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【カープ情報】2017.04.27 広島対DeNA 公式戦4回戦 加藤乱調でDeNA打線に捉まり、プロ入り最短KOで3敗目

2017年4月27日に行われた、広島対DeNAの公式戦4回戦の試合結果

広 島 010 002 000|3
DeNA 200 230 02×|9

勝 ウィーランド 1勝3敗
負 加藤 1勝3敗
S -

【本塁打】梶谷5号、丸3号

眼鏡着用で試合に臨む加藤のストレートが、筒香、ロペスを球威で押し込めるか、非常に興味深い対戦。
また、DeNA先発のウィーランドにも同じようなことが言え、ここまで3試合に先発し、好投しながら勝ちがない、というのは初対戦のタイミング的としては嫌な雰囲気も感じる。

そのウィーランドの立ち上がりは、変化球のキレ、特にチェンジアップの落差には手を焼きそうではあったが、ストレートの球速、球威はそこまで感じない。
序盤で攻略できなくとも、じっくりと攻めていく形が取れれば、というところだろう。

2アウトから丸がストレートをライト前ヒット、鈴木がカーブを貯めて打ち返してレフト前ヒットで得点圏にランナーを進める。
松山が高めのストレートを捉えきれずにセカンドゴロに終わり、無得点となったが、攻撃の形は作れた。

そして加藤の初回のピッチングは、ストレートは低めに決まるし、フォークも比較的低め。
これは良い立ち上がりになるかと思いきや、すぐにコントロールがばらつき始める。
1アウト後、2番の石川に四球を与えてしまうと、梶谷には初球のインローのストレートを捉えられ、ライトスタンドへのツーランを浴びてしまう。

しかし、カープの2回表にすぐさま1点を返す。
安部がライト前ヒット、石原が右中間への二塁打を放つと、一気に本塁を狙った安部は、タイミング的にはアウトだったが、回り込むスライディングで、捕手のミットをかわして、左手で本塁に触れた。
点を取られた直後に、1点でも返しておくというのは、試合の流れを簡単に相手に渡さないという意味では、まだこれからという意思表示にもなる。

ただ、今日の加藤のストレートは、球速ほどの威力を感じない。
ボールになるにしても、高めに力強いストレートが行く感じがなく、いつもほどの角度がない。
フォークは、持ち味でもあるシュート気味に落ちたり、スライド気味に落ちたりというのもなく、真っ直ぐ落ちる。
加藤の、高目から落ちるフォークの軌道では、左右に散らないと打ち頃になってしまう。

それでも2回3回は、ストライクが入っていたことで打ち取れており、4回も先頭の筒香からアウトコースのストレートで空振り三振を奪った。
ストレートの球威も、回を追うごとに出てきたかなというのも束の間、2アウトからコントロールが定まらなくなる。
2四球と1ヒットで満塁となり、投手のウィーランドにもフルカウント。
最後は真ん中へのフォークを捉えられ、センター前2点タイムリーヒットで、嫌な形での失点をしてしまう。

そのウィーランドのタイムリーのあとにも四球を出したところで加藤はKO。
飯田がマウンドに上がり、残ったピンチは退けた。

しかし、点差が広がっていることで、飯田に出来るだけ長いイニングを投げ、試合を立て直してもらいたいという願いもむなしく、2イニング目に5本のヒットを集められ、3失点と逆に点差が広がってしまう。

1対7という点差で6回表の攻撃を迎え、先頭の丸がアウトコース高目のストレートを左中間スタンドへ本塁打を放つ。
初回に感じていた、じっくりと攻撃していくことが、ウィーランド攻略に繋がるということを、ようやく思い出してきた。
球数も100球近くなり、ボールが高めに浮き始める。
鈴木、松山、エルドレッド、安部がシングルヒットで繋いで、1点を返して、なおノーアウト満塁。

ここでウィーランドから須田に交代し、カープも石原に代打西川を送る。
内野ゴロでも1点入る、という守備体系ではあったが、須田のフォークで空振り三振。
そして代打新井が、フルカウントからのアウトコース低めのスライダーを引っ掛けて、サードゴロ併殺打に倒れ、ノーアウト満塁となってからは得点できなかった。

