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【カープ情報】2015.06.14 広島対ソフトバンク 交流戦3回戦 最後の最後にソフトバンクの猛打復活

2015年6月14日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦3回戦の試合結果

広島 100 010 000|2
SB 013 300 00×|7

勝 バンデンハーク 1勝0敗
負 福井 5勝2敗
S -

【本塁打】松田17号、田中5号

ここまで交流戦で2戦2勝の福井が登板。
先に黒田が3戦3勝を達成しているだけに、福井も続いて有終の美を飾りたいところ。

一方、ソフトバンクの先発は、一軍初登板となるバンデンハーク。
ファームでは敵なしといった感じの投球を見せているが、左打者に対しては本塁打を打たれたりと、若干の付け入る隙もありそうには見える。

そのバンデンハークのピッチングは、低めへの制球がまとまっており、150キロ超の速球があり、本格派というタイプの投手で、良い投手なのは間違いない。

素直なボールを素直に打ち返すというバッティングで、まずは真っ向勝負といった感じで、立ち上がりのやや緊張のみられる状況を利して、盗塁を絡め、内野ゴロの間に1点を先制する。
菊池の盗塁の際には、セカンド送球が悪送球となる間に三塁まで進んでいたが、クイックがそこまで速いようには感じなかった。
この辺りが、今後の攻略のヒントになりそう。

対する福井は、球威、コントロールとも申し分なく、最近の福井を支えているスプリットも、低めのストライクゾーンからボールゾーンに落ちる軌道は説得力十分。
ただ、松田には見逃せばボールの高さのストレートをフルスイングされ、レフトスタンドに運ばれる同点本塁打を浴びてしまう。
失投というボールではなく、あのコースを振ってくるのは、想定外のバッティングで、切り替えは難しかったのかもしれない。

同点となった3回からは、バンデンハークの調子が徐々に上がってきた。
高めの150キロ超のストレートはバットに当てることができず、低めへのスライダーは徹底的に低めを突いてくる。
緩急プラス高低の組み合わせだけで十分だというのが、よく分かる3回の投球だった。

バンデンハーグが調子を取り戻したとなると、福井も点を与えるわけにはいかなくなったが、3回に9番高谷のツーベースから歯止めが利かなくなった。
といっても四球を出して自滅するのではなく、3度エンドランを仕掛けて、ストレートを狙い打ってくるという作戦で、完全に揺さぶられてしまった。
この辺りは、2戦目までスタメンマスクをかぶっていたのが石原で、今日は會澤ということで、攻め方の違いがソフトバンク打線には嵌ってしまったというのも要因の一つとも受け取れる。
タイムリー2本に、犠牲フライ1つで3点を取られて、序盤で3点のビハインドというのは影響が大きい。

4回には、いとも簡単に各打者に捉えられ、ストレートにしてもスライダーにしても、投球の軸にしたいボールをヒットコースに運ばれ、何でストライクを取ればいいのか分からない状態になってしまい、完全に冷静さを欠いてしまった。
一塁牽制でボークを取られ、三塁ランナーをホームに帰してしまうのは、その典型的なシーン。

1-5と4点差になり、この時点で福井の続投は難しかった。
さらに1点追加され、福井はKOとなり、2番手で戸田がマウンドに上がる。
戸田も1点を追加されてしまうが、その後は2イニングを無失点で抑え、一応試合の流れを落ち着けることは出来ていた。
しかし、一時はセットアッパー、あるいは抑えとしても起用された投手としては、大量ビハインドのロングリリーフ要員としての登板になってしまっており、再び信用を取り戻していくためにも、再スタートを切って上昇していってもらいたい。

7回からは西原が今季初登板となり、内川、李大浩、松田を三者連続三振に打ち取る。
特に李大浩はタイミングが全く合っておらず、交流戦再開後もそのまま一軍に残るだけのピッチングを見せてくれた。

8回からは飯田が今季2度目の登板となり、こちらもしっかり三者凡退に打ち取り、戸田が足踏みしているのならば、そのポジションを奪ってやるぞという気概を感じる。

今日の収穫は、西原、飯田の投球内容に尽きる。
逆に言えば、それ以外はあまり見所のない試合になってしまった。
福井は、今日は気にせず次回登板でこれまで通りのピッチングを見せてくれれば何の問題もない。

