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【カープ情報】2017年フェニックスリーグ打撃成績・投手成績および総括

2017年のフェニックスリーグの全日程が終了し、11試合で6勝3敗2分という結果となった。

昨年に引き続き、雨天などでの中止が7試合もあり、かなり試合数が少なくなってしまっている。
また、今季はファーム選手権で優勝を果たし、一軍もリーグ二連覇を達成している。
ただし、クライマックスシリーズで敗退し、日本シリーズには進出出来なかったため、さらなる戦力の充実のためにも、フェニックスリーグで成長の跡を示し、来季の一軍での試合出場を目指してもらいたい。

さて、打撃陣で目立ったのは、美間と坂倉の両名。
昨年度はバティスタとメヒアが好成績を残し、支配下登録に繋げているだけに、当然両名については来季の一軍での試合出場を視野に入れてくるはず。
その他でも、フェニックスリーグで好成績を残し、翌年の一軍での出場機会を増やしたのは、近年では2012年のフェニックスリーグに出場した松山が翌年のシーズンで初の100試合出場、2桁本塁打を達成。
同じく2012年の菊池が、翌年の一軍でレギュラー奪取。
2014年の鈴木誠也は翌年のシーズンで97試合に出場し、レギュラーへの足掛かりとした。

どの選手にも共通しているのが、50打席前後の打席を与えられ、成績も伴ったという点。

昨年は7試合が中止となり、今年も7試合が中止。
昨年のバティスタ、メヒアの45打席前後の打席数を基準とすると、坂倉はやや打席数が足りない。
となると、美間が44打席となっており、来季に向けての期待を背負う筆頭が美間と思っておきたい。

投手陣については、CS調整組の大瀬良、岡田、中村祐を除いて考えると、今季一軍デビューを果たした高橋樹と藤井が内容を伴った数字を残した。
この両名については、現時点でコントロール面に不安が少なく、来春のキャンプに呼ばれるように、良いオフを過ごしてもらいたい。

また、シーズン終盤にようやくファームでの登板が増えてきたアドゥワが、高卒1年目として考えると、十分な成長を感じさせる投球をしてくれている。
まずは来季のファームでの先発ローテ入りを目指してもらいたい。

【試合日程】
月日曜日球場開始時間対戦相手試合結果通算成績
10月9日天福12:30DeNA勝 6-11勝0敗
10月10日SOKKEN12:30ヤクルト勝 8-12勝0敗
10月11日天福12:30楽天勝 5-43勝0敗
10月12日天福12:30巨人負 0-43勝1敗
10月13日     
10月14日天福12:30千葉ロッテ分 3-33勝1敗1分
10月15日天福12:30日本ハム勝 8-14勝1敗1分
10月16日天福12:30斗山ベアーズ勝 6-15勝1敗1分
10月17日天福12:30千葉ロッテ中止 
10月18日     
10月19日天福12:30ハンファ勝 4-36勝1敗1分
10月20日天福12:30日本ハム中止 
10月21日天福12:30西武中止 
10月22日天福13:00DeNA中止 
10月23日     
10月24日天福12:30楽天負 3-96勝2敗1分
10月25日天福12:30日本ハム分 6-66勝2敗2分
10月26日天福12:30巨人負 1-36勝3敗2分
10月27日     
10月28日南郷12:30西武中止 
10月29日アイビー12:30ヤクルト中止 
10月30日天福11:00サムスン中止6勝3敗2分




【打撃成績】
名前打数安打打点三振四死盗塁打率出塁率本塁打
美間4120114300.488 0.523 1
坂倉341496220.412 0.444 1
桒原441341430.295 0.354 2
堂林411169510.268 0.348 1
高橋大401035520.250 0.333 1
船越25655200.240 0.296  
木村26604200.231 0.286  
青木28507100.179 0.207  
土生27316300.111 0.200  
規定打席未満(当サイト独自基準25打席)
下水流19665110.316 0.350 2
庄司10320200.300 0.417  
中村祐2100000.500 0.500  
安部2101000.500 0.500  
メヒア3101000.333 0.333  
岩本11102100.091 0.167  
上本8010110.000 0.111  
大瀬良2001000.000 0.000  
岡田0000000.000 0.000  
チーム計363101485732100.278 0.337 8


