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【カープ情報】2016.10.01 広島対ヤクルト 公式戦25回戦 廣瀬引退試合を、黒田の10勝目で彩る

2016年10月1日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦25回戦の試合結果

ヤクルト 100 000 000|1
広  島 000 003 00×|3

勝 黒田 10勝8敗
負 小川 8勝9敗
S 今村 3勝4敗2S

【本塁打】なし

首位打者争いをしている鈴木を1番スタメン起用、盗塁王争いをしている田中を2番で起用してきたカープ打線。
雨で流れた廣瀬の引退試合の仕切り直しという試合でもあり、黒田の10勝、鈴木の30号本塁打など、個人記録に注目の一戦となる。

まず黒田の立ち上がりは、先頭の坂口を1球でレフトフライに抑えたが、2番の上田にはスライダーが指に引っ掛かって足下への死球を与えてしまう。
山田に対しては、インコースへのツーシームで詰まらせて、それでも左中間の深いところまで飛ばされたがセンターフライに打ち取る。
ただ、上田にノーマークに近い盗塁を決められると、雄平は真ん中付近のツーシームを捉えられ、三遊間を破るレフト前タイムリーヒットで1点を失う。
雄平にも盗塁を決められ再びピンチが広がり、鵜久森の当りは一塁前への小飛球。
あわやファースト前ポテン内野安打になろうかというプレーだったが、何とかエルドレッドが打者走者にタッチしてアウトを奪った。

さて、注目の鈴木の第1打席、ここでヒット以外の結果が出れば、その時点で首位打者の可能性が遠のくところで、初球を打って右中間への飛球となってしまい、残念ながらセンターフライに倒れる。
田中もファーストゴロに倒れ、出塁しないことには盗塁機会が訪れない。

序盤は、小川のフォークに空振りするケースも多く、変化球のキレは感じさせる。

黒田にしても、小川にしても時折高めに来るボールがあり、逆方向に打ち返すのがヤクルト打線、振り回しているのがカープ打線という感じ。

ただ、黒田に関しては、悪いなりにも修正しながらの投球を見せた。
1回は2度盗塁を決められたことで、2回以降は牽制を十分挟みながらの投球で、実戦感覚を戻しつつあるようにも見えた。
イニングが進むごとに、ゴロアウトが増えてきたように尻上がりに調子を上げ、勝敗はともかく、良い印象は持ってシーズンを投げ終えられたと言える。

一方の小川は、逆にイニングが進むごとに、ストレート、フォークの抜け球が増えてきた。
決まる時と、決まらない時の差が大きい。
ようやく小川を捉えたのが6回裏。
先頭の黒田が、初球のアウトコース甘めのストレートを、きれいにセンター前ヒットとして出塁すると、鈴木は低めのフォークで空振り三振。
このイニングで唯一といっていい低めのフォークだった。

そして、2番の田中に対しては、抜け球が増え、四球を選んで1アウト1、2塁。
丸は高めのストレートを弾き返したが、センターの守備範囲で2アウト。
ここで、4番のエルドレッドは、ほとんど落ちないフォークを、レフト前に弾き返して、二塁から黒田が生還して同点に追いつく。

続く松山も、真ん中付近のストレートを左中間方向へ弾き返し、2点タイムリー二塁打で試合をひっくり返した。
さらにルナもライト前ヒットを放って、二塁から松山が本塁を狙うが、本塁タッチアウト。
ただ、本塁返球を中村がホームベース上で受け、見方によってはブロックしたのではないかというタッチプレーを見せていた。

ビデオ検証の結果、判定通りアウトとなって試合が再開されるが、中村に警告が与えられたということは、仕方がなく走路に入るプレーだったとしても接触しに行ったという意味だったのだろう。

さて、逆転した7回表の黒田のピッチングは、内野ゴロ3つで三者凡退に抑え、完全に立ち直った状態で、不安なくマウンドを降りる。

7回裏の攻撃で、ついに廣瀬の打席を迎える。
アウトコースのストレートを芯で捉え、良い角度で打球が上がったように見えたが、レフトフェンス手前で追い付かれて、レフトフライに倒れる。
本塁打かとさえ思えた打球がフェンス手前で失速するところに、引退する選手の現実を見たのは寂しい思いがするとともに、完全燃焼したのだなという思いも感じる。