それでも交流戦は9勝9敗の5割で終えることが出来た。
打線の調子は少しずつ上がってきているし、抑えの中崎の信頼度が上がりつつある。
ペナントレース再開後は、新井が意地でもファーストでスタメンに戻ってくるつもりだろう。
必然的に守備に就くことになるために、あえてソフトバンク3連戦ではスタメンを外れて、回復に努めてきた。

借金7つで大きなことは言えないが、首位とは4.5ゲーム差でペナントレース再開となる。
借金返済していける下地は整いつつある。



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【カープ情報】2015.06.13 広島対ソフトバンク 交流戦2回戦 ジョンソン復調の兆しありの5勝目

2015年6月13日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦2回戦の試合結果

広島 201 103 011|9
SB 000 001 020|3

勝 ジョンソン 5勝3敗
負 スタンリッジ 6勝5敗
S -

【本塁打】シアーホルツ6号、丸7号、8号

カープ先発のジョンソンは、昨日の黒田同様、オープン戦でソフトバンクを抑えている。
ただし、最近のジョンソンはコントロールを乱して、自ら苦しい状況を招いているだけに、まずはコントロールがどうなるかが気になるところ。

一方、対スタンリッジについては阪神在籍時代も含め、決して完全に抑えられる訳ではないが、7回を3失点で纏められるという印象が強い投手。
ジョンソンの出来次第で、試合展開も大きく変わってきそう。

カープのスタメンは、昨日とほぼ同じで、梵と木村を入れ替えてきた。

そして、今日のジョンソンは、時折右打者のアウトコースに外れるボールはあるものの、連続するということがなく、まずまずコントロールがまとまっている。
昨日の黒田が、好投の中でも左打者には打たれていたのと同じように、今日は右打者への攻め方では苦労していた。
それでも、左打者を抑えることで、ピンチの拡大は防いでいる。
このピッチングが、好調時のジョンソンのピッチング。

大量失点を気にする必要がなく、しかも長いイニングを投げることも出来そうな展開で、打者としては攻撃に専念できる。

シアーホルツのツーランで先制するが、直前の菊池のライト前ヒットは、江川の後逸に近いミスでスリーベースになっており、いきなり隙を見せてくれていた。

本塁打で先制、鈴木誠のタイムリーで追加点、丸の本塁打で中押しというのは、昨日と同じような点の取り方で、相手に徐々にダメージを蓄積することになる。
6回には5連打で3点を追加し、8回には先発全員安打となる木村のタイムリーでダメ押しのダメ押し。

8回からは大瀬良がマウンドに上がるも、いきなり梵が正面のサードゴロを弾いてしまい、エラーでランナーを出してしまう。
そして、2アウトから李大浩の右中間へのツーベースで、このエラーのランナーが返ってしまう。
さらに、松田のショートゴロが田中のグラブを強襲するタイムリーとなり、自責点0ながら2失点となり、前回のリリーフ登板同様、守備が大瀬良の足を引っ張ってしまう。
大瀬良の今季のツキのなさと言うべきなのか、ピッチャー強襲の打球まで体に受けてしまい、大事を取って降板となる。
全ては守備固め的な起用で途中出場の梵のエラーから始まった。

8-3となり、2アウト2、3塁で仮にこの2人のランナーを返されると3点差となってしまい、まったく油断できない展開になってしまうところで、緊急的に中崎がマウンドに上がる。
これは、当然回跨ぎを前提とした起用。

まずは中崎がこのピンチを三振で切り抜け、悪くなりかけた雰囲気を振り払ってくれた。

今日の場合は、梵のエラーがなければという面もあるが、こういう投手起用が続くようだと、本当にリリーフ陣から再度離脱者が出かねない。
8-1で8回裏を迎えるのであれば、今井、西原、飯田、ヒースのうちの1人か2人が8回を担い、9回からは大瀬良で、昨日登板の中崎を温存という起用が、負担が少ないと思うのだが、どうしてこうなるのだろう。
明日リードした展開だと、中崎が3連投となる可能性が出てくることは考えていないかったのだろうか。

点差を考えずに、8回は大瀬良と決めていたのであれば、9回も7点差で中崎を投入していたのだろうか。
いや流石にそれはないと思うので、大瀬良を2イニング、若しくはヒース、今井が9回というプランだったといったところ。