【投手成績】
名前投球回打者球数安打三振四死自責防御率WHIP奪三振率与四球率
岡田6    206635000.00 0.50 7.50 0.00
戸田4    145502200.00 0.50 4.50 4.50
藤井2    62304000.00 0.00 18.00 0.00
大瀬良6    259555200.00 1.17 7.50 3.00
高橋樹20    762951619420.90 1.00 8.55 1.80
アドゥワ8    3111335211.13 0.63 5.63 2.25
塹江12    45165813532.25 1.08 9.75 3.75
3    146243213.00 2.00 9.00 6.00
中村祐12    4718296243.00 0.92 4.50 1.50
飯田4    166743024.50 1.00 6.75 0.00
加藤10    492281612787.20 2.30 10.80 6.30
長井4 2/32510483447.71 2.57 5.79 7.71
横山3 1/31762512410.80 2.10 2.70 5.40
ブレイシア1    732410218.00 4.00 9.00 0.00
チーム計96    3921549858232312.91 1.22 7.69 3.00


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【カープ情報】2017.10.24 広島対DeNA CSファイナルステージ第5戦 4連敗でCS敗退、カープの2017年が終わる

2017年10月24日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第5戦の試合結果

DeNA 012 120 120|9
広 島 200 001 000|3

勝 三嶋 1勝0敗
負 野村 0勝2敗
S -

【本塁打】宮崎2号、桑原1号、筒香2号、3号、梶谷1号

カープは中4日で、予想通り野村が先発。
薮田は中4日の影響があったと思うが、野村はプロとしての経験を多く積んでいる。
先制されるのを避けたい試合の立ち上がりとしては、ストライク先行でコントロールミスもなく、三者凡退で抑えて見せた。

すると初回のカープの攻撃では、打線の繋がりを生んで2点を先制。
あとは、昨日の継投ミスを反省しつつ投手リレーをしていく展開。

2回表の野村は、先頭の宮崎にほとんど曲がらないツーシームを捉えられてレフトスタンドに反撃のソロホームランを打たれてしまう。

野村の調子云々ではなく、1点取られたことで、昨日よりも早いが、3回から継投策に移らないといけなくなった。

2回裏には、DeNA先発の石田から三嶋にスイッチするがこれは想定内。
闇雲に先発投手を早くマウンドから下ろすのではなく、ちゃんと8番打者から始まる打順で交代させているのは、DeNAベンチも登板する投手のことをよく考慮しているなという印象。
逆に、ここで三嶋を叩けば試合の流れを引き寄せることが出来るところで、野村には代打を出すことなく三者凡退に倒れるが、すでに3回表の先頭打者三嶋のバッティングに気を取られる自分がいる。

すると、3回表のマウンドに上がった野村が、三嶋にカーブを強振され、レフト前ヒットを許す。
すでに交代時期が1人遅れているが、昨日の反省を活かすのであれば、ここで中田に交代する場面。
もちろん交代したからと言って、いい結果に繋がるかどうかは分からないが、そのまま続投して桑原にレフトポール直撃の逆転ツーランを浴びてしまった。

昨年のCS、日本シリーズ、そして今年のCSまで、短期決戦では逆転勝利は一度もないという、再三繰り返されて食傷気味なデータが頭を過る。

3回裏には三振ゲッツーでチャンスをつぶし、4回表からは大瀬良が登板。
三嶋のケースとは違い、後手を踏んでの継投策で、登板するタイミングも考慮できない。
三嶋が8番からの打順で登板したのに対し、大瀬良は4番の打順からの登板。
2回裏の野村の打順で代打を出して、3回表の先頭打者三嶋のタイミングで、大瀬良がCS初登板を迎えていたら、もう少し流れに乗って行けたかも知れないが、これはさすがに根拠のない話。

そして大瀬良は筒香、宮崎をストレート中心の投球で打ち取ったものの、柴田にカットボールを逆方向に打ち返されレフト前ヒットを打たれたのをきっかけに、三連打で1点を失う。

1点取られても大瀬良は2イニング目に突入し、筒香にツーランを浴びて点差が4点に広がる。

6回裏に新井の本塁打で1点を返すが、すぐさま7回表に筒香が2本目の本塁打で差を広げる。

DeNAの投手リレーは、石田、三嶋、濱口、三上で6イニングまで。
昨日温存のパットン、そして山崎康の2人で3イニングを抑えるというプランも見えている。
しかし、7回表の筒香の本塁打で再び4点差になり、十分余裕のある投手起用、エスコバーが7回裏のマウンドへ。