その廣瀬は、そのままライトの守備に就き、交代した鈴木の30号本塁打は達成できなかったことになる。

そして8回表にはジャクソンがマウンドに上がり、廣瀬の花道を飾るとともに、黒田の10勝を守りにかかる。
ただ、今日のジャクソンはストレートの逆球が多く、縦スラは低めに外れる。
インコースを狙ったストレートが、アウトコースに行くことが多く、空振りを奪うどころかヒットコースに打球を飛ばされる。
1アウト1、2塁の場面で、山田はボールになる縦スラを見逃して、甘く入ってくるストレートを狙ってくる。
粘られてフルカントが続いて、最後に空振り三振を奪ったのは、横のスライダー。
ここで、その球種を投げるかというピッチングで三振を奪ったことで、ジャクソンも立ち直った。
続く雄平はストレートで押し込んでセカンドフライに打ち取って、ピンチを断った。

9回表のマウンドには今村が上がる。
先頭の鵜久森は、高めに浮いたスライダーを捉えられたがショートライナーで1アウト。
西浦には、アウトコースのストレートの連発で空振り三振を奪い、2アウト。
三輪にはフォークの連発でサードゴロに打ち取り、最終戦も逆転勝利で飾った。

廣瀬の守備機会はなかったが、勝利の瞬間にグラウンドに立っている、という引退試合もあまり多くないことを考えれば、いい見送り方が出来たのではないだろうか。

今季のペナントレースの締めくくりとして、良い試合だった。





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【カープ情報】2016.09.29 広島対巨人 公式戦25回戦 エルドレッド来日通算100号本塁打、菊池歴代捕殺ベスト3独占、今村今季初セーブ、セ・リーグの全チームに勝ち越し決定の勝利

2016年9月29日に行われた、広島対巨人の公式戦25回戦の試合結果

広島 000 001 220|5
巨人 020 000 001|3

勝 福井 5勝4敗
負 田口 10勝10敗
S 今村 3勝4敗1S

【本塁打】村田25号、エルドレッド20号、21号

カープの初回の攻撃は、田口の低めへのカーブ、スライダーに対し、田中、菊池がバットの芯で捉える事が出来ずに打ち取られ、丸はインハイのストレートで空振り三振となり、三者凡退で抑えられた。
カープ戦に登板する田口が、コントロールを乱して自滅したというシーンを見た記憶がなく、やはり長いイニングを投げていくうちに攻略していくという、いつも通りの試合展開が頭を過る。

一方、カープ先発の福井は久々の一軍のマウンドとなる。
立ち上がりは、ストレートが浮いたり、カーブがすっぽ抜けてバックネットまで到達したりと、バラついた投球となる。
先頭の立岡に対しては、ストレートをファールにされる場面が多いように、球威で押していけるというよりは、置きにいったようなストレートに見えた。
それでも最後は縦のカーブで空振り三振を奪ったことでリズムをつかめた。
2番の吉川をインコースのストレートで見逃し三振、3番の亀井をインローのストレートで詰まらせてレフトフライで三者凡退。
この亀井へのストレートは、置きにいったようなボールではなくなっていた。

2回の攻撃では、先頭の新井の打席で際どいコースが外れてフルカウントとなったが、アウトコースのストレートでセカンドゴロに打ち取られる。
鈴木もフルカウントとなり、最後はインローへのスライダーがワンバウンドとなって、四球で出塁する。
しかし、牽制に誘い出されて走塁死となってしまい、ランナーなしとなってからはエルドレッドが高めのストレートで空振り三振と、脚を使った攻撃が上手く機能しない。

そして2回裏には、先頭の阿部にストレートの四球を与えると、ギャレット、クルーズを力で抑えたものの、2アウトから村田には、アウトコースを狙ったストレートが逆球になり、真ん中高めに入ったところを完璧に捉えられた。
打った瞬間にわかる特大のツーランを浴び、2点を先制される。