唯一ポジティブにとらえられることがあるとすれば、3連投でも任せて大丈夫だと思わせるほど、中崎の信頼度が少し回復してきたのかなということ。

最後に梵について。
サードゴロエラーは、正面の打球に半身の態勢を取って、セカンド方向にボールを弾いており、ベテランらしからぬ体の入れ方だったし、8回の鈴木誠の送りバント三塁封殺も、セカンドランナー梵のスタートが遅れたようにも見えた。
どうもここ最近の梵は、良い時と悪い時の差が激しいように思う。

明日は初先発となるバンデンハークとの対戦となり、木村のスタメンが濃厚だと思うが、残りシーズンには梵の力は絶対に必要。
出場機会が減ってきて、調子と試合勘の維持が難しいのかもしれないが、走攻守の全てにおいて復調してくれることを願いたい。





【カープ情報】2015.06.12 広島対ソフトバンク 交流戦1回戦 黒田、中崎の完封リレーで完勝 黒田は交流戦無傷の3連勝

2015年6月12日に行われた、広島対ソフトバンクの交流戦1回戦の試合結果

広島 021 101 001|6
SB 000 000 000|0

勝 黒田 6勝2敗
負 摂津 4勝5敗
S 中崎 0勝4敗8S

【本塁打】田中4号、鈴木誠4号、石原1号

昨日サヨナラ打を打たれた中田が右肩痛で登録抹消となってしまったが、昨日のサヨナラ負けを招いた原因のプレーのこともあり、あんな一敗はくれてやれ、という気持ちで納得していただけに、またリリーフが減ってしまったのかと残念な気持ちになった。

少ないなら少ないなりの、上手な投手運用が出来る体制を整えないと、中崎、戸田、ヒースであってもいつファームへ降格となるか分かったものではない。

さて、実際に今日の試合において、勝ちパターンで起用できるのは、中崎と大瀬良の2人のみ。
黒田が7回までリードを保っていれば勝機はある。

黒田を援護したい打線は、新井を休養させ、松山がスタメン。

試合終盤に、ランナーとして出ることが出来たと仮定して、松山にRD赤松、そして打順が巡ってくればHD新井という起用も出来ることを考えると、まあ柔軟に対応できなくもないと、とりあえずは前向きに捉えてみる。

対摂津となると、過去かなり相性が悪い数字が残っていたのだが、今日は甘い球を一球で仕留める攻撃が出来た。
田中の先制ツーラン、内野ゴロの間の追加点、中押しの鈴木誠の本塁打、エラー絡みのダメ押し点。
ことごとく、勝負所で加点が出来たのは、摂津の調子の悪さもあったが、追い込まれても簡単に凡退しないという打者の粘りがあったからこそ。

黒田のピッチングも、初回こそ甘めのコースにいくケースがあったものの、2回以降はどんどん低めへの制球力が増してきて、特に右打者へのツーシームは、ことごとくソフトバンク打線の反撃の芽を摘んでいた。

左打者の中村晃、柳田にはヒットコースへ打球を飛ばされても、内川、李大浩、今宮をインコースのツーシームで詰まらせ、併殺に打ち取る攻め方は芸術的。

6回を無失点で、球数も84球とくれば、少なくとも当初のプランでもある7回までは十分投げ切ることが出来る。
それどころか、7回をすんなり投げ終えたことで、8回も続投。
ここで、課題の左打者である、中村晃、福田に連打を浴び、柳田に四球を与え、2アウト満塁のピンチを招く。
しかし、やはり今日は要所で、徹底的に右打者を封じた。
打席に迎えた内川は、どうしても併殺を取られたツーシームが頭にあるようで、ツーシームを意識させつつ、アウトコースのスライダー、チェンジアップを交えて早めに追い込み、低めのツーシームでセンターフライに打ち取り、8回無失点で抑えきった。

9回表には石原の今季第1号本塁打でダメ押しのダメ押し。

6点リードの9回裏に、大瀬良を抑えとして登板させるという、願ったり叶ったりの状況まで作り出すことができたにも拘らず、マウンドには中崎が上がる。
自身の責任だったわけではないが、早めに2失点を頭の片隅に追いやる状況を作ってあげるのも、大瀬良への配慮となるし、何より勝利の瞬間をマウンドで迎えるという経験をさせてあげるべきではなかったかと思う。
ただ、これは流石に、大瀬良にだけ甘すぎるか。