先頭の田中は1球でセンターフライに打ち取られるが、菊池は四球を選ぶ。
ただ、丸も1球でライトフライに打ち取られ2アウト1塁。
田中も丸も、ボールの捉え方は悪くないが、力負けしている。
そして新井は、エスコバーの荒れ気味のストレートに合わせることが出来ず、空振り三振で無得点。

8回は何のプレッシャーも与えられないままパットンに三者凡退に抑えられ、

中崎に、今季の最後のイニングを任せることになったが、カープベンチは興味を失っている感じが強かった。
結果はこうなってしまったが、2017年の締めくくりのマウンドに上がる投手を、もう少し鼓舞してあげて欲しかった。
悔しさをかみ殺している、という様子でもなく、呆然と見つめているだけに見えるのは、心情的には理解は出来るが、ピンチを迎えても集中力を切らさずに投げきった中崎は、他の誰が言わなくても私は賞賛したい。

そして9回裏は山崎康に抑えられ、カープの2017年のシーズンは、日本シリーズに進出することなく終わりを迎えた。
松山の意気消沈した姿が映し出されていたが、鈴木に代わって4番を打ち続けた打者として、このCS敗退の責任を感じていたことだろうが、1人だけの責任ではないし、誰も責めたりはしない。

昨年も、RCCのスコア速報に日本シリーズでの敗戦の結果がオープン戦まで残り続け、今年も2018年のオープン戦までファイナルステージでの敗戦の結果が残り続ける。
この悔しさを忘れてたまるか、という意味で来年へのモチベーションにさせてもらおう。

最後に、リーグ優勝おめでとう、精一杯の負け犬の遠吠えだ。
これくらいは許してもらいたい。



【カープ情報】2017.10.23 広島対DeNA CSファイナルステージ第4戦 継投ミス、代打策不発で崖っぷちの三連敗

2017年10月23日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第4戦の試合結果

DeNA 000 130 000|4
広 島 300 000 000|3

勝 ウィーランド 1勝0敗
負 薮田 1勝1敗
S 山崎康 0勝0敗2S

【本塁打】丸1号、筒香1号

ここまで3試合で1勝2敗となっているが、相手の作戦がどうこうという以前に、2試合目は守備のミス、3試合目は送りバントの失敗が出ていた。
少なくともミスをなくし、守備から攻撃のリズムを作っていくことが必要というところで、初戦のスタメンを再現してきた。

あとは薮田の中4日の影響がどうか、というところで、先頭の桑原にいきなりスリーボール。
ただ、そこからはストレートで立て直してライトフライに打ち取る。
2番の柴田に対してもスリーボールとなり、同じくストレートで立て直しにかかるが、今度は四球となってしまう。

ここまでは、カットボール、カーブが大きく外れており、当然ロペスはストライクを取りに来る変化球狙い。
やはりアウトコース高めに浮いたカットボールを逆方向に打ち返され、ライトフェンスぎりぎりまで飛ばされるライトフライで、何とか2アウト。
筒香に対しては、ようやくツーシームで2球ストライクを先行させるが、3戦目までのバッティングと違い、フルスイングという感じではなくなっている。
最後はアウトコースのストレートで抑え込み、レフトフライに打ち取って無失点で立ち上がった。

ウィーランドに対するカープ打線は、先頭の田中が1回もバットを振らずに四球を選ぶと、送りバントの構えの菊池にもボール先行。
有利なカウントから、菊池がきっちりと送りバントを決めて、1アウト2塁。
丸は初球のストレートをファールにするが、3戦目まではファーストストライクがバットに当たるケースすら少なかった。
バッティングが修正できていることを予感させるファーストスイングの後、インコース低めへのカーブを捉えて、ライトポール際へ本塁打を叩き込んで2点先制。
松山もボール球には手を出さず、アウトコース高めのストレートを逆方向へ打ち返し、左中間突破の二塁打でさらにチャンスが続く。
バティスタの初球は縦のカーブだったが、これも見逃す。
3戦目までは簡単にストライクを取られていた攻め方だった。

ストレート中心の投球に変わってからは、バティスタが振り遅れるケースが目立ち始め、最後はアウトコースのストレートで見逃し三振。
新井も初球のストレートにタイミングが合わなかったが、2球続けてのストレートにはタイミングを合わせてくるのは流石。
やはり逆方向へ打ち返し、ライト線へのタイムリー二塁打で追加点。