ただ、こういった失投が所々に見られるものの、球威としてはまずまず。
これまで通り、四球を出してしまうことはあっても、そこから崩れることはなく、復帰初戦としては十分な内容を見せてくれた。

さて、田口に対してなかなかランナーを出すことが出来ないカープ打線ではあったが、田口のカーブ、スライダーはいつもと比べると、低目へ決まる頻度が少ない。
キレがある序盤こそ、やや高めの変化球を捉えきれずにいたが、中盤に入ると徐々に捉え始める。

6回には會澤のレフト前ヒットと、福井の送りバントでチャンスをつかむと、田中がライト前ヒットで繋いで1アウト1、3塁とチャンスが拡大。
ここで菊池が、初球のチェンジアップを叩き付け、高いバウンドのショートへのゴロとなる。
吉川が本塁送球を迷い、一塁送球が遅れる間に菊池が一塁へヘッドスライディングを見せてタイムリー内野安打となって1点を返す。

そして続く7回には、先頭の鈴木がアウトコースから入ってくるスライダーを、バットの先気味ではあったがレフト前に落とすヒットで出塁すると、エルドレッドは真ん中低めのストレートをセンター方向を意識したようなスイングで、左中間スタンドへライナーで放り込み、逆転ツーランで試合をひっくり返した。

これでエルドレッドは来日通算100号本塁打達成となった。

菊池もこの試合で守備機会が3度あり、捕殺歴代ベスト3を独占することが決まっており、記録ずくめの試合となった。

1点リードで終盤を迎えるということで、投手リレーについても中崎不在のケースを考えてテストが出来る。

まず7回のマウンドに上がったのは一岡。
ストライク先行のピッチングで、一人ランナーを出したものの、不安を感じさせることなく無失点で切り抜けた。

8回の攻撃では、鈴木が、代わった宮国からストレートの四球を選んで、再びエルドレッドの打席。
宮国のスライダーが内から曲がってくるところを捉えると、2打席連続の特大本塁打でリードを広げる。

8回裏のマウンドにはジャクソンが上がる。
サヨナラ被弾があったり、負け投手になったり、巨人戦に関してだけは、どうも相性が悪かったが、この試合では150キロ超を連発して不安なく抑えきり、嫌なイメージを払拭して巨人戦を終えることが出来た。

9回裏のマウンドには、暫定守護神の今村が上がる。
先頭のクルーズへの初球のスライダーをバットの先で拾われて、センター前ヒットで出塁を許すが、大量失点を避ける投球スタイル、ストライク先行のピッチングは変わらない。
ただ、クルーズ、代打の堂上は初球を狙ってスイングしてきており、チームとしての方針は決まっているように思える。
堂上には、追い込んでからのストレートを狙われて、センターへライナー性の打球を打たれるが、丸がファインプレーで1アウト。
続く相川も初球をスイングしてくるが、フォークで空振りを奪い、最後はアウトコースのストレートで見逃し三振、これで2アウト。
橋本到にはインコースのストレートを捉えられ、ライトフェンス直撃のタイムリー二塁打を打たれて1点を返される。
立岡には、スライダーとフォークを交ぜて、一二塁間への緩いゴロを打たせたが、今村のベースカバーが遅れて内野安打で繋がれ、2アウト1、3塁。
最後は吉川をアウトコース高めの、抜け球のようなストレートでサードゴロに打ち取り、安部がこぼすというヒヤヒヤするプレーがあったものの一塁はアウトでゲームセット。

久々の抑えとしての投球で、今村のストレートが高めが多くなっていたのは、やはり緊張もあったのだろう。
今日の1失点は、今まで通りのピッチングは出来たという捉え方でいいのではないだろうか。