ここが勝負どころと読んで、代打攻勢を仕掛け、得点できなかったところで打つ手がなくなった。

7回表は、山崎康相手に、田中、菊池、丸が三者連続三振を喫してしまい、DeNAの逃げ切り体制が整ってしまった。
8回は三上に対し、エルドレッドのライトへのライナー性の当たりを梶谷が好捕し、いよいよ後がなくなった。
そして8回裏に、筒香に2点タイムリー二塁打を打たれて、止めを刺された。

この試合での収穫は、ブレイシアが2失点はしてしまったが、3イニングを投げきったことになるだろう。

加藤については、投球内容は初先発時から変わってはいない。
しかし、捉えられるケースが増えてきているということは、対策が進んできたということになる。
いまさら投球スタイルが変わるわけでもなく、もう一度チャンスを与えられたとしても、内容は大きく変わらないだろう。
一軍での登板経験を活かしてじっくり鍛えなおすか、6回3失点を期待してローテに残すかは首脳陣の判断を待つしかない。



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【カープ情報】2017.04.27 広島対巨人 公式戦6回戦 大瀬良今季初勝利 ジャクソン、今村の完封リレーで締めくくる

2017年4月27日に行われた、広島対巨人の公式戦6回戦の試合結果

巨人 000 000 000|0
広島 000 010 00×|1

勝 大瀬良 1勝0敗
負 宮國 0勝2敗
S 今村 0勝1敗4S

【本塁打】なし

カープ先発の大瀬良は、ここまで結果オーライの試合や、大事なところで失点してしまう試合はあるにしても、それでも試合を壊さない投球は出来ている。
初戦の野村が坂本と阿部のタイミングをずらし、2戦目の福井もその流れを引き継いだ。
チームとしての流れは出来つつあり、クリーンアップの打撃を恐れず攻めてもらいたい。

また、エルドレッドがスタメン復帰となっているが、これは昨日代打で登場し、ボール球には手を出さず、コンパクトにセンター前ヒットを打ったことに対するご褒美のようなもの。
それだけに、どうしてスタメン復帰になったのか理解していれば、今日の試合でもコンパクトなスイングが期待できる。

大瀬良の立ち上がりは、ボールが先行する場面が多かったが、前回ほどではなかった。
インコースへは、コントロールミスなく投げ込めていることで、詰まらせての打球が多くなっている。
ただ、坂本に対しては、やはり簡単に打ち取ることは難しく、追い込んでからでもバットの芯に当ててくる。
2アウトからレフト前ヒットを打たれてしまい、阿部には一二塁間を抜けようかという高く弾んだ打球を打たれるが、菊池がファーストのすぐ後ろに回りこんで抑えてアウトにし、大瀬良をリズムに乗せた。

また、巨人先発の宮國は、かつてはストレートとフォークのイメージが強いが、この試合ではツーシームとスライダーの制球も抜群だった。
低め2球でストライクを取って、決め球も低め。
各打者が逆方向へ打とうにも、ヒットコースに飛ばせるような甘いコースにはほとんど来なかった。
何度同じ打球を見たか、というほど内野ゴロの山を築き、1回から3回の9個のアウトのうち、8個が内野ゴロだった。

大瀬良は4回、5回と得点圏にランナーを背負うが、今日は逆球が少なく、狙ったインコースでしっかりと詰まらせることが出来た。
思ったコースに投げられれば、粘りの投球も出来るというもの。

宮國の低目への制球が決まり続けていたが、5回裏のカープの攻撃でワンチャンスをものにした。
松山が、甘く入ったインコースのストレートをライト前に運ぶと、エルドレッドもインコースを腕をたたんでコンパクトにスイングしてのレフト前ヒット。
このイニングの宮國のボールは、それまでと比べてやや高くなっていた。