ともあれ、交流戦首位のソフトバンク相手に完勝することが出来たのは、黒田の投球によるところが大きい。
再びチームトップとなる6勝目、そして交流戦無傷の3連勝にふさわしい投球内容だった。







【カープ情報】2015.06.11 広島対西武 交流戦3回戦 9回に3投手を継ぎ込んでサヨナラ負け

2015年6月11日に行われた、広島対西武の交流戦3回戦の試合結果

広島 202 000 000|4
西武 300 100 001|5

勝 高橋朋 1勝0敗17S
負 ヒース 0勝3敗4S
S -

【本塁打】エルドレッド5号

西武先発の岸とは、過去8度の対戦で7勝0敗と、なぜか相性がいい。
打ち崩している試合もあれば、抑えられていても味方の援護があって勝利したりと、勝ち運に恵まれている。
あまりそこだけに気を取られて試合に臨むわけにはいかないが、プロ入り初勝利を狙う武内にとっては、こういった外的要因によるチャンスでもモノにしたいだろう。

終盤まで好投しても勝てず、抑えていても内容が悪く打たれそうだからと序盤で交代した試合もあった。
その時に比べれば、肩の力の入り具合は少なくなっているだろう。
調子のいい打者も多く、積極的なスイングをしてくる西武打線といえど、チームとしては2試合連続で4失点で留めている。
3試合連続スタメンの會澤のリードを信じて、投げていくことが求められるだろう。

またスタメンは、打つ方に関しては調子を挙げてきている鈴木誠をスタメン起用してきた。
それ以外は昨日と同じで、DHに新井、ファーストにエルドレッドが入ったのが守備の変更点。
新井の守備は疲れを考慮してのものかもしれないが、ともかく昨日8点を取った打線の勢いに期待したい。

早速初回に2点を先制するが、武内は肩に力が入りまくり。
コントロールが定まらず、追い込んで勝負球を使うというレベルの投球ができず、ボールが続き、何とかストライクゾーンに投げることのみに神経を使っているような印象。

組み立て以前の初回だった。

それでも3点で終わってくれて、2対3という初回の攻防を終えると、岸と武内ともに2回は何とか立ち直った。
特に武内に関しては、ようやく打者と勝負できるピッチングになり、これならば5回まで持ってくれはしないだろうかという希望が出てきた。

すると3回のカープの攻撃では、エルドレッドが岸の緩い縦のカーブをうまくため、すくい上げて滞空時間の長い本塁打がレフトスタンドへ突き刺さった。
これで再びカープのリードとなり、武内の投球内容に変化が訪れるかどうかが気になるところ。
しかし、特に変化は見られず、簡単に打ち取った当たりを菊池が送球時にこぼしてしまうエラーをしても、冷静に抑えきった。

今日の2回以降の武内は、縦に割れるカーブとスライダーが投球のほとんどを占めるのではないかというほど、変化球を多く使ったピッチングをしていた。
3回に四球を与えた中村剛には、ほぼ全球変化球で、三振を奪ったセラテリには、追い込むまでは変化球を使った後、最後の一球でインコースのストレートを使って見逃し三振を取っていた。

スライダーとカーブが共に縦の軌道を描き、落ち際にコースが変わることで、この2種類の変化球がかなり有効だった。
それだけに4回の栗山の同点タイムリーは、真ん中高めのストレートを打たれており、ストレートの割合が増えていたタイミングを狙われた形となり、少し残念な失点だった。

これで4失点のリミットに到達し、同点ということもあり、初勝利のチャンスを残して続投させていくのか、難しい判断を迫られることになるが、ここで武内は交代。

今季のカープの継投策は後手に回るケースが多く、継投のタイミングに自信を持っているとは言い難いだけに、この早めの交代は評価できる。
武内にしても、2回以降のカーブ、スライダーを軸に組み立てる投球には手応えを感じたのではないかと思うので、しっかりファームで立て直し、今度は初回からこのピッチングができるように頑張って欲しい。

さて、5回以降は両チームのリリーフ陣が踏ん張り、同点のまま最終回を迎える。
9回裏のマウンドには、回跨ぎのヒースが上がっているが、先頭の大崎にヒットを打たれた時点で、戸田にスイッチ。
その戸田は、進塁打と四球で1アウト1、2塁とランナーを残して、三連投となる中田にスイッチ。

