すことには成功し、今度も丸が足で揺さぶりを掛けていきたいところ。
同じく1-1から動きを見せ始め、新井は真ん中に入ってきたストレートを捉えて、レフトへクリーンヒットを放つ。
際どいコースのボール球を見逃せるようになってきたエルドレッドは、変化球が2球連続でボールとなり、3球目のストレートを狙ったがミスショットでサードゴロとなり、無得点となったが、併殺の後、すんなり攻撃が終わらなかったのは、徐々に効いてくるはず。

2回のジョンソンは、先頭の中村剛に対してもインコースで詰まらせてファーストフライに打ち取り、長打力のある打者にもどんどんインコースを使ってくる。

2回裏には、先頭の鈴木の左中間への本塁打で先制し、さらに安部がレフト前ヒットで続く。
石原に対しては3-0とボール先行となったものの、3-1からショート正面へのゴロを打ってしまう。
鬼崎がファンブルして一塁だけアウトになったが、石原にしてもジョンソンにしても送りバントなどの仕草も見せておらず、チグハグな攻撃には思える。

ジョンソンは、3回辺りからボールが抜ける頻度が多くなった。
ストライクゾーンのボールは、打たれてもファールでカウントを稼げるのがジョンソンのいい時のピッチングだが、ストライクゾーンから大きく外れはしないが、僅かにボールになることでカウントが稼げない。
スライダー、カットボールの曲がりが非常に小さく、高めのまま抜けてくることで、強い打球を打たれてしまう。

先頭の炭谷には追い込んでからボールが連続し、フルカウントから甘く入ったボールをライト前ヒット。
高橋光には、送りバントを2球ファールにさせたが、スリーバントは高めに浮いたボールだったことでバットに当たって成功してしまう。
1アウト2塁となり、秋山には上手く打たれてセンター前ヒットで、ランナーは三塁で止まって1、3塁。
そして金子侑には、1-1から甘く入ったストレートをレフト前に運ばれ、同点タイムリーを浴びてしまう。
ボール先行、強い当たりが多い、投球テンポが悪い、という状況でのピッチングで、守備のムードは非常に重苦しい。
ただ、メヒアには上手くタイミングを外してセカンドゴロ併殺打に打ち取り、ジョンソンの悪いなりの粘りのピッチングは見られた。

その直後の3回裏、先頭の丸がセンター前に抜けようかという当たりが、セカンドベースに当たる間に二塁を陥れるが、新井はワンバウンドのフォークを振って空振り三振。
炭谷がボールをこぼしている間に丸が三塁に進み、エルドレッドのサードゴロを中村剛が弾く間に丸は本塁生還し、1点勝ち越し。
しかし、そのサードゴロで一塁を駆け抜けたエルドレッドは、右脚の太もも裏を痛めたような仕草を見せ、そのまま松山と交代してしまう。
1点と引き換えにエルドレッドを失ってしまい、ちょっと攻撃のムードは良くない。

4回もピンチを背負ったジョンソンは、その4回は何とか無失点で切り抜けたが、続く5回には1アウトから秋山にセカンド右への内野安打性のゴロ(記録は菊池のエラー)を打たれ、二盗を決められると、再び金子侑にフルカウントから甘いカットボールを打ち返され、レフト前タイムリーで同点に追い付かれる。
西武は、ここで勝ち越せば一気に試合の流れを掴めるという考えもあったのか、メヒアの打席で金子侑が三盗を狙う。
しかし、この三盗を石原が刺したことで、カープとすれば試合の流れを相手に渡すのをなんとか堪えたと言える。

ここからはお互い拙攻の応酬となる。
5回裏には、菊池がライト前ヒットで出塁すると、揺さぶりをかけながらの攻撃を見せ、丸の打席でエンドランを決めてノーアウト1、3塁。
ただ、新井はフルカウントまでは粘るが、フルカウントからは外のボールになる変化球を振って空振り三振という、ここのところ何度も目にする凡退の仕方。
松山のショート正面の打球で菊池が三塁から本塁を狙おうとするが、明らかなアウトのタイミングで三本間に挟まれ、菊池がタッチアウトになると、打者走者の松山は2塁を狙って一二塁間に挟まれる。
ここはおとりになるべく走塁しようとした可能性もあるが、そうだとすればあまりにあからさま過ぎ、そうでないなら単に走塁ミスというプレーで、変則的なダブルプレーとなって、ノーアウト1、3塁のチャンスを逃してしまう。

西武が、併殺打、盗塁死、タイムリーエラー。
カープが、併殺打、エラー、走塁死、送りバント失敗、そしてエルドレッドの負傷退場。
お互いに試合の流れを手放しては、また手繰り寄せようとする試合展開になっている。

ただ西武に試合の流れを渡さなかったのは、ジョンソンの悪いなりの7回2失点というピッチングがあってこそ。

そして7回裏のカープの攻撃では、今季ほとんど機能していなかった右の代打、下水流が代わった武隈の内に入ってくるスライダーをレフト前に運んだ。
この僅か1本のヒットが、停滞していた攻撃に波を起こした。

今季、9番から始まる打順で右の代打を起用しても、出塁することができていなかったが、先頭での出塁が出来るというだけでも作戦面では大きい。
進塁打等は打つことが出来なかったが、この試合で得点圏のチャンスで新井を打席に迎えること、実に3度目。

追い込まれてしまったが、インコースのストレートを詰まりながらもレフト前に運ぶタイムリーで勝ち越すと、ようやく打線に覆いかぶさっていた重荷が取れた。
松山は独特の低めのすくい上げるバッティングを見せると、前進守備のライトの頭上を越える2点タイムリー。
鈴木は低めのストレートを強く叩くと、速い球足でセンターへと抜けていくタイムリーで、この回4点目。

これで試合の流れを掴んだ。
8回はジャクソンが三者凡退で抑え、9回は疲労気味の中崎に代わってヘーゲンズがマウンドに上がる。
流石にリードした9回を抑えるのは緊張したのか、コントロールを乱す場面もあったが、無失点で切り抜けて連勝となった。

もう一つ追加しておくと、8回裏の攻撃でも赤松が牽制死しており、内容的には決して褒められた試合ではない。
こういう試合こそ、昨年のあの貸しを返してもらったと受け取っておこう。





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