ノーアウト1、2塁で安部は、送りバントの選択肢もあったが、二塁ランナーが松山ということで三塁封殺の可能性もある。
低目への制球の良さを逆手にとって、最低限バットに当てて一二塁間へのゴロを打ってくれれば、という狙いもあっただろう。
そして、やはり高めに抜けたストレートをコンパクトなスイングで捉えた打球は、センター深めへのフライとなり、二塁ランナーの松山が三塁へタッチアップ。
1アウト1、3塁となり、巨人バッテリーは會澤で併殺を取るべく、低め重視のピッチングを徹底。
しかし、3-1というカウントから、會澤がわずかに甘く入ったスライダーをレフトへ打ち上げ、犠牲フライで1点を先制する。

もし、内野ゴロが多いピッチングを利用して、會澤を歩かせることを嫌がらずに、大瀬良で併殺狙い、というピッチングを選択していたとしたら、甘くは入ってこなかったかもしれない。

そして、大瀬良の最大のピンチは7回表。
先頭の石川に四球を出してしまい、代走に重信が起用される。
逆を突いての牽制はあったが、一塁ランナーを気にしすぎという間はあった。
そして、橋本到のサードゴロを、体で止めようという意識は感じられたが、安部が弾いてオールセーフ。
続く小林には2球送りバントを失敗させていたが、スリーバントでの犠打を決められ、1アウト2、3塁で代打の亀井を迎える。

亀井は、初球の高めのカットボールをレフト方向へ打ち上げたが、犠牲フライとなるにはギリギリの浅いフライ。
松山が捕球して、ワンバウンド送球を見せ、會澤が重信にタッチしてアウトの判定。
ただ、際どいタイミングだったことでリプレー検証が行われる。

會澤は本塁を空けて捕球し、そこからタッチに行っているので、コリジョンルールにより判定が覆る心配はない。
あとは、本当にタッチが早いか、ホームベースに足が触れるのが早いか、というのが焦点。
明らかにどちらが早いというタイミングではなく、そのまま本塁タッチアウトの判定が出て、ダブルプレーで切り抜けた。

1点リードでカープは継投策に移る。
8回はジャクソンがマウンドに上がるが、會澤にアクシデントがあって石原がマスクを被る。
先頭の立岡に四球を与えてしまい、中井に送りバントを決められ、得点圏にランナーを背負ってしまう。
1点しかリードがない、という状況で先頭打者への四球をきっかけにピンチを招き、そこで失点してしまうと試合の流れが相手に行きかねない。
しかし、ジャクソンは粘りきった。
坂本、阿部を迎える、巨人としてはここが勝負どころという打順で、投ゴロ、レフトフライに打ち取って無失点。

ただ、すんなりと行かないのが今年の巨人戦。
8回裏の攻撃で1アウト1、2塁のチャンスを作り、田中がフルカウントからセカンドハーフライナーを放つ。
ランナーが安部と代走の野間ということで、フルカウントからスタートを切っており、戻れずダブルプレーとなり、嫌な雰囲気は感じる8回裏の無得点となった。

そして9回表のマウンドには今村が上がり、先頭のマギーは、逆球のシュート回転のストレートで見逃し三振。
これは助かった。
脇屋はフォークで空振り三振を奪ったが、橋本到にはフォークを決めきれずに四球を与えてしまい、代打村田との最後の勝負。
やや粘られたものの、アウトコースのフォークでショートゴロに打ち取り、完封リレー達成。

大瀬良が今季初勝利を挙げ、今村は自己最多に並ぶ4セーブ目。
安部のエラーを帳消しにする、大瀬良のピッチングと、松山のバックホーム、そして會澤の守備。
1点を争う好ゲームとなった試合だったが、會澤の怪我の具合が心配。





【カープ情報】2017.04.26 広島対巨人 公式戦5回戦 福井初登板初勝利も次回登板に課題を残す

2017年4月26日に行われた、広島対巨人の公式戦5回戦の試合結果

巨人 120 000 201|6
広島 010 203 10×|7

勝 福井 1勝0敗
負 大竹 2勝1敗
S 今村 0勝1敗3S

【本塁打】中井3号

昨日に続き、新井とエルドレッドがスタメンを外れ、8番のところに會澤が入った以外は同じメンバー。
新井の調子が良くないのは、打席での様子でも伝わってきていた。
決して大竹を甘く見ている訳ではないが、菅野と対戦したメンバーがそのまま出場している以上、昨日同様無得点というのはあってはならない。