ここで中田は、浅村を併殺コースのショートゴロに打ち取ったかに見えたが、セカンドランナーに打球が当たる守備妨害で、併殺でチェンジのはずがランナーが残ってしまう。
中村剛とは勝負の末、四球を選ばれ、9回裏2アウト満塁という大ピンチを迎える。

そしてメヒアには、インコースを攻め切れず、左中間にサヨナラタイムリーを浴びてしまう。

併殺に打ち取ったはずの打球が、ランナーに当たるという、何ともやりきれない不運があっての敗戦で、中田は自分を責める必要はない。

昨日、大瀬良を2イニング投げさせなければ、今日も9回から登板出来た可能性はあったし、そうなれば中田の三連投も避けられたかもしれない。

9回に3人の投手を継ぎ込んで、1点を守れなかったという結果には、不運なプレーが絡んでいるが、少なくともヒースと戸田でピンチを招いたという事実は残る。
3イニングを無失点と好投した今井は、明日は起用しにくいし、中田の四連投は絶対にあり得ない。
戸田も2試合続けて四球でピンチを広げているし、今日もマウンドの状態を気にしながら投げる仕草があり、少しナーバスになりかけている。
5月30日の試合で、満塁の場面で登板し、三振に仕留めたときのマウンドでの顔付きとは、明らかに異なっている。

順番はともかく、ソフトバンク戦でリードして終盤を迎えた場合、大瀬良と中崎の2人を8回と9回に起用するしかなくなってきており、そんな状態で大瀬良をセットアッパーとして2イニング投げさせるつもりで起用するのは、ベンチとしては楽な考え方かもしれないが、昨シーズンの中田がそういう起用をされ、結果どうなったかはご承知の通り。

武内にしても、初回こそ自分のピッチングが出来なかったが、2回以降の投球は、これほど変化球をうまく使える投手だったかなと思わずにはいられなかった。
ファームの指導力を、もう少し一軍で活かせる道を探せないものかなと思ってしまう。



【カープ情報】2015.06.10 広島対西武 交流戦2回戦 田中7番でも存在感抜群の6打点、一方で大瀬良の回跨ぎは疑問

2015年6月10日に行われた、広島対西武の交流戦2回戦の試合結果

広島 000 103 000 4|8
西武 000 200 020 0|4

勝 中田 1勝0敗
負 増田 1勝3敗
S -

【本塁打】菊池5号

2試合連続KO中の野村が先発となるが、ともに5回までは試合を作れている。
5回までで交代して自信を取り戻させるという配慮をしてはどうかとも思うが、ただこういう試合が続くと、調子を崩して序盤から大量失点というケースも良く見かける。

またリリーフでは、故障明けの中田が早速存在感を発揮し、昨日も1アウト満塁で浅村、中村剛を打ち取っている。
これでは昨シーズン同様、毎試合のように起用したいと思っても不思議はないが、それは避けたいという理想と現実のギャップに頭を悩ませそう。
野村が5回でマウンドを降りた場合、残り4イニングを中田、ヒース、戸田+中崎、大瀬良という5人で凌いでいく方向だろうか。

そんな投手起用を実現するには、西武先発の野上を打ち崩さないといけないが、ボール球に手を出さないことが徹底できれば、全く手も足も出ないというタイプの投手ではないだけに、ボール球を無理やり打ちにいく松山のような打者は、昨日の本塁打で連続スタメン起用となるが、諸刃の剣となりそう。

また、ここのところ当りの止まっていた田中を7番に下げ、1番には丸が入り、昨日と1番と7番を入れ替える形となった。
さらには野村と會澤が今季2度目のコンビとなり、これは昨日で西武打線を抑えるヒントを會澤が掴んだと見ての起用と思える。

その野村のピッチングは、チェンジアップとカーブを有効に使って、低めに決まった時はバットの芯で捉えさせないことが出来ている。
こうなると西武打線といえど、ストライクコースに来たボールだけを強くたたくことが難しくなり、ボールを追いかけさせる野村のペースでの投球ができる。