西川の初球もカーブがワンバウンドし、2球目のストレートを捉えてライト前ヒットで、2アウト1、3塁。
會澤にはインコースのストレート、それも140キロ後半を連発してくるが、何とかファールで粘る。
最後はフォークで空振り三振となったが、この打席を見るだけでも、カープ打線全体が集中しているのが伝わってくる。

2回の薮田は、先頭の宮崎にストレートをカットされるが、宮崎のバットコントロールをもってしても、カットするのが精一杯。
粘られたことよりも、それだけコース、球威ともに間違いないストレートが投げられているということが、逆に今日の勝負球だと自信を持つことが出来る。
梶谷には四球を与えてしまうが、嶺井はツーシームでショートゴロ併殺打、守備も堅く、まさに守備からリズムを作ることが出来る流れと言える。

しかし、この良い流れを自ら手放してしまうのだから、今日の試合に関しては、ファイナルステージ3試合連続のミス、采配ミスでの敗戦と呼んで然るべき。

4回表に、筒香に反撃の本塁打を許し2点差に迫られる。
ここでは続く、宮崎、梶谷、嶺井を三者連続三振に打ち取り、1失点に留めたが、球数は80球ほど。

コントロールの乱れからして、決して本調子ではない状態、しかも中4日でいつでも交代できるように準備はしていたとは思う。
失点後に踏ん張ったところで、5回表から交代する場面。
もちろん、これでは結果論と言われるだろうが、少なくとも先頭のウィーランドに四球を与えたところが交代のタイミングだった。

短期決戦で先発投手が5回を投げきらないといけない理由はない。

その後の継投、6回今村、7回一岡、8回ジャクソン、9回中崎は、試合前から試合展開にかかわらず決めつけてしまっていたのだろう。
だからこその薮田が5回を投げきってくれればという願望が、交代時期を間違えた。
5回今村でピンチを凌げればこそ、ジャクソン辺りの回跨ぎ、あるいはジャクソンと中崎の2人で3イニングでも行けた。
それでも同点で延長になれば、大瀬良が待機していた。
策を頭の中で描いているだけで、実行に移さないのは、失敗したときのリスクを考えて躊躇してしまうのだろう。

ウィーランド四球のあと、同点打を浴びて、ようやく薮田から九里に交代。
その九里もロペスに勝ち越し打を打たれ、どうあっても防がないといけない、リードを奪われる展開になってしまう。
DeNAが先発投手をリリーフ起用してくるのは当然過ぎる策であり、リードを許して終盤を迎えると、2日間中止になり休養十分のリリーフ陣と相まってまず1点を取ることすら難しい。

対照的だったのが、6回裏の攻撃でのこと。
ウィーランドが100球を超えるかどうか、というイニングで、先頭バティスタが四球、新井がレフト前ヒットを放ち、ノーアウト1、2塁となったところで、砂田に交代。
西川も四球でノーアウト満塁となり、三上に交代。
ここでDeNAは前進守備を敷かず、内野ゴロでの1点は仕方がないというシフトを採用した。

はっきり言って、カープにとって引き分けは勝ちに等しい。
その同点のリスクを採っているにもかかわらず、普通の代打策しか出来なかった。
代打岩本は、2-1から2球連続ボールを振って空振り三振。
もうガチガチでストライクゾーンのボールを待つ余裕すらなかった。

3塁ランナーが代走の野間で、内野は中間守備となれば、いくら本塁がフォースプレーになるとは言え、セーフティスクイズで1点もらえる可能性が高いという考えはなかったか。
もちろん初球でセーフティスクイズの構えをしてしまえば相手も考えるだろうが、普通に強攻するだけでは、特に難しく考えることもない。
少なくとも、2戦目の西川のように転がしさえすれば1点入る、というバッティングができる打者、具体的には庄司を早々に登録抹消してしまったのも失敗だったし、岩本三振の後、内野ゴロの併殺崩れも期待できるスイッチヒッターの上本も一度も出番がないまま。

第3戦で敗戦した際に、2試合の雨天中止が見込まれ、23日からは中4日で薮田、野村、ジョンソンを継ぎ込めると記事にした。
最大の理由も同時に記したが、「0点に抑える、少なくとも先制点を与えないピッチングを期待できる」というものだった。
先制点を与えないピッチングが出来た。
ただ、0点に抑えるというのは出来なかった。
ということは、そこが交代のタイミングだということ。