もっとも、それは試合が作れていることが前提となるが、今季初先発の福井のピッチングは、昨年の悪いときのままの印象。
初回の中井の本塁打はともかく、2回の失点はストレートで押していても、決め球のフォークは高い。
追い込んでから、結局は甘くなって打ち取ることができない。
大竹への四球はフォークを粘られたことに拠るし、立岡のタイムリーもフォークを捉えられた。

2回裏の攻撃では、先頭の松山がややシュート回転してきたインコースのストレートを左中間への二塁打、安部が低めのシュートをセンター前タイムリーヒット。
松山もよく走って1点を返した。
続く西川はフォークをレフトフライ、會澤はシュートを打って4-6-3のゲッツー。
得点こそ1点だったが、4人がセンターから逆方向へ打球を飛ばしており、内容は悪くない。

攻撃の形が出来てきた中で、福井のピッチングそのものは良いとも悪いともいえないが、少なくともストレートの球威はあった。
転機となったのは、フォークを決め球に使うのは諦め、ストレート、スライダー、ツーシームを中心の投球に変えた4回表。
1アウトから小林に三塁線を破る二塁打を打たれたが、今度は大竹をアウトコースのストレートで見逃し三振。
これでストレート中心の投球に、改めて自信が持てたのではないだろうか。
試合の流れに乗れて、余裕も少し出てきたのか、小林を二塁牽制タッチアウトに仕留め、チームとしても乗ってきた。

直後の4回裏の攻撃では、先頭の丸が四球を選ぶと、鈴木はインコースのシュートを、腕をたたんでコンパクトに振り抜き、レフト線を破るタイムリー二塁打で1点差に迫る。
そして松山は低めのチェンジアップを捉えて、ファースト阿部のグラブを弾く、強い打球のライト前タイムリーヒットで同点に追い付く。
阿部のグラブに打球が当たらず、強い打球のままライト前に抜けて行っていれば、本塁生還が際どいタイミングだっただけに、鈴木が生還できていなかったかもしれない。

流れがカープに傾きかけた同点劇だった。

福井も、フォークは低めのボールになってもいい、という使い方に変えたことで、何だかんだと6回3失点と試合を作れた。

冒頭に戻ると、福井が試合を作ることが出来れば、大竹攻略にもじっくりと取り組める。

6回裏の攻撃では、先頭の鈴木がフルカウントから四球を選び、ここで大竹は交代。
左の池田がマウンドに上がるが、カープは代打攻勢を仕掛ける。
2安打の松山の代打、エルドレッドがセンター前ヒットで繋ぐ。
そして安部が送りバントを決め、1アウト2、3塁として、西川の代打新井は敬遠気味の四球で満塁。
巨人バッテリーは、併殺狙いという考えもあったと思うが、會澤は初球のアウトコース高めのチェンジアップを右中間へ打ち返し、2点タイムリーヒットで勝ち越し。
さらに、福井の代打堂林も、會澤と同じ様なアウトコースのチェンジアップをライトへ打ち上げて、犠牲フライで1点追加。

今日の試合ではセンターから逆方向へのバッティングが、良い結果に繋がっている。

3点リードで7回を迎えることになり、ついにセットアッパーの役割を任されて、薮田がマウンドに上がる。
ところが、先頭の小林を簡単に2球で追い込んだものの、上手くアウトコースのスライダーを拾われてレフト前ヒットとされたことでリズムが狂った。
石川、立岡にも連打を浴びてノーアウト満塁。