そして、今日の勝利で今季のセ・リーグの全チームに対して勝ち越しが決まり、多くの節目の記録が達成できた試合ともなった。





【カープ情報】2016.09.25 広島対ヤクルト 試合中止 倉プロ最終打席は非公認ランニングホームラン

2016年9月25日に行われる予定の広島対ヤクルトの公式戦25回戦は雨天中止

ヤクルト 0
広  島 

勝 -
負 -
S -

【本塁打】なし

今季のマツダスタジアムでの最終戦は、倉と廣瀬の引退試合でもある。
スタメンには倉の名前があり、黒田とのバッテリーが復活。

倉と言えば、インコース攻めが印象に残っているが、2005年の盗塁阻止率1位が示すように、強肩の捕手という一面もあった。

その倉の出場は、先頭の坂口の一打席、ストレートの四球での4球のみとなった。
初球打って1球も黒田のボールが受けられない、ということがないよう坂口も配慮してくれたのだろうか。
いずれにしても、最後の試合は笑顔で終えることができ、長年カープの投手陣を支えてくれた捕手のいい花道になったのではないだろうか。

また廣瀬については、外野守備の天才的な勘の良さ、最短距離で落下地点に入ってスライディングキャッチでボールを掴み取るプレーには何度となく心躍らされた。
その外野守備力で定位置を勝ち取るまでは、故障が多く、また一塁手として試合に出場したこともあったり、時には三塁を守ることもあったという苦労人の面も多く見てきた。
それだけに引退となると、お疲れ様でした、という言葉が一番に出てきた。

さて、黒田の立ち上がりは、試合開始と同時に降り始めた雨の影響でコントロールが乱れている。
段々と雨脚が強まり、2アウト2塁でバレンティンを迎えたところでは、大きくすっぽ抜けてバックネットまでボールが到達するシーンもあった。
このボールを見て、試合続行が不可能として試合が中断するが、正直なところ2番の川端を迎えた時点でもかなりの大雨になっていた。
ホームベースも水没しかけるような状態で、中断の判断はやや遅れ気味には感じた。

1時間30分近くが経過し、雨天中止の判断が下され、倉と廣瀬の引退試合は延期となった。

中止決定後は、倉が後輩選手に促され、半ば強引に打席に立ち、全方向に手を振りながらランニングホームランを放った。





【カープ情報】2016.09.24 広島対ヤクルト 公式戦24回戦 新井101打点、野村16勝目は完封リレーで達成

2016年9月24日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦24回戦の試合結果

ヤクルト 000 000 000|0
広  島 103 000 01×|5

勝 野村 16勝3敗
負 小川 8勝8敗
S -

【本塁打】新井19号、鈴木29号

野村が16勝目を目指してマウンドに上がり、立ち上がりは坂口が強い当たりのセカンドゴロ、川端はセンター前ヒット。
ともにライナー性の打球で、山田に対してもど真ん中のカットボールがあった。
ただ、追い込んでからは外のチェンジアップでショートゴロに打ち取り、2アウト2塁となってバレンティンを迎える。
3球連続インコースへのシュート、ツーシームを投げ込み、最後はアウトコース低めのボールになるカーブでライトフライに打ち取って、無失点で切り抜けた。

またヤクルト先発の小川とは、今季4度目の対戦となり、ここまでは攻略できている。
しかし今日の小川は140キロ中盤のストレートが復活しており、前半戦のような140キロ前後しか出なかった頃とは状態が違ってきている。
田中は詰まらされてレフトフライ、菊池はアウトコースのスライダーで空振り三振。
丸もアウトコースのストレートに詰まらされたがレフト前に落ちるヒットで、2アウトから出塁する。
打線の調子が良い頃は、2アウトからでも得点できていたが、この試合では久々にその形が見られた。

新井が初球のストレートを弾き返すと、ライトオーバーのタイムリー二塁打となり、新井の99打点目は貴重な先制点となる。

2回に入ると、野村は逆球を西浦に弾き返され、二塁打でピンチを背負う場面はあったが、西田を敬遠気味に歩かせ、小川をツーシームでライトフライに打ち取る。

3回は先頭の坂口の一塁ゴロを、新井が逆シングルで捕りに行って、弾いてしまうエラーで先頭打者の出塁を許すと、川端はやはり追い込んでからでも簡単に空振りしてくれない、らしいバッティングをされる。
しかしフルカウントから、インコースのカットボールで詰まらせてセカンドゴロに打ち取る。
ここで菊池は二塁送球のために、振りをつけながら捕球してそのままセカンドへグラブトス。
そのトスが浮いたために二塁はセーフとなるが、田中が上手く一塁転送して、打者走者はアウトに取った。