間違っても同点になるまで動かないというのはありえないし、ましてや同点に追い付かれた後に、塁上に残ったランナーを返さない場面を何度も見てきた中田ではなく、ロングリリーフ要員の九里を投入するのも考え難い。

理屈で言えば、明日先発予想の野村も長いイニングを投げる前提で考えてはいけない。
リードしていれば、早ければ5回から今村、一岡、ジャクソン、中崎を投入して逃げ切ることが一つの方法。
中田は1イニング、というよりは誰かの残したピンチを切り抜ける役割を任せたい。

今日の試合で、そういった継投をして勝つことが出来ていれば、明日はそこに大瀬良を挟む、要するに今日の試合でDeNAが起用した今永の役割を大瀬良が担うという余裕も出ていたはず。
失敗すれば批判を受けるというリスクを十分に受け止める覚悟で、今永を2イニング投げさせている。
先にやられては、勢いに乗ることは出来ない。

打線については尻すぼみ。
初回に4安打を集めて3点を奪ったものの、2回から9回の間は新井の1安打のみ。
4試合での代打成功率は11打数0安打で、打率.000。
8番、9番は代打を含めてノーヒットのまま。

それでも、2試合連続1点差勝負での敗戦で、今日の試合では初めて初回に先制攻撃が出来た。
短期決戦で代打策、継投策などは考えても上手くいかないのが分かった以上、策がいらないほど序盤で打ってくれることを期待したい。
リードを許して中盤を迎えれば、プレッシャーとの戦いも待っている。

個人的な意見にはなるが、敗戦してもサバサバしている選手の様子を見る限り、明日になって急に試合内容が変わるとは思えない。
おそらく、自分たちの野球をやるだけ、という類のコメントが出てくるだろうから、同じ様に試合が始まり、同じ様に試合が進み、同じ様に試合が終わるのだろう。
淡々とプロのプレーに徹した結果が今季の88勝だったと思うが、代打小窪、天谷、メヒアというのはシーズンとは違う野球ではないかと思う。
今、それを言っても始まらないが。



【カープ情報】2017.10.20 広島対DeNA CSファイナルステージ第3戦 拙攻、併殺で得点機を作れず完封負け

2017年10月20日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第3戦の試合結果

DeNA 010 000 000|1
広 島 000 000 000|0

勝 井納 1勝0敗
負 ジョンソン 0勝1敗
S 山崎康 0勝0敗1S

【本塁打】なし

ジョンソンと石原のバッテリーを復活させて臨む第3戦、初回のジョンソンは足元を気にする仕草が多く見られた。
桑原は打ち取ったものの、梶谷には粘られた末にレフト前ヒット。
しかし、ロペスはアウトコース低めのチェンジアップでショートゴロ併殺打。
まずは順調なスタートを切ることが出来た。

そして、2戦ノーヒットの松山を5番に下げ、4番にはバティスタを起用するなど、打順を入れ替えてきた。
初回は、井納に対し、田中も菊池も積極的にファーストストライクを狙っていくものの、変化球で交わされて捉えきれない。
狙いが嵌らないなという感じで、丸もストライクゾーンのボールに手が出ない様子だったが、フルカウントから四球を選んで、4番バティスタ。
ここでも初球は変化球から入り、簡単に追い込まれてしまい、フォークで空振り三振となって無得点。

すると2回表、簡単に2アウトを取ってから、嶺井、柴田の連打でピンチを迎えると、井納に対し失投ともいえるど真ん中へのカットボールが行ってしまう。
菊池の頭上を僅かに越えていくタイムリーヒットで、先制を許してしまった。

今日のカープ打線は、1戦目、2戦目よりは振れるようになっている。
松山、丸にもクリーンヒットが出たが、ジョンソンが先発するということは、チャンスを作っても、石原、ジョンソンでアウトカウントを稼がれることを覚悟しないといけない。

どうしても今日は石原の打撃が焦点になってしまう。
1打席目は、1アウト1、2塁で、フォークにバットを合わせにいって、サードゴロ併殺打。
2打席目は、ノーアウト1塁で送りバントを狙うが、スリーバント失敗。
3打席目は、ノーアウト1塁で送りバントがキャッチャー前に転がって、2-6-3の併殺打。
シーズン中盤から、結局シーズンが終わるまで、石原の送りバントの失敗が目立っていた。