気合を入れなおして中井に投球していったが、三振を狙いにいったアウトコース低めのフォークをバットに当てられて、併殺崩れの間に1点を返される。

坂本には、ストレートでファールを打たせてカウントを稼ぐものの、決めにいったストレート、フォークは見極められる。
フルカウントからのアウトコースのストレートは、バットを投げ出すようなスイングでライト前タイムリーヒット。
あのボールをヒットゾーンに運べるのは、流石と言うしかない。

ただ、坂本が上手かったのは間違いないが、打ち取れなかったという事実は重い。
1点差に迫られ、1アウト1、2塁で阿部を迎える場面は、薮田が勝ちパターンでの登板を勝ち取っていくための試練となった。
全球変化球で勝負し、フルカウントからカットボールが甘く入ってしまう。
ライト頭上を襲うライナーとなったが、鈴木がジャンプするタイミングを計りながら背走、そして飛び上がって掴み取った。
この当たりで、2塁ランナーのタッチアップが出来なかったのも効いて、マギーをストレートで見逃し三振に打ち取り、1点リードを保った。

この展開であれば、8回ジャクソン、9回今村という継投が可能となる。
もちろん、点差を広げておければ言うことなし、というところ。

7回裏の攻撃では、代わった篠原に対し、先頭の菊池がストレートの四球を選び、2アウト後エルドレッドも四球で繋いだ。
そして、ストレート2球で追い込まれた安部だったが、篠原は決め球に苦労していた。
いい高さから落ちてくるフォークをカットできたことが、最後に選択したスライダーが甘く入ることにつながり、ライト前タイムリーで1点追加。
このライト前ヒットも、かなり前進守備を敷いており、4回の鈴木の生還同様、菊池の脚力が活きた。

その後も、不振だった新井に素直なセンター返しのヒットが出ており、これで上昇のきっかけになってくれれば、という打席だった。

2点差に広がり、8回表に登板のジャクソンはパーフェクトリリーフ。
9回表に登板の今村は、先頭の石川にライト線への三塁打で出塁されると、立岡のセカンドゴロの間に1点を返される。
しかし、村田にはストレートとフォークでカウントを稼ぎ、最後の勝負球は、おそらく村田の頭になかったスライダーで空振り三振。
坂本には三球勝負の、アウトコースのストレートで見逃し三振。

福井のピッチングは、勝利投手にはなったが、今日は先発として最低限の仕事が出来た、という捉え方でいいかなと思う。
フォークの使い方を間違えないように序盤から投球できれば、今日以上のピッチングも期待できるだろうし、次回登板はそこを注目して見てみたい。
薮田は、開幕からフル回転に近い起用をされてきている。
内容はともかく結果的に抑えられる、という試合があってもいい。

ジャクソンは文句なしで、今村も1点は取られても、最小失点で凌ぐための、ランナーを貯めないピッチングは出来ている。

守備力、走力も大きかった試合だった。





【カープ情報】2017.04.25 広島対巨人 公式戦4回戦 菅野に完封負けを喫する

2017年4月25日に行われた、広島対巨人の公式戦4回戦の試合結果

巨人 000 100 000|1
広島 000 000 000|0

勝 菅野 3勝0敗
負 野村 1勝1敗
S -

【本塁打】マギ-3号

カープのスタメンは、新井とエルドレッドを休養させ、安部をファースト、西川をサードで起用してきた。
どうせならば、松山、安部、西川の並びを、安部、西川、松山として、1番から6番まで走力の高い選手を並べても面白いと思うが、まずはこの起用を意気に感じて、奮起してくれることを期待したい。

野村の立ち上がりは、投げ間違いがなく、コースもギリギリを突けている事で、簡単に追い込めている。
危なげなく2人を打ち取った後は、坂本、阿部、マギーに対し、3人で1つのアウトを取ることになった。
これは、本塁打だけは打たれてはいけないという攻め方の中で、慎重になったのもあるが、やはり坂本のバットコントロールの前に、なかなか簡単には打ち取らせてもらえなかった。

そして菅野の立ち上がりは、時折変化球が高めに浮く場面もあり、甘いコースもあるにはあったが、切れは十分に感じる。
先頭の田中は粘りを見せたがセカンドゴロに倒れ、菊池、丸は連続三振。