1アウト2塁となって山田を迎えるが、1打席目同様インコース攻めを見せ、最後はアウトコースのストレートで空振り三振。
体が開いたスイングとなっており、またインコースへ来るのではないかという意識が働いたのだろう。
バレンティンは低めのストレートで詰まらせて、菊池の好守備もあってセカンドフライに打ち取って、3回も無失点で抑えた。

すると、3回裏の攻撃で、再び2アウトから丸が出塁すると、新井はストレート攻めを凌ぎ切り、小川が根負けしたかのように、フォークに球種を変えたが、新井が読みきってフォークを捉えた。
レフトスタンド上段へ飛び込むツーランで、これで101打点目となる。
そして鈴木は、アウトコースのストレート2球で追い込まれるが、決めにきたストレートが高めに浮いたところを振り抜くと、2者連続となる本塁打がレフトスタンドへ飛び込んだ。

序盤でリードを広げ、4回の守備をリズム良く切り上げることができれば、試合の流れをつかめるというところで、1アウトから鵜久森がルナのグラブを弾く内野安打で出塁を許す。
続く西浦はシュートで詰まらせてサードゴロに打ち取ったものの、ルナがボールをこぼしてオールセーフとなり、1アウト1、2塁のピンチとなる。
西田には、追い込んでから、スライダーが逆球でど真ん中に行ってしまい、鋭い当たりを飛ばされるが、レフト正面のライナーで2アウト。
代打飯原にもセンター返しのライナーを放たれるが、丸が追いついて、ルナの招いたピンチを無失点で凌いだ。

ジョンソンとの同時最多勝を期待したい部分もあったが、今日の野村のピッチングは勝利投手にふさわしい内容。
6回を投げ、被安打3、無失点というピッチングは今季の集大成と言える。

6回裏の攻撃では、先頭の鈴木がライトフェンス直撃の三塁打を放ち、ノーアウト3塁という場面でルナ、エルドレッドが打席に向かう。
下位打線の厚みを感じる名前ではあったが、ルナが合わせただけのファーストライナー、エルドレッドは浅いライトフライでタッチアップできず。
特にエルドレッドに関しては、140キロ中盤のストレートにも振り遅れるケースが目立っており、変化球攻めの影響を感じさせる。

結局、ノーアウト3塁のチャンスで無得点に終わり、終盤の継投策に移る。

7回は大瀬良がマウンドに上がり、140キロ後半のストレートと、カットボール、スライダー、ツーシームなど持ち球を存分に使って三者凡退に打ち取った。

7回裏の攻撃では、田中が四球を選び、二盗を狙って飛び出して牽制死してしまったが、やはり追い掛ける立場としてはちょっと無理なタイミングでも狙っていくしかなくなっているのだろう。
ただ、2アウトランナーなしで菊池が右中間突破の三塁打を放ち、この走塁では足を気にする仕草もなく三塁へ到達した。
打撃、走塁ともに復調を感じさせるプレーが見られたのは好材料。

8回はジャクソンがマウンドに上がり、先頭の坂口はスライダーでタイミングをはずしてセンターフライ。
川端には、アウトコースへのストレートがシュート回転し、しかも高めに浮いたことで左中間突破の二塁打を打たれる。
山田にはアウトコースのストレートで力押しし、詰まらせてのセンターフライに打ち取る。
そしてバレンティンに対しては、150キロ超のストレートを連発し、ファーストファールフライで三者凡退。
バレンティンへのストレートは、好調時のイメージに近くなっており、空振りも取れており、これなら心配ない。

8回裏の攻撃では、相手のエラーでもらったチャンスで、代打小窪が右中間突破のタイムリー二塁打を放ち、今季のカープに最も欠けていた右の代打の切り札という役割を、最後の最後で果たしたと同時に、CSに向けてどうしても欲しかったピースが埋まった。

点差が広がり、9回のマウンドには今村が上がる。
こういう展開での今村は、大量失点を避けるための最低条件である四球を出さないよう、ストライク先行のピッチングをする。
全投球数10球のうち、8球がストライク若しくは空振りで、ストライク先行のピッチングのお手本のような投球を見せて試合を締めた。