特に2打席目は、次のジョンソンに代打を送ることが決まっているのであれば、いざとなればバスターも出来る、ピンチバンターの起用、具体的には庄司あたりの起用も必要ではなかったか。
もちろん、3打席目の送りバントの場面で、球場がざわついたのは、雰囲気を感じ取った反応の表れだろう。

石原がリードしていたからこそ、7回1失点で抑えてこられたという面はもちろんある。
特に4回から7回までは、三者凡退を続けており、DeNA打線の勢いを止めることには成功していた。

8回裏のノーアウトのランナーも、またもや併殺で失ってしまい、1点を取ることに非常に苦労している。
逆に言えば、1イニングに4投手を継ぎ込んでまで無失点に抑えたDeNAベンチの読みは正しかった。

最終回の攻撃も、長打の期待できる3人が揃って打ち取られて完封負け。

今日の試合までは、それでもまだ正攻法で戦っていたように思う。
アドバンテージを含め、2勝2敗のタイとなり、明日、明後日は試合が行われるかどうか分からない状況。
2日間試合がない場合、23日の試合に、初戦雨中の先発で5回64球の薮田を、中4日で投入する可能性もあるのではないかと思う。
点が取れないのであれば、0点に抑える、少なくとも先制点を与えないピッチングを期待できる投手を、もう1度投入できるチャンスを活かすかどうか、という判断も気にはなってくる。

もちろんDeNAとしても、残り3試合で、先発投手をリリーフで起用するくらいの策は考えてくるだろう。
23日以降は、ウィーランド、今永、石田、濱口が先発可能で、先発が早めに崩れれば、井納をリリーフとして投入してくる可能性もある。
今日の試合結果を活かすためにも僅差、接戦をものにするゲームプランになるのではないだろうか。

スライドの場合も含め、大瀬良、中村祐に4戦目、5戦目を任せ、6戦目に薮田というのが、ペナントレースでのカープの戦い方に近いと思うが、今季は終盤になっても中5日未満の先発はさせなかった。

中4日で、23日から薮田、野村、ジョンソンでCS突破を狙うのも、選択肢の一つとしてあってもいいのではないだろうか。
もちろん、大瀬良、中村祐の投球に期待しているが、プロ入り後そして来日後一度もリリーフ登板のない野村、ジョンソンをぶっつけでリリーフ登板させる訳にはいかず、リリーフ経験のある両投手の適性として考えて、という意味。



【カープ情報】2017.10.19 広島対DeNA CSファイナルステージ第2戦 先制、中押し、ダメ押し点を奪われる敗戦の見本のような試合

2017年10月19日に行われた、広島対DeNAのクライマックスシリーズファイナルステージ第2戦の試合結果

DeNA 002 021 001|6
広 島 000 101 000|2

勝 濱口 1勝0敗
負 野村 0勝1敗
S -

【本塁打】宮崎1号

カープ先発の野村は、シーズンと同じく厳しいコースで勝負していく立ち上がり。
桑原には、追い込んでからの決め球がシュート回転で真ん中に入ったところを逆方向へ弾き返されライト前ヒット。
先頭打者の出塁を許したことで、DeNA打線に勢いが出なければいいなというところで、梶谷の打席でエンドランを仕掛けられる。
チェンジアップに対し、当てただけの投ゴロにはなったが、スタートを切っていたことで進塁打となる。
するとロペスも止めたバットにボールが当たる投ゴロとなり、再び進塁打で2アウト3塁。

当然、筒香の長打を警戒しながらの投球となるが、インコースにボールを集めた上での四球ということで、昨日からインコース攻めは続いている。
逆に、宮崎には内外使い分けて、最後は低めのチェンジアップでサードゴロ。
定石通りの投球で無失点で切り抜けた。

対するDeNA先発の濱口は、荒れ球ではあるが、ストレートの球威は十分。
田中の粘った末のセンター返しのヒットと、菊池の送りバント、ワイルドピッチで1アウト3塁のチャンスを迎えたが、丸は擦った当たりのセカンドゴロ。
三本間で挟まれた田中が粘って、丸が三塁まで進むという粘りのプレーはあったが、まだ全体的に打線は目覚めていない。