この後は、野村と菅野の投げあいとなり、点が入ったのはマギーの一発のみ。
2アウトからの打席で、カーブに絞ってホームラン狙いのバッティングが嵌ってしまった。

カープの4回裏の攻撃でも、2アウトから、松山が低めのカットボールをすくい上げて、ライト線への三塁打を放ち、安部は2球で追い込まれながらも、決め球のストレートが高めに浮いたところを、上から叩いた。
しかし、良い当たりだったがライトフライに倒れ、得点が入らない。

菅野は6回を投げ終えて74球。
完投ペースで投げ続けられており、ランナーが出ないことには突破口が開けない。

2度目のチャンスは、8回裏に訪れる。
先頭の西川が、インハイへのワンシームを上から叩いて、センター前ヒットで出塁するが、石原は送りバントを3球ファール。
エルドレッドがアウトコースのスライダーで空振り三振。
ノーアウトのランナーを進めることが出来ずに2アウトまで来たが、田中への決め球のインコースのストレートが、シュート回転で真ん中へ。
これをセンター前に弾き返し、2アウト1、2塁となる。
逆球、コントロールミスのボールがヒットゾーンに飛ぶということは、そろそろキレが落ちてくるタイミング。
菊池が初球を叩いて強い当たりが飛ぶが、サードライナーで得点ならず。

球数も100球を超え、9回裏の攻撃で、誰か一人でも1球の失投を捉えることが出来るかどうか、という攻撃になる。

失投がなければ、捉まえる事は難しい。
先頭の丸は、初球の甘いコースを捉えることが出来ずにファールとなる。
ということは、最後の1イニングで集中力を高めてきたということだろう。
最後は、150キロ超のストレートで空振り三振となる。

鈴木に対しても、150キロ超のストレートと、アウトコースのスライダーの組み合わせで泳がされてセカンドフライ。

松山はインコースへのカットボールで、詰まらされてのセカンドフライに倒れ、完封負けを喫した。

今日の試合は、マギーの一発のみ。
それ以外では、8回を投げきった野村と、1イニング好リリーフを見せた薮田について、何の問題もないピッチングを見せてくれたし、守備に関してもミスはなかった。
せいぜい石原の送りバント失敗がミスと言えばミスとなるが、攻撃陣に責任を負わせる、というのも無理がある。

今日の負けは、菅野が良かった、仕方がない、としか言えない。



【カープ情報】2017.04.23 広島対ヤクルト 公式戦6回戦 西川今季初打席で大仕事、リリーフ陣の粘りで逆転勝利を呼び込む

2017年4月23日に行われた、広島対ヤクルトの公式戦6回戦の試合結果

広  島 030 000 130|7
ヤクルト 031 000 000|4

勝 一岡 1勝0敗
負 石山 0勝1敗
S 今村 0勝1敗2S

【本塁打】雄平1号、丸2号

先制点を与え続けているカープだったが、この試合では2回に會澤、九里の連続四球でもらったチャンスで、田中が高めに浮いた変化球を逆方向へ弾き返し、左中間を破る2点タイムリー二塁打で先制する。
さらに菊池が、三塁前へセーフティスクイズを決めて3点目。
この意表を突く3点目の奪い方は非常に良かった。

しかし、2回裏の九里のピッチングは、極端に言えば連敗中ということを意識しすぎたピッチングになったと考えられる。
先頭の雄平の内野安打は仕方がないにしても、中村のライト前ヒットでノーアウト1、3塁になったことで、西田に対し慎重に1つずつアウトを取ろうというよりは、ゲッツーの間の1点で済ませようという意識が働いたようにも思える。
ツーシームで詰まらせて内野ゴロ、という思惑が強過ぎて、初球から真ん中付近の甘いシュート。
ツーシームを投げることに意識が行き過ぎて、インコースに厳しく決めきることが疎かになったのではないだろうか。