野村はこれで16勝目となり、勝利数は単独トップとなった。
連敗も4で止め、ここのところ不振だった新井、菊池に当たりが出て打線も繋がる雰囲気が出てきた。
残り2試合となり、いい形で今季のペナントレースを締めくくることを期待したい。





【カープ情報】2016.09.22 広島対阪神 公式戦25回戦 ジョンソン、阪神に今季初黒星で16勝目ならず

2016年9月22日に行われた、広島対阪神の公式戦25回戦の試合結果

阪神 000 101 020|4
広島 000 000 001|1

勝 藤浪 7勝11敗
負 ジョンソン 15勝7敗
S -

【本塁打】北條4号、上本2号、高山8号

今シーズンの阪神との最終戦は、またも藤浪との対戦となる。
前回登板では160キロのストレートを記録したように、シーズン通じてのスタミナは問題なさそうだが、カープ打線はその状態の藤浪からでも点を取ってきた。

ジョンソンの最多勝に向けて、しっかりと援護を果たしてもらいたいところ。

まずジョンソンの立ち上がりは、軽く投げて150キロ前後の球速が出ており、中8日と登板間隔が開いたことで調子が良さそうに見える。
コースの投げ間違いもなく、三者凡退で抑えた。

そして藤浪のピッチングは、田中が追い込まれてから高めのボール球を振って空振り三振に倒れ、菊池も低めのフォークで空振り三振。
丸は四球を選んだが、ルナがサードゴロで無得点。
藤浪の立ち上がりに点が奪えなかったのは、今日を含めて7試合中4度目。

今日の印象は、ストレートで押してきているし、シュート回転せずに質もよく感じる。

2回のジョンソンが、あっという間に三者凡退に打ち取ったこともあり、試合のテンポが早くなる。

3回をパーフェクトで抑えたジョンソンは、4回のピッチングで先頭の北條に対し、3-2というカウントから、インコースを狙ったストレートがど真ん中に入ってしまい、これを捉えられた。
ライナーでレフトスタンドに放り込まれる本塁打で、1点を先制される。

6回にも、上本に低めのストレートをレフトスタンドに放り込まれ、2点目。

先制され、中押しされ、先発投手は無失点投球を続けている、となればどう考えても阪神ペースで試合が進んでいると捉えるしかない。

カープのチャンスは7回裏の攻撃。
1アウトから鈴木が四球を選び、松山が低めのボール球をライト前に運ぶ。
1アウト1、3塁となり、安部、代打の新井が打席に向かう。
ただ、今日の藤浪は球速が140キロ中盤から後半で投げ続けており、それでもカープ打線は振り遅れて空振りを奪われていた。
そしてこの場面では、150キロ超を連発する。
勝負どころと判断し、安部が振り遅れてのサードファールフライ、新井はインコースに詰まらされてのサードファールフライ。
ここでの無得点が、勝負の分かれ目となった。

8回からは、久々の一軍登板となるジャクソンがマウンドに上がるが、やはり自身の調子を確かめる意味合いが強いのか、ストレートを連発し、140キロ中盤がほとんど。
先頭の大和のショートゴロを、田中が一塁へショートバウンド送球し、ルナがボールを捕球できずに出塁を許すと、高山には逆球のアウトコース高めのストレートを捉えられ、ライトスタンドへツーランを打たれる。
鈴木がフェンスぎりぎりでジャンプし、ボールには触れていたが、グラブからボールがこぼれてスタンドイン。

2失点したことで、スライダーを解禁して後続は抑えており、ここから徐々に調子を上げていってもらいたい。

さて、チャンスで無得点に終わり、逆にエラーのランナーを本塁打で返される。
こういう展開をひっくり返すのは難しい。

最終回に、鈴木がアウトコースのストレートをバックスクリーンに放り込んで一矢を報いた、という試合になったが、シーズン90勝はなくなった。
ジョンソンの16勝目はならず、野村のあと1試合の登板の結果に最多勝の行方が委ねられた。
個人的には、野村の先発時に勝ち負け付かず、ジョンソンと野村の最多勝という配慮をしてもいいのではないかと思う。





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