すると3回表、1アウトから桑原のレフトへのライナー性の打球に、松山が追い付けずにグラブを弾くヒットを打たれたのをきっかけに、1アウト満塁のピンチ。
筒香は、1打席目のインコース攻めの効果が発揮され、インコースを意識させつつ、アウトコースへのシュートで空振り三振を奪う。
ただ、2アウトまで漕ぎ着けながら、追い込みながら、詰まらせながら、宮崎にインコースのシュートをレフト前に運ばれ、2点タイムリーで先制を許してしまう。

もっとも、切り替えて、大量失点に繋がらなければ、まだ問題ないイニング。
続く柴田は打ち取って、2点で留めた。

カープの反撃は4回裏。
2戦目にして初ヒットの丸が先頭打者として出塁すると、松山凡退を挟んでバティスタがレフト前ヒットで繋ぐ。
松山も、当たりは悪くないにしても、本来の鋭い打球はまだ見られない。
新井は濱口の今日一番と言ってもいいくらいのアウトコース低めのストレートで見逃し三振に倒れるが、西川がアウトコースのストレートをレフト前へ弾き返し、1点を返した。

試合の流れが変わったのは、5回表のDeNAの攻撃において。
2アウト1塁で宮崎にエンタイトルツーベースを打たれ、1塁ランナーの生還が叶わなかったのもつかの間。
2アウト2、3塁で柴田を敬遠して、高城との勝負を選択したつもりが、DeNAは代打乙坂を起用。
乙坂はシーズン終盤から代打で存在感を増し、CSのファーストステージでも代打本塁打を放って、現状代打の切り札的存在になっている。
この試合に敗れると追い込まれるDeNAが勝負手を惜しみなく注ぎ込んできたということは、ここを抑えれば流れが来る。
しかし、その初球は逆球でアウトコース高めへ行ってしまった。
センター前への2点タイムリーヒットを浴び、苦しい試合展開を余儀なくされる。

5回裏のカープの攻撃においても、野村に代打天谷を起用したが出塁できず。
その後、1アウト2塁のチャンスで、菊池、丸の当たりはあと一伸びを欠いて無得点に終わる。

早めに投手交代して試合を立て直しに掛かるカープとしては、九里が2イニングを無失点、それもパーフェクトリリーフするくらいのリズムがあって、初めて試合の流れを止めることができるくらい。
しかし、2アウトまでは連続三振を奪って良い形で進められたが、2アウトから梶谷に四球を与え、ロペスには粘られた末にライト前ヒット。
ライト線方向に飛んだ右打者の打球は、バティスタからは遠ざかる方向に変化し、余裕を持って打球に追いつけなかったバティスタは打球を弾く。
その間に梶谷が1塁から生還し、無失点どころか、長い時間守った上に失点してしまうという悪い流れとなってしまった。

1点奪われた直後の6回裏、西川の内野ゴロの間に何とか1点を奪ったものの、九里には打順が回らなかったにもかかわらず、九里は1イニングで交代。
シーズン終盤に不調に陥った今村が7回表のマウンドに上がる。
その今村の投球は、ストレートの球速はそこそこ、という感じだが、スライダー、フォークともに各打者が手を出して、ボールの上を叩いている。
まずまず、調子が戻ってきていると受け取っていいのだろう。

打順の巡りはあるにせよ、1イニング遅れで無失点で抑え、8回は中田が連続し四球の後を無失点で凌いだ。
9回はブレイシアが登板し、ロペス、筒香を力でねじ伏せる、2者連続空振り三振後に宮崎に一発を浴びた。

反撃も叶わず、一度も追い付くことなく試合を終えたこともあるが、勝ちパターンの一岡、ジャクソン、中崎を継ぎ込むことはなく、満遍なくリリーフ投手を投げさせていた。
投手起用が偏らなかったとことで、次戦以降に起用する調子の見極めも出来たことだろう。

打線については、やや詰まり気味の打球が野手の頭上を越えることなく、内野のハーフライナーに抑えられる場面も多く見られた。
僅かな押し込みで打球の勢いは変わる。
極端に言えば、一晩で変わる。

今日の試合のポイントは、代打乙坂の初球タイムリーであって、シリーズの流れも変えてしまう様な敗戦ではない。
ただ、先制点を与えない試合展開が望ましいのは間違いないと思う。



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