初球を捉えられてのタイムリー二塁打に続き、大引のショートゴロの間にもう1点追加され、2アウトから坂口に逆球のストレートを、逆方向へ打ち返され、レフト前タイムリーヒットで同点に追い付かれる。
勝てる時には、1点目はともかく、2点目、3点目は我慢の投球で防げているはず。
チーム全体での流れの悪さは、感じざるを得ない。

3回裏には、山田、バレンティンを抑えておきながら、2アウトから雄平に対し、甘いカットボールが行ってしまい、右中間への本塁打で勝ち越される。
チーム状態を考えれば、この勝ち越された1点で凌ぐことが、逆転勝利への最低条件となる。

4回表のカープの攻撃では、先頭の會澤がセンター前ヒットで出塁するも、九里の送りバントは投手へのやや強めの打球。
二塁封殺されてランナーが入れ替わり、嫌な流れを感じる。
それでも田中がセンター前ヒットを放つ間に、九里が三塁を陥れる好走塁を見せて、1アウト1、3塁とチャンスが繋がった。
菊池も捉えた打球を放ったが、セカンドライナーとなってしまい、三塁ランナー九里が飛び出して、ライナーゲッツー。
久々の先制点を取った試合ではあったが、まだ良い形での試合運びは出来ていない。

九里の走塁ミスがあったとは言え、九里自身がその走塁を割り切って投球しないことには、どんどんチームが追い込まれてしまう。
4回裏のピッチングでは、2アウトから、ピッチャーの星に対し、真ん中のスライダーを捉えられレフト前ヒットを打たれてしまうが、一応切り替えてピッチングは出来ているように見えた。

しかし、5回裏には先頭の荒木にセンター前ヒットを打たれて、これで5イニング連続でランナーの出塁を許してしまった。
山田はサードゴロで二塁封殺し、ランナーが入れ替わるが、バレンティンには勝負にいけていないような四球の与え方でランナーを貯めてしまう。
1アウト1、2塁で雄平を迎えるところで、飯田がリリーフとしてマウンドに上がるが、高く弾んだショートへの当たりが内野安打になってしまう。
ここでの一打が、この試合の行方を左右する場面が訪れた。

1アウト満塁で中田がマウンドに上がり、中村との勝負。
インコース高めのツーシームで捕邪飛に打ち取り、まずは2アウトまで漕ぎ着けた。
この三連戦で当たりの出ている西田に対し、逆球の高めのストレートで1球ファールを打たせることが出来たのが効いて、投手有利のカウントで勝負することが出来た。
最後はアウトコースのストレートで見逃し三振を奪い、1アウト満塁のピンチを無失点で切り抜けられた。

相手の先発投手を早めにマウンドから降ろすことには成功しても、2番手投手に試合を立て直され、さらにビハインドとなっている試合展開は非常に重苦しい。

その2番手投手、星が3イニング目に突入した6回表、先頭の松山は撫でたようなショートゴロで1アウト。
ボールを迎えにいってしまっており、体が突っ込んでしまっているために、力強い打球が飛ばない。

逆に、安部は追い込まれてからも、しっかりと呼び込んでセンター前に弾き返している。
その安部のヒットを足がかりにしたいところで、會澤の打席でパスボールで二塁へ進むと、會澤のセカンドゴロの間に三塁へ進む。
2アウト三塁で、代打エルドレッドが打席に向かう。
3-1から、インコース狙いのストレートが、逆球でアウトコースへ入ったが、捉えきれずファールになる。
そして3-2から、今度も逆球のアウトコースのストレートがきた。
しかしボール気味だった分だけセンター方向への大飛球が伸びきらず、センターフライに倒れる。

6回裏のマウンドには一岡が上がる。
先頭の大引には、らしいライト前ヒットを打たれるが、代打の西浦の送りバントはサードへの小フライ。
坂口をインコースのストレートで捕邪飛に打ち取り2アウト。
荒木には、ストレート2球で良い形で追い込んでからの決め球が甘くはなったが、詰まらせてのレフトフライに打ち取って、何とか試合を壊さないよう、リリーフ陣が踏ん張っている。