4回裏に、セラテリに逆転タイムリースリーベースを浴びてしまったのは、カウントを悪くしてしまってからのストライクで、ボール先行では分が悪かった。

それでも5回を2失点というのは、過去2試合の投球と比べても、内容自体が良くなっている。
これだけのピッチングを見せられては、5回で降板というのは勿体ないという気になってくる。

一方の打線の方は、昨日と投手こそ違えど、なかなかヒットが出ずに、序盤は菊池の本塁打のみの1点に抑えられている。
ただし、昨日との違いは四球が選べている点。

ということは、ボール球に手を出している打者もいるにはいるが、完全に野上の術中に嵌っているという訳でもない。
6回表に、ボール球に手を出さず、シアーホルツが四球を選んで、新井の打席でエンドランを仕掛けるも、ファーストゴロでランナーがセカンドに残る。
ここでエルドレッドを敬遠気味に歩かせると、僅か被安打2ながらも、ピッチャーを交代させるという、少々驚きの起用をしてきた。
確かに球数は多めとなっていたが、冒頭で述べたように松山がボール球に手を出して三振していただけに、左投手の武隈を出してくれたことは、代打の切り札小窪を起用し易い状況を作ってくれたという意味では、大きな意味がある交代だった。

小窪が四球を選び、7番に打順が下がっていた田中が、追い込まれながらもライト線へ3点タイムリーツーベースを放ち、逆転に成功。

さらに野村が連続失点していた魔の6回も無失点で切り抜けたことで、7回からリリーフ陣の投入が可能になる。
となると、中田を休ませて、ヒース、戸田+中崎、大瀬良で3イニングを凌げばよくなった。

そして大瀬良が、プロ入り初めて7回からリリーフで登板。
ファーストへの内野安打2つでピンチを招いていたが、巧く守れていれば、少なくともどちらか1つはアウトに出来ていたような打球でもあり、球数が嵩みつつも何とか1イニングを無失点で切り抜け、上々のリリーフデビューとなった。

と、思っていたのだが、何と大瀬良は回跨ぎ、2イニング目もマウンドに上がる。
正直、この起用には疑問がある。

プロ入り初めて、しかもシーズン途中に先発からリリーフに転向し、初めてのリリーフ登板で、1イニング目はピンチを招いて球数も嵩んでいた。
勝ちパターンでの起用を前提として配置転換したはずと思っていたので、まずは1イニング抑えて、今後勝ちパターンでの登板を重ねて、抑えにもなっていこうかという起用をするのかと思っていた。

先発だったのだから、2イニングは平気だろうとか、球数が多くなっても大丈夫だろうとか、そういう安直な起用は、あまりにも配慮に欠けるのではないだろうか。
2イニング目に2点を失って同点に追い付かれてしまうが、森のタイムリーは鈴木誠が目測を誤っての落球に近いプレーで、脇谷のタイムリーの直前には、會澤がパスボールでランナーを進めてしまっている。
失点内容や起用法も含め、実質自責点0の大瀬良を責めるのはお門違いというもの。

同点に追い付かれての9回表には、昨日はあまり意味の成さない代走だった赤松を、今度は走らせて盗塁死。
動けば失敗というのは結果論かもしれないが、昨日もこういう姿勢を見せてくれていればという思いはある。

そして、連投となる中田を投入することになってしまった。
同点の9回裏、1点取られればサヨナラという場面で、いきなり2者連続ヒットというピンチを無失点で切り抜けられたのは、昨年修羅場をくぐり抜けてきたことで、少なくとも物怖じしないという武器が備わっていたことが大きい。

また、昨日失敗していた、代走赤松に代わっての石原の起用も、今日は中田の登板に合わせての交代となっており、ここはベンチも修正してきた。

はっきり言えるのは、中田の踏ん張りが、10回表の4点を呼び込んだということ。
そして、新井の何としても1点を取るんだという、気持ちで持って行ったセンター前タイムリーが、田中のこの日2本目の3点タイムリーツーベースに繋がったということ。

勝つには勝ったが、もっとスムーズに試合が運べたのではないかという思いが強い。
今日は失点してしまったが、大瀬良は次の試合では、1イニングを完全に抑えてくれるはず。

今日の中田の復帰後初勝利は、当然ともいえる投球内容だったし、昨シーズンはチーム一の勝ち運を持っていた投手がブルペンにいるというだけでも相当心強い。
それだけに大事に起用していってもらいたい。





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