そしてヤクルトが逃げ切り体勢に入る7回からの継投は、まず杉浦がマウンドに上がる。
ストレートの切れが良く、田中、菊池が共に振り遅れての空振り三振。
だが、丸はそのストレートに狙いを定めているのは明らか。
捕手の中村は裏をかきたかったような配球に見えたが、丸はフルカウントからのストレート勝負を読みきって、レフトスタンドへの本塁打で同点に追い付いた。
これまでは、狙い打ってもミスショットという打席が多かっただけに、ようやく状態の上向きを感じさせる打席だった。

新井には、追い込んでからのスライダー勝負に切り替え、新井は空振り三振。

同点に追い付いた7回裏は、回跨ぎで一岡が続投。
現状のカープは、7回を任せる投手を決めかねている。
昨日、薮田が雨の中、バランスを崩しながら投げていなければ、薮田の出番だったかもしれないが、九里が早めにマウンドを降りており、延長を見越して出来るだけ一岡を引っ張っておきたいと考えるのも仕方がない。

その一岡は、先頭の山田には長打警戒で追い込んでから四球を与えてしまうが、バレンティンは4-6-3のゲッツー。
そして雄平を一塁ゴロに抑え、無失点で攻撃にバトンを渡すことにも成功しているし、投手起用も嵌った。
守備から流れを作る、というのはこういうことだろう。

8回表の攻撃は、鈴木は三遊間へ、鋭い打球を放つ。
サードの西浦が上手く打球を叩き落し、一塁へ送球したが、ショートバウンドをファースト西田が捕球できず、エラーで出塁する。
松山の打席では、鈴木の足を警戒し、執拗に牽制を行っていたことで、松山への集中が若干削がれたのか、インコースへのストレートがやや甘く入り、良い当たりではなかったセンター前へ抜けていく。
そして安部の送りバントを、石山が三塁へ送ったがフィルダースチョイスとなり、ノーアウト満塁。
會澤は三振に倒れたが、今季初打席となる代打西川を起用。
この起用がずばりと当たり、1ストライク後のスライダーを捉え、右中間突破の2点タイムリー二塁打で勝ち越し。
怪我で出遅れていた西川が、大仕事をやってのけた。

相手のエラーでもらったチャンスを逃さずに得点に結び付ける。
これが、連敗中に欠けていた攻撃。

田中も初球を捉えてライト前タイムリーヒットを放ち、さらに1点追加。
菊池の打席でダブルスチール狙いもありつつの、田中の二盗が決まり、1アウト2、3塁となる。
菊池は一邪飛に倒れ、丸も低めのフォークで空振り三振に倒れたが、大きな3点が入った。

8回表に勝ち越せば、悩むことなくジャクソンと今村を投入する流れになる。
先頭の中村を三球三振、西田を1球でファーストゴロ、大引にはフルカウントになったが、最後はスライダーでタイミングを外してセンターフライに打ち取り、危なげなく三者凡退に抑えた。

9回裏は今村がマウンドに上がり、先頭の西浦をストレートで三球三振。
坂口をフォークで空振り三振に打ち取ったものの、振り逃げで出塁を許す。
続く鵜久森をストレートで見逃し三振。

これで三者連続3球三振というピッチングだったのだが、山田には同じ様には攻められない。
フルカウントの末にフォークを見極められ、四球とな2アウト1、2塁。
そして、バレンティンが打席に向かってくる。
ここで、アウトコースのストレートをセンター返し、今村のグラブの下を抜けていく速い打球だったが、菊池もセンター方向への打球を頭に入れていた。
二塁ベースの後ろ付近で捕球し、ポジショニングで3アウト目を掴み取った。

ようやく連敗脱出となった試合は、先制したものの先発の九里が大崩れ、とまではいかないが早めにマウンドを降りる、我慢の展開となった。
そこを救ったのは、5回の1アウト満塁のピンチを凌ぎきった中田のリリーフと、さらに回跨ぎで無失点リレーを繋いだ一岡。
もちろん守備陣も良い動きを見せ、隙を見せないプレーが終盤の反撃を生んだ。





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